JP2613066B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP2613066B2 JP2613066B2 JP62307700A JP30770087A JP2613066B2 JP 2613066 B2 JP2613066 B2 JP 2613066B2 JP 62307700 A JP62307700 A JP 62307700A JP 30770087 A JP30770087 A JP 30770087A JP 2613066 B2 JP2613066 B2 JP 2613066B2
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- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来技術] 近年、車載用の無線ファクシミリ装置が実用されつつ
あり、この無線ファクシミリ装置で自動車電話回線を利
用して一般の電話回線に接続されているグループ3ファ
クシミリ装置と画情報伝送を実現できるようにするため
には、グループ3ファクシミリ装置と同一の伝送制御手
順信号体系を使用する必要がある。
あり、この無線ファクシミリ装置で自動車電話回線を利
用して一般の電話回線に接続されているグループ3ファ
クシミリ装置と画情報伝送を実現できるようにするため
には、グループ3ファクシミリ装置と同一の伝送制御手
順信号体系を使用する必要がある。
CCITT(国際電信電話諮問委員会)で勧告されている
グリープ3ファクシミリ装置の伝送制御手順では、伝送
制御手順信号(以下、単に手順信号という)を誤りなく
相手装置とやりとりするために、手順信号をHDLC(ハイ
レベルデータリンクコントロール)手順のフレーム形式
に準拠したフレーム形式でフレーム化している。
グリープ3ファクシミリ装置の伝送制御手順では、伝送
制御手順信号(以下、単に手順信号という)を誤りなく
相手装置とやりとりするために、手順信号をHDLC(ハイ
レベルデータリンクコントロール)手順のフレーム形式
に準拠したフレーム形式でフレーム化している。
このHDLC手順のフレームは、相手先を指定するアドレ
スフィールド、フレームの処理内容を制御するためのコ
ントロールフィールド、伝送データからなる情報フィー
ルド、および、伝送誤りを検出するためのフレームチェ
ックシーケンスよりなり、その前後に一定のビットパタ
ーンからなるフラグシーケンスが付加された形式をも
つ。
スフィールド、フレームの処理内容を制御するためのコ
ントロールフィールド、伝送データからなる情報フィー
ルド、および、伝送誤りを検出するためのフレームチェ
ックシーケンスよりなり、その前後に一定のビットパタ
ーンからなるフラグシーケンスが付加された形式をも
つ。
フレームチェックシーケンスは、アドレスフィール
ド、コントロールフィールド、および、情報フィールド
のデータをビット順序に規定の生成多項式に基づいたCR
C(巡回冗長符号)演算を実行して得られた16ビットの
データパターンであり、受信側は、アドレスフィール
ド、コントロールフィールド、情報フィールド、およ
び、フレームチェックシーケンスのビットパターンを、
ビット順序に、生成時と同一の生成多項式に基づいたCR
C演算を実行し、その結果として剰余が一定パターンに
なったときに伝送誤りがなく、剰余が一定パターン以外
になったときに、伝送誤りが発生したとして判定する。
ド、コントロールフィールド、および、情報フィールド
のデータをビット順序に規定の生成多項式に基づいたCR
C(巡回冗長符号)演算を実行して得られた16ビットの
データパターンであり、受信側は、アドレスフィール
ド、コントロールフィールド、情報フィールド、およ
び、フレームチェックシーケンスのビットパターンを、
ビット順序に、生成時と同一の生成多項式に基づいたCR
C演算を実行し、その結果として剰余が一定パターンに
なったときに伝送誤りがなく、剰余が一定パターン以外
になったときに、伝送誤りが発生したとして判定する。
そして、伝送誤りが発生したと判定したときには、そ
の受信した手順信号に応答する手順信号を返送せず、同
一の手順信号が相手より再送されるのを待つ。
の受信した手順信号に応答する手順信号を返送せず、同
一の手順信号が相手より再送されるのを待つ。
手順信号の送信側では、送信した手順信号に応答する
手順信号が一定時間内に受信側より送信されてこなかっ
た場合には、同一の手順信号を再送し、この再送を一定
回数(例えば3回)繰り返し行なった場合には、その時
点で回線切断命令等を送信して伝送処理を打ち切るよう
にしている。
手順信号が一定時間内に受信側より送信されてこなかっ
た場合には、同一の手順信号を再送し、この再送を一定
回数(例えば3回)繰り返し行なった場合には、その時
点で回線切断命令等を送信して伝送処理を打ち切るよう
にしている。
ところが、このグループ3ファクシミリ装置の伝送制
御手順信号体系は、比較的伝送状態の良好な有線の電話
回線を利用することを前提に構成されており、これを、
伝送状態が悪化する可能性の大きい無線の自動車電話回
線で使用する無線ファクシミリ装置にそのまま適用した
場合、従来、伝送誤りが頻発し、適切な画情報伝送を実
行できないというおそれがあった。
御手順信号体系は、比較的伝送状態の良好な有線の電話
回線を利用することを前提に構成されており、これを、
伝送状態が悪化する可能性の大きい無線の自動車電話回
線で使用する無線ファクシミリ装置にそのまま適用した
場合、従来、伝送誤りが頻発し、適切な画情報伝送を実
行できないというおそれがあった。
[目的] 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、画情報伝送の効率を向上できるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、画情報伝送の効率を向上できるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
[構成] 本発明は、HDLC手順のフレームフォーマットを用いて
無線回線による通信を実行するファクシミリ装置におい
て、受信したフレームデータのアドレスフィールドとコ
ントロールフィールドのデータをそれぞれ誤りのない所
定のビットパターンに置換するデータ置換手段と、上記
データ置換手段により置換されたフレームデータに基づ
いてCRC演算を実行して受信したフレームデータの伝送
誤りを検出する誤り検出手段を備えるようにしたもので
ある。
無線回線による通信を実行するファクシミリ装置におい
て、受信したフレームデータのアドレスフィールドとコ
ントロールフィールドのデータをそれぞれ誤りのない所
定のビットパターンに置換するデータ置換手段と、上記
データ置換手段により置換されたフレームデータに基づ
いてCRC演算を実行して受信したフレームデータの伝送
誤りを検出する誤り検出手段を備えるようにしたもので
ある。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかる無線ファクシミ
リ装置を示している。
リ装置を示している。
同図において、無線ファクシミリ装置は、画情報の読
み取りと記録さらには所定の伝送制御手順を行なうファ
クシミリ装置FXと、自動車電話の中継局等(図示略)と
空中線を用いてデータを伝送するための無線装置WRから
構成されている。
み取りと記録さらには所定の伝送制御手順を行なうファ
クシミリ装置FXと、自動車電話の中継局等(図示略)と
空中線を用いてデータを伝送するための無線装置WRから
構成されている。
ファクシミリ装置FXにおいて、システム制御部1はこ
のファクシミリ装置の内部処理および各要素の制御処理
を行なうためのものであり、スキャナ2は原稿画像を所
定の解像度で読み取るためのものであり、プロッタ3は
記録画像を所定の解像度で記録出力するためのものであ
り、符号化復号化部4は画信号を符号化圧縮するととも
に符号化圧縮された画情報を元の画信号に復号化するた
めものである。
のファクシミリ装置の内部処理および各要素の制御処理
を行なうためのものであり、スキャナ2は原稿画像を所
定の解像度で読み取るためのものであり、プロッタ3は
記録画像を所定の解像度で記録出力するためのものであ
り、符号化復号化部4は画信号を符号化圧縮するととも
に符号化圧縮された画情報を元の画信号に復号化するた
めものである。
操作表示部5はこのファクシミリ装置を操作するため
に必要な各種の操作キー、および、各種の操作ガイダン
ス用メッセージ等を表示する表示器等からなるものであ
る。
に必要な各種の操作キー、および、各種の操作ガイダン
ス用メッセージ等を表示する表示器等からなるものであ
る。
通信制御部6は所定のファクシミリ伝送制御手順を実
行するためのものであり、モデム7はデータ伝送のため
の所定の変復調処理を行なうためのものであり、無線イ
ンタフエース回路8はこのファクシミリ装置FXと無線装
置WRを相互に接続するためのものである。
行するためのものであり、モデム7はデータ伝送のため
の所定の変復調処理を行なうためのものであり、無線イ
ンタフエース回路8はこのファクシミリ装置FXと無線装
置WRを相互に接続するためのものである。
HDLCフレームデータ置換部9は伝送制御手順信号(以
下、単に手順信号という)を構成するフレームデータの
うち、アドレスフィールドおよびコントロールフィール
ドを規定のビットパターン(後述)で置換するためのも
のであり、その機能は、スイッチ10によってオンオフさ
れる。
下、単に手順信号という)を構成するフレームデータの
うち、アドレスフィールドおよびコントロールフィール
ドを規定のビットパターン(後述)で置換するためのも
のであり、その機能は、スイッチ10によってオンオフさ
れる。
また、システム制御部1、スキャナ2、プロッタ3、
符号化復号化部4、操作表示部5、通信制御部6、モデ
ム7、無線インタフエース回路8、および、HDLCフレー
ムデータ置換部9は、バスライン11を介して必要なデー
タを相互にやりとりしている。
符号化復号化部4、操作表示部5、通信制御部6、モデ
ム7、無線インタフエース回路8、および、HDLCフレー
ムデータ置換部9は、バスライン11を介して必要なデー
タを相互にやりとりしている。
手順信号を構成するフレームデータのフレーム形式を
第2図(a)に示す。
第2図(a)に示す。
フレームデータは、相手先を指定する8ビットのデー
タパターンからなるアドレスフィールドAF、フレームの
処理内容を制御するための8ビットのデータパターンか
らなるコントロールフィールドCF、手順信号の中身をあ
らわす8ビットのデータパターンからなるファクシミリ
コントロールフィールドFCF、手順信号のパラメータか
らなるファクシミリ情報フィールドFIF、および、伝送
誤りを検出するためのフレームチェックシーケンスFCS
よりなり、その前後に一定のビットパターンからなるフ
ラグシーケンスF1,F2が付加された形式をもつ。
タパターンからなるアドレスフィールドAF、フレームの
処理内容を制御するための8ビットのデータパターンか
らなるコントロールフィールドCF、手順信号の中身をあ
らわす8ビットのデータパターンからなるファクシミリ
コントロールフィールドFCF、手順信号のパラメータか
らなるファクシミリ情報フィールドFIF、および、伝送
誤りを検出するためのフレームチェックシーケンスFCS
よりなり、その前後に一定のビットパターンからなるフ
ラグシーケンスF1,F2が付加された形式をもつ。
また、フレームチェックシーケンスFCSは、アドレス
フィールドAF、コントロールフィールドCF、ファクシミ
リコントロールフィールドFCF、および、ファクシミリ
情報フィールドFIFのデータを、ビット順序に規定の生
成多項式に基づいたCRC(巡回冗長符号)演算を実行し
て得られた16ビットのデータパターンであり、ファクシ
ミリコントロールフィールドFCFとファクシミリ情報フ
ィールドFIFをあわせた部分が、HDLC手順フレームの情
報フィールドIFに相当する。
フィールドAF、コントロールフィールドCF、ファクシミ
リコントロールフィールドFCF、および、ファクシミリ
情報フィールドFIFのデータを、ビット順序に規定の生
成多項式に基づいたCRC(巡回冗長符号)演算を実行し
て得られた16ビットのデータパターンであり、ファクシ
ミリコントロールフィールドFCFとファクシミリ情報フ
ィールドFIFをあわせた部分が、HDLC手順フレームの情
報フィールドIFに相当する。
ここで、アドレスフィールドAFは、HDLC手順フレーム
において不特定な相手先をあらわすグローバルアドレス
に固定されており、そのビットパターンは、第2図
(b)に示すように、FFH(Hは16進数をあらわす;以
下同じ)である。
において不特定な相手先をあらわすグローバルアドレス
に固定されており、そのビットパターンは、第2図
(b)に示すように、FFH(Hは16進数をあらわす;以
下同じ)である。
また、コントロールフィールドCFは、後続に連続して
複数のフレームデータが伝送される場合には、同図
(c)に示すように、COHのビットパターンが、後続す
るフレームデータがない場合には、同図(d)に示すよ
うに、C8Hのビットパターンが設定される。
複数のフレームデータが伝送される場合には、同図
(c)に示すように、COHのビットパターンが、後続す
るフレームデータがない場合には、同図(d)に示すよ
うに、C8Hのビットパターンが設定される。
このようにして、手順信号を構成しているフレームデ
ータのうち、アドレスフィールドAFとコントロールフィ
ールドCFのビットパターンがあらかじめわかるので、ア
ドレスフィールドAFあるいはコントロールフィールドCF
のいずれか、あるいは両方に伝送誤りを生じている場合
には、その伝送誤りを解消できる。
ータのうち、アドレスフィールドAFとコントロールフィ
ールドCFのビットパターンがあらかじめわかるので、ア
ドレスフィールドAFあるいはコントロールフィールドCF
のいずれか、あるいは両方に伝送誤りを生じている場合
には、その伝送誤りを解消できる。
すなわち、アドレスフィールドAF、コントロールフィ
ールドCF、ファクシミリコントロールフィールドFCF、
ファクシミリ情報フィールドFIF、および、フレームチ
ェックシーケンスFCSのビットパターンを、ビット順序
に、生成時と同一の生成多項式に基づいたCRC演算を実
行して伝送誤りを判定するとき、アドレスフィールドAF
のビットパターンをFFHに置換し、コントロールフィー
ルドCFのビットパターンをCOHあるいはC8Hに置換して、
アドレスフィールドAFおよびコントロールフィールドCF
に伝送誤りを含まない状態でCRC演算を実行すれば、ア
ドレスフィールドAFおよびコントロールフィールドCFの
伝送誤りを解消できる。
ールドCF、ファクシミリコントロールフィールドFCF、
ファクシミリ情報フィールドFIF、および、フレームチ
ェックシーケンスFCSのビットパターンを、ビット順序
に、生成時と同一の生成多項式に基づいたCRC演算を実
行して伝送誤りを判定するとき、アドレスフィールドAF
のビットパターンをFFHに置換し、コントロールフィー
ルドCFのビットパターンをCOHあるいはC8Hに置換して、
アドレスフィールドAFおよびコントロールフィールドCF
に伝送誤りを含まない状態でCRC演算を実行すれば、ア
ドレスフィールドAFおよびコントロールフィールドCFの
伝送誤りを解消できる。
これによって、実質的な伝送対象である情報フィール
ドFIの伝送誤りのみを、伝送誤りとして判定することが
できる。
ドFIの伝送誤りのみを、伝送誤りとして判定することが
できる。
第3図は、かかる伝送誤り判定のための処理例を示し
ている。なお、この処理は、通信制御部6およびHDLCフ
レームデータ置換部9が共同して行なう。
ている。なお、この処理は、通信制御部6およびHDLCフ
レームデータ置換部9が共同して行なう。
まず、HDLCフレームデータ置換部9の動作を有効/無
効を設定するスイッチ10がオンされているかどうかを調
べる(判断101)。スイッチ10がオンされていて判断101
の結果がYESになる場合には、HDLCフレームデータ置換
部9の動作が有効に設定されているので、受信した手順
信号のアドレスフィールドAFの代わりにFFHをCRC演算し
(処理102)、コントロールフィールドCFの代わりにC8H
をCRC演算する(処理103)。
効を設定するスイッチ10がオンされているかどうかを調
べる(判断101)。スイッチ10がオンされていて判断101
の結果がYESになる場合には、HDLCフレームデータ置換
部9の動作が有効に設定されているので、受信した手順
信号のアドレスフィールドAFの代わりにFFHをCRC演算し
(処理102)、コントロールフィールドCFの代わりにC8H
をCRC演算する(処理103)。
続いて、ファクシミリコントロールフィールドFCF、
ファクシミリ情報フィールドFIF、および、フレームチ
ェックシーケンスFCSのビットパターンを順次ビット順
序にCRC演算し(処理104,105,106)、その結果、CRC演
算の剰余が一定パターン以外になっていて伝送誤りが発
生しているかどうかを調べる(判断107)。
ファクシミリ情報フィールドFIF、および、フレームチ
ェックシーケンスFCSのビットパターンを順次ビット順
序にCRC演算し(処理104,105,106)、その結果、CRC演
算の剰余が一定パターン以外になっていて伝送誤りが発
生しているかどうかを調べる(判断107)。
判断107の結果がNOになるときには、その手順信号の
データフレームには伝送誤りを生じていないので、次の
手順に移行する(処理108)。
データフレームには伝送誤りを生じていないので、次の
手順に移行する(処理108)。
判断107の結果がYESになるときには、コントロールフ
ィールドCFを置換するビットパターンをCOHに変更した
状態で、上述と同様のCRC演算を実行し(処理109,110,1
11,112,113)、伝送誤りが発生しているかどうかを調べ
る(判断114)。
ィールドCFを置換するビットパターンをCOHに変更した
状態で、上述と同様のCRC演算を実行し(処理109,110,1
11,112,113)、伝送誤りが発生しているかどうかを調べ
る(判断114)。
判断114の結果がNOになるときには、伝送誤りを生じ
ていないので、処理108に移行し、また、判断114の結果
がYESになるときには、伝送誤りを生じている場合なの
で、受信した手順信号を無視し(処理115)、受信待機
状態に戻る。
ていないので、処理108に移行し、また、判断114の結果
がYESになるときには、伝送誤りを生じている場合なの
で、受信した手順信号を無視し(処理115)、受信待機
状態に戻る。
また、スイッチ10がオフしていて、HDLCフレームデー
タ置換部9の動作が無効に設定されている場合には、ア
ドレスフィールドAF、コントロールフィールドCF、ファ
クシミリコントロールフィールドFCF、ファクシミリ情
報フィールドFIF、および、フレームチェックシーケン
スFCSのビットパターンを順次ビット順序にCRC演算し
(処理116,117,118,119,120)、判断114に移行して、伝
送誤りの有無を判定する。
タ置換部9の動作が無効に設定されている場合には、ア
ドレスフィールドAF、コントロールフィールドCF、ファ
クシミリコントロールフィールドFCF、ファクシミリ情
報フィールドFIF、および、フレームチェックシーケン
スFCSのビットパターンを順次ビット順序にCRC演算し
(処理116,117,118,119,120)、判断114に移行して、伝
送誤りの有無を判定する。
これにより、スイッチ10がオンされていて、HDLCフレ
ームデータ置換部9の動作が有効に設定されている場合
には、アドレスフィールドAFおよびコントロールフィー
ルドCFに生じている伝送誤りが解消された状態でCRC演
算がなされるので、伝送誤りが生じる確率を抑制するこ
とができ、それによって、手順信号の伝送効率が向上す
る。
ームデータ置換部9の動作が有効に設定されている場合
には、アドレスフィールドAFおよびコントロールフィー
ルドCFに生じている伝送誤りが解消された状態でCRC演
算がなされるので、伝送誤りが生じる確率を抑制するこ
とができ、それによって、手順信号の伝送効率が向上す
る。
したがって、この無線ファクシミリ装置を自動車電話
回線で使用するときに、一般の電話回線に接続されてい
るファクシミリ装置と円滑に手順信号をやりとりするこ
とができ、伝送効率が格段に向上する。
回線で使用するときに、一般の電話回線に接続されてい
るファクシミリ装置と円滑に手順信号をやりとりするこ
とができ、伝送効率が格段に向上する。
なお、この処理で、コントロールフィールドCFの置換
パターンとして、最初にC8Hを用いているのは、手順信
号が連続する場合が非常に少なく、多くの場合は1つの
手順信号のみがやりとりされるからである。
パターンとして、最初にC8Hを用いているのは、手順信
号が連続する場合が非常に少なく、多くの場合は1つの
手順信号のみがやりとりされるからである。
なお、他の部分の動作は、直接本発明と関係しないの
で、その説明を省略する。
で、その説明を省略する。
ところで、上述した実施例では、受信した手順信号に
伝送誤りが生じていることを判定すると、その受信した
手順信号を廃棄し、その手順信号の送信元から同一の手
順信号が再送されてくるのを待っているが、その再送要
求を積極的に行なうようにする装置にも、同様にして本
発明を適用できる。
伝送誤りが生じていることを判定すると、その受信した
手順信号を廃棄し、その手順信号の送信元から同一の手
順信号が再送されてくるのを待っているが、その再送要
求を積極的に行なうようにする装置にも、同様にして本
発明を適用できる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、HDLC手順のフ
レームフォーマットを用いて無線回線による通信を実行
するファクシミリ装置において、受信したフレームデー
タのアドレスフィールドとコントロールフィールドのデ
ータをそれぞれ誤りのない所定のビットパターンに置換
するデータ置換手段と、上記データ置換手段により置換
されたフレームデータに基づいてCRC演算を実行して受
信したフレームデータの伝送誤りを検出する誤り検出手
段を備えたので、伝送誤りの確率が抑制されて画情報伝
送の効率が向上するという効果を得る。
レームフォーマットを用いて無線回線による通信を実行
するファクシミリ装置において、受信したフレームデー
タのアドレスフィールドとコントロールフィールドのデ
ータをそれぞれ誤りのない所定のビットパターンに置換
するデータ置換手段と、上記データ置換手段により置換
されたフレームデータに基づいてCRC演算を実行して受
信したフレームデータの伝送誤りを検出する誤り検出手
段を備えたので、伝送誤りの確率が抑制されて画情報伝
送の効率が向上するという効果を得る。
第1図は本発明の一実施例にかかる無線ファクシミリ装
置を示すブロック図、第2図(a)はフレーム形式を示
した信号配置図、同図(b)はアドレスフィールドのデ
ータパターンを示す信号配置図、同図(c),(d)は
コントロールフィールドのデータパターンを示す信号配
置図、第3図はCRC演算処理例を示すフローチャートで
ある。 6……通信制御部、9……HDLCフレームデータ置換部、
10……スイッチ。
置を示すブロック図、第2図(a)はフレーム形式を示
した信号配置図、同図(b)はアドレスフィールドのデ
ータパターンを示す信号配置図、同図(c),(d)は
コントロールフィールドのデータパターンを示す信号配
置図、第3図はCRC演算処理例を示すフローチャートで
ある。 6……通信制御部、9……HDLCフレームデータ置換部、
10……スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】HDLC手順のフレームフォーマットを用いて
無線回線による通信を実行するファクシミリ装置におい
て、 受信したフレームデータのアドレスフィールドとコント
ロールフィールドのデータをそれぞれ誤りのない所定の
ビットパターンに置換するデータ置換手段と、 上記データ置換手段により置換されたフレームデータに
基づいてCRC演算を実行して受信したフレームデータの
伝送誤りを検出する誤り検出手段を備えたことを特徴と
するファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307700A JP2613066B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307700A JP2613066B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149680A JPH01149680A (ja) | 1989-06-12 |
JP2613066B2 true JP2613066B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=17972181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62307700A Expired - Lifetime JP2613066B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613066B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP62307700A patent/JP2613066B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01149680A (ja) | 1989-06-12 |
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