JP2649683B2 - 無線電話ファクシミリ装置の伝送制御方法 - Google Patents
無線電話ファクシミリ装置の伝送制御方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、無線電話ファクシミリ装置の伝送制御方法
に関する。
に関する。
[従来技術] 近年、自動車電話装置を伝送手段として用いる自動車
電話ファクシミリ装置が提供されている。
電話ファクシミリ装置が提供されている。
かかる自動車電話ファクシミリ装置は、自動車電話フ
ァクシミリ装置相互のみならず、一般の公衆電話回線に
接続されているグループ3ファクシミリ装置とも画情報
伝送を行なえるように、グループ3ファクシミリ装置と
同等の伝送機能を備えている。
ァクシミリ装置相互のみならず、一般の公衆電話回線に
接続されているグループ3ファクシミリ装置とも画情報
伝送を行なえるように、グループ3ファクシミリ装置と
同等の伝送機能を備えている。
さて、グループ3ファクシミリ装置では、画情報伝送
の手順を進めるための伝送制御手順信号(バイナリ信
号)をHDLC(ハイレベル・データ・リンク制御)手順に
準拠したフレーム形式で伝送しており、その一般形を第
4図(a)に示す。
の手順を進めるための伝送制御手順信号(バイナリ信
号)をHDLC(ハイレベル・データ・リンク制御)手順に
準拠したフレーム形式で伝送しており、その一般形を第
4図(a)に示す。
伝送制御手順信号フレームは、所定の8ビットパター
ンのフラグシーケンスFを一定数繰り返してなり、受信
側の同期を取るためのプリアンブルPAと、ファクシミリ
装置の非標準的な機能を設定するための伝送制御手順信
号を伝送するための非標準機能フレームFNS、被呼局
(着呼局)の識別情報を伝送するための被呼端末識別フ
レームFCD、および、標準的な伝送制御手順信号を伝送
するためのデジタル識別フレームFDIからなるバイナリ
情報フレームBFより構成される。
ンのフラグシーケンスFを一定数繰り返してなり、受信
側の同期を取るためのプリアンブルPAと、ファクシミリ
装置の非標準的な機能を設定するための伝送制御手順信
号を伝送するための非標準機能フレームFNS、被呼局
(着呼局)の識別情報を伝送するための被呼端末識別フ
レームFCD、および、標準的な伝送制御手順信号を伝送
するためのデジタル識別フレームFDIからなるバイナリ
情報フレームBFより構成される。
これらの被標準機能フレームFNS、被呼端末機別フレ
ームFCD、および、デジタル識別フレームFDIは、それぞ
れ、第4図(a)に示したように構成されている。
ームFCD、および、デジタル識別フレームFDIは、それぞ
れ、第4図(a)に示したように構成されている。
このフレーム形式は、第4図(b)に示すように、2
つのフラグシーケンスF1,F2、所定の8ビットパターン
(グローバルアドレス)からなるアドレスフィールト
A、ファクシミリ装置に固有な8バットパターンからな
る制御フィールドC、ファクシミリ伝送手順信号の8ビ
ットパターンが配置されるファクシミリ制御フィールド
FCF、そのファクシミリ伝送手順信号に付加される各種
の情報が配置されるファクシミリ情報フィールドFIF、
アドレスフィールドAからファクシミリ情報フィールド
FIFまでの誤り検出のための16ビットのCRC(巡回冗長検
査)符号が配置されるフレームチェックシーケンスFC
S、および、フラグシーケンスF3を順次並べて形成され
る。
つのフラグシーケンスF1,F2、所定の8ビットパターン
(グローバルアドレス)からなるアドレスフィールト
A、ファクシミリ装置に固有な8バットパターンからな
る制御フィールドC、ファクシミリ伝送手順信号の8ビ
ットパターンが配置されるファクシミリ制御フィールド
FCF、そのファクシミリ伝送手順信号に付加される各種
の情報が配置されるファクシミリ情報フィールドFIF、
アドレスフィールドAからファクシミリ情報フィールド
FIFまでの誤り検出のための16ビットのCRC(巡回冗長検
査)符号が配置されるフレームチェックシーケンスFC
S、および、フラグシーケンスF3を順次並べて形成され
る。
なお、バイナリ情報フレームBFを構成する被標準機能
フレームFNSと被呼端末識別フレームFCDは、全ての種類
の伝送制御手順信号のデータフレームを必ずしも構成す
るものではなく、デジタル識別フレームFDIのみからな
る場合もある。
フレームFNSと被呼端末識別フレームFCDは、全ての種類
の伝送制御手順信号のデータフレームを必ずしも構成す
るものではなく、デジタル識別フレームFDIのみからな
る場合もある。
そして、このような伝送制御手順信号フレームを受信
したときには、第5図に示した受信処理を行なってい
た。
したときには、第5図に示した受信処理を行なってい
た。
すなわち、フレームを受信すると(処理101)、フレ
ームチェックシーケンスFCSを参照して受信フレームに
伝送誤りが生じているかどうかを判定し(判断102)、
判断102の結果がYESになるときには、ファクシミリ制御
フィールドFCFのデータを取り出して(処理103)、その
データがいずれかのファクシミリ伝送手順信号の8ビッ
トパターンに一致するかどうを判定する。判断(10
4)。
ームチェックシーケンスFCSを参照して受信フレームに
伝送誤りが生じているかどうかを判定し(判断102)、
判断102の結果がYESになるときには、ファクシミリ制御
フィールドFCFのデータを取り出して(処理103)、その
データがいずれかのファクシミリ伝送手順信号の8ビッ
トパターンに一致するかどうを判定する。判断(10
4)。
そして、判断104の結果がYESになるときには、ファク
シミリ情報フィールドFIFのデータを取り出して、対応
する手順信号の処理を行なう(処理105)。
シミリ情報フィールドFIFのデータを取り出して、対応
する手順信号の処理を行なう(処理105)。
このようにして、フレームチェックシーケンスFCSを
参照して伝送誤りを検出しているので、ファクシミリ装
置が誤動作することを防止できる。
参照して伝送誤りを検出しているので、ファクシミリ装
置が誤動作することを防止できる。
一方、自動車電話ファクシミリ装置では、自動車電話
装置の伝搬路の状態によって伝送誤りが発生する可能性
が、有線のグループ3ファクシミリ装置に比べて大きい
ため、伝送制御手順信号にも伝送誤りを発生する可能性
がある。
装置の伝搬路の状態によって伝送誤りが発生する可能性
が、有線のグループ3ファクシミリ装置に比べて大きい
ため、伝送制御手順信号にも伝送誤りを発生する可能性
がある。
そこで、従来、かかる伝送誤りを解消できるように、
第4図(c)に示したようにアドレスフィールドAから
ファクシミリ情報フィールドFIFまでのデータの誤り訂
正を行なうための誤り訂正符号を配置するための誤り訂
正フィールドECFを、ファクシミリ情報フィールドFIFと
フレームチェックシーケンスFCSの間に設定していた。
第4図(c)に示したようにアドレスフィールドAから
ファクシミリ情報フィールドFIFまでのデータの誤り訂
正を行なうための誤り訂正符号を配置するための誤り訂
正フィールドECFを、ファクシミリ情報フィールドFIFと
フレームチェックシーケンスFCSの間に設定していた。
そして、このような誤り訂正フィールドECFが付加さ
れた伝送制御手順信号フレームを受信した自動車電話フ
ァクシミリ装置は、フレームチェックシーケンスFCSを
参照して伝送誤りが検出されたときには、その誤り訂正
フィールドECFの誤り訂正符号を参照してアドレスフィ
ールドAからファクシミリ情報フィールドFIFまでのデ
ータの誤り訂正を行ない、その情愛で、再度フレームチ
ェックシーケンスFCSを参照して伝送誤りを判定する。
れた伝送制御手順信号フレームを受信した自動車電話フ
ァクシミリ装置は、フレームチェックシーケンスFCSを
参照して伝送誤りが検出されたときには、その誤り訂正
フィールドECFの誤り訂正符号を参照してアドレスフィ
ールドAからファクシミリ情報フィールドFIFまでのデ
ータの誤り訂正を行ない、その情愛で、再度フレームチ
ェックシーケンスFCSを参照して伝送誤りを判定する。
そして、そのときに伝送誤りが検出されなかったとき
には、誤り訂正フィールドECFを除去した状態で、第5
図の処理103以降と同じ処理を実行して、伝送制御手順
信号の処理を行なう。
には、誤り訂正フィールドECFを除去した状態で、第5
図の処理103以降と同じ処理を実行して、伝送制御手順
信号の処理を行なう。
ところが、上述したように、自動車電話ファクシミリ
装置が公衆電話回線網に接続しているグループ3ファク
シミリ装置と画情報伝送を行なうとき、次のような不都
合を生じていた。
装置が公衆電話回線網に接続しているグループ3ファク
シミリ装置と画情報伝送を行なうとき、次のような不都
合を生じていた。
すなわち、自動車電話ファクシミリ装置から送信され
た第4図(c)に示したように誤り訂正フィールドECF
が付加された伝送制御手順信号フレームに対して、グル
ープ3ファクシミリ装置が第5図に示した処理を行なう
と、誤り訂正フィールドECFがファクシミリ情報フィー
ルドFIF、あるいは、その一部として判断されるため
に、自動車電話ファクシミリ装置が予期しない動作を、
グループ3フィールド装置が行ない、適切な画情報伝送
がなされないという不都合を生じていた。
た第4図(c)に示したように誤り訂正フィールドECF
が付加された伝送制御手順信号フレームに対して、グル
ープ3ファクシミリ装置が第5図に示した処理を行なう
と、誤り訂正フィールドECFがファクシミリ情報フィー
ルドFIF、あるいは、その一部として判断されるため
に、自動車電話ファクシミリ装置が予期しない動作を、
グループ3フィールド装置が行ない、適切な画情報伝送
がなされないという不都合を生じていた。
[目的] 本発明は、かかる従来技術の課題を解消するためにな
されたものであり、グループ3ファクシミリ装置と適切
な画情報伝送を行なえる無線電話ファクシミリ装置の伝
送制御方法を提供することを目的とする。
されたものであり、グループ3ファクシミリ装置と適切
な画情報伝送を行なえる無線電話ファクシミリ装置の伝
送制御方法を提供することを目的とする。
[構成] 本発明は、伝送手段として無線電話装置を用いる無線
電話ファクシミリ装置の伝送制御方法において、伝送制
御手順信号の送信側は、標準の伝送制御手段手順信号フ
レームと、非標準の伝送制御手順信号が配置されるとと
もに誤り訂正符号が付加されている非標準伝送制御手順
信号フレームを送信し、伝送制御手順信号の受信側は、
受信した伝送制御手順信号フレームに伝送誤りを生じて
いたときには、受信フレームに付加されている誤り訂正
符号を参照して受信フレームの誤り訂正を行い、再度伝
送誤りの検出を行い、その結果伝送誤りを生じていない
と判定され、かつ、その伝送制御手順信号が非標準の伝
送制御手順信号のときには、その非標準の伝送制御手順
信号を受信信号として用いるようにしたものである。
電話ファクシミリ装置の伝送制御方法において、伝送制
御手順信号の送信側は、標準の伝送制御手段手順信号フ
レームと、非標準の伝送制御手順信号が配置されるとと
もに誤り訂正符号が付加されている非標準伝送制御手順
信号フレームを送信し、伝送制御手順信号の受信側は、
受信した伝送制御手順信号フレームに伝送誤りを生じて
いたときには、受信フレームに付加されている誤り訂正
符号を参照して受信フレームの誤り訂正を行い、再度伝
送誤りの検出を行い、その結果伝送誤りを生じていない
と判定され、かつ、その伝送制御手順信号が非標準の伝
送制御手順信号のときには、その非標準の伝送制御手順
信号を受信信号として用いるようにしたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかる自動車電話ファ
クシミリ装置を示している。
クシミリ装置を示している。
同図において、画情報の発生/記録機能を備えたファ
クシミリ装置1は、自動車電話装置2と、インタフェー
ス回路3を介して接続され、送受信信号をやりとりして
いる。
クシミリ装置1は、自動車電話装置2と、インタフェー
ス回路3を介して接続され、送受信信号をやりとりして
いる。
ファクシミリ装置1において、システム制御部11は、
ファクシミリ装置1の全体の制御処理を行なうためのも
のであり、スキャナ12は、送信原稿を所定の解像度で読
み取るためのものであり、プロッタ13は、画像を所定の
解像度で記録出力するためのものである。
ファクシミリ装置1の全体の制御処理を行なうためのも
のであり、スキャナ12は、送信原稿を所定の解像度で読
み取るためのものであり、プロッタ13は、画像を所定の
解像度で記録出力するためのものである。
操作表示部14は、このファクシミリ装置を操作するた
めのものであり、符号化復号化部15は、送信画信号を符
号化圧縮するとともに、受信画情報を元の画信号に復号
化するものであり、通信制御部16は、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行なうためのものであり、モデム17は、
デジタルデータを変復調するものである。モデム17の入
出力信号は、インタフェース回路3を介して自動車電話
装置2とやりとりされる。
めのものであり、符号化復号化部15は、送信画信号を符
号化圧縮するとともに、受信画情報を元の画信号に復号
化するものであり、通信制御部16は、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行なうためのものであり、モデム17は、
デジタルデータを変復調するものである。モデム17の入
出力信号は、インタフェース回路3を介して自動車電話
装置2とやりとりされる。
これらのシステム制御部11、スキャナ12、プロッタ1
3、操作表示部14、符号化復号化部15、および、通信制
御部16は、システムバス18を介して、相互に必要なデー
タをやりとりしている。
3、操作表示部14、符号化復号化部15、および、通信制
御部16は、システムバス18を介して、相互に必要なデー
タをやりとりしている。
以上の構成で、この自動車電話ファクシミリ装置は、
相手装置に伝送制御手順信号を送信するとき、第2図に
示すように、同一の伝送制御手順信号をあらわす機能フ
レームFLSと非標準フレームFLNの2つのフレームを伝送
する。
相手装置に伝送制御手順信号を送信するとき、第2図に
示すように、同一の伝送制御手順信号をあらわす機能フ
レームFLSと非標準フレームFLNの2つのフレームを伝送
する。
標準フレームFLSは、第4図(b)に示したものと同
一形式で、グループ3ファクシミリ装置の伝送制御手順
信号のフレーム形式をもち、非標準フレームFLNは、第
4図(c)に示したものと同一形式で、誤り訂正フィー
ルドECFを備えたフレーム形式をもつ。
一形式で、グループ3ファクシミリ装置の伝送制御手順
信号のフレーム形式をもち、非標準フレームFLNは、第
4図(c)に示したものと同一形式で、誤り訂正フィー
ルドECFを備えたフレーム形式をもつ。
さらに、非標準フレームFLNのファクシミリ制御フィ
ールドFCFに配置されるファクシミリ伝送手順信号のコ
ードは、標準の信号のコードではなく、例えば、次表の
非標準コードの欄に示したように設定されている。
ールドFCFに配置されるファクシミリ伝送手順信号のコ
ードは、標準の信号のコードではなく、例えば、次表の
非標準コードの欄に示したように設定されている。
この場合、非標準コードは、標準コードのビットa3,a
4を反転した値に設定されている。
4を反転した値に設定されている。
また、この自動車電話ファクシミリ装置は、伝送制御
手順信号フレームを受信したとき、第3図に示す処理を
行なう。
手順信号フレームを受信したとき、第3図に示す処理を
行なう。
まず、フレームを受信すると(処理201)、フレーム
チェックシーケンスFCSを参照したCRCチェックを行なっ
て伝送誤りが生じているかどうかを調べる(判断20
2)。
チェックシーケンスFCSを参照したCRCチェックを行なっ
て伝送誤りが生じているかどうかを調べる(判断20
2)。
この判断202の結果がYESになるときには、そのときの
フレームからファクシミリ制御フィールドFCFのデータ
を取り出し(処理203)、そのデータがファクシミリ伝
送手順信号の標準コードのいずれかに一致するかどうか
を判定する(判断204)。
フレームからファクシミリ制御フィールドFCFのデータ
を取り出し(処理203)、そのデータがファクシミリ伝
送手順信号の標準コードのいずれかに一致するかどうか
を判定する(判断204)。
この判断204の結果がYESになるときには、そのときの
フレームのファクシミリ情報フィールドFIFのデータを
取り出し、判定した手順信号の処理を行なう(処理20
5)。
フレームのファクシミリ情報フィールドFIFのデータを
取り出し、判定した手順信号の処理を行なう(処理20
5)。
判断202の結果がNOになるときには、そのフレームの
誤り訂正フィールドECFの誤り訂正符号を参照して、ア
ドレスフィールドAからファクシミリ情報フィールドFI
Fまでの部分のデータについて誤り訂正処理を行ない
(処理206)、その誤り訂正後のデータについて、再度C
RCチェックを行なう(判断207)。
誤り訂正フィールドECFの誤り訂正符号を参照して、ア
ドレスフィールドAからファクシミリ情報フィールドFI
Fまでの部分のデータについて誤り訂正処理を行ない
(処理206)、その誤り訂正後のデータについて、再度C
RCチェックを行なう(判断207)。
判断207の結果がYESになるときには、ファクシミリ制
御フィールドFCFのデータを取り出し(処理208)、その
8ビットデータのビットa3,a4を反転し(処理209)、そ
の結果得られたデータがファクシミリ伝送手順信号の標
準コードのいずれかに一致するかどうかを判定する(判
断210) 判断210の結果がYESになるときには、誤り訂正フィー
ルドECFのデータを削除した状態で、処理205に進む。
御フィールドFCFのデータを取り出し(処理208)、その
8ビットデータのビットa3,a4を反転し(処理209)、そ
の結果得られたデータがファクシミリ伝送手順信号の標
準コードのいずれかに一致するかどうかを判定する(判
断210) 判断210の結果がYESになるときには、誤り訂正フィー
ルドECFのデータを削除した状態で、処理205に進む。
また、判断204の結果がNOになるときには、処理209に
進み、それ以降の処理を実行する。
進み、それ以降の処理を実行する。
例えば、相手装置が同機種の自動車電話ファクシミリ
装置であり、標準フレームFLSと非標準フレームFLNをと
もに受信した場合を考える。
装置であり、標準フレームFLSと非標準フレームFLNをと
もに受信した場合を考える。
標準フレームFLSについて処理を行なったとき、伝送
誤りが生じていない場合には、判断202の結果がYESにな
り、処理203で取り出したファクシミリ制御フィールドF
CFのデータが標準コードに一致するので、判断204の結
果がYESになり、そのまま処理205を実行する。
誤りが生じていない場合には、判断202の結果がYESにな
り、処理203で取り出したファクシミリ制御フィールドF
CFのデータが標準コードに一致するので、判断204の結
果がYESになり、そのまま処理205を実行する。
また、伝送誤りを生じていた場合には、判断202の結
果がNOになり、処理206で誤り訂正処理を実行する。し
かしながら、この場合、標準フレームFLSには誤り訂正
フィールドECFが存在しないので、ファクシミリ情報フ
ィールドFIFの一部、あるいは、ファクシミリ情報フィ
ールドFIFとファクシミリ制御フィールドFCFの一部が誤
り訂正フィールドECFとみなされて、誤り訂正処理が行
なわれるため、伝送誤りが訂正されない。その結果、再
度のCRCチェックでも伝送誤りが検出されて判断207の結
果がNOとなり、その時点で第3図の処理が終了してこの
標準フレームFLSのデータは廃棄される。
果がNOになり、処理206で誤り訂正処理を実行する。し
かしながら、この場合、標準フレームFLSには誤り訂正
フィールドECFが存在しないので、ファクシミリ情報フ
ィールドFIFの一部、あるいは、ファクシミリ情報フィ
ールドFIFとファクシミリ制御フィールドFCFの一部が誤
り訂正フィールドECFとみなされて、誤り訂正処理が行
なわれるため、伝送誤りが訂正されない。その結果、再
度のCRCチェックでも伝送誤りが検出されて判断207の結
果がNOとなり、その時点で第3図の処理が終了してこの
標準フレームFLSのデータは廃棄される。
非標準フレームFLNについて処理を行なったとき、伝
送誤りが生じていない場合には、判断202の結果がYESに
なり、処理203で取り出したファクシミリ制御フィール
ドFCFのデータが標準コードに一致しないので、判断204
の結果がNOとなる。
送誤りが生じていない場合には、判断202の結果がYESに
なり、処理203で取り出したファクシミリ制御フィール
ドFCFのデータが標準コードに一致しないので、判断204
の結果がNOとなる。
したがって、処理209によってビットa3,a4が反転され
て標準コードが形成される。これにより、判断210の結
果がYESになり、処理211で誤り訂正フィールドECFが除
去された状態で、処理205を実行する。
て標準コードが形成される。これにより、判断210の結
果がYESになり、処理211で誤り訂正フィールドECFが除
去された状態で、処理205を実行する。
また、伝送誤りを生じていた場合には、判断202の結
果がNOになり、処理206で誤り訂正処理を実行する。こ
れによって、伝送誤りが解消されると、再度のCRCチェ
ックで伝送誤りが検出されずに判断207の結果がYESとな
り、処理208以降の処理が実行されて伝送制御手順信号
を得ることができる。
果がNOになり、処理206で誤り訂正処理を実行する。こ
れによって、伝送誤りが解消されると、再度のCRCチェ
ックで伝送誤りが検出されずに判断207の結果がYESとな
り、処理208以降の処理が実行されて伝送制御手順信号
を得ることができる。
なお、処理206の誤り訂正処理によって伝送誤りが解
消できないときには、判断207の結果がNOとなり、この
非標準フレームFLNのデータは廃棄される。
消できないときには、判断207の結果がNOとなり、この
非標準フレームFLNのデータは廃棄される。
また、この自動車電話ファクシミリ装置が、公衆電話
回線に接続されているグループ3ファクシミリ装置と画
情報伝送を行なう場合、グループ3ファクシミリ装置か
ら伝送されてきた伝送制御手順信号フレームを受信した
ときには、上述した標準フレームFLSを受信したときと
同一の処理が行なわれる。
回線に接続されているグループ3ファクシミリ装置と画
情報伝送を行なう場合、グループ3ファクシミリ装置か
ら伝送されてきた伝送制御手順信号フレームを受信した
ときには、上述した標準フレームFLSを受信したときと
同一の処理が行なわれる。
一方、この自動車電話ファクシミリ装置が送信した伝
送制御手順信号は、グループ3ファクシミリ装置では、
次のように処理される。
送制御手順信号は、グループ3ファクシミリ装置では、
次のように処理される。
グールプ3ファクシミリ装置は、第5図の処理を行な
って、受信フレームから伝送制御手順信号を得ている。
って、受信フレームから伝送制御手順信号を得ている。
したがって、自動車電話ファクシミリ装置より標準フ
レームFLSおよび非標準フレームFLNを受信すると、標準
フレームFLSについては、伝送誤りの有無により、判断1
02の結果がYES/NOになるので、伝送誤りがない場合に限
って、伝送制御手順信号を得ることができる。
レームFLSおよび非標準フレームFLNを受信すると、標準
フレームFLSについては、伝送誤りの有無により、判断1
02の結果がYES/NOになるので、伝送誤りがない場合に限
って、伝送制御手順信号を得ることができる。
また、非標準フレームFLNについては、伝送誤りが生
じていなくても判断102の結果がYESになるときでも、そ
のときに取り出したファクシミリ制御フィールドFCFの
データが標準コードに一致しないので、判断104の結果
がNOとなり、それによって、非標準フレームFLNが廃棄
される。
じていなくても判断102の結果がYESになるときでも、そ
のときに取り出したファクシミリ制御フィールドFCFの
データが標準コードに一致しないので、判断104の結果
がNOとなり、それによって、非標準フレームFLNが廃棄
される。
このようにして、グループ3ファクシミリ装置が非標
準フレームFLNを伝送誤りのない状態で受信しても、そ
の内容が廃棄されるので、従来のように誤り訂正フィー
ルドECFのデータがファクシミリ情報フィールドFIFとし
て処理されるような不都合を予防できる。
準フレームFLNを伝送誤りのない状態で受信しても、そ
の内容が廃棄されるので、従来のように誤り訂正フィー
ルドECFのデータがファクシミリ情報フィールドFIFとし
て処理されるような不都合を予防できる。
また、自動車電話ファクシミリ装置が相互に伝送制御
手順信号をやりとりするときには、誤り訂正フィールド
ECFの誤り訂正符号によって、ある程度までは伝送誤り
を消できるので、効率のよい画情報伝送を実現できる。
手順信号をやりとりするときには、誤り訂正フィールド
ECFの誤り訂正符号によって、ある程度までは伝送誤り
を消できるので、効率のよい画情報伝送を実現できる。
以上説明したように、本発明例によれば、グループ3
ファクシミリ装置および自動車電話ファクシミリ装置の
いずれとも適切に伝送制御手順信号をやりとりすること
ができるという効果を得る。
ファクシミリ装置および自動車電話ファクシミリ装置の
いずれとも適切に伝送制御手順信号をやりとりすること
ができるという効果を得る。
ところで、上述した実施例では、ファクシミリ伝送手
順信号の標準コードのビットa3,a4を反転して、非標準
コードを形成したが、この非標準コードの内容は、これ
に限ることはない。
順信号の標準コードのビットa3,a4を反転して、非標準
コードを形成したが、この非標準コードの内容は、これ
に限ることはない。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、伝送手段とし
て無線電話装置を用いる無線電話ファクシミリ装置の伝
送制御方法において、伝送制御手順信号の送信側は、標
準の伝送制御手段手順信号フレームと、非標準の伝送制
御手順信号が配置されるとともに誤り訂正符号が付加さ
れている非標準伝送制御手順信号フレームを送信し、伝
送制御手順信号の受信側は、受信した伝送制御手順信号
フレームに伝送誤りを生じていたときには、受信フレー
ムに付加されている誤り訂正符号を参照して受信フレー
ムの誤り訂正を行い、再度伝送誤りの検出を行い、その
結果伝送誤を生じていないと判定され、かつ、その伝送
制御手順信号が非標準の伝送制御手順信号のときには、
その非標準の伝送制御手順信号を受信信号として用いる
ようにしたので、公衆電話回線網に接続されるグループ
3ファクシミリ装置とも適切な画情報伝送を行えるとい
う効果を得る。
て無線電話装置を用いる無線電話ファクシミリ装置の伝
送制御方法において、伝送制御手順信号の送信側は、標
準の伝送制御手段手順信号フレームと、非標準の伝送制
御手順信号が配置されるとともに誤り訂正符号が付加さ
れている非標準伝送制御手順信号フレームを送信し、伝
送制御手順信号の受信側は、受信した伝送制御手順信号
フレームに伝送誤りを生じていたときには、受信フレー
ムに付加されている誤り訂正符号を参照して受信フレー
ムの誤り訂正を行い、再度伝送誤りの検出を行い、その
結果伝送誤を生じていないと判定され、かつ、その伝送
制御手順信号が非標準の伝送制御手順信号のときには、
その非標準の伝送制御手順信号を受信信号として用いる
ようにしたので、公衆電話回線網に接続されるグループ
3ファクシミリ装置とも適切な画情報伝送を行えるとい
う効果を得る。
第1図は本発明の一実施例にかかる自動車電話ファクシ
ミリ装置を示すブロック図、第2図は伝送制御手順信号
フレームの一例を示す概略図、第3図は伝送制御手順信
号フレームの受信処理を例示するフローチャート、第4
図(a)はグループ3ファクシミリ装置がやりとりする
伝送制御手順信号フレームの一般形を示す概略図、同図
(b)は標準のフレーム形式を示す概略図、同図(c)
は誤り訂正符号が付加されたフレーム形式を示す概略
図、第5図は伝送制御手順信号フレームの受信処理の従
来例を示すフローチャートである。 1……ファクシミリ装置、2……自動車電話装置、3…
…インタフェース回路。
ミリ装置を示すブロック図、第2図は伝送制御手順信号
フレームの一例を示す概略図、第3図は伝送制御手順信
号フレームの受信処理を例示するフローチャート、第4
図(a)はグループ3ファクシミリ装置がやりとりする
伝送制御手順信号フレームの一般形を示す概略図、同図
(b)は標準のフレーム形式を示す概略図、同図(c)
は誤り訂正符号が付加されたフレーム形式を示す概略
図、第5図は伝送制御手順信号フレームの受信処理の従
来例を示すフローチャートである。 1……ファクシミリ装置、2……自動車電話装置、3…
…インタフェース回路。
Claims (1)
- 【請求項1】伝送手段として無線電話装置を用いる無線
電話ファクシミリ装置の伝送制御方法において、 伝送制御手順信号の送信側は、標準の伝送制御手順信号
フレームと、非標準の伝送制御手順信号が配置されると
ともに誤り訂正符号が付加されている非標準伝送制御手
順信号フレームを送信し、 伝送制御手順信号の受信側は、受信した伝送制御手順信
号フレームに伝送誤りを生じていたときには、受信フレ
ームに付加されている誤り訂正符号を参照して受信フレ
ームの誤り訂正を行い、再度伝送誤りの検出を行い、そ
の結果伝送誤りを生じていないと判定され、かつ、その
伝送制御手順信号が非標準の伝送制御手順信号のときに
は、その非標準の伝送制御手順信号を受信信号として用
いることを特徴とする無線電話ファクシミリ装置の伝送
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63048653A JP2649683B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 無線電話ファクシミリ装置の伝送制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63048653A JP2649683B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 無線電話ファクシミリ装置の伝送制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01223846A JPH01223846A (ja) | 1989-09-06 |
JP2649683B2 true JP2649683B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12809313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63048653A Expired - Lifetime JP2649683B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 無線電話ファクシミリ装置の伝送制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2649683B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP63048653A patent/JP2649683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01223846A (ja) | 1989-09-06 |
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