JP3382335B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に、低電圧で駆動可能な変復調装置を有するファ
クシミリ装置に関する。
し、特に、低電圧で駆動可能な変復調装置を有するファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変復調装置として、例えば、+1
2V,−12Vまたは+5V,−12Vなどの高い電圧
で駆動されるものがある。この変復調装置が用いられて
いるファクシミリ装置では、外部に向けて信号を送信し
かつ外部からの信号を受信するための回路(以下、外部
回路という)が前記変復調装置の外部に設けられてい
る。前記変復調回路の駆動電圧は高いから、0dBの送
信を行うとき、前記変復調回路からの信号は前記外部回
路で増幅されることなく外部に向けて送出され、0dB
の受信を行うとき、外部からの信号は前記外部回路で増
幅されることなく前記変復調装置に与えられる。
2V,−12Vまたは+5V,−12Vなどの高い電圧
で駆動されるものがある。この変復調装置が用いられて
いるファクシミリ装置では、外部に向けて信号を送信し
かつ外部からの信号を受信するための回路(以下、外部
回路という)が前記変復調装置の外部に設けられてい
る。前記変復調回路の駆動電圧は高いから、0dBの送
信を行うとき、前記変復調回路からの信号は前記外部回
路で増幅されることなく外部に向けて送出され、0dB
の受信を行うとき、外部からの信号は前記外部回路で増
幅されることなく前記変復調装置に与えられる。
【0003】近年、LSIなどの回路の高集積化に伴い
回路の発熱による不具合が生じ、この不具合が解消する
ために、低電圧例えば0,+5Vで駆動される変復調回
路を含む多くの高集積化回路が出現し、特に、変復調装
置としては+5Vの単一電源で駆動されるものが主流に
なりつつある。
回路の発熱による不具合が生じ、この不具合が解消する
ために、低電圧例えば0,+5Vで駆動される変復調回
路を含む多くの高集積化回路が出現し、特に、変復調装
置としては+5Vの単一電源で駆動されるものが主流に
なりつつある。
【0004】ファクシミリ装置の中には、この低電圧の
単一電源で駆動可能な変復調装置を用いるものが出現し
ている。
単一電源で駆動可能な変復調装置を用いるものが出現し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記低電圧で駆動可能
な変復調装置からの送信信号または前記変復調装置への
受信信号は最大、3.5Vp−pの電圧範囲にあるか
ら、前記外部回路による増幅、減衰処理が必要である。
例えば、伝送モードを9600b/sのモード伝送と
し、変調をQAM変調とし、前記変復調装置に7.2K
mのケーブル等化器を内蔵しているとし、前記外部回路
の増幅率を一定であるとする条件下で、0dBの送信を
行うとき、回線に約8Vp−pのレベルで信号を送出す
る必要があるから、前記外部回路で約7.2dBのレベ
ルアップを図る必要がある。このレベルアップの数値は
以下の式から求められる。
な変復調装置からの送信信号または前記変復調装置への
受信信号は最大、3.5Vp−pの電圧範囲にあるか
ら、前記外部回路による増幅、減衰処理が必要である。
例えば、伝送モードを9600b/sのモード伝送と
し、変調をQAM変調とし、前記変復調装置に7.2K
mのケーブル等化器を内蔵しているとし、前記外部回路
の増幅率を一定であるとする条件下で、0dBの送信を
行うとき、回線に約8Vp−pのレベルで信号を送出す
る必要があるから、前記外部回路で約7.2dBのレベ
ルアップを図る必要がある。このレベルアップの数値は
以下の式から求められる。
【0006】
20log(8/3.5)=7.2(dB)
しかし、前記外部回路の増幅率は一定であるから、例え
ば、−8.0dBの信号を送出するとき、1.39Vp
−p(20log(x/8.0)=−15.2からxは
1.39Vp−pと求められる)の減衰された信号が前
記変復調回路から出力される。よって、前記変復調装置
で減衰、前記外部回路で増幅が行われ、無駄がある。
ば、−8.0dBの信号を送出するとき、1.39Vp
−p(20log(x/8.0)=−15.2からxは
1.39Vp−pと求められる)の減衰された信号が前
記変復調回路から出力される。よって、前記変復調装置
で減衰、前記外部回路で増幅が行われ、無駄がある。
【0007】また、0dBの信号を受信するための設定
が行われるとき、前記外部回路で7.2dB(=20l
og(8.0/3.5))程度の減衰を行う必要があ
る。しかし、前記外部回路の減衰率が一定であるから、
−40dBの信号を受信すると、前記変復調装置への入
力レベルは−47.2(=−40−7.2)dBにな
り、S/N比が低下する。
が行われるとき、前記外部回路で7.2dB(=20l
og(8.0/3.5))程度の減衰を行う必要があ
る。しかし、前記外部回路の減衰率が一定であるから、
−40dBの信号を受信すると、前記変復調装置への入
力レベルは−47.2(=−40−7.2)dBにな
り、S/N比が低下する。
【0008】よって、低電圧で駆動可能な変復調装置が
用いられているファクシミリ装置では、送信時に前記変
復調装置で一度減衰し、再び外部回路で増幅する、受信
時に前記変復調回路に直接に信号を入力可能であるにも
かかわらず前記外部回路で信号を一度減衰した後に前記
変復調回路に入力するなど、S/N比の劣化を招く。
用いられているファクシミリ装置では、送信時に前記変
復調装置で一度減衰し、再び外部回路で増幅する、受信
時に前記変復調回路に直接に信号を入力可能であるにも
かかわらず前記外部回路で信号を一度減衰した後に前記
変復調回路に入力するなど、S/N比の劣化を招く。
【0009】本発明の目的は、低電圧で駆動可能な変復
調装置を用いることによるS/N比の劣化を阻止するこ
とができるファクシミリ装置を提供することにある。
調装置を用いることによるS/N比の劣化を阻止するこ
とができるファクシミリ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、低電圧
で駆動可能な変復調装置が設けられているファクシミリ
装置であって、受信系に設けられ、受信信号のレベルを
低下させる損失手段と、前記損失手段に対し、前記受信
信号のレベル低下量を指示する制御手段とを備える。
で駆動可能な変復調装置が設けられているファクシミリ
装置であって、受信系に設けられ、受信信号のレベルを
低下させる損失手段と、前記損失手段に対し、前記受信
信号のレベル低下量を指示する制御手段とを備える。
【0011】本願第2発明は、低電圧で駆動可能な変復
調装置が設けられているファクシミリ装置であって、送
信系に設けられ、前記変復調回路からの送信信号のレベ
ルを変更する利得・損失手段と、前記利得・損失手段に
対し、前記送信信号のレベルの変更量を指示する制御手
段とを備える。
調装置が設けられているファクシミリ装置であって、送
信系に設けられ、前記変復調回路からの送信信号のレベ
ルを変更する利得・損失手段と、前記利得・損失手段に
対し、前記送信信号のレベルの変更量を指示する制御手
段とを備える。
【0012】
【作用】本願第1発明のファクシミリ装置では、損失手
段が制御手段から指示されたレベル低下量に基づき受信
信号のレベルを低下させる。従って、受信時に直接に入
力可能な受信信号を一度減衰した後に変復調回路に入力
する必要はなくなり、低電圧で駆動可能な変復調装置を
用いることによるS/N比の劣化を阻止することができ
る。
段が制御手段から指示されたレベル低下量に基づき受信
信号のレベルを低下させる。従って、受信時に直接に入
力可能な受信信号を一度減衰した後に変復調回路に入力
する必要はなくなり、低電圧で駆動可能な変復調装置を
用いることによるS/N比の劣化を阻止することができ
る。
【0013】本願第2発明のファクシミリ装置では、利
得・損失手段が制御手段から指示された前記送信信号レ
ベルの変更量の基づき変復調装置からの送信信号レベル
を変更する。従って、送信時に送信信号を変復調装置で
一度減衰した後、再び他の回路で増幅する必要はなく、
低電圧で駆動可能な変復調装置を用いることによるS/
N比の劣化を阻止することができる。
得・損失手段が制御手段から指示された前記送信信号レ
ベルの変更量の基づき変復調装置からの送信信号レベル
を変更する。従って、送信時に送信信号を変復調装置で
一度減衰した後、再び他の回路で増幅する必要はなく、
低電圧で駆動可能な変復調装置を用いることによるS/
N比の劣化を阻止することができる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0015】(第1実施例)図1は本発明のファクシミ
リ装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
リ装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【0016】本実施例のファクシミリ装置は、図1に示
すように、電話回線2aに接続されている網制御装置
(以下、NCUという。)2を備える。
すように、電話回線2aに接続されている網制御装置
(以下、NCUという。)2を備える。
【0017】NCU2は、電話網をデータ通信などに使
用するために、その回線に端末を接続し、電話交換網の
接続制御、データ通信路への切り替え、ループの保持な
どを行うとともに、電話回線2aと電話機4との接続、
および電話回線2aとハイブリッド回路6との接続を選
択的に切り換える。NCU2と電話機4とは信号線2b
で接続され、NCU2とハイブリッド回路6とは信号線
2cで接続されている。NCU2の切換動作は後述する
制御回路36から信号線36aを介して出力された制御
信号で制御される。制御信号のレベルが「0」であると
き、電話回線2aと電話機4との接続が行われる。これ
に対し、制御信号のレベルが「1」であるとき、電話回
線2aとハイブリッド回路6との接続とが行われる。
用するために、その回線に端末を接続し、電話交換網の
接続制御、データ通信路への切り替え、ループの保持な
どを行うとともに、電話回線2aと電話機4との接続、
および電話回線2aとハイブリッド回路6との接続を選
択的に切り換える。NCU2と電話機4とは信号線2b
で接続され、NCU2とハイブリッド回路6とは信号線
2cで接続されている。NCU2の切換動作は後述する
制御回路36から信号線36aを介して出力された制御
信号で制御される。制御信号のレベルが「0」であると
き、電話回線2aと電話機4との接続が行われる。これ
に対し、制御信号のレベルが「1」であるとき、電話回
線2aとハイブリッド回路6との接続とが行われる。
【0018】ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
【0019】送信系は、例えばCCDなどの撮像素子と
光学系とから構成される読取回路14を有する。読取回
路14は、送信原稿から主走査方向の1ライン分の画像
を順次に読取り、この読み取られた画像に対応する白、
黒の2値化信号を生成する。読取回路14からの2値化
信号は信号線14aを介して符号化回路16に与えられ
る。
光学系とから構成される読取回路14を有する。読取回
路14は、送信原稿から主走査方向の1ライン分の画像
を順次に読取り、この読み取られた画像に対応する白、
黒の2値化信号を生成する。読取回路14からの2値化
信号は信号線14aを介して符号化回路16に与えられ
る。
【0020】符号化回路16は、読取り回路14から入
力された2値化信号を符号化し、この符号化された信号
を信号線16aを介して出力する。この符号化として
は、モディファイドハフマン符号化(MH符号化)また
はモディファイドリード符号化(MR符号化)が用いら
れている。
力された2値化信号を符号化し、この符号化された信号
を信号線16aを介して出力する。この符号化として
は、モディファイドハフマン符号化(MH符号化)また
はモディファイドリード符号化(MR符号化)が用いら
れている。
【0021】符号化回路16からの符号化された信号は
V27ter変調器18に与えられ、V27ter変調器18
は符号化された信号に対し変調処理を施し、変調信号を
生成する。この変調処理には、CCIT(国際電信電話
諮問委員会)勧告V27terに基づく差動位相変調が用
いられているが、これに代えて、勧告V29に基づく直
交変調を用いることもできる。
V27ter変調器18に与えられ、V27ter変調器18
は符号化された信号に対し変調処理を施し、変調信号を
生成する。この変調処理には、CCIT(国際電信電話
諮問委員会)勧告V27terに基づく差動位相変調が用
いられているが、これに代えて、勧告V29に基づく直
交変調を用いることもできる。
【0022】V27ter 変調器18からの変調信号は信
号線18aを介して加算回路20に与えられる。加算回
路20は、V21変調器12から信号線12aを介して
出力された変調信号とV27ter 変調器18からの変調
信号とを加算し、この加算された信号を送信信号として
信号線20aを介してゲイン制御回路22に出力する。
V21変調器12は、制御回路36から信号線36cを
介して出力された手順信号に対し変調処理を施し、変調
信号を生成する。この変調処理には、CCIT勧告V2
1に基づく変調が用いられている。
号線18aを介して加算回路20に与えられる。加算回
路20は、V21変調器12から信号線12aを介して
出力された変調信号とV27ter 変調器18からの変調
信号とを加算し、この加算された信号を送信信号として
信号線20aを介してゲイン制御回路22に出力する。
V21変調器12は、制御回路36から信号線36cを
介して出力された手順信号に対し変調処理を施し、変調
信号を生成する。この変調処理には、CCIT勧告V2
1に基づく変調が用いられている。
【0023】ゲイン制御回路22は、信号線36dに出
力されている信号の値に基づき信号線20aに出力され
ている信号を入力し、この入力された信号のゲインを制
御する。例えば、信号線36dに出力されている信号の
値が「0」であるとき、0dBmの出力を行い、信号線
36dに出力されている信号の値が「−3」であると
き、−3dBmの出力を行う。ゲイン制御回路22でゲ
インが調整された信号は信号線22aを介してNL補正
回路23に出力される。
力されている信号の値に基づき信号線20aに出力され
ている信号を入力し、この入力された信号のゲインを制
御する。例えば、信号線36dに出力されている信号の
値が「0」であるとき、0dBmの出力を行い、信号線
36dに出力されている信号の値が「−3」であると
き、−3dBmの出力を行う。ゲイン制御回路22でゲ
インが調整された信号は信号線22aを介してNL補正
回路23に出力される。
【0024】NL補正回路23は、NL(Non Lo
aded)ケーブルの補正回路であり、この回路は、信
号線22aを介して信号を入力し、この入力された信号
を信号線36に出力されている信号に基づき補正する。
具体的には、信号線36jに出力されている信号が
「0」であるとき、信号線22aを介して入力された信
号に対する補正がされず、信号線36jに出力されてい
る信号が「1」であるとき、信号線22aを介して入力
された信号に対し1.8kmに相当する補正が行われ、
信号線36jに出力されている信号が「2」であると
き、信号線22aを介して入力された信号に対し3.6
kmに相当する補正が行われ、信号線36jに出力され
ている信号が「3」であるとき、信号線22aを介して
入力された信号に対し7.2kmに相当する補正が行わ
れる。NL補正回路23からの信号は信号線23aを介
してゲイン制御回路8に与えられる。
aded)ケーブルの補正回路であり、この回路は、信
号線22aを介して信号を入力し、この入力された信号
を信号線36に出力されている信号に基づき補正する。
具体的には、信号線36jに出力されている信号が
「0」であるとき、信号線22aを介して入力された信
号に対する補正がされず、信号線36jに出力されてい
る信号が「1」であるとき、信号線22aを介して入力
された信号に対し1.8kmに相当する補正が行われ、
信号線36jに出力されている信号が「2」であると
き、信号線22aを介して入力された信号に対し3.6
kmに相当する補正が行われ、信号線36jに出力され
ている信号が「3」であるとき、信号線22aを介して
入力された信号に対し7.2kmに相当する補正が行わ
れる。NL補正回路23からの信号は信号線23aを介
してゲイン制御回路8に与えられる。
【0025】ゲイン制御回路8は、変復調装置38の外
部に配置されている。ゲイン制御回路8は、信号線36
bに出力されている信号の値に基づき信号線23aに出
力されている信号を入力し、この入力された信号のゲイ
ンを制御する。例えば、信号線36bに出力されている
信号の値が「3」であるとき、入力信号のレベルを3d
B上げ、信号線36dに出力されている信号の値が「−
5」であるとき、入力信号のレベルを−5dB下げる。
ゲイン制御回路22でゲインが調整された信号は信号線
8aを介してハイブリッド回路6に出力される。
部に配置されている。ゲイン制御回路8は、信号線36
bに出力されている信号の値に基づき信号線23aに出
力されている信号を入力し、この入力された信号のゲイ
ンを制御する。例えば、信号線36bに出力されている
信号の値が「3」であるとき、入力信号のレベルを3d
B上げ、信号線36dに出力されている信号の値が「−
5」であるとき、入力信号のレベルを−5dB下げる。
ゲイン制御回路22でゲインが調整された信号は信号線
8aを介してハイブリッド回路6に出力される。
【0026】これに対し、受信系は、着信レベル検出回
路25およびゲイン制御回路10を有する。着信レベル
検出回路25は、ハイブリッド回路6から信号線6aを
介して出力された受信信号を入力し、この受信信号に基
づきdBm単位で着信レベルを検出する。検出された着
信レベルは信号線25aを介して制御回路36に出力さ
れる。
路25およびゲイン制御回路10を有する。着信レベル
検出回路25は、ハイブリッド回路6から信号線6aを
介して出力された受信信号を入力し、この受信信号に基
づきdBm単位で着信レベルを検出する。検出された着
信レベルは信号線25aを介して制御回路36に出力さ
れる。
【0027】ゲイン制御回路10は、変復調装置38の
外部に配置されている。ゲイン制御回路10は、信号線
36eに出力されている信号の値に基づき信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、この入力された受信
信号のゲインを制御する。例えば、信号線36eに出力
されている信号の値が「2」であるとき、入力受信信号
のレベルを2dB上げ、信号線36eに出力されている
信号の値が「−3」であるとき、入力受信信号のレベル
を−3dB下げる。ゲイン制御回路10でゲインが調整
された受信信号は信号線10aを介してNL補正回路2
4に出力される。
外部に配置されている。ゲイン制御回路10は、信号線
36eに出力されている信号の値に基づき信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、この入力された受信
信号のゲインを制御する。例えば、信号線36eに出力
されている信号の値が「2」であるとき、入力受信信号
のレベルを2dB上げ、信号線36eに出力されている
信号の値が「−3」であるとき、入力受信信号のレベル
を−3dB下げる。ゲイン制御回路10でゲインが調整
された受信信号は信号線10aを介してNL補正回路2
4に出力される。
【0028】NL補正回路24は、NLケーブルの補正
回路であり、この回路は、信号線10aを介して受信信
号を入力し、この入力された受信信号を信号線36kに
出力されている信号に基づき補正する。具体的には、信
号線36kに出力されている信号が「0」であるとき、
入力された受信信号に対する補正がされず、信号線36
kに出力されている信号が「1」であるとき、入力され
た受信信号に対し1.8kmに相当する補正が行われ、
信号線36kに出力されている信号が「2」であると
き、入力された受信信号に対し3.6kmに相当する補
正が行われ、信号線36kに出力されている信号が
「3」であるとき、入力された受信信号に対し7.2k
mに相当する補正が行われる。
回路であり、この回路は、信号線10aを介して受信信
号を入力し、この入力された受信信号を信号線36kに
出力されている信号に基づき補正する。具体的には、信
号線36kに出力されている信号が「0」であるとき、
入力された受信信号に対する補正がされず、信号線36
kに出力されている信号が「1」であるとき、入力され
た受信信号に対し1.8kmに相当する補正が行われ、
信号線36kに出力されている信号が「2」であると
き、入力された受信信号に対し3.6kmに相当する補
正が行われ、信号線36kに出力されている信号が
「3」であるとき、入力された受信信号に対し7.2k
mに相当する補正が行われる。
【0029】NL補正回路24は、NCU2、ハイブリ
ット回路6、NL補正回路23、ゲイン制御回路8、お
よびゲイン制御回路10と共働して回線側回路40を構
成し、この回線側回路40は−12V,+12Vの電圧
で駆動される。
ット回路6、NL補正回路23、ゲイン制御回路8、お
よびゲイン制御回路10と共働して回線側回路40を構
成し、この回線側回路40は−12V,+12Vの電圧
で駆動される。
【0030】NL補正回路24からの信号は信号線24
aを介してV21復調器26およびV27ter 復調器2
7に与えられる。V21復調器26はCCIT勧告V2
1に基づきNL補正回路24から信号線24aを介して
出力された受信信号に対する復調処理を行い、手順信号
を生成する。この手順信号は信号線26aを介して制御
回路36に与えられる。
aを介してV21復調器26およびV27ter 復調器2
7に与えられる。V21復調器26はCCIT勧告V2
1に基づきNL補正回路24から信号線24aを介して
出力された受信信号に対する復調処理を行い、手順信号
を生成する。この手順信号は信号線26aを介して制御
回路36に与えられる。
【0031】V27ter 復調器27はNL補正回路24
からの受信信号に対する復調処理を行い、復調信号を生
成する。この復調処理には、CCIT勧告V27terに
基づく復調処理が用いられているが、これに代えて勧告
V29に基づく復調処理を用いることもできる。
からの受信信号に対する復調処理を行い、復調信号を生
成する。この復調処理には、CCIT勧告V27terに
基づく復調処理が用いられているが、これに代えて勧告
V29に基づく復調処理を用いることもできる。
【0032】V27ter 復調器26は、V21復調器2
6、V21変調器12、V27ter変調器18、加算回
路20およびゲイン制御回路22と共働して変復調装置
38を構成し、この変復調装置38は0V,+5Vで駆
動される。
6、V21変調器12、V27ter変調器18、加算回
路20およびゲイン制御回路22と共働して変復調装置
38を構成し、この変復調装置38は0V,+5Vで駆
動される。
【0033】V27ter 復調器27から信号線27aを
介して出力された復調信号は復号化回路28に与えられ
る。復号化回路28は復調信号を復号化する。この復号
化には、MH(モディファイド ハフマン)復号化また
はMR(モディファイド リード)復号化が用いられて
いる。この復号化されたデータは信号線28aを介して
記録回路30に与えられる。
介して出力された復調信号は復号化回路28に与えられ
る。復号化回路28は復調信号を復号化する。この復号
化には、MH(モディファイド ハフマン)復号化また
はMR(モディファイド リード)復号化が用いられて
いる。この復号化されたデータは信号線28aを介して
記録回路30に与えられる。
【0034】記録回路30は復号化回路28からの復号
化データを順次に1ライン毎に記録紙に記録する。
化データを順次に1ライン毎に記録紙に記録する。
【0035】制御回路36はゲイン制御回路22に対す
る制御、NL補正回路23に対する制御、ゲイン制御回
路8に対する制御、ゲイン制御回路10に対する制御、
およびNL補正回路24に対する制御24に加えて、ワ
ンタッチダイアル機能、短縮ダイアル機能、スタートな
どの各機能に対する制御を行う。
る制御、NL補正回路23に対する制御、ゲイン制御回
路8に対する制御、ゲイン制御回路10に対する制御、
およびNL補正回路24に対する制御24に加えて、ワ
ンタッチダイアル機能、短縮ダイアル機能、スタートな
どの各機能に対する制御を行う。
【0036】ゲイン制御回路22に対する制御、NL補
正回路23に対する制御、ゲイン制御回路8に対する制
御、ゲイン制御回路10に対する制御、およびNL補正
回路24に対する制御24には、電圧値記憶回路32に
記憶されているデータが用いられる。
正回路23に対する制御、ゲイン制御回路8に対する制
御、ゲイン制御回路10に対する制御、およびNL補正
回路24に対する制御24には、電圧値記憶回路32に
記憶されているデータが用いられる。
【0037】電圧値記憶回路32は、V21の信号、ト
ナール信号、V27ter (2400b/s)の信号、V
27ter (4800b/s)の信号、V29(7200
b/s)の信号、V29(9600b/s)の信号の0
dBmに対応する600Ω終端でのVp−pの値(ピー
クツゥピークの電圧値)を記憶する。
ナール信号、V27ter (2400b/s)の信号、V
27ter (4800b/s)の信号、V29(7200
b/s)の信号、V29(9600b/s)の信号の0
dBmに対応する600Ω終端でのVp−pの値(ピー
クツゥピークの電圧値)を記憶する。
【0038】各信号に対応するVp−pの値を記憶する
とき、制御回路36から信号線32aを介して信号の種
類を示す番号、スペース、このVp−pの値からなるデ
ータが入力され、このデータの入力後、ライトパルスが
信号線36hを介して入力される。入力されるデータの
信号の種類を示す番号は1から6まで設定され、1はV
21の信号、2はトナール信号、3はV27ter (24
00b/s)の信号、4はV27ter (4800b/
s)の信号、5はV29(7200b/s)の信号、6
はV29(9600b/s)の信号をそれぞれ示す。入
力データの一例を示すと、「2 2.2Vp−pの値」
となる。
とき、制御回路36から信号線32aを介して信号の種
類を示す番号、スペース、このVp−pの値からなるデ
ータが入力され、このデータの入力後、ライトパルスが
信号線36hを介して入力される。入力されるデータの
信号の種類を示す番号は1から6まで設定され、1はV
21の信号、2はトナール信号、3はV27ter (24
00b/s)の信号、4はV27ter (4800b/
s)の信号、5はV29(7200b/s)の信号、6
はV29(9600b/s)の信号をそれぞれ示す。入
力データの一例を示すと、「2 2.2Vp−pの値」
となる。
【0039】各信号に対応するVp−pの値を読み出す
とき、制御回路36から信号線32aを介して信号の種
類を示す番号(例えば2)が入力され、この番号の入力
後、リードパルスが信号線36iを介して入力される。
リードパルスの入力後、入力されたデータの信号の種類
に対応するVp−pの値が信号線32aを介して制御回
路36に出力される。
とき、制御回路36から信号線32aを介して信号の種
類を示す番号(例えば2)が入力され、この番号の入力
後、リードパルスが信号線36iを介して入力される。
リードパルスの入力後、入力されたデータの信号の種類
に対応するVp−pの値が信号線32aを介して制御回
路36に出力される。
【0040】各信号の0dBmに対応する600Ω終端
でのVp−pの値としては、V21の信号が2.5Vp
−pの値、トナール信号が2.2Vp−pの値、V27
ter(2400b/s)の信号が3.8Vp−pの値、
V27ter (4800b/s)の信号が4.0Vp−p
の値、V29(7200b/s)の信号が5.8Vp−
pの値、V29(9600b/s)の信号が6.36V
p−pの値であるとし、各信号をNL補正回路を通す
と、1.8Km相当の補正で0.5dB分、3.6Km
相当の補正で1.0dB分、7.2Km相当の補正で
2.0dB分各信号のVp−pの値が上昇する。
でのVp−pの値としては、V21の信号が2.5Vp
−pの値、トナール信号が2.2Vp−pの値、V27
ter(2400b/s)の信号が3.8Vp−pの値、
V27ter (4800b/s)の信号が4.0Vp−p
の値、V29(7200b/s)の信号が5.8Vp−
pの値、V29(9600b/s)の信号が6.36V
p−pの値であるとし、各信号をNL補正回路を通す
と、1.8Km相当の補正で0.5dB分、3.6Km
相当の補正で1.0dB分、7.2Km相当の補正で
2.0dB分各信号のVp−pの値が上昇する。
【0041】よって、1.8Km相当の補正があると
き、上昇後のV21の信号のVp−pの値は以下の式か
ら求められ、その値は2.65Vp−pとなる。
き、上昇後のV21の信号のVp−pの値は以下の式か
ら求められ、その値は2.65Vp−pとなる。
【0042】20log(x/2.5)=0.5
ここで、xは求めようとする上昇後のV21の信号のV
p−pの値を示す。
p−pの値を示す。
【0043】同様に、上昇後のトナール信号のVp−p
の値は2.33Vp−p、上昇後のV27ter (240
0b/s)の信号のVp−pの値は4.03Vp−p、
上昇後のV27ter (4800b/s)の信号のVp−
pの値は4.24Vp−p、上昇後のV29(7200
b/s)の信号は6.14Vp−p、上昇後のV29
(9600b/s)の信号のVp−pの値は6.73V
p−pとなる。
の値は2.33Vp−p、上昇後のV27ter (240
0b/s)の信号のVp−pの値は4.03Vp−p、
上昇後のV27ter (4800b/s)の信号のVp−
pの値は4.24Vp−p、上昇後のV29(7200
b/s)の信号は6.14Vp−p、上昇後のV29
(9600b/s)の信号のVp−pの値は6.73V
p−pとなる。
【0044】3.6Km相当の補正があるとき、上昇後
のV21の信号のVp−pの値は以下の式から求めら
れ、その値は2.81Vp−pとなる。
のV21の信号のVp−pの値は以下の式から求めら
れ、その値は2.81Vp−pとなる。
【0045】20log(x/2.5)=1.0
同様に、3.6Km相当の補正があるとき、上昇後のト
ナール信号のVp−pの値は2.47Vp−p、上昇後
のV27ter (2400b/s)の信号のVp−pの値
は4.26Vp−p、上昇後のV27ter (4800b
/s)の信号のVp−pの値は4.49Vp−p、上昇
後のV29(7200b/s)の信号は6.51Vp−
p、上昇後のV29(9600b/s)の信号のVp−
pの値は7.12Vp−pの値となる。
ナール信号のVp−pの値は2.47Vp−p、上昇後
のV27ter (2400b/s)の信号のVp−pの値
は4.26Vp−p、上昇後のV27ter (4800b
/s)の信号のVp−pの値は4.49Vp−p、上昇
後のV29(7200b/s)の信号は6.51Vp−
p、上昇後のV29(9600b/s)の信号のVp−
pの値は7.12Vp−pの値となる。
【0046】7.2Km相当の補正があるとき、上昇後
のV21の信号のVp−pの値は以下の式から求めら
れ、その値は3.15Vp−pとなる。
のV21の信号のVp−pの値は以下の式から求めら
れ、その値は3.15Vp−pとなる。
【0047】20log(x/2.5)=2.0
同様に、3.6Km相当の補正があるとき、上昇後のト
ナール信号のVp−pの値は3.15Vp−p、上昇後
のV27ter (2400b/s)の信号のVp−pの値
は4.78Vp−p、上昇後のV27ter (4800b
/s)の信号のVp−pの値は5.9ー04Vp−p、
上昇後のV29(7200b/s)の信号は7.3Vp
−p、上昇後のV29(9600b/s)の信号のVp
−pの値は8.00Vp−pの値となる。
ナール信号のVp−pの値は3.15Vp−p、上昇後
のV27ter (2400b/s)の信号のVp−pの値
は4.78Vp−p、上昇後のV27ter (4800b
/s)の信号のVp−pの値は5.9ー04Vp−p、
上昇後のV29(7200b/s)の信号は7.3Vp
−p、上昇後のV29(9600b/s)の信号のVp
−pの値は8.00Vp−pの値となる。
【0048】ワンタッチダイアル機能、短縮ダイアル機
能、スタートなどの各機能に対する制御には、オペレー
ション部34が用いられる。
能、スタートなどの各機能に対する制御には、オペレー
ション部34が用いられる。
【0049】オペレーション部34は、テンキー、ワン
タッチダイアルキー、短縮ダイアルキー、およびファン
クションキーを有し、各キーが押し下げられると、操作
されたキーに対応する機能の実行を指示するための信号
が信号線34aを介して制御回路36に与えられる。
タッチダイアルキー、短縮ダイアルキー、およびファン
クションキーを有し、各キーが押し下げられると、操作
されたキーに対応する機能の実行を指示するための信号
が信号線34aを介して制御回路36に与えられる。
【0050】次に、本実施例のファクシミリ装置におけ
る制御回路36の制御動作について図2ないし図4を参
照しながら説明する。図2ないし図4は図1のファクシ
ミリ装置における制御回路による制御動作を説明するた
めのフローチャートである。図2を参照するに、まず、
ステップS42が実行される。ステップS42では、信
号線36aを介してレベル「0」の制御信号を出力し、
CMLをオフする。次いで、ステップ44が実行され、
ステップ44では、信号線36dに「−7.2」の信号
を出力し、送信系の変復調回路38内のゲイン制御回路
22に−7.2dBmを設定する。
る制御回路36の制御動作について図2ないし図4を参
照しながら説明する。図2ないし図4は図1のファクシ
ミリ装置における制御回路による制御動作を説明するた
めのフローチャートである。図2を参照するに、まず、
ステップS42が実行される。ステップS42では、信
号線36aを介してレベル「0」の制御信号を出力し、
CMLをオフする。次いで、ステップ44が実行され、
ステップ44では、信号線36dに「−7.2」の信号
を出力し、送信系の変復調回路38内のゲイン制御回路
22に−7.2dBmを設定する。
【0051】ゲイン制御回路22に対する設定後、ステ
ップS46が実行され、ステップS46では信号線36
jに「0」の信号を出力し、NL補正回路23に0Km
を設定する。
ップS46が実行され、ステップS46では信号線36
jに「0」の信号を出力し、NL補正回路23に0Km
を設定する。
【0052】NL補正回路23に対する補正値の設定
後、ステップS47が実行され、ステップS47では、
信号線36bを介して「−0.8」の信号を出力するこ
とによって−0.8dBの損失量を設定し、−8(=−
7.2−0.8)dBmでの送出を行う。
後、ステップS47が実行され、ステップS47では、
信号線36bを介して「−0.8」の信号を出力するこ
とによって−0.8dBの損失量を設定し、−8(=−
7.2−0.8)dBmでの送出を行う。
【0053】次いで、ステップS48が実行され、ステ
ップS48では、信号線36eに「−7.2」の信号を
出力し、受信系のゲイン制御回路10に7.2dBの損
失量を設定する。すなわち、0dBmの信号を受信した
とき、信号線10aには−7.2dBmの信号が出力さ
れ、この信号には7.2Kmの相当の補正が施され、か
つ9600b/sでの受信においても、0,5Vで駆動
されている変復調装置38内で波形のクランプがないよ
うに設定される。
ップS48では、信号線36eに「−7.2」の信号を
出力し、受信系のゲイン制御回路10に7.2dBの損
失量を設定する。すなわち、0dBmの信号を受信した
とき、信号線10aには−7.2dBmの信号が出力さ
れ、この信号には7.2Kmの相当の補正が施され、か
つ9600b/sでの受信においても、0,5Vで駆動
されている変復調装置38内で波形のクランプがないよ
うに設定される。
【0054】ステップS48の実行後、ステップS50
が実行される。ステップS50では、信号線36kを介
してレベル「0」の信号を出力し、受信系のNL補正回
路24に0Kmを設定する。
が実行される。ステップS50では、信号線36kを介
してレベル「0」の信号を出力し、受信系のNL補正回
路24に0Kmを設定する。
【0055】次いで、ステップS52が実行され、ステ
ップS52では受信モードが選択されたか否かの判定が
行われる。受信モードが選択されたとき、ステップS5
6(図3に示す)が実行され、受信モードが選択されて
いないとき、ステップS54が実行される。
ップS52では受信モードが選択されたか否かの判定が
行われる。受信モードが選択されたとき、ステップS5
6(図3に示す)が実行され、受信モードが選択されて
いないとき、ステップS54が実行される。
【0056】ステップS54では、その他の処理が実行
され、ステップS54の実行後、処理はステップS42
に戻る。
され、ステップS54の実行後、処理はステップS42
に戻る。
【0057】図3を参照するに、ステップS56では、
信号線36aに「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。CMLオン後、ステップS58が実行され、ステッ
プS58では、前手順が実行される。この前手順では、
信号受信時に着信レベル検出回路25から信号線25a
を介して信号を入力し、着信レベルの検出を行う。
信号線36aに「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。CMLオン後、ステップS58が実行され、ステッ
プS58では、前手順が実行される。この前手順では、
信号受信時に着信レベル検出回路25から信号線25a
を介して信号を入力し、着信レベルの検出を行う。
【0058】次いで、ステップS60が実行され、ステ
ップS60では、前手順中に検出された着信レベルを記
憶する。
ップS60では、前手順中に検出された着信レベルを記
憶する。
【0059】ステップS60の実行後、ステップS62
が実行され、ステップS62では、着信レベルが−7.
2dBm以上か否かの判定が行われる。着信レベルが−
7.2dBm以上であるとき、ステップS64が実行さ
れ、着信レベルが−7.2dBm以上でないとき、ステ
ップS66が実行される。
が実行され、ステップS62では、着信レベルが−7.
2dBm以上か否かの判定が行われる。着信レベルが−
7.2dBm以上であるとき、ステップS64が実行さ
れ、着信レベルが−7.2dBm以上でないとき、ステ
ップS66が実行される。
【0060】ステップS64では、検出された着信レベ
ルに7.2dBを加えた値にマイナス符号を付け、この
値を示す信号を信号線36eを介してゲイン制御回路1
0に出力することによってゲイン制御回路10に対する
設定を行う。なお、信号線36eを介して出力される信
号は「−7.2dBm」の値を示す信号とする。
ルに7.2dBを加えた値にマイナス符号を付け、この
値を示す信号を信号線36eを介してゲイン制御回路1
0に出力することによってゲイン制御回路10に対する
設定を行う。なお、信号線36eを介して出力される信
号は「−7.2dBm」の値を示す信号とする。
【0061】ステップS66では、信号線36eを介し
て「0」の信号を出力し、受信系のゲイン制御回路10
に10dBの損失量を設定する。
て「0」の信号を出力し、受信系のゲイン制御回路10
に10dBの損失量を設定する。
【0062】ステップS64またはステップS66の実
行後、図4に示すように、ステップS68が実行され
る。ステップS68では、画像信号の受信およびその記
録を行う。
行後、図4に示すように、ステップS68が実行され
る。ステップS68では、画像信号の受信およびその記
録を行う。
【0063】次いで、ステップS70は実行され、ステ
ップS70では、1ページ分の受信が終了したか否かの
判定が行われる。1ページ分の受信が終了したとき、ス
テップS72が実行され、1ページ分の受信が終了して
いないとき、再びステップS68からの動作が実行され
る。
ップS70では、1ページ分の受信が終了したか否かの
判定が行われる。1ページ分の受信が終了したとき、ス
テップS72が実行され、1ページ分の受信が終了して
いないとき、再びステップS68からの動作が実行され
る。
【0064】ステップS72では、中間手順が実行さ
れ、この中間手順では、信号受信時に信号線25aを介
して信号を入力し、着信レベルの検出確認を行う。
れ、この中間手順では、信号受信時に信号線25aを介
して信号を入力し、着信レベルの検出確認を行う。
【0065】次いで、ステップS74が実行され、ステ
ップS74では、次ページがあるか否かの判定を行い、
次ページがあるとき、処理はステップS60(図3に示
す)に戻り、次ページがないとき、ステップS76が実
行される。
ップS74では、次ページがあるか否かの判定を行い、
次ページがあるとき、処理はステップS60(図3に示
す)に戻り、次ページがないとき、ステップS76が実
行される。
【0066】ステップS76では後手順が実行される。
後手順の実行後、ステップS78が実行され、ステップ
S78では、信号線36aを介して「0」の信号を出力
し、CMLをオフする。
後手順の実行後、ステップS78が実行され、ステップ
S78では、信号線36aを介して「0」の信号を出力
し、CMLをオフする。
【0067】以上により、低電圧で駆動される変復調装
置38を用いることによるS/N比の劣化を阻止するこ
とができる。
置38を用いることによるS/N比の劣化を阻止するこ
とができる。
【0068】なお、本実施例では、各伝送モード毎に変
復調部38の入力部で、クランプしない範囲内でなるべ
く高い着信レベルが得られることを考慮せず、9600
b/sの伝送モードにおいて変復調装置38の入力部で
クランプしない範囲内でなるべく高い着信レベルが得ら
れるように受信系の損失量を設定する方法を用いている
が、これに代えて、各伝送モードの所定のレベル毎にそ
れぞれのVp−pを記憶し、初期識別手順において着信
レベルを検出し、これに続く伝送モードにおいて変復調
装置38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い
着信レベルが得られるように受信系の損失量を決定し、
伝送モードの変化時、この伝送モードにおいて変復調装
置38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い着
信レベルが得られるように受信系の損失量を決定する方
法を用いることができる。
復調部38の入力部で、クランプしない範囲内でなるべ
く高い着信レベルが得られることを考慮せず、9600
b/sの伝送モードにおいて変復調装置38の入力部で
クランプしない範囲内でなるべく高い着信レベルが得ら
れるように受信系の損失量を設定する方法を用いている
が、これに代えて、各伝送モードの所定のレベル毎にそ
れぞれのVp−pを記憶し、初期識別手順において着信
レベルを検出し、これに続く伝送モードにおいて変復調
装置38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い
着信レベルが得られるように受信系の損失量を決定し、
伝送モードの変化時、この伝送モードにおいて変復調装
置38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い着
信レベルが得られるように受信系の損失量を決定する方
法を用いることができる。
【0069】(第2実施例)次に、本発明のファクシミ
リ装置の第2実施例について図を参照しながら説明す
る。図5は本発明のファクシミリ装置の第2実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
リ装置の第2実施例について図を参照しながら説明す
る。図5は本発明のファクシミリ装置の第2実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【0070】本実施例に係るファクシミリ装置は、図1
に示すファクシミリ装置と同じ構成を有し、このファク
シミリ装置では、各伝送モードの所定のレベル毎にそれ
ぞれのVp−pを記憶し、初期識別手順において着信レ
ベルを検出し、これに続く伝送モードにおいて変復調装
置38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い着
信レベルが得られるように受信系の損失量を決定し、伝
送モードの変化時、この伝送モードにおいて変復調装置
38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い着信
レベルが得られるように受信系の損失量を決定する。
に示すファクシミリ装置と同じ構成を有し、このファク
シミリ装置では、各伝送モードの所定のレベル毎にそれ
ぞれのVp−pを記憶し、初期識別手順において着信レ
ベルを検出し、これに続く伝送モードにおいて変復調装
置38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い着
信レベルが得られるように受信系の損失量を決定し、伝
送モードの変化時、この伝送モードにおいて変復調装置
38の入力部でクランプしない範囲でなるべく高い着信
レベルが得られるように受信系の損失量を決定する。
【0071】図5を参照するに、ステップS60(図3
に示す)において検出された着信レベルが記憶された
後、各ステップS82,84,86を実行することによ
って受信時の伝送モードが判定される。伝送モードが9
600b/sの伝送モードであるとき、ステップS62
(図3に示す)からのステップが実行される。
に示す)において検出された着信レベルが記憶された
後、各ステップS82,84,86を実行することによ
って受信時の伝送モードが判定される。伝送モードが9
600b/sの伝送モードであるとき、ステップS62
(図3に示す)からのステップが実行される。
【0072】伝送モードが7200b/sの伝送モード
であるとき、ステップS90が実行される。ステップS
90では、着信レベルが−6.4dBm以上か否かを判
定する。着信レベルが−6.4dBm以上であるとき、
ステップS94が実行され、着信レベルが−6.4dB
m以上でないとき、ステップS66(図3に示す)が実
行される。ステップS94では、着信レベルに6.4d
Bを加えた値に、マイナス符号を付け、この値を信号線
36eに出力し、受信系のゲイン制御回路10に対する
設定を行うとともに信号線10aへの−6.4dBmの
信号出力の設定を行う。
であるとき、ステップS90が実行される。ステップS
90では、着信レベルが−6.4dBm以上か否かを判
定する。着信レベルが−6.4dBm以上であるとき、
ステップS94が実行され、着信レベルが−6.4dB
m以上でないとき、ステップS66(図3に示す)が実
行される。ステップS94では、着信レベルに6.4d
Bを加えた値に、マイナス符号を付け、この値を信号線
36eに出力し、受信系のゲイン制御回路10に対する
設定を行うとともに信号線10aへの−6.4dBmの
信号出力の設定を行う。
【0073】伝送モードが4800b/sの伝送モード
であるとき、ステップS96が実行される。ステップS
96では、着信レベルが−3.2dBm以上か否かを判
定する。着信レベルが−3.2dBm以上であるとき、
ステップS100が実行され、着信レベルが−3.2d
Bm以上でないとき、ステップS66(図3に示す)が
実行される。ステップS100では、着信レベルに3.
2dBを加えた値に、マイナス符号を付け、この値を信
号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路10に対
する設定を行うとともに信号線10aへの−3.2dB
mの信号出力の設定を行う。
であるとき、ステップS96が実行される。ステップS
96では、着信レベルが−3.2dBm以上か否かを判
定する。着信レベルが−3.2dBm以上であるとき、
ステップS100が実行され、着信レベルが−3.2d
Bm以上でないとき、ステップS66(図3に示す)が
実行される。ステップS100では、着信レベルに3.
2dBを加えた値に、マイナス符号を付け、この値を信
号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路10に対
する設定を行うとともに信号線10aへの−3.2dB
mの信号出力の設定を行う。
【0074】伝送モードが4800b/s未満の伝送モ
ードであるとき、ステップS102が実行される。ステ
ップS102では、着信レベルが−2.7dBm以上か
否かを判定する。着信レベルが−2.7dBm以上であ
るとき、ステップS106が実行され、着信レベルが−
2.7dBm以上でないとき、ステップS66(図3に
示す)が実行される。ステップS106では、着信レベ
ルに2.7dBを加えた値に、マイナス符号を付け、こ
の値を信号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路
10に対する設定を行うとともに信号線10aへの−
2.7dBmの信号出力の設定を行う。
ードであるとき、ステップS102が実行される。ステ
ップS102では、着信レベルが−2.7dBm以上か
否かを判定する。着信レベルが−2.7dBm以上であ
るとき、ステップS106が実行され、着信レベルが−
2.7dBm以上でないとき、ステップS66(図3に
示す)が実行される。ステップS106では、着信レベ
ルに2.7dBを加えた値に、マイナス符号を付け、こ
の値を信号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路
10に対する設定を行うとともに信号線10aへの−
2.7dBmの信号出力の設定を行う。
【0075】ステップS94、ステップS100または
ステップS106の実行後、ステップS68(図4に示
す)が実行される。
ステップS106の実行後、ステップS68(図4に示
す)が実行される。
【0076】以上により、低電圧で駆動される変復調装
置38を用いることによるS/N比の劣化を阻止するこ
とができる。
置38を用いることによるS/N比の劣化を阻止するこ
とができる。
【0077】なお、本実施例および上述の第1実施例で
は、受信系における損失量の設定について説明している
が、送信系についても同様に考えることができる。例え
ば、9600b/sの伝送モード、NL補正回路の補正
値に7.2Kmを考えると、変復調装置38から出力可
能なレベルは−7.2dBmであるから、回線側回路4
0の固定ゲインは7.2dBになり、−15dBmの信
号を送出するとき、変復調装置38から−22.2(=
−15−7.2)dBmの信号が送出され、回線側回路
40で7.2dB分のレベル上昇が行われている。従っ
て、一度減衰をした後に増幅をしていることにより、無
駄がある。
は、受信系における損失量の設定について説明している
が、送信系についても同様に考えることができる。例え
ば、9600b/sの伝送モード、NL補正回路の補正
値に7.2Kmを考えると、変復調装置38から出力可
能なレベルは−7.2dBmであるから、回線側回路4
0の固定ゲインは7.2dBになり、−15dBmの信
号を送出するとき、変復調装置38から−22.2(=
−15−7.2)dBmの信号が送出され、回線側回路
40で7.2dB分のレベル上昇が行われている。従っ
て、一度減衰をした後に増幅をしていることにより、無
駄がある。
【0078】この無駄を解消するために、送信信号を変
復調装置から最大のレベルで出力し、回線側回路40に
利得・減衰手段を設け、この利得・減衰手段によって送
信信号に送出レベルを制御する方法を用いることができ
る。
復調装置から最大のレベルで出力し、回線側回路40に
利得・減衰手段を設け、この利得・減衰手段によって送
信信号に送出レベルを制御する方法を用いることができ
る。
【0079】(第3実施例)次に、上述した、送信信号
を変復調装置から最大のレベルで出力し、回線側回路4
0に利得・減衰手段を設け、この利得・減衰手段によっ
て送信信号に送出レベルを制御する方法を用いているフ
ァクシミリ装置について図6および図7を参照しながら
説明する。図6および図7は本発明のファクシミリ装置
の第2実施例における制御回路の制御動作を説明するた
めのフローチャートである。
を変復調装置から最大のレベルで出力し、回線側回路4
0に利得・減衰手段を設け、この利得・減衰手段によっ
て送信信号に送出レベルを制御する方法を用いているフ
ァクシミリ装置について図6および図7を参照しながら
説明する。図6および図7は本発明のファクシミリ装置
の第2実施例における制御回路の制御動作を説明するた
めのフローチャートである。
【0080】本実施例のファクシミリ装置は、図1のフ
ァクシミリ装置の構成と同じ構成を有する。
ァクシミリ装置の構成と同じ構成を有する。
【0081】次に、制御回路による制御動作について説
明する。
明する。
【0082】図6を参照するに、ステップS54(図2
に示す)によってその他の処理が実行された後、ステッ
プS112が実行される。ステップS112では、送出
レベルの設定が選択されたか否かを判定する。送出レベ
ルの設定が選択されると、ステップS114が実行さ
れ、送出レベルの設定が選択されないと、ステップS4
2(図2に示す)からの動作が実行される。
に示す)によってその他の処理が実行された後、ステッ
プS112が実行される。ステップS112では、送出
レベルの設定が選択されたか否かを判定する。送出レベ
ルの設定が選択されると、ステップS114が実行さ
れ、送出レベルの設定が選択されないと、ステップS4
2(図2に示す)からの動作が実行される。
【0083】ステップS114では、選択された送出レ
ベルが−7.2dB以上か否かを判定する。選択された
送出レベルが−7.2dB以上であるとき、ステップS
116が実行され、選択された送出レベルが−7.2d
B以上でないとき、ステップS118が実行される。
ベルが−7.2dB以上か否かを判定する。選択された
送出レベルが−7.2dB以上であるとき、ステップS
116が実行され、選択された送出レベルが−7.2d
B以上でないとき、ステップS118が実行される。
【0084】ステップS116では、送信系のゲイン制
御回路8に、選択された値+7.2dBを信号線36b
に出力することによって送信系のレベルを決定する。
御回路8に、選択された値+7.2dBを信号線36b
に出力することによって送信系のレベルを決定する。
【0085】ステップS118では、送信系のゲイン制
御回路8に、選択された値+7.2dBを信号線36b
に出力することによって送信系のレベルを決定する。
御回路8に、選択された値+7.2dBを信号線36b
に出力することによって送信系のレベルを決定する。
【0086】ステップS116またはステップS118
の実行後、ステップS42(図2に示す)が実行され
る。
の実行後、ステップS42(図2に示す)が実行され
る。
【0087】図7を参照するに、ステップS46(図2
に示す)において送信系のNL補正回路23に0Kmを
設定した後、ステップS124が実行される。ステップ
S124では、送出レベルの設定が行われたか否かを判
定する。送出レベルの設定が行われたとき、ステップS
47(図2示す)が実行され、送出レベルの設定が行わ
れていないとき、ステップS48(図2示す)が実行さ
れる。
に示す)において送信系のNL補正回路23に0Kmを
設定した後、ステップS124が実行される。ステップ
S124では、送出レベルの設定が行われたか否かを判
定する。送出レベルの設定が行われたとき、ステップS
47(図2示す)が実行され、送出レベルの設定が行わ
れていないとき、ステップS48(図2示す)が実行さ
れる。
【0088】以上により、送信時に、低電圧で駆動され
る変復調装置38を用いることによるS/N比の劣化を
阻止することができる。
る変復調装置38を用いることによるS/N比の劣化を
阻止することができる。
【0089】(第4実施例)次に、本発明のファクシミ
リ装置の第4実施例について図8を参照しながら説明す
る。本実施例のファクシミリ装置は、図1のファクシミ
リ装置の構成と同じ構成を有し、このファクシミリ装置
では、変復調装置に損失手段を設け、この損失手段と回
線側回路の利得・損失手段との組み合わせによって送出
レベルを決定する。例えば、−7.2dBm以上の設定
時、変復調装置から送信信号が−7.2dBmで出力さ
れ、外部回線回路で送信信号に対するゲインの上昇が行
われ、−7.2dBm未満の設定時、外部回線回路のゲ
インが1に固定され、変復調装置からの送出レベルが変
えられる。
リ装置の第4実施例について図8を参照しながら説明す
る。本実施例のファクシミリ装置は、図1のファクシミ
リ装置の構成と同じ構成を有し、このファクシミリ装置
では、変復調装置に損失手段を設け、この損失手段と回
線側回路の利得・損失手段との組み合わせによって送出
レベルを決定する。例えば、−7.2dBm以上の設定
時、変復調装置から送信信号が−7.2dBmで出力さ
れ、外部回線回路で送信信号に対するゲインの上昇が行
われ、−7.2dBm未満の設定時、外部回線回路のゲ
インが1に固定され、変復調装置からの送出レベルが変
えられる。
【0090】図8を参照するに、ステップS114(図
6に示す)において選択された送出レベルが−7.2d
B以上でないと判定されると、ステップS132が実行
される。ステップS132では、信号線36bにレベル
「1」の信号を出力し、送信系のゲイン制御回路8をゲ
インを「1」に設定する。
6に示す)において選択された送出レベルが−7.2d
B以上でないと判定されると、ステップS132が実行
される。ステップS132では、信号線36bにレベル
「1」の信号を出力し、送信系のゲイン制御回路8をゲ
インを「1」に設定する。
【0091】次いで、ステップS116が実行される。
ステップS116では、信号線36dに、選択された送
出レベルの値を出力し、送信系のゲイン制御回路22に
対する設定を行う。
ステップS116では、信号線36dに、選択された送
出レベルの値を出力し、送信系のゲイン制御回路22に
対する設定を行う。
【0092】ステップS116の実行後、ステップS4
2(図2に示す)が実行される。
2(図2に示す)が実行される。
【0093】以上により、送信時におけるS/N比の劣
化を阻止することができるともに、さらに良好なS/N
比を得ることができる。
化を阻止することができるともに、さらに良好なS/N
比を得ることができる。
【0094】なお、送信系では、送信モードにより、
3.5Vp−pの電圧で出力可能なレベルが変化するか
ら、送信モードに応じて変復調装置から出力される送出
レベルを変えることもできる。すなわち、伝送モードが
V29(7200b/s)、V27ter (4800b/
s)、V27ter (2400b/s)に移行することに
伴い変復調装置からの送出レベルを高くすることもでき
る。
3.5Vp−pの電圧で出力可能なレベルが変化するか
ら、送信モードに応じて変復調装置から出力される送出
レベルを変えることもできる。すなわち、伝送モードが
V29(7200b/s)、V27ter (4800b/
s)、V27ter (2400b/s)に移行することに
伴い変復調装置からの送出レベルを高くすることもでき
る。
【0095】(第5実施例)次に、本発明のファクシミ
リ装置の第5実施例について図9ないし図13を参照し
ながら説明する。図9ないし図13は本発明のファクシ
ミリ装置の第5実施例における制御動作を説明するため
のフローチャートである。
リ装置の第5実施例について図9ないし図13を参照し
ながら説明する。図9ないし図13は本発明のファクシ
ミリ装置の第5実施例における制御動作を説明するため
のフローチャートである。
【0096】本実施例のファクシミリ装置は、図1のフ
ァクシミリ装置の構成に加えて、加入者線等化手段を備
え、このファクシミリ装置では、等化量が多くなること
に伴い前記受信系の損失量を多くする。
ァクシミリ装置の構成に加えて、加入者線等化手段を備
え、このファクシミリ装置では、等化量が多くなること
に伴い前記受信系の損失量を多くする。
【0097】次に、受信系が、9600b/sの伝送モ
ードにおいて7.2Km相当の補正がされた信号を受信
する場合、すなわち回線上において振幅特性がフラット
である場合を仮定し、制御動作について説明する。
ードにおいて7.2Km相当の補正がされた信号を受信
する場合、すなわち回線上において振幅特性がフラット
である場合を仮定し、制御動作について説明する。
【0098】図9を参照するに、ステップS54(図2
に示す)において受信モードが選択されていないことに
よりその他の処理が行われた後、ステップS142が実
行され、ステップS142では受信系のNL補正回路に
よる補正の登録が選択されたか否かを判定する。受信系
のNL補正回路による補正の登録が選択されたとき、ス
テップS144が実行され、受信系のNL補正回路によ
る補正の登録が選択されていないとき、ステップS42
(図2に示す)が実行される。
に示す)において受信モードが選択されていないことに
よりその他の処理が行われた後、ステップS142が実
行され、ステップS142では受信系のNL補正回路に
よる補正の登録が選択されたか否かを判定する。受信系
のNL補正回路による補正の登録が選択されたとき、ス
テップS144が実行され、受信系のNL補正回路によ
る補正の登録が選択されていないとき、ステップS42
(図2に示す)が実行される。
【0099】ステップS144では、受信系のNL補正
回路24に対し指定されたKmを示す信号を信号線36
kに出力する。
回路24に対し指定されたKmを示す信号を信号線36
kに出力する。
【0100】図10を参照するに、ステップS48(図
2に示す)において受信系のゲイン制御回路10に7.
2dBの損失量が設定された後に、ステップS150が
実行される。ステップS150では、受信系のNL補正
回路による補正が登録されたか否かを判定する。受信系
のNL補正回路による補正が登録されたとき、ステップ
S52(図2に示す)が実行され、受信系のNL補正回
路による補正が登録されていないとき、ステップS50
(図2に示す)が実行される。
2に示す)において受信系のゲイン制御回路10に7.
2dBの損失量が設定された後に、ステップS150が
実行される。ステップS150では、受信系のNL補正
回路による補正が登録されたか否かを判定する。受信系
のNL補正回路による補正が登録されたとき、ステップ
S52(図2に示す)が実行され、受信系のNL補正回
路による補正が登録されていないとき、ステップS50
(図2に示す)が実行される。
【0101】図11を参照するに、ステップS60(図
3に示す)において前手順中に判明して着信レベルを記
憶した後、ステップS158、ステップS160、ステ
ップS162を実行することによって受信系のNL補正
に用いられる値を判定する。受信系のNL補正の値が0
Kmであるとき、ステップS62(図3に示す)が実行
される。受信系のNL補正の値が1.8Kmであると
き、ステップS166が実行され、受信系のNL補正の
値が3.6Kmであるとき、ステップS174が実行さ
れる。受信系のNL補正の値が7.2Kmであるとき、
ステップS182(図13に示す)が実行される。
3に示す)において前手順中に判明して着信レベルを記
憶した後、ステップS158、ステップS160、ステ
ップS162を実行することによって受信系のNL補正
に用いられる値を判定する。受信系のNL補正の値が0
Kmであるとき、ステップS62(図3に示す)が実行
される。受信系のNL補正の値が1.8Kmであると
き、ステップS166が実行され、受信系のNL補正の
値が3.6Kmであるとき、ステップS174が実行さ
れる。受信系のNL補正の値が7.2Kmであるとき、
ステップS182(図13に示す)が実行される。
【0102】ステップS166では、着信レベルが−
7.7(=−7.2−0.5)dBm以上か否かを判定
する。着信レベルが−7.7dBm以上であるとき、ス
テップS170が実行され、着信レベルが−7.7dB
m以上でないとき、ステップS66(図3に示す)が実
行される。
7.7(=−7.2−0.5)dBm以上か否かを判定
する。着信レベルが−7.7dBm以上であるとき、ス
テップS170が実行され、着信レベルが−7.7dB
m以上でないとき、ステップS66(図3に示す)が実
行される。
【0103】ステップS170では、着信レベルに7.
7dBを加えた値にマイナス符号を付け、この値を示す
信号を信号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路
10に対する設定を行う。ステップS170の実行後、
ステップS68(図4に示す)が実行される。
7dBを加えた値にマイナス符号を付け、この値を示す
信号を信号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路
10に対する設定を行う。ステップS170の実行後、
ステップS68(図4に示す)が実行される。
【0104】ステップS174では、着信レベルが−
8.2(=−7.2−1.0)dBm以上か否かを判定
する。着信レベルが−8.2dBm以上であるとき、ス
テップS178(図12に示す)が実行され、着信レベ
ルが−8.2dBm以上でないとき、ステップS66
(図3に示す)が実行される。
8.2(=−7.2−1.0)dBm以上か否かを判定
する。着信レベルが−8.2dBm以上であるとき、ス
テップS178(図12に示す)が実行され、着信レベ
ルが−8.2dBm以上でないとき、ステップS66
(図3に示す)が実行される。
【0105】ステップS178では、図12に示すよう
に、着信レベルに8.2dBを加えた値にマイナス符号
を付け、この値を示す信号を信号線36eに出力し、受
信系のゲイン制御回路10に対する設定を行う。ステッ
プS178の実行後、ステップS68(図4に示す)が
実行される。
に、着信レベルに8.2dBを加えた値にマイナス符号
を付け、この値を示す信号を信号線36eに出力し、受
信系のゲイン制御回路10に対する設定を行う。ステッ
プS178の実行後、ステップS68(図4に示す)が
実行される。
【0106】ステップS182では、図13に示すよう
に、着信レベルが−9.2(=−7.2−2.0)dB
m以上か否かを判定する。着信レベルが−9.2dBm
以上であるとき、ステップS186が実行され、着信レ
ベルが−9.2dBm以上でないとき、ステップS66
(図3に示す)が実行される。
に、着信レベルが−9.2(=−7.2−2.0)dB
m以上か否かを判定する。着信レベルが−9.2dBm
以上であるとき、ステップS186が実行され、着信レ
ベルが−9.2dBm以上でないとき、ステップS66
(図3に示す)が実行される。
【0107】ステップS182では、着信レベルに9.
2dBを加えた値にマイナス符号を付け、この値を示す
信号を信号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路
10に対する設定を行う。ステップS182の実行後、
ステップS68(図4に示す)が実行される。
2dBを加えた値にマイナス符号を付け、この値を示す
信号を信号線36eに出力し、受信系のゲイン制御回路
10に対する設定を行う。ステップS182の実行後、
ステップS68(図4に示す)が実行される。
【0108】なお、本実施例では、回線側回路にNL補
正回路を設けているが、これに代えて、NL補正回路を
変復調装置内に設けることもできる。
正回路を設けているが、これに代えて、NL補正回路を
変復調装置内に設けることもできる。
【0109】また、変復調装置内にNL補正回路が設け
られているとき、NL補正値が多くなると、Vp−pが
高くなるから、NL補正値が多くなるほど、変復調装置
からの送出レベルが小さくなるように制御を行う方法を
採ることができる。
られているとき、NL補正値が多くなると、Vp−pが
高くなるから、NL補正値が多くなるほど、変復調装置
からの送出レベルが小さくなるように制御を行う方法を
採ることができる。
【0110】
【発明の効果】以上に説明したように、本願第1発明の
ファクシミリ装置によれば、損失手段が制御手段から指
示されたレベル低下量に基づき受信信号のレベルを低下
させるから、受信時に変復調装置に直接に入力可能な受
信信号を一度減衰した後に変復調回路に入力する必要は
なく、低電圧で駆動可能な変復調装置を用いることによ
るS/N比の劣化を阻止することができる。
ファクシミリ装置によれば、損失手段が制御手段から指
示されたレベル低下量に基づき受信信号のレベルを低下
させるから、受信時に変復調装置に直接に入力可能な受
信信号を一度減衰した後に変復調回路に入力する必要は
なく、低電圧で駆動可能な変復調装置を用いることによ
るS/N比の劣化を阻止することができる。
【0111】本願第2発明のファクシミリ装置によれ
ば、利得・損失手段が制御手段から指示された送信信号
レベルの変更量の基づき変復調装置からの送信信号レベ
ルを変更するから、送信時に送信信号を変復調装置で一
度減衰した後、再び他の回路で増幅する必要はなく、低
電圧で駆動可能な変復調装置を用いることによるS/N
比の劣化を阻止することができる。
ば、利得・損失手段が制御手段から指示された送信信号
レベルの変更量の基づき変復調装置からの送信信号レベ
ルを変更するから、送信時に送信信号を変復調装置で一
度減衰した後、再び他の回路で増幅する必要はなく、低
電圧で駆動可能な変復調装置を用いることによるS/N
比の劣化を阻止することができる。
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明のファクシミリ装置の第2実施例におけ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明のファクシミリ装置の第3実施例におけ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明のファクシミリ装置の第3実施例におけ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明のファクシミリ装置の第4実施例におけ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明のファクシミリ装置の第5実施例におけ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明のファクシミリ装置の第5実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明のファクシミリ装置の第5実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明のファクシミリ装置の第5実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明のファクシミリ装置の第5実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
8,10,22 ゲイン制御回路
12 V21変調器
18 V27ter 変調器
20 加算回路
23,24 NL補正回路
26 V21復調器
27 V27ter 復調器
36 制御回路
38 変復調装置
40 回線側回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 1/00 - 1/00 108
H04N 1/32 - 1/44
Claims (8)
- 【請求項1】 低電圧で駆動可能な変復調装置が設けら
れているファクシミリ装置において、受信系に設けら
れ、受信信号のレベルを低下させる損失手段と、前記損
失手段に対し、前記受信信号のレベル低下量を指示する
制御手段とを備えることを特徴とするファクシミリ装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記受信信号のレベル
が低い程前記受信号のレベル低下量がより小さくなるよ
うに指示することを特徴とする請求項1記載のファクシ
ミリ装置。 - 【請求項3】 さらに、各伝送モードの所定のレベルに
対応する電圧値を記憶し、初期識別手順で着信レベルを
検出する着信レベル検出手段を備え、前記制御手段は、
前記着信レベル検出手段の検出結果に応じて前記変復調
装置の入力時における前記伝送モードの着信レベルが所
定の範囲内で最大限高くなるように前記損失手段にその
レベル低下量を指示することを特徴とする請求項1また
は請求項2記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記初期識別手順で伝
送モードの変更が生じたとき、その伝送モードで前記変
復調装置の入力時における前記伝送モードの着信レベル
が所定の範囲内で最大限高くなるように前記損失手段に
そのレベル低下量を指示することを特徴とする請求項1
または請求項2記載のファクシミリ装置。 - 【請求項5】 さらに、加入者等化手段を備え、前記制
御手段は前記加入者等化手段の等化量が大きい程前記損
失手段のレベルの低下量をより大きくすることを特徴と
する請求項1ないし請求項4記載のファクシミリ装置。 - 【請求項6】 低電圧で駆動可能な変復調装置が設けら
れているファクシミリ装置において、送信系に設けら
れ、前記変復調回路からの送信信号のレベルを変更する
利得・損失手段と、前記利得・損失手段に対し、前記送
信信号のレベルの変更量を指示する制御手段とを備える
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項7】 さらに、前記変復調装置に設けられ、前
記送信信号のレベルを低下させる損失手段を備え、前記
制御手段は前記損失手段のレベルの低下量および前記損
失・利得手段のレベルの変更量を組み合わせながら前記
レベルの低下量および前記レベルの変更量を決定するこ
とを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。 - 【請求項8】 さらに、加入者等化手段を備え、前記制
御手段は前記加入者等化手段の等化量の増大に伴い前記
損失手段のレベルの低下量を漸次に増大させることを特
徴とする請求項6または請求項7記載のファクシミリ装
置。
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JP34828893A JP3382335B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ファクシミリ装置 |
US08/874,770 US5886796A (en) | 1993-12-24 | 1997-06-13 | Facsimile apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34828893A JP3382335B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ファクシミリ装置 |
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JPH07193699A JPH07193699A (ja) | 1995-07-28 |
JP3382335B2 true JP3382335B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=18396035
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP34828893A Expired - Fee Related JP3382335B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ファクシミリ装置 |
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US (1) | US5886796A (ja) |
JP (1) | JP3382335B2 (ja) |
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US5282242A (en) * | 1990-08-24 | 1994-01-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus |
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JPH09116674A (ja) * | 1995-10-18 | 1997-05-02 | Mitsubishi Electric Corp | 通信接続装置 |
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- 1993-12-24 JP JP34828893A patent/JP3382335B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-13 US US08/874,770 patent/US5886796A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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---|---|---|---|
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