JP2598048B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2598048B2
JP2598048B2 JP62301017A JP30101787A JP2598048B2 JP 2598048 B2 JP2598048 B2 JP 2598048B2 JP 62301017 A JP62301017 A JP 62301017A JP 30101787 A JP30101787 A JP 30101787A JP 2598048 B2 JP2598048 B2 JP 2598048B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信装置、特に誤り訂正機能を有する通信
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、通信回線を介して、データ伝送を行う場合に
は、通信回線の瞬断,雑音,ひずみなどの影響により、
一定の確率でデータに誤りが生ずる。アナログの音声信
号などの場合と違って、冗長度をほとんど含まないデー
タに対し、一定の品質を保証するためには、伝送誤りを
検出し訂正するための符号化、つまり、誤り検出/訂正
符号化(error detection/correction coding)が必要
となる。
符号化は、情報を担うデータ系列に対し、その系列か
ら一定のルールに従って定まる冗長なデータ系列を付加
するかたちで行われる。
伝送誤りの検出は、受信データ系列に対し、そのルー
ルが保たれているか否かを検出することによって行われ
る。誤り検出後は、伝送制御手順に従って、誤りデータ
を含んでいた情報データ列を再送してもらう(ARQ:auto
matic repeat request)か、または再送によらず、上記
ルールの崩れ具合をもとにして誤り訂正符号自身に、誤
りデータの検出と訂正を実行させる(FEC:forward erro
r correction)。なお、ARQとFECのハイブリツド方式を
とることもある。
FEC方式では、符号自身で誤りデータの訂正まで行う
のに対し、ARQ方式では、誤りの検出のみを符号に任
せ、正しいデータ列は、再送してもらうので、そのため
の制御手順(プロトコル)を必要とする。また、FECは
伝送路の誤り率改善手段として、一方、ARQは伝送路の
誤り率特性があまり定かでない場合も含めて、ほとんど
誤りなしの高信頼度のデータ通信を実現する手段とし
て、といった使い分けがなされることも多い。
ARQ方式としては、再送の仕方によって次の3つの形
式がある。
(1)基本形ARQ(Stop−and−Wait,アイドル−RQ) 1つのデータブロツクを受信するごとに、確認応答を
返送し、確認後に次のデータブロックを送る方式。
(2)ブロツク連送ARQ(Go−back−N) データブロツクを連続転送し、再送要求応答があった
時点で、誤りのあったブロツクまで戻り、それに続くN
ブロツクをブロツクの順序を乱さないように再送する方
式。
(3)選択再送ARQ(Selective Repeat) ブロツク連送ARQの変形で、誤ったブロツクのみを再
送する方式。
(以上、データ通信ハンドブツク,電子通信学会編,オ
ーム社 参考) 以上の様な状況において、現在CCITTG3勧告のオプシ
ヨンとして、ECM(Error Correction Mode)が検討され
ている。
ECMとは、送信機側では、符号化した画情報を所定の
長さで区切り、1つのフレームとしてHDLCフオーマツト
化して、一度に複数のフレームを伝送(最大256フレー
ムを伝送)する。受信機側では、複数のフレームの受信
が終了後、正しく受信したフレームとエラーしたフレー
ムの番号をビツトマツプを送信機側へ伝える(具体的に
はPPRという信号である)。送信機側においては、エラ
ーしたフレームの再送を行う。受信機側において、エラ
ーフレームがなくなれば、その旨の情報を送信機に伝
え、送信機は、次のブロツクの伝送へ向かう。また、送
信機は、n回(nは1,2,3…)再送を行った後において
も、まだ、エラーフレームがある場合、そのフレームの
再送を続けるか(具体的には、CTCの送信)あるいは、
そのフレームの再送を中断し、次のブロツクの伝送へ進
む(具体的には、EORの送信)かを決定できる。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
従来の誤り訂正においては、誤りが終結しない場合に
おいて、送信機は、次の情報の伝送へ向かい、また、受
信機は、エラーしていない情報は出力していた。
具体的には、例えば、上述してECMモードにおいて
は、複数回、同一ブロツクを伝送してもエラーが終結し
ない場合、このブロツクの再送を中断し、次のブロツク
があれば、次ブロックの伝送を行うという制御信号EOR
を送出可能である。例えば、送信機がこのEORを送出す
ると、EORを伝送する前に送っていた情報は、受信機
は、正しく受信できなくなってしまった。
一方、受信機は、EOR信号を受信した場合においても
正しく受信したフレームは出力している。
このために、本当に重要な情報を伝送することが選択
されていて誤り再送が選択されていた場合においても、
受信画像は、エラーのある画像として出力されてしまう
ケースが度々あった。
また、連続して正しく受信したフレームまで受信機側
で、出力されるというケースもあった。
これにより、送信機側は、全くエラーのない画像を伝
送したいにもかかわらず、受信画像には、エラーが発生
し、8が0と化けたりして、大きなトラブルを発生して
しまうという大きな欠点があった。
〔問題点を解決するための手段(及び作用)〕
本発明は、半二重の誤り再送通信によって、複数のブ
ロックに分割された画像データを送信し、受信側からの
再送要求に応じて画像データの再送を行う送信手段と、
前記送信手段が、あるブロックの画像データに対して、
所定回数の再送を行った後、そのブロックの画像データ
の誤りが訂正されない場合は、そのブロックの画像デー
タの再送をやめて、次のブロックの画像データの送信に
移行するか、それとも、次のブロックの画像データの送
信に移行しないように回線を切断するかを設定する設定
手段と、あるブロックの画像データに対して、所定回数
の再送を行った後、そのブロックの画像データの誤りが
訂正されない場合は、画像データの伝送速度がフォール
バック可能か否かを判定し、フォールバック可能であれ
ば、前記送信手段に画像データの伝送速度をフォールバ
ックさせてそのブロックの画像データの再送を継続し、
一方、フォールバック不可能であれば、前記設定手段に
よる設定に従って、前記送信手段に、そのブロックの画
像データの再送をやめさせて、前記半二重の誤り再送通
信によって、次のブロックの画像データを送信させる
か、それとも、次のブロックの画像データの送信に移行
しないように回線を切断させる手段とを設けた。
かかる構成により、フォールバックできるときはフォ
ールバックして再送を継続し、フォールバックできない
ときは、多少のエラーが残っても、半二重の誤り再送通
信によって、次のブロックの画像データの送信に移行す
るか、それとも、次のブロックの画像データの送信に移
行しないように回線を切断するかを設定可能としたの
で、自動的にフォールバックして再送を継続し、できる
だけ再送を成功させることができるとともに、半二重の
誤り再送通信を用いて画像データを送信する場合に、誤
り再送の制御が複雑にならず、かつ、全体として効率が
よい通信ができる。
〔実施例〕
本発明のフアクシミリ装置における誤り再送の方式の
一実施例を説明する。
まず、受信機側においては、非標準識別信号であるNS
F信号にエラーフリー情報伝送(誤り訂正が終了してい
る未訂正フレームを残して次のデータを伝送しないモー
ド)を行う機能を有しているか否かの情報を送信機側へ
知らせる。例えば、NSF信号のFIFの47ビツト目にその情
報を割り当てる。NSF信号のFIFの47ビツト目が0の時に
は、上記の機能は有していなく、NSF信号のFIFの47ビツ
ト目が1の時には、上記の機能は有している。
送信機には、エラーフリー情報の伝送を行うか否かを
選択できる選択手段がある。そして、オペレータが重要
書類、具体的には、1ラインのエラーも許さない通信を
選択したいと思った時、オペレータは、エラーフリー情
報の伝送を所定のマニユアルスイッチにより選択する
(特許請求の範囲の設定手段に相当する)。
送信機側においては、受信したNSF信号のFIFを解析す
ることにより、受信機が、エラーフリー情報伝送を行う
機能を有しているか否かを判断する。受信機が前述した
機能を有していない場合、あるいは、送信機側でエラー
フリー情報の伝送が選択していない場合は、従来のECM
モードによる通信を行う。具体的には、送信機側におい
て、同一ブロツクを複数回再送してもエラーが終結しな
い場合、そのブロツクの伝送を中断し、次ブロツクの伝
送に向かう。CCITTのG3キプシヨン勧告を例にとれば、
複数回PPR信号を受信した時にEORを送出する。受信機側
において1ページ正しく受信できなくても記録を行い、
正しく受信したフレームはすべて記録する。
この場合、送信機は、NSS信号のFIFの47ビツト目を0
に設定した非標準装置設定信号NSSを送信し、エラーフ
リー情報伝送を行わないことを受信機に宣言する。
一方、受信機が前述のエラーフリー情報伝送を行う機
能を有している場合で、かつ、送信機側でエラーフリー
情報の伝送が選択されている場合、エラーフリー情報伝
送を行う。具体的には、送信機は、NSS信号のFIFの47ビ
ツト目を1に設定したNSS信号を送信し、エラーフリー
情報伝送を行うことを受信機に宣言する。エラーフリー
情報伝送モードが選択された場合、受信機は未伝送ブロ
ツクを残したまま通信を続行することがなくなる。CCIT
TのG3オプシヨン勧告を例にとれば、送信機はEORを送出
しない。また、受信機は少なくとも1ページ単位以上で
エラーがなくなって、初めて情報を出力する。また、受
信機は少なくともページ単位未満でエラーが残った時に
は、受信機はその旨の情報を出力する。
次に、ここでCCITTG3勧告のオプシヨンECM(Error Co
rrection Mode)におけるフローの一例を第3図に図示
する。
第3図Aは、エラーフレームのない手順例、第3図B
は、エラーフレームのある手順例、第3図C,Dは複数
回、1つのブロツクを再送したが、まだ、エラーフレー
ムがあり、そのフレームの再送を続ける手順例、第3図
Eは、複数回、1つのブロツクを再送したが、まだ、エ
ラーフレームがあり、そのフレームの再送を中断し、次
のブロツクの伝送へ向かう手順例である。
第3図において、PPS−Q,PPR,EOR−Q,ERR,CTC,CTR
は、CCITT勧告G3のオプシヨンモードECMとして新規に追
加された手順信号で300b/sの信号である。この他に、EC
Mモードにおいて、受信機側からのフロー制御のための
信号RR/RNR信号が新規に追加されている。
以上に新規に追加された信号を簡単に説明する。
まず、PPS(Partial page signal)−Qであるが、こ
れは、部分ページ(Partial page)あるいは1ページの
終了であり、MCFを受信したら、フエーズBあるいはフ
エーズCに戻ることを示す。ここで、QはNULL,MPS,EO
M,EOP,PRI−Qがある。MPS,EOM,EOP,PRI−Qは、従来の
T30と同じ概念を持つ。そして、1ページの最終の部分
ページであることを表す。NULLは、1ページの原稿が、
複数部分ページに分かれた場合に使用される信号であ
る。すなわち、1ページの最終でない部分ページを表
す。
PPR(Partial page request)は、前回受信したメツ
セージは、不完全であったことを表わす信号である。25
6ビツトのFIFを有し、このFIFにより、指定されるナン
バーのフレームの再送を要求する。
EOR(End of retransmission)−Qは、送信側は、前
回、送信した部分ページのエラーフレームの再送を終結
し、ERR信号を受信側、次ブロツクを送信することを表
わす信号である。PPSのQと同様である。
ERR(Response for end of retransmission)は、EOR
信号に対する応答信号である。
CTC(Continue to correct)は、送信側で前回送った
メツセージの訂正を続行したい旨を表わす信号である。
CTCは、FIFを有し、伝送スピードを変更することができ
る。
CTR(Response for continue to correct)は、CTC信
号に対する応答信号であり、受信側は、CTC信号に含ま
れる内容を受け入れることを表わす。
第3図Bにおいて、受信機側は、エラーフレームを検
出した時、PPRを送信機側に送出する。送信機側は、PPR
信号により、指定されたフレームの再送(高速データ)
を行う。
一方、第3図C,D,Eにおいて、受信機側は、エラーフ
レームを検出した時に、PPR信号を送信機側に送出す
る。送信機側は、PPR信号により、指定されたフレーム
の再送(高速データ)を行う場合と、このブロツクの再
送を続行する(CTC信号)あるいは、このブロツクの再
送は中断し、次ブロツクの伝送を行う(EOR信号)とい
う手順信号(300b/sの低速データ)の送出を行う場合が
ある。
以下に、図面に示す実施例に基づいて、本発明を詳細
に説明する。第1図には、本発明によるフアクシミリ装
置の実施例がブロツク図として図示されている。
第1図において、2は電話網をデータ通信等に使用す
るため、その回線の端末に接続して電話変換網の接続制
御を行ったり、データ通信路への切替えを行ったり、ル
ープの保持を行う網制御装置NCU(Network Control Uni
t)である。信号線2aは電話回線である。NCU2は信号線3
8aの信号を入力し、この信号レベルが「0」であれば、
電話回線を電話機側、すなわち、信号線2aを信号線2bに
接続する。また、信号線38aの信号を入力し、この信号
レベルが「1」であれば、電話回線をフアクシミリ装置
側、すなわち、信号線2aを信号線2cに接続する。通常の
状態では、電話回線は電話機側に接続されている。
4は電話機である。
6は送信系の信号と受信系の信号を分離するハイブリ
ッド回路である。すなわち、信号線20aの送信信号は、
信号線2cを通り、NCU2を介して電話回線に送出される。
また、相手側から送られてきた信号は、NCU2を介した
後、信号線2cを通り、信号線6aに出力される。
8は読取回路であり、送信原稿より主走査方向1ライ
ン分の画信号を順次読み取り、白,黒の2値を表わす信
号列を作成する。CCD(電荷結合素子)等の撮像素子と
光学系で構成される。白,黒の2値化された信号列は信
号線8aに出力される。
10は信号線8aに出力されているデータを入力し、符号
化(MHCモデフアイド ハフマン)符号化あるいはMR
(モデフアイド リード)符号化したデータを信号線10
aに出力する回路である。
12は信号線10aに出力されたデータを記憶するメモリ
回路である。本フアクシミリ装置は、一度に1つのブロ
ツクとして、複数のフレームを送信後、エラーのあった
フレームの再送を行うので、最低、1ブロツク分のメモ
リを有する必要がある。メモリ回路12は、信号線38cに
送信するフレーム番号が出力されている時、そのフレー
ムの情報を信号線12aに出力する。
14は信号線12aに出力されている符号化データの前
に、アドレスフイールド,コントロールフイールド,FCF
フイールド,FIFフイールド(今、伝送しているフレーム
番号が格納される)を追加し、その情報をHDLCフオーマ
ツト化した情報を信号線14aに出力する回路である。HDL
Cのフレーミング回路14は、また信号線36dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、送信機側のフロ
ー制御のためのフラグを信号線14aに出力する。
16は公知のCCITT勧告V27ter(差動位相変調)あるい
はV29(直交変調)に基づいた画信号データの変調を行
う高速変調器である。変調器16は信号線14aの信号を入
力し、変調を行い、変調データを信号線16aに出力す
る。
18は公知のCCITT勧告V21に基づいた手順信号の変調を
行う低速変調器である。変調器18は信号線38bの手順信
号を入力し、変調を行い、変調データを信号線18aに出
力する。
20は信号線16a、信号線18aの信号を入力し、加算した
結果を信号線20aに出力する。
22は公知のCCITT勧告V21に基づいた手順信号及びECM
においてはエラー・フレームのビツトマツプデータ等の
復調を行う低速復調器である。復調器22は信号線6aの信
号を入力し、V21復調を行い、復調データを信号線22aに
出力する。
24は公知のCCITT勧告V27ter(差動位相変調)あるい
はV29(直交変調)に基づいた画信号データの復調を行
う高速復調器である。復調器24は信号線6aの信号を入力
し、復調を行い、復調データを信号線24aに出力する。
26は信号線24aに出力された復調データを入力し、HDL
C化されたデータの0デリートを行い、HDLCフオーマッ
ト化される前のデータを信号線26aに出力するHDLCのデ
フレーミング回路である。
28は信号線26aに出力される符号化された画情報をフ
レーム単位で、一時的に記憶するテンポラリメモリ回路
である。フレーム単位で正しく受信されたデータは、信
号線28aに出力される。
30は信号線28aに出力されたフレームデータを該当す
る画像メモリ空間に格納するが、このための画像メモリ
回路であり、通常、ECMでの通信を行う場合は、最低1
ブロツク分のデータを格納するためのメモリが必要であ
る。しかし、ここでは1ページ正しく受信できて、初め
て記録を行うので、最低1ページ分のメモリが必要であ
る。そして、信号線38fに1ページ記録指示パルスが発
生した時、復調されたデータを信号線30aに出力し、1
ページの記録を行う。
32は信号線38fに1ページ記録指示パルスが発生した
時、信号線38aに出力されている復調データを入力し、
復号化(MH(モデイフアイドハフマン)復号化あるいは
MR(モデイフアイドリード)復号化)したデータを信号
線32aに出力する回路である。
34は信号線38fに、1ページ記録指示パルスが発生し
た時、信号線32aに出力されている信号を入力し、順
次、1ライン毎に、記録を行う記録回路である。記録回
路34は、信号線38gにパルスが発生した時に、送信機は
エラーフリー情報の伝送を選択したが、この通信には、
受信画像エラーがある旨の記録を行う。この時に、相手
側の電話番号、ユーザーの略称等の記録も行う。
36は、エラーフリー情報選択ボタンが押下されている
か否かを検出する回路である。このエラーフリー情報選
択ボタンは、オペレーションパネル上にある。このエラ
ーフリー情報選択ボタンが押下されているときには、信
号線36aに信号レベル「1」の信号を出力し、エラーフ
リー情報選択ボタンが押下されていないときには、信号
線36aに信号レベル「0」の信号を出力する。
38は実施例の最初の項で説明を行った制御を主に行う
制御回路である。
第2図A〜Fには、第1図制御回路38の制御の流れ図
が図示されている。
第2図において、ステツプS40はフローチヤートのス
タートを表わしている。
ステツプS42においては、信号線38に信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフし、電話回線を電話
器4に接続する。
ステツプS44においては、フアクシミリ送信が選択さ
れたかが判断される。フアクシミリ送信が選択される
と、ステツプS90に進み、選択されていないとステツプS
46に進む。
ステツプS46においては、フアクシミリ受信が選択さ
れたかが判断される。フアクシミリ受信が選択される
と、ステツプS50に進み、選択されないと、ステツプS48
に進む。
ステツプS48は、その他の処理を表わしている。
ステツプS50においては、信号線38aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンし、電話回線をハイ
ブリツド回路6に接続する。
ステツプS52は、前手順を表わしている。ここで、NSF
信号のFIFの47ビツト目には、1がセツトされる。すな
わち、エラーフリー情報伝送を行う機能を有することを
送信機に対し、宣言する。
ステツプS54においては、NSS信号のFIFの47ビツト目
が1であるか、すなわち、送信機は、エラーフリー情報
伝送を選択しているかが判断される。NSS信号のFIFの47
ビツト目が1であると、ステツプS62に進み、0である
とステツプS56に進む。
ステツプS56からステツプS60はエラーフリー情報伝送
が選択されていない場合の前手順、画信号の受信,後手
順の実行を表わしている。
ステツプS62は伝送速度の設定等の残りの前手順の実
行を表わしている。
ステツプS64では、画信号の受信を行う。
ステツプS66においては、1ブロツクのデータ受信が
終了したかが判断され、終了すると、ステツプS68に進
み、終了していないと、ステツプS64に進む。
ステツプS68においては、現在、受信していたブロツ
クにまだエラーフレームがあるかが判断される。まだ、
エラーフレームがある場合にはステツプS80に進み、も
うエラーフレームがない場合にはステツプS70に進む。
ステツプS70においては、MCFを送出する。ステツプS7
2においては、1ページのおわりであるか否かが判断さ
れる。1ページのおわりである時には、ステツプS74に
進み、1ページのおわりでない時には、ステツプS64に
進む。
ステツプS74においては、信号線38fに1ページ記録指
示パルスを発生し、今、受信したページの記録を行う。
これが本発明の特徴である。すなわち1ページ正しいデ
ータを受信してから始めて記録を行い、エラーによる文
字等の見まちがいを未然に防ぐ。
ステツプS76においては、モードチエンジがあるか否
かが判断され、モードチエンジがあれば、ステツプS52
に進み、モードチエンジがなければ、ステツプS78に進
む。
ステツプS78においては次ページがあるか否かを判断
される。次ページがあればステツプS64に進み、次ペー
ジがなければステツプS42に進む。
ステツプS80においてはPPRの送出を行う。
ステツプS82においては、高速データを受信している
かが判断され、高速データを受信している時には、ステ
ツプS64に進み、高速データを受信していない時には、
ステツプS84に進む。
ステツプS84においては、CTC信号を受信したかが判断
される。CTC信号を受信している場合は、ステツプS88に
進み、CTRを送出する。CTC信号を受信していない時に
は、ステツプS86に進む。
ステツプS86においては、信号線38gに受信画像にエラ
ーありの記録を行うパルスを発生し、この通信には受信
画像にエラーがあう旨の記録を行う。必要に応じて、相
手の電話番号,ユーザー略称等の記録も行う。
以上は受信機側の動作説明であった。次に送信機側の
動作について説明する。
ステツプS44でフアクシミリ送信が選択されると、ス
テツプS90に進む。
ステツプS90においては、信号線38aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンし、電話回線をハイ
ブリツド回線6へ接続する。
ステツプS92で、前手順を実行し、相手側受信機のDI
S,NSFを受信する。
ステツプS94においては、受信側からのNSF信号のFIF
の47ビツト目は一方、すなわち、受信機はエラーフリー
情報伝送を行う機能を有しているかが判断される。NSF
信号のFIFの47ビツト目が1であれば、ステツプS102に
進み、0であればステツプS96に進む。
ステツプS96からステツプS100においては、エラーフ
リーモードが選択されていない前手順,画信号の送信,
後手順を実行する。
ステツプS102においては、エラーフリー情報が選択さ
れているか、具体的には信号線36aが信号レベル「1」
であるかが判断される。エラーフリー情報が選択されて
いる時には、ステツプS104に進み、エラーフリー情報が
選択されていない時には、ステツプS96に進む。
ステツプS104においては、NSS信号のFIの47ビツト目
に1をセツト、すなわちエラーフリー情報伝送を行うこ
とを受信機に宣言する。
ステツプS106では、残りの前手順を実行する。
ステツプS108においては、PPRを4回受信する毎にフ
ォールバックしたCTCの送信を行うが、この4回をカウ
ントするカウンタCHKCOUNTに4をセツトする。
ステツプS110は画信号の送信を表わしている。
ステツプS112においては、1ブロツクのデータの送信
が終了したかが判断される。終了するとステツプS114に
進み、終了していないとステツプS110に進む。
ステツプS114においては、PPS−Qの送出を表わして
いる。
ステツプS116においてはPPRを受信したか、同様にス
テツプS118においてはMCFを受信したかが判断される。P
PRを受信するとステツプS132に進み、MCFを受信すると
ステツプS128に進む。
ステツプS120においてはフロー制御が必要であるかが
判断され、必要に応じてフロー制御を行う(ステツプS1
22)。
ステツプS124においてはPPS−Qを3回送信(ステツ
プS124)したかが判断され、3回送信していればDCNを
送出(ステツプS126)する。3回送信していなければ、
ステツプS114に進む。
ステツプS128においては、次ブロツクの送信があるか
否かが判断され、ある場合はステツプS130に進み、ない
場合はステツプS42に進む。
ステツプS130においては、モードチエンジがあるか否
かが判断される。モードチエンジがある場合はステツプ
S92に進み、ない場合はステツプS108に進む。
ステツプS132においては、PPR信号の受信を行ったの
で、カウンタCHKCOUNTを1つデクリメントする。
ステツプS134においては、PPR信号を4回受信した
か、すなわち、CHKCOUNTが0であるかが判断される。PP
R信号を4回受信しているとステツプS136に進み、4回
受信していないとステツプS110に進む。
ステツプS136においては、フオールバックが可能であ
るか否かが判断される。フオールバックが可能であれ
ば、ステツプS138に進み、フオールバックしたCTCを送
出する。フオールバックが可能でない場合は、DCNを送
出し通信を中断する。この様に、フオールバックしても
エラーフレームが完全になくならない場合にEOR(End o
f retransmission)を出さないで通信を中断しているの
で、受信側で誤ったデータが再生される惧れは全くな
い。
尚、本実施例においては、CCITTのECMモードを例に説
明してが、他の誤り再送モードにも勿論本発明は適用可
能である。又、画データのみならず、文字コードデータ
の通信にも適用できる。
〔実施例2〕 前記実施例においては、エラーフリーの情報伝送が選
択された場合、受信機においては、1ページ正しく受信
できないと出力しないことを考えた。この場合には、受
信機はページメモリを持っていなければならない。しか
し、大容量メモリを有する通信装置においては、エラー
フリーの情報伝送が選択された場合、一通信が正常に受
信できて初めて、出力してもよい。
〔実施例3〕 エラーフリー情報伝送が選択された場合、受信機側に
おいては、この通信は、「重要な文章である旨の表示あ
るいは出力」あるいは「エラーフリー情報伝送である旨
の表示あるいは出力」を行って、受信機のオペレータに
エラーフリー情報伝送であった旨の通知を行ってもよ
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、フォールバックできるときはフォー
ルバックして再送を継続し、フォールバックできないと
きは、多少のエラーが残っても、半二重の誤り再送通信
によって、次のブロックの画像データの送信に移行する
か、それとも、次のブロックの画像データの送信に移行
しないように回線を切断するかを設定可能としてので、
自動的にフォールバックして再送を継続し、できるだけ
再送を成功させることができるとともに、例えば、送信
する画像データの内容が多少のエラーがあっても判読で
きる内容であれば、次のブロックの画像データの送信に
移行する設定としたときに、半二重の誤り再送を続行す
ることで、誤り再送モードから非再送モードに切り換え
るものに比べ、誤り再送の制御が複雑になることを防止
しつつ、通信を効率よく終了することができる。一方、
送信する画像データの内容がエラーがあっては困る内容
であれば、次のブロックの画像データの送信に移行しな
いように回線を切断する設定とすることで無駄な画像デ
ータ送信を防止できる。即ち、本発明は、半二重の誤り
再送通信を用いて画像データ送信する場合に、誤り再送
の制御が複雑にならず、かつ、全体として効率がよい通
信ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるフアクシミリ装置の実施例のブ
ロツク図、 第2図A,B,C,D,E,Fは、第1図制御回路38の制御の流れ
図、 第3図A,B,C,D,Eは、EMCモードにおける手順の位置例を
示す図である。 図において、 2はNCU、4は電話機、6はハイブリツド回路、8は読
取回路、10は符号化回路、12はメモリ回路、14はHDLCの
フレーミング回路、16はV27terあるいはV29変調器、18
はV21変調器、20は加算回路、22はV21復調器、24はV27t
erあるいはV29復調器、26はHDLCのデフレーミング回
路、28はテンポラリメモリ回路、30は画像メモリ回路、
32は復号化回路、34は記録回路、36はエラーフリー情報
伝送選択回路、38は制御回路を夫々示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−64308(JP,A) 特開 昭62−159539(JP,A) 特開 昭52−92413(JP,A) 特開 昭57−185744(JP,A) 特開 昭51−64308(JP,A) 「新版ファクシミリの基礎と応用」、 (昭57−9−10)、電子通信学会、P. 173〜P.185,P.330〜333

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半二重の誤り再送通信によって、複数のブ
    ロックに分割された画像データを送信し、受信側からの
    再送要求に応じて画像データの再送を行う送信手段と、 前記送信手段が、あるブロックの画像データに対して、
    所定回数の再送を行った後、そのブロックの画像データ
    の誤りが訂正されない場合は、そのブロックの画像デー
    タの再送をやめて、次のブロックの画像データの送信に
    移行するか、それとも、次のブロックの画像データの送
    信に移行しないように回線を切断するかを設定する設定
    手段と、 あるブロックの画像データに対して、所定回数の再送を
    行った後、そのブロックの画像データの誤りが訂正され
    ない場合は、画像データの伝送速度がフォールバック可
    能か否かを判定し、フォールバック可能であれば、前記
    送信手段に画像データの伝送速度をフォールバックさせ
    てそのブロックの画像データの再送を継続し、一方、フ
    ォールバック不可能であれば、前記設定手段による設定
    に従って、前記送信手段に、そのブロックの画像データ
    の再送をやめさせて、前記半二重の誤り再送通信によっ
    て、次のブロックの画像データを送信させるか、それと
    も、次のブロックの画像データの送信に移行しないよう
    に回線を切断させる手段とを有することを特徴とする通
    信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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「新版ファクシミリの基礎と応用」、(昭57−9−10)、電子通信学会、P.173〜P.185,P.330〜333

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