JP2505832B2 - デ―タ通信装置 - Google Patents

デ―タ通信装置

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JP2505832B2
JP2505832B2 JP62301021A JP30102187A JP2505832B2 JP 2505832 B2 JP2505832 B2 JP 2505832B2 JP 62301021 A JP62301021 A JP 62301021A JP 30102187 A JP30102187 A JP 30102187A JP 2505832 B2 JP2505832 B2 JP 2505832B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ通信装置、特に、誤り再送機能を有
するデータ通信装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の装置として、例えば画情報をHDLCフオー
マツト化して伝送する誤り再送機能を有するフアクシミ
リ装置においては、エラーフレームが残った場合、以下
の処理をしていた。
第1の処理は、そのエラーフレームの部分は、何も記
録をしないで、前後のフレームをつめて記録を行う。
第2の処理は、エラーフレームの部分は、一定ライン
数、エラーラインが発生したことを表わすユニーク情報
の記録を行う。
第3の処理はエラーフレームが残った場合、その前後
のフレームのライン数から、エラーフレームのライン数
を推定し、そのライン数分、エラーラインが発生したこ
とを表わすユニーク情報の記録を行う。
第4の処理は、エラーフレームが残った場合、送信機
側からエラーフレームに含まれるライン数を受信機側へ
通知し、受信機側は受信画像にエラーライン数分、エラ
ーが発生したことを表わすユニーク情報の記録を行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来例の第1から第4の処理は、エラーフレームは受
信したフレーム情報を復号化し、記録することは考えて
いなかった。すなわち、エラーフレームは記録しない、
あるいは、エラーフレームのデータに代わって、ユニー
ク情報を記録していた。しかし、エラーフレームに含ま
れるエラービツト数が少ない場合等、そのフレームを復
号化し、正しく受信したライン情報を受信画像に記録す
れば、エラーフレームのうちの大部分のライン情報を記
録可能である。従って、従来のエラー再送では、エラー
フレームに含まれる正常な受信画像が失なわれてしまう
という問題がある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明によれば、何回かのエラー再送が不成功に終っ
たとき、記憶手段の最適なエラーフレームデータを受信
データとして処理するので、エラーフレームに含まれる
正常なデータを有効に使用でき、最適な受信データが得
られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して、本発明の一実施例を詳細に説明
する。
まず、本実施例のフアクシミリ装置における誤り再送
の方式を説明する。本実施例においては、送信機側で
は、符号化した画情報を所定の長さで区切り、1つのフ
レームとして、HDLCフオーマツト化して、一度に、複数
のフレームを伝送(例えば、256フレームを伝送)す
る。受信機側では、複数のフレーム(例えば、256フレ
ーム)の受信が終了後、エラーしたフレームの番号を送
信機側へ伝える。送信機側においては、エラーしたフレ
ームの再送を行う。受信機側において、エラーフレーム
がなくなれば、その旨の情報を送信機に伝え、送信機は
次のブロツクの伝送へ向かう。また、送信機は例えば、
3回、再送を行った後においても、まだ、エラーフレー
ムがある場合、そのフレームの再送を続けるか、あるい
は、そのフレームの再送を中断し、次のブロツクの伝送
へ進むかを決定できる。
受信機は、まず、テンポラリバツフアにデータを受信
し、1フレーム分のデータが正しく受信されると、フレ
ーム番号をチエツクし、該当する画像メモリ空間にデー
タを転送する。そして、データを連続して正しく受信し
ている場合は、順次、記録動作を行う。また、CRCチエ
ツクにおいて、エラーがあったフレームデータをテンポ
ラリバツフアに受信した場合は、そのフレームに含まれ
ている正しく受信したライン数を記憶し、そして、その
フレームデータを該当する画像メモリ空間に転送する。
1ブロツクの受信が終了後、受信機は、エラーしたフレ
ームの番号を送信機側へ伝える。送信機側においては、
エラーしたフレームの再送を行うが、この時、受信機は
エラーしたフレームデータがテンポラリバツフアに正し
く受信されれば、該当する画像メモリ空間に転送する。
また、受信機は、再送データがCRCチエツクにおいて、
エラーがあったフレームデータをテンポラリバツフアに
受信した場合は、そのフレームに含まれている正しく受
信したライン数をカウントし、すでに記憶してある同一
フレームデータに含まれている正しく受信したライン数
と比較し、現在正しく受信したライン数が多い場合は、
現在、受信したフレームデータを該当する画像メモリ空
間に転送し、そのフレームに含まれている正しく受信し
たライン数の情報も更新する。また、現在、正しく受信
したライン数が少ない場合は、何も行わない。すなわ
ち、エラーフレームには、受信した中で、常に最もエラ
ーの少ない情報(具体的には、そのフレームに含まれる
正しく受信したライン数が最も多い情報)が格納され
る。これが、本発明の特徴である。そして、1つのブロ
ツクの伝送が終了した時に、エラーフレームが残った場
合、そのエラーフレームには、最もエラーライン数が少
ない情報が格納され、そのフレームデータも、デコード
して記録することが可能になった。
以下、図面に基づいて本実施例を詳細に説明する。第
1図は、本実施例のフアクシミリ装置の構成を示したブ
ロツク図である。
第1図において、2は電話網をデータ通信等に使用す
るため、その回線の端末に接続して、電話交換網の接続
制御を行ったり、データ通信路への切替えを行ったり、
ループの保持を行う網制御装置NCU(Network Control
Unit)である。信号線2aは、電話回線である。NCU2
は、信号線36aの信号を入力し、この信号レベルが
「0」であれば、電話回線を電話機側、すなわち、信号
線2aを信号線2bに接続する。また、信号線36aの信号を
入力し、この信号レベルが「1」であれば、電話回線を
フアクシミリ装置側、すなわち、信号線2aを信号線2cに
接続する。通常の状態では、電話回線は電話機側に接続
されている。
4は電話機である。
6は送信系の信号と受信系の信号を分離するハイブリ
ツド回路である。すなわち、信号線20aの送信信号は信
号線2cを通り、NCU2を介して、電話回線に送出される。
また、相手側から送られてきた信号は、NCU2を介した
後、信号線2cを通り、信号線6aに出力される。
8は読取回路であり、送信原稿より、主走査方向1ラ
イン分の画信号を順次読み取り、白,黒の2値を表わす
信号列を発生する。CCD(電荷結合素子)等の撮像素子
と光学系で構成される。白,黒の2値化された信号列
は、信号線8aに出力される。
10は、信号線8aに出力されているデータを入力し、符
号化(MH(モデイフアイドハフマン)符号化あるいはMR
(モデイフアイドリード)符号化)したデータを信号線
10aに出力する回路である。
12は、信号線10aに出力されたデータを記憶するメモ
リ回路である。
本フアクシミリ装置は、一度に、1つのブロツクとし
て、複数のフレームを送信後、エラーのあったフレーム
の再送を行うので、最低、1ブロツク分のメモリを有す
る必要がある。メモリ回路12は、信号線36cに送信する
フレーム番号が出力されている時、そのフレームの情報
を信号線12aに出力する。
14は、信号線12aに出力されている符号化データの前
に、アドレスフイールド,コントロールフイールド,FCF
フイールド,FIFフイールド(今、伝送しているフレーム
番号が格納される)を追加し、その情報をHDLCフオーマ
ツト化した情報を信号線14aに出力する回路である。HDL
Cのフレーミング回路14は、また、信号線36dに信号レベ
ル「1」の信号が出力されている時には、送信機側のフ
ロー制御のためのフラグを信号線14aに出力する。
16は、公知のCCITT勧告V27ter(差動位相変調)ある
いは、V29(直交変調)に基づいた変調を行う変調器で
ある。変調器16は、信号線14aの信号を入力し、変調を
行い、変調データを信号線16aに出力する。
18は、公知のCCITT勧告V21に基づいた変調を行う変調
器である。変調器18は、信号線36bの手順信号を入力
し、変調を行い、変調データを信号線18aに出力する。
20は、信号線16a、信号線18aの信号を入力し、加算し
た結果を信号線20aに出力する。
22は、公知のCCITT勧告V21に基づいた復調を行う復調
器である。復調器22は、信号線6aの信号を入力し、V21
復調を行い、復調データを信号線22aに出力する。
24は、公知のCCITT勧告V27ter(差動位相変調)ある
いは、V29(直交変調)に基づいた復調を行う復調器で
ある。復調器24は、信号線6aの信号を入力し、復調を行
い、復調データを信号線24aに出力する。
26は、信号線24aに出力された復調データを入力し、H
DLC化されたデータの0デリートを行い、HDLCフオーマ
ツト化される前のデータを信号線26aに出力するHDLCの
デフレーミング回路である。そして、HDLCのデフレーミ
ング回路26は、1つのフレームの受信が終了すると、信
号線26bにパルスを発生する。そして、26は、信号線26b
にパルスを発生した時に、1つのフレームを正しく受信
できた時には、信号線26cに信号レベル「1」の信号を
出力する。また、信号線26bにパルスを発生した時に、
1つのフレームを正しく受信していない時には、信号線
26cに信号レベル「0」の信号を出力する。26は、HDLC
のデフレーミングした後の1バイトのデータを信号線26
aに1バイトデータを出力する毎に、信号線26dにパルス
を発生する。
28は、信号線26aに出力される符号化された画情報を
フレーム単位で、一時的に記憶するテンポラリメモリ回
路である。
テンポラリメモリ回路28へのデータの入力及び出力の
流れを以下に説明する。
28は、テンポラリバツフア0、テンポラリバツフア1
から構成され、それぞれ、例えば、512バイトのメモリ
空間を有している。これらのテンポラリバツフア0,1に
は、相手送信機から送られてくる1フレーム分のデータ
を格納する。ここで、1フレームのデータ長は、最大
で、256+4(A,C,FCF,フレーム番号の4バイトが付加
されている)バイトであるので、512バイトのメモリ空
間を割り当ててある。1つのテンポラリバツフアにデー
タを格納(信号線26aからデータを入力)している時に
は、もう1つのテンポラリバツフアからは、データを出
力(信号線28a及び信号線28cからデータを出力)する。
テンポラリバツフア0の先頭アドレスをTEMPBF0SFSTAと
名づけ、テンポラリバツフア1の先頭アドレスをTEMPBF
1SFSTAと名づける。
テンポラリメモリ回路28には、通常、テンポラリバツ
フア0、テンポラリバツフア1に受信データを交互に格
納される。この方法は、制御回路36は、まず、格納アド
レスとして信号線36eに、TEMPBF0SFSTAあるいは、TEMPB
F1SFSTAを出力し、1バイトデータを受信、すなわち、
信号線26dにパルスが発生した時に、信号線26aに出力さ
れたデータを入力し、格納アドレスに格納していく。そ
して、制御回路36は、格納アドレスを1つインクリして
いく。制御回路36は、1フレームのデータ数(画情報の
データは256バイト、それ以外の付加情報として、A,C,F
CF,フレームナンバーの4バイト)、260バイトより多く
ならないかのチエツクを常に行う。
1フレームのデータの受信が終了した、すなわち、信
号線26bにパルスが発生した時には、正しく受信できた
か否かをチエツクし、正しく受信できている時には、フ
レーム番号の値を調べる。フレーム番号は、1フレーム
の受信データの最初から4バイト目に格納されていて、
この情報は、信号線28bに出力される。そして、制御回
路36は、転送開始アドレス(信号線36fに出力する)を
テンポラリメモリ回路28へ、格納開始アドレス(信号線
36gに出力する)を画像メモリ回路30へ指示した後、転
送バイト数を信号線36eに出力した後、転送指示パルス
を信号線36hに出力し、テンポラリメモリ回路28に受信
したデータを該当する画像メモリ空間へ転送する。
1フレームのデータの受信が終了したが、正しく受信
できていない時(CRCチエツクでエラーが発生した時)
は、そのフレームに含まれる受信データ数をチエツク
し、所定バイト数、例えば、10バイト以下であれば、そ
のデータは捨てる。これは、フラグの連送時において、
エラーが発生した場合が多いと考えられるからである。
そのフレームに含まれるデータが、所定バイト数、例え
ば、132バイト以上であれば、そのデータを順次画像メ
モリへ格納していく。そして、そのフレームデータを復
号化して、そのフレームに含まれている正しく受信した
ライン数をカウントし、記憶する。そのフレームに含ま
れるデータが、上記の中間のバイト数、すなわち、11バ
イトから131バイトの時は、画像メモリに記憶しても、
捨ててもどちらでもよい。本実施例においては、捨てる
ことを考える。
また、1つのフレームを受信していて、そのフレーム
数が、1フレームのデータ数を越えた時においては、そ
れ以降に受信したデータは捨てる。1つのフレームのデ
ータ数が1フレームのデータ数、具体的には、261バイ
ト以上であることは、フレーム間に挿入されているフラ
グが全てこわれた場合に発生する。
再送時においては、1フレームのデータの受信が終了
したが、CRCエラーが発生し、かつ、そのフレームに含
まれるデータが132バイト以上で、260バイト以下の時の
み制御が異なる。この場合、このフレームデータを復号
化して、そのフレームに含まれる正しく受信したライン
数をカウント(信号線29aに出力されている信号を入力
する)し、現在、画像メモリに記憶されているフレーム
データに含まれる正しく受信したライン数と比較し、多
い場合は、そのフレームデータを順次画像メモリに格納
し、そして、そのフレームに含まれている正しく受信し
たライン数を更新する。
29は、信号線28Cに出力されている1フレームのデー
タを入力し、復号化(MH(モデイフアイド・ハフマン)
復合化あるいはMR(モデイフアイド・リード)復合化)
し、そのフレームに含まれる正しく受信したライン数を
信号線29aに出力する復合化ライン数検出回路である。
30は、画像メモリ回路であり、最低1ブロツク分のデ
ータを格納するためのメモリ空間が必要である。テンポ
ラリメモリ回路28に、一時的に蓄えたデータを画像メモ
リ回路30に格納する方法は前述した。画像メモリ回路30
は、信号線36jに信号レベル「1」の信号が出力されて
いる時に、信号線30aにメモリに格納された1ブロツク
の情報を順次出力する。
32は信号線36jに信号レベル「1」の信号が出力され
ている時に、信号線30aに出力されている復調データを
入力し、復号化(MH(モデイフアイド・ハフマン)復合
化あるいはMR(モデイフアイド・リード)復合化)した
データを信号線32aに出力する回路である。
34は信号線36jに信号レベル「1]の信号が出力され
ている時に、信号線32aに出力されている信号を入力
し、順次、1ライン毎に記録を行う記録回路である。
36は実施例の最初の項及びHDLCのデフレーミング回路
26、テンポラリメモリ回路28の項で説明を行った制御を
主に行う制御回路である。該制御回路は、マイクロコン
ピユータ及びマイクロコンピユータの制御プログラムを
格納したリードオンリメモリ(ROM)、データを一時格
納するランダムアクセスメモリ(RAM)等のマイクロコ
ンピユータの周辺機器より構成されている。
第2図は第1図の制御回路36の制御動作を示したフロ
ーチヤート図である。第2図(a)は、メインルーチン
であり、第2図(b)は画信号の受信を行うインタラプ
トルーチンである。
第2図(a)において、ステツプS40は、始めを表わ
し、電源投入に応答して該ルーチンがスタートする。
メインルーチンがスタートするとステツプS42におい
て、信号線36aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML
をオフしてステツプS44に進む。ステツプS44では、フア
クシミリ受信が選択されたか否かを判断する。フアクシ
ミリ受信選択と判断すると、ステツプS48に進む。又フ
アクシミリ受信が選択されていないと判断すると、ステ
ツプS46に進んで他の処理(例えば送信等)を実行す
る。
ステツプS44からステツプS48に進むと、ステツプS48
で信号線36aに信号レベル「1」の信号を出力し、CMLを
オンし、ステツプS50でフアクシミリ通信手順の前手順
を実行する。
そして前手順が終了するとステツプS50からステツプS
52に進み、誤り再送モードでの受信が選択されているか
を判断する。誤り再送モードでの受信が選択された時に
は、ステツプS52からステツプS58に進む。又誤り再送モ
ードでの受信が選択されていない時には、ステツプS52
からステツプS54に進み、誤り再送モードでなく、通常
の画信号の受信を行う。
そして、画信号受信が終了すると、ステツプS56でフ
アクシミリ通信手順の後手順を行う。
一方、誤り再生モードでステツプS52からステツプS58
に進むと、ステツプS58において、現在のブロツクの伝
送が、再送であるか否かを表わすフラグに0をセツトす
る。尚、該再送フラグが0の時には、ブロツクの伝送が
再送でないことを表わし、再送フラグが1の時には、ブ
ロツクの伝送が再送であることを表わす。
次にステツプS60では、画像メモリポインタに画像メ
モリ空間のスタートアドレスを格納してステツプS62に
進み、ステツプS62においては、次に受信するデータの
フレームナンバーが格納されるFRAMNOに0をセットす
る。そして、ステツプS64においては、1フレームの受
信が終了し、CRCエラーがあった場合、受信したバイト
数を格納するために使用するTRANSFERBYTEに0をセツト
した後、ステツプS66においては、1フレームに含まれ
る受信バイト数をカウントするカウンタBYTECOUNTに0
をセツトし、ステツプS68に進む。
ステツプS68においては、受信したデータをテンポラ
リバツフアに格納する。テンポラリバツフアにはテンポ
ラリバツフア0とテンポラリバツフア1が有り、どちら
のテンポラリバツフアに格納するかを表わすフラグTEMP
BFI(テンポラリバツフアイン)に0をセツトする。TEM
PBFIが0のときには、受信データをテンポラリバツフア
0に格納し、TEMPBFIが1のときには、受信データをテ
ンポラリバツフア1に格納しステツプS70に進む。
ステツプS70においては、テンポラリバツフアがフル
になった時、テンポラリバツフアに格納されたデータ
を、1ブロツク格納可能な画像メモリへ転送する。この
とき、テンポラリバツフア0とテンポラリバツフア1の
どちらのテンポラリバツフアに格納されたデータを画像
メモリ30へ転送するかを表わすフラグTEMPBFO(テンポ
ラリバツフアアウト)に0をセツトする。TEMPBFOが0
の時には、テンポラリバツフア0がフルになった時、画
像メモリへ転送し、TEMPBFOが1の時には、テンポラリ
バツフア1がフルになった時、画像メモリへ転送する。
ステツプS72においては、テンポラリバツフア0がフ
ル、すなわち、テンポラリバツフア0にデータが格納さ
れたかを表わすフラグTEMPBF0FULL(テンポラリバツフ
ア0フル)に0をセツトする。TEMPBF0FULLが0の時に
は、テンポラリバツフア0にデータが格納されていない
ことを表わし、TEMPBF0FULLが1の時には、テンポラリ
バツフア0にデータが格納されたことを表わす。ステツ
プS72でフラグTEMPBF0FULLに0をセツトするとステツプ
S74に進む。
ステツプS74においては、テンポラリバツフア1がフ
ル、すなわち、テンポラリバツフア1にデータが格納さ
れたかを表わすフラグTEMPBF1FULL(テンポラリバツフ
ア1フル)に0をセツトする。TEMPBF1FULLが0の時に
はテンポラリバツフア1にデータが格納されていないこ
とを表わし、TEMPBF1FULLが1の時には、テンポラリバ
ツフア1にデータが格納されたことを表わす。ステツプ
S74でフラグTEMPBF1FULLに0をセツトするとステツプS7
6に進み、ステツプS76においてMODEMPTRの内容にテンポ
ラリバツフア0のスタートアドレスを格納した後ステツ
プS78に進む。
ステツプS78においては、1つのブロツクデータを受
信している時、すなわち、最大256フレームのデータを
受信している時、どのフレームを正しく受信しているか
を把握しておく必要があるので、正しく受信したフレー
ムの番号のビツトマツプ(32バイト)を設け、1フレー
ムも正しく受信していないので、すべて0にセツトす
る。1フレームデータを正しく受信する毎に、該当する
フレーム番号のビツトを1にセツトする。
次にステツプS80において、画信号の受信のインタラ
プトの飛先番地として、第2図(b)の飛先番地を設定
する。このインタラプトは、フレームの終わりを検出し
た、すなわち、信号線26bにパルスが発生した時と、1
バイトのデータを入力した、すなわち、信号線26dにパ
ルスが発生した時にかかる。
そして、ステツプS82において、1ブロツクのおわり
の信号を検出した時に1にセツトされるフラグLASTFRMD
T(ラスト・フレーム・デイテクト)に0をセツトした
後ステツプS84に進む。
ステツプS84においては、フラグLASTFRMDTが0か、す
なわち、1ブロツクのおわりの信号を検出していないか
を判断する。ステツプS84でフラグLASTFRMDTが0、すな
わち、1ブロツクのおわりの信号を検出していないと判
断するとステツプS86に進み、フラグLASTFRMDTが1、す
なわち、1ブロツクのおわりの信号を検出していると判
断するとステツプS140に進む。
ステツプS84で1ブロツクの終りの信号を検出してい
ないと判断し、ステツプS86に進むと、TEMPBFOが0か、
すなわち、次にテンポラリバツフア0から画像メモリに
転送するかを判断する。ステツプS86でTEMPBFOが0と判
断すると、すなわち、次にテンポラリバツフア0から画
像メモリに転送する時には、ステツプS88に進む。又、
ステツプS86でTEMPBFOが1と判断するいとすなわち、次
にテンポラリバツフア1から画像メモリに転送する時に
は、ステツプS94に進む。
ステツプS88では、TEMPBF0FULLが0か、すなわち、テ
ンポラリバツフア0がフルでないかを判断し、TEMPBF0F
ULLが0と判断すると、すなわち、テンポラリバツフア
0がフルでない時には、ステツプS84に進む。又ステツ
プS88でTEMPBF0FULLが1とす判断すると、すなわち、テ
ンポラリバツフア0がフルの時には、ステツプS90に進
んで、TEMPBF0FULLに0をセツトする。
そして、ステツプS92においてTEMPBFOに1をセツト
し、ステツプS94において、TEMPBF1FULLが0か、すなわ
ち、テンポラリバツフア1がフルでないかを判断する。
ステツプS94でTEMPBF1FULLが0と判断すると、即ち、テ
ンポラリバツフア1がフルでない時にはステツプS84に
進み、TEMPBF1FULLが1と判断すると、即ち、テンポラ
リバツフア1がフルの時にはステツプS96に進む。
そしてステツプS96においてTEMPBF1FULLに0をセツト
し、ステツプS98においてTEMPBFOに0をセツトした後ス
テツプS100に進む。
ステツプS100においては、1フレームの受信は終了し
たが、CRCエラーがあったかを判断し、CRCエラーがあっ
た場合には、ステツプS118に進み、また、CRCエラーが
ない場合には、ステツプS102に進む。
ステツプS100からステツプS102に進むとフレームナイ
バーをチエツクし、該当する正しく受信したフレーム番
号のビツトマツプに1をセツトする。
そして、ステツプS104において、正しく受信したフレ
ーム番号のビツトマツプをチエツクし、今、受信したフ
レームの1つ前に受信したフレーム、あるいは2つ前に
受信したフレームは正しく受信しているかを判断する
(すなわち、今、正しく受信したフレームの以前に受信
したフレームにおいて連続して2フレーム以上のエラー
がなかったかを判断する)。正しく受信したフレーム番
号のビツトマツプをチエツクし、今、受信したフレーム
の1つ前に受信したフレームあるいは、2つ前に受信し
たフレームが正しく受信している場合は、ステツプS108
に進む。また、正しく受信したフレーム番号のビツトマ
ツプをチエツクし、今、受信したフレームの少なくとも
1つ前に受信したフレームと2つ前に受信したフレーム
をともに正しく受信していない場合は、ステツプS106に
進む。例えば、再送時でない時、今、受信したフレーム
番号が115フレームであった場合、113フレームあるい
は、114フレームが正しく受信している場合は、ステツ
プS108に進み、少なくとも113フレーム,114フレームを
正しく受信していない場合には、ステツプS106に進む。
また、再送時において、再送されるフレームナンバーが
11,15,30,55,100,150とする。ここで、例えば今、受信
したフレーム番号が100フレームであった場合、30フレ
ームあるいは55フレームが正しく受信している場合は、
ステツプS108に進み、少なくとも、30フレーム,55フレ
ームを正しく受信していない場合には、ステツプS106に
進む。
ステツプS106に進むと、今、受信した以前のフレーム
で連続してエラーしているフレームに格納してある正し
く受信したライン数に0をセツトする。すなわち、ステ
ツプS104の具体例で、再送時ではないときには、少なく
とも113フレーム,114フレーム、再送時においては、少
なくとも30フレーム,55フレームに格納してある正しく
受信したライン数に0をセツトする(その他の実施例4,
5を参照の事)。
ステツプS108においては、フレームナンバーをチエツ
クし、A,C,FCF,フレーム番号の次のデータから1フレー
ムのデータ数(256バイト)を該当する画像メモリ空間
へ転送する。
ステツプS110においては、現在の伝送は、再送でない
か、すなわち、再送フラグが0であるかが判断される。
現在の伝送が再送でない、すなわち、再送フラグが0で
ある時には、ステツプS112に進む。また、現在の伝送が
再送である、すなわち、再送フラグ=1である時には、
ステツプS114に進む。
ステツプS112では、画像メモリポインタに最後にデー
タを格納した次のアドレスをセツトし、ステツプS114で
は、画像メモリポインタに、次に再送されるデータを格
納する先頭アドレスをセツトし、ステツプS116では、FR
AMNOに受信したフレーム番号に1をたした値を格納す
る。
そして、ステツプS118においては、TRANSFERBYTEが、
132バイト以上であるかを判断する。ステツプS118でTRA
NSFERBYTEが132バイト以上の時、すなわち、CRCエラー
は発生したが、所定バイト数以上のデータを受信してい
る時には、ステツプS120に進む。また、TRANSFERBYTEが
132バイト未満の時、すなわち、CRCエラーが発生し、か
つ、所定バイト数以上のデータを受信していない時に
は、ステツプS84に進む。
ステツプS118からステツプS120に進むと、現在の伝送
が再送でないか、すなわち、再送フラグが0であるかを
判断する。ステツプS120で現在の伝送が再送でない、す
なわち、再送フラグが0である時には、ステツプS122に
進む。また現在の伝送が再送である、すなわち、再送フ
ラグが1である時には、ステツプS130に進む。
ステツプS122に進むと、FRAMNOに格納されている内容
とそのフレームに含まれている正しく受信したライン数
を記憶し、ステツプS124においてFRAMNOを1つインクリ
してステツプS126に進む。
ステツプS126では、画像メモリポインタの番地以降に
(TRANSFERBYTE数−4バイト)分、テンポラリバツフア
に格納された%バイト目以降のデータを転送する。そし
てステツプS128において、画像メモリポインタに、最後
のデータを格納した次のアドレスをセツトし、ステツプ
S130において、FRAMNOに格納されている内容をチエツク
し、現在、受信しているフレーム番号を認識する。そし
て現在、受信したフレームに含まれている正しく受信し
たライン数を認識する。
次にステツプS132においては、現在、受信したフレー
ムに含まれている正しく受信したライン数は、現在、画
像メモリ空間に記憶されている同一フレームに含まれて
いる正しく受信したライン数より多いか否かを判断す
る。現在、受信したフレームに含まれている正しく受信
したライン数が、現在、画像メモリ空間に記憶されてい
る同一フレームに含まれている正しく受信したライン数
より多い時には、ステツプS134に進み、少ない時には、
ステツプS136に進む。
ステツプS132からステツプS134に進むと、画像メモリ
ポインタの番地以降に(TRANSFERBYTE数−4バイト)
分、テンポラリバツフアに格納された5バイト目以降の
データを転送し、ステツプS135においては正しく受信し
たライン数の更新を行う。
そしてステツプS136に進むと、画像メモリポインタ
に、次に再送されるデータを格納する先頭アドレスをセ
ツトし、ステツプS138においてFRAMNOに再送されるフレ
ーム番号をセツトした後ステツプS140に進む。
ステツプS140において、エラーフレームがあったか否
かを判断し、エラーフレームがあるとステツプS142に進
み、エラーフレームがないと、ステツプS156に進む。
エラーフレーム有りと判断し、ステツプS140からステ
ツプS142に進むと、送信機側へエラーフレームの再送を
指示する信号を送出する。
次にステツプS144において、4回目の再送指示である
か否かを判断し、4回目の再送指示でない時には、送信
機側からエラーフレームの再送が行われるのでステツプ
S150に進む。又、ステツプS144で4回目の再送指示であ
る時には、送信機側から、今、送ったブロツクの再送を
行うか、或いは今、送ったブロツクの再送は中断し、次
のロツクがあれば次のブロツクの送信を行うかの信号が
送られてくるのでステツプS144からステツプS146に進
む。
ステツプS146においては、送信機側から、今、送った
ブロツクの再送を行うという指示があったか否かを判断
する。ステツプS146で送信機側から、今、送ったブロツ
クの再送を行うという指示があった場合には、応答信号
を送出後、ステツプS148に進む。又送信機側から、今、
送ったブロツクの再送は中断し、次ブロツクがあれば、
次ブロツクの送信を行うという指示があった場合には、
応答信号を送出後、ステツプS156に進む。
ステツプS148においては、ステツプS144で判断してい
る再送指示のカウンタをクリアし、ステツプS150におい
て再送ブロツクのデータ受信を行うので、再送フラグに
1をセツトする。
そして、ステツプS152において画像メモリポインタ
に、次に再送されるデータを格納する先頭アドレスをセ
ツトし、ステツプS154において、FRAMNOに、次に再送さ
れるフレーム番号を格納する。
一方ステツプS146からステツプS156に進むと、ステツ
プS156において、画信号の記録を行う。そして、ステツ
プS158において最終ブロツクであるか否かを判断し、最
終ブロツクである時にはステツプS160に進み、最終ブロ
ツクでない時にはステツプS168に進む。
ステツプS158からステツプS160に進むとフアクシミリ
通信手順の後手順を実行する。そしてステツプS162にお
いて信号線36aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML
をオフし、ステツプS164で再び画信号の記録を行い、ス
テツプS166において画信号の記録が終了したと判断する
まで画信号記録を行う。画信号の記録が終了すると、ス
テツプS166からステツプS42に戻る。
一方ステツプS158で最終ブロツクでないと判断しステ
ツプS168に進むと、画信号の記録は終了するとステツプ
S172に進み、画信号の記録が終了していないと、ステツ
プS170に進んで送受信機間の速度調整を行う。
ステツプS168で画信号記録終了と判断しステツプS172
に進むと、ステツプS172においてフアクシミリ通信手順
の中間手順を行った後ステツプS58に戻る。
次に誤り再生モードでの画信号受信のインタラプトル
ーチンについて説明する。
ステツプS18でインタラプトルーチンがスタートする
と、ステツプS182においてフレームのおわりを検出した
か否か、すなわち、信号線26bにパルスが発生したか否
かを判断する。ステツプS182でフレームのおわりを検出
したと判断すると、即ち信号線26bにパルスが発生した
時には、ステツプS194に進む。又ステツプS182でフレー
ムのおわりを検出していないと判断すると、即ち信号線
26bにパルスが発生していない時にはステツプS184に進
む。
ステツプS184に進むとBYTECOUNTが260であるか、すな
わち、1フレームのデータとして260バイトを受信した
か否かを判断する。ステツプS184でBYTECOUNTが260であ
ると判断すると、即ち、1フレームのデータとして、26
0バイトのデータを受信している時には、ステツプS192
に進む。又ステツプS184でBYTECOUNTが260でない、すな
わち、1フレームのデータとして、260バイトのデータ
を受信していない時には、ステツプS186に進み、ステツ
プS186ではMODEMPTRの内容の番地に1バイトのデータを
格納する。
そしてステツプS188においてMODEMPTRの内容を1つイ
ンクリし、ステツプS190においてBYTECOUNTの値を1つ
インクリし、ステツプS192でリターンする。
一方ステツプS182でフレームの終了検出と判断しステ
ツプS194に進むと、ステツプS194において1ブロツクの
おわりの信号を検出したか否かを判断する。ステツプS1
94で1ブロツクのおわりの信号を検出するとステツプS2
16に進み、1ブロツクのおわりの信号を検出していない
とステツプS196に進む。
ステツプS196に進むと、TEMPBFIが0か、すなわち、
テンポラリバツフア0にデータを格納していたか否かを
判断する。ステツプS196でTEMPBFIが0、すなわち、テ
ンポラリバツフア0にデータを格納していた時には、ス
テツプS198に進み、TEMPBFIが1、すなわち、テンポラ
リバツフア1にデータを格納していた時には、ステツプ
S204に進む。
又、ステツプS196でTEMPBFIが0と判断しステツプS19
8に進むと、ステツプS198において今度はテンポラリバ
ツフア1にデータを格納するのでTEMPBFIに1をセツト
する。
そして、ステツプS200においてテンポラリバツフア0
にデータが格納されたのでTEMPBF0FULLに1をセツト
し、ステツプS202において、今度はテンポラリバツフア
1にデータを格納するので、MODEMPTERの内容にテンポ
ラリバツフア1のスタートアドレスを格納した後ステツ
プS210に進む。
一方ステツプS196でTEMPBF1が1と判断しステツプS20
4に進むと、ステツプS204において、今度はテンポラリ
バツフア0にデータを格納する為に、TEMPBFIに0をセ
ツトする。そして、ステツプS206においてテンポラリバ
ツフア1にデータが格納されたので、TEMPBF1FULLに1
をセツトし、ステツプS208において、今度はテンポラリ
バツフア0にデータを格納する為に、MODEMPTRの内容に
テンポラリバツフア0のスタートアドレスを格納した後
ステツプS210に進む。
ステツプS210に進むと、CRCエラーがあったか否かを
判断し、CRCエラーがあるとステツプS212に進み、CRCエ
ラーがないと、ステツプS214に進む。
CRCエラー有りでステツプS212に進むと、TRANSFERBYT
EにBYTECOUNTの値を格納した後ステツプS214に進み、ス
テツプS214においてBYTECOUNTに0をセツトする。
又ステツプS194で1ブロツクの終了信号受信と判断し
ステツプS216に進むと、ステツプS216において1ブロツ
クのおわりの信号を検出したのでLASTFRMDTフラグに1
をセツトする。
尚、上述した実施例では、1つのフレームがエラーを
おこした時、そのフレーム内に含まれている正しく受信
したライン数を比較することにより、常に、正しく受信
したライン数が最も多いラインを画像メモリへ格納して
いる。
しかしながら、1つのフレームデータは、ラインの区
切りではない。このため、エラーのあった前後のフレー
ムを参照するようにしてもよい。すなわち、エラーのあ
った前のフレームを参照することによりエラーフレーム
の始めのデータが正しいライン情報としてカウントされ
ることもある。また、エラーのあった後のフレームを参
照することによりエラーフレームの終わりのデータが正
しいライン情報として、カウントされる場合もある。こ
れによって正しく受信されたライン数が増加することに
なる。
又、上述した実施例では1つのフレームを受信してい
て、そのフレーム数が1フレームのデータをこえた時に
はそれ以降の受信データは捨てている。しかし、これは
フレーム間のフラグがこわされた場合であるのでこのデ
ータを画像メモリに格納する構成としてもよい。
又、上述した実施例では、1回に受信した複数のフレ
ームにおいて2フレーム以上連続してエラーがおきた場
合、そのデータが、今まで受信した同一フレームにおい
て、正しく受信したライン数が一番多い時には、画像メ
モリ空間へ転送する。そのデータが今まで受信した同一
フレームにおいて、正しく受信したライン数が一番多く
ない場合は、何もしない。そして、画像メモリ空間でエ
ラーフレームデータを転送した、しないにかかわらず、
その連続したエラーフレームに格納してある正しく受信
したライン数に0を格納している(ステツプS106)。し
かし、画像メモリ空間へデータを転送した場合のみ、そ
のエラーフレームに格納してある正しく受信したライン
数に0を格納してもよい。
又、上述した実施例では、1回に受信した複数のフレ
ームにおいて、2フレーム以上、連続してエラーがおき
た場合、そのフレームに格納してある正しく受信したラ
イン数に0を格納している。しかし、1回に受信した複
数のフレームにおいて、2フレーム以上連続して、エラ
ーがおきた場合は、この連続したエラーフレームデータ
を画像メモリに転送しない構成としてもよい。これは2
フレーム以上連続してエラーが発生した場合、エラーの
発生具合によっては、正しい画像メモリ空間へ転送され
なくなってしまうことが考えられるからである。
以上で説明したように、本実施例によれば、受信機は
1つのブロツクの伝送が終了した時に、エラーフレーム
が残っている場合、このエラーフレームには、所定回数
受信した中で最もエラーの少ない情報(具体的には、そ
のフレームに含まれる正しく受信したライン数が最も多
い)を格納することが可能になる。
尚、上述した実施例ではフアクシミリ装置を例に説明
したが、本発明はフアクシミリ装置に限らずテレテツク
ス等のデータ通信装置には全て実施できる。
〔効 果〕
以上の様に本発明によればエラー再送が成功しなかっ
た場合に、最適な受信処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のフアクシミリ装置の構成を示したブ
ロツク図、 第2図は、第1図の制御回路36の制御動作を示したフロ
ーチヤート図である。 2はNCU、 4は電話機、 6はハイブリツド回路、 8は読取回路、 10は符号化回路、 12はメモリ回路、 14はHDLCのフレーミング回路、 16はV27terあるいはV29変調器、 18はV21変調器、 20は加算回路、 22はV21復調器、 24はV27terあるいはV29復調器、 26はHDLCのデフレーミング回路、 28はテンポラリメモリ回路、 29は複合化・ライン数検出回路、 30は画像メモリ回路、 32は復号化回路、 34は記録回路、 36は制御回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誤り再送機能を有するデータ通信装置にお
    いて、 データを所定のフレーム単位で受信し、受信したフレー
    ムデータのエラーをチエツクする手段と、 上記チエツク手段の出力に基づいてフレームデータの再
    送を指示する指示手段と、 再送回数をカウントする手段と、 エラー検出したフレームデータのエラー状態を識別し、
    上記再送指示手段によるエラーフレームの再送が所定回
    数不成功であったときに、最適なエラーフレームデータ
    を記憶する手段と、 上記記憶手段のエラーフレームデータを受信データとし
    て処理する手段を有することを特徴とするデータ通信装
    置。
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