JP2538174B2 - デ―タ復調装置 - Google Patents

デ―タ復調装置

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JP2538174B2 JP5114477A JP11447793A JP2538174B2 JP 2538174 B2 JP2538174 B2 JP 2538174B2 JP 5114477 A JP5114477 A JP 5114477A JP 11447793 A JP11447793 A JP 11447793A JP 2538174 B2 JP2538174 B2 JP 2538174B2
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博幸 根本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に使
用されるデータ復調装置に関し、とくにトレーニング時
に送られてくる疑似ランダムパターンを用いて調整され
る等化器を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】CCITT勧告V.27ter準拠のフ
ァクシミリ装置では、図5に示すように、セグメント1
〜5からなるトレーニング・シーケンスの中で自動等化
器の調整を行なう。
【0003】ここで、セグメント3では、図6に示すよ
うに、直交する2つの位相軸R(REAL)とI(IM
AGINALY)からなる直交振幅座標上のA,B点を
交互にとる信号すなわち180度の位相反転連続信号が
送出される。
【0004】次のセグメント4では、図7に示すよう
に、127ビットを周期とする”1”と”0”の疑似ラ
ンダムパターンが繰り返し送出され、この疑似ランダム
パターンを用いて等化器の調整が行なわれる。
【0005】図8は、従来のこの種のデータ復調装置の
概略構成を示したものであって、1はアナログ受信信号
Ainをデジタル信号Dinに変換するAD変換器、1
1はAGC(自動利得制御)回路、12はAD変換器1
のサンプリングタイミングを自動調整するタイミング調
整部、2は直交搬送波を用いて受信信号DinをRとI
の位相成分別に復調する位相振幅復調部、3はデジタル
LPF(ローパス・フィルタ)、4は回線特性を補償す
る自動等化器、5は受信信号に基づいて復調用の直交搬
送波の位相を修正する搬送波位相補正部、6はRとIの
位相成分に基づいてビットデータの復調を行なうデータ
判定部、7は上記セグメント3にて送られてくる180
度位相反転連続信号の終了を検出するための反転終了検
出部、8はトレーニング・シーケンスを含む装置全体を
制御する主制御部である。
【0006】上述した装置では、セグメント4にて送ら
れてくる疑似ランダムパターンを用いて等化器4の調整
が行なわれるが、このセグメント4が開始されたかどう
かは、図9に示すように、疑似ランダムパターンの最初
に現れる”0”によって判定することが行なわれてい
た。
【0007】すなわち、疑似ランダムパターンの最初
の”0”を表現する受信信号は、直交振幅座標上の同じ
点B(またはA)を連続して2回とる。したがって、こ
の直交振幅座標上の同じ点B(またはA)の2回連続箇
所BB(またはAA)によってセグメント3からセグメ
ント4への切換ポイントを検出し、この検出した切換ポ
イントを疑似ランダムパターンの先頭位置とみなして、
これ以降の受信データが所定の疑似ランダムパターンと
なるように等化器4を調整することが行なわれていた。
【0008】疑似ランダムパターンは、受信信号が図6
の直交振幅座標上の点DとCの2点間を反転するか否か
によって表現される”1”と”0”のビットデータ列か
らなり、そのパターンはあらかじめ規格で定められてい
る。この規格で定められた疑似ランダムパターンがセグ
メント4にて繰り返し送出される。等化器4は、その疑
似ランダムパターンを期待するように調整される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成に
よれば、等化器の調整が正しく行なわれないことによる
受信エラーが生じやすい、という問題があった。
【0010】上述の問題は以下の理由で生じる。すなわ
ち、上述したしたように、等化器を調整するための疑似
ランダムパターンの先頭位置は、直交振幅座標上の同じ
点B(またはA)の2回連続箇所BB(またはAA)に
よって判定されるが、図9に示すように、その判定が行
なえる切換ポイントは1箇所しかない。
【0011】一方、直交振幅座標上の同じ点B(または
A)が2回連続することは、ノイズ等の伝送上のエラー
によって簡単に起こり得る。この伝送上のエラーによっ
て、たとえばセグメント3にて受信される180度位相
反転連続信号に1回だけ位相反転しないエラーいわゆる
ビット化けが1回でも生じると、その位相反転しなかっ
たエラー箇所が疑似ランダムパターンの先頭位置と誤判
定されてしまうようになる。
【0012】このように、上述した装置では、疑似ラン
ダムパターンの先頭位置が誤判定されやすい。疑似ラン
ダムパターンの先頭位置が誤判定されると、その疑似ラ
ンダムパターンを期待することによって行なわれる等化
器の調整が正しく行なわれなくなって受信エラーが生じ
る。
【0013】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、疑似ランダムパターンによる等化器の調整を確
実に行なわせて受信エラーの発生を少なくすることがで
きるデータ復調装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、180度位相反転連続信号の後に送られて
くる疑似ランダムパターンによって等化器の自動調整を
行なわせるに際し、上記疑似ランダムパターン内の特定
位置だけに現れる特定パターンを検出し、この特定パタ
ーンの検出位置を開始基準にして上記疑似ランダムパタ
ーンによる等化器の自動調整を行なわせる、という構成
を備えたものである。
【0015】
【作用】本発明は、上述の構成によって、ノイズ等の伝
送上のエラーが生じても、そのエラーによる疑似ランダ
ムパターンの誤判定の確率を小さくすることができるた
め、疑似ランダムパターンによる等化器の調整を確実に
行なわせて受信エラーの発生を少なくさせることが可能
となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら説
明する。
【0017】なお、図において、同一符号は同一または
相当部分を示すものとする。図1は本発明の一実施例に
よるデータ復調装置の概略構成を示すものであって、1
はアナログ受信信号Ainをデジタル信号Dinに変換
するAD変換器、11はAGC(自動利得制御)回路、
12はAD変換器1のサンプリングタイミングを自動調
整するタイミング調整部、2は直交搬送波を用いて受信
信号DinをRとIの位相成分別に復調する位相振幅復
調部、3はデジタルLPF(ローパス・フィルタ)、4
は回線特性を補償する自動等化器、5は受信信号に基づ
いて復調用の直交搬送波の位相を修正する搬送波位相補
正部、6はRとIの位相成分に基づいてビットデータの
復調を行なうデータ判定部、70はトレーニング時に等
化器4の調整のために送られてくる疑似ランダムパター
ン内の特定位置だけに現れる特定パターンを検出する特
定パターン検出部、80はトレーニングの動作シーケン
スを含む装置全体を制御する主制御部である。
【0018】ここで、主制御部80は、データ判定部6
および特定パターン検出部70とともに、マイクロ回路
化された汎用データ処理装置いわゆるマイクロコンピュ
ータによって集中的に構成されている。
【0019】さらに、上記主制御部80には、上記特定
パターン検出部70が上記特定パターンを検出したとき
に、その特定パターンの検出位置を開始基準にして上記
疑似ランダムパターンによる等化器4の自動調整を行な
わせる制御手段がソフトウェア的に組み込まれている。
【0020】特定パターンとしては、図2に示すよう
に、180度位相反転連続信号の後に送られてくる疑似
ランダムパターンの中の最長”0”連続パターン、すな
わち”0”の7回連続パターン(0000000)が設
定されている。
【0021】図3は上記特定パターン(000000
0)の付近を抽出して示したものであって、特定パター
ン(0000000)は、図6に示した直交振幅座標上
の同じ点D(またはC)を7回連続して繰り返すことに
よって表現される。
【0022】図4は上記特定パターン検出部70の構成
原理をフローチャートで示したものであって、特定パタ
ーン(0000000)の検出はカウンタと論理和の動
作を主体にして行なわれる。
【0023】同図に示したフローチャートでは、最初に
7がプリセットされたカウンタの内容を1回の”0”受
信ごとに1ずつ減数させる一方、”1”受信の度にカウ
ンタの内容を最初の7に戻す処理によって、カウンタ
に”0”の連続数を計数させることが行なわれる。カウ
ンタの内容は7回の”0”連続を計数したときだけ0
(ゼロ)になる。したがって、カウンタの内容が0(ゼ
ロ)になったか否かによって特定パターン(00000
00)の有無を検出することができ、この検出に基づい
て疑似ランダムパターンによる等化器の調整を開始させ
ることができる。
【0024】以上のように構成されたデータ復調装置に
ついて、以下その動作を説明する。上述した装置では、
図2および図3に示すように、180度位相反転連続信
号の後に送られてくる疑似ランダムパターンの中の特定
パターン(0000000)が検出されると、この特定
パターンの検出位置から等化器4の調整が行なわれる。
等化器4は、検出された特定パターン(000000
0)の後に続くパターン(110・・・)が正しく復調
されるように調整される。
【0025】このとき、等化器4の調整開始基準となる
特定パターンは、疑似ランダムパターンの中で”0”が
7回も連続する特定パターンであるため、ノイズ等の伝
送上のエラーによるビットエラーが生じても、このビッ
トエラーによって上記特定パターンが偶然に形成される
エラーの確率はきわめて少ない。
【0026】また、仮に特定パターン部分でビットエラ
ーが生じても、その影響は特定パターンが検出されない
だけである。等化器調整用の疑似ランダムパターンは繰
り返し送られてくるので、特定パターンはその繰り返し
送られてくる疑似ランダムパターン群の中のいずれかで
検出されればよい。
【0027】このように、ノイズ等の伝送上のエラーが
生じても、そのエラーによる疑似ランダムパターンの誤
判定の確率を小さくして、疑似ランダムパターンによる
等化器4の調整を確実に行なわせることができ、これに
より受信エラーの発生を少なくすることができる。
【0028】なお、特定パターンは、最長”0”連続パ
ターン以外のパターン、たとえば”1”と”0”の組み
合せパターンであってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、180度位相反転連続信号の後に送られてくる疑似
ランダムパターンによって等化器の自動調整を行なわせ
るに際し、上記疑似ランダムパターン内の特定位置だけ
に現れる特定パターンを検出し、この特定パターンの検
出位置を開始基準にして上記疑似ランダムパターンによ
る等化器の自動調整を行なわせることによって、ノイズ
等の伝送上のエラーが生じても、そのエラーによる疑似
ランダムパターンの誤判定の確率を小さくすることがで
きるため、疑似ランダムパターンによる等化器の調整を
確実に行なわせて受信エラーの発生を少なくできる、と
いう効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ復調装置の概略
構成図
【図2】特定パターンの位置を示す図
【図3】特定パターン付近を抽出して示す図
【図4】特定パターン検出部の構成原理を示すフローチ
ャート
【図5】トレーニング・シーケンスを示すブロック図
【図6】受信信号の直交振幅座標上での点を示す図
【図7】等化器調整用の疑似ランダムパターンを示す図
【図8】従来のデータ復調装置の概略構成図
【図9】従来の装置での等化器自動調整開始位置の判定
箇所を示す図
【符号の説明】 1 AD変換器 11 AGC(自動利得制御)回路 12 タイミング調整部 2 位相振幅復調部 3 デジタルLPF(ローパス・フィルタ) 4 等化器 5 搬送波位相補正部 6 データ判定部 70 特定パターン検出部 80 主制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から送出される180度位相反転
    連続信号を受けこの信号に基づいて自動利得調を行う自
    動利得調整手段と、前記180度位相反転連続信号に後
    続する疑似ランダム信号を受けこの信号に基づいて係数
    の自動調整を行う等化器と、前記疑似ランダム信号内の
    所定パターンを検出する検出手段と、前記所定パターン
    の検出位置を前記等化器が動作を開始する基準位置とす
    る制御を行う制御手段とを具備することを特徴とするデ
    ータ復調装置。
  2. 【請求項2】 送信側から送出される180度位相反転
    連続信号を受けこの信号に基づいて自動利得調を行う自
    動利得調整手段と、前記180度位相反転連続信号に後
    続する疑似ランダム信号を受けこの信号に基づいて係数
    の自動調整を行う等化器と、前記疑似ランダム信号内の
    最長”0”連続パターンを検出する検出手段と、前記最
    長”0”連続パターンの検出位置を前記等化器が動作を
    開始する基準位置とする制御を行う制御手段とを具備す
    ることを特徴とするデータ復調装置。
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JPH06326635A JPH06326635A (ja) 1994-11-25
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