JPH0244820A - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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Publication number
JPH0244820A
JPH0244820A JP63194446A JP19444688A JPH0244820A JP H0244820 A JPH0244820 A JP H0244820A JP 63194446 A JP63194446 A JP 63194446A JP 19444688 A JP19444688 A JP 19444688A JP H0244820 A JPH0244820 A JP H0244820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
signal
distance
demodulator
equalizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP63194446A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Ichikawa
裕子 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP63194446A priority Critical patent/JPH0244820A/ja
Publication of JPH0244820A publication Critical patent/JPH0244820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は復調装置、特に直交位相変調方式又は位相変調
方式を用いて変調された受信データを復調し、適応型等
化器を介して復調信号を出力する復調装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来より、アナログ回線を介してファクシミリ画像デー
タその他のデジタルデータを送受信する際のモデムの仕
様は、CCITT勧告Vシリーズに記載されている。例
えば、勧告V29では9600bpsまでのデータレー
トを使用できるモデムが規定されており、このモデムで
は直交位相変調によってデータが変調される。また、回
線歪みの影響によるデータ誤りを防ぐため、適応型の等
化器をモデムに内蔵する。この等化器は伝送時の回線の
遅延特性の逆特性となるように通信の初期あるいは必要
なタイミングにおいてトレーニングパターンの送受信に
よって収束される。
第12図は送信側モデムから送信される信号のフォーマ
ットを示している。図において符号PIは送受信間で絶
対位相の同期を成立させるだめのパターン信号で、所定
のデータパターン(後述)を有する。このパターン信号
Piの後にトレーニングパターン信号P2が続く。トレ
ーニングパターン信号は受信側等化器の回線歪みに応じ
たタップゲインを適応制御するためのもので、所定の疑
似ランダムパターンによってスクランブルされたデータ
列が送信される。ユーザデータUDはこのようなパター
ン信号による受信側モデムの等化器のトレーニングを経
た後送信される。
[発明が解決しようとする課題] 従来のモデムでは、絶対位相同期用のパターン信号Pi
と実際に等化器のトレーニングを行なうトレーニングパ
ターン信号P2の切換タイミングを検出する手段が設け
られておらず、パターン信号Piのシンボルインターパ
ルスを計測することれ、等化器トレーニングの収束が良
好に行なえないという問題があった。これにより、トレ
ーニングに失敗すればその下位のデータレートに通信速
度がフォールバックされるため、単にタイミングのずれ
などによるトレーニング不良でも、無駄に低速な通信速
度を選択してしまうために通信効率が低下するという不
都合があった。
本発明の課題は以上の問題を解決することである。
[課題を解決するための手段] 以」二の課題を解決するために、本発明においては、直
交位相変調方式又は位相変調方式を用いて変調された受
信データを復調し、適応型等化器を介して復調信号を出
力する復調装置において、復調器から順次出力される隣
り合った信号パターンの直交座標系における距離を測定
し、この距離の変化に応じて前記適応型等化器の調整開
始タイミングを決定する制御手段を設けた構成を採用し
た。
[作 用] 以上の構成によれば、受信信号から等化器の調整開始タ
イミングを検出し、等化器の調整を開始できるため、等
化器調整開始タイミングのずれによる等化失敗の確率を
低減できる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明を採用したデータモデムの受信系の構造
を示している。図の上段の符号21〜24で示されるブ
ロックはいずれも公知の回路で、符号21は第12図の
パターン信号Piの送信開始を検出するためのキャリア
検出回路、符号22は同期検波あるいは位相シフト方式
による復調器、符号23はトランスバーサルフィルタな
どから成る適応型の自動等化器、符号24はデイスクラ
ンブル処理を介して等化器23の収束状態を判定する判
定器である。
本実施例では、以上の構成に加えて復調器22の出力を
入力し、第12図の絶対位相検出用のパターン信号P1
とトレーニングパターン信号P2の切換タイミングを検
出する検出器25が設けられており、この検出器25が
検出したパターン信号の切換タイミングで等化器23の
収束処理を開始させるようにしである。
ここで第1図の装置において用いられる信号形式を第2
図、第3図に示す。第2図、第3図の信号形式はCCI
TT勧告V29に基づくものである。
第2図の極座標は直交位相変調における位相差および振
幅値を示している。また、符号A−Dは第12図のパタ
ーン信号P1、トレーニングパターン信号P2の送信期
間において使用される信号の位相および振幅の設定を示
している。図示のように、符号BおよびDの信号は使用
される通信速度によって位相および振幅の条件が異なっ
ている。
第3図は第12図の信号構成をより詳細に示したもので
ある。第12図のパターン信号Pi、P2は、第3図で
はそれぞれセグメント2およびセグメント3に相当する
。セグメント2の位相同期の前には、信号送信を行なわ
ない所定時間のセグメン)1がおかれる。また、セグメ
ント3の後にはスクランブルされたデータ位置を連送す
るセグメント4がおかれる。
セグメント2.3では、第2図の符号A−Dの信号パタ
ーンが使用される。セグメント2では第2図の信号パタ
ーンA、B(パターンBはその時の通信速度によって選
択される)が交互に送信される。また、セグメント3で
は信号パターンCおよびDをスクランブラが発生した疑
似ランダムパターンに応じて選択される。各セグメント
におけるシンボルインターバルの数(信号パターンの数
)および各セグメントの継続時間は、第3図の下段に示
しである。
実際に送信側モデムが第2図の信号パターンを送信する
場合、第2図を直交座標として考えた時その座標(p 
、 q)をweというキャリア周波数(■29勧告では
1700Hz)を用いて’! = p ・sin (w
cX t ) + q ・cos (wcX t )・
・・(1) なる式に基づいて変調し、送信する。
従って、このような振幅および位相について変調された
信号を復調するには第4図あるいは第5図に示すような
復調器を用いることができる。第4図は第1図の復調器
22の一例として同期検波による復調器を示している。
図において符号51は送信信号をデジタルデータに変換
するAD変換器で、この出力はそれぞれs i n (
wcXTs)およびc o s (wcXTs)を乗算
する乗算器を経てローパスフィルタ52.52に入力さ
れる。
実際にはこれらのローパスフィルタはデジタル積分器に
よって構成され、所定のインターバルごとにスイッチT
b、Tbを介して(1)式のp、  qの値が取り出さ
れる。
一方、第5図は位相シフト型の復調器で、A/D変換器
61の出力はヒルベルトフィルタ62.62に入力され
、各フィルタ62の出力をsinおよびcos乗算し、
加算器を介して上記同様の積分値p、qをスイッチTb
、Tbを介して出力する。
本実施例では、復調器22の出力デジタル値である(p
、q)(第2図の座標)を検出器25に入力し、隣りあ
った信号パターンの座標間の距離を検出することによっ
てセグメント2.3の切換タイミングを検出する。ここ
で、このタイミング検出の原理を示す。
第7図は、9600bpsにおいてセグメント2.3で
受信される信号パターンA、B、C,Dをプロットした
ものである。ここでは、回線歪みかない場合を示してお
り、各信号パターンは第2図で示された座標に収束して
いる。
一方、第8図は回線歪みがある場合の復調結果を示して
いる。回線歪みがあると、セグメント2ではパターンA
、Bが交互に送信されるので、第8図に示すようにこれ
らのパターンの復調結果はある点に収束するが、パター
ンC,Dに関してはランダムシーケンスなので、これら
の復調結果は図示のように発散する。
したがって、セグメント2で順次送信されるパターンA
、Hの座標間の距離はほぼ同程度であるのに対して、セ
グメント3では、順次送信されるパターンの距離は1つ
1つ大きく異なるため、この順次送信される隣り合った
信号パターンの復調座標間の距離を観測すれば、セグメ
ントの切り換えを検出できることがわかる。
信号パターン間の距離を測定する方法は、位相ずれなど
により信号座標系が回転していてもその影響を受けない
。たとえば、初期位相合わせの際ずれが発生しているば
あいには、(p 、 q)と復調される信号は (p−cos x −q−sin x 、 p−5in
 x+ q−cos x)となってしまい、第9図に示
すように信号パターンの回転が生じる。しかし、上記の
ように座標間の距離をとれば、この影響を無視できる。
ここで、第6図を参照して検出器5が行なうセグメント
切り換えタイミングの検出処理につき説明する。検出器
5はマイクロプロセッサ、あるいはDSP(デジタル信
号プロセッサ)などから構成され、第6図の手順はこれ
らの制御回路の制御ソフトウェアとして構成される。
第6図のステップStでは、初期化を行なう。
すなわち、演算用のレジスタdiをリセットし、1つ前
の復調された信号パターンの座標値を格納するレジスタ
xi 、ylに第2図のA点の座標を格納する。
次にステップS2では、レジスタX、yに復調器22か
ら入力した1つの復調信号パターンのXy座標値をそれ
ぞれ入力する。
ステップS3では、レジスタxi、V1およびx、yに
格納されている2つの座標間の直線距離dを演算する。
ステップS4では、レジスタdおよびレジスタd1にそ
れぞれ格納された値の差が一定値よりも大きいかどうか
を判定する。ここで、セグメント2の間は、前記のよう
に信号パターンA、Bが繰り返し送信されるため、信号
パターン間の距離は第10図に示すように一定値よりも
大きくならないため、ステップS5に移行して、レジス
タX。
yの座標値をレジスタxi、ylに転送してステップS
2に戻り、上記の処理を繰り返す。
一方、信号パターン間の距離の差が大きい場合には、セ
グメント2から3への切り変わりタイミングと判定し、
ステップS6に移行して等化器23にトレーニング開始
を指示する。第8図において、発散した値はセグメント
3における復調値であるが、セグメント3における点C
,Dの受信が開始されると、第11図に示されるように
レジスタdとdiの距離差が急激に増大するため、セグ
メントの切り換わりを検出することができる。
以上のように、本実施例によれば、トレーニング開始タ
イミングを等化器に報知し、適切なタイミングでトレー
ニングを開始させることができるため、従来のようにト
レーニング開始タイミングのずれによって収束結果に悪
影響を及ぼすことがなく、また、無駄に下位の通信速度
にフォールバックすることがないため通信効率が向上さ
れる。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、直交位相変
調方式又は位相変調方式を用いて変調された受信データ
を復調し、適応型等化器を介して復調信号を出力する復
調装置において、復調器から順次出力される隣り合った
信号パターンの直交座標系における距離を測定し、この
距離の変化に応じて前記適応型等化器の調整開始タイミ
ングを決定する制御手段を設けた構成を採用しているの
で、受信信号から等化器の調整開始タイミングを検出し
、等化器の調整を開始できるため、等花器調整開始タイ
ミングのずれによる等化失敗の確立を低減でき、通信効
率を大きく向上できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した復調装置の構成を示したブロ
ック図、第2図は第1図の装置で用いられる信号パター
ンを示した説明図、第3図はCCITT勧告に基づく信
号シーケンスを示した説明図、第4図、第5図はそれぞ
れ異なる復調器の構造を示したブロック図、第6図は第
1図の検出器の処理手順を示したフローチャート図、第
7図から第11図はそれぞれ第1図の装置の動作を示し
た説明図、第12図はCCITT勧告V2勧告系29信
号シーケンスの説明図である。 21・・・キャリア検出回路 22・・・復調器    23・・・等化器24・・・
判定器    25・・・検出器51.61・・・A/
D変換器 52・・・ローパスフィルタ 62・・・ヒルベルトフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)直交位相変調方式又は位相変調方式を用いて変調さ
    れた受信データを復調し、適応型等化器を介して復調信
    号を出力する復調装置において、復調器から順次出力さ
    れる隣り合った信号パターンの直交座標系における距離
    を測定し、この距離の変化に応じて前記適応型等化器の
    調整開始タイミングを決定する制御手段を設けたことを
    特徴とする復調装置。
JP63194446A 1988-08-05 1988-08-05 復調装置 Pending JPH0244820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63194446A JPH0244820A (ja) 1988-08-05 1988-08-05 復調装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP63194446A JPH0244820A (ja) 1988-08-05 1988-08-05 復調装置

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JPH0244820A true JPH0244820A (ja) 1990-02-14

Family

ID=16324711

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63194446A Pending JPH0244820A (ja) 1988-08-05 1988-08-05 復調装置

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JP (1) JPH0244820A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637815A (ja) * 1992-06-15 1994-02-10 Matsushita Graphic Commun Syst Inc モデム装置
FR2775938A1 (fr) 1990-09-06 1999-09-17 Tokai Kogyo Co Ltd Element moule d'etancheite pour pare-brise d'automobile

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2775938A1 (fr) 1990-09-06 1999-09-17 Tokai Kogyo Co Ltd Element moule d'etancheite pour pare-brise d'automobile
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