JP2754489B2 - 複合モデム判別回路 - Google Patents

複合モデム判別回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 受信信号からモデムを判別する複合モデム判別回路に
関し、 受信信号中のトレーニング信号に基づいていずれのモ
デムであるかを判別して送受信することを目的とし、 受信信号中のトレーニング信号のアイパターンの2つ
のA点およびB点の位相差、および必要に応じて変調速
度差に基づいていずれのモデムか否かを判別し、この判
別したモデムを用いて送受信を行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、受信信号からモデムを判別する複合モデム
判別回路に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
モデムの変復調に関しては種々の方式がある。
例えば 9600bpsは勧告V.29 4800bpsは勧告V.27bis 2400bpsは勧告V.26bis これら勧告のうち、同一勧告のモデムを用いれば相互
にデータ通信を行うことができる。異なる勧告のモデム
であれば当然に送受信することができない。このため、
複数モデムを装置に持たせ、いずれの勧告によって相手
からデータ通信が要求されているかを自動判別して、こ
れに対応したモデムに切り替えてデータ通信することが
望まれている。
本発明は、受信信号中のトレーニング信号に基づいて
いずれのモデムであるかを判別して送受信することを目
的としている。
〔課題を解決する手段〕
第1図を参照して課題を解決する手段を説明する。
第1図において、乗算器4は、受信信号に復調信号を
乗算して復調(ベースバンド信号に復調)するものであ
る。
位相差検出回路7−1ないし7−4は、受信信号中の
トレーニング信号のアイパターンの2つのA点およびB
点の位相差を検出するものである。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように、乗算器4が受信信号
に復調信号(COS 1.8KHz、SIN 1.8KHz、COS 1.7KHz、SI
N 1.7KHzなど)を乗算してR成分(リアル成分)および
I成分(イマジナル成分)を抽出し、位相差検出回路7
−1なし7−4がこのR成分およびI成分から受信信号
中のトレーニング信号の2つのA点およびB点の位相差
について予め設定した位相差(225゜、180゜、90゜な
ど)に該当することを検出した場合に、この旨の通知に
基づいて対応するモデムを自動的に選択して送受信する
ようにしている。
従って、受信信号中のトレーニング信号のアイパター
ンの2つのA点およびB点の位相差に基づいていずれの
モデムかを自動検出し、該当モデムを用いて送受信する
ことをが可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図から第3図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、アナログ部1は、LINE(回線)から
受信した信号を増幅、等化などするものである。
A/D変換部2は、アナログの受信信号を所定のサンプ
リング周波数でディジタルの受信信号に変換するもので
ある。
AGC3は、ディジタルの受信信号の振幅が一定値になる
ように増幅するものである。
乗算器4は、受信信号からR成分およびI成分を抽出
するために、受信信号に復調信号(COS 1.8KHz、SIN 1.
8KHz、COS 1.7KHz、SIN 1.7KHzなど)を乗算するもので
ある。例えばCCITTの勧告V.26bis、V.27bis/ter、V.33
はCOS 1.8KHz、SIN 1.8KHz、勧告V.29はCOS 1.7KHz、SI
N 1.7KHzである。
ROF(ロールオフフィルタ)5は、乗算器4を用いて
受信信号に復調信号を乗算した後の信号からベースバン
ド信号を抽出するフィルタである。
位相差検出回路7−1ないし7−4は、R成分および
I成分からトレーニング信号のアイパターンの2つのA
点およびB点の位相差について、予め設定した位相差に
等しいか否かをそれぞれ検出するものである(第3図を
用いて後述する)。
モード判定回路8は、位相差検出回路7−1ないし7
−4からの通知に基づいて、対向局のモデムのモードを
判定するものである。
タイミング再生回路6は、受信信号のタイミング信号
を抽出するものである。
選択回路9は、ROF5によってフィルタリング処理した
後の該当するモードのベースバンド信号を選択し、モデ
ム復調部へ供給するものである。
まず、第2図トレーニング信号例を用いて本発明の概
念を説明する。
第2図(イ)はトレーニング信号例を示す。ここで、 は、CCITTの勧告V.26bisのトレーニング信号例を示
す。
は、CCITTの勧告V.27bis/terのトレーニング信号例
を示す。
は、CCITTの勧告V.29のトレーニング信号例を示
す。
は、CCITTの勧告V.33のトレーニング信号例を示
す。
第2図(ロ)は、第2図(イ)トレーニング信号Aの
アイパターンの2つのA点およびB点の位相差および振
幅関係を模式的に示す。このアイパーンの2つのA点お
よびB点から判明するように、V.26bisおよびV.29
の位相差が225゜と等しいが、第1図に記載したように
変調周波数が1.8KHzと、1.7KHzと異なるで、容易に両者
を区別することができる。以下第3図位相差検出回路例
を用いて位相差の検出について具体的に説明する。
まず、第2図(ロ)に示すA点とB点の座標を(a1+
ja2)と(b1+b2)(振幅はそれぞれ1、但しV.29では
正規化して振幅1に変換)とすると、A点とB点の位相
差は、 exp(jα)=x+jy=(a1+ja2)(b1−jb2) ・・・(1) となり、位相差を判別するため回転する位相量をθとす
れば、位相差の判別式は、 exp(jα)・exp(jθ) =(x+jy)(cosθ−jsinθ) =(xcosθ+ysinθ) +j(ycosθ−xsinθ) ・・・・(2) となる。そして、第3図(イ)回路に示すように、 これら虚数部および実数部を2乗した和から例えばTh=
0.5を引いた値が正(検出しない)、あるいは負(検出
した)か否かによって該当する位相差を持っていること
を検出することができる。具体的に説明すれば、第3図
(ロ)に示す位相差例えば90゜に対応して、cosθ=
0、siθ=1、T=1、Th=0.5(この値は実験によっ
て最適値を求める)を第3図(イ)回路中のcosθ、si
θ、T、Thに定数としてそれぞれ設定することにより、
左端からリアル入力xおよびイマジナル入力yを入力し
て右端の符号判定が“負”となった場合に、当該入力、
即ち受信信号のトレーニング信号の2つのA点とB点と
の位相差が90゜であると判定される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、受信信号中の
トレーニング信号のアイパターンの2つのA点およびB
点の位相差に基づいていずれのモデムかを自動的に検出
し、該当モデムを用いて送受信する構成を採用している
ため、異なる勧告に従ったモデム(V.33、V.29、V.27bi
s/ter、v.26bisなど)について設定の変更を行うことな
しに対向(送受信)することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図はトレーニン
グ信号例、第3図は位相差検出回路例を示す。 図中、4は乗算器、5はROF、7−1ないし7−4は位
相差検出回路、8はモード判定回路、9は選択回路を表
す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号からモデムを判別する複合モデム
    判別回路において、 受信信号から複数の所定復調周波数でそれぞれベースバ
    ンド信号に復調するそれぞれの復調回路と、 上記それぞれの復調回路によってそれぞれ復調されたベ
    ースバンド信号のトレーニング信号中のアイパターンの
    2つのA点およびB点の位相差が所定位相差に該当する
    か検出するそれぞれの位相差検出回路と、 上記それぞれの位相差検出回路によってそれぞれ検出さ
    れた信号をもとにいずれのモデムを用いて送受信を行う
    かを判定するモデム判定回路と を備えたことを特徴とする複合モデム判別回路。
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