JPH0548973B2 - - Google Patents

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JPH0548973B2
JPH0548973B2 JP60180181A JP18018185A JPH0548973B2 JP H0548973 B2 JPH0548973 B2 JP H0548973B2 JP 60180181 A JP60180181 A JP 60180181A JP 18018185 A JP18018185 A JP 18018185A JP H0548973 B2 JPH0548973 B2 JP H0548973B2
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JP
Japan
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training signal
frequency
signal
modem
predetermined
Prior art date
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JP60180181A
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English (en)
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JPS6240829A (ja
Inventor
Tomoyoshi Takebayashi
Kazuo Murano
Kaoru Yamamoto
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to CA000511595A priority patent/CA1288867C/en
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Priority to DE8686108409T priority patent/DE3686674T2/de
Priority to EP86108409A priority patent/EP0206273B1/en
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Publication of JPH0548973B2 publication Critical patent/JPH0548973B2/ja
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 モデムトレーニング信号検出器において雑音や
入力信号のパワーに関係なく、位相的にトレーニ
ング信号の中心周波数を検出し、更にこの検出期
間にモデムトレーニング信号の上限周波数の出力
が所定しきい値以上であることを検出して、モデ
ムトレーニング信号以外の雑音としての音声信号
で誤検出の生ずることもなく、確実にモデムトレ
ーニング信号を検出するようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、CCITT勧告V・29における交互パ
ターン送出時のモデムトレーニング信号を検出す
るモデムトレーニング信号検出器の改良に関す
る。
音声信号を効率よく伝送する為に、多種の符号
化方式が提案されている。
なかでもADPCM符号化方式の有効性は広く認
められている。
このADPCM符号化方式は音声信号の統計的性
質を利用しデータ圧縮を行うものであるが、現存
する通信網に適用する場合、FAX等に利用する
音声帯域モデム信号の9600bps以下は勿論
9600bps以上のデータ伝送も可能であることが望
ましい。
これを実現するために、本出願人である富士通
株式会社が昭和60年8月1日付で特許出願(特願
昭60−170488号)した適応差分符号化装置があ
る。
これは、音声信号の場合はこれに最適な
ADPCM符号化方式とし、モデムトレーニング信
号を検出した場合はモデム信号に最適なADPCM
符号化方式に変更するものである。
このように、モデムトレーニング信号を検出す
る必要があるが、この場合モデムトレーニング信
号検出器としては、モデムトレーニング信号以外
の雑音としての音声信号で誤検出の生ずることは
なくモデムトレーニング信号を確実に検出出来る
ことが望ましい。
〔従来の技術〕
第2図は本願出願前の出願された本発明者等の
上記発明(従来例とする)のモデムトレーニング
信号検出器のブロツク図である。
図中1は500Hzバンドパスフイルタ(以下BPF
と称す)、2は1700HzBPF、3は2900HzBPF、4
〜7は2乗平均を求めるフイルタ、8〜10は乗
算器、11〜13は比較器、14はアンド回路を
示す。
CCITT・V・29に規定されているモデムトレ
ーニング信号はセグメント1〜4より構成され、
セグメント1は伝送信号なし、セグメント2は
A・B信号の交互パターン、セグメント3はC・
D信号の組合せ、セグメント4は1+X-18
X-23によりスクランブルされた「1」より形成
される。そしてこの従来例ではこのうちセグメン
ト2でのA・B信号の交互パターンを利用しモデ
ムトレーニング信号を検出せんとするものであ
る。
この場合のA・B信号の交互パターンにおい
て、Aパターンはキヤリア周波数を1700Hzとし振
巾はマイナスで位相は0°のキヤリア周波数であ
り、一方Bパターンは、振巾はプラスで位相は0°
のキヤリア周波数と、振巾はマイナスで位相は
90°のキヤリア周波数との合成よりなる。かかる
A・B信号は2400bps(1200Hz)で切り換えられ
て交互に送出されトレーニング信号のセグメント
2を構成している。
即ち、モデムのキヤリア周波数1700Hzを変調周
波数1200Hzで変調したことになり、送信されるモ
デムトレーニング信号のセグメント2は、モデム
のキヤリア周波数に等しい1700Hzと、1700+1200
=2900Hzと、1700−1200=500Hzの3ケの周波数
を含む所定周波数帯域となつている。
かかる所定周波数帯域よりなるモデムトレーニ
ング信号としての入力信号を、500HzBPF1,
1700HzBPF2,2900HzBPF3に通し、その出力
を夫々2乗平均を求めるフイルタ5〜7を通しパ
ワーを求め、比較器11〜13にてしきい値と比
較し、しきい値以上のレベルである比較器11〜
13の出力をアンド回路14にてアンドをとり、
出力が1レベルの時をトレーニング信号検出とし
ている。
この時のしきい値レベルとしては、2乗平均を
求めるフイルタ4にて入力信号のパワーを検出
し、このパワーに比例し、かつ回線の周波数特性
等を加味する為に、乗算器8〜10にて乗算する
係数を、夫々a,b,cとしている。
〔発明が解決すようとする問題点〕
しかしながら、回線雑音の周波数特性の変動、
異なる周波数特性の回線を使用する場合等があ
り、確実に選択出来るしきい値の設定が困難で、
従つて確実にトレーニング信号を検出することが
困難である問題点がある。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題点は本発明により、モデムのキヤリア
周波数を中心周波数とし、それを中心に所定周波
数帯域を有するモデムトレーニング信号に対し、
キヤリア周波数を中心に限られた範囲内で引込み
動作可能な位相同期回路によつて同期検波を行な
つた結果の直流成分が予め定められた期間変化が
ないことを検出する第1検出手段と、この予め定
められた期間内に雑音となる他の音声信号の含ま
れることの少ない所定周波数帯域の上限周波数の
パワーが予め定められたしきい値以上であるとを
検出する第2検出手段とを備え、両検出手段の検
出結果に応じモデムトレーニング信号の検出を判
定するようにしたことを特徴とするモデムトレー
ニング信号検出器によつて解決される。
〔作用〕
本発明によればキヤリア周波数が予め定められ
た期間変化がないことを検出するには、モデムの
キヤリア周波数に等しいトレーニング信号の中心
周波数を中心に限られた範囲内で引き込み動作可
能な位相同期回路の出力を用いて、入力するキヤ
リア周波数の信号の同期検波を行なつた結果の符
号が予め定められた期間変化しないことを検出す
ることで可能となる。
即ちこの位相同期回路ではキヤリア周波数の抽
出のため1700Hzのバンドパスフイルタ(BPF)
を使用するが、入力信号に対してこのBPFが同
調した場合、位相同期回路ではBPFの出力の直
流成分の符号変化がなくなることによつて位相的
にモデムトレーニング信号の中心周波数を検出
し、しかもかかる状態が一定時間継続することに
よつてモデムトレーニング信号として検出する。
しかもこの判定に用いる同期状態は入力信号の電
力に直接的には依存しないので、入力信号電力が
小さい場合でもまた変動する場合でも確実に検出
可能となる。
このようにトレーニング信号の中心周波数が所
定時間以上継続することの検出によつて、回線の
雑音及び周波数特性によるレベル変化に関係な
く、先ずトレーニング信号の検出が可能となる。
また所定周波数帯域の上限周波数には、誤検出
の原因となる雑音としての他の音声信号の含まれ
ることは極めて少ないので、さらにかかる上限周
波数のパワーが予め定められたしきい値以上であ
ることを検出することで誤信号となる他の音声信
号との区別をさらに確実にし、そしてこのことは
所定周波数帯域の上限周波数に中心周波数をもつ
パンドパスフイルタと、その出力のしきい値判定
とによつて可能となり、かかる両検出結果からト
レーニング信号と判定する。
即ちキヤリア信号を予め定められた期間変化な
く受信すればモデムトレーニング信号の基本的検
出は済むが、それでもこのキヤリア信号は特定の
楽器等の音色が継続すると誤検出することになる
ので、本発明ではさらに誤検出のおそれがある他
の音声信号の存在の確率の低い上限周波数の一定
レベル以上を所定時間以上検出し、この両者の
AND条件でトレーニング信号を確実に検出する
ようにしたものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例のモデムトレーニング
信号検出器のブロツク図である。
図中10,15,22〜25は乗算器、16は
ローパスフイルタ(以下LPFと称す)、17は零
交差識別器、18は位相同期回路(以下PLL回
路と称す)、20はアンド回路、21はカウンタ、
26,27は遅延素子、28はリミツタ、29は
加算器、30は符号検出器を示し、尚全図を通じ
て同一符号は同一機能のものを示す。
第1図はトレーニング信号の交互パターン区間
における、キヤリア周波数である1700Hzの信号を
以下説明する信号検出器で検出し、またモデム信
号帯域のうち、雑音として他の音声信号の存在す
ることの少ない上限周波数である2900Hzの信号を
選び、2900HzBPFを通して検出するものである。
この1700HzBPF2、PLL回路18、乗算器1
5,LPF16、零交差識別器17よりなる信号
検出回路は、本出願人が昭和60年6月20日付特願
昭60−134638号として特許出願した信号検出回路
に該当するものである。
この動作は、1700HzBPF2を通つた中心周波
数のトレーニング信号Cosθ′nとPLL回路18の
乗算器23よりの出力の虚数成分Sin(θ0+ω)n
とを乗算器22にて乗算した結果の信号の、正か
負かを検出し、+1あるいは−1の値を出力する
符号検出器30、その出力に1より小さい正の常
数αを乗算する乗算器25、その出力を、加算器
29、リミツタ28、遅延素子27よりなるオフ
セツト周波数を制限する積分回路の周波数ωと、
入力1により、信号ej〓を得、このPLL回路18
の乗算器23に信号ej0を入力する発振器が引き
込める周波数をωの範囲に制限して、 θ′=θ0+ωとなるように適応制御し、乗算器1
5にてPLL回路18の実数成分 Cos(θ0+ω)nと1700HzBPL2の出力Cosθ′n
とを乗算して直流成分及び入力周波数の倍成分を
得、LPF16にて直流成分を取り出し、零交差
識別器17にて零交差がないことで信号周波数成
分を検出してアンド回路20に入力している。
ここでθ′=2πc′/c 但しc′は入力する信号の周波数 sはサンプリング周波数 一方トレーニング信号の2900Hzの信号は、第2
図の従来例の場合と同様な方法で検出しアンド回
路20に入力し、両者が検出された継続時間を、
カウンタ21にて予め定めた時間(交互パターン
送出時間)であるか否かを調べ、これ以上ならト
レーニング信号が検出されたとしている。
このように位相変化及び継続時間で、トレーニ
ング信号の1700Hzの信号を検出するようにすれ
ば、回線の雑音及び回線によるレベル変動にも影
響されなく他の音声信号で誤つて検出されること
は殆どなく確実に検出されるが、又更に上記位相
変化のない継続時間に、特に誤検出の原因となる
他の音声信号が存在することの少ないトレーニン
グ信号の2900Hzの信号も検出することで更に誤検
出を防ぎ、トレーニング信号の検出を確実なもの
にしている。
この場合の2900Hzのトレーニング信号の検出は
補助的なものである為しきい値の選定は従来例の
場合程厳密であることを必要としない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明する如く本発明によれば、位相
同期回路によりキヤリア周波数のレベル変動にも
影響されずに主たる検出が可能となり、一方この
場合でも誤検出の原因となる継続的な雑音として
の音声信号が存在しても、これは上限周波数の所
定レベル以上の出力が所定時間以上継続するか否
かを検出することで解決され、簡単な回路構成で
モデムトレーニング信号を確実に検出出来る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のモデムトレーニング
信号検出器のブロツク図、第2図は従来例のモデ
ムトレーニング信号検出器のブロツク図である。 図において、1は500Hzバンドパスフイルタ、
2は1700Hzバンドパスフイルタ、3は2900Hzバン
ドパスフイルタ、4〜7は2乗平均を求めるフイ
ルタ、8〜10,15,22〜25は乗算器、1
1〜13は比較器、14,20はアンド回路、1
6はローパスフイルタ、17は零交差識別器、1
8は位相同期回路、21はカウンタ、26,27
は遅延素子、28はリミツタ、29は加算器、3
0は符号検出器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モデムのキヤリア周波数を中心周波数とし、
    それを中心に所定周波数帯域を有するモデムトレ
    ーニング信号に対し、キヤリア周波数を中心に限
    られた範囲内で引込み動作可能な位相同期回路に
    よつて同期検波を行なつた結果の直流成分が予め
    定められた期間変化がないことを検出する第1検
    出手段と、この予め定められた期間内に雑音とな
    る他の音声信号の含まれることが少ない所定周波
    数帯域の上限周波数のパワーが予め定められたし
    きい値以上であることを検出する第2検出手段と
    を備え、両検出手段の検出結果に応じモデムトレ
    ーニング信号の検出を判定するようにしたことを
    特徴とするモデムトレーニング信号検出器。
JP18018185A 1985-06-20 1985-08-16 モデムトレ−ニング信号検出器 Granted JPS6240829A (ja)

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JP18018185A JPS6240829A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 モデムトレ−ニング信号検出器
CA000511595A CA1288867C (en) 1985-06-20 1986-06-13 Adaptive differential pulse code modulation system
US06/876,455 US4788692A (en) 1985-06-20 1986-06-20 Adaptive differential pulse code modulation system
DE8686108409T DE3686674T2 (de) 1985-06-20 1986-06-20 Adaptives differenzielles pulskodemodulationssystem.
EP86108409A EP0206273B1 (en) 1985-06-20 1986-06-20 Adaptive differential pulse code modulation system

Applications Claiming Priority (1)

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JP18018185A JPS6240829A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 モデムトレ−ニング信号検出器

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JPS6240829A JPS6240829A (ja) 1987-02-21
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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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