JP2825110B2 - 妨害波判定回路 - Google Patents

妨害波判定回路

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JP2825110B2
JP2825110B2 JP25251991A JP25251991A JP2825110B2 JP 2825110 B2 JP2825110 B2 JP 2825110B2 JP 25251991 A JP25251991 A JP 25251991A JP 25251991 A JP25251991 A JP 25251991A JP 2825110 B2 JP2825110 B2 JP 2825110B2
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徹 松木
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相変調された位相変
調信号を受け、該位相変調信号中に妨害波が含まれるか
否かを判定する妨害波判定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の妨害波判定回路は、図2に示すよ
うに位相変調されたπ/4シフトQPSK変調信号(以
下、位相変調信号と呼ぶ)を受け、該位相変調信号を復
調するための直行復調回路10と、直行復調回路10か
ら出力される出力データ中の誤りを誤り率判定可能なデ
ータ列を用いて判定するデータ判定回路11と、その誤
りの割合を測定する誤り率測定回路12と、その誤り率
が特定の第1のしきい値以上であるか否かを判定する第
1の判定値を送出し、前記誤り率が第1のしきい値以上
であるとき前記位相変調信号には妨害波が含まれると判
定する判定回路13とで構成されている。
【0003】さらに、判定回路13から出力される判定
は受信電界のレベルの低下によっても妨害波有りと判定
される。
【0004】従って判定回路13から出力される判定が
前記受信電界の低下によるものであるか否かを判定する
ために、前記位相変調信号の振幅値検出回路1と、振幅
値検出回路1から出力される検出出力が特定の第2のし
きい値以上であるか否かを判定する第2の判定値を送出
し、前記検出出力が第2のしきい値以上であるとき前記
受信電界のレベルは低下していないと判定する判定回路
8と、前記第1、第2の判定値を受け、前記第1、第2
の判定値が共にしきい値以上であるとき前記位相変調信
号には前記受信電界の低下によらない妨害波のみが含ま
れると判定する判定回路9とで構成され、判定回路9か
ら出力される判定値により妨害波の判定を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の妨害波判定回路
は、位相変調信号が復調器によって復調された後、前記
復調器から出力されたデータ中の誤り率によって行って
いるため、データ中の誤りを予測可能なデータ系列を有
している位相変調信号の復調については、前記誤り率測
定が可能なので妨害波の検出は容易にできる。
【0006】しかし、データ中の誤りを予測不可能な音
声等の位相変調信号の復調については、前記誤り率の測
定が不可能であるため、妨害波の検出ができないという
問題点があった。
【0007】又、音声等の伝送の場合、音声等の信号列
の特定の位置に、前記誤り率判定可能なデータ列を含ま
せることにより前記誤り率を測定することができる。
【0008】しかし、多くのデータ列を含ませることは
音声等の伝送効率の大幅な低下につながる。また、デー
タ列を少なくすることにより前記誤り率の判定に多大な
時間を有することになるという問題点があった。
【0009】本発明の課題は、以上の問題点を解決すべ
く妨害波判定回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、位相変
調された位相変調信号を受け、該位相変調信号中に妨害
波が含まれるか否かを判定する妨害波判定回路におい
て、前記位相変調信号を受け、該位相変調信号における
第1の振幅値を検出する振幅値検出手段と、前記位相変
調信号を受け、前記位相変調信号のシンボルタイミング
を検出し、1シンボルタイミング毎にシンボルタイミン
グを出力するシンボルタイミング検出手段と、前記第1
の振幅値を受け、前記シンボルタイミング検出手段から
出力されるシンボルタイミングに合わせて前記第1の振
幅値をサンプルホールドするサンプルホールド手段と、
前記サンプルホールド手段から出力される第2の振幅値
を受け、1シンボルタイミング遅らせたときに生ずる第
3の振幅値を出力する遅延手段と、前記第2の振幅値と
前記第3の振幅値を受け、1シンボルタイミング毎に前
記第2の振幅値と前記第3の振幅値との差の絶対値を出
力する減算手段と、前記減算手段における1シンボルタ
イミング毎の出力を、所定の時間において加算する加算
手段と、前記加算手段から出力される値と所定の第1の
しきい値とを比較し、該値が前記第1のしきい値以上で
あるとき前記位相変調信号には妨害波が含まれると判定
する第1の判定手段とを有する妨害波判定回路が得られ
る。
【0011】又、位相変調された位相変調信号を受け、
該位相変調信号中に妨害波が含まれるか否かを判定する
妨害は判定回路において、前記位相変調信号を受け、該
位相変調信号における第1の振幅値を検出する振幅値検
出手段と、前記位相変調信号を受け、前記位相変調信号
のシンボルタイミングを検出し、1シンボルタイミング
毎にシンボルタイミングを出力するシンボルタイミング
検出手段と、前記第1の振幅値を受け、前記シンボルタ
イミング検出手段から出力されるシンボルタイミングに
合わせて前記第1の振幅値をサンプルホールドするサン
プルホールド手段と、前記サンプルホールド手段から出
力される第2の振幅値を受け、1シンボルタイミング遅
らせたときに生ずる第3の振幅値を出力する遅延手段
と、前記第2の振幅値と前記第3の振幅値を受け、1シ
ンボルタイミング毎に前記第2の振幅値と前記第3の振
幅値との差の絶対値を出力する減算手段と、前記減算手
段における1シンボルタイミング毎の出力を、所定の時
間において加算する加算手段と、前記加算手段から出力
される値と所定の第1のしきい値とを比較し、該値が前
記第1のしきい値以上であるとき前記位相変調信号には
妨害波が含まれると判定する第1の判定手段と、前記第
1の振幅値を受け、前記第1の振幅値が所定の第2のし
きい値未満であるか否かを判定する第2の判定値を送出
し、前記第1の振幅値が前記第2のしきい値以上である
とき前記位相変調信号には前記妨害波のみが含まれると
判定する第2の判定手段と、前記第1,第2の判定値を
受け、前記第1,第2の判定値が共に所定のしきい値以
上であるとき前記位相変調信号には前記妨害波のみが含
まれると判断する第3の判定手段とを有する妨害波判定
回路が得られる。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照して本願発明の実施例を説
明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。
【0014】図1において、本発明は、位相変調信号を
入力し、前記位相変調信号の振幅値を第1の振幅値とし
て、その第1の振幅値を検出する振幅値検出回路1と、
前記位相変調信号を入力して前記位相変調信号のシンボ
ルタイミングを検出し、1シンボルタイミングごとにシ
ンボルタイミングを出力するシンボルタイミング検出回
路2と、第1の振幅値を入力し、シンボルタイミング検
出回路2から出力されるシンボルタイミングに合わせて
第1の振幅値をサンプルホールドするサンプルホールド
回路3と、サンプルホールド回路3から出力される第2
の振幅値を入力し、1シンボルタイミング遅らせたとき
に生ずる第3の振幅値を出力する遅延回路4と、第2の
振幅値と第3の振幅値を入力し、1シンボルタイミング
毎に第2の振幅値と第3の振幅値との差の絶対値を出力
する減算回路5と、減算回路5における1シンボルタイ
ミング毎の出力を、所定の時間において加算する加算回
路6と、加算回路6から出力される値と所定の第1のし
きい値とを比較し、該値が前記第1のしきい値以上であ
るとき前記位相変調信号には妨害波が含まれると判定す
る判定回路7とで構成されている。
【0015】しかし、上記判定は受信電解の低下によっ
ても頻繁に発生するため、上記判定は受信電解の低下に
よって発生する妨害波ではない妨害波を特定することが
できない。従って、受信電解の低下によって発生する妨
害波ではない妨害波を特定するため、前記位相変調信号
の電界値を振幅値として出力する振幅地検出回路1と、
その振幅値が特定のしきい値以上であるか否かを判定す
る判定回路8を設けている。さらに、判定回路7と判定
回路8の判定値を入力する入力端子を有し、判定回路7
と判定回路8の判定値がともに特定のしきい値以上であ
るか否かを判定し、判定回路7と判定回路8の判定値が
ともに特定のしきい値以上であったとき、妨害波有りと
判定する判定回路9が設けられている。
【0016】又、妨害波が存在せず、かつ、フェージン
グの無い場合には、シンボルタイミング毎の前記位相変
調信号の振幅値は一定であるため、減算回路5の出力は
常に0となり、加算回路6の出力は0になり、又、妨害
波が存在せず、かつ、フェージングが有る場合は、フェ
ージングピッチに比べてシンボルタイミングは通常充分
に遅いため、シンボルタイミングでの減算回路5の出力
は0に近くなる。従って加算回路6の出力はほとんど0
になる。即ち、妨害波が存在しない場合には判定回路7
はしきい値未満であると判定される。
【0017】又、妨害波が存在する場合は、その妨害波
の位相,振幅条件によりシンボルタイミング毎の振幅は
変動する。従って、減算回路5の出力は0にはならず特
定の値となり、加算回路6によって特定された時間内に
減算回路5からの出力を加算した値が所定のしきい値以
上になるので妨害波有りと判定される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、入力された位相変調信
号の振幅値と前記変調信号を1シンボルタイミング遅ら
せた振幅値との差の絶対値を1シンボルタイミングごと
に出力し、その出力される値と所定の所定のしきい値と
を比較し、該値が前記所定のしきい値以上であるとき前
記位相変調信号には妨害波が含まれると判定する判定回
路とを有することによって、前記変調信号データ中の誤
りを検出することが不可能である音声等の信号が伝送さ
れても妨害波の検出が可能である。
【0019】又、妨害波は受信電界のレベルの低下によ
っても発生するので、位相変調信号の入力信号の電界値
を検出する振幅値検出回路と、該検出値が特定のしきい
値以上であるか否かを判定する判定回路を設けることに
よって、受信電界の低下によって発生する妨害波ではな
い妨害波を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 振幅値検出回路 2 シンボルタイミング検出回路 3 サンプルホールド回路 4 遅延回路 5 減算回路 6 加算回路 7,8,9,11,13 判定回路 10 直行復調回路 12 誤り率測定回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相変調された位相変調信号を受け、該
    位相変調信号中に妨害波が含まれるか否かを判定する妨
    害波判定回路において、前記位相変調信号を受け、該位
    相変調信号における第1の振幅値を検出する振幅値検出
    手段と、前記位相変調信号を受け、前記位相変調信号の
    シンボルタイミングを検出し、1シンボルタイミング毎
    にシンボルタイミングを出力するシンボルタイミング検
    出手段と、前記第1の振幅値を受け、前記シンボルタイ
    ミング検出手段から出力されるシンボルタイミングに合
    わせて前記第1の振幅値をサンプルホールドするサンプ
    ルホールド手段と、前記サンプルホールド手段から出力
    される第2の振幅値を受け、1シンボルタイミング遅ら
    せたときに生ずる第3の振幅値を出力する遅延手段と、
    前記第2の振幅値と前記第3の振幅値を受け、1シンボ
    ルタイミング毎に前記第2の振幅値と前記第3の振幅値
    との差の絶対値を出力する減算手段と、前記減算手段に
    おける1シンボルタイミング毎の出力を、所定の時間に
    おいて加算する加算手段と、前記加算手段から出力され
    る値と所定の第1のしきい値とを比較し、該値が前記第
    1のしきい値以上であるとき前記位相変調信号には妨害
    波が含まれると判定する第1の判定手段とを有する妨害
    波判定回路。
  2. 【請求項2】 位相変調された位相変調信号を受け、該
    位相変調信号中に妨害波が含まれるか否かを判定する妨
    害は判定回路において、前記位相変調信号を受け、該位
    相変調信号における第1の振幅値を検出する振幅値検出
    手段と、前記位相変調信号を受け、前記位相変調信号の
    シンボルタイミングを検出し、1シンボルタイミング毎
    にシンボルタイミングを出力するシンボルタイミング検
    出手段と、前記第1の振幅値を受け、前記シンボルタイ
    ミング検出手段から出力されるシンボルタイミングに合
    わせて前記第1の振幅値をサンプルホールドするサンプ
    ルホールド手段と、前記サンプルホールド手段から出力
    される第2の振幅値を受け、1シンボルタイミング遅ら
    せたときに生ずる第3の振幅値を出力する遅延手段と、
    前記第2の振幅値と前記第3の振幅値を受け、1シンボ
    ルタイミング毎に前記第2の振幅値と前記第3の振幅値
    との差の絶対値を出力する減算手段と、前記減算手段に
    おける1シンボルタイミング毎の出力を、所定の時間に
    おいて加算する加算手段と、前記加算手段から出力され
    る値と所定の第1のしきい値とを比較し、該値が前記第
    1のしきい値以上であるとき前記位相変調信号には妨害
    波が含まれると判定する第1の判定手段と、前記第1の
    振幅値を受け、前記第1の振幅値が所定の第2のしきい
    値未満であるか否かを判定する第2の判定値を送出し、
    前記第1の振幅値が前記第2のしきい値以上であるとき
    前記位相変調信号には前記妨害波のみが含まれると判定
    する第2の判定手段と、前記第1,第2の判定値を受
    け、前記第1,第2の判定値が共に所定のしきい値以上
    であるとき前記位相変調信号には前記妨害波のみが含ま
    れると判断する第3の判定手段とを有する妨害波判定回
    路。
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