JP3303560B2 - 静電荷像現像用カラートナーおよび画像形成方法 - Google Patents

静電荷像現像用カラートナーおよび画像形成方法

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JP3303560B2 JP25980794A JP25980794A JP3303560B2 JP 3303560 B2 JP3303560 B2 JP 3303560B2 JP 25980794 A JP25980794 A JP 25980794A JP 25980794 A JP25980794 A JP 25980794A JP 3303560 B2 JP3303560 B2 JP 3303560B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電記録
法、静電印刷法等に用いられる静電荷像現像用カラート
ナーおよびそれを用いる画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法等、静電潜像を経て画像情報
を可視化するために用いられるトナーは、複写を繰り返
す間、現像機内で帯電付与部材や他の部材との接触によ
りストレスもしくは衝撃力を受けているため、構造的、
特性的に劣化を起こし、画質に影響を及ぼすものであ
る。したがって、長期にわたって高い画質を確保するた
めには、トナーの主要成分である結着樹脂は機械的な衝
撃力に耐え得るものであることが必要である。なかで
も、画像形成の定着工程に加熱ローラー定着方式を採用
する場合、トナー中の結着樹脂の有する熱的特性が重要
であることが知られている。ところで、加熱ローラー定
着方式は、熱効率が良好であること、比較的優れた定着
性が得られること、および装置の小型化が容易であるこ
とから、広く利用されているが、加熱ローラー表面とト
ナー表面が接触する際、溶融したトナーが加熱ローラー
表面に付着し、後から送られてくる紙等の転写体に移
る、いわゆるオフセット現象が生じ易い。そこで、この
オフセット現象を防ぐために、溶融したトナーに対して
離型性のよいシリコンゴムやフッ素系樹脂等の材料で加
熱ローラー表面を被覆したり、更にその表面にシリコン
オイルのような液体の離型剤を塗布することが行われて
いるが、これらの方法はオフセット防止には有効である
ものの、低温定着性、剥離性及び保存安定性等に問題が
あり、また、紙等の転写体表面に比較的多くの離型剤が
付着するという欠点を有している。
【0003】さらに、最近ではフルカラー複写機が注目
を浴びており、トナーには、定着性の面からフルカラー
独自の要求特性を満たす必要性も生じてきている。フル
カラー複写のための画像形成方法は、減法彩色法等の三
色合成方法を基礎として、具体的には、まず露光により
感光体上に少なくとも3種類の静電潛像を形成した後、
トナーを一色づつ複数回現像、転写を繰り返し、紙等の
同一転写体上に少なくとも異なる3種のトナー層を形成
させる。次いで、このように重ね合せられた像を、加熱
ローラー等を用いて一回の定着工程で定着させるもので
ある。この様なカラー画像形成方法では、数種のトナー
層が重ねられているためにトナー像が厚くなり、トナー
の強度不足に起因して画像に亀裂が生じたり、光沢が損
なわれたり、折り曲げ時に画像欠損が生じることがしば
しば生じる。そこで、定着されるカラートナーの結着樹
脂として、適度な光沢と優れた強度適性を保持させるた
めに、分子凝集力の大きいポリエステル樹脂を用いるこ
とが行われているが、さらに強度を大きくするために分
子量の大きいポリエステル樹脂を用いると、トナーの軟
化点が上昇してしまうため、加熱ローラー定着の温度を
高くする必要があり、トナーに強く望まれている低温定
着性が損なわれることになる。
【0004】ところで、現在フルカラー複写機の市場
は、オフィスユースから各種デザイン専門業者及び印刷
業者等にまで幅広く適用範囲を拡大しつつある。しか
し、現在商品化されているフルカラー複写機は、定着時
にローラーからトナーを容易に剥離させること、ローラ
ーの耐久性の向上及びオフセットの防止等をその目的と
して、離型剤として離型性オイル、例えばシリコン、フ
ッ素オイルなどを加熱ローラーに塗布する等の工夫がな
されており、オイル塗布装置を備えた定着機によってオ
イル塗布、すなわち離型剤の塗布が行われている。これ
らのオイル塗布装置を具備した定着機で定着されたカラ
ー画像の転写体は、その表面に比較的多くのオイルが残
存してしまうために、筆記具による記入ができず、ま
た、粘着テープによる接着が困難であるばかりでなく、
オーバヘッドプロジエクター(OHP)シート上に定着
した画像は、色再現性が低下し、良好な透明性が得られ
ないという問題がある。これに対処するためには、離型
性オイルの塗布量を低減させることが考えられるが、こ
の場合には、使用開始初期にはローラー表面の平滑性や
清掃性が保持されていることから、ある程度の離型性は
維持されるものの、カラー画像のように画像面積が大き
く、紙等の転写体上のトナー被覆率が白黒複写画像に比
べて著しく大きい場合、カラー複写を繰り返し行うと、
次第にローラーの離型性が低下し、オフセット現象が発
生しやすくなる傾向がある。そこで、従来、フルカラー
画像に要求される画像転写体の光沢を維持しつつ、加熱
ローラーに供給する離型剤の量を低減させるために、結
着樹脂の粘弾性を上げてトナー溶融時の表面凝集力を高
めること等でトナー自体に剥離性を持たせることが試み
られている。しかしながら、樹脂の重合度をあげたり、
架橋して粘弾性を上昇させると、それに伴って粉砕性が
悪化するという問題がある。したがって、高画質の要請
に適合する小粒状のトナーを得るための粉砕が困難とな
り、生産効率が低下し、製造コストの上昇を招くという
問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は従来
の技術における上記のような実情に鑑み、その改善を図
るべくなされたものである。すなわち、本発明の目的
は、加熱ローラー定着において、剥離性に優れ、外的応
力による画像欠陥がなく、かつ低温定着性、耐オフセッ
ト性および粉砕性に優れた静電荷像現像用カラートナ
ー、およびそれを用いる画像形成方法を提供することに
ある。さらに詳しくは、本発明の目的は、静電荷像現像
用カラートナーを用いる加熱ローラー定着に際し、該ト
ナー中の結着樹脂に特定の物性を有する2種のポリエス
テル樹脂を特定の割合で配合した樹脂を使用することに
より、従来の加熱ローラー定着方式を改善するととも
に、定着工程の離型剤の塗布量を低減させて、カラー複
写した転写体表面上に筆記具による記入ができ、また、
粘着テープによる接着できる画像形成方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の静電荷像現像用
カラートナーは、着色剤及び結着樹脂を含むものであ
り、該結着樹脂が、下記(a)に示す第1のポリエステ
ル樹脂と、下記(b)に示す第2のポリエステル樹脂と
を、重量比で70:30〜30:70の割合で混合して
なるポリエステル樹脂を主成分として用いることを特徴
とする。 (a)150℃において角周波数ω=1〜100rad
/secで測定した貯蔵弾性率が1.0〜5×104
aで、かつtanδが1.0〜10であり、そして、テ
トラヒドロフラン不溶分が10重量%以下であるポリエ
ステル樹脂。(b)150℃において角周波数ω=1〜
100rad/secで測定した貯蔵弾性率が5.0×
10-2〜5.0×103 Paで、かつtanδが2.0
〜500であるポリエステル樹脂。また、本発明の画像
形成方法は、像形成部材に潜像を形成する潜像形成工
程、該像形成部材上の潜像を現像剤を用いて現像する現
像工程、現像された画像を転写体上に転写する転写工
程、転写体上のトナー画像を定着する定着工程を有する
ものであって、該現像工程の現像剤として、上記の静電
荷像現像用カラートナーを使用し、該定着工程におい
て、転写体への離型剤移行量が2.0×10-6〜2.0
×10-5g/cm2 になるように加熱ローラーに離型剤
を塗布することを特徴とする。
【0007】以下に本発明を詳細に説明する。まず、本
発明の静電荷像現像用カラートナーについて説明する。
本発明において、結着樹脂に使用するポリエステル樹脂
は、上記(a)に示す物性を有する第1のポリエステル
樹脂および上記(b)に示す物性を有する第2のポリエ
ステル樹脂を混合したものである。上記第1のポリエス
テル樹脂および第2のポリエステル樹脂は、ともに多価
アルコール成分と多価カルボン酸成分とから製造するこ
とができる。
【0008】これらのポリエステル樹脂の製造に用いる
多価アルコール成分としては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、2,3
−ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチレングリコール、1,4−
シクロヘキサンジメタノール、ジプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA等を
用いることができる。特に、これらと次式で表わされる
ビスフェノールA誘導体を用いることが好ましく、その
具体例としては、ポリオキシプロピレン(6)−2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキ
シエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(2.0)
−ポリオキシエチレン(2.0)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン等があげられる。
【化1】 (式中、Rはエチレン基またはプロピレン基を表し、a
およびbはともに整数であり、aとbの和は、2〜7で
ある。) また、三価以上のアルコール成分としては、グリセリ
ン、ソルビトール、1,4−ソルビタン、トリメチロー
ルプロパン等があげられる。
【0009】また、上記多価アルコール成分と縮合させ
る多価カルボン酸成分としては、例えば、マレイン酸、
無水マレイン酸、フマール酸、フタル酸、テレフタル
酸、イソフタル酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、
ドデセニル無水コハク酸、n−オクチルコハク酸、n−
ドデセニルコハク酸、1,2,4−ベンゼントリカルボ
ン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、
1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,5−
ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2
−メチル−2−メチレンカルボキシルプロパン、テトラ
(メチレンカルボキシ)メタン、1,2,7,8−オク
タンテトラカルボン酸、無水トリメリット酸、ピロメリ
ット酸があげられ、また、これらの酸の低級アルキルエ
ステルを用いることもできる。
【0010】本発明において用いられる第1のポリエス
テル樹脂は、その物性として、150℃において角周波
数ω=1〜100rad/secで測定した時、貯蔵弾
性率が1.0〜5×104 Paの範囲にあり、かつta
nδが1.0〜10の範囲にあり、そして、テトラヒド
ロフラン(以下、「THF」と記す)不溶分が10重量
%以下にあるポリエステル樹脂であることが必要であ
る。また、同じく、第2のポリエステル樹脂は、その物
性として、150℃において角周波数ω=1〜100r
ad/secで測定した時、貯蔵弾性率が5.0×10
-2〜5.0×103 Paの範囲にあり、かつtanδが
2.0〜500の範囲にあるポリエステル樹脂であるこ
とが必要である。
【0011】本発明において、貯蔵弾性率、tanδお
よびTHF不溶分は、それぞれ下記に定義する意味を有
し、これらの測定方法について説明する。「貯蔵弾性
率」は「G′」で表され、ある温度、ある角周波数ωで
測定することにより、その物質の粘弾性関数の弾性項を
示しており、その温度における樹脂自体の弾性の度合い
を意味し、その値は物質中の主に分子鎖の大きい構造単
位の存在に対応するものである。また、「tanδ」と
は、損失弾性率を貯蔵弾性率で除して得たもので、その
温度における樹脂自体の弾性の度合いと粘性の度合いの
比を意味している。なお、「損失弾性率」とは、その物
質の粘弾性関数の粘性項を示しており、その温度におけ
る樹脂自体の粘性の度合いを意味している。これらの値
は、回転型レオメータ−[ダイナミックアナライザーR
DAII(レオメトリック社製)]によって測定される。
「THF不溶分」とは、試料をTHFに溶解させて常温
に放置したときの濾紙不溶分(重量%)である。
【0012】上記第1のポリエステル樹脂において、貯
蔵弾性率が上記範囲より大きく、tanδが上記範囲よ
り小さい場合には、低温定着性、カラー画像としての定
着表面の光沢性および粉砕性が低下する。一方、貯蔵弾
性率が上記範囲より小さい場合には、耐ホットオフセッ
ト性が低下し、離型剤の供給量を少なくすると、加熱ロ
ーラーからのトナー剥離性が悪化する。上記第2のポリ
エステル樹脂において、貯蔵弾性率が上記範囲より大き
く、tanδが上記範囲より小さい場合には、低温定着
性およびカラー画像における定着表面の平滑性および粉
砕性が低下する。一方、貯蔵弾性率が上記範囲より小さ
い場合には、耐ホットオフセット性が低下するばかりで
はなく、定着された画像強度の低下を招き、さらには現
像機内での耐ブロッキング性が低下する原因となる。
【0013】本発明のカラートナーに用いられるポリエ
ステル樹脂において、第1のポリエステル樹脂と第2の
ポリエステル樹脂とを混合するにあたり、両者の軟化点
Tmの差が10℃以上20℃以下の範囲であることが好
ましい。その場合には、各々のポリエステル樹脂の優れ
た特性を発揮するが、この範囲以外ではその発現が抑制
される結果、耐ホットオフセット性、剥離性、低温定着
性、定着面の光沢性および粉砕性を総合的に評価する
と、従来のものを改善することはできない場合がある。
また、第1のポリエステル樹脂は、THF不溶分が10
%以下であることが必要であり、特に2%〜7%である
ことが好ましい。このTHF不溶分が10%を越える時
には定着表面の光沢性、低温定着性、粉砕性が低下す
る。さらに、第1のポリエステル樹脂および第2のポリ
エステル樹脂のガラス転移点Tgは、ともに60℃以上
のものであることが望ましい。Tgが60℃未満である
場合は、耐ブロッキング性が悪化する場合がある。
【0014】第1のポリエステル樹脂と前記第2のポリ
エステル樹脂の混合比は、70:30〜30:70であ
ることが必要であり、特に、60:40〜40:60で
あることが好ましい。第1のポリエステル樹脂の混合比
が上記範囲より大きいときには、低温定着性、定着表面
の光沢性および粉砕性が低下する傾向があり、一方、そ
の混合比が上記範囲より小さいときには、離型剤の供給
量を少なくすると加熱ローラーからのトナーの剥離性が
初期には良好であっても、数万枚のコピーを重ねると剥
離性が急激に悪化し、耐ホットオフセット性も不十分と
なる。
【0015】本発明において、前記ポリエステル樹脂と
ともにトナーに含有させる着色剤としては、公知のもの
が用いられる。例えば、カーボンブラック、アニリンブ
ルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマ
リンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロ
ー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、
マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ロ
ーズベンガル、C.I.ピグメント・レッド48:1、
C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメン
ト・レッド57:1、C.I.ピグメント・イエロー9
7、C.I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグ
メント・イエロー17、C.I.ピグメント・ブルー1
5:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3を代表的
なものとして、例示することができる。本発明におい
て、着色剤の含有量は、2〜8重量%の範囲が好まし
い。着色剤の含有量が2重量%より少なくなると着色力
が弱くなり、8重量%より多くなるとカラートナーの場
合における透明性が悪化する。
【0016】本発明のトナーには、必要に応じて、サリ
チル酸金属塩、含金属アゾ化合物、ニグロシンや第四級
アンモニウム塩等の公知の他の成分を添加することがで
きる。また、本発明のトナーには、耐オフセット性を向
上させるために離型剤を添加してもよい。さらに、その
トナーの耐久性、流動性あるいはクリーニング性を向上
させることを目的として、必要に応じて、シリカ、酸化
チタン、酸化アルミニウム等の無機微粉末、脂肪酸また
はその誘導体、これらの金属塩等の有機微粉末、フッ素
系樹脂、ポリエチレン微粒子、アクリル系樹脂微粉末等
の樹脂微粉末等の樹脂微粒子を外添剤として添加しても
よい。本発明のトナーは、一成分現像剤または二成分現
像剤として用いられる。二成分現像剤として用いる場合
には、磁性粉分散型キャリアや金属粉キャリア、樹脂コ
ートキャリア等の公知のキャリアと混合して使用され
る。
【0017】次に、本発明の画像形成方法について説明
する。本発明の画像形成方法は、像形成部材に潜像を形
成する潜像形成工程、該像形成部材上の潜像を現像剤を
用いて現像する現像工程、現像された画像を転写体上に
転写する転写工程、転写体上のトナー画像を定着する定
着工程を有するが、潜像形成工程は、従来公知の方法に
よって実施することができる。また、潜像担持体として
は、電子写真感光体および誘電体が使用できる。例え
ば、潜像担持体として電子写真感光体を用いる場合に
は、一様帯電、画像露光によって静電潜像を形成すれば
よい。形成された静電潜像は、次いで現像工程において
可視化されるが、現像剤として上記した静電荷像現像用
カラートナーが使用され、例えば、層規制部材によって
現像剤担持体上に薄層になるように供給され、上記潜像
担持体と対向させることによって、荷電された静電荷像
現像用トナーが潜像担持体の静電潜像に付着し、静電潜
像の顕像化が行われる。形成されたトナー画像は、常法
によって転写体、例えば紙の上に転写され、ついで定着
工程において定着される。
【0018】本発明においては、定着工程において、転
写体への離型剤移行量が2.0×10-6〜2.0×10
-5g/cm2 になるように加熱ローラーに離型剤を塗布
することによって定着が行われる。図1は、本発明にお
いて使用する定着装置の一例の概略の構成を示す側断面
図である。定着装置は、その主要部が加圧ローラー1と
加熱ローラー2とからなり、両ローラーの間をカラート
ナー像11を担持した転写体が通過するように構成され
ている。加熱ローラーは、その内部に加熱源9を備えた
金属コアに内側弾性体層6および外側弾性体層3を設け
た構造を有している。また、加圧ローラーは、その内部
に加熱源9を備えた金属コアに内側弾性体層4および外
側弾性体層5を設けた構造を有している。加熱ローラー
2の一側には、離型剤供給手段が設けられている。すな
わち、離型剤容器に収容された離型剤10は、離型剤供
給補助部12および離型剤供給ローラー7を経て離型剤
塗布ローラー8の表面に供給され、次いで該塗布ローラ
ー8と接する加熱ローラーの外側弾性体層3から、転写
体が加圧ローラーと加熱ローラーの間を通過する際に転
写体表面に塗布されるようになっている。
【0019】本発明に用いる離型剤として、下記一般式
(1)で表されるオルガノポリシロキサンが好適であ
る。 (R)a SiO(4-a)/2 (1) (但し、式中Rは炭素数1〜8のアルキル基またはアリ
ール基を示し、aは、1.95<a<2.20であ
る。) 上記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサンに
おいて、置換基Rは、具体的には、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基等のアルキル基およびフェニル
基、トリル基等のアリール基等から選択される1種また
は2種以上の炭化水素基であり、好ましくは下記一般式
(2)
【化2】 (但し、式中nは0〜1000の整数である。)で表さ
れるものであって、特に好ましい具体例としては、ジメ
チルポリシロキサンをあげることができる。
【0020】上記一般式(1)に含まれないポリシロキ
サンを用いる場合、離型性が低下するばかりではなく、
熱によって劣化し、十分な定着性および耐オフセット性
が発現できなくなる。本発明における上記オイル塗布装
置により、画像転写体上に移行する離型剤の量は2.0
×10-6〜2.0×10-5g/cm2 であることが必要
である。離型剤の塗布量が、上記範囲の下限未満である
場合には、剥離性および耐オフセット性が低下するし、
一方、その上限より過剰の場合には、カラー定着画像上
への筆記具による記入や粘着テープの貼つけが不可能に
なる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 (ポリエステルの製造)表1に示す原料組成の多価アル
コール成分と多価カルボン酸成分を、ステンレススチー
ル製撹拌機、ガラス製窒素ガス導入管および流下式コン
デンサーを備えた1リットル容量の4つ口丸底スラスコ
中に投入し、このフラスコをマントルヒーターにセット
した。次いで、ガス導入管より窒素ガスを導入し、フラ
スコ内を不活性ガス雰囲気に保ちながら昇温した。その
後、原料混合物約700gに対して0.05gのジブチ
ルスズオキシドを加えて反応物の温度を200℃に保ち
ながら、所定時間反応させることにより、ポリエステル
樹脂No.1〜13を得た。
【0022】
【表1】
【0023】得られたポリエステル樹脂No.1〜10
の物性値を表2に示す。
【表2】
【0024】(測定方法)軟化点Tmは、高架式フロー
テスター[CFTー500](島津製作所製)を用い、
ダイスの細孔の径1mm、加圧10kg/cm2 、昇温
速度3℃/分の条件下で、1cm3 の試料を溶融流出さ
せた時の流出開始点から終了点の高さの1/2に相当す
る温度とした。ガラス転移点Tgは、示差走査熱量計
(日本電子工業製)を用い、予め40℃の恒温室で17
時間加熱処理した試料を、昇温速度10℃/分の条件下
で測定したときに、ガラス転移点以下のベースラインの
延長線とピークの頂点までの間で最大傾斜を示す接線と
の交点の温度とした。
【0025】(実施例1〜7および比較例1〜) 表3に示す配合量の各ポリエステル樹脂の結着樹脂に、
着色剤として、ピグメント・ブルー15:3を結着樹脂
100重量部に対して16重量部添加し、ヘンシェルミ
キサーで混合後、バンバリーミキサーで溶融混練し、冷
却後ジェット式粉砕機で粉砕し、次いで慣性力方式の分
級機で分級し、表3に示す平均粒径のトナーを得た。得
られたトナー粒子に外添剤としてチタニア微粉末をトナ
ー100重量部に対して1.5重量部添加し、ヘンシェ
ルミキサーで混合して静電荷像用カラートナーを得た。
【0026】上記実施例1〜7および比較例1〜で得
られたカラートナーそれぞれ5部と樹脂被覆された鉄微
粒子(平均粒径50μm)100部を混合して二成分現
像剤を調製し、これを市販の電子写真複写機(A−co
lor630、富士ゼロックス社製)により複写を行
い、未定着画像を得た。次いで、図1に示す定着装置、
すなわち、表面層がシリコーンゴムで形成された加熱ロ
ーラーおよびシリコーンゴム層をフッ素系樹脂で被覆し
た加圧ローラーからなる外部定着機を用いて、定着温度
を120〜220℃の間で段階的に上昇させながら画像
の定着性、オフセット性を評価した。この時、加熱ロー
ラー2に離型剤として、ジメチルポリシロキサンを供給
し、転写体へのオイル移行量が1.8×10-5g/cm
2 となるように調整した。
【0027】(1)低温定着性の評価 低温定着性は、最低定着温度によって評価した。 (2)フィルム強度の評価 さらに、フィルム強度については25mm×25mmソ
リッド画像を160℃で定着した後、一定荷重のおもり
を用いて折り曲げ、その部分の画像欠損度合いを定性的
に評価した。 (評価基準) G1:画像欠損は全くない。 G2:折り曲げ部分にすじ状の跡は残るが、画像の欠落
はなく問題のないレベルである。 G3:折り曲げ部分にところどころ白い線が入り、画像
が欠落する。 G4:折り曲げ部分以外にも画像欠落が生じる。 (3)ホットオフセット性 ホットオフセット性は、ホットオフセット発生温度によ
って評価した。 (4)保存安定性の評価 耐ブロッキング性については、各トナーを50℃、相対
温度50%の条件下で24時間放置した後の凝集物の割
合を評価した。評価基準は次の通りである。 ◎…凝集が見られない、○…凝集物が0.5重量%未
満、△…凝集物が0.5以上2重量%未満、×…2重量
%以上
【0028】(5)初期剥離性の評価 4cm×8cmのソリッド画像について、120℃から
220℃の間で定着温度を段階的に上昇させて、定着機
に具備されている剥離爪による画像の欠損度合、爪あと
の残存の程度をグレードをつけて評価した。 (評価基準) G1:全温度域にわたって剥離爪による画像欠損、爪跡
の残存は確認されない。 G2:定着後、全温度域に若干の爪跡が見られるが問題
になるレベルではない。 G3:ある温度域で定着像に剥離爪による爪あとが顕著
に見られる。 G4:剥離爪による紙しわの発生あるいは、剥離爪によ
る画像欠損が著しい。 (6)粉砕性 通常の粉砕工程において得られたトナーの粒度をコール
ターカウンターにて測定し、その平均粒径D50を粉砕性
の指標とした。評価基準は次の通りである。 ○…D50が8.5μm未満、×…D50が8.5μm以上
【0029】以上の結果を表3に示す。
【表3】
【0030】表3からも明らかなように、実施例の場合
は、比較例に比べて低温定着性、耐オフセット性、剥離
性に優れ、しかも、定着されたソリッド画像においては
折り曲げ等にも耐え得る十分なフィルム強度を有してい
る。さらに、保存安定性が良好で小粒径のトナーの製造
に適する粉砕性が著しく改善されている。
【0031】(実施例8〜14および比較例) 表4に示す各配合量のポリエステル樹脂の結着樹脂に、
着色剤として、ピグメント・ブルー15:3を結着樹脂
100重量部に対して16重量部添加し、ヘンシェルミ
キサーで混合後、バンバリーミキサーにて溶融混練し、
冷却後ジェット式粉砕機にて粉砕し、慣性力方式の分級
機で分級し、平均粒径7.5〜8.5μmのトナーを得
た。得られたトナー粒子に外添剤としてチタニア微粉末
をトナー100重量部に対して1.5重量部添加し、ヘ
ンシェルミキサーで混合した。上記実施例8〜14およ
び比較例で得られたトナーそれぞれ5部と樹脂被
覆されたフェライト粒子(平均粒径50μm)100部
を混合して二成分現像剤を調製し、これを市販の電子写
真複写機(A−color630、富士ゼロックス社
製)を用いて5cm×10cmの未定着ソリッド画像を
得た。
【0032】(長期剥離性)次いで、図1に示す定着装
置、すなわち、表面層がシリコーンゴムで形成される加
熱ローラーおよびシリコーンゴム層をフッ素系樹脂で被
覆した加圧ローラーからなる外部定着機を用いて、表4
に示すオイル塗布量、異なるオイル種のもとに、160
℃で繰り返し定着テストを行い、10000枚定着させ
た後の剥離性(耐巻き付き性)、ボールペンによる書き
込みの可否を評価した。 G1:10000枚定着した後もローラーへの巻き付き
やオフセットはなく剥離性に問題なし。 G2:7000枚程度からごくわずかなオフセット現象
が見られはじめ、10000枚までには巻き付きが発生
した。 G3:5000枚程度から顕著なオフセット現象が見ら
れはじめ、それ以降巻き付きが絶えず発生した。
【0033】(OHP透明性)OHPシート上に4cm
×5cmの未定着ソリッド画像を形成させ、160℃で
定着した後のOHPの透明性を以下の基準で、目視によ
り感応評価を行った。 A:色再現性、透明性ともに優れている。 B:色再現性には特に問題はないが、彩度が低下し、透
明性が若干乏しい。 C:色再現性、透明性悪く、OHP透映像が全体的にく
すんで見える。 (ボールペンの書き込み) 評価基準は次の通りである。 ○…書き込み可能。 △…所々インクがかすんで書き込みにくい。 ×…書き込み不可能(インクがのらない)。 (総合評価) ○…色再現性、OHP透明性および書き込み性が良好で
あり、レスオイル性、カラー画像共に優れている。 △…カラー画像の特性は良好であるが、レスオイル適性
が劣る。 ×…カラー画像およびレスオイル適性が劣る。
【0034】以上の結果を表4に示す。
【表4】 表4中、*1:「ジメチルオイル」はジメチルポリシロ
キサンであり、「アミノ変性オイル」は、アミン変性シ
リコーンオイルである。 この表からも明らかなように、実施例で得られたトナー
は、比較例で得られたトナーに比べて、繰り返しによる
長期剥離性に優れ、定着画像へのボールペン書きを可能
にし、しかもOHP透映像にはくすみ等がなく透明性に
優れていた。
【0035】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用カラートナー
は、結着樹脂として、特定の物性を有する2種のポリエ
ステル樹脂を特定の割合で混合したポリエステル樹脂を
用いることによって、加熱ローラー定着における剥離
性、OHP画像の透明性等を改善することができる。ま
た、本発明のカラートナーを用いて複写した定着画像面
には、離型剤オイルの塗布量が削減できることから、筆
記具による記入等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するために用いる定着装置の側断
面説明図である。
【符号の説明】
1…加圧ローラー、2…加熱ローラー、3,5…外側弾
性体層、4,6…内側弾性体層、7…離型剤供給ローラ
ー、8…離型剤塗布ローラー、9…加熱源、10…離型
剤、11…トナー像、12…離型剤供給補助部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 雅夫 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−158747(JP,A) 特開 平4−353866(JP,A) 特開 平4−362956(JP,A) 特開 平4−338973(JP,A) 特開 平2−308289(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤及び結着樹脂を含む静電荷像現像
    用カラートナーにおいて、該結着樹脂が、第1のポリエ
    ステル樹脂と第2のポリエステル樹脂からなり、該第1
    のポリエステル樹脂と第2のポリエステル樹脂との重量
    比が70:30〜30:70であり、該第1のポリエス
    テル樹脂は、150℃において角周波数ω=1〜100
    rad/secで測定した貯蔵弾性率が1.0〜5×1
    4 Paであり、かつtanδが1.0〜10であり、
    そして、テトラヒドロフラン不溶分が10重量%以下で
    あり、第2のポリエステル樹脂は、150℃において角
    周波数ω=1〜100rad/secで測定した貯蔵弾
    性率が5.0×10-2〜5.0×103 Paであり、か
    つtanδが2.0〜500であることを特徴とする静
    電荷像現像用カラートナー。
  2. 【請求項2】 像形成部材に潜像を形成する潜像形成工
    程、該像形成部材上の潜像を現像剤を用いて現像する現
    像工程、現像された画像を転写体上に転写する転写工
    程、転写体上のトナー画像を定着する定着工程を有する
    画像形成方法において、該現像工程の現像剤として、請
    求項1記載の静電荷像現像用カラートナーを使用し、該
    定着工程において、転写体への離型剤移行量が2.0×
    10-6〜2.0×10-5g/cm2 になるように加熱ロ
    ーラーに離型剤を塗布することを特徴とする画像形成方
    法。
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