JP3302391B2 - Mn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼 - Google Patents
Mn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼Info
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出核となりやすい酸化物を多数分散させた、高機能の低
硫黄鋼材に関するものである。
製鉄技術の進歩により種々の改良がなされ、優れた母材
特性を有するようになってきたが、例えば溶接接合した
場合に継手に現れる溶接熱影響部の特性を、鋼材の製造
過程で与えられる母材特性と同等に維持することは、一
般に困難である。すなわち、溶接熱によって熱影響部
(以下HAZという)の結晶粒が粗大化するために鋼が
脆化するからである。つまり、HAZの結晶粒サイズは
鋼の低温靭性に大きな影響を与えることが知られてお
り、そのためHAZ組織を微細化する技術が開発され、
実用化されている。
は、鋼中にTiを添加し、オーステナイト結晶粒内に微
細なTi酸化物を分散させ、これを変態核として粒内フ
ェライトを発達させることによりHAZ組織の微細化を
図る技術を提案している。また、特開昭61−2389
40号公報には、二次脱酸生成物として、微細なTi酸
化物を均一分散させることによってHAZ靭性が改善で
きることを開示している。更に、特開平01−2286
43号公報には溶存酸素量を規制した溶鋼に、Zr,T
i,Ce,Y,Hf等の脱酸剤を添加し、生成した脱酸
生成物を核としてMnSを微細に分散させ、これによっ
て鋼組織を微細化しHAZ靭性やその他の鋼特性向上に
寄与することが開示されている。更にまた、特開平03
−047664号公報では、MnSの析出核としてMn
O−SiO2 酸化物(Mnシリケート)が適しているこ
とを示している。一方、冷間加工用の薄鋼板において
も、MnSを微細に分散析出させることにより、連続焼
鈍工程においてセメンタイトの析出を促進させて加工性
を向上させることが知られている。
に生成した脱酸生成物やMnSを利用することにより材
質の向上を図ることは公知であるが、この技術をより多
くの鋼種に適用するためには、MnSの析出核として本
発明者らが以前提案したMnシリケート酸化物以外にも
適した酸化物を見いだす必要がある。特に、脱酸元素と
して広く用いられているAlを含む酸化物で、MnS析
出に適した酸化物条件を見いだすことが重要である。
出個数が多くなるような酸化物として、脱酸元素として
広く用いられているAlを含むMn酸化物に着目し、最
適のMnOとAl2 O3 の構成比を見いだすこと、およ
び更に該酸化物の個数を増加せしめるために他の強脱酸
元素を添加した場合の効果を確認することを目的とし
て、種々の研究を行なった結果、本発明を得た。すなわ
ち本発明は、 (1)重量%として、Mn:0.1〜3.0%、Al:
0.01%以下、S:0.01%以下を含有し、さらに
Ni,Cr,Mo,Cu,Nb,V,Bの少なくとも1
種以上を含み残部Fe及び不可避不純物からなり、かつ
Mn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼におい
て、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、酸化物とMn
Sとから成り、かつ酸化物がMn酸化物とAl酸化物
から成り、その内のMn酸化物の占める割合が重量%で
酸化物部分の50〜90%となる酸化物で、かつ0.
1〜10μmの大きさのものが、鋼材断面積の1mm2 あ
たり30〜2000個分散していることを特徴とするM
n酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼、 (2)重量%として、Mn:0.1〜3.0%、Al:
0.01%以下、S:0.01%以下を含有し、さらに
Ni,Cr,Mo,Cu,Nb,V,Bの少なくとも1
種以上を含み残部Fe及び不可避不純物からなり、かつ
Mn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼におい
て、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、酸化物とMn
Sとから成り、かつ酸化物がMn酸化物とAl酸化物
と、不可避的に混入されるCa,Mg,Si,Zrのう
ちの少なくとも一種以上の酸化物から成り、その内のM
n酸化物の占める割合が重量%でMn酸化物とAl酸化
物の和の50〜90%となる酸化物で、かつ0.1〜
10μmの大きさのものが、鋼材断面積の1mm2 あたり
30〜2000個分散していることを特徴とするMn酸
化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼、 (3)重量%として、Mn:0.1〜3.0%、Al:
0.01%以下、S:0.01%以下、およびZr,T
i,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種以上を0.
002〜0.05%含有し、さらにNi,Cr,Mo,
Cu,Nb,V ,Bの少なくとも1種を含み残部Fe及
び不可避不純物からなり、かつMn酸化物とAl酸化物
の微小粒子が分散した鋼において、鋼中に含まれる微小
粒子のうちで、酸化物とMnSから成り、かつ酸化
物がMn酸化物とAl酸化物とから成り、その内のMn
酸化物の占める割合が重量%でMn酸化物とAl酸化物
の和の50〜90%となる部分と、Zr,Ti,Ce,
Hf,Y,Siの一種または二種以上の酸化物とから成
る部分とで構成され、かつ0.1〜10μmの大きさ
のものが、鋼材断面積の1mm2 あたり30〜2000個
分散していることを特徴とするMn酸化物とAl酸化物
の微小粒子が分散した鋼、 (4)重量%として、Mn:0.1〜3.0%、Al:
0.01%以下、S:0.01%以下、およびZr,T
i,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種以上を0.
002〜0.05%含有し、さらにNi,Cr,Mo,
Cu,Nb,V,Bの少なくとも1種を含み残部Fe及
び不可避不純物からなり、かつMn酸化物とAl酸化物
の微小粒子が分散した鋼において、鋼中に含まれる微小
粒子のうちで、酸化物とMnSとから成り、かつ酸
化物がMn酸化物とAl酸化物と、不可避的に混入され
るCa,Mg,Si,Zrのうちの少なくとも一種以上
の酸化物から成り、その内のMn酸化物の占める割合が
重量%でMn酸化物とAl酸化物の和の50〜90%と
なる部分と、Zr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの一種
または二種以上の酸化物とから成る部分とで構成され、
かつ0.1〜10μmの大きさのものが、鋼材断面積
の1mm2 あたり30〜2000個分散していることを特
徴とするMn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した
鋼である。
諸元素として、Cu,Ni,Cr,Mo,Nb,V,B
等の元素は鋼材の要求特性に応じて適宜添加されるもの
である。また、不可避的に混入されるCa,Mg,S
i,Zrの酸化物とは、耐火物からの混入や精錬時のフ
ラックス、スラグ等の一部が混入することを指すもので
あり、本発明に大きな影響を与えるものではない。更
に、10μmを超えるものや0.1μm未満のサイズの
ものが含まれていても、上記サイズ範囲での上記個数条
件が満たされていれば、特に問題とはならない。
本発明者らは、MnSが析出しやすい酸化物であるMn
O−Al2 O3 の生成について、種々の条件での実験を
行なった。すなわち、表1に示すような成分の溶鋼中へ
MnとAlの添加割合を変化させる実験を実験室規模と
実プロセスの両方で行ない、溶鋼中に生成したMnO−
Al2 O3 におけるMnOとAl2 O3の形成比率、お
よびこの酸化物に析出したMnSの析出個数を調査し
た。ここで、MnOとAl2 O3 の形成比率は走査型電
子顕微鏡で、またMnS析出個数は二次元X線マイクロ
アナライザーで測定した。
験室での結果であり、Bは実プロセスでの結果である
が、この図から、MnOの重量比がMn酸化物(Mn
O)とAl酸化物(Al2 O3 )の和の50〜90%の
範囲となる時に、AとBの両方の場合において、酸化物
に析出するMnSの個数が極めて大きくなることが判
る。しかしながら、MnとAlを含む酸化物は、鋼材が
急冷却された場合には微細かつ均一に分散しやすいが、
Bのように一般の連続鋳造法を含む製造プロセスにおい
ては、溶鋼中で凝集合体してそのサイズが大きくなりや
すい。そこで、本発明者らは、既に特開平01−228
643号公報で開示した酸化物の微細化方法、すなわち
ZrやCe,Hf,Tiを添加する方法を本発明に応用
することを検討し、実験を行なった。前記で得られたM
nS析出率が高いMnO−Al2 O3が得られる溶鋼成
分のひとつとして、Mn=2%かつAl=0.003%
となるように成分調整し、その後ZrまたはCe,H
f,Ti更にY,Siのうちのひとつを0.01%添加
した。また、CeとTiの場合には、CeとTiの両方
をそれぞれ0.005%ずつ添加する実験も行ない、更
にCeとZrについては、それぞれの添加量を変える実
験も実施した。
物個数と酸化物に析出したMnS個数の関係を示す。い
ずれの脱酸法の場合にも、Mn,Al脱酸のみの比較材
に較べて酸化物個数とMnS個数の両方とも増加した。
また、MnSの個数は、Hf>Ce>Zr>Ti>Y>
Si>比較材の順序となっており、また、CeとTiを
両方を添加したものはTi単独に較べてMnS個数が多
くなっていた。すなわち、強脱酸元素の添加により酸化
物個数が増加し、しかも該組成のMnO−Al2 O3 が
持つ高いMnS析出性を阻害しないことが判った。従っ
て、特定のMnO比を持つMnO−Al2 O3 と上記強
脱酸元素の酸化物を複合化させれば、微細なMnSを多
数個分散させることができる。図3には、脱酸元素Ce
とZrについて、その添加濃度(ppm)とこれらの元素で
生成した酸化物に析出したMnS個数の関係を示した。
図から、脱酸元素を多量に含有させると効果の減少が著
しくなり、従って、ほぼ500ppm 以下の含有量とする
のが好ましいことが判る。なお、下限を特に限定しない
が、約20ppmであればMnS析出個数が増加する。
規定した根拠について説明する。まず、サイズに関して
は、本発明で利用する酸化物は、従来の介在物と呼ばれ
る数10μm以上の、材質にとって有害な大型の酸化物
とは異なり、微小なものである。例えば、微細なフェラ
イト組織の変態核となりやすい酸化物やMnSの大きさ
は数μmであり、また、セメンタイトの析出核となるM
nSは1μm以下のものが多い。しかしながら、0.1
μmより小さいものについては、それを検出する手段が
複雑になるので、0.1〜10μmとし、このサイズの
酸化物について個数と材質の関係を調査した。表2に示
す基本成分で、実際の連続鋳造で製造した大入熱溶接厚
板用鋳片と深絞り薄板用鋳片の粒子(介在物)組成、該
サイズの粒子個数と材質特性値との関係を表3および表
4に示す。
で、粒子個数が一番少ない部位である鋳片厚み中心部で
の粒子を示すが、表から粒子(介在物)個数が鋼材断面
積の1mm2 あたり30個未満の場合には、所定の低温
(−60℃)での靭性を満足せず、また、0.1〜10
μmサイズの酸化物個数が1mm2 あたり74個と個数を
満たしていても、Mn酸化物(MnO)比率が低い場合
には、−60℃靭性を満足しないことがわかる。なお、
のように、CaやMgの酸化物が耐火物や精錬時のフ
ラックス・スラグ等から混入していても、Mn酸化物と
Al酸化物が所定の割合で存在し、サイズ・個数につい
ても所定の条件が満足されていれば問題ない。一方、粒
子個数が2000個より多い場合の結果については、今
回の試験では得られなかったが、一般に、粒子個数が極
端に多くなると、鋼の材質に悪影響を及ぼすことが知ら
れているので、ここでは、上限を鋼材断面積の1mm2 あ
たり2000個とした。表4には、実際の連続鋳造で製
造した薄板材について、同じく粒子(介在物)の組成や
該サイズの粒子個数と連続焼鈍後の製品のr値(深絞り
性を表す指標)との関係を調査した結果を示す。この場
合は高Mn成分なので、一般にr値は1.7以下である
が、粒子の大きさ・個数が前記条件に入っているおよ
びでは、良好なr値を得ている。なお、10μmを超
えるものや0.1μm未満のサイズのものが含まれてい
ても、上記サイズ範囲での上記個数条件が満たされてい
れば、特に問題とはならない。
らば、製造条件や製造プロセスを特に限定することはな
く、例えば、近年発展してきた双ロールをはじめとする
急冷却の薄板製造プロセスで実施することも可能であ
る。
は、所定の組成のMnO−Al2 O3 を形成させるため
に必要なものであるが、材質への悪影響を及ぼさないM
nの上限として3.0%とし、Alについてはあまり高
くするとMnO−Al2 O3が形成されなくなるので、
0.01%を上限とした。また、Sについては、前述し
たように鋼に対して悪影響を与えるので、0.01%を
上限とした。更に、本発明において、鋼材に通常含有す
る諸元素としてCu,Ni,Cr,Mo,Nb,V,B
等の元素を鋼材の要求特性に応じて適宜添加されるもの
である。
炉、RHおよび連続鋳造プロセスで製造し、厚板用に圧
延した鋼板からサンプルを採取して、溶接試験を行なっ
た。溶接条件は大入熱(200kJ/cm)とし、シャルピ
ー試験により、延性/脆性破面遷移温度を測定した。結
果を表3に示すが、本発明の条件を満足する,で
は、要求材質特性(今回の場合は−60℃)を十分に満
たすことができた。
を実際の転炉、RHおよび連続鋳造プロセスで製造し、
薄板に冷間圧延後、連続焼鈍プロセスで時効処理を行な
い、切りだしたサンプルについて深絞り性の評価を行な
った。結果を表4に示すが、本発明の条件を満足する
およびでは、要求材質特性(今回の場合には、r>
1.8)を十分に満足する材料が得られた。
Sが鋼中に析出し、その結果として、材質の優れた鋼を
得ることができた。
酸化物がMn酸化物とAl酸化物の和にしめる割合と酸
化物へ析出したMnS個数の関係を示した図である。
たMnS個数の関係を示した図である。
個数の関係を示した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
%、Al:0.01%以下、S:0.01%以下を含有
し、さらにNi,Cr,Mo,Cu,Nb,V,Bの少
なくとも1種以上を含み残部Fe及び不可避不純物から
なり、かつMn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散し
た鋼において、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、酸
化物とMnSとから成り、かつ酸化物がMn酸化物と
Al酸化物から成り、その内のMn酸化物の占める割合
が重量%で酸化物部分の50〜90%となる酸化物で、
かつ0.1〜10μmの大きさのものが、鋼材断面積
の1mm2 あたり30〜2000個分散していることを特
徴とするMn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した
鋼。 - 【請求項2】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
%、Al:0.01%以下、S:0.01%以下を含有
し、さらにNi,Cr,Mo,Cu,Nb,V,Bの少
なくとも1種以上を含み残部Fe及び不可避不純物から
なり、かつMn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散し
た鋼において、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、酸
化物とMnSとから成り、かつ酸化物がMn酸化物と
Al酸化物と、不可避的に混入されるCa,Mg,S
i,Zrのうちの少なくとも一種以上の酸化物から成
り、その内のMn酸化物の占める割合が重量%でMn酸
化物とAl酸化物の和の50〜90%となる酸化物で、
かつ0.1〜10μmの大きさのものが、鋼材断面積
の1mm2 あたり30〜2000個分散していることを特
徴とするMn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した
鋼。 - 【請求項3】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
%、Al:0.01%以下、S:0.01%以下、およ
びZr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種
以上を0.002〜0.05%含有し、さらにNi,C
r,Mo,Cu,Nb,V,Bの少なくとも1種を含み
残部Fe及び不可避不純物からなり、かつMn酸化物と
Al酸化物の微小粒子が分散した鋼において、鋼中に含
まれる微小粒子のうちで、酸化物とMnSから成り、
かつ酸化物がMn酸化物とAl酸化物とから成り、そ
の内のMn酸化物の占める割合が重量%でMn酸化物と
Al酸化物の和の50〜90%となる部分と、Zr,T
i,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種以上の酸化
物とから成る部分とで構成され、かつ0.1〜10μ
mの大きさのものが、鋼材断面積の1mm2 あたり30〜
2000個分散していることを特徴とするMn酸化物と
Al酸化物の微小粒子が分散した鋼。 - 【請求項4】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
%、Al:0.01%以下、S:0.01%以下、およ
びZr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種
以上を0.002〜0.05%含有し、さらにNi,C
r,Mo,Cu,Nb,V,Bの少なくとも1種を含み
残部Fe及び不可避不純物からなり、かつMn酸化物と
Al酸化物の微小粒子が分散した鋼において、鋼中に含
まれる微小粒子のうちで、酸化物とMnSとから成
り、かつ酸化物がMn酸化物とAl酸化物と、不可避
的に混入されるCa,Mg,Si,Zrのうちの少なく
とも一種以上の酸化物から成り、その内のMn酸化物の
占める割合が重量%でMn酸化物とAl酸化物の和の5
0〜90%となる部分と、Zr,Ti,Ce,Hf,
Y,Siの一種または二種以上の酸化物とから成る部分
とで構成され、かつ0.1〜10μmの大きさのもの
が、鋼材断面積の1mm2 あたり30〜2000個分散し
ていることを特徴とするMn酸化物とAl酸化物の微小
粒子が分散した鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07172092A JP3302391B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | Mn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07172092A JP3302391B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | Mn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05271864A JPH05271864A (ja) | 1993-10-19 |
JP3302391B2 true JP3302391B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=13468643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07172092A Expired - Fee Related JP3302391B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | Mn酸化物とAl酸化物の微小粒子が分散した鋼 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP4399018B1 (ja) * | 2008-07-15 | 2010-01-13 | 新日本製鐵株式会社 | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼板 |
JP5888119B2 (ja) * | 2012-05-28 | 2016-03-16 | 新日鐵住金株式会社 | Haz靱性に優れた厚鋼板 |
JP6086036B2 (ja) * | 2013-06-24 | 2017-03-01 | 新日鐵住金株式会社 | 溶接熱影響部靱性に優れた厚板鋼材とその溶製方法 |
CN112159928B (zh) * | 2020-09-28 | 2021-11-12 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种含Zr轴承钢及其制备方法 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP07172092A patent/JP3302391B2/ja not_active Expired - Fee Related
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