JP3448537B2 - 溶接性に優れたフェライト系ステンレス鋼 - Google Patents
溶接性に優れたフェライト系ステンレス鋼Info
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Description
ライト系ステンレス鋼に関する。
動車排気系用等、多くの用途に用いられている。これは
フェライト系ステンレス鋼が優れた耐食性、強度特性、
耐酸化性等を有するためである。しかし、次のような欠
点も存在する。加工時のリジング発生、溶接部の加工性
低下などである。これらの欠点はいずれもフェライト系
ステンレス鋼の組織的な特徴に起因する。
以上も含有しているため、α→γ→α完全変態が生じな
い場合が大半である。このため、鋳造組織が粗大になり
易い。この粗大組織が鋳造段階で発生し、最終成品まで
引き継がれるとリジングが発生すると考えられている。
また、再結晶などを活用してたとえ組織を微細にしたと
しても、最終成品を溶接した場合には溶接部に粗大粒が
存在し、溶接部の加工性を低下させる。すなわち、加工
した際に溶接部上に割れが発生する場合が多く認められ
る。
開昭52−107220号公報、特開平4−22853
9号公報が公知で有る。しかしこれらの技術では溶接部
の加工性が十分でない場合があった。
系ステンレス鋼の溶接部で粗大粒による加工性低下を防
いで、溶接性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供
することを目的としたものである。
1−256285号公報にてMg系酸化物の粒子が分散
したステンレスにおいて上記問題点が解決できることを
既に開示しており、また特願平10−371188号に
おいてもそれをさらに改善した対策を示した。しかし、
酸化物をさらに厳密に規定することにより、さらに確実
に高い効果、すなわち溶接部が母材相当の特性を得られ
ることを見出すに至り、本発明を完成させた。
起こり難いフェライト系ステンレスについて、さらなる
検討を続けた結果、Ti、Alのうち1種または2種と
Mgを含み、2種類以上の組成からなる層構造を有し、
最大径が0.05〜5μmである酸化物を、3個/mm2
以上の分布密度で鋼中に含有することを見いだし本発明
に至ったもので、その要旨とするところは以下の通りで
ある。
なり、かつ、Ti、Alのうち1種または2種とMgを
含み、2種類以上の組成からなる層構造を有し、最大径
が0.05〜5μmである酸化物を、3個/mm2 以上の
分布密度で鋼中に含有することを特徴とする溶接性に優
れたフェライト系ステンレス鋼。 (2) 上記(1)に記載のフェライト系ステンレス鋼
に、mass%で、 B :0.0005〜0.005%、 Nb:0.05〜0.5%、 Zr:0.05〜0.5%の1種もしくは2種以上を、
さらに含有することを特徴とする。 (3) 前記(1)または(2)に記載のフェライト系
ステンレス鋼に、mass%で、 Mo:0.1〜2%、 Ni:0.1〜2%、 Cu:0.1〜2% の1種もしくは2種以上をさらに含有することを特徴と
する。
用いてMg添加フェライト系ステンレス鋼の溶接性に及
ぼす成分及び介在物の影響を調査した。溶接性はTIG
溶接後、溶接部及び母材部についてエリクセン試験、球
頭深絞り試験を行い調査した。その結果、大半の鋼種に
おいては溶接部の加工性は母材部に比べて大きく劣って
いた。すなわち、エリクセン高さで約2mm程度、LDR
(限界絞り比)で0.5程度低下していた。しかし、鋼
種によっては破断が溶接線以外(母材)で発生している
材料が認められた。全ての材料の介在物を調査したとこ
ろ、破断が溶接線以外の材料には全て、Ti,Alのう
ち1種または2種とMgを含み、2種類以上の組成から
なる層構造を有し、最大径が0.05〜5μmである酸
化物を、3個/mm 2 以上の分布密度で鋼中に含有するこ
とを見いだした。
って、以下に本発明を詳細に説明する。まず成分を限定
した理由を説明する。なお、下記の説明における%とは
mass%を示すものである。 C,N:C,Nを多量に添加すると加工性が低下するた
め、それぞれ上限は0.08%とした。一方、下限は精
錬段階でのコストを考慮した場合には0.0005%で
ある。加工用途等に用いる場合には、C,N共に0.0
005〜0.015%とすることが好ましい。
が、多量の添加により加工性が低下する。したがって上
限は1%とした。下限は脱酸効果を得るために0.01
%とした。
下させる為、上限を1%とした。下限はコストの観点よ
り0.01%とした。
く、0.04%未満とする必要がある。加工用途に用い
る場合には0.02%以下が好ましい。下限はコストの
点から0.005%程度が望ましい。
が低下するため、上限は0.01%とした。下限は近年
の脱硫技術で極低化が可能であるので、0.0001%
とした。
としての耐食性が不十分であり、25%を超えると靱性
が低下する場合があるため、10〜25%を範囲とし
た。また、Cr量が多くなると加工性が低下するため、
加工用途としては10〜19%が好ましい。
上させる重要な元素である。Ti,Alと複合で添加し
て凝固組織微細化効果を発揮するのは0.0005%以
上でありこれを下限とした。また多量に添加してもその
効果は飽和するため、0.010%を上限とした。
明の課題である溶接性を向上させる重要な元素である。
凝固組織微細化効果を発揮するのは0.01%以上であ
り、これを下限とした。またTi量が多すぎると加工性
の低下を招くため、上限を0.8%とした。
成し、本発明の課題である溶接性を向上させる重要な元
素である。加工性向上効果があるのは0.2%までであ
り、これを上限とした。一方、Al量の低減により脱酸
が困難になるため、下限は0.005%とした。
る元素であり、必要に応じてB,Nb,Zrのうち1種
または2種以上を組み合わせて添加する。B:0.00
05%、Nb:0.05%、Zr:0.05%以上添加
することで効果が現れる。しかしB:0.005%、N
b:0.5%、Zr:0.5%より多くてもその効果は
飽和する。
する元素であり、耐食性が問題となる用途ではMo,N
i,Cuのうち1種または2種以上を組み合わせて添加
する。それぞれ0.1%以上添加することにより効果が
現れる。しかし、加工性を考慮すると上限はいずれも2
%である。
または2種とMgを含み、2種類以上の組成からなる層
構造を有する酸化物が鋼中に分散することを特徴として
いる。すなわち、酸化物としてはMg−Ti系(Mg2
TiO4 等)、Mg−Al系(MgAl2 O4 等)、M
g−Ti−Al系等があり、これらの内、2種類以上が
存在する。この際、Mg1.5 Ti1.5 O4 とMg2 Ti
O4 のように同系(Mg−Ti系)の介在物で組成が異
なる酸化物は異種としている。
とを特徴としている。層構造とは図1に示すように任意
の断面で観察した際に酸化物Aを酸化物Bが完全に被覆
する状態を言う。酸化物Bを被覆するような第三の酸化
物が存在してもその効果は変わらない。酸化物の組成あ
るいは構造形態を調査するには、集束イオンビーム加工
法(Focused Ion Beam、FIB法)によって介在物を断
面薄膜化し、EDS及び電子顕微鏡より同定する方法が
よい。
であり、酸化物の分布密度が3個/mm2 以上であること
を特徴としている。このときの最大径とは、図1で示す
最外郭の酸化物の最大径を示す。分布密度が3個/mm2
未満であると、溶接性向上の効果が認められない。また
酸化物の最大径が0.05μm未満のものは溶接性向上
に寄与せず、逆に5μm超であると靱性などの特性を低
下させる可能性がある。
は走査型顕微鏡を用いると良い。分布密度は任意の断面
を観察した際に観察される前述の酸化物個数を観察面積
で除することによって求められる。観察面積が広いほど
正確な分布密度が求められるため、10mm2 以上とする
ことが好ましい。分布密度も電子顕微鏡あるいは走査型
顕微鏡で調査する。分布密度の上限は特に定める必要は
ない。
かって組成を調査したときに、組成が徐々に変化するの
ではなく、ある線を境に急激に変わる状態をいう。発明
者らの調査では同一酸化物内の組成比(例えば、Ti:
Mg)の変動は±10%程度であるので、これ以上の組
成比変化がある場合は別の相と見なし、組成比変化の境
界で層構造をなしているとする。
イズ、密度)にするには、Ti,Alを何回かに分割し
て添加することと、Mgを添加後、1時間以内に鋳造を
開始することが良い。その他の鋳造条件(温度、速度
等)は特に規定する必要がないが、低温鋳造、電磁攪拌
等の公知の技術と組み合わせるとさらに効果が増大する
と考えられる。
製造方法は、通常の薄鋼板製造方法であるように、鋼塊
を熱延、焼鈍、冷延、焼鈍するが、熱延板の焼鈍を省略
しても、冷延途中に焼鈍を行っても、また熱延を省略し
ても良い。また熱延ままの状態でも効果がある。
法はTIG、MIG、シーム等いずれの方法でも本発明
の効果は発揮される。なお、本発明における溶接性と
は、溶接後に何らかの変形加工を加えた際に溶接部が破
断するのではなく、母材で破断することを意味する。
ェライト系ステンレス鋼を溶製し、熱延後、冷延、焼鈍
等により0.4〜1.0mmの鋼板を作成した。鋼板の板
厚表層〜中心部の介在物を電子顕微鏡により調査し、前
述のサイズを持つMg酸化物の分布密度及び組成を調査
した。また鋼板をTIG突き合わせ溶接後、エリクセン
試験及び球頭張り出し試験を行い、破断位置及び破断位
置近傍の組織調査を行った。各種評価結果を表2に示
す。比較鋼では全てが溶接部上の破断であり、破断箇所
には粗大粒が認められた。本発明鋼は溶接部上での破断
がほとんどなかった(≦10%)。また、本発明鋼の溶
接部にはいずれも微細な等軸晶組織が観察された。
規定することにより、溶接性に優れたフェライト系ステ
ンレス鋼を提供できる。
いる様子を模式的に示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 mass%で、 C :0.0005〜0.08%、 Si:0.01〜1%、 Mn:0.01〜1%、 P :0.04%未満、 S :0.0001〜0.01%、 Cr:10〜25%、 N :0.0005〜0.08%、 Mg:0.0005〜0.01% を含有し、さらに、 Ti:0.01〜0.8%、 Al:0.005〜0.2% の1種または2種を含有し、残部が不可避的不純物から
なり、かつ、Ti、Alのうち1種または2種とMgを
含み、2種類以上の組成からなる層構造を有し、最大径
が0.05〜5μmである酸化物を、3個/mm2 以上の
分布密度で鋼中に含有することを特徴とする溶接性に優
れたフェライト系ステンレス鋼。 - 【請求項2】 mass%で、 B :0.0005〜0.005%、 Nb:0.05〜0.5%、 Zr:0.05〜0.5% の1種もしくは2種以上を、さらに含有することを特徴
とする請求項1に記載の溶接性に優れたフェライト系ス
テンレス鋼。 - 【請求項3】 mass%で、 Mo:0.1〜2%、 Ni:0.1〜2%、 Cu:0.1〜2% の1種もしくは2種以上を、さらに含有することを特徴
とする請求項1または2に記載の溶接性に優れたフェラ
イト系ステンレス鋼。
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