JP3299564B2 - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速にデータ出力を行
なうインターリーブ方式を用いたメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ処理の高速化が要求されて
いるがこれを実現するにはメモリの高速読み出しが必要
となる。しかしながらメモリの読み出しにはサイクルタ
イムタイムTcと呼ばれる時間を必要とするため高速化
は容易ではない。そこでメモリ高速読み出しを実現する
ため、メモリインターリーブと呼ばれる方式が考案され
ている。メモリインターリーブは、データバス幅のn倍
のアクセスデータ幅を持つメモリをn個のバンクに分け
た構成により、データアドレスが連続する場合にはサイ
クルタイムタイムをTc/nに高速化する方式である
(参考文献、例えば「電子情報通信ハンドブック」16
67頁、1998年オーム社発行)。
【0003】図36は、このメモリインターリーブ方式
のメモリ装置を2つ用意し2つのデータ間で演算を行な
う演算装置の例を示す。301はインターリーブ方式を
採用し、偶数アドレス側の記憶領域がバンク0に、奇数
アドレス側の記憶領域がバンク1に割当てられた第1の
メモリ、302は同様にバンク割当てされた第2のメモ
リ、303は2つのデータを入力とし演算を行なう演算
器、304は第1のメ─リ301と演算器303を結ぶ
第1のバス、305は第2のメモリと演算器303を結
ぶ第2のバスである。
【0004】図37は、第1のメモリ301、第2のメ
モリ302の出力データ、及び演算器303の入力デー
タの様子を示す図である。第1、第2のメモリの出力は
それぞれ、バンク0及びバンク1が1つのサイクルタイ
ム内に同時に読み出される。読み出されたデータは、第
一のバス上には指定されたアドレスに従って1つずつ出
力される。たとえば、初めにアドレス2n番地が指定され
ると、そのサイクルタイム内に2n番地と2n+1番地とが同
時に読み出され、次に2n+1番地が指定されると、既に読
み出されたデータを出力するだけなのでサイクルタイム
が不要となり高速に読み出されことになる。演算器30
3での演算は、第1、第2のバス304、305を介し
て入力されるデータに対して行われる。
【0005】以上のように構成された従来のメモリ装置
について、その動作を図36、図36を用いて説明す
る。図37の動作は、第1のメモリ301と第2のメモ
リ302との間で、第1のメモリ301から読み出され
た 2n,2n+1,2n+2,・・・番地のデータと、第2のメモリ
303から読み出された 2m,2m+1,2m+2,・・・番地のデ
ータとを順に演算していく場合を示している。
【0006】第1のメモリ301のバンク0からは2n,2
n+2,2n+4, ・・・といった偶数番地データが、バンク1
からは2n+1,2n+3,2n+5, ・・・といった奇数番地データ
が連続して出力される。このとき、バンク0とバンク1
のデータは、 (2nと2n+1), (2n+2と2n+3), (2n+4と2n+
5), (2n+6と2n+7), (2n+8と2n+9),・・・番地のデータ
2つずつが1サイクルタイムで同時に読み出される。第
2のメモリ302も同様である。
【0007】そして、第1のメモリのデータは第1のバ
ス304を経由して、第2のメモリのデータは第2のバ
ス305を経由して演算器303に入力される。演算器
303は、図37に示すように第1のメモリと第2のメ
モリの間で、2nと2m, 2n+1とm+1,2n+2と2m+2, 2n+3と2m
+3, ・・・番地のデータ間の演算を1/2サイクルタイ
ム毎に連続して実行することができる。これにより、本
来のメモリ素子のサイクルタイムの2倍の速度で演算を
実行することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
によれば、メモリ間のデータを連続して演算するとき、
一方のメモリの1サイクルタイム内に同時に読み出した
データと、他方のメモリの1サイクルタイム内に同時に
読み出したデータとを相互に演算する場合でなければ、
1/2サイクルタイム毎の高速な連続演算が実現できな
いという問題点があった。
【0009】この例を図38に示す。図38は、第1の
メモリ301と第2のメモリ302との間で、第1のメ
モリ301から読み出された 2n,2n+1,2n+2,・・・番地
のデータと、第2のメモリ303から読み出された2m+
1,2m+2,2m+3, ・・・番地のデータとを順に演算してい
く場合を示している。演算器303は、まず、第1のメ
モリ301のバンク1出力である2n番地の出力と第2の
メモリ302のバンク0出力である2m+1番地の出力との
間で演算することができるが、これに続いて、第1のメ
モリ301のバンク1出力である2n+1番地の出力と第2
のメモリ302のバンク0出力である2m+2番地の出力と
の間で演算することはできない。というのは、第2のメ
モリ302のバンク0出力である2m+2番地は、最初のメ
モリアクセスで2m+1番地と同時に読み出されていないか
らである。このように、演算器303は、図38に示す
ように1/2メモリサイクル毎に連続して演算すること
ができない。もっとも実際には、演算器303は、図示
していないが1メモリサイクル毎に演算することにな
る。この場合、1メモリサイクル毎に演算するのであれ
ば、インターリーブ方式は無用の装置といわなければな
らない。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、2つのメモリ
間で連続アドレスであれば、サイクルタイムタイムの1
/2の時間で連続して演算できるようにデータを出力す
るメモリ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は
【0012】インターリーブ方式を用いたメモリ装置で
あって、偶数番地の記憶領域であるバンク0と奇数番地
の記憶領域であるバンク1からなり、これらが同時に出
力する第1の記憶手段と、第1の記憶手段の出力のどち
らか一方を、1/2メモリサイクルタイム遅延させる第
1の遅延手段と、第1の記憶手段のバンク0の出力、バ
ンク1の出力、第1の遅延手段の出力のうちから、いず
れか1つを選択する第1の選択手段と、偶数番地の記憶
領域であるバンク0と奇数番地の記憶領域であるバンク
1からなり、これらが同時に出力する第2の記憶手段
と、第2の記憶手段の出力のどちらか一方を、1/2メ
モリサイクルタイム遅延させる第2の遅延手段と、第2
の記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力、第2の
遅延手段の出力のうちから、いずれか1つを選択する第
2の選択手段と、第1の選択手段が第1のメモリのアド
レス昇順又は降順にデータを出力し、かつ、第2の選択
手段が第2のメモリのアドレス昇順又は降順にデータを
出力する制御を行う制御部とを備え、第1及び第2のメ
モリへのアクセス開始時のアドレス最下位ビット、両メ
モリに対するアクセス方向信号に基いて、第1のメモリ
または第2のメモリ間で1/2サイクルタイム遅延さ
せ、1/2サイクルタイム毎に連続して演算する構成と
なっている。
【0013】さらに、前記第1の遅延手段は、第1のメ
モリのバンク0の出力、バンク1の出力のうちから、い
ずれか一方を選択する第1のマルチプレクサ回路と、第
1のマルチプレクサの出力を、1/2メモリサイクルタ
イム遅延させる第1のラッチ回路からなり、前記第2の
遅延手段は、第2のメモリのバンク0の出力、バンク1
の出力のうちから、いずれか一方を選択する第2のマル
チプレクサ回路と、第2のマルチプレクサの出力を、1
/2メモリサイクルタイム遅延させる第2のラッチ回路
からなり、前記制御部は、第1の記憶手段へのアクセス
開始時のアドレス信号の最下位ビット、第2の記憶手段
へのアクセス開始時のアドレス信号の最下位ビット、第
1の記憶手段に対しアドレス昇順で連続アクセスするの
かアドレス降順で連続アクセスするのかを示す第1のア
クセス方向信号、及び前記第2の記憶手段に対しアドレ
ス昇順で連続アクセスするのかアドレス降順で連続アク
セスするのかを示す第2のアクセス方向信号とが入力さ
れ、これに基づいて1/2メモリサイクル毎に第1及び
第2のマルチプレクサの出力切り換えを制御する構成で
あってもよい。
【0014】また、インターリーブ方式を用いたメモリ
装置であって、偶数番地の記憶領域であるバンク0と奇
数番地の記憶領域であるバンク1からなり、これらが同
時に出力する第1の記憶手段と、第1の記憶手段のバン
ク0の出力、バンク1の出力のうちから、いずれか1つ
を選択する第1の選択手段と、偶数番地の記憶領域であ
るバンク0と奇数番地の記憶領域であるバンク1からな
り、これらが同時に出力する第2の記憶手段と、第2の
記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力のうちか
ら、いずれか1つを選択する第2の選択手段と、第1の
記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力、第2の記
憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力のうちから、
いずれか1つを1/2メモリサイクルタイム遅延させる
遅延手段と、第1の選択手段の出力、第2の選択手段の
出力、遅延手段の出力のうちから、いずれか2つを選択
する第3の選択手段と、第3の選択手段の出力の一方
が、第1のメモリのアドレス昇順又は降順にデータを出
力するよう制御し、かつ、他方の出力が、第2のメモリ
のアドレス昇順又は降順にデータを出力する制御を行う
制御手段とを備え第1及び第2のメモリへのアクセス開
始時のアドレス最下位ビット、両メモリに対するアクセ
ス方向信号に基いて、第1のメモリまたは第2のメモリ
間で1/2サイクルタイム遅延させ、1/2サイクルタ
イム毎に連続して演算する構成である。
【0015】さらに、前記遅延手段は、第1の選択手段
の出力、第2の選択手段の出力のうち、いずれか1つを
選択する第1のマルチプレクサ回路と、第1のマルチプ
レクサ回路の出力を1/2メモリサイクルタイム遅延さ
せて、出力するレジスタ回路とからなり、前記第3の選
択手段は、第1の選択手段の出力、レジスタ回路の出力
のうちから、いずれか1つを選択する第2のマルチプレ
クサと、第2の選択手段の出力、レジスタ回路の出力の
うちから、いずれか1つを選択する第3のマルチプレク
サからなり、前記制御部は、第1の記憶手段へのアクセ
ス開始時のアドレス信号の最下位ビット、第2の記憶手
段へのアクセス開始時のアドレス信号の最下位ビット、
第1の記憶手段に対しアドレス昇順で連続アクセスする
のかアドレス降順で連続アクセスするのかを示す第1の
アクセス方向信号、前記第2の記憶手段に対しアドレス
昇順で連続アクセスするのかアドレス降順で連続アクセ
スするのかを示す第2のアクセス方向信号とが入力さ
れ、これに基づいて第1、第2及び第3のマルチプレク
サを制御する構成であってもよい。
【0016】
【作用】
【0017】請求項1にかかる発明によれば、第1の
(第2の)遅延手段は、第1の(第2の)記憶手段の出
力のどちらか一方を、1/2メモリサイクルタイム遅延
させる。第1の(第2の)選択手段は、第1の(第2
の)記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力、第1
の(第2の)遅延手段の出力のうちから、いずれか1つ
を選択する。制御部は、第1および第2の記憶手段にお
いて連続したアドレス領域を同時に読み出していく場合
に、第1および第2の遅延手段が保持したアクセスデー
タを必要に応じて次のアクセス時に出力させる。これに
より、第1の選択手段は第1のメモリのアドレス昇順又
は降順に、かつ、第2の選択手段は第2のメモリのアド
レス昇順又は降順に、1/2サイクルタイム毎に連続し
てデータを出力する。
【0018】請求項3にかかる発明によれば、遅延手段
は、請求項1の第1及び第2の遅延手段と同じ役割を果
たす。というのは、第1及び第2の記憶手段から連続し
たアドレス領域を同時に読み出していく場合、請求項1
の第1及び第2の遅延手段は、実際にはどちらか1つが
排他的に使用され、両方とも同時に使用されることはな
いからである。そこで、1つの遅延手段により再構成し
たのが請求項3である。
【0019】
【実施例】以下本発明のメモリ装置の実施例について図
面を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施例にお
けるメモリ装置の構成図を示す。101は、偶数アドレ
ス側がバンク0に、奇数アドレス側がバンク1に割当て
られたインターリーブ方式を採用した第1のメモリ、2
01は同様にバンク割当てされた第2のメモリ、102
は第1のメモリ101のバンク0出力をクロックφ2の
ハイレベルで取り込む第1のラッチ、103は第1のメ
モリ101のバンク1出力をクロックφ2のハイレベル
で取り込む第2のラッチ、202は第2のメモリ201
のバンク0出力をクロックφ2のハイレベルで取り込む
第3のラッチ、203は第2のメモリ201のバンク1
出力をクロックφ2のハイレベルで取り込む第4のラッ
チ、104は後述の第1のマルチプレクサ105を制御
する第1のマルチプレクサ制御信号、105は第1のマ
ルチプレクサ制御信号104が0で第1のラッチ102
の出力を、1で第2のラッチ103の出力を選択する第
1のマルチプレクサ、106は第1のマルチプレクサ1
05の出力をクロックφ1のハイレベルで取り込む第5
のラッチ、204は後述の第2のマルチプレクサ205
を制御する第2のマルチプレクサ制御信号、205は第
2のマルチプレクサ制御信号204が0で第3のラッチ
202の出力を、1で第4のラッチ203の出力を選択
する第2のマルチプレクサ、206は第2のマルチプレ
クサ205の出力をクロックφ1のハイレベルで取り込
む第6のラッチ、107は後述の第3のマルチプレクサ
108を制御する第3のマルチプレクサ制御信号、10
8は第3のマルチプレクサ制御信号107が0で第5の
ラッチ106の出力を、1で第1のラッチ102の出力
を、2で第2のラッチ103の出力を選択する第3のマ
ルチプレクサ、207は後述の第4のマルチプレクサ2
08を制御する第4のマルチプレクサ制御信号、208
は第4のマルチプレクサ制御信号207が0で第6のラ
ッチ206の出力を、1で第3のラッチ202の出力
を、2で第4のラッチ203の出力を選択する第4のマ
ルチプレクサ、109は後述の第1のバス出力部110
を制御する第1のバス出力部制御信号、110は第1の
バス出力部制御信号109が0で後述の第1のバス11
1及び後述の第2のバス211のどちらにもその入力信
号を出力せず、1で後述の第1のバス111にその入力
信号を出力し、2で後述の第2のバス211にその入力
信号を出力する第1のバス出力部、209は後述の第2
のバス出力部210を制御する第2のバス出力部制御信
号、210は第2のバス出力部制御信号209が0で後
述の第1のバス111及び後述の第2のバス211のど
ちらにもその入力信号を出力せず、1で後述の第1のバ
ス111にその入力信号を出力し、2で後述の第2のバ
ス211にその入力信号を出力する第2のバス出力部、
111は第1のバス出力部110の出力及び第2のバス
出力部210の出力と後述の演算部112を結ぶ第1の
バス、211は第1のバス出力部110の出力及び第2
のバス出力部210の出力と後述の演算部112を結ぶ
第2のバス、112は第1のバス111及び第2のバス
211上のデータを入力とし、演算を行う演算部、11
3は第1のメモリ101への第1のアドレス信号(但し
第1のメモリ101はバンク構造を採用しているので、
第1のアドレス信号113の最下位ビットは使用しな
い)、213は第2のメモリ201への第2のアドレス
信号(但し第2のメモリ201はバンク構造を採用して
いるので、第2のアドレス信号213の最下位ビットは
使用しない)、114は制御部であり、第1および第2
のメモリにおいて連続したアドレス領域を同時に読み出
していく場合に、第5および第6のラッチが保持したア
クセスデータを次のアクセス時に出力させることによっ
て、第3のマルチプレクサから第1のメモリのアドレス
昇順又は降順にデータを出力し、かつ、第4のマルチプ
レクサから第2のメモリのアドレス昇順又は降順にデー
タを出力するように制御する。
【0020】この制御部114への入力信号は6つあ
り、 演算部112での演算開始のため第1のメモリ
101へ初めてアクセスを開始した時の第1のアドレス
信号113の最下位ビット、 同じように第2のメモ
リ201へ初めてアクセスを開始した時の第2のアドレ
ス信号213の最下位ビット、 第1のアドレス信号
113をインクリメントして修飾する時は0、デクリメ
ントして修飾する時は1となる第1の修飾方向信号11
5、 第2のアドレス信号213をインクリメントし
て修飾する時は0、デクリメントして修飾する時は1と
なる第2の修飾方向信号215、 演算する場合の開
始を示す演算開始信号116、 装置の動作タイミン
グを規定するクロックφ1、φ2である。
【0021】また、この制御部からの出力信号は6つあ
り、 第1のマルチプレクサ制御信号104、 第
2のマルチプレクサ制御信号204、 第3のマルチ
プレクサ制御信号107、 第4のマルチプレクサ制
御信号207、 第1のバス出力部制御信号109、
第2のバス出力部制御信号209を出力する。(こ
れらの入力信号と出力信号の関係については、図4〜図
7参照。)図3は、図1のメモリ装置で使用されるクロ
ック信号φ1、φ2を示す。クロック信号φ1、φ2は
互いに逆位相であり、このクロックの1周期が第1及び
第2のメモリのサイクルタイムに相当する。
【0022】図4〜図7は、図1の制御部114の入出
力関係を示す図である。同図において、ケース欄は入力
信号の組み合わせに応じた番号を表し、サイクル欄は各
ケースにおける第1サイクルと第2サイクル以降の2つ
に分けて示し、入力欄は制御部114への入力信号を示
し、出力欄は入力信号に応じて出力される制御部114
の出力信号を示す。なお、備考欄は各ケースに対応する
タイムチャートの図面番号を示す。 図8〜図23は、
図1の動作タイミングを示す図であり、図4〜図7の各
ケースに対応する。
【0023】以上のように構成されたメモリ装置につい
て、以下図1、図4〜図23を用いて、第1のメモリ1
01の連続アドレスのデータが第1のバス111経由
で、第2のメモリ201の連続アドレスのデータが第2
のバス211経由で演算部112に送られ、それぞれの
データ間で演算される場合を例にとり、その動作を第1
のメモリ101、第2のメモリ201へのアクセスを開
始状態で分類した図4〜図7のケース1−1からケース
4−4までの16のケースに分けて説明する。
【0024】(ケース1−1) 第1、第2のメモリ1
01、102ののアクセス開始アドレスが共に偶数で、
第1、第2のアドレス信号113、213が共にインク
リメント修飾される場合(図4のケース1−1、図8参
照)。この具体例として、第1のアドレス信号113及
び、第2のアドレス信号213は共に偶数番地である2
番地(この時アドレスの最下位ビットは0)からスター
トしインクレメントされていく場合を例に取り説明す
る。
【0025】第1サイクルでは、第1、第2のアドレス
信号113、213は共に値2を示すので、第1、第2
のメモリ101、201においてバンク0は偶数番地で
ある2番地がアクセスされ、バンク1は奇数番地である
3番地がアクセスされる。その結果、それぞれのバンク
の出力は、図8に示すように第1サイクルのクロックφ
2で、第1のラッチ102、第2のラッチ103、第3
のラッチ202、第4のラッチ203にラッチされる。
【0026】制御部114は、演算開始信号116が1
になると、制御信号を以下のように入出力する(図4の
ケース1−1参照)。制御部114への入力信号につい
ては、動作開始時の第1、第2のアドレス信号113、
213の最下位ビットは共に0であり、これらのアドレ
スがインクレメント修飾されるので第1、第2の修飾方
向信号115、215は共に0である。これらの入力信
号を受けて制御部114は、第3、第4のマルチプレク
サ制御信号107、207を共に、第1サイクル以降φ
1タイミングでは2、φ2タイミングでは1にして出力
する。また、制御部114は、第1のバス出力部制御信
号109を第1サイクルのφ1タイミングで0、第1サ
イクルのφ2タイミング以降で1とし、第2のバス出力
部制御信号209を第1サイクルのφ1タイミングで
0、第1サイクルのφ2タイミング以降で2にして出力
する。
【0027】これら制御信号により第1サイクルのφ2
タイミング以降、第1のメモリ101の偶数番地の内容
は、φ2タイミングで、第1のラッチ102、第1のバ
ス出力部110を経由して第1のバス111に出力さ
れ、第2のメモリ201の偶数番地の内容は、φ2タイ
ミングで、第3のラッチ202、第2のバス出力部21
0を経由して第2のバス211に出力され、第1のメモ
リ101の奇数番地の内容は、φ1タイミングで、第2
のラッチ103、第1のバス出力部110を経由して第
1のバス111に出力され、第2のメモリ201の奇数
番地の内容は、φ1タイミングで、第4のラッチ20
3、第2のバス出力部210を経由して第2のバス21
1に出力される。
【0028】その結果、図8に示すように第1のバス1
11、第2のバス211には連続してデータが流れ、演
算部112では連続して演算が行なうことができる。な
お、第1のアドレス信号113、第2のアドレス信号2
13はアドレス修飾機構(図示せず)により、φ1タイ
ミングの立ち上がりで+2される。 (ケース1−2) 第1、第2のメモリ101、102
のアクセス開始アドレスが共に奇数で、第1、第2のア
ドレス信号113、213が共にデクリメント修飾され
る場合(図4のケース1−2、図9参照)。
【0029】この具体例として、第1、第2のアドレス
信号113、213が共に奇数番地である5番地からデ
クレメントされる場合を考えると、制御部114は図4
のケース1−2に示したように制御信号を出力する。そ
の結果、図9に示すように第1のバス111、第2のバ
ス211には連続してデータが流れ、演算部112で連
続して演算が行なえる。
【0030】(ケース1−3) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが偶数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが奇数、第1のアドレス信号113
がインクレメント修飾、第2のアドレス信号213がデ
クリメント修飾される場合(図4のケース1−3、図1
0参照)。この具体例として、第1のアドレス信号11
3が偶数番地である2番地からスタートしインクレメン
トされ、第2のアドレス信号213は奇数番地である5
番地からスタートしデクレメントされる場合を考える
と、制御部114は図4のケース1−3に示したように
制御信号を出力する。その結果図10に示すように第1
のバス111、第2のバス211には連続してデータが
流れ、演算部112は連続して演算することができる。
【0031】(ケース1−4) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが奇数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが偶数、第1のアドレス信号113
がデクリメント修飾、第2のアドレス信号213がイン
クリメント修飾される場合(図4のケース1−4、図1
1参照)。この具体例として、第1のアドレス信号11
3が奇数番地である5番地からスタートしデクリメント
され、第2のアドレス信号213は偶数番地である2番
地からスタートしインクリメントされる場合を考える
と、制御部114は図4のケース1−4に示したように
制御信号を出力する。その結果、図11示すように第1
のバス111、第2のバス211には連続してデータが
流れ、演算部112は連続して演算することができる。
【0032】(ケース2−1) 第1、第2のメモリ1
01、102のアクセス開始アドレスが共に偶数で、第
1、第2のアドレス信号113、213が共にインクリ
メント修飾される場合(図5のケース2−1、図12参
照)。この具体例として、第1のアドレス信号113及
び、第2のアドレス信号213は共に奇数番地である3
番地(この時アドレスの最下位ビットは1)からスター
トし共にインクレメントされる場合を例に取り説明す
る。
【0033】第1サイクルでは、第1、第2のアドレス
信号113、213は共に値3を示しているので、第
1、第2のメモリ101、201において、それぞれバ
ンク0は偶数番地である2番地がアクセスされ、バンク
1は奇数番地である3番地がアクセスされる。それぞれ
のバンクの出力は、図12に示すように第1サイクルの
クロックφ2で、第1〜第4のラッチ102、103、
202、203にラッチされる。
【0034】制御部114は、演算開始信号116が1
になると、制御信号を以下のように入出力する(図5の
ケース2−1参照)。制御部114への入力信号につい
ては、動作開始時の第1、第2のアドレス信号113、
213の最下位ビットは共に1であり、これらアドレス
はインクレメント修飾されるので第1、第2の修飾方向
信号115、215は共に0である。これらの入力信号
を受けて制御部114は、第3、第4のマルチプレクサ
制御信号107、207をともに、第1サイクル以降、
φ1タイミングでは2、φ2タイミングでは1にして出
力する。また、制御部114は、第1のバス出力部制御
信号109を第1サイクルで0、第2サイクル以降で1
にして出力し、第2のバス出力部制御信号209を第1
サイクルで0、第2サイクル以降で2にして出力する。
【0035】これら制御信号により第2サイクルのφ1
タイミング以降、第1のメモリ101の奇数番地の内容
は、φ1タイミングで、第2のラッチ103、第1のバ
ス出力部110を経由して第1のバス111に出力さ
れ、第2のメモリ201の奇数番地の内容は、φ1タイ
ミングで、第4のラッチ203、第2のバス出力部21
0を経由して第2のバス211に出力され、第1のメモ
リ101の偶数番地の内容は、φ2タイミングで、第1
のラッチ102、第1のバス出力部110を経由して第
1のバス111に出力され、第2のメモリ201の偶数
番地の内容は、φ2タイミングで、第3のラッチ20
2、第2のバス出力部210を経由して第2のバス21
1に出力される。
【0036】その結果、図13に示すように第1のバス
111、第2のバス211には連続してデータが流れ、
演算部112は連続して演算することができる。 (ケース2−2) 第1、第2のメモリ101、201
のアクセス開始アドレスが共に偶数で、第1、第2のア
ドレス信号113、213が共にデクリメント修飾され
る場合(図5のケース2−2、図13参照)。
【0037】この具体例として、第1、第2のアドレス
信号113、213が共に偶数番地である4番地からデ
クレメントされる場合を考える。制御部114は、図5
のケース2−2に示すように制御信号を出力する。その
結果、図13に示すように第1、第2のバス111、2
11には連続してデータが流れ、演算部112は連続し
て演算することができる。
【0038】(ケース2−3) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが奇数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが偶数で、第1のアドレス信号11
3がインクレメント修飾され、第2のアドレス信号21
3がデクリメント修飾される場合(図5のケース2−
3、図14参照)。この具体例として、第1のアドレス
信号113が奇数番地である3番地からスタートしイン
クレメントされ、第2のアドレス信号213が偶数番地
である4番地からスタートしデクレメントされる場合を
考える。制御部114は図5のケース2−3に示すよう
に制御信号を出力する。その結果、図14に示すように
第1、第2のバス111、211には連続してデータが
流れ、演算部112は連続して演算することができる。
【0039】(ケース2−4) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが偶数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが奇数、第1のアドレス信号113
がデクリメント修飾、第2のアドレス信号213がイン
クリメント修飾される場合(図5のケース2−4、図1
5参照)。この具体例として、第1のアドレス信号11
3が偶数番地である4番地からスタートしデクリメント
され、第2のアドレス信号213は奇数番地である3番
地からスタートしインクリメントされる場合を考える。
制御部114は、図5のケース2−4に示すように制御
信号を出力する。その結果、図15に示すように第1、
第2のバス111、211には連続してデータが流れ、
演算部112は連続して演算することができる。
【0040】(ケース3−1) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが偶数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが奇数であり、第1、第2のアドレ
ス信号113、213が共にインクリメント修飾される
場合(図6のケース3−1、図16参照)。この具体例
として、第1のアドレス信号113が偶数番地である2
番地からスタートしインクレメントされ、第2のアドレ
ス信号213は奇数番地である3番地からスタートしイ
ンクリメントされる場合を例にとり説明する。
【0041】第1サイクルでは、第1のアドレス信号1
13が値2を示しているので、第1のメモリ101にお
いてバンク0は偶数番地である2番地がアクセスされ、
バンク1は奇数番地である3番地がアクセスされる。ま
た、第2のアドレス信号213は値3を示しているの
で、第2のメモリ201においてバンク0は偶数番地で
ある2番地がアクセスされ、バンク1は奇数番地である
3番地がアクセスされる。それぞれのバンクの出力は、
図16に示すように第1サイクルのクロックφ2で、第
1〜第4のラッチ102、103、202、203にラ
ッチされる。
【0042】制御部114は、演算開始信号116が1
となると、以下のように制御信号を入出力する(図6の
ケース3−1、図16参照)。制御部114への入力信
号としては、動作開始時の第1のアドレス信号113の
アドレス信号213の最下位ビットは0、第2のアドレ
ス信号213の最下位ビットは1であり、これらアドレ
スはインクレメント修飾を行なうので第1、第2の修飾
方向信号115、215は共に0である。
【0043】これらの入力信号を受けて制御部114
は、第1のマルチプレクサ制御信号104を第1サイク
ル以降1にして出力する。この信号により第1のマルチ
プレクサ105は第2のラッチ103を選択して出力す
るので、第1のメモリ101のバンク1のデータは、第
2のラッチ103、第1のマルチプレクサ105を経由
して、クロックφ1のタイミングで第5のラッチ106
にラッチされる。また、制御部114は、第3のマルチ
プレクサ制御信号107を第1サイクル以降φ1タイミ
ングでは1、φ2タイミングでは0にして出力し、第4
のマルチプレクサ制御信号207を第1サイクル以降φ
1タイミングでは2、φ2タイミングでは1にして出力
し、第1のバス出力部制御信号109を第1サイクルで
は0、第2サイクル以降では1にして出力し、第2のバ
ス出力部制御信号209を第1サイクルでは0、第2サ
イクル以降で2にして出力する。
【0044】これら制御信号により第2サイクルのφ1
タイミング以降、第1のメモリ101の偶数番地の内容
は、φ1タイミングで第1のラッチ102、第1のバス
出力部110を経由して第1のバス111に出力され、
第2のメモリ201の奇数番地の内容は、φ1タイミン
グで第4のラッチ203、第2のバス出力部210を経
由して第2のバス211に出力され、第5のラッチ10
6の出力(その内容は第1のメモリ101の奇数番地の
内容)は、φ2タイミングで第1のバス出力部110を
経由して第1のバス111に出力され、第2のメモリ2
01の偶数番地の内容は、φ2タイミングで第3のラッ
チ202、第2のバス出力部210を経由して第2のバ
ス211に出力される。
【0045】その結果、図16に示すように第1、第2
のバス111、211には連続してデータが流れ、演算
部112は連続して演算することができる。 (ケース3−2) 第1のメモリ101のアクセス開始
アドレスが奇数、第2のメモリ201のアクセス開始ア
ドレスが偶数であり、第1、第2のアドレス信号11
3、213が共にデクリメント修飾される場合(図6の
ケース3−2、図17参照)。
【0046】この具体例として、第1のアドレス信号1
13が奇数番地である5番地から、第2のアドレス信号
213は偶数番地である4番地からデクレメントされる
場合を考える。制御部114は、図6のケース3−2に
示したように制御信号を出力する。その結果、図17に
示すように第1のバス111、第2のバス211には連
続してデータが流れ、演算部112は連続して演算する
ことができる。
【0047】(ケース3−3) 第1、第2のメモリの
アクセス開始アドレスが共に偶数で、第1のアドレス信
号113はインクリメント修飾、第2のアドレス信号2
13はデクリメント修飾される場合(図6のケース3−
3、図18参照)。この具体例として、第1のアドレス
信号113が偶数番地である2番地からスタートしイン
クレメントされ、第2のアドレス信号213は偶数番地
である4番地からスタートしデクレメントされる場合を
考える。制御部114は、図6のケース3−3に示した
ように制御信号を出力する。その結果、図18に示すよ
うに第1のバス111、第2のバス211には連続して
データが流れ、演算部112は連続して演算することが
できる。
【0048】(ケース3−4) 第1、第2のメモリ1
01、201のアクセス開始アドレスが共に奇数、第1
のアドレス信号113がデクリメント修飾、第2のアド
レス信号213がインクリメント修飾される場合(図6
のケース3−4、図19参照)。この具体例として、第
1のアドレス信号113が奇数番地である5番地からス
タートしデクリメントされ、第2のアドレス信号213
は奇数番地である3番地からスタートしインクリメント
される場合を考える。制御部114は、図6のケース3
−4に示したように制御信号を出力する。その結果、図
19に示すように第1のバス111、第2のバス211
には連続してデータが流れ、演算部112は連続して演
算することができる。
【0049】(ケース4−1) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが奇数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが偶数であり、第1のアドレス信号
113、第2のアドレス信号213が共にインクリメン
ト修飾される場合(図7のケース4−1、図20参
照)。この具体例として、第1のアドレス信号113が
奇数番地である3番地から、第2のアドレス信号213
が偶数番地である2番地からスタートしインクリメント
される場合を例に取り説明する。
【0050】第1サイクルでは、第1のアドレス信号1
13は値3を示しているので、第1のメモリ101にお
いてバンク0は偶数番地である2番地がアクセスされ、
バンク1は奇数番地である3番地がアクセスされる。第
2のアドレス信号213は値2を示しているので、第2
のメモリ201においてバンク0は偶数番地である2番
地がアクセスされ、バンク1は奇数番地である3番地が
アクセスされる。その結果それぞれのバンクの出力は、
図20に示すように第1サイクルのクロックφ2で第1
〜第4のラッチ102、103、202、203にラッ
チされる。
【0051】制御部114は、演算開始信号116が1
となると以下のように制御信号を入出力する(図7のケ
ース4−1参照)。制御部114への入力信号について
は、動作開始時の第1のアドレス信号113の最下位ビ
ットは1、第2のアドレス信号213の最下位ビットは
0であり、これらアドレスはインクレメント修飾される
ので第1第2の修飾方向信号115、215は共に0で
ある。
【0052】これらの入力信号を受けて制御部114
は、第1サイクル以降第1のマルチプレクサ制御信号2
04を1とする。この信号により第2のマルチプレクサ
204は第4のラッチ203を選択して出力するので、
第2のメモリ201のバンク1のデータは、第4のラッ
チ203、第2のマルチプレクサ205を経由して、ク
ロックφ1のタイミングで第6のラッチ203にラッチ
される。また、制御部114は、第3のマルチプレクサ
制御信号107を第1サイクル以降φ1タイミングでは
2、φ2タイミングでは1にして出力し、第4のマルチ
プレクサ制御信号207を第1サイクル以降φ1タイミ
ングでは1、φ2タイミングでは0にして出力し、第1
のバス出力部制御信号109を第1サイクルでは0、第
2サイクル以降では1にして出力し、第2のバス出力部
制御信号209を第1サイクルでは0、第2サイクル以
降で2にして出力する。
【0053】これら制御信号により第2サイクルのφ1
タイミング以降、第1のメモリ101の奇数番地の内容
は、φ1タイミングで第2のラッチ103、第1のバス
出力部110を経由して第1のバス111に出力され、
第2のメモリ201の偶数番地の内容は、φ1タイミン
グで第3のラッチ202、第2のバス出力部210を経
由して第2のバス211に出力され、第1のメモリ10
1の偶数番地の内容は、φ2タイミングで第1のラッチ
102、第1のバス出力部110を経由して第1のバス
111に出力され、第6のラッチ206の出力が(その
内容は第2のメモリ201の奇数番地の内容)、φ2タ
イミングで第2のバス出力部210を経由して第2のバ
ス211に出力される。
【0054】その結果、図20に示すように第1のバス
111、第2のバス211には連続してデータが流れ、
演算部112は連続して演算することができる。 (ケース4−2) 第1のメモリ101のアクセス開始
アドレスが偶数、第2のメモリ201のアクセス開始ア
ドレスが奇数であり、第1のアドレス信号113、第2
のアドレス信号213共にデクリメント修飾される場合
(図7のケース4−2、図21参照)。
【0055】この具体例として、第1のアドレス信号1
13が偶数番地である4番地から、第2のアドレス信号
213は奇数番地である5番地からデクレメントされる
場合を考える。制御部114は、図7のケース4−2に
示したように制御信号を出力する。その結果、図21に
示すように第1のバス111、第2のバス211には連
続してデータが流れ、演算部112は連続して演算する
ことができる。
【0056】(ケース4−3) 第1、第2のメモリ1
01、102のアクセス開始アドレスが共に奇数で、第
1のアドレス信号113はインクリメント修飾、第2の
アドレス信号213はデクリメント修飾される場合(図
7のケース4−3、図22参照)。この具体例として、
第1のアドレス信号113が奇数番地である3番地から
スタートしインクレメントされ、第2のアドレス信号2
13は奇数番地である5番地からスタートしデクレメン
トされる場合を考える。制御部114は、図7のケース
4−3に示したように制御信号を出力する。その結果図
22に示すように第1のバス111、第2のバス211
には連続してデータが流れ、演算部112は連続して演
算することができる。
【0057】(ケース4−4)第1、第2のメモリ10
1、201のアクセス開始アドレスが共に偶数、第1の
アドレス信号113がデクリメント修飾、第2のアドレ
ス信号213がインクリメント修飾される場合(図7の
ケース4−4、図23参照)。この具体例として、第1
のアドレス信号113が偶数番地である4番地からスタ
ートしデクリメントされ、第2のアドレス信号213は
偶数番地である2番地からスタートしインクリメントさ
れる場合を考える。制御部114は、図7のケース4−
4に示したように制御信号を出力する。その結果、図2
3に示すように第1のバス111、第2のバス211に
は連続してデータが流れ、演算部112は連続して演算
することができる。
【0058】以上のように本実施例によれば、第5のラ
ッチにて第1のメモリ101の出力を、第6のラッチに
て第2のメモリ201の出力をそれぞれ1/2サイクル
タイム遅延させ、制御部114にて動作開始時の第1の
アドレス信号113の最下位ビット、動作開始時の第2
のアドレス信号213の最下位ビット、第1の修飾方向
信号115、第2の修飾方向信号215、演算開始信号
116の情報から、第1のマルチプレクサ、第2のマル
チプレクサ、第3のマルチプレクサ、第4のマルチプレ
クサを制御することによって、第1のメモリ101出力
及び第2のメモリ201出力の演算部112への供給を
1/2サイクルタイム単位で制御し、その結果で演算部
112へ連続してデータを供給することができる。
【0059】次に、本発明の第2の実施例のメモリ装置
について、図面を参照しながら説明する。図2は本発明
の第2の実施例におけるメモリ装置の構成図を示す。図
2において図1と同じ番号を付した、第1のメモリ10
1、第2のメモリ201、第1のラッチ102、第2の
ラッチ103、第3のラッチ202、第4のラッチのラ
ッチ203、第1のバス出力制御信号109、第1のバ
ス出力部110、第2のバス出力制御信号209、第2
のバス出力部210、第1のバス111、第2のバス2
11、演算部112、第1のアドレス信号113、第2
のアドレス信号213、第1の修飾方向信号115、第
2の修飾方向信号215、演算開始信号116は、図1
に示したものと同じものである。
【0060】117は後述の第5のマルチプレクサ11
8を制御する第5のマルチプレクサ制御信号、118は
第5のマルチプレクサ制御信号117が1で第1のラッ
チ102の出力を、2で第2のラッチ103の出力を選
択する第5のマルチプレクサ、217は後述の第6のマ
ルチプレクサ218を制御する第6のマルチプレクサ制
御信号、218は第6のマルチプレクサ制御信号217
が1で第3のラッチ202の出力を、2で第4のラッチ
203の出力を選択する第6のマルチプレクサ、119
は後述の第7のマルチプレクサ120を制御する第7の
マルチプレクサ制御信号、120は第7のマルチプレク
サ制御信号119が0で第1のバス111の出力を、1
で第2のバス211の出力を選択する第7のマルチプレ
クサ、121は第7のマルチプレクサ120の出力をク
ロックφ1、φ2の立ち上がりエッジで取り込むレジス
タ、122は後述の第8のマルチプレクサ123を制御
する第8のマルチプレクサ制御信号、123は第8のマ
ルチプレクサ制御信号122が0で第1のバス111の
出力を、1でレジスタ121の出力を選択する第8のマ
ルチプレクサ、222は後述の第9のマルチプレクサ2
23を制御する第9のマルチプレクサ制御信号、223
は第9のマルチプレクサ制御信号222が0で第2のバ
ス211の出力を、1でレジスタ121の出力を選択す
る第9のマルチプレクサ、124は制御部であり、第1
および第2のメモリにおいて連続したアドレス領域を同
時に読み出していく場合に、レジスタ121が保持した
データを次のサイクルタイムで出力させることによっ
て、第8のマルチプレクサ122から第1のメモリのア
ドレス昇順又は降順にデータを出力し、かつ、第9のマ
ルチプレクサ223から第2のメモリのアドレス昇順又
は降順にデータを出力するように制御する。
【0061】この制御部124への入力信号は6つあ
り、 演算部112での演算開始のため第1のメモリ
101へ初めてアクセスを開始した時の第1のアドレス
信号113の最下位ビット、 同じように第2のメモ
リ201へ初めてアクセスを開始した時の第2のアドレ
ス信号213の最下位ビット、 第1のアドレス信号
113をインクリメントして修飾する時は0、デクリメ
ントして修飾する時は1となる第1の修飾方向信号11
5と、 第2のアドレス信号213をインクリメント
して修飾する時は0、デクリメントして修飾する時は1
となる第2の修飾方向信号215、 第1および第2
のメモリ101、102間で連続したアドレス領域を読
み出して演算する場合の開始を示す演算開始信号11
6、 装置の動作タイミングを規定するクロックφ
1、φ2とが入力される。
【0062】また制御部124からの出力信号は7つあ
り、 第5のマルチプレクサ制御信号117、 第
6のマルチプレクサ制御信号217、 第7のマルチ
プレクサ制御信号119、 第8のマルチプレクサ制
御信号122、 第9のマルチプレクサ制御信号22
2、 第1のバス出力部制御信号109、 第2の
バス出力部制御信号209である。
【0063】図24〜図27は、図2の制御部124の
入出力関係を示す図である。同図の各欄の意味は、第1
の実施例における図4〜図7と同じである。図8〜図1
5、図28〜図35は図2の動作タイミングを示す図で
あり、図24〜図27の各ケースに対応する。以上のよ
うに構成されたメモリ装置について、以下、図2、図8
〜図15、図24〜図35を用い、第1のメモリ101
の連続アドレスのデータが第1のバス111経由で、第
2のメモリ201の連続アドレスのデータが第2のバス
211経由で演算部112に送られ、それぞれのデータ
間で演算される場合を例にとり、その動作を第1のメモ
リ101、第2のメモリ201へのアクセスを開始状態
で分類した図24〜図27のケース5−1からケース8
−4までの16のケースに分けて説明する。
【0064】ここでケース5−1からケース8−4の分
類は、第1の実施例におけるケース1−1からケース4
−4に対応している。そして、 図2は、第1の実施例における図1から第1のマル
チプレクサ105、第5のラッチ106、第2のマルチ
プレクサ205、第6のラッチ206を削除し、これと
同等の機能を第7のマルチプレクサ120、レジスタ1
21、第8のマルチプレクサ123、第9のマルチプレ
クサ223によって実現している。
【0065】 第1の実施例において図1の第1のマ
ルチプレクサ105、第5のラッチ106、第2のマル
チプレクサ205、第6のラッチ206を実際に使用す
るのは、ケース3−1から3−4、ケース4−1から4
−4の場合だけである。以下の説明で、ケース5-1か
らケース6-4までの動作については、第1の実施例の
ケース1−4から1−4、ケース2−1から2−4と同
様であるので、図2の制御部124の入出力関係を示す
図24、図25と動作タイミングを示す図8〜図15の
関係を示し、簡単な説明にとどめる。
【0066】(ケース5−1) 第1、第2のメモリ1
01、201のアクセス開始アドレスが共に偶数で、第
1のアドレス信号113、第2のアドレス信号213が
共にインクリメント修飾される場合。制御部124は、
図24のケース5−1に示すように動作し、図2のメモ
リ装置は図8の動作タイミングに示すように動作する。
【0067】(ケース5−2) 第1、第2のメモリ1
01、201のアクセス開始アドレスが共に奇数で、第
1のアドレス信号113、第2のアドレス信号213が
共にデクリメント修飾を行なう場合。制御部124は図
24のケース5−2に示すように動作し、図2のメモリ
装置は図9の動作タイミングに示すように動作する。
【0068】(ケース5−3) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが偶数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが奇数、第1のアドレス信号113
がインクレメント修飾され、第2のアドレス信号213
がデクリメント修飾される場合。 制御部124は、図
24のケース5−3に示すように動作し、図2のメモリ
装置は図10の動作タイミングに示すように動作する。
【0069】(ケース5−4) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが奇数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが偶数、第1のアドレス信号113
がデクリメント修飾され、第2のアドレス信号213が
インクリメント修飾される場合。 制御部124は、図
24のケース5−4に示すように動作し、図2のメモリ
装置は図11の動作タイミングに示すように動作する。
【0070】(ケース6−1) 第1、第2のメモリ1
01、201のアクセス開始アドレスが共に偶数で、第
1のアドレス信号113、第2のアドレス信号213共
にインクリメント修飾される場合。制御部124は、図
25のケース6−1に示すように動作し、図2のメモリ
装置は図12の動作タイミングに示すように動作する。
【0071】(ケース6−2) 第1、第2のメモリ1
01、201のアクセス開始アドレスが共に偶数で、第
1のアドレス信号113、第2のアドレス信号213が
共にデクリメント修飾される場合。制御部124は、図
25のケース6−2に示すように動作し、図2のメモリ
装置は図13の動作タイミングに示すように動作する。
【0072】(ケース6−3) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが奇数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが偶数、第1のアドレス信号113
がインクレメント修飾され、第2のアドレス信号213
がデクリメント修飾される場合。 制御部124は、図
25のケース6−3に示すように動作し、図2のメモリ
装置は図14の動作タイミングに示すように動作する。
【0073】(ケース6−4) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが偶数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが奇数、第1のアドレス信号113
がデクリメント修飾され、第2のアドレス信号213が
インクリメント修飾される場合。 制御部124は図2
5のケース6−4に示すように動作し、図2のメモリ装
置は図15の動作タイミングに示すように動作する。
【0074】(ケース7−1) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが偶数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが奇数、第1のアドレス信号11
3、第2のアドレス信号213が共にインクリメント修
飾される場合(図26のケース7−1、図28参照)。
この具体例として、第1のアドレス信号113が偶数番
地である2番地からスタートしインクレメントされ、第
2のアドレス信号213は奇数番地である3番地からス
タートしインクリメントされる場合を例に取り説明す
る。
【0075】第1サイクルでは、第1のアドレス信号1
13は値2を示しているので、第1のメモリ101のバ
ンク0は偶数番地である2番地がアクセスされ、バンク
1は奇数番地である3番地がアクセスされる。第2のア
ドレス信号213は値3を示しているので、第2のメモ
リ201のバンク0は偶数番地である2番地がアクセス
され、バンク1は奇数番地である3番地がアクセスされ
る。その結果、それぞれのバンクの出力は、図28に示
すように第1サイクルのクロックφ2で、第1のラッチ
102、第2のラッチ103、第3のラッチ202、第
4のラッチ203にラッチされる。
【0076】制御部124は、演算開始信号116が1
になると、以下のように制御信号を入出力する(図26
のケース7−1参照)。制御部124の入力信号につい
ては、動作開始時の第1のアドレス信号113のアドレ
ス信号213の最下位ビットは0、第2のアドレス信号
213の最下位ビットは1であり、これらアドレスはイ
ンクレメント修飾されるので第1の修飾方向信号11
5、第2の修飾方向信号215は共に0である。
【0077】これらの入力信号を受けて制御部124
は、第1サイクル以降、第7のマルチプレクサ制御信号
119を0、第8のマルチプレクサ制御信号122を
1、第9のマルチプレクサ制御信号222を0にして出
力する。これらの信号より第7のマルチプレクサ120
は第1のバス111を選択し、第8のマルチプレクサ1
22はレジスタ121を選択する。このとき、第1のバ
ス上のデータは、第7のマルチプレクサ120を経由し
て、クロックφ1及びφ2の立ち上がりエッジでレジス
タ121にラッチされ、ラッチ結果は第8のマルチプレ
クサ123を経て演算部112に入力される。また、第
2のバス211上のデータは第9のマルチプレクサ22
3を経由して演算部112に入力される。
【0078】また、制御部114は、第5、第6のマル
チプレクサ制御信号117、217を第1サイクル以降
φ1タイミングでは2、φ2タイミングでは1にして出
力し、第1のバス出力部制御信号109を第1サイクル
のクロックφ2以降で1にして出力し、第2のバス出力
部制御信号209を第2サイクル以降で2にして出力す
る。
【0079】これら制御信号により第1サイクルのφ2
タイミング以降、第1のメモリ101の偶数番地の内容
は、φ2タイミングで、第1のラッチ102、第5のマ
ルチプレクサ118、第1のバス出力部110を経由し
て第1のバス111に出力され、奇数番地の内容は、φ
1タイミングで、第2のラッチ103、第5のマルチプ
レクサ118、第1のバス出力部110を経由して第1
のバス111に出力される。そして第1のバス111上
のデータはさらに、第7のマルチプレクサ120、レジ
スタ121、第8のマルチプレクサ123を経由するこ
とで1/2サイクル分の遅延が与えれた後、演算部11
2に入力される。
【0080】また第2のメモリ201の奇数番地の内容
は、第2サイクルのφ1タイミング以降、φ1タイミン
グで、第4のラッチ203、第6のマルチプレクサ21
8、第2のバス出力部210を経由して第2のバス21
1に出力され、偶数番地の内容は、φ2タイミングで、
第3のラッチ202、第6のマルチプレクサ218、第
2のバス出力部210を経由して、第2のバス211に
出力される。そして第2のバス211上のデータはさら
に、第9のマルチプレクサ223を経由した後、演算部
112で入力される。
【0081】その結果、図28に示すようにデータが流
れ、演算部112は連続して演算することができる。な
お、第1のアドレス信号113、第2のアドレス信号2
13はアドレス修飾機構(図示せず)により、φ1タイ
ミングの立ち上がりで+2される。 (ケース7−2) 第1のメモリ101のアクセス開始
アドレスが奇数、第2のメモリ201のアクセス開始ア
ドレスが偶数であり、第1、第2のアドレス信号11
3、213が共にデクリメント修飾される場合(図26
のケース7−2、図29参照)。
【0082】この具体例として、第1のアドレス信号1
13が奇数番地である5番地から、第2のアドレス信号
213は偶数番地である4番地からデクレメントされる
場合を考える。制御部124は、図26のケース7−2
に示したように制御信号を出力する。その結果、図29
に示すようにデータが流れ、演算部112は連続して演
算することができる。
【0083】(ケース7−3) 第1、第2のメモリ1
01、102のアクセス開始アドレスが共に偶数で、第
1のアドレス信号113はインクリメント修飾、第2の
アドレス信号213はデクリメント修飾される場合(図
26のケース7−3、図30参照)。この具体例とし
て、第1のアドレス信号113が偶数番地である2番地
からスタートしインクレメントされ、第2のアドレス信
号213は偶数番地である4番地からスタートしデクレ
メントされる場合を考える。制御部124は、図26の
ケース7−3に示したように制御信号を出力する。その
結果、図30に示すようにデータが流れ演算部112は
連続して演算することができる。
【0084】(ケース7−4) 第1、第2のメモリ1
01、201のアクセス開始アドレスが共に奇数、第1
のアドレス信号113がデクリメント修飾、第2のアド
レス信号213がインクリメント修飾される場合(図2
6のケース7−4、図31参照)。この具体例として、
第1のアドレス信号113が奇数番地である5番地から
スタートしデクリメントされ、第2のアドレス信号21
3は奇数番地である3番地からスタートしインクリメン
トされる場合を考える。制御部124は、図26のケー
ス7−4に示したように制御信号を出力する。その結
果、図31に示すようにデータが流れ、演算部112は
連続して演算することができる。
【0085】(ケース8−1) 第1のメモリ101の
アクセス開始アドレスが奇数、第2のメモリ201のア
クセス開始アドレスが偶数、第1のアドレス信号11
3、第2のアドレス信号213共にインクリメント修飾
される場合(図27のケース8−1、図32参照)。こ
の具体例として、第1のアドレス信号113が奇数番地
である3番地から、第2のアドレス信号213は偶数番
地である2番地からスタートしインクリメントされる場
合を例に取り説明する。
【0086】第1サイクルでは第1のアドレス信号11
3は値3を示しているので、第1のメモリ101のバン
ク0は偶数番地である2番地がアクセスされ、バンク1
は奇数番地である3番地がアクセスされる。第2のアド
レス信号213は値2を示しているので、第2のメモリ
201のバンク0は偶数番地である2番地がアクセスさ
れ、バンク1は奇数番地である3番地がアクセスされ
る。その結果、それぞれのバンクの出力は、図32に示
すように第1サイクルのクロックφ2で、第1〜第4の
ラッチ102、103、202、203にラッチされ
る。
【0087】制御部124は、演算開始信号116が1
となると、以下のように制御信号を入出力する(図27
のケース8−1参照)。制御部の入力信号については、
動作開始時の第1のアドレス信号113の最下位ビット
は0、第2のアドレス信号213の最下位ビットは1で
あり、第1のアドレス信号113、第2のアドレス信号
213は共にデクリメント修飾されるので、第1の修飾
方向信号115、第2の修飾方向信号215は共に1で
ある。
【0088】これらの入力信号を受けて制御部124
は、第1サイクル以降、第7のマルチプレクサ制御信号
119を1、第8のマルチプレクサ制御信号122を
0、第9のマルチプレクサ制御信号222を1にして出
力する。これらの信号より第7のマルチプレクサ120
は第2のバス211を選択し、第9のマルチプレクサ2
23はレジスタ121を選択する。このとき、第2のバ
ス上のデータは、第7のマルチプレクサ120を経由し
て、クロックφ1及びφ2の立ち上がりエッジでレジス
タ121にラッチされ、ラッチ結果は第9のマルチプレ
クサ123を経て演算部112に入力される。また、第
1のバス111上のデータは第8のマルチプレクサ12
3を経由して演算部112に入力される。
【0089】また制御部124は、図27に示すよう
に、第5、第6のマルチプレクサ制御信号117、21
7を第1サイクル以降、φ1タイミングでは2、φ2タ
イミングでは1にして出力し、第2のバス出力部制御信
号209を第1サイクルのクロックφ2以降で2として
出力し、第1のバス出力部制御信号109を第2サイク
ル以降で1にして出力する。
【0090】これら制御信号により第1サイクルのφ2
タイミング以降、第2のメモリ201の偶数番地の内容
は、φ2タイミングで、第3のラッチ202、第6のマ
ルチプレクサ218、第2のバス出力部210を経由し
て、奇数番地の内容は、φ1タイミングで、第4のラッ
チ203、第6のマルチプレクサ218、第2のバス出
力部210を経由して第2のバス211に出力される。
そして第2のバス211上のデータはさらに、第7のマ
ルチプレクサ120、レジスタ121、第9のマルチプ
レクサ223を経由することでで1/2サイクル分の遅
延が与えれた後、演算部112で入力される。
【0091】また第2サイクルのφ1タイミング以降、
第1のメモリ101の奇数番地の内容はφ1タイミング
で、第2のラッチ103、第5のマルチプレクサ11
8、第1のバス出力部110を経由して第1のバス11
1に出力され、偶数番地の内容はφ2タイミングで、第
1のラッチ102、第5のマルチプレクサ118、第1
のバス出力部110経由して第1のバス111に出力さ
れる。そして第1のバス111上のデータはさらに、第
8のマルチプレクサ123を経由した後、演算部112
に入力される。
【0092】その結果、図32に示すようにデータが流
れ演算部112は連続して演算することができる。 (ケース8−2) 第1のメモリ101のアクセス開始
アドレスが偶数、第2のメモリ201のアクセス開始ア
ドレスが奇数であり、第1、第2のアドレス信号11
3、213が共にデクリメント修飾される場合(図27
のケース8−2、図33参照)。
【0093】この具体例として、第1のアドレス信号1
13が偶数番地である4番地から、第2のアドレス信号
213は奇数番地である5番地からデクレメントされる
場合を考える。制御部114は、図27のケース8−2
に示したように制御信号を出力する。その結果、図33
に示すようにデータが流れ、演算部112は連続して演
算することができる。
【0094】(ケース8−3) 第1、第2のメモリの
アクセス開始アドレスが共に奇数であり、第1のアドレ
ス信号113はインクリメント修飾、第2のアドレス信
号213はデクリメント修飾される場合(図27のケー
ス8−3、図34参照)。この具体例として、第1のア
ドレス信号113が奇数番地である3番地からスタート
しインクレメントされ、第2のアドレス信号213は奇
数番地である5番地からスタートしデクレメントされる
場合を考える。制御部124は、図27のケース8−3
に示したように制御信号を出力する。 その結果、図3
4に示すようにデータが流れ、演算部112は連続して
演算することができる。
【0095】(ケース8−4) 第1、第2のメモリ1
01、201のアクセス開始アドレスが共に偶数であ
り、第1のアドレス信号113がデクリメント修飾、第
2のアドレス信号213がインクリメント修飾される場
合(図27のケース8−4、図35参照)。この具体例
として、第1のアドレス信号113が偶数番地である4
番地からスタートしデクリメントされ、第2のアドレス
信号213は偶数番地である2番地からスタートしイン
クリメントされる場合を考える。制御部124は、図2
7のケース8−4に示したように制御信号を出力する。
その結果図35に示すようにデータが流れ、演算部11
2は連続して演算することふができる。
【0096】以上のように本実施例によれば、第1のメ
モリ101の出力または第2のメモリ201の出力をレ
ジスタ121にて1/2サイクルタイム遅延させ演算部
112へ連続してデータを供給することができるので、
第1のメモリと第2のメモリ間で連続して1/2サイク
ルタイム毎に演算することができる。
【0097】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1及び第2の
メモリへのアクセス開始時のアドレス最下位ビット、そ
れぞれのメモリに対するアクセス方向信号に基づいて、
第1のメモリまたは第2のメモリの出力を1/2サイク
ルタイムタイム遅延させることによって、第1のメモリ
と第2のメモリ間で1/2サイクルタイム毎に連続して
演算することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例におけるメモリ装置の
構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施例におけるメモリ装置の
構成図である。
【図3】 本発明の第1及び第2の実施例におけるクロ
ック信号を示す図である。
【図4】 本発明の第1の実施例における制御部114
の入出力関係を示す図である(ケース1−1からケース
1−4まで)。
【図5】 同上(ケース2−1からケース2−4ま
で)。
【図6】 同上(ケース3−1からケース3−4ま
で)。
【図7】 同上(ケース4−1からケース4−4ま
で)。
【図8】 本発明の第1及び第2の実施例における動作
タイミングを示す図である(ケース1−1、ケース5−
1)。
【図9】 同上(ケース1−2、ケース5−2)。
【図10】 同上(ケース1−3、ケース5−3)。
【図11】 同上(ケース1−4、ケース5−4)。
【図12】 同上(ケース2−1、ケース6−1)。
【図13】 同上(ケース2−2、ケース6−2)。
【図14】 同上(ケース2−3、ケース6−3)。
【図15】 同上(ケース2−4、ケース6−4)。
【図16】 本発明の第1の実施例における動作タイミ
ングを示す図である(ケース3−1)。
【図17】 同上(ケース3−2)。
【図18】 同上(ケース3−3)。
【図19】 同上(ケース3−4)。
【図20】 同上(ケース4−1)。
【図21】 同上(ケース4−2)。
【図22】 同上(ケース4−3)。
【図23】 同上(ケース4−4)。
【図24】 本発明の第2の実施例における制御部12
4の入出力関係を示す図である(ケース5−1からケー
ス5−4まで)。
【図25】 同上(ケース6−1からケース6−4ま
で)。
【図26】 同上(ケース7−1からケース7−4ま
で)。
【図27】 同上(ケース8−1からケース8−4ま
で)。
【図28】 本発明の第2の実施例における動作タイミ
ングを示す図である(ケース7−1)。
【図29】 同上(ケース7−2)。
【図30】 同上(ケース7−3)。
【図31】 同上(ケース7−4)。
【図32】 同上(ケース8−1)。
【図33】 同上(ケース8−2)。
【図34】 同上(ケース8−3)。
【図35】 同上(ケース8−4)。
【図36】 従来技術におけるメモリ装置の構成図であ
る。
【図37】 従来技術におけるメモリ装置の動作タイミ
ング図である。
【図38】 従来技術におけるメモリ装置の動作タイミ
ング図である。
【符号の説明】
101 第1のメモリ 102 第1のラッチ 103 第2のラッチ 105 第1のマルチプレクサ 106 第5のラッチ 108 第3のマルチプレクサ 110 第1のバス出力部 111 第1のバス 112 演算部 113 第1のアドレス信号 114 制御部 118 第5のマルチプレクサ 120 第7のマルチプレクサ 121 レジスタ 123 第8のマルチプレクサ 124 制御部 201 第2のメモリ 202 第3のラッチ 203 第4のラッチ 205 第2のマルチプレクサ 206 第6のラッチ 208 第4のマルチプレクサ 210 第12のバス出力部 211 第1のバス 218 第5のマルチプレクサ 223 第8のマルチプレクサ
フロントページの続き (72)発明者 安留 美加子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 岡本 稔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−10331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 - 12/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターリーブ方式を用いたメモリ装置
    であって、 偶数番地の記憶領域であるバンク0と奇数番地の記憶領
    域であるバンク1からなり、これらが同時に出力する第
    1の記憶手段と、 第1の記憶手段の出力のどちらか一方を、1/2メモリ
    サイクルタイム遅延させる第1の遅延手段と、 第1の記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力、第
    1の遅延手段の出力のうちから、いずれか1つを選択す
    る第1の選択手段と、 偶数番地の記憶領域であるバンク0と奇数番地の記憶領
    域であるバンク1からなり、これらが同時に出力する第
    2の記憶手段と、 第2の記憶手段の出力のどちらか一方を、1/2メモリ
    サイクルタイム遅延させる第2の遅延手段と、 第2の記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力、第
    2の遅延手段出力データのうちから、いずれか1つを選
    択する第2の選択手段と、 第1の選択手段から第1のメモリのアドレス昇順又は降
    順にデータを出力し、かつ、第2の選択手段から第2の
    メモリのアドレス昇順又は降順にデータを出力する制御
    を行う制御部とを備え、当該制御部が、第1及び第2のメモリへのアクセス開始
    時のアドレス最下位ビット、両メモリに対するアクセス
    方向信号に基いて、第1のメモリまたは第2のメモリ間
    でのバンクからの出力を1/2サイクルタイム遅延させ
    る制御をして、演算部に1/2サイクルタイム毎に連続
    して演算するのを保証する ことを特徴とするメモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の遅延手段は、 第1のメモリのバンク0の出力、バンク1の出力のうち
    から、いずれか一方を選択する第1のマルチプレクサ回
    路と、 第1のマルチプレクサの出力を、1/2メモリサイクル
    タイム遅延させる第1のラッチ回路 からなり、 前記第2の遅延手段は、 第2のメモリのバンク0の出力、バンク1の出力のうち
    から、いずれか一方を選択する第2のマルチプレクサ回
    路と、 第2のマルチプレクサの出力を、1/2メモリサイクル
    タイム遅延させる第2のラッチ回路 からなり、 前記制御部は、 第1の記憶手段へのアクセス開始時のアドレス信号の最
    下位ビット、第2の記憶手段へのアクセス開始時のアド
    レス信号の最下位ビット、第1の記憶手段に対しアドレ
    ス昇順で連続アクセスするのかアドレス降順で連続アク
    セスするのかを示す第1のアクセス方向信号、及び前記
    第2の記憶手段に対しアドレス昇順で連続アクセスする
    のかアドレス降順で連続アクセスするのかを示す第2の
    アクセス方向信号とが入力され、これに基づいて1/2
    メモリサイクル毎に第1及び第2のマルチプレクサの出
    力切り換えを制御する ことを特徴とする請求項1記載のメモリ装置。
  3. 【請求項3】 インターリーブ方式を用いたメモリ装置
    であって、 偶数番地の記憶領域であるバンク0と奇数番地の記憶領
    域であるバンク1からなり、これらが同時に出力する第
    1の記憶手段と、 第1の記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力のう
    ちから、いずれか1つを選択する第1の選択手段と、 偶数番地の記憶領域であるバンク0と奇数番地の記憶領
    域であるバンク1からなり、これらが同時に出力する第
    2の記憶手段と、 第2の記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力のう
    ちから、いずれか1つを選択する第2の選択手段と、 第1の記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力、第
    2の記憶手段のバンク0の出力、バンク1の出力のうち
    から、いずれか1つを保持し、1/2メモリサイクルタ
    イム遅延させる遅延手段と、 第1の選択手段の出力、第2の選択手段の出力、遅延手
    段の出力のうちから、いずれか2つを選択する第3の選
    択手段と、 第3の選択手段の出力の一方が、第1のメモリのアドレ
    ス昇順又は降順にデータを出力するよう制御し、かつ、
    他方の出力が、第2のメモリのアドレス昇順又は降順に
    データを出力する制御を行う制御手段とを備え当該制御部が、第1及び第2のメモリへのアクセス開始
    時のアドレス最下位ビット、両メモリに対するアクセス
    方向信号に基いて、第1のメモリまたは第2のメモリ間
    でのバンクからの出力を1/2サイクルタイム遅延させ
    る制御をして、演算部に1/2サイクルタイム毎に連続
    して演算するのを保証する ことを特徴とするメモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記遅延手段は、 第1の選択手段の出力、第2の選択手段の出力のうち、
    いずれか1つを選択する第1のマルチプレクサ回路と、 第1のマルチプレクサ回路の出力を1/2メモリサイク
    ルタイム遅延させて、出力するレジスタ回路と からなり、 前記第3の選択手段は、 第1の選択手段の出力、レジスタ回路の出力のうちか
    ら、いずれか1つを選択する第2のマルチプレクサと、 第2の選択手段の出力、レジスタ回路の出力のうちか
    ら、いずれか1つを選択する第3のマルチプレクサ からなり、 前記制御部は、 第1の記憶手段へのアクセス開始時のアドレス信号の最
    下位ビット、第2の記憶手段へのアクセス開始時のアド
    レス信号の最下位ビット、第1の記憶手段に対しアドレ
    ス昇順で連続アクセスするのかアドレス降順で連続アク
    セスするのかを示す第1のアクセス方向信号、前記第2
    の記憶手段に対しアドレス昇順で連続アクセスするのか
    アドレス降順で連続アクセスするのかを示す第2のアク
    セス方向信号とが入力され、これに基づいて第1、第2
    及び第3のマルチプレクサを制御する ことを特徴とする請求項3記載のメモリ装置。
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