JPH0660202A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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Publication number
JPH0660202A
JPH0660202A JP4212942A JP21294292A JPH0660202A JP H0660202 A JPH0660202 A JP H0660202A JP 4212942 A JP4212942 A JP 4212942A JP 21294292 A JP21294292 A JP 21294292A JP H0660202 A JPH0660202 A JP H0660202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
microprocessor
phase
phase difference
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4212942A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Hayashi
毅彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4212942A priority Critical patent/JPH0660202A/ja
Publication of JPH0660202A publication Critical patent/JPH0660202A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速のマイクロプロセッサにおいて、多相ク
ロックの発生回路を内蔵することで、部品点数を少なく
し、位相差の調整を簡単にする。 【構成】 多相クロック信号で動作タイミングを制御す
るマイクロプロセッサにおいて、単一クロック信号から
複数の遅延バッファ111〜129を用いて位相差を持
ついくつかのクロックを作る手段と、これらの位相差を
持つクロック信号のうち必要な信号を選択するセレクタ
130〜133と、これらのセレクタへの選択値を決め
る入力端子134〜141を持つ。 【効果】 各クロックの位相の調整時間を削減し、部品
点数を減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサに
関し、特に、高速のマイクロプロセッサに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ、特に高速のRIS
Cプロセッサでは、1クロックの間に、プログラムのフ
ェッチやデータの読み込み、演算などをパイプライン制
御を用いて同時に行うために、その制御に3相から4相
の多相クロック入力を用いている。
【0003】たとえば、MIPS社のマイクロプロセッ
サVR3000などでは、キャッシュメモリへの読み書
きや外部メモリからの読み込みなど外部に接続するデバ
イスによりクロックからの動作ディレイが異なるため
に、多相クロックの位相の調整が必要になる。このため
に、ディレイラインなどの素子を用い、外部回路でクロ
ックの位相を調整し、多相クロックを入力する方法をと
っていた。
【0004】VR3000の場合には、25MHzのク
ロックで動作するために、その倍の50MHzをディレ
イラインの入力とし、数n秒単位で位相を調整する必要
がある。
【0005】また、キャッシュメモリの特性の違いや、
周辺回路の特性の違いにより、各クロックの位相を調整
する必要があり、システム全体の動作を確認するのに時
間がかかり、調整のためのジャンパポストやディレイラ
インなどの部品点数が多くなっていた。
【0006】ここで、4相クロックを入力とするマイク
ロコンピュータシステムの例を図を用いて説明する。
【0007】図4は、4相クロックを入力とする従来に
おけるマイクロコンピュータシステムのブロック図であ
る。ここで、302は4相クロックを入力とするマイク
ロプロセッサ、301は原発信クロックを発生するクロ
ックジェネレータ、303は各タップ出力毎に一定の遅
延値を持つディレイライン、304はディレイライン3
03の終端抵抗(ターミネータ)、305〜309は4
相クロックの出力バッファをそれぞれれ示している。
【0008】4相クロックの入力までの動作を見ると、
まずクロックジェネレータ301から原発信クロックが
出力される。次に、このクロックを元にディレイライン
303により各タップ出力から所望の位相差を持つ信号
を選び、バッファ305〜308を通して入力クロック
とするものである。
【0009】このとき、どのタップ出力の信号を選ぶか
は、そのクロックの目的とする機能、たとえば、リード
ストローブ信号を制御するクロックの場合には、キャッ
シュメモリのアクセスタイムなどのリードタイミングに
より、リードデータが読み出せる十分な時間を想定し、
ディレイ値を持つタップを選択するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の多相クロックを
用いるマイクロコンピュータでは、叙上の如く、ディレ
イラインなどの素子を用い、外部回路でクロックの位相
を調整し、多相クロックを入力する方法をとっていた。
【0011】しかしながら、キャッシュメモリの特性の
違いや、周辺回路の特性の違いにより、各クロックの位
相を調整する必要があり、システム全体の動作を確認す
るのに時間がかかり、かつ調整のためのジャンパポスト
やディレイラインなどの外部の部品点数が多くなり、シ
ステムの小型化に大きな阻害要因となっていた。
【0012】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規なマイク
ロプロセッサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るマイクロプロセッサは、多相クロック
信号で動作タイミングを制御するマイクロプロセッサに
おいて、単一クロック信号から複数の遅延バッファを用
いて位相差を持ついくつかのクロックを作る手段と、こ
れらの位相差を持つクロック信号のうち必要な信号を選
択するセレクタと、このセレクタへの選択値を決める入
力端子とを備えて構成され、しかして、各クロックの位
相の調整時間を削減し、部品点数を減らすことができ
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明をその好ましい各実施例につい
て図面を参照して具体的に説明する。
【0015】図1は本発明に係るマイクロプロセッサを
含むシステムのブロック図、図2は本発明に係るマイク
ロプロセッサの第1の実施例を示すブロック構成図、図
3は本発明に係るマイクロプロセッサの第2の実施例を
示すブロック構成図である。
【0016】図1、図2を参照するに、本発明による第
1の実施例は、マイクロプロセッサの内部に均一の遅延
値を持つバッファを複数個持ち、これらを接続すること
で所望の遅延値を持つクロック信号を選択するものであ
る。
【0017】図2において、参照符号101は原発信を
作るクロックジェネレータ、102は本発明に係るマイ
クロプロセッサ、111〜129は均一の遅延値を持つ
バッファ、130〜133は任意の遅延クロックを選択
するセレクタをそれぞれ示す。
【0018】まず、原発信クロツクは、クロックジェネ
レータ101で作られ、マイクロプロセッサ102の入
力端子から入力される。マイクロプロセッサ102の内
部では、均一の遅延値を持つバッファ111〜129を
順次接続し、一定遅延値毎に出力を作る。この中で所望
の位相差を持つ信号をセレクタを用いて外部信号134
〜141により選び、多相のクロックとして演算タイミ
ングや、メモリのアクセスタイミングを制御するもので
ある。
【0019】これらのクロック信号は図1のように命令
実行部152やバス/キャッシュコントローラ153に
接続され、実行タイミングを制御する。
【0020】次に図3を参照するに、本発明による第2
の実施例は、マイクロプロセッサ102の内部に異なる
遅延値を持つバッファ211〜220を複数個持ち、こ
れらのバッファ出力のうち、所望のクロック信号を外部
から選択するものである。
【0021】図3において、211〜219はそれぞれ
異なる遅延値を持つバッファであり、この他は第1の実
施例と同じ構成である。
【0022】ここでも、第1の実施例と同様に、原発信
クロックはクロックジェネレータ101で作られ、マイ
クロプロセッサ102の入力端子から入力される。マイ
クロプロセッサ102の内部では、異なる遅延値を持つ
バッファ211〜220をそれぞれ接続して出力とす
る。この中で所望の位相差を持つ信号をセレクタを用い
て外部信号134〜141により選び、多相のクロック
とする。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各クロックの位相の調整時間を削減し、部品点数を減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロプロセッサ全体の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明に係るマイクロプロセッサ(4相クロッ
ク発生回路)の第1の実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図3】本発明に係るマイクロプロセッサの第2の実施
例を示すブロック構成図である。
【図4】従来の技術を示すマイクロプロセッサのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101…クロックジェネレータ 102…マイクロプロセッサ 111〜129…均一の遅延値を持つバッファ 130〜133…セレクタ 134〜141…セレクタの制御信号入力 142〜145…クロツク信号 151…4相クロック発生回路 152…命令実行部 153…バス/キャッシュコントローラ 154…キャッシュメモリ 155…バスインタフェース 156…メインメモリ 157…入出力回路 211〜220…個々に異なるの遅延値を持つバッファ 301…クロックジェネレータ 302…マイクロプロセッサ 303…ディレイライン 304…ディレイライン303の終端抵抗(ターミネー
タ) 305〜308…出力バッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相クロック信号で動作タイミングを制
    御するマイクロプロセッサにおいて、単一クロック信号
    から複数の遅延バッファを用いて位相差を持ついくつか
    のクロックを生成する手段と、これらの位相差を持つク
    ロック信号のうち必要な信号を選択するセレクタと、こ
    れらのセレクタへの選択値を決める入力端子とを持つこ
    とを特徴とするマイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記複数の遅延バッファを、均一の遅延
    値を持つバッファか、またはそれぞれ異なる遅延値を持
    つバッファにより形成したことを更に特徴とする請求項
    1に記載のマイクロプロセッサ。
JP4212942A 1992-08-10 1992-08-10 マイクロプロセッサ Pending JPH0660202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4212942A JPH0660202A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 マイクロプロセッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4212942A JPH0660202A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 マイクロプロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660202A true JPH0660202A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16630853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4212942A Pending JPH0660202A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 マイクロプロセッサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660202A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7168770B2 (en) 2001-04-20 2007-01-30 Seiko Epson Corporation Wind-powered brake system

Cited By (1)

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