JP3297664B2 - スイベルジョイント - Google Patents

スイベルジョイント

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JP3297664B2
JP3297664B2 JP2000060911A JP2000060911A JP3297664B2 JP 3297664 B2 JP3297664 B2 JP 3297664B2 JP 2000060911 A JP2000060911 A JP 2000060911A JP 2000060911 A JP2000060911 A JP 2000060911A JP 3297664 B2 JP3297664 B2 JP 3297664B2
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物の吊り上げ
や、牽引などにおいて、好適に使用することのできるス
イベルジョイント関する。
【0002】
【従来の技術】荷物の吊り上げ作業において荷物を吊す
吊り具や、荷物の牽引作業において荷物を牽引する牽引
具は、通常、フックやアイなどが、スイベルジョイント
によって結合されているものが使用されている。すなわ
ち、荷物をワイヤーやチェーンなどによって吊す場合に
は、そのワイヤーやチェーンのねじれを縒り戻す必要が
あるために、このような回転できる構造をもつスイベル
ジョイントによって、フックやアイを結合するようにし
ている。
【0003】より具体的には、このような吊り具として
は、たとえば、図5に示すものが使用されている。図5
において、この吊り具1は、フック2とアイ3とがスイ
ベルジョイント4によって回転可能に結合されている。
フック2は、荷物を吊すためのフック本体10と、フッ
ク本体10から上方に向かって突出形成される軸6とを
備えている。なお、軸6は、スイベルジョイント4を構
成するものであって、アイ3に当接する段部から先端部
11がより小径に形成され、その先端部11には、おね
じが形成されている。
【0004】また、アイ3は、ワイヤーやチェーンを取
り付けるための環状の取付用挿通部5を備え、その取付
用挿通部5の下方には、スラストベアリング支持部8が
形成されている。このスラストベアリング支持部8に
は、上方に向かって開口される袋状の凹部13が形成さ
れており、この凹部13に、スイベルジョイント4を構
成するスラストベアリング7が内装されている。また、
ワイヤー挿通部5の下端からスラストベアリング支持部
8に向かっては、フック3の軸6を挿通するための挿通
孔9が形成されている。
【0005】そして、フック3の軸6を、挿通孔9から
スラストベアリング7に挿通するとともに、スラストベ
アリング支持部8の凹部13において、その挿通された
軸6の先端部11に、ナット12を螺着させることによ
り、フック3の軸6をスラストベアリング7によって回
転可能に支持し、これによって、フック2とアイ3と
を、スイベルジョイント4によって回転可能に結合する
ように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような吊
り具1のスイベルジョイント4では、スラストベアリン
グ7に軸6を挿通するとともに、その軸6の先端部11
にナット12を締め込むことによって、フック2とアイ
3とを回転可能に支持しているので、スラストベアリン
グ7を構成するための部品点数が多く、また、軸6の先
端部11におねじを形成するなどの加工が必要となり、
部品点数の低減化および加工の容易化を図ることができ
ないという不具合がある。
【0007】また、軸6をスラストベアリング7に挿通
した上に、ナット12を締め込む必要があるため、軸方
向の寸法を短くすることができず、さらには、スラスト
ベアリング7に挿通される軸6が太いと、スラストベア
リング7がその分大径になってしまうので、軸6を比較
的細く形成する必要があり、そのため、耐力の向上を図
ることができないという不具合がある。
【0008】本発明は、このような不具合に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、簡易な構成に
よって、部品点数の低減化および加工の容易化を図るこ
とができ、また、小型化を図りながらも、耐力の向上を
図ることのできる、スイベルジョイントを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、アウター部材と、前記ア
ウター部材に挿入されるインナー部材とを備え、前記ア
ウター部材および前記インナー部材が、互いに回転可能
に結合されているスイベルジョイントにおいて、前記ア
ウター部材の内周面には、ボールを受けるアウター側受
け溝が周方向にわたって形成されるとともに、前記イン
ナー部材の外周面には、前記アウター側受け溝の対向位
置において、前記ボールを受けるインナー側受け溝が周
方向にわたって形成されており、前記アウター側受け溝
と前記インナー側受け溝との間に、ボールが介在される
ことにより、前記アウター部材および前記インナー部材
が、互いに回転可能に結合されるように構成されて
り、前記アウター部材における前記インナー部材が挿入
されるアウター側挿入部分は、略円筒形状をなし、その
軸方向において、内周面の途中には、前記アウター側受
け溝が形成されるとともに、前記アウター側受け溝から
前記アウター側挿入部分の外側に向かっては、開口径が
次第に広がるような広口に形成されており、前記インナ
ー部材における前記アウター部材に挿入されるインナー
側挿入部分は、前記アウター側挿入部分に嵌まり合う円
筒形状をなし、その軸方向において、外周面の途中に
は、前記インナー側受け溝が形成されるとともに、前記
インナー側受け溝から前記インナー側挿入部分の外側に
向かっては、径方向に次第に広がるような膨出状に形成
されていることを特徴としている。
【0010】このような構成によると、アウター部材の
内周面に直接形成されるアウター側受け溝と、インナー
部材の外周面に直接形成されるインナー側受け溝との間
に、ボールが介在され、これによって、アウター部材お
よびインナー部材が、互いに回転可能に結合されるの
で、スラストベアリングを用いる従来のスイベルジョイ
ントに比べて、円滑な回転を確保できながらも、部品点
数が少なくて済み、また、ナットによる締め込みがない
ため、ねじを形成するための加工の手間が省略できると
ともに、軸方向の寸法を短くすることができ、さらに
は、インナー部材を太く形成できるとともに、アウター
側受け溝とインナー側受け溝との間に介在されるボール
の径も大きくすることができるので、たとえば、引っ張
り応力や曲げ応力に対する耐力の向上を図ることができ
る。
【0011】
【0012】また、このような構成によると、アウター
側挿入部分に、インナー側挿入部分が挿入された状態で
は、その軸方向の途中において、アウター側受け溝およ
びインナー側受け溝が互いに対向して、その間にボール
が介在されるような状態となる一方で、その対向部分か
ら外側に向かって、互いにその径が膨出状に広がるよう
な形状となっているので、アウター部材およびインナー
部材は、ボールを介して強固に結合され、引っ張り応力
や曲げ応力に対するさらなる耐力の向上を図ることがで
きる。
【0013】また、請求項に記載の発明は、請求項
に記載の発明において、前記アウター部材および前記イ
ンナー部材の少なくともいずれか一方には、可撓性紐状
部材が連結され、吊り上げまたは牽引のために使用され
ることを特徴としている。
【0014】このように、本発明のスイベルジョイント
に可撓性紐状部材を連結して、吊り上げまたは牽引のた
めに使用すると、スイベルジョイントの回転によって、
可撓性紐状部材の縒り戻しを良好に行なうことができる
ので、作業性を向上させることができる。また、簡易な
構成でありながら、引っ張り応力や曲げ応力に対する強
い耐力を有するので、重量物であっても、良好に吊り上
げ作業や牽引作業を行なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のスイベルジョイ
ントを備える吊り具の一実施形態を示す部分断面正面
図、図2は、その部分断面側面図である。図1および図
2において、この吊り具21は、インナー部材としての
フック22と、アウター部材としてのアイ23とを備え
ており、これらフック22およびアイ23が、スイベル
ジョイント24によって、互いに回転可能に結合されて
いる。
【0016】フック22は、荷物を吊すためのフック本
体25と、フック本体25から突出形成されるインナー
側挿入部分としての挿入軸26とを備えている。挿入軸
26は、スイベルジョイント24を構成するものであっ
て、その先端部33が、平坦な円板状に形成されるとと
もに、その先端部33に隣り合う軸方向後方側の外周面
には、後述するボール27を受けるインナー側受け溝2
8が形成されている。インナー側受け溝28は、その外
周面における周方向にわたって、受け入れられるボール
27が接触できるように、緩やかに凹むような形状で形
成されている。また、インナー側受け溝28に隣り合う
軸方向後方側の外周面は、径方向に次第に広がるような
膨出部35が形成されている。これによって、挿入軸2
6は、先端部33が頭となり、インナー側受け溝28に
おいて円環状にくびれ、さらに膨出部35においてその
くびれから再び膨出するような形状として形成される。
【0017】また、アイ23は、可撓性紐状部材として
のワイヤーやチェーンを取り付けるための環状の取付用
挿通部29を備えており、その取付用挿通部29の下方
には、スイベルジョイント24を構成するハウジング部
30が形成されている。このハウジング部30には、ア
ウター側挿入部分として、フック22と連結する方向に
向かって開口される袋状の凹部31が形成されている。
この凹部31は、略円筒形状をなし、その底部32は、
挿入軸26の先端部33を受け入れることができるよう
な円筒形状に形成されるとともに、その底部32に隣り
合う軸方向前方側(図1および図2において、ハウジン
グ部30における軸方向前方側と、挿入軸26における
軸方向後方側とは、同一方向である。)の内周面には、
後述するボール27を受けるアウター側受け溝34が形
成されている。アウター側受け溝34は、その内周面に
おける周方向にわたって、受け入れられるボール27と
実質的に同径で凹むような形状で形成されている。ま
た、アウター側受け溝34に隣り合う軸方向前方側の内
周面は、挿入軸26の膨出部35を受け入れるように、
その開口径が次第に広がるような広口部36が形成され
ている。これによって、凹部31は、底部32が頭とな
り、インナー側受け溝28において円環状にえぐれ、さ
らに広口部36においてそのえぐれから再び開口径が次
第に広がるような形状として形成される。
【0018】また、ハウジング部30には、径方向にお
いて、ハウジング部30の外周面から凹部31に向かっ
て貫通状に形成されるボール導入孔37が形成されてお
り、このボール導入孔37は、後述するようにボール2
7を凹部31内に導入した後に、ストッパ部材38によ
って、塞ぐようにされる。
【0019】そして、このスイベルジョイント24は、
次のようにして構成される。すなわち、まず、フック2
2の挿入軸26を、アイ23のハウジング部30の凹部
31に挿入する。そうすると、インナー側受け溝28と
アウター側受け溝34とが対向して、ボール27を受け
入れるための円環状の空間が形成される。次いで、ボー
ル導入孔37より、複数のボール27を、その空間が埋
まるように導入する。そして、ストッパ部材38によっ
て、ボール導入孔37を塞ぐようにする。そうすると、
挿入軸26とハウジング部30との間にボール27が介
在されることによって、これら挿入軸26とハウジング
部30とが、互いに抜けないように連結されるととも
に、このボール27によって、フック22とアイ23と
が、円滑に回転可能となる。
【0020】このようにして構成されるスイベルジョイ
ント24では、従来のスイベルジョイントのように、ス
ラストベアリングが設けられる場合に比べて、円滑な回
転を確保できながらも、部品点数が少なくて済み、ま
た、挿入軸26をハウジング部30の凹部31に挿入す
るのみで、ナットによる締め込みがないため、挿入軸6
にねじを形成するための加工の手間を省略できるととも
に、軸方向の寸法を短くすることができ、さらには、挿
入軸26を太く形成できるとともに、インナー側受け溝
28とアウター側受け溝34との間に介在されるボール
27の径も大きくすることができるので、引っ張り応力
や曲げ応力に対する耐力の向上を図ることができる。
【0021】また、挿入軸26がハウジング部30の凹
部31に挿入された状態では、その軸方向の途中におい
て、インナー側受け溝28とアウター側受け溝34とが
互いに対向して、その間にボール27が介在されるよう
な状態となる一方で、その対向部分から互いにその径が
膨出状に広がるような形状となっているので、挿入軸2
6とハウジング部30とは、ボール27を介して強固に
結合され、引っ張り応力や曲げ応力に対するさらなる耐
力の向上が図られる。
【0022】そして、このようなスイベルジョイント2
4によって連結されている吊り具21は、たとえば、フ
ック22に荷物を引っ掛けるとともに、アイ23の取付
用挿通部29に、ワイヤーやチェーンを通して、クレー
ンやホイストなどによって、荷物の吊り上げや牽引を行
なうために好適に用いられる。すなわち、このような吊
り具21を用いると、スイベルジョイント24の回転に
よって、ワイヤーやチェーンの縒り戻しを良好に行なう
ことができるので、作業性を向上させることができると
ともに、簡易な構成でありながら、引っ張り応力や曲げ
応力に対する強い耐力を有するので、重量物であって
も、良好に吊り上げ作業や牽引作業を行なうことができ
る。
【0023】なお、本実施形態においては、フック22
とアイ23とを回転可能に結合するスイベルジョイント
24を例にとって説明したが、本発明のスイベルジョイ
ントは、フック22とアイ23とを結合するものに限ら
ず、たとえば、図3に示すように、アイ39とアイ40
とを回転可能に結合するものや、たとえば、図4に示す
ように、アイ41とアイ42とを自在継手43を介して
連結する態様において、アイ41と自在継手43、およ
び、自在継手43とアイ42とを結合するものであって
もよく、その態様は、特に限定されず、荷物や部材の吊
り上げ、横引き、あるいは牽引などに用いられる吊り具
や牽引具として、好適に用いられる。
【0024】より具体的には、図3においては、一方の
アイ39に、上記したハウジング部30が形成されると
ともに、他方のアイ40には、上記した挿入軸26が形
成されており、挿入軸26とハウジング部30との間に
ボール27が介在されることによって、これら挿入軸2
6とハウジング部30とが、互いに抜けないように連結
されるとともに、このボール27によって、アイ39と
アイ40とが、互いに回転可能に構成されている。
【0025】また、図4においては、自在継手43は、
略コ字状の挟持部材44と、平板状の板部材45とから
なり、板部材45は、挟持部材44によって挟持された
状態で、図示しない軸を介して揺動可能に支持されてい
る。そして、一方のアイ41には、上記したハウジング
部30が形成されるとともに、そのアイ41と連結され
る挟持部材44には、上記した挿入軸26が形成されて
おり、挿入軸26とハウジング部30との間にボール2
7が介在されることによって、これら挿入軸26とハウ
ジング部30とが、互いに抜けないように連結されると
ともに、このボール27によって、アイ41と挟持部材
44とが、互いに回転可能に構成されている。また、他
方のアイ42にも、上記したハウジング部30が形成さ
れるとともに、そのアイ42と連結される板部材45に
は、上記した挿入軸26が形成されており、挿入軸26
とハウジング部30との間にボール27が介在されるこ
とによって、これら挿入軸26とハウジング部30と
が、互いに抜けないように連結されるとともに、このボ
ール27によって、アイ42と板部材45とが、互いに
回転可能に構成されている。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、スラストベアリングを用いる従来のスイベ
ルジョイントに比べて、円滑な回転を確保できながら
も、部品点数が少なくて済み、また、ナットによる締め
込みがないため、ねじを形成するための加工の手間が省
略できるとともに、軸方向の寸法を短くすることがで
き、さらには、インナー部材を太く形成できるととも
に、アウター側受け溝とインナー側受け溝との間に介在
されるボールの径も大きくすることができるので、たと
えば、引っ張り応力や曲げ応力に対する耐力の向上を図
ることができる。また、アウター部材およびインナー部
材は、ボールを介して強固に結合され、引っ張り応力や
曲げ応力に対するさらなる耐力の向上を図ることができ
る。
【0027】
【0028】請求項に記載の発明によれば、本発明の
スイベルジョイントに可撓性紐状部材を連結して、吊り
上げまたは牽引のために使用することにより、スイベル
ジョイントの回転によって、可撓性紐状部材の縒り戻し
を良好に行なうことができるので、作業性を向上させる
ことができる。また、簡易な構成でありながら、引っ張
り応力や曲げ応力に対する強い耐力を有するので、重量
物であっても、良好に吊り上げ作業や牽引作業を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイベルジョイントを備える吊り具の
一実施形態を示す部分断面正面図である。
【図2】図1に示す吊り具の部分断面側面図である。
【図3】本発明のスイベルジョイントが用いられている
他の実施形態であって、アイとアイとが結合されている
態様を示す部分断面正面図である。
【図4】本発明のスイベルジョイントが用いられている
他の実施形態であって、アイとアイとが自在継手を介し
て連結されている態様を示す部分断面正面図である。
【図5】従来のスイベルジョイントを備える吊り具の一
実施形態を示す部分断面正面図である。
【符号の説明】
21 吊り具 22 フック 23 アイ 24 スイベルジョイント 26 挿入軸 27 ボール 28 インナー側受け溝 34 アウター側受け溝 31 凹部 35 膨出部 36 広口部 39 アイ 40 アイ 41 アイ 42 アイ 43 自在継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−180718(JP,A) 実開 昭62−146036(JP,U) 登録実用新案3037494(JP,U) 登録実用新案3027722(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16G 11/00 - 17/00 F16B 45/00 - 47/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウター部材と、前記アウター部材に挿
    入されるインナー部材とを備え、前記アウター部材およ
    び前記インナー部材が、互いに回転可能に結合されてい
    るスイベルジョイントにおいて、 前記アウター部材の内周面には、ボールを受けるアウタ
    ー側受け溝が周方向にわたって形成されるとともに、 前記インナー部材の外周面には、前記アウター側受け溝
    の対向位置において、 前記ボールを受けるインナー側受け溝が周方向にわたっ
    て形成されており、 前記アウター側受け溝と前記インナー側受け溝との間
    に、ボールが介在されることにより、前記アウター部材
    および前記インナー部材が、互いに回転可能に結合され
    るように構成されており、 前記アウター部材における前記インナー部材が挿入され
    るアウター側挿入部分は、略円筒形状をなし、その軸方
    向において、内周面の途中には、前記アウター側受け溝
    が形成されるとともに、前記アウター側受け溝から前記
    アウター側挿入部分の外側に向かっては、開口径が次第
    に広がるような広口に形成されており、前記インナー部
    材における前記アウター部材に挿入されるインナー側挿
    入部分は、前記アウター側挿入部分に嵌まり合う円筒形
    状をなし、その軸方向において、外周面の途中には、前
    記インナー側受け溝が形成されるとともに、前記インナ
    ー側受け溝から前記インナー側挿入部分の外側に向かっ
    ては、径方向に次第に広がるような膨出状に形成されて
    いる ことを特徴とする、スイベルジョイント。
  2. 【請求項2】 前記アウター部材および前記インナー部
    材の少なくともいずれか一方には、可撓性紐状部材が連
    結され、吊り上げまたは牽引のために使用されることを
    特徴とする、請求項1に記載のスイベルジョイント。
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