JP2003341973A - ワイヤジョイント金具 - Google Patents
ワイヤジョイント金具Info
- Publication number
- JP2003341973A JP2003341973A JP2002153300A JP2002153300A JP2003341973A JP 2003341973 A JP2003341973 A JP 2003341973A JP 2002153300 A JP2002153300 A JP 2002153300A JP 2002153300 A JP2002153300 A JP 2002153300A JP 2003341973 A JP2003341973 A JP 2003341973A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- wire
- wire joint
- joint fitting
- wire rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤロープの端部を回動可能に連結するワ
イヤジョイント金具において、小型、軽量化をはかる。 【解決手段】 ワイヤロープ２の端部をローリングブロ
ック（支持体）３に回動可能に連結するワイヤジョイン
ト金具１において、ワイヤロープ２の端部に結合される
索端部材７と、この索端部材７に結合される雄部材６
と、ローリングブロック３に結合される雌部材５とを備
え、雄部材６に球面状の凸面６ａを形成し、雌部材５に
この凸面６ａを摺接させる球面状の凹面５ａと、この凹
面５ａに開口し索端部材７を挿通させる開口部５ｂとを
形成形成するものとした。
イヤジョイント金具において、小型、軽量化をはかる。 【解決手段】 ワイヤロープ２の端部をローリングブロ
ック（支持体）３に回動可能に連結するワイヤジョイン
ト金具１において、ワイヤロープ２の端部に結合される
索端部材７と、この索端部材７に結合される雄部材６
と、ローリングブロック３に結合される雌部材５とを備
え、雄部材６に球面状の凸面６ａを形成し、雌部材５に
この凸面６ａを摺接させる球面状の凹面５ａと、この凹
面５ａに開口し索端部材７を挿通させる開口部５ｂとを
形成形成するものとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤロープの端
部を回動可能に連結するワイヤジョイント金具の改良に
関するものである。
部を回動可能に連結するワイヤジョイント金具の改良に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のワイヤジョイント金具として、ワイヤロープの
端部にシャックルやアイプレート等の索端金物を用いる
ものがある（例えば特開２０００−３１８９６７号公報
参照）。
この種のワイヤジョイント金具として、ワイヤロープの
端部にシャックルやアイプレート等の索端金物を用いる
ものがある（例えば特開２０００−３１８９６７号公報
参照）。
【０００３】しかしながら、このような従来装置にあっ
ては、ワイヤロープの回動方向によっては索端金物に曲
げ応力が働くため、ワイヤジョイント金具の大型化を招
くという問題点があった。
ては、ワイヤロープの回動方向によっては索端金物に曲
げ応力が働くため、ワイヤジョイント金具の大型化を招
くという問題点があった。
【０００４】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、ワイヤロープの端部を回動可能に連結するワ
イヤジョイント金具において、小型、軽量化をはかるこ
とを目的とする。
のであり、ワイヤロープの端部を回動可能に連結するワ
イヤジョイント金具において、小型、軽量化をはかるこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、ワイヤロ
ープの端部を支持体に対して回動可能に連結するワイヤ
ジョイント金具に適用する。
ープの端部を支持体に対して回動可能に連結するワイヤ
ジョイント金具に適用する。
【０００６】そして、ワイヤロープの端部に結合される
索端部材と、この索端部材に結合される雄部材と、支持
体に結合される雌部材とを備え、雄部材に球面状の凸面
を形成し、雌部材にこの凸面を摺接させる球面状の凹面
と、この凹面に開口し索端部材を挿通させる開口部とを
形成したことを特徴とするものとした。
索端部材と、この索端部材に結合される雄部材と、支持
体に結合される雌部材とを備え、雄部材に球面状の凸面
を形成し、雌部材にこの凸面を摺接させる球面状の凹面
と、この凹面に開口し索端部材を挿通させる開口部とを
形成したことを特徴とするものとした。
【０００７】第２の発明は、第１の発明において、支持
体が中心線Ａまわりに回動可能に設けられるワイヤジョ
イント金具において、開口部を中心線Ａに沿って延びる
スリット状に形成したことを特徴とするものとした。
体が中心線Ａまわりに回動可能に設けられるワイヤジョ
イント金具において、開口部を中心線Ａに沿って延びる
スリット状に形成したことを特徴とするものとした。
【０００８】
【発明の作用および効果】第１の発明によると、索端部
材が開口部に当接しない範囲でワイヤロープの引っ張り
方向がいずれになっても球面状の凹面と凸面が摺接して
ワイヤロープ及び雄部材の中心線が雌部材の中心を通る
ため、ワイヤロープからの荷重によって雌部材と雄部材
に曲げ応力が生じることが回避され、両者には剪断力の
みが生じる。この結果、ワイヤジョイント金具の小型、
軽量化がはかれる。
材が開口部に当接しない範囲でワイヤロープの引っ張り
方向がいずれになっても球面状の凹面と凸面が摺接して
ワイヤロープ及び雄部材の中心線が雌部材の中心を通る
ため、ワイヤロープからの荷重によって雌部材と雄部材
に曲げ応力が生じることが回避され、両者には剪断力の
みが生じる。この結果、ワイヤジョイント金具の小型、
軽量化がはかれる。
【０００９】第２の発明によると、ワイヤロープの引っ
張り方向が中心線Ａを中心に変わる場合、支持体が中心
線Ａを中心に回動し、雌部材と雄部材の位置関係は変わ
らない。したがって、雌部材はその開口部を回転中心線
Ａに沿ったスリット状に形成することが可能となり、開
口部の開口面積を最小限に抑えて雌部材の強度を高めら
れる。この結果、ワイヤジョイント金具の小型、軽量化
がはかれる。
張り方向が中心線Ａを中心に変わる場合、支持体が中心
線Ａを中心に回動し、雌部材と雄部材の位置関係は変わ
らない。したがって、雌部材はその開口部を回転中心線
Ａに沿ったスリット状に形成することが可能となり、開
口部の開口面積を最小限に抑えて雌部材の強度を高めら
れる。この結果、ワイヤジョイント金具の小型、軽量化
がはかれる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１１】図１、図２に示すように、ワイヤロープ２
の端部が回動可能に連結されるワイヤジョイント金具１
は、水平軸まわりに回動可能に連結されるローリングブ
ロック（支持体）３と、このローリングブロック３に結
合される雌部材５と、雌部材５に回動可能に結合される
雄部材６と、雄部材６とワイヤロープ２を結合する索端
部材７とを備える。
の端部が回動可能に連結されるワイヤジョイント金具１
は、水平軸まわりに回動可能に連結されるローリングブ
ロック（支持体）３と、このローリングブロック３に結
合される雌部材５と、雌部材５に回動可能に結合される
雄部材６と、雄部材６とワイヤロープ２を結合する索端
部材７とを備える。
【００１２】雌部材５は円環状のフランジ部５ｃを有
し、このフランジ部５ｃが複数のボルト４を介してロー
リングブロック３に締結される。袋状の雌部材５は雄部
材６を摺接させる球面状の凹面５ａと、この凹面５ａに
開口し索端部材７を挿通させる開口部５ｂとを有する。
この開口部５ｂは、図５の平面図上において、ローリン
グブロック３の回転中心線Ａに沿って延びるスリット状
に形成される。
し、このフランジ部５ｃが複数のボルト４を介してロー
リングブロック３に締結される。袋状の雌部材５は雄部
材６を摺接させる球面状の凹面５ａと、この凹面５ａに
開口し索端部材７を挿通させる開口部５ｂとを有する。
この開口部５ｂは、図５の平面図上において、ローリン
グブロック３の回転中心線Ａに沿って延びるスリット状
に形成される。
【００１３】半球状の雄部材６は雌部材５に摺接する球
面状の凸面６ａと、この凸面６ａの中心部に開口し索端
部材７を螺合させるネジ穴６ｂとを有する。
面状の凸面６ａと、この凸面６ａの中心部に開口し索端
部材７を螺合させるネジ穴６ｂとを有する。
【００１４】索端部材７はワイヤロープ２の端部に嵌合
してカシメ固定される筒状のカシメ部７ａと、雄部材６
のネジ穴６ｂに螺合するネジ部７ｂとを有する。雄部材
６と索端部材７に渡ってノックピン８が挿入され、両者
の回り止めが行われる。
してカシメ固定される筒状のカシメ部７ａと、雄部材６
のネジ穴６ｂに螺合するネジ部７ｂとを有する。雄部材
６と索端部材７に渡ってノックピン８が挿入され、両者
の回り止めが行われる。
【００１５】このワイヤジョイント金具１は、索端部材
７が開口部５ｂに当接しない範囲でワイヤロープ２の引
っ張り方向がいずれになっても雌部材５と雄部材６が球
面状の凹面５ａと凸面６ａが摺接してワイヤロープ２及
び雄部材６の中心線Ｂが雌部材５の中心Ｃを通るため、
ワイヤロープ２からの荷重によって雌部材５と雄部材６
に曲げ応力が生じることが回避され、両者には剪断力の
みが生じる。この結果、ワイヤジョイント金具１の小
型、軽量化がはかれる。
７が開口部５ｂに当接しない範囲でワイヤロープ２の引
っ張り方向がいずれになっても雌部材５と雄部材６が球
面状の凹面５ａと凸面６ａが摺接してワイヤロープ２及
び雄部材６の中心線Ｂが雌部材５の中心Ｃを通るため、
ワイヤロープ２からの荷重によって雌部材５と雄部材６
に曲げ応力が生じることが回避され、両者には剪断力の
みが生じる。この結果、ワイヤジョイント金具１の小
型、軽量化がはかれる。
【００１６】ワイヤロープ２の引っ張り方向が中心線Ａ
を中心に変わる場合、ローリングブロック３が回動し、
雌部材５と雄部材６の位置関係は変わらない。したがっ
て、雌部材５はその開口部５ｂを回転中心線Ａに沿った
スリット状に形成することが可能となり、開口部５ｂの
開口面積を最小限に抑えて雌部材５の強度を高められ
る。この結果、ワイヤジョイント金具１の小型、軽量化
がはかれる。
を中心に変わる場合、ローリングブロック３が回動し、
雌部材５と雄部材６の位置関係は変わらない。したがっ
て、雌部材５はその開口部５ｂを回転中心線Ａに沿った
スリット状に形成することが可能となり、開口部５ｂの
開口面積を最小限に抑えて雌部材５の強度を高められ
る。この結果、ワイヤジョイント金具１の小型、軽量化
がはかれる。
【００１７】なお、ローリングブロック３が設けられな
い場合、雌部材５はその開口部５ｂを円形に形成しても
良い。
い場合、雌部材５はその開口部５ｂを円形に形成しても
良い。
【００１８】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示すワイヤジョイント金
具の断面図。
具の断面図。
【図２】同じくワイヤロープのワイヤジョイント金具の
平面図。
平面図。
１ ワイヤジョイント金具
２ ワイヤロープ
３ ローリングブロック
５ 雌部材
５ａ 凹面
５ｂ 開口部
６ 雄部材
６ａ 凸面
７ 索端部材
Claims (2)
- 【請求項１】ワイヤロープの端部を支持体に対して回動
可能に連結するワイヤジョイント金具において、 前記ワイヤロープの端部に結合される索端部材と、 この索端部材に結合される雄部材と、 前記支持体に結合される雌部材とを備え、 雄部材に球面状の凸面を形成し、 雌部材にこの凸面を摺接させる球面状の凹面と、 この凹面に開口し索端部材を挿通させる開口部とを形成
したことを特徴とするワイヤジョイント金具。 - 【請求項２】前記支持体が中心線Ａまわりに回動可能に
設けられるワイヤジョイント金具において、 前記開口部を中心線Ａに沿って延びるスリット状に形成
したことを特徴とする請求項１に記載のワイヤジョイン
ト金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002153300A JP2003341973A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | ワイヤジョイント金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002153300A JP2003341973A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | ワイヤジョイント金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003341973A true JP2003341973A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29770364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002153300A Pending JP2003341973A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | ワイヤジョイント金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003341973A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007020807A1 (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Yugen Kaisha Takano Seisakusho | 経鼻カテーテルの保持具 |
| JP2015193440A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | カヤバ システム マシナリー株式会社 | アタッチメント |
-
2002
- 2002-05-28 JP JP2002153300A patent/JP2003341973A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007020807A1 (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Yugen Kaisha Takano Seisakusho | 経鼻カテーテルの保持具 |
| JP2015193440A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | カヤバ システム マシナリー株式会社 | アタッチメント |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040531 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050314 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060727 |
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Effective date: 20060801 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |