JPH0343809Y2 - - Google Patents
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- JPH0343809Y2 JPH0343809Y2 JP1983078998U JP7899883U JPH0343809Y2 JP H0343809 Y2 JPH0343809 Y2 JP H0343809Y2 JP 1983078998 U JP1983078998 U JP 1983078998U JP 7899883 U JP7899883 U JP 7899883U JP H0343809 Y2 JPH0343809 Y2 JP H0343809Y2
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- JP
- Japan
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- hole
- ground wire
- tightening
- screw
- communication line
- Prior art date
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 241000723353 Chrysanthemum Species 0.000 description 6
- 235000007516 Chrysanthemum Nutrition 0.000 description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は電信柱等に吊下げして通信線を引き留
めるための通信線用引留具に関し、特に、通信線
用引留具に取付けられるアース線の取付構造に関
する。
めるための通信線用引留具に関し、特に、通信線
用引留具に取付けられるアース線の取付構造に関
する。
[従来の技術]
従来、通信線用引留具には実公昭49−2874号公
報に記載された構造が知られている。この通信線
用引留具は、第1図示のように、ケース1の外側
面の突壁10には取付穴11が前後方向へ貫通さ
れ、突壁10の外側面10aから取付穴11の孔
壁11aの一部に開口された雌ねじ孔12を備え
る、したがつて、アース線Sは一端末を取付穴1
1の後方から前方へ向けて挿入した後、締付ねじ
13を締付けることによつて、締付ねじ13の先
端面13aと雌ねじ孔12と対向する取付穴11
の孔壁11aとの間で締付けられてケース1に挾
持される。
報に記載された構造が知られている。この通信線
用引留具は、第1図示のように、ケース1の外側
面の突壁10には取付穴11が前後方向へ貫通さ
れ、突壁10の外側面10aから取付穴11の孔
壁11aの一部に開口された雌ねじ孔12を備え
る、したがつて、アース線Sは一端末を取付穴1
1の後方から前方へ向けて挿入した後、締付ねじ
13を締付けることによつて、締付ねじ13の先
端面13aと雌ねじ孔12と対向する取付穴11
の孔壁11aとの間で締付けられてケース1に挾
持される。
[問題点を解決しようとする課題]
しかし、上記アース線Sは多数本の細線を撚り
合せて撚線になつており、アース線Sの太さdに
は製作時の固体誤差があるうえ、取付穴11の孔
径Dは許容誤差の最大なアース線Sがスムーズに
差込めるに充分な大きさになつている。また、締
付ねじ13の雄ねじ部13bの長さlは許容誤差
の最小なアース線Sでも締付け得る長さになつて
いる。したがつて、許容誤差の最小なアース線S
が上記のように先端面13aと孔壁11aとの間
で充分に挾持されるには、締付ねじ13の頭部1
3cの食いつき面13dが突壁10の外側面10
aに当接する前に、アース線Sが締付ねじ13の
先端面13aと取付穴11の孔壁面11a間で葦
縮されなければならない。換言するならば、締付
ねじ13は食いつき面13dが突壁10の外側面
10aから離れ、雄ねじ部13bと雌ねじ孔12
とが圧縮したアース線Sからの抗力を受けつつ噛
合つた不安定な締付状態になつている。
合せて撚線になつており、アース線Sの太さdに
は製作時の固体誤差があるうえ、取付穴11の孔
径Dは許容誤差の最大なアース線Sがスムーズに
差込めるに充分な大きさになつている。また、締
付ねじ13の雄ねじ部13bの長さlは許容誤差
の最小なアース線Sでも締付け得る長さになつて
いる。したがつて、許容誤差の最小なアース線S
が上記のように先端面13aと孔壁11aとの間
で充分に挾持されるには、締付ねじ13の頭部1
3cの食いつき面13dが突壁10の外側面10
aに当接する前に、アース線Sが締付ねじ13の
先端面13aと取付穴11の孔壁面11a間で葦
縮されなければならない。換言するならば、締付
ねじ13は食いつき面13dが突壁10の外側面
10aから離れ、雄ねじ部13bと雌ねじ孔12
とが圧縮したアース線Sからの抗力を受けつつ噛
合つた不安定な締付状態になつている。
ところで、通信線用引留具の電信柱等へ吊下げ
設置後において、通信線用引留具や通信線Xなら
びにアース線Sには風などによつて振れが不規則
に繰返され、上記のような不安定な締付状態にあ
る締付ねじ13の締付けが緩み、アース線Sとケ
ース1との接触間での電気抵抗が大きくなり適切
なアース状態を維持できない欠点がある。しか
も、締付けねじ13の締付けが緩んだ状態で、上
記の振れが繰返され続けることにより、アース線
Sが取付穴11から離脱し、通信系統にとつては
アース線Sの取付けられていない不測の事態を招
く危具がある。
設置後において、通信線用引留具や通信線Xなら
びにアース線Sには風などによつて振れが不規則
に繰返され、上記のような不安定な締付状態にあ
る締付ねじ13の締付けが緩み、アース線Sとケ
ース1との接触間での電気抵抗が大きくなり適切
なアース状態を維持できない欠点がある。しか
も、締付けねじ13の締付けが緩んだ状態で、上
記の振れが繰返され続けることにより、アース線
Sが取付穴11から離脱し、通信系統にとつては
アース線Sの取付けられていない不測の事態を招
く危具がある。
また、上記アース線の引留構造においては、ア
ース線Sを軸線方向に伸ばした状態のままでねじ
で一点を固定しているに過ぎないので、振れによ
つて容易に抜け出し易く、強力な引留が依然困難
であつた。
ース線Sを軸線方向に伸ばした状態のままでねじ
で一点を固定しているに過ぎないので、振れによ
つて容易に抜け出し易く、強力な引留が依然困難
であつた。
本考案の目的は、前述した従来の実情に鑑み、
製造と構造が簡単で緩みのこないアース線の取付
けができる通信線用引留具を提供することにあ
る。
製造と構造が簡単で緩みのこないアース線の取付
けができる通信線用引留具を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するための本考案の構成は、締
付ねじの頭部の食いつき面とケースの外側面との
間に介装され締付ねじの締付によつて締付けられ
るまわり止め部材32と、締付ねじの先端面の中
央部に締付ねじの雄ねじ部外径よりも小径な外径
で突出された押付部33と、押付部の外周端を面
取りした先端面33aと、雌ねじ孔と対向する取
付穴の孔壁に雌ねじ孔と略同一軸心上で押付部の
外径よりも大径な口径で開口され締付ねじの締付
によつて押付部が侵入してアース線の一部を落込
む落込み孔34とを備えることに特徴がある。
付ねじの頭部の食いつき面とケースの外側面との
間に介装され締付ねじの締付によつて締付けられ
るまわり止め部材32と、締付ねじの先端面の中
央部に締付ねじの雄ねじ部外径よりも小径な外径
で突出された押付部33と、押付部の外周端を面
取りした先端面33aと、雌ねじ孔と対向する取
付穴の孔壁に雌ねじ孔と略同一軸心上で押付部の
外径よりも大径な口径で開口され締付ねじの締付
によつて押付部が侵入してアース線の一部を落込
む落込み孔34とを備えることに特徴がある。
[作用]
アース線の一端末を取付穴に挿通して締付ねじ
をねじ込めば、押付部33の先端面33aがアー
ス線を押付けする。この状態においては、押付部
33が落込み孔34よりも小径であるために、両
者33,34の間には落込み間隙が形成されてい
る。その結果、押付部33の先端面33aがエツ
ジを有しない状態でアース線の一部を落し込み孔
34に落込みするので、アース線は軸線方向に対
して直交して曲げられ、この曲げループ部分への
くさびの如き打込みがなされることとなる。
をねじ込めば、押付部33の先端面33aがアー
ス線を押付けする。この状態においては、押付部
33が落込み孔34よりも小径であるために、両
者33,34の間には落込み間隙が形成されてい
る。その結果、押付部33の先端面33aがエツ
ジを有しない状態でアース線の一部を落し込み孔
34に落込みするので、アース線は軸線方向に対
して直交して曲げられ、この曲げループ部分への
くさびの如き打込みがなされることとなる。
アース線の一部が落込み孔34に落込みされる
ことによつて、アース線の固体誤差は吸収される
こととなる。したがつて、締付ねじの食いつき面
は外側面との間で回り止め部材によつて固定され
る。
ことによつて、アース線の固体誤差は吸収される
こととなる。したがつて、締付ねじの食いつき面
は外側面との間で回り止め部材によつて固定され
る。
[実施例]
以下、第2図〜第5図について本考案の施され
た通信線用引留具の一実施例の詳細を説明する。
た通信線用引留具の一実施例の詳細を説明する。
この通信線用引留具は第2図示のようにケース
20を備え、このケース20の両側に突出した鍔
21,21には掛具22がケース20の後方へU
字状に延設されつつ固定される。鍔21,21間
に位置するケース20の一方の外側面には突壁2
3が突出され、この突壁23には締付ねじ24を
備える。上記ケース20内の前後部には第3図示
のように、図示を省略した通信線の一部を挿通す
るためのパイプ25とキヤツプ26とを備え、パ
イプ25とキヤツプ26の間に位置するケース2
0内の前後方向には上記通信線の一部外周面を支
持するためのチヤツク27と、コイルスプリング
28とを備える。チヤツク27は一対の爪から構
成され、その外径が楔形とされるとともに、その
割面には咬合歯29,29…が設けられている。
したがつてパイプ25からキヤツプ26へ向けて
通信線を挿通させることによつて、チヤツク27
が通信線の端末にて押圧されスプリング28の弾
発力に抗しつつキヤツプ26側へ移動し、通信線
がチヤツク27の割面間からコイルスプリング2
8内を通つてキヤツプ26を貫通する。そして、
この貫通後において通信線をその挿通方向と逆方
向へ引くことにより、チヤツク27にコイルスプ
リング28の弾発力が作用しつつ通信線の一部外
周面に咬合歯29,29…が食いつき、通信線が
ケース20に支持される。
20を備え、このケース20の両側に突出した鍔
21,21には掛具22がケース20の後方へU
字状に延設されつつ固定される。鍔21,21間
に位置するケース20の一方の外側面には突壁2
3が突出され、この突壁23には締付ねじ24を
備える。上記ケース20内の前後部には第3図示
のように、図示を省略した通信線の一部を挿通す
るためのパイプ25とキヤツプ26とを備え、パ
イプ25とキヤツプ26の間に位置するケース2
0内の前後方向には上記通信線の一部外周面を支
持するためのチヤツク27と、コイルスプリング
28とを備える。チヤツク27は一対の爪から構
成され、その外径が楔形とされるとともに、その
割面には咬合歯29,29…が設けられている。
したがつてパイプ25からキヤツプ26へ向けて
通信線を挿通させることによつて、チヤツク27
が通信線の端末にて押圧されスプリング28の弾
発力に抗しつつキヤツプ26側へ移動し、通信線
がチヤツク27の割面間からコイルスプリング2
8内を通つてキヤツプ26を貫通する。そして、
この貫通後において通信線をその挿通方向と逆方
向へ引くことにより、チヤツク27にコイルスプ
リング28の弾発力が作用しつつ通信線の一部外
周面に咬合歯29,29…が食いつき、通信線が
ケース20に支持される。
また、上記ケース20側に位置する突壁23に
は取付穴30がケース20の前後方向へ向けて貫
通され、ケース20の一部を構成する突壁23の
外側面23aから取付穴30の孔壁30aの一部
に開口された雌ねじ孔31を備える。この雌ねじ
孔31には前記締付ねじ24が装着される。この
締付ねじ24の頭部24aの食いつき面24bと
突壁23の外側面23aとの間には、第3図示の
ように、まわり止め部材を構成する菊座金32が
介装される。
は取付穴30がケース20の前後方向へ向けて貫
通され、ケース20の一部を構成する突壁23の
外側面23aから取付穴30の孔壁30aの一部
に開口された雌ねじ孔31を備える。この雌ねじ
孔31には前記締付ねじ24が装着される。この
締付ねじ24の頭部24aの食いつき面24bと
突壁23の外側面23aとの間には、第3図示の
ように、まわり止め部材を構成する菊座金32が
介装される。
上記締付ねじ24の先端面24dの中央部には
押付部33が図示するように一体に突出される。
この押付部33の外径は雄ねじ部24cの外径よ
りも小径になつており押付部33の先端面33a
の外周端は面取りされている。
押付部33が図示するように一体に突出される。
この押付部33の外径は雄ねじ部24cの外径よ
りも小径になつており押付部33の先端面33a
の外周端は面取りされている。
上記雌ねじ孔31と対向する取付穴30の孔壁
30aには落込み孔34が開口される。この落込
み孔34の口径は押付部33の外径よりも大きく
なつている。落込み孔34は雌ねじ孔31と略同
一軸心状になつており、落込み孔34の口径は雌
ねじ孔31の口径と略同一に形成される。
30aには落込み孔34が開口される。この落込
み孔34の口径は押付部33の外径よりも大きく
なつている。落込み孔34は雌ねじ孔31と略同
一軸心状になつており、落込み孔34の口径は雌
ねじ孔31の口径と略同一に形成される。
以上のように構成された上記実施例においてア
ース線Sを取付けるには、先ず締付ねじ24を第
3図示から第4図示のように緩める。その後、ア
ース線Sの一端末を第5図a示のように取付穴1
1に挿通させて締付ねじ24をねじ込む。このね
じ込み過程において、第5図a示のように押付部
33の先端面33aがアース線Sの外周面の一部
に接触したとき、締付ねじ24の食いつき面24
bは菊座金32に未接触になつている。この第5
図a示の状態からさらに締付ねじ24をねじ込む
ことにより、アース線Sは第5図b示の状態に締
付けられる。即ち、締付ねじ24のねじ込みによ
つて、押付部33がアース線Sを押圧し、アース
線Sの一部が落込み孔34内に落込まれ、菊座金
32が締付ねじ24の食いつき面24cと突壁2
3の外側面23aとの間に締付けられる。この結
果、締付ねじ24の雄ねじ部は食いつき面24b
が突壁23の外側面23aとの間に菊座金32を
締付けた状態で雌ねじ孔31に噛合される。即
ち、アース線Sの一部が落込み孔34に落込まれ
ることによつて、アース線Sの固体誤差は吸収さ
れ、常に締付ねじ24の食いつき面24bは外周
面23aに菊座金32を介装しつつ固定される。
ース線Sを取付けるには、先ず締付ねじ24を第
3図示から第4図示のように緩める。その後、ア
ース線Sの一端末を第5図a示のように取付穴1
1に挿通させて締付ねじ24をねじ込む。このね
じ込み過程において、第5図a示のように押付部
33の先端面33aがアース線Sの外周面の一部
に接触したとき、締付ねじ24の食いつき面24
bは菊座金32に未接触になつている。この第5
図a示の状態からさらに締付ねじ24をねじ込む
ことにより、アース線Sは第5図b示の状態に締
付けられる。即ち、締付ねじ24のねじ込みによ
つて、押付部33がアース線Sを押圧し、アース
線Sの一部が落込み孔34内に落込まれ、菊座金
32が締付ねじ24の食いつき面24cと突壁2
3の外側面23aとの間に締付けられる。この結
果、締付ねじ24の雄ねじ部は食いつき面24b
が突壁23の外側面23aとの間に菊座金32を
締付けた状態で雌ねじ孔31に噛合される。即
ち、アース線Sの一部が落込み孔34に落込まれ
ることによつて、アース線Sの固体誤差は吸収さ
れ、常に締付ねじ24の食いつき面24bは外周
面23aに菊座金32を介装しつつ固定される。
まわり止め部材としては菊座金32に限定され
るものではなく、スプリングワツシヤや波形座金
あるいは軟質合成樹脂やゴムなどのように、締付
ねじ24の締付によつて食いつき面24bと外側
面23aとの間に復元弾性を保持しつつ締付けら
れるものでも実施できる。
るものではなく、スプリングワツシヤや波形座金
あるいは軟質合成樹脂やゴムなどのように、締付
ねじ24の締付によつて食いつき面24bと外側
面23aとの間に復元弾性を保持しつつ締付けら
れるものでも実施できる。
[考案の効果]
以上説明したように本考案に係る電柱等に吊下
げ設置する通信線用引留具によれば次のような効
果がある。
げ設置する通信線用引留具によれば次のような効
果がある。
一直線状のアース線を落込み孔34に押込す
ることでアース線自体を軸線方向に対して交差
屈曲するループを形成し、このループに押付部
33がくさびの如く侵入することによつて、吊
下げ状態の揺れに対しても緩みのないアース線
屈曲楔止め接続を始めて達成することができ
た。
ることでアース線自体を軸線方向に対して交差
屈曲するループを形成し、このループに押付部
33がくさびの如く侵入することによつて、吊
下げ状態の揺れに対しても緩みのないアース線
屈曲楔止め接続を始めて達成することができ
た。
落込み孔34の口径が押付部33の外径より
も大きくなつているので、アース線押込みの隙
間を押付部周囲に均等に形成することができる
うえ、先端面33aの面取りによつて、屈曲部
分の断線を有効に防止することができた。
も大きくなつているので、アース線押込みの隙
間を押付部周囲に均等に形成することができる
うえ、先端面33aの面取りによつて、屈曲部
分の断線を有効に防止することができた。
落込み孔34を雌ねじ孔の下穴加工と同時に
形成できるうえ、締付ねじを縮径して押付部3
3と先端面33aとを形成でき、容易に実用化
することができ、安価に形成できる。
形成できるうえ、締付ねじを縮径して押付部3
3と先端面33aとを形成でき、容易に実用化
することができ、安価に形成できる。
第1図は従来のアース線の取付状態を説明する
ために拡大した断面図、第2図は本考案の施され
た通信線用引留具の正面図、第3図は第2図の
−線断面図、第4図は同本考案の要部を拡大し
た断面図、第5図a,bは本考案の作用を説明す
るための第4図に相当する断面図であつて、a図
はアース線の締付途中を示し、b図はアース線の
締付完了を示すものである。 20……ケース、23a……外側面、24……
締付ねじ、24b……食いつき面、30……取付
穴、31……雌ねじ孔、32……まわり止め部
材、33……押付部、33a……先端面、34…
…落込み孔。
ために拡大した断面図、第2図は本考案の施され
た通信線用引留具の正面図、第3図は第2図の
−線断面図、第4図は同本考案の要部を拡大し
た断面図、第5図a,bは本考案の作用を説明す
るための第4図に相当する断面図であつて、a図
はアース線の締付途中を示し、b図はアース線の
締付完了を示すものである。 20……ケース、23a……外側面、24……
締付ねじ、24b……食いつき面、30……取付
穴、31……雌ねじ孔、32……まわり止め部
材、33……押付部、33a……先端面、34…
…落込み孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 通信線が引留められるケースと、このケースに
取付られ後方へ略U字形に延設される掛具と、こ
のケースの外側面に突出される突壁と、この突壁
にアース線を挿通するために穿たれた取付穴と、
上記突壁の外側から取付穴の孔壁の一部に開口さ
れた雌ねじ孔と、この雌ねじ孔にねじ込まれて上
記アース線を雌ねじ孔と対向する取付穴の孔壁と
の間で締付ける締付ねじとを備える通信線用引留
具において、 上記締付ねじの頭部の食いつき面と突壁の外側
面との間に介装され締付ねじの締付によつて締付
けられるまわり止め部材32と、締付ねじの先端
面の中央部に締付ねじの雄ねじ部外径よりも小径
な外径で突出された押付部33と、押付部の外周
端を面取りした先端面33aと、上記雌ねじ孔と
対向する取付穴の孔壁には雌ねじ孔と同一軸心上
で押付部の外径よりも大径な口径で開口され締付
ねじの締付によつて押付部が侵入してアース線の
一部を落込む落込み孔34とを備えることを特徴
とする通信線用引留具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7899883U JPS59185922U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 通信線用引留具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7899883U JPS59185922U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 通信線用引留具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185922U JPS59185922U (ja) | 1984-12-10 |
JPH0343809Y2 true JPH0343809Y2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=30208999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7899883U Granted JPS59185922U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 通信線用引留具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185922U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6266294B2 (ja) * | 2013-10-11 | 2018-01-24 | 株式会社白山製作所 | 差し込み式引留具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120221U (ja) * | 1979-02-14 | 1980-08-26 |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP7899883U patent/JPS59185922U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59185922U (ja) | 1984-12-10 |
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