JP2638440B2 - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JP2638440B2
JP2638440B2 JP5213570A JP21357093A JP2638440B2 JP 2638440 B2 JP2638440 B2 JP 2638440B2 JP 5213570 A JP5213570 A JP 5213570A JP 21357093 A JP21357093 A JP 21357093A JP 2638440 B2 JP2638440 B2 JP 2638440B2
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JP
Japan
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tapered
connector body
ring
connector
clamp
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徹也 小林
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気通信等の高速信号伝
送路の機器間接続に用いられる同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の同軸コネクタとして
は、図3に示すものがある。同図に基づいて従来の同軸
コネクタを説明すると、符号1で示すものは中心導体で
あって、同軸コードの中心導体を挿入する穴が穿設され
ており、同軸コードの中心導体挿入後に外周部から圧着
接続される。2はコネクタ本体で一端外周部にねじ部2
aが設けられているとともに、段状の係合部2bが形成
されている。
【0003】3は締め付け金具である締め付けリング
で、中空部を有し、中空部の開口側内周面に前記ねじ部
2aと螺合するねじ部3aが設けられているとともに、
中空部の底面部にテーパー部3bが形成されている。4
は有底円筒状のテーパーリングで、底面部にテーパー部
4aが形成されており、このテーパーリング4は軸方向
に摺動自在で一端が前記コネクタ本体2の係合部2bと
係合している。5は、図4に示すように、軸方向にすり
割り5aを有する断面がC字状の弾性を有するクランプ
で、前端部および後端部が前記締め付けリング3のテー
パー部3bとテーパーリング4のテーパー部4aと係合
している。
【0004】このような構成において、コネクタ本体2
のねじ部2aを締め付けリング3のねじ部3aにねじ込
み、コネクタ本体2と締め付けリング3とを規定のトル
クで締め付けることにより、係合部2bでテーパーリン
グ4を図中左方向に摺動させ、両テーパー部4aと3b
とでクランプ5を圧縮する。この軸方向の圧縮により、
すり割り5aを有するクランプ5は、その径を縮め、ク
ランプ5内部に導入される同軸ケーブルの外部導体を堅
固に保持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の同軸コ
ネクタでは、コネクタ本体2と締め付けリング3との締
め付け直後においては、所定のケーブル保持力が得られ
るものの、締め付け後の時間の経過とともに、その保持
力が低下し、やがては例えば約100Kgf以下の保持
力まで低下し、システムの運用に支障をきたす虞がある
という問題点があった。
【0006】したがって、本発明は上記した従来の問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、時間経過にともなうコネクタ本体と締め付けリング
との締め付け力の低下を防止した同軸コネクタを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る同軸コネクタは、外周部にねじ部を有
するコネクタ本体と、前記ねじ部と螺合するねじ部が開
口側内周面に形成されるとともに底部にテーパー部が形
成された中空部を有する締め付け金具と、テーパー部を
有し、このテーパー部が前記締め付け金具のテーパ部と
対向するようにして配置されるとともに前記コネクタ本
体と係合し軸方向に摺動自在なテーパーリングと、この
テーパーリングの内部に配設され、このテーパーリング
のテーパー部と前記締め付け金具のテーパー部とが前、
後端部で係合し弾性を有する断面が略C字状のクランプ
とからなり、前記コネクタ本体の前記テーパーリングと
係合する面にスプリングワッシャと平ワッシャとを介装
、前記スプリングワッシャをコネクタ本体の係合部に
形成された環状溝内に装填する。
【0008】
【作用】本発明によれば、スプリングワッシャにより、
コネクタ本体とテーパーリングとを軸方向に負荷をかけ
ているので、コネクタ本体とテーパーリングとの締め付
けの緩みが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る同軸コネクタの側断面図、図
2は同じく要部の分解斜視図である。これらの図におい
て、従来技術と同一の構成については同一の符号を付し
詳細な説明は省略する。本発明の特徴とするところは、
コネクタ本体2の係合部2bに環状の溝2cが設けら
れ、この溝2cにスプリングワッシャ6を嵌合させ、さ
らに平ワッシャ7を配設して、係合部2bとテーパーリ
ング4の端面との間にこれらスプリングワッシャ6と平
ワッシャ7とを介装した点にある。
【0010】このように、スプリングワッシャ6がコネ
クタ本体2の係合面2bとテーパーリング4との端面と
の間に介装されていることにより、コネクタ本体2と締
め付けリング3とを規定のトルクで締め付けると、コネ
クタ本体2と締め付けリング3とはテーパーリング4と
クランプ5を介して常に軸方向に負荷がかかり、経時変
化による応力の緩和が防止でき、初期の締め付け力が維
持できてクランプ5によるケーブルの保持力低下が防止
され、長期的に安定した接続を保証することが可能とな
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る同軸
コネクタは、外周部にねじ部を有するコネクタ本体と、
このねじ部と螺合するねじ部が開口側内周面に形成され
るとともに底部にテーパー部が形成された中空部を有す
る締め付け金具と、テーパー部を有し、このテーパー部
が締め付け金具のテーパ部と対向するようにして配置さ
れるとともにコネクタ本体と係合し軸方向に摺動自在な
テーパーリングと、このテーパーリングの内部に配設さ
れ、このテーパーリングのテーパー部と締め付け金具の
テーパー部とが前、後端部で係合し、かつ弾性を有する
断面が略C字状のクランプとからなり、コネクタ本体と
前記テーパーリングとの間にスプリングワッシャと平ワ
ッシャとを介装したので、コネクタ本体と締め付け金具
とを規定のトルクで締め付けると、コネクタ本体と締め
付け金具とは常に軸方向に負荷がかかり、経時変化によ
る応力の緩和が防止でき、初期の締め付け力が維持でき
てクランプによるケーブルの保持力低下が防止され、長
期的に安定した接続を保証することが可能となる。ま
た、前記スプリングワッシャをコネクタ本体の係合部に
形成された環状溝内に装填したことにより、部品点数を
増加させることなくスプリングワッシャを係合部に脱落
させずに取付けることができるとともに、スプリングワ
ッシャを環状溝によって均一に押圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同軸コネクタの側断面図である。
【図2】本発明に係る同軸コネクタの要部の分解斜視図
である。
【図3】従来の同軸コネクタの側断面図である。
【図4】従来の同軸コネクタのクランプの横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 中心導体 2 コネクタ本体 2b 係合部 3 締め付けリング 3a テーパー部 4 テーパーリング 4a テーパー部 5 クランプ 5a すり割り 6 スプリングワッシャ 7 平ワッシャ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部にねじ部を有するコネクタ本体
    と、前記ねじ部と螺合するねじ部が開口側内周面に形成
    されるとともに底部にテーパー部が形成された中空部を
    有する締め付け金具と、テーパー部を有し、このテーパ
    ー部が前記締め付け金具のテーパ部と対向するようにし
    て配置されるとともに前記コネクタ本体と係合し軸方向
    に摺動自在なテーパーリングと、このテーパーリングの
    内部に配設され、このテーパーリングのテーパー部と前
    記締め付け金具のテーパー部とが前、後端部で係合し、
    かつ弾性を有する断面が略C字状のクランプとからな
    り、前記コネクタ本体と前記テーパーリングとの間にス
    プリングワッシャと平ワッシャとを介装し、前記スプリ
    ングワッシャをコネクタ本体の係合部に形成された環状
    溝内に装填したことを特徴とする同軸コネクタ。
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JPH0757824A JPH0757824A (ja) 1995-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6142791U (ja) * 1984-08-24 1986-03-19 住友電気工業株式会社 高周波同軸ケ−ブル用コネクタ
JPH0343668Y2 (ja) * 1985-02-12 1991-09-12
JPS63119922U (ja) * 1987-01-28 1988-08-03
JPH02110716U (ja) * 1989-02-23 1990-09-05

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