JP3297599B2 - 連続切断金型 - Google Patents

連続切断金型

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワークに追切り加
工を行うのに使用される追切り用連続切断金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークに追切り加工を行う際は、
従来のスロッティング金型によると抜きカスをダイ内に
巻き込むために、連続切断の切断長に限界があった。
又、実公平7−23058号公報に示されている金型に
よって連続切断を行う場合には、連続切断の切断長は自
由に任意の長さを選ぶことができるが、切断加工作業の
最後の個所において半切断状態の抜きカス部分がワーク
本体に残るため次の穴までの切返しが必要である。
【0003】又、実開平7−51766号公報に示され
た金型によると、前記公報に記載されている金型と同様
切断長は自由に選ぶことができるが、加工開始位置は予
め別の前工程であけられた穴に限られる。
【0004】この状態を図18及び図19に示してあ
る。図18は従来のスロッティング金型によってワーク
Wに連続切断加工する際にミクロジョイント部Mを残し
てA〜B間を前加工した場合B部に段差が生じ、後工程
として例えばヤスリなどによる仕上げ工程が必要とな
る。
【0005】なお又、図19は実開平7−51766号
公報による金型でワークWに段差部をなくするには、前
工程の穴あけ加工を外にずらさざるをえず、ミクロジョ
イントが残せなくなり加工作業に不都合を生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した追
切り用切断金型等の、従来のスロッティングマシンによ
ると抜きカスのため切断長に制約があるという問題があ
った。
【0007】又、実公平7−23058号公報に示され
た金型によると最終加工位置に予め孔あけが必要であ
り、その孔とスリット部との間に段差を生じる等の問題
があった。
【0008】又、実開平7−51766号公報に示され
た金型によると、スリット加工開始個所にあらかじめ孔
をあけておく必要があり、かつその孔とスリット部の間
に段差を生じるという問題があった。
【0009】この発明の目的は、前記問題点を改善する
ために、切断長を自由に選ぶことができて、あらかじめ
孔あけがしてないワークの任意の位置から加工が始めら
れ、任意の位置で加工終了することができる連続切断金
型を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1による発明の連続金型は、パンチとダイとの
間に配置されたワークを移動し連続的に打抜き加工を行
う連続切断金型にして、前記パンチの先端に、ワークの
連続的な打抜き加工時にはパンチエンド側がワークに喰
い込まないように角度をつけたシャー角を備えると共
に、前記ダイの上面に前記パンチと協働してワークの切
断を行う切断刃を設け、この切断刃の下に抜きカスが進
入できる進入空間を設け、この進入空間の下の前記ダイ
の下部に設けたバックアッププレート上に抜きカス用切
断刃を設け、この抜きカス用切断刃の横に設けたエジェ
クタを前記バックアッププレートに上下動可能に設けて
なることを特徴とするものである。
【0011】したがって、ワークの追切り加工の開始位
置をパンチの先端に合わせてワークを載置し、パンチを
下降せしめて切断加工を行う。その際、パンチの後端で
あるパンチエンド側はワークに喰い込まないようなスト
ロークでパンチが下降される。
【0012】次いで、ワークを切断長さ以内で送り、上
昇位置にあるエジェクタに導かれて被切断部が切断刃の
下の抜きカス用の進入空間に挿し込まれ進入する。
【0013】次いで、更にパンチを少しだけ下降し、前
記進入空間の下のパックアッププレート上に設けられた
抜きカス用切断刃とパンチの協働によって抜きカスを切
断分離し、切断後の抜きカスは抜きカス用切断刃におけ
る背面の傾斜によって下方に自然落下し排出される。
【0014】この動作を繰り返しワークを移動しながら
連続的に打抜き加工を行った後、最終のパンチ時にプレ
スストロークを大きく設定してパンチエンド側がダイに
喰い込むように切断加工される。
【0015】結果として加工開始点と終了点の前工程で
の孔あけが不要となり、それによると段差の発生が避け
られる。しかも切断長が自由に選ばれる。
【0016】請求項2によるこの発明の連続切断金型
は、請求項1の連続切断金型において、前記抜きカス用
切断刃の下面におけるコーナに円弧部を設けると共に、
前記抜きカス用切断刃の背面に逃げ斜面を設けて、当該
抜きカス用切断片を、切断位置から回転して回避自在に
設け、前記ダイと抜きカス用切断刃との間に、回避した
位置から上記切断位置へ上記抜きカス用切断片を戻すた
めの弾性部材を介在せしめてなることを特徴とするもの
である。
【0017】したがって、切断後ワークはエジェクタプ
レートに押し上げられ円弧軌道で上昇し、このワークの
端面に押し込まれた抜きカス用切断刃は、背面側、下面
におけるコーナの円弧部のセンタに逃げ斜面がある分回
転し回避する。そして、エジェクタが完全に上昇し、ワ
ークが脱出した後、弾性部材によって抜きカス用切断刃
は元の切断位置に戻される。
【0018】而して、抜きカス用切断刃を連続して複数
使用しても抜きカス用切断刃のチッピングが防止され、
長寿命化が図られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2を参照する
に、追切り用金型1は、上下動自在なパンチ3と、ダイ
ユニット5から構成されている。パンチ3のストローク
はすでに公知の例えば油圧シリンダなどで自由に設定で
きるようになっているものである。しかもパンチ3の先
端(下端)には、ワークの連続的な打抜き加工時には
ンチエンド側(図1において右側)がワークに喰い込ま
ないようにシャー角αを備えている。
【0020】前記ダイユニット5は、ダイ7を備えてお
り、ダイ7の上面には切断刃9を備えており、この切断
刃9は開始刃(前記パンチの先端、即ち図1において左
側)9Aと終了刃(前記パンチの後端、即ち図1におい
て右側)9Bと側端切断刃9Cとで形成されている。ダ
イ7の下部にはバックアッププレート7Aが装着されて
いる。
【0021】バックアッププレート7Aのほぼ中央に穴
7Bが形成されており、この穴7Bの内部にエジェクタ
11が上下動可能に設けられ、例えばスプリング13に
よって上方に付勢されて設けられている。なお、前記エ
ジェクタ11はエアシリンダなどによって上下動される
構造でも構わない。この場合にはパンチ3の動きと同期
して上下動されるのである。エジェクタ11にわづかな
ワーク剪断ギャップを介して抜きカス用切断刃15が当
接したかの如く前記バックアッププレート7Aにボルト
16にて取り付けられている。図2は図1のII−II線に
沿った断面であって、ダイ7上にワークWを載せたとこ
ろを示している。ダイ7の側端面切断刃9Cが左右に対
向して配設され、パンチ(図示していない)が下降した
ときパンチ3と側端面切断刃9Cとが協働してワークを
切断し追切り加工を行う。
【0022】抜きカス切断刃15はその背面が図示され
ているが、これもパンチ3が下死点まで深く降下した際
にパンチ3と協働して抜きカスを一定長さに切断し排出
する。前記切断刃9の下に抜きカスが進入できる進入空
間17が設けられている。
【0023】切断加工の際ストリッパープレート19と
パンチガイド21が先づフランジ23に押されて下降し
て、ワークWを介してストリッパープレート19がダイ
7に当接し、その後はリフタースプリング25によって
下方へ付勢されワークWを強く把持する。その後パンチ
3のみがパンチガイド21内を下降しつづけストリッパ
スプリング27の付勢力に抗して、パンチ3は更に下降
してダイ7と協働してワークWを切断加工する。
【0024】図3,図4,図5,図6,図7,図8およ
び図9を参照するに、図3に示されているように、ダイ
7上面にワークWを載せる。この際はパンチ3、ストリ
ッパープレート19及びパンチガイド21は上昇してお
りワークWに触れることはない。
【0025】次いで、図4に示すようにパンチガイド2
1及びストリッパープレート19が下降してワークWを
ダイ7と協働して把持し、次いでパンチ3が下降して開
始刃9A及び側端面切断刃9C(パンチ3にかくれて図
示されていない)と協働してワークWを切断する。この
際図4に示すとおりワークWの如何なる位置からであっ
てもスリット加工を開始することが可能であって、しか
も前加工での孔あけも不要である。この際にワークWの
切断された部分はシャー角αにほぼ近い角だけ下方に押
し曲げられる。
【0026】図4に示されているように、パンチ3を小
さいストロークで下降せしめてパンチ3とダイ7の開始
刃9A及びダイの側端面切断刃9C(パンチ3のかげと
なり図示していない。)との協働によりワークWに打抜
き加工を行う。このとき、パンチ3の下降端において、
パンチ3のエンド側(図4の右側)は終了刃9Bより上
方にとどまっておりワークWに喰い込まない。
【0027】図5に示されているように、次いでワーク
Wを矢印B−Bの方向即ち図5の左方へ切断長さより少
い距離だけ送った状態では、ワークWの切断された部分
の先端は抜きカス進入口17へ進入する。
【0028】図6に示されているように、パンチ3がエ
ジェクタ11と協働しワークWを把持し更に深く下降
し、パンチ3は抜きカス用切断刃15と協働しワークW
の切断された部分を切断して抜きカスWA として、抜き
カス進入口17を通して下方へ排出される。それと共に
追切り加工がワークWに施される。
【0029】図7に示されているように、更にワークW
を矢印B−B方向へ即ち図7の左方へ切断長さだけ送
る。ワークWの切断された部分の先頭部は抜きカス進入
口17に進入すると共にワークWの新たに追切り加工す
る部分がパンチ3の下方に進んでくる。再び図6に示さ
れているように、パンチ3がやや深く下降してワークW
の切断された部分の先頭部を切断し切りはなして抜きカ
スWA として同様に下方に排出する。
【0030】図8及び図9を参照するに、ワークWに最
終端の追切り加工を行う際にはパンチ3を一番下まで深
く下降させることによりパンチ3は終了刃9Bと協働し
て、スリット追切り加工部の最終端部を切断分離し抜き
カスWA として、抜きカスWA の前方部分は前方へ、後
方部分は後方へ排出され追切り加工が終了する。
【0031】このようにして、図3ないし図9に示す動
作により、最初のパンチ時に開始刃9Aによって先端が
切断され、抜きカスとなるワークの部分がダイ7の表面
直下の抜きカス進入口17に進入するので、従来の技術
のように抜きカス用切断刃15で切断した時に抜きカス
A やワーク表面に被覆された保護ビニールが上方に飛
び出して連続加工を中止させることがなく、かつ飛散し
た抜きカスWA やビニール除去用のエアブローも不要と
なった。又開始孔を別の工程で予め孔あけをしておくこ
とも不要となった。
【0032】切断長さまでパンチ加工を繰返した後最終
パンチ時に、図8及び図9に示されるうにプレスストロ
ークを大きく設定し、終了刃9Bとパンチ3の協働によ
って最終端が切断分離されるので、最終エンド部に別の
前工程で孔をあけておく必要もなくなった。
【0033】図10はワークWをこの発明の連続切断金
型で加工した際のワークWの平面図であってA部がミク
ロジョイントである。図11は図10のミクロジョイン
ト部の拡大図である。
【0034】図12は図11の部分を示すものである
が、前加工が不要なのでミクロジョイントA部に隣接し
てハッチした部分からスロッティング加工が開始できる
ので段差が発生しない。
【0035】上述した図1において、抜きカス用切断刃
15をバックアッププレート7Aにボルト16で固定し
た例で説明したが、この場合には抜きカス用切断刃15
に、時折チッピングが発生することが生じる。この原因
を追及した結果、チッピングの発生は切断時ではなく、
切断後のエジェクタ11による押し上げが原因であるこ
とが判明した。
【0036】この対策として、図13および図14に示
されているように、抜きカス用切断刃15の形状並びに
取り付け方とした。すなわち、図13および図14にお
いて、前記抜きカス用切断刃15の下面におけるコーナ
には半径Rからなる円弧部15Aが設けられていると共
に、抜きカス用切断刃15の背面に逃げ角αからなる逃
げ斜面15Bが設けられている。そして、前記ダイ7と
抜きカス用切断刃15との間には弾性部材としてのスプ
リング29が介在されている。スプリング29の代りに
ウレタンゴムであっても構わない。
【0037】上記構成により、図15にはパンチ3が下
降しエジェクタ11も下降してワークWに打ち抜かれた
状態が示されている。この状態のときには、抜きカス用
切断刃15は垂直状態にある。
【0038】切断後ワークWは図16に示されているよ
うに、エジェクタ11に押し上げられ円弧軌道で上昇
し、このワークWの端面で抜きカス用切断刃15が押し
込まれるが、背面側、下面の円弧部15Aの中心に逃げ
斜面15Bがある分、図16において反時計方向回りに
回転し回避する。そして、図17に示されているよう
に、エジェクタ11が完全上昇し、ワークWを脱出後、
スプリング29によって抜きカス用切断刃15は元の切
断位置に戻されることになる。
【0039】したがって、エジエタ11でワークWが上
方へ戻される際、ワークWの円弧軌道に対して抜きカス
用切断刃15は逃げ角αからなる逃げ斜面15Bだけ回
転し回避するから、抜きカス用切断刃15にワークWの
面圧がかからず、チッピングの発生をなくすることがで
きる。而して、ワークWに例えば材質SUS、板厚1.
5t、2.0tを使って、例えばSKD−11、HRC
−56の抜きカス用切断刃15の耐久テストを行った結
果、10,000回のヒットでも、抜きカス用切断刃1
5にチッピングの発生がなかった。また、ワークWおよ
びその他の部品にも異常はなかった。
【0040】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0041】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例の説明より
理解されるように、請求項1の発明の連続切断金型によ
れば、別の前工程での開始部及び終了部の孔あけが不要
であり、抜きカスの飛散がないので、掃除や加工作業の
中止がなく、継ぎ目の段差がないので後工程での研磨作
業が不要となった。以上により工程が省略され、かつ、
仕上がりの精度が飛躍的に向上する。しかも、切断長は
自由に選ぶことができる。 請求項2の発明によれば、
切断後ワークはエジェクタプレートに押し上げられ円弧
軌道で上昇し、このワークの端面に押し込まれた抜きカ
ス用切断刃は、背面側、下面におけるコーナの円弧部の
センタに逃げ斜面がある分回転し回避する。そして、エ
ジェクタが完全に上昇し、ワークが脱出した後、弾性部
材によって抜きカス用切断刃は元の切断位置に戻され
る。
【0042】而して、抜きカス用切断刃を連続して複数
使用しても抜きカス用切断刃のチッピングを防止を図る
ことができ、長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の連続切断金型の一実施例の正面図で
ある。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】この発明の連続切断金型によりワーク加工する
状況を示す説明図である。
【図4】この発明の連続切断金型によりワークを加工す
る状況を示す説明図である。
【図5】この発明の連続切断金型によりワークを加工す
る状況を示す説明図である。
【図6】この発明の連続切断金型によりワークを加工す
る状況を示す説明図である。
【図7】この発明の連続切断金型によりワークを加工す
る状況を示す説明図である。
【図8】この発明の連続切断金型によりワークを加工す
る状況を示す説明図である。
【図9】この発明の連続切断金型によりワークを加工す
る状況を示す説明図である。
【図10】この発明によって連続切断されたワークの一
例の平面図である。
【図11】図10のミクロジョイント部の拡大図であ
る。
【図12】図10のミクロジョイント部の拡大図であ
る。
【図13】別の抜きカス用切断刃を用いた部分の拡大正
面図である。
【図14】図13における側面図である。
【図15】動作説明図である。
【図16】動作説明図である。
【図17】動作説明図である。
【図18】従来の技術によりワークを加工した場合のミ
クロジョイント部の平面図である。
【図19】従来の技術によりワークを加工した場合のミ
クロジョイント部の平面図である。
【符号の説明】
1 連続切断金型 3 パンチ 5 ダイユニット 7 ダイ 9 切断刃 9A 開始刃 9B 終了刃 9C 側端面切断刃 11 エジェクタ 13 スプリング 15 抜きカス用切断刃 15A 円弧部 15B 逃げ斜面 17 抜きカス進入口 29 スプリング(弾性部材) WA 抜きカス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチとダイとの間に配置されたワーク
    を移動し連続的に打抜き加工を行う連続切断金型にし
    て、前記パンチの先端に、ワークの連続的な打抜き加工
    時にはパンチエンド側がワークに喰い込まないように角
    度をつけたシャー角を備えると共に、前記ダイの上面に
    前記パンチと協働してワークの切断を行う切断刃を設
    け、この切断刃の下に抜きカスが進入できる進入空間を
    設け、この進入空間の下の前記ダイの下部に設けたバッ
    クアッププレート上に抜きカス用切断刃を設け、この抜
    きカス用切断刃の横に設けたエジェクタを前記バックア
    ッププレートに上下動可能に設けてなることを特徴とす
    る連続切断金型。
  2. 【請求項2】 前記抜きカス用切断刃の下面におけるコ
    ーナに円弧部を設けると共に、前記抜きカス用切断刃の
    背面に逃げ斜面を設けて、当該抜きカス用切断刃を、切
    断位置から回転して回避自在に設け、前記ダイと抜きカ
    ス用切断刃との間に、回避した位置から上記切断位置へ
    上記抜きカス用切断片を戻すための弾性部材を介在せし
    めてなることを特徴とする請求項1記載の連続切断金
    型。
JP19237496A 1996-02-13 1996-07-22 連続切断金型 Expired - Fee Related JP3297599B2 (ja)

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JP19237496A JP3297599B2 (ja) 1996-02-13 1996-07-22 連続切断金型
US08/798,926 US5988032A (en) 1996-02-13 1997-02-11 Slotting tool
EP19970102223 EP0790085B1 (en) 1996-02-13 1997-02-12 A slotting tool
CA 2197417 CA2197417C (en) 1996-02-13 1997-02-12 A slotting tool
DE1997621605 DE69721605T2 (de) 1996-02-13 1997-02-12 Schlitzwerkzeug

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-25657 1996-02-13
JP2565796 1996-02-13
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Publications (2)

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