JP4521073B2 - 追抜き金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワークに追抜き加工を行う際に使用する追抜き金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワークに金型のサイズより大きな穴加工を行うときに、最初の穴にパンチを少しラップさせながら加工を行うことによってワークに追抜き加工が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の追抜き金型では、前記ワークに穴加工を行う穴とラップ部にて金型の精度または機械の位置決め誤差の分、穴を金型のパンチ刃先部にて削り取り細いヒゲの様なカスが発生することがあった。このヒゲがダイの中に落ちず製品やダイの上に載ってしまい後行程にて金型でこのカスを打ち、製品にキズをつけてしまうことがあった。
【0004】
この発明の目的は、ワークに追抜き加工を行ったときに、加工時に発生した細いヒゲが製品やダイの上に載らずにダイの中に落下させて後行程にて金型でカス打ちを行わずに製品にキズを付けないようにした追抜き金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述したごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、上部にパンチヘッド(27)を備えたパンチボディ(9)を、パンチガイド(5)内に上下動自在に設けると共に上方向へ付勢して設け、前記パンチボディ(9)の下端部に、前記パンチガイド(5)の下端に取り付けたストリッパープレート(15)よりも下降してダイ(37)上のワーク(W)に追抜き加工を行うパンチチップ(7)を備えた追抜き金型であって、前記パンチチップ(7)により穴(H)を前記ワーク(W)に左右方向に追抜き加工を行うとき、前記パンチチップ(7)の左右方向の一側で前記ワーク(W)の上面に当接し、前記パンチチップ(7)の左右方向の他側で既に加工された穴に挿入されかつ前記ダイ(37)の上面に当接して前記パンチチップ(7)を案内する複数のパンチガイドピン(13)を前記パンチチップ(7)の左右両側に上下動自在かつ前記ストリッパープレート(15)よりも常に下方向へ突出して設けると共に下方向へ付勢して設け、前記パンチガイドピン(13)の幅を前記パンチチップ(7)の幅に等しく設けると共に前記パンチチップ(7)の下端面に対して前記パンチガイドピン(13)の下端部を下方向に突出してあることを特徴とするものである。
【0006】
したがって、金型のサイズより大きな穴加工を行うときに、パンチチップの刃先と同じ幅のパンチガイド用ガイド部材がパンチチップの刃先より先に抜いた穴に入り、パンチチップの刃先を強制的に抜く穴に合わせ、穴に対するパンチチップの位置ずれを無くし、パンチチップの刃先にて穴を削りとることをなくし、ヒゲの発生がおさえられると共に、製品精度が保たれる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1および図2を参照するに、この発明の追抜き金型1としては、上部支持部材としての例えば上部タレット3にパンチガイド5が上下動可能に装着されている。このパンチガイド5内にはパンチチップ7を先端(下端)に備えたパンチボデイ9が設けられている。パンチチップ7の側面とパンチガイド5との間(図1において両側)にはパンチチップ固定プレート11でもってパンチガイド用ガイド部材としてのパンチガイドピン13が複数固定されている。この各パンチガイドピン13の幅は前記パンチチップ7の幅と同じ幅を有している。そして、前記パンチガイド5の下端にはストリッパプレート15が取り付けられている。
【0012】
前記各パンチガイドピン13の上部におけるパンチボデイ9内には上方へ延伸したピン17が設けられており、この各ピン17の上部にはスプリング19が前記パンチボデイ9内に設けられている。しかも、前記スプリング19の上部は止めねじ21でもって止められている。
【0013】
前記パンチボデイ9の上部にはパンチドライバー23が設けられており、このパンチドライバー23とパンチボデイ9とは各々の軸心部でボルト25により回転できるように取り付けられている。前記パンチドライバー23の上部にはパンチヘッド27が複数のボルト29で取り付けられている。前記パンチガイド5の上部フランジ5Fと前記パンチヘッド27との間にはストリップスプリング31が設けられており、前記パンチヘッド27、パンチドライバー23、パンチボデイ9を常時上方向へ付勢せしめている。また、前記パンチガイド5の上部フランジ5Fと前記上部タレット3との間にはリフタスプリング33が設けられており、常時パンチガイド5を上方向へ付勢せしめている。
【0014】
前記上部タレット3に対応して下方には下部支持部材としての下部タレット35が設けられており、この下部タレット35には前記パンチボデイ9に対応してダイ37が装着されている。前記パンチヘッド27の上方には上下動可能なストライカ39が設けられている。
【0015】
上記構成により、図3に示されているように、ワークWに左右方向に穴Hを打ち抜く場合には例えば図1に示した金型でもって追抜き加工が行われる。その際、一回目はパンチチップ7の幅Lで穴H1が打ち抜かれるが、二回目以降はラップ分L0だけ重ねて穴H2、H3、・・・といったように追抜き加工を行った後、最後はパンチチップ7で打ち抜きが行われることとなる。
【0016】
例えば、図4に示されているように、二回目の打抜き加工が行われる。すなわち、図4においてダイ37上にワークWを載置せしめた状態でストライカ39を上下動せしめてパンチヘッド27を打撃せしめると、リフタスプリング33の付勢力に抗してパンチガイド5が下降しストリッパプレート15の下面がワークWに当接される。さらに、パンチヘツド27が下降すると、ストリップスプリング31の付勢力に抗してパンチドライバー23と共にパンチボデイ9が下降してパンチチップ7でワークWに追抜き加工が行われることとなる。
【0017】
このときに図4において右側のパンチガイドピン13の先端は穴HのないワークWの上面に当接した状態でスプリング19を押し縮めストリッパプレート15の中に納まると共に、図4において左側のパンチガイドピン13の先端は穴Hのあいている所に強制的に挿入され、後から入ってくるパンチチップ7の案内の役目を果たすこととなる。
【0018】
したがって、穴Hに対するパンチチップ7の位置ズレを無くし、ヒゲの発生をおさえることができ、しかも、製品精度を保つことができる。また、パンチドライバー23とパンチボデイ9を固定せず可動でき、ストリッパプレート15にてパンチチップ7の刃先の案内を行うと同時に位置精度を出すことができる。
【0019】
なお、この発明は、前述した発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
【0020】
パンチガイド用ガイド部材としてのパンチガイドピン13を複数例えば各面に4個設けることによって、パンチチップ7の形状が正方形である場合には、前後方向にもワークWを送ることが可能となり、前後、左右方向の追抜き加工を行うことができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明より理解されるように、本発明によれば、金型のサイズより大きな穴の追抜き加工を行うときに、パンチチップの刃先と同じ幅のパンチガイド用ガイド部材がパンチチップの刃先より先に抜いた穴に入り、パンチチップの刃先を強制的に抜く穴に合わせ、穴に対するパンチチップの位置ずれを無くし、パンチチップの刃先にて穴を削りとることをなくし、ヒゲの発生をおさえることができると共に、製品精度を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の追抜き金型とダイを上部、下部タレットに装着した状態の正面断面図である。
【図2】図1における追抜き金型の底面図である。
【図3】ワークに追抜き加工で穴加工を行う説明図である。
【図4】ワークに追抜き加工を行う作用説明図である。
【符号の説明】
1 追抜き金型
3 上部タレット
5 パンチガイド
7 パンチチップ
9 パンチボデイ
11 パンチチップ固定プレート
13 パンチガイドピン(パンチガイド用ガイド部材)
15 ストリッパプレート
17 ピン
19 スプリング
21 止めねじ
23 パンチドライバー
25、29 ボルト
27 パンチヘッド
31 ストリップスプリング
33 リフタスプリング
35 下部タレット
37 ダイ
39 ストライカ

Claims (1)

  1. 上部にパンチヘッド(27)を備えたパンチボディ(9)を、パンチガイド(5)内に上下動自在に設けると共に上方向へ付勢して設け、前記パンチボディ(9)の下端部に、前記パンチガイド(5)の下端に取り付けたストリッパープレート(15)よりも下降してダイ(37)上のワーク(W)に追抜き加工を行うパンチチップ(7)を備えた追抜き金型であって、前記パンチチップ(7)により穴(H)を前記ワーク(W)に左右方向に追抜き加工を行うとき、前記パンチチップ(7)の左右方向の一側で前記ワーク(W)の上面に当接し、前記パンチチップ(7)の左右方向の他側で既に加工された穴に挿入されかつ前記ダイ(37)の上面に当接して前記パンチチップ(7)を案内する複数のパンチガイドピン(13)を前記パンチチップ(7)の左右両側に上下動自在かつ前記ストリッパープレート(15)よりも常に下方向へ突出して設けると共に下方向へ付勢して設け、前記パンチガイドピン(13)の幅を前記パンチチップ(7)の幅に等しく設けると共に前記パンチチップ(7)の下端面に対して前記パンチガイドピン(13)の下端部を下方向に突出してあることを特徴とする追抜き金型。
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