JP3289755B2 - 筒状構造物の構築方法 - Google Patents

筒状構造物の構築方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高さ30〜50
mの橋脚の基礎、プレキャストケーソン、プレキャスト
プレストレストコンクリートウエル(PCウエル)等の
ように、マッチキャスト方式のプレキャストコンクリー
トブロックを積重する大口径の筒状構造物の構築方法に
関する。
【0002】本発明は、一段のブロックを複数個のピー
スに分割するような大口径のプレキャストコンクリート
ブロックを接合構築する場合にとくに好適に利用するこ
とができる。
【0003】
【従来の技術】近年、コンクリート構造物を構築する場
合に、場所打ちコンクリートと並行して、部材の製造が
行えるプレキャストコンクリートブロック工法の採用が
ますます増大してきている。プレキャストブロック工法
は部材を時間的、空間的制約なく予め製作しておくこと
による工期短縮、及び設備の完備した工場等で製作され
ることによる品質の向上等の要請に適応するものであ
る。これは、土木構造物の分野においても例外ではな
く、橋梁、道路、トンネル覆工等広範囲に利用されてい
る。
【0004】プレキャストコンクリートブロックをPC
鋼材で緊結する工法においては、先行製作ブロックの端
面を後行製作ブロックの端面の型枠として次々とコンク
リートを打設して端面が一致するブロックをいわゆるマ
ッチキャスト方式によって製作し、組立時の接合面を精
度よく構築する方法が行われている。接合面が精度よく
形成されていないとプレストレスを導入した時の接合面
の不整合部に局部応力集中が生じブロックにひび割れが
生じる問題があるからである。以下本発明においてマッ
チキャスト方式によって製作されたプレキャストコンク
リートブロックをマッチキャストコンクリートブロック
と呼ぶ。
【0005】さらに、大きな構造物では単にブロック連
設方向に分割したマッチキャストコンクリートブロック
を製作するだけではなく、それらの連設方向の単位ブロ
ックも更に複数個のピースに分割してプレキャスト化さ
れ、作業性の向上を図る必要性があり、そのための問題
点も生じる。例えば筒状構造物やPCウエルを例にとる
と、従来水平方向に輪切りしてマッチキャスト方式でプ
レキャスト化したコンクリートブロックを積重して構築
していた。さらに大口径なPCウエル等になると単に水
平輪切りしただけではブロックの重量、サイズが過大に
なり、運搬や組立に要する重機、トラックが大型とな
り、経済性が損なわれる結果となるため、水平分割に加
え垂直にも複数個のピースに分割したプレキャストコン
クリートブロックを製造することとなる。このようなマ
ッチキャストコンクリートブロックは、構造物の構築位
置に現場打ちコンクリートで製作した基礎コンクリート
又は地中に打込んだPCウエルの刃口コンクリート(以
下これらをベースコンクリートと総称する)の上に載置
して組み立てられる。
【0006】ベースコンクリートはマッチキャストでは
なく現場施工のものであるから、数個に分割した各ピー
スを個々に所定の位置に設置することは非常に難しく、
またベースコンクリート上面はコテ均し仕上げのため、
その上に設置するための水平及び平面的位置出しが現場
における簡易的な方法ではブロック製作時のマッチキャ
スト接合面と同等の精度を再現することが難しい。
【0007】また、ベースコンクリート上に載置する最
下段のプレキャストコンクリートブロックはベースコン
クリートとの接合面が垂直分割した結果自由度が増える
ことと、ベースコンクリートとの接合面についてはマッ
チキャスト方式によるブロック製作が不可能なため、接
合面が不整合となり、この接合面を十分に精度よく合致
させることは困難であり、従って接続用PC鋼材に緊張
力を導入するとき、この接合面に部分的に局部応力が発
生し、プレキャストブロックに縦ひび割れを生じる問題
があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】プレキャストコンクリ
ートブロックの積重による筒状構造物のプレストレスト
コンクリート構造物の構築方法では、接合コンクリート
面に不陸を生ずると局部集中応力を生ずるので接合コン
クリートブロック面はマッチキャストにしなければなら
ない。このため以下の問題がある。 (1)プレキャストコンクリートブロックがマッチキャ
スト方式で製作されているため、構造物の構築時におい
て製作時と全く同様な位置関係を合わせて設置をする必
要がある。この位置にずれを生じると、マッチキャスト
面が合致しなくなる。 (2)最下段のプレキャストコンクリートブロックは、
ベースコンクリート上に設置されるため、分割された各
ピースの設置位置や設置高さの調整が非常に難しい。 (3)マッチキャスト面が合致せず水平継目部に隙間が
生じた場合、縦方向の緊張によりコンクリートブロック
に縦ひび割れが生じる。 (4)プレキャストブロック工法は、省力化を目的とし
ているため、各ピースの構築は煩雑な調整等を必要とし
ない簡易な方法が望まれる。
【0009】本発明の目的は、マッチキャスト方式のコ
ンクリートブロックを積重して大型筒状構造物を構築す
る場合に、ベースコンクリート上に最下段のブロックを
最も適正に組み立てることによって、上方のマッチキャ
ストコンクリートブロックの接合面が正しく面接触する
ようにし、コンクリートブロックに縦ひび割れを生じな
いようにする技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、マッチキャス
トコンクリートブロックを積重して筒状のプレストレス
トコンクリート構造物を構築するに当り、最下段のコン
クリートブロックは上面をマッチキャスト面とし、その
上方のブロックは上下面をマッチキャスト面としてお
き、ベースコンクリートを現場打ちし、該ベースコンク
リート上面に仮支承を配設し、該仮支承上に最下段コン
クリートブロックを載置し、該最下段コンクリートブロ
ック上に1又は複数のマッチキャストコンクリートブロ
ックを載せ、これらのコンクリートブロックを仮締めP
C鋼棒で上下に縫合わせて上面がマッチキャストコンク
リート面をもつ基準ブロックを組立て、この基準ブロッ
クをベースコンクリート上に固定し、次いで基準ブロッ
クより上方のマッチキャストコンクリートブロックを積
重することを特徴とする筒状構造物の構築方法である。
【0011】前記マッチキャストコンクリートブロック
が縦に複数分割されたブロックの場合、本発明方法は特
に有用である。なお、上記基準ブロックはベースコンク
リート上面で組み立てる。前記ベースコンクリート上面
に可撓性仮支承を配設し、可撓性仮支承上で前記下底部
の複数段ブロックを組み合わせて基準ブロックを作成
る。
【0012】本構築方法は、最初に基準となる平面(マ
ッチキャスト面)を精度よく形成するために、以下の手
順で実施するものである。 (イ)ベースコンクリート上面にライナープレートを置
き、レベリングを行い、その上に可撓性仮支承を載せ、
最下段のコンクリートブロックのピースを円形に組み合
わせて可撓性仮支承上に設置して1段目リングを形成す
る。 (ロ)最下段直上ブロックを前記一段目リング上のガイ
ドキーを利用して所定の位置に設置して2段目リングと
し、1、2段目リングを仮設用鋼棒にて緊結し、基準ブ
ロックを形成する。
【0013】可撓性仮支承はゴム、可撓性プラスチック
ス、サンドバッグ、バックジャッキ、流体圧ジャッキ、
空気ばね、鋼製スプリングの群から選ばれた1又は複数
の機材器具とする。これらは基準ブロックとなるコンク
リートブロックの鉛直荷重を支持し、かつ、水平方向に
も移動可能であって、複数のピースをリング状に組み合
わせるとき複数個相互の不整合面を矯正するもので、縦
横に弾塑性変形可能なものである。ゴム又は可撓性プラ
スチックス等の塊状体、砂を袋体に入れたサンドバッ
グ、加圧流体を袋体に注入したバッグジャッキ、流体圧
作動ジャッキ、空気ばね、鋼製スプリング等を用いるこ
とができる。
【0014】
【作用】本発明は、水平継手部がマッチキャスト方式で
製作された筒状構造物の構築方法、例えば大口径PCウ
エルの構築方法に関するものである。また、このプレキ
ャスト部材は円筒型の一段のブロックが数個のピースに
分割されており、構築時それらのピースが互い違いに鉛
直接合線をずらして積層される。 (a)ベースコンクリートに接合する最下段ブロックを
含め数段分のプレキャストブロックを仮結合して基準ブ
ロックとする。 (b)ベースコンクリートと基準ブロックとの接合面に
無収縮モルタルを施工して固定し、均一に応力伝達がで
きるようにする。 (c)基準ブロック上面に再現されたマッチキャスト面
上に上方のブロックを積重してゆき、筒状構造物を構築
する。
【0015】本発明により、ベースコンクリート上に載
せる最下段のコンクリートブロックを設置する時の高さ
の調整が、可撓性仮支承例えばゴムの伸縮又はサンドバ
ック内の砂量の調整により容易に行うことができる。次
に、ガイドキーを利用して最下段直上のコンクリートブ
ロックを設置する時、最下段のコンクリートブロックの
平面位置の誤差が矯正される。この誤差は可撓性仮支承
の剪断変形により吸収される。この複数段のブロックを
PC鋼棒で緊結することにより、剛性の高い基準ブロッ
クを形成することができる。そして、精度のよいマッチ
キャスト面が形成されれば、プレキャスト方式のプレキ
ャストコンクリートブロックの積重により、その後の構
築はガイドキーのみを利用した単純作業となる。
【0016】
【実施例】橋脚の基礎部分をマッチキャスト方式のプレ
キャストブロックを用いたPCウエル工法によって施工
した。プレキャストブロックは水平ブロックをさらに縦
目地によって4ピースに分割してマッチキャスト方式で
工場製作した。1段のプレキャストコンクリートブロッ
クの仕様は次の通りである。
【0017】 外径 9.0m 内径 7.2m 肉厚 0.9m 高さ 1.0m 1段のブロックの重量 約60トン 4分割したピースの重量 約15トン 図1は実施例のプレキャストコンクリートブロックの平
面図である。この図は、基準ブロック用のもので、仮固
定用PC鋼棒用孔4を備えている。基準ブロック用のも
の以外は、この仮固定用PC鋼棒用孔4がない。また図
1には、可撓性仮支承21の設置位置をハッチングを施
して示しているが、これもブロックそのものの部分では
ない。
【0018】プレキャストブロック1は4個のピース2
に分割されている。プレキャストブロック1は、上下面
がマッチキャスト方式で製作されている。接続用PC鋼
材用孔3は上下に貫通しており、構造体に応力を導入し
てプレストレスト構造物とするためのものである。仮固
定用PC鋼棒用孔4は最下段ブロック及びその直上のブ
ロックに設けられており、基準ブロック組立用のもので
ある。ガイドキー5は上面に突出しており、上方のプレ
キャストブロックの下面に設けられたガイドキー凹部7
に嵌入してマッチキャスト面を合わせる。
【0019】図12、図13はガイドキーの例を示すも
ので、アンカー8を設けた金物からなるガイドキー5、
ガイドキー凹部7を例示している。図2、図3は、本発
明の最も主要な部分の説明図でベースコンクリート11
の上に最下段ブロック10aと最下段直上ブロック10
bによって基準ブロック10を形成し、これをベースコ
ンクリート11上に適正に載置することによって、基準
ブロック10より上方のマッチキャストブロックを容易
に積重施工できるようにした。図3はこの基準ブロック
10をベースコンクリート11上にライナープレート2
6及び可撓性仮支承21を載せ、その上にブロックを並
べ調整しながら、PC鋼棒12でブロック10a,10
bを仮締めし、基準ブロックを形成する概念を示してい
る。このようにして形成された基準ブロックをジャッキ
で調整しながらベースコンクリート11上に固定する。
図4はベースコンクリートが地盤に打ち込まれた刃口コ
ンクリート上に現場打ちされたものでそのベースコンク
リート11の上に基準ブロック10が載せられ、その上
方にマッチキャストのプレキャストブロック1が積重さ
れている。基準ブロック10はPC鋼棒12によって緊
結されている。筒状構造物にプレストレスを導入するP
C鋼材13はベースコンクリート11、基準ブロック1
0、積重ブロック1のすべてを上下に貫通して設けられ
ている。
【0020】図5〜図11は、基準ブロック10の組立
工程を示すものである。図5は、ベースコンクリート1
1上にゴム、サンドバッグなどの可撓性仮支承21を載
せ、その上に最下段ブロック10aを載せた状態を示し
ている。可撓性仮支承21の配置は、図1にハッチング
を施して例示したように、ピース2の分割面6(縦目
地)の部分及び外周部に配置されている。図11は可撓
性仮支承21がライナ26によって高さを調整すること
を示している。
【0021】次に、図5に示すように最下段直上ブロッ
ク10bを最下段ブロック10a上に分割面(縦目地)
6を1/8周ずらして載せる。このとき、ガイドキー5
とガイドキー凹部7を合わせる。ブロック10a、10
bのくい違いは例えば矢印22に示すように最下段ブロ
ック10aが可撓性仮支承21を変形させて移動し図6
に示すように一致させる。図7、図8は最下段ブロック
10aの隣接ブロックの上下目違い23が修正される状
況を示している。
【0022】このようにして可撓性仮支承21上で調整
された基準ブロック10はPC鋼棒12で緊結され一体
化される。一体化された基準ブロック10は図9、図1
0に示すように多数のジャッキ24に受け代え、矢印2
5に示すように上昇させて可撓性仮支承21を取り除き
次いで全体の配置位置、水平度等を調整し、周囲に型枠
を取付け無収縮モルタルを充填して正規位置に固定す
る。
【0023】基準ブロック10が固定された後は、図4
に示すようにマッチキャストブロックをその上方に積重
し、PC鋼材13で緊結する。本実施例は、1段のブロ
ックを4ピースに分割したが、ピースの分割数はサイ
ズ、重量、作業性を考慮して任意の数とすればよく、基
準ブロック化する段数についても2段以上任意の段数と
すればよい。
【0024】本発明の全体施工工程を示すと次のとおり
である。 (a)用地の整地、圧入アンカーの施工と合わせて、刃
口ブロック11の現場施工を行う。一方工場においてマ
ッチキャスト方式でプレキャストコンクリートブロック
の製作を行う。 (b)刃口ブロックが完成したら、工場よりプレキャス
トブロックを現地搬入する。 (c)刃口ブロック部上端面の所定位置にライナープレ
ート26を置きレベリングを行いその上にゴム沓(可撓
性仮支承)を設置する。 (d)ゴム沓上に、最下段のブロックを4分割したピー
ス4個を載置する。 (e)その上に最下段直上のブロックの4個のピースを
垂直接合面が互いに1/8周ずれた状態にガイドキーを
使用して積み重ねる。 (f)最下段及びその直上のブロックに仮固定用PC鋼
棒を挿通、緊張し2段のブロックを緊結矯正して基準ブ
ロックを形成する。このときゴム沓の剪断変形を利用す
る。最下段及びその直上のブロックの接合面はもちろん
マッチキャスト面である。 (g)基準ブロックが完成したら、基準ブロックと刃口
ブロック間にジャッキを装入して、レベル調整を行い、
接合用PC鋼棒を挿入し、刃口ブロックと基準ブロック
との接合面に無収縮モルタルを充填し固定する。 (h)基準ブロックの上面はマッチキャスト面であるか
ら、これにより上方に上部に積重されるブロックについ
てはスムースに接合可能となる。以後は、公知の方法で
ブロックの積重、ウエルの圧入を行い橋脚の基礎工を完
成する。
【0025】なお、本例は円筒状構造物について述べた
が楕円、正方形、長方形、平行四辺形の筒状構造物につ
いて同様に行うことが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ベースコンクリートと
プレキャストブロックとの接合面が不整合なためにプレ
キャストブロックに生ずる割れ等を防止することができ
る。特に一段のブロックが複数分割されているような大
口径の筒状構造物では接合面の不整合の影響が大きいが
本発明によれば、基準ブロックを製作し、ベースコンク
リート上面にモルタル等を介して密着させ、それから上
方のマッチキャストブロックを積重するので、均等に応
力が分配されひび割れ等を生ずることが全くなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレキャストブロックの平面図である。
【図2】本発明の工程の説明図である。
【図3】本発明の工程の説明図である。
【図4】本発明の工程の説明図である。
【図5】本発明の組立要領図である。
【図6】本発明の組立要領図である。
【図7】本発明の組立要領図である。
【図8】本発明の組立要領図である。
【図9】本発明のジャッキ配置概念図である。
【図10】本発明のジャッキ配置例を示す平面図であ
る。
【図11】本発明の接合部詳細図である。
【図12】本発明のガイドキー詳細図である。
【図13】本発明のガイドキー詳細図である。
【符号の説明】
1 プレキャストブロック 2 ピース 3 接続用PC鋼材用孔 4 仮固定用PC鋼棒用孔 5 ガイドキー 6 分割面 7 ガイドキー凹部 8 アンカー 10 基準ブロック 10a 最下段ブロック 10b 最下段直上ブロック 11 ベースコンクリート 12 PC鋼棒 13 PC鋼材 21 可撓性仮支承 22 矢印 23 上下目違い 24 ジャッキ 25 矢印 26 ライナプレート
フロントページの続き (72)発明者 中井 将博 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 株式会社ピー・エス内 (72)発明者 久保 欣也 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 株式会社ピー・エス内 (56)参考文献 特開 昭60−203737(JP,A) 特開 昭59−185216(JP,A) 特開 昭64−48909(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】状のプレストレストコンクリート構造
    物を構築するに当り、最下段のコンクリートブロックは
    上面をマッチキャスト面とし、その上方のブロックは上
    下面をマッチキャスト面としておき、ベースコンクリー
    トを現場打ちし、該ベースコンクリート上面に仮支承を
    配設し、該仮支承上に最下段コンクリートブロックを載
    置し、該最下段コンクリートブロック上に1又は複数の
    マッチキャストコンクリートブロックを載せ、これらの
    コンクリートブロックを仮締めPC鋼棒で縫合わせて上
    面がマッチキャスト面をもつ基準ブロックを組立て、
    基準ブロックをベースコンクリート上に固定し、次いで
    該基準ブロックより上方のマッチキャストコンクリート
    ブロックを積重することを特徴とする筒状構造物の構築
    方法。
  2. 【請求項2】 前記最下段コンクリートブロック及びそ
    の上方のマッチキャストコンクリートブロックは、縦に
    複数分割されたブロックである請求項1記載の筒状構造
    物の構築方法。
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