JP3285571B2 - ケーブル用管路口の防水装置 - Google Patents
ケーブル用管路口の防水装置Info
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Description
れる管路口の防水装置に関する。
合、地中ケーブルを使用することが広く行われている。
地中ケーブルは、建物内部に設けられている管路口を経
由し、建物に引き込まれている。そのため、ケーブル用
管路口から侵入する地下水の防水対策が重要である。
た場合、ケーブルを構成する銅テープにシワや亀裂が生
成し、損傷を生じる虞がある。
は、優れた止水効果を有するケーブル用管路口の防水装
置が開示されている。当該防水装置は、図10に示され
るように、ケーブルに加わる圧力を緩衝させる空間部1
07を有している。
ルゴム101の孔の軸心方向の端部にバカ穴105を形
成し、又他の端部にバカ孔105と均等な孔105’を
有するスペーサ106を嵌入することによって、バカ孔
105と孔105’との間に形成されている。つまり、
空間部の形成方法が複雑であり、また部品点数も多くな
るため、防水装置の製造コストの低減が難しい。
鑑みてなされたものであり、安価で簡易なケーブル用管
路口の防水装置を提供することを目的とする。
の本発明は次のように構成される。
有する外壁部と、ケーブルの外周形状に対応する半円形
部が形成される内壁部とを有する第1シール部材と、前
記第1シール部材の軸方向に接触して配置され、管路口
の内壁に対応する形状を有する外壁部と、ケーブルの外
周形状に対応する半円形部が形成される内壁部とを有す
る第2シール部材とを有し、前記第1シール部材の接触
面および第2シール部材の接触面は、軸方向に延長する
非貫通穴を有することを特徴とするケーブル用管路口の
防水装置。
形成される非貫通穴を有していることを特徴とする上記
(1)に記載のケーブル用管路口の防水装置。
ることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のケー
ブル用管路口の防水装置。
される前記非貫通穴の位置と、前記第2シール部材の接
触面に形成される前記非貫通穴の位置とは、一致してい
ることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1項
に記載のケーブル用管路口の防水装置。
基づいて説明する。
路口の防水装置に係る実施の形態の平面図および側面図
である。
10,11と、挟持部材30,31と、保持部材32,
40とを有し、ケーブル用の挿通穴50が形成されてい
る。
り、第1シール部材10と、第1シール部材10の軸方
向に接触して配置される第2シール部材11とから構成
される。第1シール部材10は、円筒形を4分割して得
られる形状を有する。第2シール部材11の形状は、接
触面に関し、第1シール部材10と対称である。
2シール部材11を挟持する第1フランジ30および第
2フランジ31から構成される。
ル部材10・第2シール部材11および第2フランジ3
1を一体に保持するボルト32とナット40とから構成
される。
れる。なお、第1シール部材10と第2シール部材11
とは、対称形であるため、第2シール部材11の説明
は、省略する。
10の平面図・底面図および側面図であり、図6は、図
3のVI−VI線に沿った断面図である。
と接触する外端面10A・第2シール部材11との接触
面である内端面10B・管路口の内壁に対応する形状を
有する外壁部28およびケーブルの外周形状に対応する
半円形部24が形成される内壁部27とを有し、ボルト
32を挿し通すための挿通孔13が形成されている。な
お、内壁部27は、隣接する別の第1シール部材との接
触面を形成する壁部25,26を有している。
のスペーサ14が配設されている。一方、内端面10B
には、軸方向に延長する非貫通穴12と、外周に沿った
溝部15とが、形成されている。なお、防水装置が管路
口に取り付けられる際に発生する圧力の軸方向の分布を
考慮し、防水装置の軸方向の中央部に位置する内端面1
0Bのサイズは、外端面10Aのサイズより若干大きく
形成されている。
およびシール部の膨張や変形、あるいは、挟持圧力によ
るシール部の変形を吸収する緩衝効果を有する空間部を
構成する。したがって、ケーブルに、過度の圧力が加え
られることはなく、ケーブルを構成する銅テープにシワ
や亀裂が生成し、損傷を生じることはない。つまり、緩
衝効果を有する空間部が、形成が容易である単純な構造
の非貫通穴12によって構成されるため、安価で簡易な
ケーブル用管路口の防水装置が提供できる。
軸方向の分布を考慮し、図6に示されるように、テーパ
形状を有している。また、非貫通穴12の一部は、ケー
ブルの円周における圧力分布が均等になるように、半円
形部24の端面に沿って、等間隔に配置されている。ま
た、第1シール部材10の接触面10Bに形成される非
貫通穴12の位置と、第2シール部材11の接触面に形
成される非貫通穴の位置とは、一致している。そのた
め、第1シール部材10の非貫通穴12と第2シール部
材11の非貫通穴とは、一体となって、シール部全体に
均等な効果を及ぼす。
劣る不良箇所を発生させることはなく、良好な信頼性を
示す。
が充填される。接着材は、第1シール部材10と第2シ
ール部材11とを一体化することによって、止水効果の
信頼性およびシール部のハンドリング性を、向上させ
る。
されるように、円周方向に形成される凹部17と、凹部
17の間に位置する凸部16とを有する。外壁部28と
管路口の内壁とは、凸部16を介して接触するため、摩
擦抵抗が低下し、防水装置の管路口への挿入が容易にな
る。また、外壁部28と管路口の内壁との間の密着性つ
まり止水効果も、向上する。
に示されるように、円周方向に形成される凹部18と、
凹部18の間に位置する凸部19とを有する。半円形部
24とケーブルの外周とは、凸部19を介して接触する
ため、半円形部24とケーブルの外周との間の密着性つ
まり止水効果が向上する。また、凹部18は、シール部
およびケーブルの変形を、吸収する機能も有する。
が、詳細に説明される。
および側面図、図9は、第2フランジの側面図である。
の外端面10Aの形状に類似しており、管路口の内壁に
対応する形状を有する外壁部38およびケーブルの外周
形状に対応する半円形部34が形成される内壁部とを有
し、ボルト32を挿し通すための挿通孔33が形成され
ている。
ール部材10の外端面10Aの形状より、若干小さい。
したがって、第1フランジ30は、ケーブルおよび管路
口と直接接触しないため、ケーブルおよび管路口に損傷
を与えない。
の外端面の形状に類似しており、管路口の内壁に対応す
る形状を有する外壁部およびケーブルの外周形状に対応
する半円形部が形成される内壁部とを有し、図9に示す
ように、保持部材のナット40に対応するボルト32が
溶接されている。
材11の外端面の形状より、若干小さくなるように設定
されている。したがって、第2フランジ31は、ケーブ
ルおよび管路口と直接接触しないため、ケーブルおよび
管路口に損傷を与えない。また、ボルト32が第2フラ
ンジ31に固定されているため、第1フランジ30およ
び第2フランジ31の固定は、片側のナット40の取り
付け及び締め付けによって実行される。つまり、作業が
簡略化できる。
るものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変す
ることができる。
である第1シール部材および第2シール部材と、挟持部
材である第1フランジおよび第2フランジとは、独立し
た部材である。しかし、第1シール部材の外端面の近傍
内部に、第1フランジを埋め込むと共に、第2シール部
材の外端面の近傍内部に、第2フランジを埋め込むこと
によって、シール部および挟持部材を一体化することも
可能である。
部材および第2シール部材は、円筒形を4分割して得ら
れる形状を有しているが、例えば、3分割して得られる
形状を適用することも可能である。
めに、吸水膨潤性樹脂ペイント等の吸水膨潤性材料や、
シーラントを、例えば、管路口の内壁と第1シール部材
および第2シール部材との接触面や、ケーブルの外周と
第1シール部材および第2シール部材との接触面に、被
覆することも可能である。
ぞれの請求項に記載された構成によって、次のような効
果が得られることになる。
は、緩衝効果を有する空間部が、形成が容易である単純
な構造の非貫通穴によって構成されるため、安価で簡易
なケーブル用管路口の防水装置を提供できる。
にあっては、緩衝効果の信頼性が向上する。
実施の形態の平面図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 管路口の内壁形状に対応する形状を有す
る外壁部(28)と、ケーブルの外周形状に対応する半
円形部(24)が形成される内壁部(27)とを有する
第1シール部材(10)と、 前記第1シール部材(10)の軸方向に接触して配置さ
れ、管路口の内壁に対応する形状を有する外壁部と、ケ
ーブルの外周形状に対応する半円形部が形成される内壁
部とを有する第2シール部材(11)とを有し、 前記第1シール部材(10)の接触面(10B)および
第2シール部材(11)の接触面は、軸方向に延長する
非貫通穴(12)を有することを特徴とするケーブル用
管路口の防水装置。 - 【請求項2】 前記非貫通穴(12)は、半円形部(2
4)に沿って形成される非貫通穴を有していることを特
徴とする請求項1に記載のケーブル用管路口の防水装
置。 - 【請求項3】 前記非貫通穴(12)は、テーパ形状を
有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
ケーブル用管路口の防水装置。 - 【請求項4】 前記第1シール部材(10)の接触面
(10B)に形成される前記非貫通穴(12)の位置
と、前記第2シール部材(11)の接触面に形成される
前記非貫通穴の位置とは、一致していることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項に記載のケーブル用管路
口の防水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000131031A JP3285571B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ケーブル用管路口の防水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000131031A JP3285571B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ケーブル用管路口の防水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314029A JP2001314029A (ja) | 2001-11-09 |
JP3285571B2 true JP3285571B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=18640011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000131031A Expired - Lifetime JP3285571B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ケーブル用管路口の防水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285571B2 (ja) |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000131031A patent/JP3285571B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001314029A (ja) | 2001-11-09 |
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