JP2006115560A - ケーブル用管路口の防水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小径ケーブルが適用される場合であっても、良好な作業性を有しかつ安価であるケーブル用管路口の防水装置を提供する。
【解決手段】 入れ子シール部材11および外側シール部材50,51を有する。入れ子シール部材11は、ケーブル90が内部に配置される貫通孔12を有する。外側シール部材50,51は、管路口95の内壁96の形状に対応する形状を有する外壁部68と、入れ子シール部材11が内部に配置される貫通孔85とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 入れ子シール部材11および外側シール部材50,51を有する。入れ子シール部材11は、ケーブル90が内部に配置される貫通孔12を有する。外側シール部材50,51は、管路口95の内壁96の形状に対応する形状を有する外壁部68と、入れ子シール部材11が内部に配置される貫通孔85とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ケーブル用管路口の防水装置に関する。
に関する。
に関する。
都市部におけるケーブルの引込配線は、例えば、建物の地下に設置された管路口が利用されるため、管路口から侵入する地下水のシール(防水)対策が重要である。そのため、管路口には、防水装置が配置される。
従来の防水装置においては、通信ケーブルのような比較的小径のケーブルが適用される場合、テープ状シール材を各ケーブルに巻き付けて集成し、帯状袋体(例えば、土井製作所製のエアシール)を周囲に配置し、帯状袋体の内部に空気を導入し膨出変形させることで、管路口とケーブルとの間におけるシール性を確保している。
しかし、集成されるケーブルのシール性を確保するための作業は、非常に手間と労力を要し、かつ、上記部品および装置は、高価である。また、ケーブルを新たに追加する場合、各ケーブルに対してテープ状シール材の剥離および再度の巻き付け等が必要となり、作業性に問題を有する。
一方、ケーブルが内部に配置される複数の貫通孔を有するシール手段(シール部材)を有する防水装置を適用することも可能である。しかし、適用されるケーブルの径および条数に対応するシール手段をそれぞれ用意することが必要となる。そのため、量産化によるコストダウを図ることが困難であるため、当該防水装置は、高価となる。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、小径ケーブルが適用される場合であっても、良好な作業性を有しかつ安価であるケーブル用管路口の防水装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
ケーブルが内部に配置される貫通孔を有する入れ子シール部材、および
管路口の内壁形状に対応する形状を有する外壁部と、前記入れ子シール部材が内部に配置される貫通孔とを有する外側シール部材
を有することを特徴とするケーブル用管路口の防水装置である。
ケーブルが内部に配置される貫通孔を有する入れ子シール部材、および
管路口の内壁形状に対応する形状を有する外壁部と、前記入れ子シール部材が内部に配置される貫通孔とを有する外側シール部材
を有することを特徴とするケーブル用管路口の防水装置である。
上記のように構成した本発明によれば、小径ケーブルの径および条数が変更される場合、外側シール部材が同一であっても、入れ子シール部材の貫通孔の径および個数を適宜変更することで、容易に対応可能である。そのため、入れ子シール部材およびその関連部材のみを変更することで、小径ケーブルの多様な径および条数に適用可能であり、外側シール部材およびその関連部材を共通化することで、量産化によるコストダウンを享受できる。また、入れ子シール部材が内部に配置される貫通孔を、大径ケーブルに対応させる場合、大径ケーブル用の部材を転用することができる。つまり、外側シール部材およびその関連部材と、大径ケーブル用の部材とを共通化すること、さらなるコストダウンを図ることが可能である。一方、小径ケーブルは、貫通孔に配置されることでシール性が確保されるため、小径ケーブルを新たに追加する場合も含めて作業性が良好であり、高価な部品および装置を必要としない。したがって、小径ケーブルが適用される場合であっても、良好な作業性を有しかつ安価であるケーブル用管路口の防水装置を提供することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るケーブル用管路口の防水装置を説明するための断面図、図2は、当該防水装置の他の適用例を説明するための断面図である。
本発明の実施の形態に係るケーブル用管路口の防水装置は、複数の入れ子シール治具10および外側シール治具40を有する。
入れ子シール治具10は、複数の小径ケーブル90が内部に配置される貫通孔12が設けられる入れ子シール部材11を有する。入れ子シール部材11は、加硫ゴム等の弾性体から形成され、貫通孔12の内径は、小径ケーブル90の外形と略一致している。そのため、貫通孔12と小径ケーブル90との間に、隙間が生ぜず、シール性が確保される。小径ケーブル90は、例えば、通信ケーブルである。
外側シール治具40は、管路口95の内壁96の形状に対応する外形形状を有する外壁部68と、貫通孔85が設けられる外側シール部材50,51とを有する。貫通孔85は、入れ子シール治具10(入れ子シール部材11)が内部に配置され、その個数は、入れ子シール部材11の個数と一致する。
外側シール部材50,51は、加硫ゴム等の弾性体から形成され、貫通孔85の内径は、入れ子シール部材11の外形と略一致している。そのため、管路口95の内壁96と外側シール部材50,51との間、および外側シール部材50,51と入れ子シール治具10との間に、隙間が生ぜず、シール性が確保される。
そのため、小径ケーブル90の径および条数が変更される場合、外側シール部材50,51が同一であっても、入れ子シール部材11の貫通孔12の径および個数を適宜変更することで、容易に対応可能である。つまり、入れ子シール部材11およびその関連部材のみを変更することで、小径ケーブル90の多様な径および条数に適用可能であり、外側シール部材50,51およびその関連部材を共通化することで、量産化によるコストダウンを享受できる。
また、入れ子シール部材11が内部に配置される貫通孔85を、図2に示されるように、大径ケーブル91に対応させる場合、大径ケーブル91用の部材を転用することができる。つまり、外側シール部材50,51およびその関連部材と、大径ケーブル91用の部材を共通化すること、さらなるコストダウンを図ることが可能である。大径ケーブル91は、例えば、比較的大径の電力ケーブルである。
一方、小径ケーブル90は、貫通孔85に配置されることでシール性が確保されるため、小径ケーブル90を新たに追加する場合も含めて作業性が良好であり、かつ高価な部品および装置を必要としない。
次に、入れ子シール治具10を詳細に説明する。図3は、図1に示される入れ子シール治具の側面図、図4は、図3に示される入れ子シール部材の正面図、図5は、図4の線V−Vに関する断面図である。
入れ子シール治具10は、入れ子シール部材11と、挟持部材21と、保持部材31とを有する。挟持部材21は、入れ子シール部材11の両端に配置され、入れ子シール部材11の変形を抑制する。
保持部材31は、両端にねじ部が形成された軸部33と、軸部33のねじ部と係合自在のねじ部が形成されたナット部32とを有する。軸部33は、入れ子シール部材11および挟持部材21に挿通される。ナット部32は、軸部33の両端に配置され、ナット部32のねじ部と、軸部33のねじ部とを係合することで、挟持部材21を入れ子シール部材11に対して固定する。
なお、保持部材31は、特に本形態に限定されず、ボルト等のねじ部材を適用したり、他の着脱自在の保持手段を適用したりすることも可能である。また、入れ子シール部材11の貫通孔12が単一である場合、挟持部材21および保持部材31を省略することも可能である。さらに、保持部材31を、複数配置することも可能である。
入れ子シール部材11は、端面が互いに接合された対称形状の略円筒状の2部品からなり、接合面11Aは、軸方向の中央部に位置する。また、入れ子シール部材11は、小径ケーブル90がそれぞれ内部に配置される4個の貫通孔12、および略中央に配置されかつ保持部材31の軸部33が挿通される貫通孔18を有する。
貫通孔12は、割れ目部13および段差部14,15,16を有する。割れ目部13は、軸方向の全長に渡って形成される長方形状の切欠きからなり、小径ケーブル90は、割れ目部13を経由して、側方から入れ子シール部材11の貫通孔12に挿入される。
割れ目部13の幅は、小径ケーブル90の挿入性およびシール性を考慮して、適宜設定される。また、小径ケーブル90の挿入を容易にするために、割れ目部13および/又は小径ケーブル90の外周に、液状潤滑材を被覆することも好ましい。液状潤滑材は、例えば、シリコーン油である。
段差部14,15,16は、円周方向に形成されており、貫通孔18の内径を、軸方向の中央部に向かって縮径させることで、シール性を向上させている。本実施の形態においては、入れ子シール部材11は、2部品から構成しているため、成形品を適用することが容易である。
段差部14,15,16の形状および設置数は、特に限定されず、例えば、入れ子シール部材11の軸方向長さや材質等を考慮し、適宜設定することが好ましい。なお、符号17は、接合面11Aに隣接する凹部を示している。
図6は、図3に示される挟持部材を説明するための正面図である。
入れ子シール部材11の両端に配置される挟持部材21は、入れ子シール部材11の変形を抑制するため、入れ子シール部材11より大きい硬度を有する素材から形成される。挟持部材21の素材は、入れ子シール部材11の変形を抑制し得る硬度を有すれば、特に限定されないが、例えば、入れ子シール部材11が加硫ゴムから形成される場合、プラスチックを適用することも可能である。
挟持部材21は、小径ケーブル90がそれぞれ内部に配置される4個の貫通孔22、および略中央に配置されかつ保持部材31の軸部33が挿通される貫通孔28を有する。
貫通孔22は、入れ子シール部材11の貫通孔12と位置合せ可能に構成される。また、貫通孔22は、割れ目部23を有し、貫通孔22の断面は、半長円形状である。割れ目部23の幅Wは、小径ケーブル90の外径より若干大きく設定されており、小径ケーブル90は、割れ目部23を経由して、側方から貫通孔22に挿入される。なお、挟持部材21の外径は、入れ子シール部材11の外径より適宜小さく設定されている。そのため、挟持部材21は、外側シール部材50,51の貫通孔85と直接接触することはなく、損傷を与えない。
次に、外側シール治具40を詳細に説明する。図7は、図1に示される外側シール治具の平面図、図8は、外側シール治具の側面図である。
外側シール治具40は、外側シール部材50,51と、挟持部材と、保持部材とを有し、入れ子シール治具10用の挿通穴85が形成されている。
外側シール部材50,51は、管路口95の入り口の近傍に位置する近位シール部材と、近位シール部材の後方端面に接触して配置される遠位シール部材とから構成される。近位シール部材50および遠位シール部材51は、接触面に関し対称であり、円筒形を放射状に分割して形成される複数の扇型状シール部材からなる。本実施の形態においては、4分割されていが、特に限定されない。
挟持部材は、近位シール部材50の端面(管路口95の入り口に面する前方端面)に配置される近位フランジ70と、遠位シール部材51の後方端面に配置される遠位フランジ71とから構成され、近位シール部材50および遠位シール部材51を挟持する。
保持部材は、近位フランジ70、近位シール部材50、遠位シール部材51および遠位フランジ71を一体に保持するボルト72とナット80とから構成される。
次に、近位シール部材50を詳細に説明する。近位シール部材50と遠位シール部材51とは、対称形であるため、遠位シール部材51の説明は、重複を避けるため省略する。
図9は、図8に示される近位シール部材の平面図、図10は、近位シール部材の底面図、図11は、近位シール部材の側面図、図12は、図9のXII−XII線に関する断面図である。
近位シール部材50は、外端面50A、内端面50Bおよび内壁部67を有し、ボルト72を挿し通すための挿通孔53が形成されている。外端面50Aは、近位フランジ70と接触する前方端面である。内端面50Bは、遠位シール部材51と接触する後方端面である。内壁部67は、管路口95の内壁96に対応する形状を有する外壁部68、入れ子シール治具10(入れ子シール部材11)の外周形状に対応する半円形部64、および、隣接する別の近位シール部材50との接触面を形成する壁部65,66を有している。
外端面50Aには、挿通孔53用のスペーサ54が配設される。一方、内端面50Bには、軸方向に延長する非貫通穴52と、外周に沿った溝部55とが、形成されている。外側シール治具40が管路口95に取り付けられる際に発生する圧力の軸方向の分布を考慮し、外側シール治具40の軸方向の中央部に位置する内端面50Bのサイズは、外端面50Aのサイズより若干大きく形成されている。
非貫通穴52は、温度変化による入れ子シール部材11および近位シール部材50の膨張や変形、あるいは、挟持圧力による近位シール部材50の変形を吸収する緩衝効果を有する空間部を構成する。したがって、小径ケーブル90が挿通される入れ子シール部材11に、過度の圧力が加えられることはなく、小径ケーブル90が内蔵する銅テープにシワや亀裂が生成し、損傷を生じることはない。
緩衝効果を有する空間部が、形成が容易である単純な構造の非貫通穴52によって構成されるため、外側シール治具40は、安価かつ簡易である。入れ子シール治具10の代わりに、大径ケーブル91が適用される場合、非貫通穴52による上記効果は、より直接的に作用することとなる。
非貫通穴52は、発生する圧力の軸方向の分布を考慮し、テーパ形状を有することが好ましい。非貫通穴52の一部は、入れ子シール部材11の円周における圧力分布が均等になるように、半円形部64の端面に沿って、等間隔に配置されている。近位シール部材50の内端面50Bに形成される非貫通穴52の位置と、遠位シール部材51の接触面に形成される非貫通穴の位置とは、一致している。
そのため、近位シール部材50の非貫通穴52と遠位シール部材51の非貫通穴とは、一体となって、シール部全体に均等な効果を及ぼす。したがって、非貫通穴52は、緩衝効果の劣る不良箇所を発生させることはなく、良好な信頼性を示す。
一方、外周に沿った溝部55には、接着材が充填される。接着材は、近位シール部材50と遠位シール部材51とを一体化することによって、止水効果の信頼性およびシール部のハンドリング性を、向上させる。
外壁部68は、図11および図12に示されるように、円周方向に形成される凹部57と、凹部57の間に位置する凸部56とを有する。外壁部68と管路口95の内壁96とは、凸部56を介して接触するため、摩擦抵抗が低下し、外側シール治具40の管路口95への挿入が容易になる。また、外壁部68と管路口95の内壁96との間の密着性つまり止水効果も、向上する。
一方、内壁部67の半円形部64も、図10に示されるように、円周方向に形成される凹部58と、凹部58の間に位置する凸部59とを有する。半円形部64と入れ子シール部材11の外周とは、凸部59を介して接触するため、半円形部64と入れ子シール部材11の外周との間の密着性つまり止水効果が向上する。また、凹部58は、近位シール部材50および入れ子シール部材11の変形を、吸収する機能も有する。なお、入れ子シール治具10の代わりに、大径ケーブル91が適用される場合、凹部58および凸部59による上記効果は、より直接的に作用することとなる。
次に、近位フランジおよび遠位フランジを、詳細に説明する。図13は、図8に示される近位フランジの平面図、図14は、近位フランジの側面図、図15は、図8に示される遠位フランジの側面図である。
近位フランジ70は、近位シール部材50の外端面50Aの形状に類似しており、ボルト72を挿し通すための挿通孔73が形成されている。また、近位フランジ70の外壁部78は、管路口95の内壁96に対応する形状を有する。近位フランジ70の内壁部は、入れ子シール部材11の外周形状に対応する半円形部74が形成されている。
近位フランジ70の形状は、近位シール部材50の外端面50Aの形状より、若干小さい。したがって、近位フランジ70は、入れ子シール治具10(入れ子シール部材11)および管路口95と直接接触しないため、管路口95および小径ケーブル90が挿通される入れ子シール治具10に損傷を与えない。
遠位フランジ71は、遠位シール部材51の外端面の形状に類似しており、図15に示されるように、保持部材のナット80に対応するボルト72が溶接されている。遠位フランジ71の外壁部は、管路口95の内壁96に対応する形状を有する。遠位フランジ71の内壁部は、外壁部および入れ子シール部材11の外周形状に対応する半円形部が形成される。
遠位フランジ71の形状は、遠位シール部材51の外端面の形状より、若干小さくなるように設定されており、遠位フランジ71は、入れ子シール部材11および管路口95と直接接触しないため、ケーブルおよび管路口95に損傷を与えない。ボルト72が遠位フランジ71に固定されているため、近位フランジ70および遠位フランジ71の固定は、片側のナット80の取り付け及び締め付けによって実行される。したがって、作業が簡略化できる。
なお、入れ子シール治具10を、外側シール治具40に取り付ける場合、入れ子シール部材11の外周面に、テープ状シール材を巻き付けた後で、外側シール部材(近位シール部材および遠位シール部材)50,51の貫通孔85に配置することで、シール性をさらに向上させることも好ましい。
以上のように、本実施の形態は、小径ケーブルが適用される場合であっても、良好な作業性を有しかつ安価であるケーブル用管路口の防水装置を提供することが可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、入れ子シール部材11は、図16(A)に示されるように、切込みのみによって形成さる割れ目部13Aや、図16(B)および図16(D)に示されるように、切欠きの形状を変更した割れ目部13B,13Dや、図16(C)に示されるように、切込みおよび切欠きの組み合わせによって形成される割れ目部13Cを適用することも可能である。
また、シール部である近位シール部材および遠位シール部材と、挟持部材である近位フランジおよび遠位フランジとは、独立した部材である。しかし、近位シール部材の外端面の近傍内部に、近位フランジを埋め込むと共に、遠位シール部材の外端面の近傍内部に、遠位フランジを埋め込むことによって、シール部および挟持部材を一体化することも可能である。
また、近位シール部材および遠位シール部材は、円筒形を4分割して得られる形状を有しているが、例えば、3分割して得られる形状を適用することも可能である。
さらに、止水効果の信頼性を向上させるために、吸水膨潤性樹脂ペイント等の吸水膨潤性材料や、シーラントを、例えば、管路口の内壁と近位シール部材および遠位シール部材との接触面や、入れ子シール部材の外周と近位シール部材および遠位シール部材との接触面に、被覆することも可能である。
10・・入れ子シール治具、
11・・入れ子シール部材、
11A・・接合面、
12・・貫通孔、
13,13A,13B,13C,13D・・割れ目部、
14,15,16・・段差部、
18・・貫通孔、
21・・挟持部材、
22・・貫通孔、
23・・割れ目部、
28・・貫通孔、
31・・保持部材、
32・・ナット部、
33・・軸部、
40・・外側シール治具、
50,51・・シール部、
50・・シール部材、
50A・・外端面、
50B・・内端面、
51・・シール部材、
52・・非貫通穴、
53・・挿通孔、
54・・スペーサ、
55・・溝部、
56・・凸部、
57・・凹部、
58・・凹部、
59・・凸部、
64・・半円形部、
65,66・・壁部、
67・・内壁部、
68・・外壁部、
70,71・・フランジ(挟持部材)、
72・・ボルト(保持部材)、
73・・挿通孔、
74・・半円形部、
78・・外壁部、
80・・ナット(保持部材)、
85・・挿通穴、
90・・小径ケーブル、
91・・大径ケーブル、
95・・管路口、
96・・内壁、
97・・端部端面、
W・・幅。
11・・入れ子シール部材、
11A・・接合面、
12・・貫通孔、
13,13A,13B,13C,13D・・割れ目部、
14,15,16・・段差部、
18・・貫通孔、
21・・挟持部材、
22・・貫通孔、
23・・割れ目部、
28・・貫通孔、
31・・保持部材、
32・・ナット部、
33・・軸部、
40・・外側シール治具、
50,51・・シール部、
50・・シール部材、
50A・・外端面、
50B・・内端面、
51・・シール部材、
52・・非貫通穴、
53・・挿通孔、
54・・スペーサ、
55・・溝部、
56・・凸部、
57・・凹部、
58・・凹部、
59・・凸部、
64・・半円形部、
65,66・・壁部、
67・・内壁部、
68・・外壁部、
70,71・・フランジ(挟持部材)、
72・・ボルト(保持部材)、
73・・挿通孔、
74・・半円形部、
78・・外壁部、
80・・ナット(保持部材)、
85・・挿通穴、
90・・小径ケーブル、
91・・大径ケーブル、
95・・管路口、
96・・内壁、
97・・端部端面、
W・・幅。
Claims (16)
- ケーブルが内部に配置される貫通孔を有する入れ子シール部材、および
管路口の内壁形状に対応する形状を有する外壁部と、前記入れ子シール部材が内部に配置される貫通孔とを有する外側シール部材
を有することを特徴とするケーブル用管路口の防水装置。 - 前記入れ子シール部材の貫通孔は、軸方向の全長に渡って形成される割れ目部を有し、前記ケーブルは、前記割れ目部を経由して、側方から挿入されることを特徴とする請求項1に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記割れ目部は、切込みによって形成されることを特徴とする請求項2に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記割れ目部は、切欠きによって形成されることを特徴とする請求項2に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記割れ目部は、切込みおよび切欠きの組み合わせによって形成されることを特徴とする請求項2に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記割れ目部および/又は前記ケーブルの外周に、液状潤滑材が被覆されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記入れ子シール部材の貫通孔は、軸方向の中央部に向かって縮径していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記入れ子シール部材の貫通孔は、円周方向に形成される段差部を有し、前記縮径は、前記段差部によって形成されることを特徴とする請求項7に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記入れ子シール部材は、端面が互いに接合された対称形状の2部品からなり、接合面は、軸方向の中央部に位置することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記入れ子シール部材の両端に配置され、前記入れ子シール部材の変形を抑制するための挟持部材を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記入れ子シール部材は、テープ状シール材が外周面に巻き付けられ、前記外側シール部材の貫通孔に配置されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記外側シール部材は、放射状に分割されて形成される複数の扇型状シール部材からなり、
前記扇型状シール部材は、前記管路口の内壁形状に対応する円弧状外壁部と、前記入れ子シール部材の外周形状に対応する半円形部が形成される内壁部とを有する
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。 - 前記扇型状シール部材は、軸方向に2分割され、かつ分割面から軸方向に延長する非貫通穴を有することを特徴とする請求項12に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記入れ子シール部材および前記外側シール部材は、加硫ゴムから形成されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。
- 前記入れ子シール部材は、加硫ゴムから形成され、
前記挟持部材は、プラスチックから形成され、
前記プラスチックの硬度は、前記入れ子シール部材を形成する加硫ゴムの硬度より大きいことを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。 - 前記ケーブルは、通信ケーブルであることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のケーブル用管路口の防水装置。
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JP2004297625A JP2006115560A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | ケーブル用管路口の防水装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016203645A1 (ja) * | 2015-06-19 | 2016-12-22 | 株式会社インター工業 | 防水装置、防水栓、および固定部材 |
CN107437787A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-12-05 | 佛山澹雅自动化技术开发有限公司 | 一种电缆线管密封装置 |
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2004
- 2004-10-12 JP JP2004297625A patent/JP2006115560A/ja active Pending
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WO2016203645A1 (ja) * | 2015-06-19 | 2016-12-22 | 株式会社インター工業 | 防水装置、防水栓、および固定部材 |
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