JP2002238139A - 管路口封止構造 - Google Patents

管路口封止構造

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JP2002238139A
JP2002238139A JP2001033592A JP2001033592A JP2002238139A JP 2002238139 A JP2002238139 A JP 2002238139A JP 2001033592 A JP2001033592 A JP 2001033592A JP 2001033592 A JP2001033592 A JP 2001033592A JP 2002238139 A JP2002238139 A JP 2002238139A
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opening sealing
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Tsugio Izaki
次男 井▼崎▲
Yuhei Kurata
雄平 倉田
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IZAKI KOGYO KK
TSUCHIYA RUBBER KK
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IZAKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管の管路口の漏水止水を長期間効果的に支持
すると共に、取付け・取り外し作業が容易な配管防水装
置を提供する。 【解決手段】 通信ケーブル100を挿通させて直接支
持する内部支持部材2と、この支持部材を外部支持部材
1の構造に嵌合させ、この外部支持部材1の鍔部12を
管路200の端部に係合させて装着されることから、通
信ケーブル100の外形寸法に適合した内部支持部材2
の挿通孔22を形成するのみで各種の通信ケーブル10
0を含む電線・ケーブル等を支持できることとなり、簡
易な構成で確実な管路口の封止ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ケーブル等を
配線する配管の管路口の漏水を止水する等の管路口封止
構造に関し、特に漏水防止の耐久性に優れ且つ取付け・
取外し作業が容易な管路口封止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ケーブル等を配線する配管の
管路口の漏水防止には発泡ウレタンが使用されていた。
この場合には、通信ケーブルを管路内に装着し、通信ケ
ーブルと配管との隙間に奥側のスポンジを圧入すると共
に手前側のスポンジを圧入し、パイプ等を介して配管の
外側から奥側及び手前側の各スポンジ間に液状の発泡ウ
レタンを注入して十分に染み込ませた後、水又は空気等
でスポンジと共に一体的冷却して固めるという方法が採
られていた。
【0003】また、従来の管路口封止構造は特開平9−
14517号公報に開示されるものがあり、これを図7
に示す。この図7において従来の管路口封止構造は、地
中箱(図示を省略)に接続される管路200の内径に適
合する外形寸法の板状体で形成され、この板状体の略中
央部に通信ケーブル100を挿通する挿通孔110を有
すると共に、前記板状体における挿通孔110から隔離
した位置に固定支持用の固定孔を有する一対の固定板1
02と、前記管路200の内径に適合する外形寸法の板
状体で形成され、この板状体の略中央部に前記通信ケー
ブル100を挿通する挿通孔110を有すると共に、前
記板状体における挿通孔110から隔離した位置に固定
支持用の固定孔を有し、前記一対の固定板102に各々
平衡に対向配設される一対の可動板101と、前記一対
の固定板102と一対の可動板101との各間に介装さ
れ、可撓性の防水性材で形成される一対の可撓性材10
5と、前記一対の可動板101及び一対の固定板102
に各々形成される固定孔に貫通し、前記一対の固定板1
02を所定位置に固設すると共に、可動板101を調整
自在に配設して一体的に組付ける締め付け具103とを
備える構成である。
【0004】このように各二枚の可動板101及び固定
板102を対向配設し、この可動板101及び固定板1
02の間に可撓性材105を介装し、締め付け具103
で各々を挿通固定するようにしているので、固定板10
2に対して可動板101を調整することにより可撓性材
105を押圧膨出させて管路内壁に密着することとな
り、管路内から水が地中箱へ浸入することを確実且つ簡
略に防止できることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信ケーブル1
00等を配線する管路200における管路口の漏水の止
水はスポンジ及び液状の発泡ウレタンを使用して行われ
ていたことから、奥側及び手前側の各スポンジを配線等
の周りに均一に装着し、さらにこの各スポンジ間に液状
の発泡ウレタンを注入すると共に染みこませなければな
らず、その取付作業が困難であるという課題を有してい
た。また、取付後においても、管路口より浸入する水に
よって発泡ウレタンが分解されて収縮し、通信ケーブル
100と管路200内側壁との間に隙間が生じて地中箱
内が水浸しとなると共に漏電等が発生するという課題を
有していた。
【0006】また、発泡ウレタンはスポンジと一体的に
硬化して通信ケーブル100及び管路200内側壁に固
着していることから、新たに漏水の止水工事を行う際に
取り外しが困難となり、作業性を著しく悪化させるとい
う課題を有していた。また、発泡ウレタンはスポンジを
一体的に硬化して通信ケーブル100及び管路200内
側壁に固着していることから、通信ケーブル100の振
動により発泡ウレタンとの間に隙間が生じて漏水すると
いう課題を有していた。また、前記図*に岸あの管路口
封止構造は各二枚の可動板101及び固定板102を備
え、この各々の間に可撓性材105を介装し、されに締
め付け具3で可動板101と固定板102との間に可撓
性材105を締め付け固定するようにしているので、部
品点数が多く複雑な構成となると共に、可撓性材105
を充填する装置が別途必要となり、取付作業を簡易に実
行できないという課題を有する。本発明は、前記課題を
解消するためになされたもので、配管の管路口の漏水止
水を長期間効果的に支持すると共に、取付け・取り外し
作業が容易な配管防水装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管路口封止
構造は、地中箱に接続され、電線・ケーブル等が配線さ
れる管路の端部に装着され、当該管路口を封止する管路
口封止構造において、円環状の弾性部材からなる円環状
体からなり、当該円環状体の一端側に鍔部が形成される
と共に、前記円環状体の円周壁全周に亘って連続する溝
部が形成される外部支持部材と、前記電線・ケーブル等
を挿通する挿通孔を有する板状体からなり、当該板状体
を前記外部支持部材の溝部に嵌合して支持される内部支
持部材とを備え、前記管路口の端面に前記外部支持部材
の鍔部を係合させて管路に外部支持部材を嵌装させるも
のである。このように本発明においては、電線・ケーブ
ル等を挿通させて直接支持する内部支持部材と、この支
持部材を外部支持部材の構造に嵌合させ、この外部支持
部材の鍔部を管路の端部に係合させて装着されることか
ら、電線・ケーブル等の外形寸法に適合した内部支持部
材の挿通孔を形成するのみで各種の電線・ケーブルを支
持できることとなり、簡易な構成で確実な管路口の封止
ができる。
【0008】また、本発明に係る管路口封止構造は必要
に応じて、前記外部支持部材及び/又は内部支持部材が
水膨張性合成樹脂で形成されるものである。このように
本発明においては、外部支持部材及び/又は内部支持部
材を水膨張性合成樹脂で形成することにより、管路口に
おける止水をより確実に実行できる。
【0009】また、本発明に係る管路口封止構造は必要
に応じて、外部支持部材における円環状体の少なくとも
一部が切離されて形成され、当該切離された部分が前記
管路の端部に嵌装される際に装着されるものである。こ
のように本発明においては、円環状体の外部支持部材の
少なくとも一部が切離されてこの切離された部分から内
部支持部材を溝部に嵌合させるようにしているので、よ
り簡易に管路への装着作業が実行できる。
【0010】また、本発明に係る管路口封止構造は必要
に応じて、内部支持材の板状体の少なくとも一部が切離
されて形成され、当該切離された部分が前記電線・ケー
ブル等を挿通孔に挿通した後に接着されるものである。
このように本発明においては、挿通孔を有する環状板体
の内部支持部材の少なくとも一部が切離されてこの切離
された部分から電線・ケーブル等が挿通孔に挿通させる
ようにしているので、より簡易に管路への装着作業が実
行できる。
【0011】また、本発明に係る管路口封止構造は必要
に応じて、内部支持部材の板状体が中央部分の厚みを外
周辺部分の厚みより薄く形成されるものである。このよ
うに本発明においては、中央部分の厚みを肉薄に形成し
ているので、この肉薄部分に穿設された挿通孔で電線・
ケーブル等をより密着させた状態で支持でき、特に内部
支持部材を水膨張性合成樹脂で形成された場合に部材全
体の変形を肉薄部分で吸収してより確実な支持ができ
る。
【0012】また、本発明に係る管路口封止構造は必要
に応じて、内部支持部の板状体に形成される挿通孔が一
端側開口径と他端側開口径を異なる大きさで形成される
ものである。このように本発明においては、開口径が小
さい挿通孔の端部が板状体の厚みを肉薄に形成している
ので、この肉薄部分に穿設された挿通孔で電線・ケーブ
ル等をより密着させた状態で支持でき、特に内部支持部
材を水膨張性合成樹脂で形成された場合に部材全体の変
形を肉薄部分で吸収してより確実な支持ができる。
【0013】さらに、本発明に係る管路口封止構造は必
要に応じて、外部支持部材の外周辺全周に亘って連続す
る一又は複数の突起部が形成されるものである。このよ
うに本発明においては、一又は複数の突起部が外部支持
部材の外周全周に亘って確実に密着させることができる
こととなり、管路口の封止性をより向上させることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】(本発明の一実施の形態)以下、
本発明の一実施の形態に係る管路口封止構造を図1ない
し図4に基づいて説明する。この図1は本実施形態に係
る管路口封止構造の管路への装着状体断面図、図2は図
1に記載の実施形態に係る管路口封止構造の正面図及び
側面図、図3は図1に記載の実施形態に係る管路口封止
構造における外部支持部材及び内部支持部材の各種斜視
図、図4は図1に記載の実施形態に係る管路口封止構造
の地中箱内態様図を示す。
【0015】前記各図における本実施形態に係る管路口
封止構造は、円環状の弾性部材からなる円環状体11か
らなり、当該円環状体11の一端側に鍔部12が形成さ
れると共に、前記円環状体11の内円周壁全周に亘って
連続する溝部13が形成される外部支持部材1と、前記
通信ケーブル100を挿通する挿通孔22を形成するこ
ととができる板状体21からなり、当該板状体21を前
記外部支持部材1の溝部13に嵌合して支持される内部
支持部材2とを備え、前記外部支持部材1の鍔部12を
地中箱300に接続される管路200の端面に係合させ
て管路200に外部支持部材1を嵌装させる構成であ
る。
【0016】前記外部支持部材1は、円環状体11が合
成樹脂材で形成され、この円環状体11及び円環状体1
1の一端側に形成される鍔部12が切断される切断部1
5を有する構成である。この円環状体11は、外円周壁
全周に亘って連続する4本の突起部14が形成される。
【0017】前記内部支持部材2は、板状体21が水膨
潤性の合成樹脂材で形成され板状体21の所定位置に予
め又は施工に際して挿通孔22が形成される構成であ
る。この板状体21は、予め又は施工に際して外側部か
ら挿通孔22に至る切断部23が形成される構成であ
る。
【0018】次に、前記構成に基づく本実施形態に係る
管路口封止構造の施工動作について説明する。
【0019】まず、内部支持部材2の板状体21に通信
ケーブル100の直径に対応する大きさの挿通孔22を
図3(B)中に破線で示すように穿設し、この挿通孔2
2へ板状体21の外側から達するように切断(図3
(B)中に破線で示す。)して切断部23を形成する。
この切断部23は施工に際し又は予め板状体21の略中
央部まで切断して形成しておくこともできる。この内部
支持部材2は、切断部23を拡大して通信ケーブル10
0を挿通孔22へ挿通し、前記切断部23の切断面に接
着剤を塗布して接着して通信ケーブル100の外周部に
取付けられる。
【0020】この通信ケーブル100に取付けられた内
部支持部材2に対し、外部支持部材1の15を拡開し、
この拡開された外部支持部材1の溝部13内に内部支持
部材2を収納するように装着する。このように内部支持
部材2を収納した状態で外部支持部材1の切断部15の
切断面に接着剤を塗布して外部支持部材1と内部支持部
材2とを一体化する。この一体化した外部支持部材1及
び内部支持部材2を通信ケーブル100に沿ってスライ
ド移動させて管路200の管路口に鍔部12が管路口の
端面が接触するまで圧入して取付作業を完了する。
【0021】このように管路200の管路口に取付けら
れた外部支持部材1及び内部支持部材2は、円環状体1
1の外周壁全周に亘って連続して形成された4本の突起
部14により管路200の内壁面に密着係止させると共
に、内部支持部材2の挿通孔22で通信ケーブル100
を固着支持できることとなる。さらに、管路200内か
ら地中箱300へ又は地中箱300内から管路200へ
雨水等が浸入した場合に内部支持部材2は、その水膨潤
性により膨張し、挿通孔22の内径を縮小させて管路2
00への密着度を向上させて雨水等の浸入を防止すると
共に、外部支持部材1の内周側より外部支持部材1を拡
径させて外部支持部材1及び内部支持部材2の間及び外
部支持部材1及び管路200の内壁間を密閉させて雨水
等の浸入を防止する。
【0022】(本発明の他の実施形態)図5は本発明の
他の実施形態に係る管路口封止構造の管路への装着状態
断面図である。同図において本実施形態に係る管路口封
止構造は、前記一実施の形態と同様に外部支持部材1と
内部支持部材2を備えて構成され、この構成に加え、前
記内部支持部材2の板状体21を両面の中央部分が湾曲
状の凹部が形成される構成である。この板状体21は、
湾曲状の凹部に通信ケーブル100を挿通する挿通孔2
2が穿設される構成である。
【0023】この湾曲状の凹部に穿設された挿通孔22
へ通信ケーブル100を挿通させた場合に、挿通孔22
の内壁部が狭く(薄く)形成されることから、この肉薄
に形成された挿通孔22の端部で通信ケーブル100を
より密着させた状態で支持できる。特に、内部支持部材
2を水膨潤性の合成樹脂材で形成された場合に、過大な
水膨張による内部支持部材2全体の変形を、板状体21
の薄肉部分で応力を吸収して防止できることとなる。図
6は本発明の他の実施形態に係る管路口封止構造の管路
への装着状態断面図である。同図において本実施の形態
に係る管路口封止構造は、前記一実施の形態と同様に外
部支持部材1と内部支持部材2とを備えて構成され、こ
の構成に加え、前記内部支持部材2の板状体21に穿設
される挿通孔22を漏斗状に形成し、一端側開口径と他
端側開口径を異なる大きさで形成する構成である。
【0024】このように漏斗状の挿通孔22を板状体2
1に形成することにより、一方の開口端側が肉薄に形成
されることとなり、この肉薄に形成された挿通孔22の
端部で通信ケーブル100をより密着させた状態で支持
できる。特に、内部支持部材2を水膨潤性の合成樹脂材
で形成された場合に、過大な水膨張による内部支持部材
2全体の変形を、板状体21の薄肉部分で応力を吸収し
て防止できることとなる。また、前記各実施形態に係る
管路口封止構造においては、外部支持部材1の切断部1
5を円環状体11の軸方向(ラジアル方向)と平行に形
成する構成としたが、この軸方向(ラジアル方向)に対
して所定角度傾斜した方向に形成することもできる。こ
の場合には内部支持部材2が水膨潤性で水膨張で生じる
押圧力による水漏れを確実に防止できる。前記各実施形
態に係る管路口封止構造においては、内部支持部材2を
水膨潤性を有する合成樹脂で構成したが、外部支持部材
1を水膨潤性を有する合成樹脂で構成し、また外部支持
部材1及び内部支持部材2を共に水膨潤性を有する合成
樹脂で構成することもできる。
【0025】また、前記実施形態に係る管路口封止構造
においては内部支持部材2の挿通孔22を略中央に穿設
する構成としたが、管路200の敷設状態により中央か
ら偏移した位置に穿設することもできる。この挿通孔2
2は内部支持部材2の板状体21表裏面に対して略垂直
に貫通する構成としたが、敷設状態により板状体21の
表裏面に対して傾斜した方向に貫通する構成とすること
もできる。また、前記板状体21は円板状の他に方形
状、他の多角形状に形成することもできる。この多角形
状の板状体21で形成した場合には、この多角形状に対
応して外部支持部材1の溝部13の形状に形成すること
となる。また、前記外部支持部材1の外周形状も管路2
00の内壁形状に対応して各種の形態とすることができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、電線・ケーブル等を
挿通させて直接支持する内部支持部材と、この支持部材
を外部支持部材の構造に嵌合させ、この外部支持部材の
鍔部を管路の端部に係合させて装着されることから、電
線・ケーブル等の外形寸法に適合した内部支持部材の挿
通孔を形成するのみで各種の電線・ケーブルを支持でき
ることとなり、簡易な構成で確実な管路口の封止ができ
るという効果を奏する。また、本発明においては、外部
支持部材及び/又は内部支持部材を水膨張性合成樹脂で
形成することにより、管路口における止水をより確実に
実行できるという効果を有する。
【0027】また、本発明においては、円環状体の外部
支持部材の少なくとも一部が切離されてこの切離された
部分から内部支持部材を溝部に嵌合させるようにしてい
るので、より簡易に管路への装着作業が実行できるとい
う効果を有する。また、本発明においては、挿通孔を有
する環状板体の内部支持部材の少なくとも一部が切離さ
れてこの切離された部分から電線・ケーブル等が挿通孔
に挿通させるようにしているので、より簡易に管路への
装着作業が実行できるという効果を有する。
【0028】また、本発明においては、中央部分の厚み
を肉薄に形成しているので、この肉薄部分に穿設された
挿通孔で電線・ケーブル等をより密着させた状態で支持
でき、特に内部支持部材を水膨張性合成樹脂で形成され
た場合に部材全体の変形を肉薄部分で吸収してより確実
な支持ができるという効果を有する。また、本発明にお
いては、開口径が小さい挿通孔の端部が板状体の厚みを
肉薄に形成しているので、この肉薄部分に穿設された挿
通孔で電線・ケーブル等をより密着させた状態で支持で
き、特に内部支持部材を水膨張性合成樹脂で形成された
場合に部材全体の変形を肉薄部分で吸収してより確実な
支持ができるという効果を有する。さらに、本発明にお
いては、一又は複数の突起部が外部支持部材の外周全周
に亘って確実に密着させることができることとなり、管
路口の封止性をより向上させることができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る管路口封止構造
の管路への装着状体断面図である。
【図2】図1に記載の実施形態に係る管路口封止構造の
正面図及び側面図である。
【図3】図1に記載の実施形態に係る管路口封止構造に
おける外部支持部材及び内部支持部材の各種斜視図であ
る。
【図4】図1に記載の実施形態に係る管路口封止構造の
地中箱内態様図第1の実施形態に係るのブロック回路構
成図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る管路口封止構造の
管路への装着状体断面図である。
【図6】
【図7】従来の管路口封止構造図である。
【符号の説明】
1 外部支持部材 2 内部支持部材 103、3 締め付け具 11 円環状体 12 鍔部 13 溝部 14 突起部 15、23 切断部 21 板状体1 22 挿通孔 100 通信ケーブル 101 可動板 102 固定板 105 可撓性材 110 挿通孔 200 管路 300 地中箱
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月16日(2001.4.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉田 雄平 熊本県上益城郡嘉島町上島2064 つちやゴ ム株式会社内 Fターム(参考) 5G369 AA05 BA04 BA06 DC09 DC15 DD02 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中箱に接続され、電線・ケーブル等が
    配線される管路の端部に装着され、当該管路口を封止す
    る管路口封止構造において、 円環状の弾性部材からなる円環状体からなり、当該円環
    状体の一端側に鍔部が形成されると共に、前記円環状体
    の円周壁全周に亘って連続する溝部が形成される外部支
    持部材と、 前記電線・ケーブル等を挿通する挿通孔を形成すること
    ができる板状体からなり、当該板状体を前記外部支持部
    材の溝部に嵌合して支持される内部支持部材とを備え、 前記管路口の端面に前記外部支持部材の鍔部を係合させ
    て管路に外部支持部材を嵌装させることを特徴とする管
    路口封止構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の管路口封止構造 前記外部支持部材及び/又は内部支持部材が水膨張性合
    成樹脂で形成されることを特徴とする管路口封止構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の管路口封止
    構造において、 前記外部支持部材における円環状体の少なくとも一部が
    切離されて形成されることを特徴とする管路口封止構
    造。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    の管路口封止構造において、 前記内部支持材の板状体の少なくとも一部が切離されて
    形成されことを特徴とする管路口封止構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
    の管路口封止構造において、 前記内部支持部材の板状体が中央部分の厚みを外周辺部
    分の厚みより薄く形成されることを特徴とする管路口封
    止構造。
  6. 【請求項6】 前記請求項1ないし5のいずれかに記載
    の管路口封止構造において、 前記内部支持部の板状体に形成される挿通孔が一端側開
    口径と他端側開口径を異なる大きさで形成されることを
    特徴とする管路口封止構造。
  7. 【請求項7】 前記請求項1ないし6のいずれかに記載
    の管路口封止構造において、 前記外部支持部材の外周辺全周に亘って連続する一又は
    複数の突起部が形成されることを特徴とする管路口封止
    構造。
JP2001033592A 2001-02-09 2001-02-09 管路口封止構造 Pending JP2002238139A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103427388A (zh) * 2013-07-15 2013-12-04 何伟林 一种机械结构电缆管道密封装置
CN105179693A (zh) * 2015-10-13 2015-12-23 中国核动力研究设计院 一种压力容器传感器引线密封装置

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