JP3062570U - ハンドホ―ル等の側面孔に嵌挿する通信ケ―ブル管端の可動継手 - Google Patents

ハンドホ―ル等の側面孔に嵌挿する通信ケ―ブル管端の可動継手

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JP3062570U
JP3062570U JP1999001974U JP197499U JP3062570U JP 3062570 U JP3062570 U JP 3062570U JP 1999001974 U JP1999001974 U JP 1999001974U JP 197499 U JP197499 U JP 197499U JP 3062570 U JP3062570 U JP 3062570U
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JP
Japan
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tube
side hole
communication cable
sheath
hole
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JP1999001974U
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English (en)
Inventor
一夫 大澤
弘 榎並
和彦 関本
Original Assignee
株式会社信明産業
シントク工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は通信ケーブル等挿通のサヤ管の位
置決めを容易にしてボディー管内へ配管挿通し得るとと
もに、ボディー管とサヤ管の傾斜,伸縮等に追従して抜
けはずれや破損を防止するようにしたハンドホール等の
側面孔と嵌挿する通信ケーブル管の管端との間の可動継
手を新規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案はハンドホールまたはマンホールの側
面孔に嵌入する光ファイバー等の通信ケーブルを挿通し
た複数本のサヤ管と該サヤ管を内挿するボディー管の管
端を前記側面孔の内側に取付ける可撓且つ伸縮性を有す
ゴム板と該側面孔の外側から嵌着する倒置V形をした同
質のゴムガスケットにて可撓且つ伸縮自在に嵌着するこ
とを特徴とするハンドホール等の側面孔に嵌挿する通信
ケーブル管端の可動継手にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はハンドホール等の側面孔に嵌挿する通信ケーブル管端の可動継手に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバー等の通信ケーブルを挿通する複数本のサヤ管と該サヤ管を内挿す るボディー管の両管端は従来図5に示すように、ハンドホールまたはマンホール の側面孔に外側からボルト止めした防護コンクリートとともにボディー管取付ス リーブを取付け、該スリーブにボディー管を嵌挿してスリーブと側面孔との間の 輪状間隙にセメントモルタル詰めして固定し、またサヤ管をボディー管取付スリ ーブの内端に取付ける孔付固定板の各孔に位置決め嵌挿し固定金具にて抜けはず れしないようにして固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら地下に布設するボディー管およびサヤ管は地震や衝動および地盤 の不等沈下などによって傾斜したり、周囲の地熱の温度変化等により伸縮するこ とが生ずるに対して、ハンドホール等の側面孔との間のセメントモルタルによる 詰め止めは柔軟性がなく亀裂裂断等が生じてボディー管およびサヤ管が抜けはず れて、光ファイバー等の通信ケーブルが相互に接触したり裂断したりして通信不 能となるなどの課題を生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はハンドホールまたはマンホールの側面孔に嵌入する光ファイバー等の 通信ケーブル挿通の複数本のサヤ管と該サヤ管を内挿するボディー管の管端を前 記側面孔の内側に取付ける可撓且つ伸縮性を有すゴム板と該側面孔の外側から嵌 着する倒置V形をした同質のゴムガスケットにて可撓且つ伸縮自在に嵌着するよ うにして、かかる課題を解決するようにしたのである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下図面により説明する。
【0006】 ハンドホール1の側面孔2の内側に可撓性と伸縮性を有すゴム板3を四方より 張り出したアーム板3aを用いてボルト4止め取付する。4aはボルト穴補強用 の金属板である。ゴム板3は中間に円形部3bを有して成形の過程で金属板にて なる円盤5を内包取付する。該円盤5は図3に示すように複数個の止孔6を設け おり、該止孔6はゴム板3を貫通している。
【0007】 円盤5は側面孔2の外側に向けて短筒7を直角に折り曲げ出ししている。8は 数個の切欠である。切欠8内の円盤端縁はゴム膜にて覆われている。円盤5と短 筒7にて円盤部材を形成している。なお図中6aは円盤5の適所に設けた挟み孔 で、内外のゴムが挟み孔6aに入り塞ぐことによって円盤5を挟み止めてゴム板 3内での内包状態を確実なものにしている。
【0008】 側面孔2の外側より断面が倒置V形をしたゴムガスケット9を嵌着し、該ゴム ガスケット9内を通るようにしてボディー管10の管端を側面孔2内に嵌入し、 管端内面に短筒7を接面嵌入して固定する。ボディー管10は内部に光ファイバ ー等の通信ケーブル11を挿通した複数本のサヤ管12を通していて、各サヤ管 12の管端は円盤5の各止孔6に各別に嵌め、孔付蓋13により嵌め止めて抜け 戻りしないように固定する。なおサヤ管12の数が少なくて使用しない止孔6同 様に閉塞する。
【0009】 なおボディー管10の外表は図4に示すように中空リブ形、環状リブ形などの 各種の形状にて形成されるが、内面はいずれも平滑なため、短筒7との間で密に 嵌着し固定する。ゴムガスケット9とボディー管10の間は締付けバンド14に て締付け固定する。またゴムガスケット9の一端は張り部材15にて側面孔2の 内面に圧着する。
【0010】
【考案の効果】
本考案はハンドホール等の側面孔に嵌入する通信ケーブル管の管端を可撓性と 伸縮性を有すゴム板と同質のゴムガスケットにて可撓且つ伸縮自在にて支持し嵌 着するようにしたので、地震や地盤の不等沈下、地熱の変化等によってボディー 管およびサヤ管に傾斜や伸縮が生じてもゴム板およびゴムガスケットの可撓且つ 伸縮作用によって追従対応するために、嵌着状態を確実に維持して相互の破損等 が生じないほか、ボディー管およびサヤ管の抜けはずれを防止して通信ケーブル の相互の接触や裂断等による通信不能の事態を回避することができるという効果 を生ずる。
【0011】 ゴム板の円盤に設ける複数個の止孔にて各サヤ管の管端を嵌止するようにした ので、サヤ管は位置決めを容易にしてボディー管内へ配管挿通し得るとともに、 サヤ管の配管を確認しやすくするという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ゴム板をハンドホールの側面孔の内側にボル
ト取付けした状態にて示す正面図
【図2】 サヤ管を固定した状態を示す縦断面図
【図3】 円盤部材の斜視図
【図4】 (a)(b)はボディー管の形状例を示す拡
大部分断面図
【図5】 従来例を示す縦断面図
【符号の説明】
1はハンドホール 2は側面孔 3はゴム板 3aはアーム板 3bは円形部 4はボルト 4aはボルト穴補強用の金属板 5は円盤 6は止孔 6aは挟み孔 7は短筒 8は切欠 9はゴムガスケット 10はボディー管 11は通信ケーブル 12はサヤ管 13は孔付蓋 14は締付けバンド 15はゴムガスケット取付用の張り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 関本 和彦 東京都港区芝3丁目14番6号 シントク工 業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドホールまたはマンホールの側面孔
    に嵌入する光ファイバー等の通信ケーブルを挿通した複
    数本のサヤ管と該サヤ管を内挿するボディー管の管端を
    前記側面孔の内側に取付ける可撓且つ伸縮性を有すゴム
    板と該側面孔の外側から嵌着する倒置V形をした同質の
    ゴムガスケットにて可撓且つ伸縮自在に嵌着することを
    特徴とするハンドホール等の側面孔に嵌挿する通信ケー
    ブル管端の可動継手。
  2. 【請求項2】 ゴム板は中間にサヤ管の管端を位置決め
    嵌着する複数個の止孔を該ゴム板との間で連通形成した
    円盤とボディー管の管端内面に接面嵌入する切欠付きの
    短筒とからなる位置決め嵌着用の円盤部材を取付けてい
    る請求項1記載の継手。
JP1999001974U 1999-03-30 1999-03-30 ハンドホ―ル等の側面孔に嵌挿する通信ケ―ブル管端の可動継手 Expired - Lifetime JP3062570U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009281493A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Sekisui Chem Co Ltd 管継手
JP2014098484A (ja) * 2012-10-15 2014-05-29 Sekisui Chem Co Ltd ポリエチレン管の耐震構造

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