JP3280172B2 - 防水層の固定部構造 - Google Patents

防水層の固定部構造

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JP3280172B2 JP27478794A JP27478794A JP3280172B2 JP 3280172 B2 JP3280172 B2 JP 3280172B2 JP 27478794 A JP27478794 A JP 27478794A JP 27478794 A JP27478794 A JP 27478794A JP 3280172 B2 JP3280172 B2 JP 3280172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の屋根等に施工
されるシート防水工法における防水層の固定部構造に関
し、さらに詳しくは、固着具により躯体に固着した下地
部材に防水シートの一部を接着して、その防水シートに
よる防水層を前記躯体に固定することで、防水シートの
全面を躯体に接着することをなくし、もって、防水層が
躯体から蒙る影響を少なくできるようにした防水層の固
定部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した防水層の固定部構造において
は、従来、防水シートを下地部材に接着するに、下地部
材の上面全面に一様に接着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の防水層の固定部構造においては、次のような問題があ
った。つまり、前述した防水層の固定部構造を用いたシ
ート防水工法は、防水シートの全面を接着するものでは
ないので施工時に防水シートを接着する作業も少なくて
済むことから、新規に防水層を形成する場合のみなら
ず、防水層の補修工事においてもしばしば用いられる。
先に述べた従来の技術によれば、防水シートを下地部材
の上面全面に接着していたから、補修工事において古い
防水層を除去した上で新たな防水層を施工しようとする
と、防水層の除去に手間が掛かるとともに、下地部材か
ら完全に剥してしまうこともむつかしく、下地部材を躯
体に固着しているボルト類やビス類等の固着具を再度利
用して新たな防水シートを固定する施工法を採用しにく
い。そのため、古い防水層を残したままでその上から別
な下地部材を躯体に固着した上で、その下地部材に新た
な防水シートを接着する方法が考えられるが、この場合
には、下地部材の固着のために新たにあと施工アンカー
等を取り付けなければならず、その取付用の穿孔工事に
伴う騒音の発生の問題や、特に躯体がALC版等の場合
に穿孔による強度低下の問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記実情に鑑み、下地部
材を介して防水シートを躯体に固定する形態で防水層を
形成するにあたって、補修工事を行う場合に、騒音の発
生や躯体の強度低下を来すことなく、当初に施工した固
着具を極力利用してその施工が可能な防水層の固定部構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
特徴構成は、固着具により躯体に固着した下地部材とし
ての長尺状のプレート部材に防水シートの一部を接着し
て、その防水シートによる防水層を前記躯体に固定する
に、前記防水シートのうち、前記固着具を覆うカバー用
防水シートと、それ以外の防水シートとを別体に形成
し、前記カバー用防水シート以外の防水シートを前記プ
レート部材に接着し、前記カバー用防水シートを、前記
固着具の被操作部に対して非接着状態に覆せて前記防水
シートに接着するとともに、前記固着具に対応する箇所
に目印を設けてあることにある。
【0006】また、請求項2に係る本発明の特徴構成
は、上記特徴構成に加えて、前記固着具の被操作部に対
応する箇所の前記カバー用防水シートを膨出形成するこ
とで、その膨出部の内部空間によって前記カバー用防水
シートを固着具の被操作部から非接着状態に離隔すると
ともに、その膨出形態をもって前記目印を構成している
ことにある。
【0007】さらに、請求項3に係る本発明の特徴構成
は、上述の請求項2の特徴構成において、前記膨出部
を、前記固着具の1つ1つに対して各別に独立して設け
たことにある。
【0008】
【0009】そして、請求項4に係る本発明の特徴構成
は、請求項1〜3の何れかの特徴構成において、前記防
水シートの互いに隣接するものの端縁どうしを前記プレ
ート部材の部分において継ぎ合わせることで、隣接する
防水層どうしの継手部を構成するものであることにあ
る。
【0010】
【作用】つまり、請求項1に係る本発明の特徴構成によ
れば、カバー用防水シートは、ビスやボルト等の固着具
の被操作部に対して非接着であるから、補修等の際に防
水層を除去するにあたって、固着具の部分のカバー用
水シートだけを容易に取り外すことができ、しかも接着
剤が固着具に残留することがないから、新たな防水層を
施工するに際して既設の固着具を確実に再利用すること
ができる。加えて、固着具に対応する箇所に目印が施さ
れているから、除去すべきカバー用防水シートの箇所を
極めて容易に見付け出すことができる。
【0011】また、請求項2に係る本発明の特徴構成に
よれば、それに加えて、膨出部が形成する内部空間を、
カバー用防水シートを切断除去する際のカッターナイフ
等の刃物の先端側の入り込み空間として利用できるか
ら、防水層を除去するにあたっての刃物の使い勝手が良
くなる。しかも、膨出部の形態自身がその位置に固着具
のあることの目印となっているから、印刷等の手段で目
印を付記する構成に比しても、気候等の環境条件や他物
の当接等によっても目印がなくなる虞が少ない。
【0012】さらに、請求項3に係る本発明の特徴構成
によれば、各固着具に対する膨出部がそれぞれ独立して
形成されているから、既設の固着具を露呈するにあたっ
て、その周囲の膨出部を形成しているカバー用防水シー
ト部分を除去するだけで済む。
【0013】
【0014】そして、請求項4に係る本発明の特徴構成
によれば、防水層を施工するにあたって、長尺のプレー
ト部材の部分で防水層を躯体に固定するとともに隣接す
る防水層どうしを繋ぐことを繰り返すことで、防水層を
所定の面積毎に区切って施工することが可能になる。
【0015】
【発明の効果】その結果、請求項1に係る本発明によれ
ば、補修工事等における旧防水層の除去に際して、簡単
に捜し出せる必要最小限の箇所のカバー用防水シートを
取り外すだけで済み、なおかつ旧い防水層に用いていた
固着具を有効に再利用して新たな防水層を施工すること
ができるから、廃材の量が少なく、新たに穿孔の必要も
なく、施工手間少なくかつ騒音等の発生も少なく防水層
のやりかえ工事を行える優れた防水層の固定部構造にで
きた。
【0016】また、請求項2に係る本発明によれば、そ
れに加えて、カバー用防水シートの取り外しに際しての
刃物の使い勝手を良くでき、また、目印が消滅する虞も
少なくできるから、より一層防水層のやりかえ工事を手
際よく行える効果がある。
【0017】さらに、請求項3に係る本発明によれば、
防水層のやりかえ工事に際して各固着具のごく近傍の
バー用防水シートを除去するだけでよいから、廃材の量
をより一層少なくできる効果がある。
【0018】
【0019】そして、請求項4に係る本発明によれば、
防水シートの固定のための構成を防水層どうしの繋ぎの
ための構成に兼用させ、防水シートの固定作業を区切っ
て行うことが可能になるから、全体としての防水層のや
りかえ工事を失敗少なくかつ効率よく進めることができ
る効果がある。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。
【0021】〔第1実施例〕図1及び図2に示すよう
に、コンクリート製の躯体である屋上スラブ1に、固着
具Aの一例であるボルト2・ナット3の対をアンカー4
に螺着したものを介して、下地部材Fである長尺物の塩
ビ被覆したプレート部材5を固着し、このプレート部材
5に、防水層を形成する一対の防水シート6の両端縁を
接着し、さらにそれら両防水シート6の各別の端縁に、
前記固着具Aに対して非接着状態に覆うカバー用の膨出
形成した防水シート7の両端縁をそれぞれ接着するとと
もに、継目にシール8を施し、もって、防水層の継手部
兼用の固定部Xを構成してある。
【0022】この防水層の固定部Xにおいては、膨出部
であるカバー用の防水シート7が固着具Aに対して非接
着状態にあるから、この防水層が老朽化して新しい防水
層にとりかえるべく旧い防水層を除去するに際して、そ
の膨出部分だけを除去すれば固着具Aを簡単に露呈で
き、その固着具Aを介して新たな下地部材を取り付ける
とともにその下地部材に新たな防水シートを接着するこ
とで、防水層のやりかえ工事を手際よく行えるのであ
る。しかも、旧い防水層の除去にあたって、固着具Aが
ある部分に対応する防水シート7の部分が膨出している
から、それが目印となって除去すべき箇所を容易に見付
け出せるのである。
【0023】次に、この防水層のやりかえ工事の手順を
簡単に説明すると、まず、上でも述べたように、目印と
なる膨出する形状を手掛かりにしてプレート部材5の位
置を捜し、プレート部材5に対応する部分のカバー用の
防水シート7を除去する。このとき、防水シート7の両
側壁部分の下端をカッターナイフによって切断するので
あるが、膨出した形態によって内部に形成された空間が
あることでカッターナイフの刃先部分がその空間内に入
り込むから、防水シートの切断をスムースに行えるので
ある。こうして、防水シート7を除去すれば、固着具A
を露呈できる。既に述べたように、防水シート7は固着
具Aとは非接着状態であるから、固着具Aには接着剤等
がこびりついて残っていることがなく、その被操作部で
あるナット3の外周にプライヤーやモンキーレンチ等の
工具を咬ませてナット3を支障なく取り外すことができ
る。こうして固着具Aの一部を形成するボルト2が露呈
されれば、そのボルト2に新たなプレート部材5’を嵌
めてナット3を締め、新たなプレート部材5’に、新し
い防水層を形成する新たな一対の防水シート6’の両端
縁を接着し、さらに、旧い防水層と同じ形態のカバー用
の防水シート7’を固着具A’に非接着状態に覆せた上
で、その一対の防水シート6’の両端縁にわたって接着
する。この状態を図3及び図4に示す。このようにし
て、何度でも繰り返して同じように手際よく防水層のや
りかえ工事を施工できるのである。
【0024】〔別実施例〕次に本発明の別の実施例を列
挙する。 <1>〔第2実施例〕 図5及び図6に示す実施例においては、下地部材Fであ
るプレート部材5の部分で隣接する防水層を繋ぐにあた
って、一方の防水シート6Aをプレート部材5の下に敷
き込み、他方の防水シート6Bをプレート部材5を越え
て上記一方の防水シート6Aの上にまで延設し、さら
に、固着具Aに対応する箇所に切欠きを設けるととも
に、その部分を覆うハット状で別体に形成した防水シー
ト7の鍔部分を接着することで、固着具Aに対する非接
着状態を現出してある。この別実施例では、防水層の継
手部分の長手方向に沿って並設される複数の固着具Aそ
れぞれに対応してハット状の膨出部である防水シート7
を施工するものであり、先の実施例で説明した長尺状の
防水シート7を用いる構成に比して、防水層のやりかえ
に際しての旧い防水層の除去部分を一層少なくできる。
また、防水層の施工に際して、先に平坦部の防水シート
6を先行して敷き込んだ後に、膨出部の防水シート7の
みを後から取り付ける作業形態を取ることができ、施工
の効率化を図れる。尚、この構成においても、先の実施
例の場合と同様に、手際よく防水層のやりかえ工事が可
能であり、その出来上りの様子を図7に示す。
【0025】<2>〔第3実施例〕 図8及び図9に示す実施例においては、予め躯体1に溝
Gを形成してあり、下地部材Fとしてのプレート部材5
を、その断面が上記溝Gに嵌まり込む形状とし、溝Gの
底の部分において先の実施例と同様の固着具Aによって
躯体1に固着してある。一対の防水シート6は、何れも
その端縁を、上記プレート部材5の鍔部分に接着してあ
り、それら両端縁部分を押さえ込む押え部9Aと前記溝
Gに固定すべく上記プレート部材5に係合する脚部分9
Bとを形成したPVC製の押え部材9を設けてある。さ
らに、この構成においては、躯体1に溝Gを形成するこ
とで防水層の上面をほぼ平坦にすることを可能にしてお
り、そのため、固着具Aの位置を示すために、上記押え
部材9の固着具Aに対応する箇所に、施工時に溶剤によ
り溶着したマーク用シート10を付設してある。尚、図
中9Cは防水層のやりかえに際しての押え部材9の切断
除去を容易化するための薄肉部である。この構成におい
ても、ハット状のプレート部材5の底部で固着具Aを用
いて躯体1にプレート部材5を固着してあるから、この
プレート部材5の溝状の部分により空間が形成され、防
水シート6が固着具Aとは非接着状態に維持される。そ
して、その空間を、防水層のやりかえ工事の際の前記P
VC製の押え部材9の薄肉部9Cを切断するときの刃物
先端の入り込み空間として利用でき、切断工事を手際よ
く進めることができる。尚、防水層のやりかえ工事終了
後の様子を図10に示す。図中5’は前記プレート部材
よりも一まわり幅狭に形成したプレート部材、図中9’
は、前記押え部材9よりも一まわり幅狭に形成した押え
部材である。
【0026】
【0027】<3>第4実施例〕 先の実施例では、膨出形成した防水シート7が固着具A
から完全に離れたものを説明したが、それに替えて、
11に示すように、膨出形成した防水シート7の上側部
分7Uを肉厚に形成し、固着具Aを構成するボルト2と
ナット3の一部に嵌合するように構成してもよい。この
構成により、例えば屋上防水層を形成するに歩行型とす
る場合に、膨出部分の防水シート7が踏まれたとしても
固着具Aに受け止めさせることで防水シート7の破損を
少なくできる。なお、7aは、切断部分を示すとともに
切断を容易化するための肉薄部である。
【0028】<4> 先の実施例では、下地部材Fは全
て躯体1としての屋上スラブに固着するものを説明した
が、本発明による防水層の固定部構造は、屋上スラブに
おける防水層の固定のみならず、防水層の立上りを躯体
1としてのパラペットに固定する場合に採用することも
可能であり、躯体1としては、それら屋上スラブや屋上
パラペット、或いは屋内防水における床スラブや壁等を
対象とするものである。 〔第5実施例図12 には、防水層の立上り上部に施工した場合の断面
を示す。この実施例では、長尺物の下地部材5の片側を
折曲形成して、笠木コンクリート1Aとの間にコーキン
グ12を施工できるようにしてある。 〔第6実施例〕 また、図13には、防水層の立上りの下部或いは段差部
分に施工した場合の断面を示す。この実施例では、長尺
物の下地部材5の片側を折曲形成して、立上りのコンク
リート1Uに沿わせてある。
【0029】<5> 図示はしないが、固着具Aに対し
て防水シートを非接着状態に覆せるに際して、先の実施
例で説明したように防水シートに膨出部分を形成する等
の手段で形成した空間により防水シートを固着具Aから
離隔する構成に替えて、単に固着具Aの当接する部分に
は接着剤を用いない等の手法で非接着状態を現出しても
よい。
【0030】
【0031】<6> 固着具Aとしては、先の実施例で
説明したボルト2・ナット3・アンカー4の組合せに替
えて、ビスとアンカーの組合せ、躯体1内に予め埋設し
たアンカーボルトとナットの組合せ等、種々の構成を採
用できる。そして、固着具Aの被操作部とは、先の実施
例ではナット3の外周であったが、例えば、固着具Aと
しビスとアンカーの組合せを採用する場合であれば、ビ
スのプラス形或いはマイナス形のすりわりが相当するも
のである。
【0032】<7> 固着具Aに対応する箇所に目印を
設けるに、先の実施例では、膨出形成した防水シート7
の形態そのものによるもののいくつかの例と、平坦部の
防水シート6を押え込む押え部材9の上面にマーク用シ
ート10を付設する構成を説明したが、それらに替え
て、例えば、防水シート杖にラインやドットを塗装した
りする手法を用いる等適宜変更が可能である。
【0033】<8> 下地部材Fとして、先の実施例で
は長尺物で塩ビ被覆した鋼製のプレート部材5とディス
ク状の皿部材11とを例に挙げて説明したが、それに替
えて、種々の形状・材質のものを採用できる。
【0034】<9> 防水シート6を下地部材Fとして
のプレート部材5に接着する手段としては、接着剤を用
いるもの、熱融着によるもの、溶剤溶着によるもの、等
の他、任意の手段を、単独で或いは適宜組み合わせて用
いることができる。
【0035】<10> 防水層を構成する防水シートの
材質は適宜変更自在である。
【0036】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図
【図2】第1実施例の一部切欠斜視図
【図3】第1実施例において防水層をやりかえた後の断
面図
【図4】第1実施例において防水層をやりかえた後の一
部切欠斜視図
【図5】第2実施例の断面図
【図6】第2実施例の一部切欠斜視図
【図7】第2実施例において防水層をやりかえた後の断
面図
【図8】第3実施例の断面図
【図9】第3実施例の一部切欠斜視図
【図10】第3実施例において防水層をやりかえた後の
断面図
【図11】第4実施例の断面図
【図12】第5実施例の断面図
【図13】第6実施例の断面図
【符号の説明】
1 躯体 プレート部材 防水シート カバー用防水シート A 固着具 F 下地部材
フロントページの続き (72)発明者 井上 隆司 大阪府吹田市江の木町24‐10 株式会社 ヤマデ内 (72)発明者 勝間 康晴 大阪府吹田市江の木町24‐10 株式会社 ヤマデ内 (72)発明者 山部 亮一 大阪府吹田市江の木町24‐10 株式会社 ヤマデ内 (72)発明者 坂植 理夫 大阪府吹田市江の木町24‐10 株式会社 ヤマデ内 (56)参考文献 特開 昭61−172951(JP,A) 実開 平2−18827(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 5/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固着具(A)により躯体(1)に固着し
    た下地部材(F)としての長尺状のプレート部材(5)
    に防水シート(6),(7)の一部を接着して、その防
    水シート(6),(7)による防水層を前記躯体(1)
    に固定してある防水層の固定部構造において、前記防水
    シート(6),(7)のうち、前記固着具(A)を覆う
    カバー用防水シート(7)と、それ以外の防水シート
    (6)とを別体に形成し、前記カバー用防水シート
    (7)以外の防水シート(6)を前記プレート部材
    (5)に接着し、前記カバー用防水シート(7)を、前
    記固着具(A)の被操作部に対して非接着状態に覆せて
    前記防水シート(6)に接着するとともに、前記固着具
    (A)に対応する箇所に目印を設けてある防水層の固定
    部構造。
  2. 【請求項2】 前記固着具(A)の被操作部に対応する
    箇所の前記カバー用防水シート(7)を膨出形成するこ
    とで、その膨出部の内部空間によって前記カバー用防水
    シート(7)を固着具(A)の被操作部から非接着状態
    に離隔するとともに、その膨出形態をもって前記目印を
    構成している請求項1記載の防水層の固定部構造。
  3. 【請求項3】 前記膨出部を、前記固着具(A)の1つ
    1つに対して各別に独立して設けてある請求項2記載の
    防水層の固定部構造。
  4. 【請求項4】記防水シート(6)の互いに隣接する
    ものの端縁どうしを前記プレート部材(5)の部分にお
    いて継ぎ合わせることで、隣接する防水層どうしの継手
    部を構成するものである請求項1〜3の何れか1項に記
    載の防水層の固定部構造。
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