JP6890369B2 - 防水シートの固定構造およびその改修工法 - Google Patents
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Description
先付工法は、防水下地の上に上面が接着層で被覆された固定ディスクを固定用ビスで固定しておき、防水下地上に防水シートを敷設した後に上記固定ディスクと防水シートを接合する方法である。そして固定ディスクと防水シートとの接合は、誘導加熱装置を用いて溶着する方法等が用いられている。
また後付工法は、防水下地の上に防水シートを敷設した後に押さえ金具を抑え金具固定用ビスで固定し、上から補強用シートを接合固定する方法である。
さらに、固定板は固定用ビスによって下地に固定されるため、改修用に固定板を固定する際には固定用ビスを下地に新たに穿孔させる作業が必要となる。したがって、この新たな穿孔による工数の増大が懸念される。また改修時の新たな穿孔により発生する音や振動により屋内の人に不快感を与える懸念がある。
下地に打ちこまれた受け具と、前記受け具上に配置された既存固定板と、前記既存固定板を貫通して前記受け具に着脱可能に固定された固定板留め具と、前記下地の上に敷設されると共に前記既存固定板によって固定される既存防水シートと、を備え、前記既存防水シートが前記既存固定板の上に敷設され、前記既存固定板の上面と前記既存防水シートの下面とが接合された防水シート固定構造の改修工法であって、固定板留め具を外す工程と、既存固定板と既存防水シートの一部を取り除く工程と、受け具の上に改修用固定具を配置し、固定板留め具を改修用固定板に貫通させて受け具に固定する工程と、既存防水シート及び改修用固定板の上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、改修用固定板と改修用の改修防水シートとを接合する工程と、を備える防水シート固定構造の改修工法や、固定板留め具を外す工程と、既存固定板と既存防水シートの一部を取り除く工程と、既存防水シートの上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、改修防水シートの上に改修用固定板を配置し、固定板留め具を改修用固定板および改修防水シートに貫通させて受け具に固定する工程と、改修用固定板の上から改修補強用シートを敷設し、改修用の改修防水シートと改修補強用シートとを接合する工程と、を備える防水シート固定構造の改修工法としてもよい。
また、下地に打ちこまれた受け具と、前記受け具上に配置された既存固定板と、前記既存固定板を貫通して前記受け具に着脱可能に固定された固定板留め具と、前記下地の上に敷設されると共に前記既存固定板によって固定される既存防水シートと、を備え、前記下地に敷設された前記既存防水シートの上から前記既存固定板が前記固定板留め具により前記受け具に固定され、前記既存固定板を覆い前記既存防水シートと接合された補強用シートをさらに備えた防水シート固定構造の改修工法であって、前記固定板留め具を外す工程と、前記既存固定板と前記補強用シートの一部を取り除く工程と、前記受け具の上から改修用固定板を配置し、固定板留め具を前記改修用固定板に貫通させて前記受け具に固定する工程と、前記既存防水シート及び前記改修用固定板の上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、前記改修用固定板と前記改修用の改修防水シートとを接合する工程と、を備える防水シート固定構造の改修工法や、前記固定板留め具を外す工程と、前記既存固定板と前記補強用シートの一部を取り除く工程と、前記既存防水シートの上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、前記改修防水シートの上に改修用固定板を配置し、固定板留め具を前記改修用固定板および前記改修防水シートに貫通させて前記受け具に固定する工程と、前記改修用固定板の上から改修補強用シートを敷設し、前記改修用の改修防水シートと前記改修補強用シートとを接合する工程と、を備える防水シート固定構造の改修工法としてもよい。
さらに、これらの改修工法の後にさらに2回目の改修を行う改修工法として、固定板留め具を外す工程と、受け具の上に新たな固定板を配置し、固定板留め具を新たな固定板に貫通させて受け具に固定する工程と、改修防水シートの上から新たな防水シートを敷設する工程と、を備える防水シート固定構造の改修工法とすることができる。
防水シート固定構造は受け具2に固定板留め具4が着脱可能に固定され、固定板留め具4によって既存防水シート5が固定されている。そのため、改修時の位置決めが容易になる。さらに、既存防水シート5の改修行うために固定板留め具4を用いる際に新たに下地を穿孔することなく固定板留め具4を固定することができる。このように、本実施形態は改修施工に適した防水シート固定構造となっている。
別の形態として、下地1に打ち込まれる受け具2の下地側と逆側、すなわち下地に対し上側にツバ状部を設けても良い。例えば受け具2の本体が内側にメネジを有する円筒形状であり、この本体の一側端縁の円周に沿って本体部の径よりも大きい板状のツバ状部を有する形態が例示できる。このようにツバ状部を有することで受け具2は側面から見て略T字形となる。したがって、ツバ状部は受け具2が下地1に打ち込まれた際に本体より径の大きいツバ状部が下地1の上に止まり受け具2が下地に打ち込まれ過ぎないように規制する。また、固定板留め具4を固定する際に下地1の一定位置に受け具2が打ち込まれるため、固定板留め具4の長さが不足するという不具合を防止することができる。さらに既存固定板3をその上に配置し固定板留め具4を受け具2に固定することで既存固定板3がより安定して固定された状態となる。
受け具2にメネジを有していれば固定板留め具4はオネジを有することで着脱が容易になり好ましい。
また、固定板留め具4を受け具2に固定する際に、固定板留め具4と既存固定板3等の固定板との間に座金、ワッシャー、ゴム等の弾性体を挟んで固定しても良い。
ここで、後述する改修に用いる改修用固定板、2回目以降の改修に用いる改修用固定板も既存固定板と同様の物を用いることができる。
既存防水シート5は熱可塑性樹脂層の単層でも良いが、寸法安定性、引張強度に優れるという点からガラスクロス、ガラス不織布、ポリエステルクロス、ポリエステル不織布等の基材層を積層した複層品が好ましい。基材層は最下層に設けても良いが熱可塑性樹脂層の中間に設けても良い。また熱可塑性樹脂層は一層であっても、複数の層であってもよく、それぞれの層の組成を異なるものとしてもよい。
ここで、後述する改修に用いる改修防水シート、2回目以降の改修に用いる改修防水シートも既存防水シートと同様の物を用いることができる。
ここで、後述する改修に用いる改修補強用シート、2回目以降の改修に用いる改修補強用シートも既存補強用シートと同様の物を用いることができる。
第2実施形態は下地に打ち込まれた受け具から固定板留め具を取り外し、改修用固定板を固定板留め具を受け具に留め付けることで改修用固定板を固定し、改修用固定板によって改修用の防水シートを固定することを要旨とする。下地に受け具が固定されているために改修時の改修用固定板を留めつける際に受け具に合わせて改修用固定板を配置することができ、改修用固定板の位置決め作業が簡易となり、改修施工の工数低減となる。また、改修時にも受け具を繰り返し使用するため、下地への新たな穿孔が不要となり、改修時の音や振動を低減できる。
このように、第2実施形態の改修工法は、改修前の工法が先付工法、後付工法のいずれにも適用できる。また、改修前が先付工法の場合の改修工法は先付工法、後付工法のいずれも適用でき、同様に改修前が後付工法の場合も改修工法は先付工法、後付工法を適用することができる。
ここで、改修に際して既存防水シート5、既存固定板3の少なくとも一方を取り外してもよい。また、既存防水シート5、既存固定板3を取り外すことなく改修を行っても良い。次に既存防水シート5、既存固定板3のいずれも取り外す場合についてさらに説明する。
既存防水シート5を切開し固定板留め具4を外すとともに、既存固定板3の周囲の既存防水シート5を切断し、この切断した既存防水シート5と既存固定板3を取り外す。そして、改修用固定板7を受け具2の上に配置し、固定板留め具4で受け具2に固定する。次に、改修用防水シート8を既存防水シート5の上から下地1の上に敷設し、改修防水シート8と改修用固定板7とを接合し、改修防水シート8を固定する。
改修用固定板7と改修防水シート8との接合は、既存防水シート5と既存固定板3との接合と同様に、熱による融着や溶剤による溶着等が用いられるが、図2の実施形態においては誘導加熱装置による融着により接合されている。
図3の改修時には、既存防水シート5の一部を切開し、受け具2にねじ込まれている固定板留め具4を逆回転することで取り外す。既存固定板3の周囲で既存防水シート5を切断し、既存防水シート5を既存固定板3とともに取り外す。そして、改修用固定板7を受け具2の位置にあわせて配置し、改修用固定板7の上から固定板固定具4のオネジ部分を受け具2のメネジ部分にねじ込んで固定し、これにより改修用固定板7を下地1に固定する。改修防水シート8を既存防水シート5と改修用固定板7を覆って敷設する。改修用固定板7、改修防水シート8は既存固定板3、既存防水シート5と同様の物を使用している。そして、改修防水シート8の下面と改修用固定板7の接着層とを誘導加熱装置により溶融接合する。
図4に改修時には、既存固定板3の周囲の既存補強用シート6を切断し、さらに既存補強用シート6を切開し固定板留め具4を外して、切断した既存補強用シート6と既存固定板3を取り外す。ここで、既存補強用シート6と既存固定板3とは接合されており同時に取り外すことができる。既存防水シート5、受け具2の上からポリ塩化ビニル樹脂製の改修防水シート8を敷設する。そして、上下面ともポリ塩化ビニル樹脂層で被覆された改修用固定板7を受け具2の上部であって改修防水シート8の上に配置する。オネジを有する固定板留め具4を、メネジを有する受け具2に回し入れて固定する。これにより改修用固定板7が下地に対し固定され、改修用固定板7と下地1とで締め付けられることで改修防水シート8が固定される。改修用固定板7を覆うように改修防水シート8の上からポリ塩化ビニル樹脂製の改修補強用シート9を配置する。改修補強用シート9の裏面を改修用固定板7のポリ塩化ビニル樹脂層(図示なし)および改修防水シート8と接合し、端縁部をシーラー(図示なし)で止水処理する。
改修時に既存固定板3を取り除かない改修工法は、既存固定板3を取りは外さない点が図3および図4の改修工法と異なっている。図6、図7の改修工法は既存防水シート5、既存固定具3の上から改修用の改修防水シート8を敷設する工程と、受け具2の上部に改修用の改修用固定板7を配置し、固定板留め具4で改修用固定板7を貫通して受け具2に留め付ける工程を有し、改修用固定板7で改修防水シート8を固定している。
以下、図6、図7についてより具体的に説明する。
このような防水シート固定構造は受け具2に固定板留め具4が着脱可能に固定され、固定板留め具4によって既存防水シート5が固定されている。そのため、既存防水シート5の改修行うために固定板留め具4を用いる際に新たに下地を穿孔することなく固定板留め具4を固定することができる。さらに、既存固定板3は長尺状であり受け具2が既存固定板3に沿って線上に配置されているので、改修時の位置決めが容易になる。このように、本変形例も改修施工に適した防水シート固定構造となっている。
既存防水シート5の固定板留め具4と対応する位置に切込みを入れ、固定板留め具4の頭を露出させて、固定板留め具4を取り外す。次に既存固定板3の周囲の既存防水シート5を切断し、切断した既存防水シート5と既存固定板3を受け具2から取り外す。そして、改修用固定板7を受け具2の上に配置し、改修用固定板7を固定板留め具4で受け具2に固定する。次に、改修防水シート8を既存防水シート5の上から下地1の上に敷設し、改修防水シート8と改修用固定板7とを接合し、改修防水シート8を固定する。改修用固定板7と改修防水シート8との接合は、熱融着により接合されている。改修用固定板7は既存固定板3と同様に、長方形の板状に形成され、立上がり壁10の伸びている方向に沿って長尺状に形成されている。
ここで本変形例においては、既存固定板3、既存防水シート5を取り外しているが、既存固定板3の既存防水シート5のいずれか1つまたは両方を取り外すことなく改修を行っても良い。
2回目の改修(3回目の施工方法)においても1回目の改修工法と同様に改修用固定板7、改修防水シート8を取り除いても良いし、残しても良い。また既存固定板3、既存防水シート5についても同様に取り外しても良いし、残しても良い。
また、新設の施工時、1回目以降の改修時に行っていた、先付工法、後付工法によらず、2回目以降の改修においても先付工法、後付工法のいずれを用いても良い。
新たな固定板と新たな防水シートとの接合は、熱による融着や溶剤による溶着等が用いられる。
新たな固定板と新たな防水シートとの接合は、熱による融着や溶剤による溶着等が用いられる。
2 受け具
3 既存固定板
5 既存防水シート
6 既存補強用シート
7 改修用固定板
8 改修防水シート
9 改修補強用シート
Claims (5)
- 下地に打ちこまれた受け具と、
前記受け具上に配置された既存固定板と、
前記既存固定板を貫通して前記受け具に着脱可能に固定された固定板留め具と、
前記下地の上に敷設されると共に前記既存固定板によって固定される既存防水シートと、
を備え、
前記既存防水シートが前記既存固定板の上に敷設され、前記既存固定板の上面と前記既存防水シートの下面とが接合された防水シート固定構造の改修工法であって、
前記固定板留め具を外す工程と、
前記既存固定板と前記既存防水シートの一部を取り除く工程と、
前記受け具の上に改修用固定板を配置し、固定板留め具を前記改修用固定板に貫通させて前記受け具に固定する工程と、
前記既存防水シート及び前記改修用固定板の上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、
前記改修用固定板と前記改修用の改修防水シートとを接合する工程と、
を備える防水シート固定構造の改修工法。 - 下地に打ちこまれた受け具と、
前記受け具上に配置された既存固定板と、
前記既存固定板を貫通して前記受け具に着脱可能に固定された固定板留め具と、
前記下地の上に敷設されると共に前記既存固定板によって固定される既存防水シートと、
を備え、
前記既存防水シートが前記既存固定板の上に敷設され、前記既存固定板の上面と前記既存防水シートの下面とが接合された防水シート固定構造の改修工法であって、
前記固定板留め具を外す工程と、
前記既存固定板と前記既存防水シートの一部を取り除く工程と、
前記既存防水シートの上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、
前記改修防水シートの上に改修用固定板を配置し、固定板留め具を前記改修用固定板および前記改修防水シートに貫通させて前記受け具に固定する工程と、
前記改修用固定板の上から改修補強用シートを敷設し、前記改修用の改修防水シートと前記改修補強用シートとを接合する工程と、
を備える防水シート固定構造の改修工法。 - 下地に打ちこまれた受け具と、
前記受け具上に配置された既存固定板と、
前記既存固定板を貫通して前記受け具に着脱可能に固定された固定板留め具と、
前記下地の上に敷設されると共に前記既存固定板によって固定される既存防水シートと、
を備え、
前記下地に敷設された前記既存防水シートの上から前記既存固定板が前記固定板留め具により前記受け具に固定され、前記既存固定板を覆い前記既存防水シートと接合された補強用シートをさらに備えた防水シート固定構造の改修工法であって、
前記固定板留め具を外す工程と、
前記既存固定板と前記補強用シートの一部を取り除く工程と、
前記受け具の上から改修用固定板を配置し、固定板留め具を前記改修用固定板に貫通させて前記受け具に固定する工程と、
前記既存防水シート及び前記改修用固定板の上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、
前記改修用固定板と前記改修用の改修防水シートとを接合する工程と、
を備える防水シート固定構造の改修工法。 - 下地に打ちこまれた受け具と、
前記受け具上に配置された既存固定板と、
前記既存固定板を貫通して前記受け具に着脱可能に固定された固定板留め具と、
前記下地の上に敷設されると共に前記既存固定板によって固定される既存防水シートと、
を備え、
前記下地に敷設された前記既存防水シートの上から前記既存固定板が前記固定板留め具により前記受け具に固定され、前記既存固定板を覆い前記既存防水シートと接合された補強用シートをさらに備えた防水シート固定構造の改修工法であって、
前記固定板留め具を外す工程と、
前記既存固定板と前記補強用シートの一部を取り除く工程と、
前記既存防水シートの上から改修用の改修防水シートを敷設する工程と、
前記改修防水シートの上に改修用固定板を配置し、固定板留め具を前記改修用固定板および前記改修防水シートに貫通させて前記受け具に固定する工程と、
前記改修用固定板の上から改修補強用シートを敷設し、前記改修用の改修防水シートと前記改修補強用シートとを接合する工程と、
を備える防水シート固定構造の改修工法。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防水シート固定構造の改修工法の後にさらに防水シート固定構造を改修する工法であって、
前記固定板留め具を外す工程と、
前記受け具の上に新たな固定板を配置し、固定板留め具を新たな固定板に貫通させて前記受け具に固定する工程と、
改修防水シートの上から新たな防水シートを敷設する工程と、
を備える防水シート固定構造の改修工法。
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