JP2018123585A - 金属屋根下地における防水構造およびその施工方法 - Google Patents

金属屋根下地における防水構造およびその施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属屋根下地に機械的固定工法により防水構造を設けた際に強風によりもたらされる繰り返し振動による固定用ビスが緩むことが懸念されている。固定用ビスの緩みに対し、固定用ディスク等の固定具に特別な緩み止め手段を設けることなく簡便に固定用ビスが緩むのを防止する防水構造を提供することを目的とする。【解決手段】金属屋根下地の上に設けられた断熱層と、前記断熱層の上に配置された固定板と、前記固定板と前記金属屋根下地とを貫通し、ネジ部を有する固定具と、前記断熱層の上に敷設され前記固定板で固定された防水層と、前記金属屋根下地の上側であって前記金属屋根下地と間隔をおいて配置された補強板とを備え、前記固定具の前記ネジ部が前記金属屋根下地と前記補強板とに噛み合わされている金属屋根下地の防水構造。【選択図】 図1

Description

本発明は金属屋根下地における防水構造およびその施工方法に関する。
建築物の屋上、ベランダ、バルコニーの防水構造としてシート防水構造が用いられている。また、シート防水構造の施工において工期を短縮するために施工に工数を要しない簡便な工法が望まれている。そして、固定ディスクと固定用ビスを用いて防水シートを固定するいわゆる機械的固定工法が用いられている。
機械的固定工法は接着剤を用いて防水シートを固定する接着工法と比較して、下地の調整や下地の水分の乾燥を待つ必要がない等の点で工期を短縮することが可能な工法である。
この機械的固定工法には一般的に先付工法と後付工法とがある。
先付工法は、防水下地上に上面が接着層で被覆された固定ディスクを固定用ビスで固定しておき、防水下地上に防水シートを敷設した後に上記固定ディスクと防水シートを接合する方法である。そして固定ディスクと防水シートとの接合は、誘導加熱装置を用いて溶着する方法が用いられている。
また後付工法は、防水下地上に防水シートを敷設した後に押さえ金具を抑え金具固定用ビスで固定し、上から補強用のシートを接合固定する方法である。
ここで、金属デッキ下地等の金属屋根下地の防水構造に機械的固定工法を用いる場合は、固定用ディスクを固定するための固定用ビスが金属屋根下地に打ち込まれ固定される。そして、固定用ディスクにより防水シートが固定される。この場合も先付工法、後付工法のいずれも用いられている。
しかし、機械的固定工法により施工された防水構造が台風などの強風にさらされると防水シートが上下に振動する。この振動により防水シートを固定する固定ディスクや固定用ビスに垂直方向および水平方向の応力が繰り返し働くと言われている。そして金属屋根下地に機械的固定工法により施工された防水構造において、固定用ビスは金属屋根下地に固定されているため、防水構造に対する振動によりねじ込まれた固定用ビスが緩むことが懸念されている。
このような強風等によりもたらされる繰り返し振動による固定用ビスの緩みに対し、特許文献1において、板材と、その板材を下地に固定する固定ネジ部材との間に、板材に対する固定ネジ部材の軸芯周りでのネジ締め方向の回転を許容する一方、緩み方向の回転を阻止する緩み防止手段が設けることが開示されている。
また他の方法として特許文献2において、金属板製の屋根下地材に固定するタッピングビス型のビスを備え、このビスに噛み合って屋根下地材の裏面に係合するねじ止めクリップを設けることが開示されている。
特許文献3において、防水施工用固定具の座面が熱可塑性樹脂によって被覆され、この熱可塑性樹脂の所要部が防水部材または防水固定部材の表面における合成樹脂の所要部と溶剤溶着または熱融着により接合されることが開示されている。
特開2008−2123号公報 特開2007−211441号公報 特開2006−291638号公報
しかしながらこのような機械的固定工法における固定用ビス等の緩みを防止する方法は固定ディスクや固定用ビス等に対しあらかじめ緩み防止手段を設ける必要があり簡便さに劣るとの問題があった。
そこで本発明は上記の点を考慮してなされたもので、固定用ディスク等の固定板や固定用ビス等の固定具等に特別な緩み止め手段を設けることなく簡便に機械的固定工法において振動により固定具が緩むのを低減する防水構造を提供することを目的とする。
本発明は、金属屋根下地の上に間をおいて補強板を設置することを要旨とする。
より詳細には、金属屋根下地の上に設けられた断熱層と、断熱層の上に配置された固定板と、固定板と金属屋根下地とを貫通し、ネジ部を有する固定具と、断熱層の上に敷設され固定板で固定された防水層と、金属屋根下地の上側であって金属屋根下地と間隔をおいて配置された補強板とを備え、固定具のネジ部が金属屋根下地と補強板とに噛み合わされている金属屋根下地の防水構造とするものである。
ここで金属屋根下地と補強板との間に層間材が配置された金属屋根下地の防水構造とすることができる。また、層間材が柔軟性を有する部材としてもよい。
さらに、補強板の位置について、金属屋根下地と断熱層の間に、補強板が設けられていてもよいし、断熱層と固定板との間に、補強板が設けられていていてもよい。
このような防水構造の施工方法として、金属屋根下地の上に断熱層を設ける工程と、金属屋根下地の上に間隔をおいて補強板を設ける工程と、断熱層の上に固定板を配置する工程と、ネジ部を有する固定具を固定板の上から金属屋根下地と補強板に貫通させ、ネジ部を補強板と金属屋根下地に噛み合わせる工程と、断熱層の上に防水層を敷設し固定板によって防水層を固定する工程とを備える、金属屋根下地の防水構造の施工方法とすることができる。
本発明によれば、特別な緩み止め手段を設けることなく、機械的固定工法において振動により固定用ビスなどの固定具が緩むのを簡便に低減することができる。
本発明の第1実施形態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態を示す断面図である。 本発明の固定具の一例を示す平面図である。 本発明の第3実施形態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に実施形態である金属屋根下地の防水構造の断面図を示す。金属屋根下地10の上に補強板30が配置され、その上に断熱層40が配置されている。そして断熱層40の上に固定板60が配置され、固定板60と金属屋根下地10とは固定具80に貫通されている。固定具80はネジ部を有しており、そのネジ部が補強板30と金属屋根下地10とに噛み合わされている。また、補強板30は金属屋根下地10と間隔を置いて配置されている。防水層70は断熱層の上に敷設され固定板60により固定されている。
ここで、図1では補強板30は金属屋根下地10と断熱層40との間に配置されているが、図2の様に補強板30が断熱層40の上に配置されていても良い。
先付工法による実施形態1について図1を用いて説明する。金属屋根下地10の上に間隔をおいて補強板30が配置され、補強板30の上に断熱層40が設けられている。断熱層40の上に固定板60が配置され、固定板60と金属屋根下地10を固定具80が貫通している。固定具80はネジ部を有しており、ネジ部が金属屋根下地10と補強板30とに噛み合わされている。断熱層40と固定板60とを覆うように防水層70が設けられ、固定板60と防水層70とが接合されることで防水層70が金属屋根下地10に対し固定される。
ここで、図1では補強板30と金属屋根下地10との間に層間材20が配置されることで金属屋根下地10と補強板30とが間隔をおいて配置されている。
実施形態1についてより具体的に説明する。金属屋根下地10として折板屋根11が用いられ、折板屋根11の山部11aに柔軟性を有するテープ状の層間材20としてブチルテープ21が配置され、ブチルテープ21の上に補強板30として板状の鋼板31が配置されている。鋼板31の上には金属屋根下地10を覆うように断熱層40としてポリスチレン製の断熱材41が敷設され、断熱材41の上にはポリエチレン製でシート状の緩衝材50が敷設されている。折板屋根11の山部11aの上部であって緩衝材50の上に固定板60として円盤状の金属製の固定ディスク61を配置し、固定具80として固定用ビス81を固定用ディスク61、補強板30、折板屋根11に貫通させて固定用ディスク61が折板屋根11に固定されている。ここで、固定用ビス81は図3のように中間部分にネジ部B2を有しており、ネジ部B2が折板屋根11と鋼板31の金属板に噛み合わされている。
さらに、固定用ディスク61と断熱材41の上に防水層であるポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71が敷設され、固定用ディスク61の上面と防水シート71の裏面(下面)とが接合されている。これにより防水シート71は折板屋根11に固定された固定用ディスク61を介して折板屋根11に固定される。
ここで、固定用ディスク61の上面と防水シート71の裏面(下面)とは接合されていればよいが、固定用ディスク61の上面に接着層を設け防水シート71の裏面(下面)と接合することが好ましい。実施形態1においては、固定用ディスク61の上面にポリ塩化ビニル系樹脂製の接着層を設けている。そして、ポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71の上から固定用ディスク61の位置に置かれた電磁誘導加熱装置によって加熱し、固定用ディスク61の接着層と防水シート71とを加熱融着により接合している。
後付工法による実施形態2について図2を用いて説明する。金属屋根下地10の上に間隔をおいて補強板30が配置され、補強板30の上に断熱層40が設けられている。断熱層40を覆うように防水層70が設けられ、防水層70の上に固定板60が配置され、固定板60と金属屋根下地10を固定具80が貫通している。固定具80はネジ部を有しており、ネジ部が金属屋根下地10と補強板30とに噛み合わされている。防水層70と固定板60の上には増し張りシートAが接合されている。
実施形態2についてより具体的に説明する。金属屋根下地10として折板屋根11が用いられ、折板屋根11の山部11aに柔軟性を有するテープ状の層間材20としてブチルテープ21が配置され、ブチルテープ21の上に補強板30として板状の鋼板31が配置されている。鋼板31の上には金属屋根下地10を覆うように断熱層40としてポリスチレン製の断熱材41が敷設され、断熱材41の上にはポリエチレン製でシート状の緩衝材50が敷設されている。さらに、緩衝材50と断熱材41の上に防水層であるポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71が敷設されている。折板屋根11の山部11aの上部であって防水シート71の上に固定板60として円盤状の金属製の固定ディスク61を配置し、固定具80として固定用ビス81を固定用ディスク61、補強板30、折板屋根11に貫通させて固定用ディスク61を折板屋根11に固定している。ここで、固定用ビス81は図3のように中間部分にネジ部B2を有しており、ネジ部B2が折板屋根11と鋼板31の金属板に噛み合わされている。さらに、防水シート71と固定ディスク61の上に増し張りシートAが接合されている。増し張りシートAは防水シート71と同じポリ塩化ビニル系樹脂製である。そして、増し張りシートAの端部はシーラーSで止水処理されている。
金属屋根下地10は建築物の屋上、ベランダ、バルコニー等の躯体であり、鋼板等の金属製の板、角柱等で構成された下地を用いることができる。例えば図1の様な折板形状や、フラット形状、波板形状、瓦棒形状を用いることができる。金属の素材としては、スチール、ステンレス、アルミニウム合金、亜鉛合金、銅、チタニウム等を用い、めっきは、溶融亜鉛めっき、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき、溶融55%アルミめっき-亜鉛合金めっき、溶融アルミニウムめっきなどを用いることができる。厚みについては、0.4mm〜3.2mm程度が使われ、コスト、重量等を考慮し0.8mm〜1.6mmを用いることが好ましい。
断熱層20は熱の移動、伝導を減少させる層であればよく、断熱材等を用いることができる。断熱材としては繊維系や発泡系がある。繊維系としてはグラスウール、ロックウール、セルローズファイバー等が例示できる。また、発泡系としてはウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム等が例示できる。発泡系の断熱材が施工性や形状保持性の点で好ましく、ポリスチレンフォームがより好ましい。
補強板30は固定具80のネジ部B2が噛み合うものであればよい。形状としては板状が好ましく、正方形、長方形、円形等を用いることができる。材質としては、金属製、合成樹脂製、木製等のものが用いられる。耐久性、軽量性などの点からは合成樹脂製のものが好ましく、強度や固定具80との固定強度の点からは金属製が好ましい。金属としては、鉄製、ステンレス製、アルミ製などを用いることができる。補強板30としては板状の鋼板が好ましく用いられる。
ここで補強板30は固定具80のネジ部B2が噛み合うものであればよく、固定具80が緩むことを防止するとの点からは厚みが厚いほど固定具80のネジ部B2が噛み合う長さ長くなり、軸力が低下しにくく好ましい。しかし、コストや重量の面を考慮すると0.4mm〜3.2mmが好ましく、0.4mm〜1.6mmがより好ましく、0.4mm〜0.8mmがさらに好ましい。
また、金属屋根下地10が折板屋根11の山部11aの上に補強板30を配置する場合、補強板30は折板屋根11の山部11aに対応した形状とすることが好ましい。例示すると、折板屋根11の山部11aが一方に長い長方形であれば、補強板30もそれに対応し長方形とすることが好ましい。
さらに、補強板30は複数の固定板60と固定するようにしても良い。この場合、山部11aが一方向に長い長方形であれば、山部11aの上に並ぶ固定板60を連結するように長方形の補強板を山部11aの長手方向に配置することができる。また、複数の山部11aをまたぐように板状の補強板30を用いることも複数の固定板60を連結することができるため好ましい。
補強板30は金属屋根下地10と間隔をおいて配置される。実施形態1では金属屋根下地10と補強板30の間に層間材20を設けることで補強板30と金属屋根下地10との間隔が設けられている。このように層間材20は補強板30と金属屋根下地10との間に配置され間隔を設けることができる材であればよい。層間材としては、木製、金属製、合成樹脂製、ゴム製の材を用いることができ形状としては板状が好ましく、平面視で正方形、長方形、円形等とすることができる。
ここで、風により防水層70が上下に振動することで防水層70を固定している固定板60を介して固定具80に振動が伝わると考えられる。固定具80は補強板30に噛み合わせられているため補強板30にも振動が伝わる。補強板30と金属屋根下地10とは間隔をおいて設置されているので、補強板30に伝わった振動が低減され固定具80が緩むのを低減することが期待される。さらに層間材20を柔軟性がある材料とし、補強板30と金属屋根下地10の層間を柔軟性のある層間材で接合することで振動の低減効果がより大きくなり好ましい。このような柔軟性のある層間材としては、合成樹脂系やゴム系の材料が好ましい。合成樹脂系では塩化ビニル系、エチレン酢酸ビニル系、ポリエチレンテレフタレート系などを用いることができる。ゴム系では、ブチルゴム系、スチレンブタジエンゴム系、クロロプレンゴム系、エチレンプロピレンジエンゴム系などを用いることができる。また、層間材が粘着性を有していれば層間材で補強板30と金属屋根下地10とを接合することができより好ましい。例えば、粘着性を有するブチルゴム製のブチルテープを用いることで、補強板30と金属屋根下地10とを接合でき、より大きな振動低減効果を得ることができ好ましい。これにより固定具80の緩みの低減効果もより期待できる。
また、図5のように層間材は補強板30と金属屋根下地10との間の一部に設けても良い。図5は図1の実施形態1と同様に先付工法による変形例であり、層間材20が板状金属片22であり、補強板30と金属屋根下地10との間に空間が設けられていることが異なるが、それ以外は実施形態1と同じ構成である。ここで図5は折板下地11の山部11aの長手方向から見た断面図であり、2つの金属片22が山部11aの長手方向に沿って山部11aの上に配置されることで補強板30と金属屋根下地10との間に空間が設けられている。
層間材20に固定具80のネジ部B2と噛み合うようにしてよい。例えば、層間材を木材、金属、硬質合成樹脂、硬質ゴム等の剛性のある材料で構成することで、層間材20に固定具80のネジ部B2を噛み合うために軸力が向上し固定具80の緩みをより低減することができる。
固定板60は防水層70を固定できるものであればよい。固定具80を打ち込むための貫通孔を備えていることが好ましい。この孔の周囲には固定具80の頭部が収容されるための座くりが設けられていることが好ましい。固定板60の厚みは0.5mm〜2.0mm程度で、形状は正方形または長方形をした矩形状のプレート状や、円形または楕円形状のディスク状、長尺状など任意であり、大きさは1辺または外径が50mm〜100mm程度に形成することができる。固定板60は金属製、硬質合成樹脂製、木製等が用いられる。強度や耐久性の点から金属製が好ましい。金属製の鋼板としては、ステンレス、亜鉛、アルミニウムの鋼板、マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板など、多湿状態でも錆びにくい鋼鈑が好適に使用される。
固定板60の上面に設けられる接着層としてはアクリル系、ウレタン系、エポキシ系、ニトリルゴム系、スチレン‐ブタジエンゴム系などの各種接着剤や、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂被覆層、またポリ塩化ビニル系樹脂やアクリル系樹脂などの熱可塑性樹脂の組成物を溶剤に溶解したシール材などを用いることができる。接合強度を考慮すると、防水層70として防水シートを用いる場合、防水シートと熱可塑性樹脂被覆層の材質は同種のものを用いるのが好ましく、防水シートがポリ塩化ビニル系樹脂製である場合には、固定板60の熱可塑性樹脂被覆層もポリ塩化ビニル系樹脂製が好ましい。また接着層は固定板60の上面に予め設けるだけでなく、施工時に新たに設けてもよい。
固定板60に接着層を用いない場合でも、金属製の固定板60に熱可塑性樹脂被覆層を設けても良い。熱可塑性樹脂被覆層は上面または下面のどちらかに設けても良いし、両面に設けても良い。熱可塑性樹脂被覆層はポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等を用いることができる。防水層70として防水シートを用いる場合、防水シートと熱可塑性樹脂被覆層の材質は同種のものを用いるのが好ましく、防水シートがポリ塩化ビニル系樹脂製である場合には、固定板60の熱可塑性樹脂被覆層もポリ塩化ビニル系樹脂製が好ましい。
固定具80は、固定板60を金属屋根下地10に対し固定するための部材であればよい。固定具80は金属屋根下地10と補強板30を貫通し、固定具80のネジ部が金属屋根下地10と補強板30に噛み合うように構成されている。具体的にはネジ、ビス、ボルト、等が用いられる。固定具80の材質としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼等の鋼材などが使用できる。また、図3に固定具80の例示として固定用ビス81の平面図を示す。固定用ビス81は、頭部B1、ネジ部B2、ドリル部B3で構成されている。頭部B1は、固定板60の上面からはみ出ないように、皿、平、なべがよく、ドライバーやレンチで掛ける座面の窪み形状は十字穴、六角穴、四角穴が好ましい。ネジ部B2はタッピングねじ山、マシンねじ山、二条ねじ山等のねじ山が設けられている。このネジ部B2が金属屋根下地10と補強板30に噛み合うため、金属屋根下地10、補強板30にはねじ切りがされめねじが形成される。ドリル部B3はその先端の刃先によって金属屋根下地10、補強板30等に穴をあけることができる。
防水層70は防水シートを好ましく用いることができる。防水シートとしては熱可塑性樹脂製防水シートが好ましく使用され、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等を使用することができる。加工性や耐候性、施工性の面からポリ塩化ビニル系樹脂防水シートが好ましく用いられる。
防水シートは熱可塑性樹脂層の単層でも良いが、寸法安定性、引張強度に優れるという点からガラスクロス、ガラス不織布、ポリエステルクロス、ポリエステル不織布等の基材層を積層した複層品が好ましい。基材層は最下層に設けても良いが熱可塑性樹脂層の中間に設けても良い。また熱可塑性樹脂層は一層であっても、複数の層であってもよく、それぞれの層の組成を異なるものとしてもよい。
断熱層40と防水層70との間に緩衝材50を設けても良い。断熱層40が発泡系の断熱材41であり防水層70がポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71の場合、防水シート71に含まれる可塑剤が断熱材41に移行するのを防止することができる。緩衝材50として発泡ポリエチレンシート、発泡ポリエチレン・アルミニウム箔積層シート等を用いることができる。
増し張りシートAは防水層70と同種の材質を用いることができる。防水層70が防水シートであれば、増し張りシートAは防水シートと同様のシートが使用でき、熱可塑性樹脂製防水シートが好ましく使用され、塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等を使用することができる。増し張りシートAは熱可塑性樹脂層の単層でも良く、ガラスクロス、ガラス不織布、ポリエステルクロス、ポリエステル不織布等の基材層を積層した複層品でも良い。また熱可塑性樹脂層は一層であっても、複数の層であってもよく、それぞれの層の組成を異なるものとしてもよい。
本発明においては上記以外の部材等をさらに設けても良い。例えば、無機質板等を用いても良い。また、固定板60の下に固定板60と接触するように補強用のシートを配置しても良く、増し張りシートAと同様のシートを用いることができる。
図4に補強板30を断熱層40の上に配置した実施形態3を示す。金属屋根下地10の上に断熱層40が設けられている。断熱層40の上に補強板30、固定板60が配置され、固定板60と金属屋根下地10を固定具80が貫通している。固定具80はネジ部を有しており、ネジ部が金属屋根下地10と補強板30とに噛み合わされている。断熱層40と固定板60とを覆うように防水層70が設けられ、固定板60と防水層70とが接合されることで防水層70が金属屋根下地10に対し固定される。なお、実施形態3は先付工法を示している。
実施形態3についてより具体的に説明する。金属屋根下地10として折板屋根11が用いられ、折板屋根11を覆うように断熱層40としてポリスチレン製の断熱材41が敷設されている。断熱材41の上にはポリエチレン製でシート状の緩衝材50が敷設されている。折板屋根11の山部11aの上部であって緩衝材50の上に補強板30と固定板60として円盤状の金属製の固定ディスク61を配置し、固定具80として固定用ビス81を固定用ディスク61、補強板30、折板屋根11に貫通させて固定用ディスク61を折板屋根11に固定している。ここで、補強板30は板状の鋼板31が用いられ固定用ビス81は図3のように中間部分にネジ部B2を有しており、ネジ部B2が折板屋根11と鋼板31の金属板に噛み合わされている。
さらに、固定用ディスク61と断熱材41の上に防水層であるポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71が敷設され、固定用ディスク61の上面と防水シート71の裏面(下面)とが接合されている。これにより防水シート71は折板屋根11に固定された固定用ディスク61を介して折板屋根11に固定される。
ここで図4では先付工法を示したが、補強板30を断熱層40の上に配置した後付工法とすることもできる。また補強板30である鋼板31は緩衝材50と断熱材41(断熱層40)との間に配置しても良い。
先付工法として実施形態1の施工方法を図1を用いて説明する。金属屋根下地10として折板屋根11の山部11aに柔軟性を有するテープ状の層間材20としてブチルテープ21を貼り付け、ブチルテープ21の上に補強板30として板状の鋼板31を貼付する。鋼板31の上には金属屋根下地10を覆うように断熱層40としてポリスチレン製の断熱材41を敷設し、断熱材41の上にはポリエチレン製でシート状の緩衝材50を敷設する。折板屋根11の山部11aの上部であって緩衝材50の上に固定板60として円盤状の金属製の固定ディスク61を配置し、固定具80として固定用ビス81を固定用ディスク61、補強板30、折板屋根11に貫通させて固定用ディスク61を折板屋根11に固定している。ここで、固定用ビス81は図3のように中間部分にネジ部B2を有しており、ネジ部B2が折板屋根11と鋼板31の金属板に噛み合わされている。
さらに、固定用ディスク61と断熱材41の上に防水層であるポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71を敷設し、ポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71の上から固定用ディスク61の位置に電磁誘導加熱装置を置いて加熱し、固定用ディスク61の接着層と防水シート71とを加熱融着により接合している。
後付工法として実施形態2の施工方法を図2を用いて説明する。金属屋根下地10として折板屋根11の山部11aに柔軟性を有するテープ状の層間材20としてブチルテープ21を貼り付け、ブチルテープ21の上に補強板30として板状の鋼板31が貼付する。鋼板31の上には金属屋根下地10を覆うように断熱層40としてポリスチレン製の断熱材41を敷設し、断熱材41の上にはポリエチレン製でシート状の緩衝材50を敷設する。さらに、緩衝材50と断熱材41の上に防水層であるポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71を敷設する。折板屋根11の山部11aの上部であって防水シート71の上に固定板60として円盤状の金属製の固定ディスク61を配置し、固定具80として固定用ビス81を固定用ディスク61、補強板30、折板屋根11に貫通させて固定用ディスク61を折板屋根11に固定する。ここで、固定用ビス81は図3のように中間部分にネジ部B2を有しており、ネジ部B2が折板屋根11と鋼板31の金属板に噛み合わされている。さらに、防水シート71と固定ディスク61の上に増し張りシートAを載せ、増し張りシートAと防水シート71および固定用ディスク61を溶剤による溶着やライスターによる熱融着により接合する。ここで増し張りシートAは防水シート71と同じポリ塩化ビニル系樹脂製であり、固定用ディスク61にはポリ塩化ビニル系樹脂製の熱可塑性樹脂被覆層が設けられている。そして、増し張りシートAの端部をシーラーSでさらに止水処理する。
図5のように2つの金属片22が山部11aの長手方向に沿って山部11aの上に配置されることで補強板30と金属屋根下地10との間に空間が設けられている実施形態の施工方法を説明する。金属屋根下地10として折板屋根11の山部11aの長手方向に沿って金属片22を固定し、金属片22の上に補強板30として鋼板31を固定する。鋼板31の上に折板屋根11を覆うように断熱層40としてポリスチレン製の断熱材41を敷設し、断熱材41の上にはポリエチレン製でシート状の緩衝材50を敷設する。折板屋根11の山部11aの上部であって緩衝材50の上に固定板60として円盤状の金属製の固定ディスク61を配置し、固定具80として固定用ビス81を固定用ディスク61、補強板30、折板屋根11に貫通させて固定用ディスク61を折板屋根11に固定している。ここで、固定用ビス81は図3のように中間部分にネジ部B2を有しており、ネジ部B2が折板屋根11と鋼板31の金属板に噛み合わされている。
さらに、固定用ディスク61と断熱材41の上に防水層であるポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71を敷設し、ポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71の上から固定用ディスク61の位置に置かれた電磁誘導加熱装置によって加熱し、固定用ディスク61の接着層と防水シート71とを加熱融着により接合している。
なお、図5において後付工法を用いる場合は、鋼板31の上に断熱材41を敷設する以降の工程を図2の実施形態2の施工方法と同様にすればよい。
図4のように補強板30を断熱層40の上に配置した実施形態3の施工方法を説明する。金属屋根下地10としての折板屋根11を覆うように断熱層40としてポリスチレン製の断熱材41を敷設する。断熱材41の上にはポリエチレン製でシート状の緩衝材50を敷設する。折板屋根11の山部11aの上部であって緩衝材50の上に補強板30と固定板60として円盤状の金属製の固定ディスク61を配置し、固定具80として固定用ビス81を固定用ディスク61、補強板30、折板屋根11に貫通させて固定用ディスク61を折板屋根11に固定する。ここで、補強板30は板状の鋼板31が用いられ固定用ビス81は図3のように中間部分にネジ部B2を有しており、ネジ部B2が折板屋根11と鋼板31の金属板に噛み合わされている。
さらに、固定用ディスク61と断熱材41の上に防水層であるポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71を敷設し、ポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シート71の上から固定用ディスク61の位置に置かれた電磁誘導加熱装置によって加熱し、固定用ディスク61の接着層と防水シート71とを加熱融着により接合している。
なお、補強板30(鋼板31)を緩衝材50と断熱層40(断熱材41)との間に設ける場合も断熱材41の上であって、折板屋根11の山部11aに対応する位置に鋼板31を配置し鋼板31と断熱材41の上に緩衝材50を敷設する以外は実施形態3の施工方法と同様に施工することができる。
なお、本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、またこの他にも本発明の技術的思想内においてさまざまな形態をとり得ることができる。
10 金属屋根下地
11 折板屋根
20 層間材
21ブチルテープ
30 補強板
31 鋼板
40 断熱層
41 断熱材
50 緩衝材
60 固定板
61 固定用ディスク
70 防水層
71 防水シート
80 固定具
81 固定用ビス
A 増し張りシート
B2 ネジ部
S シーラー

Claims (6)

  1. 金属屋根下地の上に設けられた断熱層と、
    前記断熱層の上に配置された固定板と、
    前記固定板と前記金属屋根下地とを貫通し、ネジ部を有する固定具と、
    前記断熱層の上に敷設され前記固定板で固定された防水層と、
    前記金属屋根下地の上側であって前記金属屋根下地と間隔をおいて配置された補強板とを備え、
    前記固定具の前記ネジ部が前記金属屋根下地と前記補強板とに噛み合わされている
    金属屋根下地の防水構造。
  2. 前記金属屋根下地と前記補強板との間に層間材が配置された請求項1に記載の金属屋根下地の防水構造。
  3. 前記層間材が柔軟性を有する部材である請求項2に記載の金属屋根下地の防水構造。
  4. 前記金属屋根下地と前記断熱層の間に、前記補強板が設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の金属屋根下地の防水構造。
  5. 前記断熱層と前記固定板との間に、前記補強板が設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の金属屋根下地の防水構造。
  6. 金属屋根下地の上に断熱層を設ける工程と、
    前記金属屋根下地の上に間隔をおいて補強板を設ける工程と、
    前記断熱層の上に固定板を配置する工程と、
    ネジ部を有する固定具を前記固定板の上から前記金属屋根下地と前記補強板に貫通させ、前記ネジ部を前記補強板と前記金属屋根下地に噛み合わせる工程と、
    前記断熱層の上に防水層を敷設し前記固定板によって前記防水層を固定する工程とを備える、
    金属屋根下地の防水構造の施工方法。
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