JP3278972B2 - 自動車用空気清浄器 - Google Patents

自動車用空気清浄器

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JP3278972B2 JP10059093A JP10059093A JP3278972B2 JP 3278972 B2 JP3278972 B2 JP 3278972B2 JP 10059093 A JP10059093 A JP 10059093A JP 10059093 A JP10059093 A JP 10059093A JP 3278972 B2 JP3278972 B2 JP 3278972B2
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重行 浅成
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,本体を、車両後部のト
ランクルーム内に取り付け、車両室内後部のリヤートレ
イ上に吸,排気グリルを取り付けた自動車用空気清浄器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,自動車内のたばこの煙りや臭い,
排気ガス等の粒子や臭いを浄化する自動車用空気清浄器
が増加し,リヤートレイ上やトランクルーム内に本体を
取りつけるのが一般的になってきている。従来、この種
のトランクルーム内に本体を取り付け、リヤートレイ上
に吸,排気グリルを取り付けた自動車用空気清浄器浄器
には、図3から図5に示すような構造のものがある。
【0003】1は自動車用空気清浄器内のファン2を駆
動するモーターで、4は屏風状に屈曲させたフィルター
である。本体はフィルター4を入れるフィルターケース
5とファン2を覆う渦室3とに分かれ、吸気穴6より吸
い込まれた空気は、フィルター4で塵埃をろ過され、渦
室3を通って排気穴7より排出される。
【0004】上記本体は車のトランクルーム内に、取り
付け用金具8により取り付けられ、吸気と排気はリヤー
トレイ9上に取り付けた吸,排気グリル10を通過し
て、車内の空気を浄化する。11,12は吸,排気グリ
ル10と本体の吸,排気穴6,7とを連通させる吸,排
気ダクトで、本体の吸,排気穴6,7の周囲に取り付け
られたパッキン13,14でエァータイトされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(1)しかし、このような従来の構造のものでは、車両
が異なり、トランクルームに障害物がありダクトが当た
る場合は、これを避けるため、吸,排気穴位置の違う別
の本体を用意するか、通気ダクトを曲げることが必要で
あった。しかし通気ダクトを曲げると、空気清浄器の風
量が下がり、騒音が上がると言う性能低下が発生してい
た。また吸,排気穴位置を変え、別の本体を用意するこ
とは、本体の共用化ができず経済的にも問題があった。
【0006】(2)また空気清浄器の取り付け工事をす
る場合でも、ダクトを取り替えることは作業時間も余分
にかかり、工事性も問題があった。
【0007】(3)また本体の取り付け位置と、リヤー
トレイの位置も、車両によって異なり、ダクトの高さの
違うものを用意することが必要で、本体とダクトを含め
て共用化することができない問題があった。
【0008】本発明は上記問題を解決するものであり、
空気清浄器本体上面に形成した吸,排気穴を覆うように
通気ダクトを設け、このダクトを左右可動自在で上下伸
縮自在にすることにより、本体,ダクト含めて、一つの
空気清浄器で車両が異なっても共用化ができ、経済性が
よく、工事性のよい自動車用空気清浄器を提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)そして、上記の目的を達成するために本発明は、
空気清浄器本体上面に形成した吸,排気穴を覆うように
左右可動自在に通気ダクトを形成したものである。
【0010】(2)さらに工事性をよくするため、本体
上面に形成した吸,排気穴の周囲に嵌合溝を一体形成
し、これに通気ダクトを嵌合させ、本体にダクトがつい
た状態で位置の調整ができるようにしたものである。
【0011】(3)さらに工事性と経済性を向上させる
ため、ダクトを上下伸縮自在にして、本体の取り付け位
置と、リヤートレイの位置が、車両によって異なって
も、同じダクトで対応できるようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明の自動車用空気清浄器は、上記の手段を
とっているため、 (1)一種類の本体と通気ダクトの組合せで、車両が変
わっても左右に可動させ、障害物を避けてダクトの位置
を最適な場所を選ぶことができ、大変経済性が高い。
【0013】(2)また嵌合溝との嵌合で本体にダクト
がついた状態で位置の調整ができるので、ダクトを外し
て付ける必要がなく工事時間の短縮ができる。
【0014】(3)またダクトを上下伸縮自在にしてい
るので、本体の取り付け位置と、リヤートレイの位置
も、車両によって異なっても、対応ができ、工事性と経
済性ともさらに向上させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜2において、15は自動車用空気
清浄器本体で、内部にファン16を駆動するモーター1
7を取り付けている。18は屏風状に屈曲させたフィル
ターである。本体15はフィルター18を入れるフィル
ターケース19とファン16を覆う渦室20とに分か
れ、吸気穴21より吸い込まれた空気は、フィルター1
8で塵埃をろ過され、渦室20を通って排気穴22より
排出される。
【0016】上記本体15は車のトランクルーム内に、
取り付け用金具23により取り付けられ、吸気と排気は
リヤートレイ24上に取り付けた吸,排気グリル25を
通過して、車内の空気を浄化する。26,27は吸,排
気グリル25と本体の吸,排気穴21,22とを連通さ
す吸,排気ダクトである。
【0017】上記吸,排気ダクト26,27は、本体1
5の吸,排気穴21,22を覆うように取り付けられ、
この吸,排気穴21,22の周囲にあるほぼコの字状の
ガイド溝28に吸,排気ダクト26,27の下面両端が
嵌合して可動し、かつエァータイトされるようになって
いる。吸,排気ダクト26,27の上部はリヤートレイ
24の下の車のシャーシー29とエァータイトするパッ
キング30,31が取り付けられており、上下の間は屈
曲した薄肉のジャバラ部32,33で形成されている。
34は車のトランクルーム内にあるシャーシー補強材、
35,36は吸,排気グリル25の吸,排気格子であ
る。
【0018】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。空気の流れおよび浄化の作用は図1,2に示
すごとく、グリル25の吸気格子35より塵埃を含む空
気が入り、吸気ダクト26より本体15の吸気穴21か
らフィルター18でろ過され本体15の排気穴22から
排気ダクト27を通りグリル25排気格子36を通して
排出される。
【0019】次にこの吸,排気ダクト26,27の位置
決めについて説明すると、車のトランクルーム内にシャ
ーシー補強材34等の障害物がある場合これを避けた位
置に、吸,排気ダクト26,27をガイド溝28により
可動させ変えるとともに上下位置については薄肉のジャ
バラ部32,33を伸縮させて適切な位置ぎめができる
ので、これらの位置に合った取り付け用金具23および
吸,排気グリル25を用意して本体15に取り付ける。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車用空気清浄
器は、下記の効果を有している。
【0021】(1)一種類の本体とダクトの組合せで、
車両が変わっても障害物を避けて、ダクトの位置を最適
な場所を選ぶことができ、大変経済性が高い。
【0022】(2)また本体にダクトがついた状態で位
置の調整ができるので、ダクトを外して付ける必要がな
く工事時間の短縮ができる。
【0023】(3)またダクトを上下伸縮自在にしてい
るので、本体の取り付け位置と、リヤートレイの位置
が、車両によって異なっても、対応ができ、工事性と経
済性ともさらに向上さすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した自動車用空気清浄器
の縦断面図。
【図2】図1のA−A断面図
【図3】従来の自動車用空気清浄器の吸,排気グリルの
斜視図。
【図4】同、自動車用空気清浄器本体と吸,排気ダクト
の斜視図。
【図5】同、自動車用空気清浄器の縦断面図。
【符号の説明】
15 空気清浄器本体 16 ファン 17 モーター 18 フィルタ 21 吸気穴 22 排気穴 26 吸気ダクト 27 排気ダクト 28 ガイド溝 32,33 ジャバラ部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸,排気穴を有し、集塵フィルター、送風
    ファン、ファン駆動モータを内蔵し、車両後部のトラン
    クルーム内に取り付ける本体と、車両室内後部のリヤー
    トレイ上に取り付ける吸,排気グリルとの両者を接続す
    る通気ダクトを本体の吸,排気穴の上面に左右可動自在
    に設けたことを特徴とする自動車用空気清浄器。
  2. 【請求項2】本体上面に形成した吸,排気穴の周囲に嵌
    合溝を一体形成し、この嵌合溝に通気ダクトの下面外周
    面を可動自在に嵌合してなる請求項1記載の自動車用空
    気清浄器。
  3. 【請求項3】通気ダクトを上下伸縮自在にした請求項1
    記載の自動車用空気清浄器。
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