JP3211376B2 - 自動車用空気清浄器 - Google Patents

自動車用空気清浄器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後方のトラン
クルーム内に本体があり、車室内後部のリヤートレイ上
に吸排口グリルを設置した車載用空気清浄器の構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車内のたばこの煙りや臭い、
排気ガス等の粒子や臭いを浄化する車載用空気清浄器が
増加し、リヤートレイ上やトランクルーム内に本体を取
りつけるのが一般的になってきている。従来この種のト
ランクルーム内に本体を取りつけ、リヤートレイ上に吸
排気グリルを設置した車載用空気清浄器には図8〜図1
0に示すような構造のものがある。1は車載用空気清浄
器内に取りつけたファン2を駆動させるモーターで、4
は屏風状に屈曲させたフィルターである。本体はフィル
ター4を入れるフィルターケース5とファン2を覆う渦
室3とに分かれ、吸気口6より吸い込まれた空気はフィ
ルター4で塵埃をろ過され、渦室3を通って排気口7よ
り排出される。
【0003】上記本体は車のトランクルーム内に、取付
け用金具9により取付けられ、吸気と排気は車内のリヤ
ートレイ上に設置したグリル10を通過して車内の空気
を浄化する。11は吸気口6,排気口7とグリル10を
エアータイトして連通させるパッキングである。
【0004】上記グリル10の吸気口12と排気口13
とは一体の部品で形成されている。また本体も一体の箱
体部品で形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは本体が一体の部品で形成されているため、
一度取付けてしまうと吸,排気穴の方向や位置が決まっ
てしまいこれを変える場合は別の本体が必要であり、か
つ車両の室内形状や乗車人数に応じた最適な方向や位置
を選定することができないという問題があった。
【0006】また吸,排気グリル部も一体で大きく、同
じく吸,排気穴の方向や位置を変更することができず、
変更する場合はその都度別のグリルを用意することが必
要で経済的にも問題があった。
【0007】本発明は上記問題を解決するものであり、
車両の室内形状や乗車人数に応じた最適除塵性能を得る
ために、車両室内の空気の最適な流れを実現する方向や
位置に、一体でなく別々になった吸,排気グリル部を配
置させ、これに対応する位置に2分割された本体をトラ
ンクルーム内に置いてこれらを連設させて取付けること
により、除塵性能が高く、経済的な商品を提供しょうと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、上記の目的を達
成するために本発明は、吸気穴を一面に有し、他の複数
の面に通気穴を有するとともにフィルターを内蔵した箱
体と、排気穴を一面に 有し、他の複数の面に通気穴を有
するとともにファンと前記ファンを駆動するファン駆動
用モータを内蔵した箱体とを備え、この両箱体の任意の
通気穴どうしを連接可能にするとともに、連接されない
通気穴を塞ぐ通気穴蓋を設けたものである。
【0009】また、吸気穴および排気穴のそれぞれに連
通する吸気用グリルおよび排気用グリルを設け、前記吸
気用グリルの通気格子部を一方に傾け、前記排気用グリ
ルの通気格子部を他方に傾けたものである。さらに、
気用グリルと排気用グリルとを共用部品で構成したもの
である。
【0010】
【作用】本発明の車載用空気清浄器は、両箱体の任意の
通気穴どうしを連接可能にするとともに、連接されない
通気穴を塞ぐ通気穴蓋を設けたので、車両の取りつけ部
の形状に合わせて両箱体の配置関係が自由に変えたり、
車両の室内形状に応じて自由に吸気穴,排気穴の位置が
変えられ、除塵性能が高く,しかも両箱体が分離されて
いるので,本体の車両への取りつけも容易になるもので
ある。また、上記構成に加え、両グリルの格子部が傾い
ているので、車両室内の空気の最適な流れを実現する方
向や位置にグリルの配置ができ、車両室内の空気の流れ
を右旋回や左旋回或いは上下旋回等自由にコントロール
することができるとともに、グリル位置に合わせて本体
の配置も簡単に実現することができる。
【0011】また吸気グリルと排気グリルを共用部品と
すればグリル配置によるデザイン性も損なわず、かつ経
済的な構成を実現することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面図1〜図
7にもとづいて説明する。図において、14は吸気穴1
5有し、塵埃をろ過するろ過フィルター16と脱臭フィ
ルター17を収納するフィルターケース18を着脱自在
に内蔵している箱体1であり、側面下部にろ過フィルタ
ー16と脱臭フィルター17でろ過された空気の通気穴
19,19a,19b,(鎖線部)19cを吸気穴15
のある面以外の面に一体に形成している。20a,20
b,20cは夫々の通気穴を使用しない場合に塞ぐ通気
穴蓋である。21は自動車用空気清浄器内に取りつけた
ファン22を駆動させるモーター23を取りつけ、24
の通気穴を有し、ファン22を覆う渦室25を内蔵して
いる箱体2であり、上面に渦室25と連通する排気穴2
6と側面下部に通気穴27を一体に形成している。27
a,27b,27cは同じく27とは別の面に一体に形
成された通気穴である。28a,28b,28cは夫々
の通気穴を使用しない場合に塞ぐ通気穴蓋である。29
は箱体1の通気穴19と箱体2の通気穴27とをエアー
タイトするパッキンである。箱体1と2とは夫々の通気
穴同志の連通方法の違いにより、図1では左右方向の取
付けができ図2では上下、図3では前後方向の取付けが
できる。図2で30は箱体1と2とを上下に固定するた
めの固定金具である。31はスリット状で垂直線より反
時計方向にαの角度傾いている吸気穴32を有し、リヤ
ートレイ33の上に固定され、リヤートレイ33の下の
車体のシャーシー34とパッキン35でエアータイトさ
れた吸気グリルである。36は吸気グリル31とは別に
設けられた排気グリルでスリット状で垂直線より時計方
向にβの角度傾いている排気穴37を有し、同じくリヤ
ートレイ33の上に固定され、リヤートレイ33の下の
車体のシャーシー34とパッキン38(図示せず)でエ
アータイトされている。39,40は吸気グリル31,
排気グリル35と箱体1,2吸気穴15,排気穴26と
を連通さす吸気ダクトと排気ダクトでパッキン41,4
2(図示せず)で車体のシャーシー34とエアータイト
されている。
【0013】43,44は箱体1を車体のシャーシー3
1に固定する取りつけ金具、45,46は同じく箱体2
を車体のシャーシー31に固定する取りつけ金具であ
る。
【0014】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。空気の流れおよび浄化の作用は図4に矢印で
示すごとく吸気グリル31より塵埃を含む空気が入り、
吸気ダクト39より箱体1の吸気穴15からろ過フィル
ター16と脱臭フィルター17でろ過され通路部19,
27を通り箱体2内のファン21を覆う渦室25を通り
排気ダクト40および排気グリル37を通して排出され
る。
【0015】次に車両室内の形状や車両に乗る人数の状
態に応じての取りつけ方法について説明する。図5のよ
うに47の座席に運転者、48の助手席にあと一人が乗
るケースが多い場合は、運転者の喫煙の煙りが助手席に
行かないように、図の矢印の方向に車両室内の風の流れ
を作ることが望ましい。この場合は図4の配置のように
取付け、吸,排気グリルも図の位置に置けば、吸,排気
グリルの吸,排気穴の傾きα,βにより図5のごとく時
計方向の流れがスムーズに作り出すことができる。次に
図6のように47の座席に運転者が一人だけ乗るケース
が多い場合、人のいない48の助手席の方向に図の矢印
の方向に車両室内の風の流れを作れば除塵時間を短くす
ることができる。この場合は図4の配置を左右逆にすれ
ば上記同様にスムーズな反時計方向の流れを作り出すこ
とができる。また図7のごとく後部座席49,50にも
人が乗り、乗車人数が4人の場合、中央の座席間の空間
を上下に図の矢印の方向に車両室内の風の流れを作れば
除塵時間を短くすることができるので、図3に示す位置
に配置すればこれを実現できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の車載用空気清浄器
は、下記の効果を有している。
【0017】車両の取りつけ部の形状に合わせて両箱体
の配置関係を自由に変えることができる。また、車両が
異なり、車両室内の形状が異なり、車両進行方向に向か
って車両室内の空気の流れが右旋回(時計方向)が除塵
性能が良い場合は、リヤートレイ上で吸気グリルを右側
に設置し、かつグリルの通気格子を直角より小さい角度
に傾け、排気グリルを左側に設置し、かつグリルの通気
格子を直角より大きい角度に傾け、本体を運転すれば良
く、左旋回(反時計方向)が除塵性能が良い場合は、そ
の逆に設置すれば良い。また車両に乗る人数が、運転者
1人が多い場合は煙りやほこりが動きやすい左旋回の配
置にし、助手席にも乗るケースが多い場合は運転者がす
うたばこの煙りが助手席の人に行かないよう左旋回の配
置にすることもできる。また4人以上乗るケースが多い
場合は車両進行方向に向かって前に吸気グリルを後ろに
排気グリルを設置させ車両室内に前方から後方の天井に
沿って流れ、リヤートレイから座席や車両床面を通り前
方へ流れる上下の流れを作る等吸,排気グリルとこれに
対応する本体の位置を最適な場所に設定することができ
る。しかも別部品となっているグリル2個と本体2個を
組合せて実現できる。
【0018】このように経済的で高性能の空気清浄器を
提供することができる。吸,排気グリルを共用部品で構
成すれば意匠デザインを損なうことなくしかもより経済
的な空気清浄器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した自動車用空気清浄器
の斜視図
【図2】同、自動車用空気清浄器本体の斜視図
【図3】同、自動車用空気清浄器本体の斜視図
【図4】同、図1A−A断面図
【図5】車両内の空気の流れを時計方向にする場合の
吸,排気グリル配置図
【図6】同、車両内の空気の流れを反時計方向にする場
合の吸,排気グリル配置図
【図7】同、車両内の空気の流れを上下方向にする場合
の吸,排気グリル配置図
【図8】従来の一実施例自動車用空気清浄器の吸,排気
グリルの斜視図
【図9】同、本体の斜視図
【図10】同、図9の横断面図
【符号の説明】
14 箱体1 16 ろ過用フィルター 19,19a,19b,19c 箱体1の通気穴 21 箱体2 22 ファン 23 駆動用モーター 27,27a,27b,27c 箱体2の通気穴 31 吸気グリル 32 傾いた吸気穴 33 リヤートレイ 34 シャーシー 37 排気グリルの傾いた排気穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気穴を一面に有し、他の複数の面に通
    気穴を有するとともにフィルターを内蔵した箱体と、排
    気穴を一面に有し、他の複数の面に通気穴を有するとと
    もにファンと、前記ファンを駆動する駆動用モータを内
    蔵した箱体とを備え、この両箱体の任意の通気穴どうし
    を連接可能にするとともに、連接されない通気穴を塞ぐ
    通気穴蓋を設けた自動車用空気清浄器。
  2. 【請求項2】 吸気穴および排気穴のそれぞれに連通す
    る吸気用グリルおよび排気用グリルを設け、前記吸気用
    グリルの通気格子部を一方に傾け、前記排気用グリルの
    通気格子部を他方に傾けた 請求項1記載の自動車用空気
    清浄器。
  3. 【請求項3】 吸気用グリルと排気用グリルとを共用
    品で構成した請求項2記載の自動車用空気清浄器。
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