JP3079659B2 - 車載用空気清浄器 - Google Patents
車載用空気清浄器Info
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- JP3079659B2 JP3079659B2 JP03197628A JP19762891A JP3079659B2 JP 3079659 B2 JP3079659 B2 JP 3079659B2 JP 03197628 A JP03197628 A JP 03197628A JP 19762891 A JP19762891 A JP 19762891A JP 3079659 B2 JP3079659 B2 JP 3079659B2
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- JP
- Japan
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- vehicle
- air
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後方のトラン
クルーム内に本体があり、車室内後部のリヤートレイ上
に吸排口グリルを設置した車載用空気清浄器の構造に関
する。
クルーム内に本体があり、車室内後部のリヤートレイ上
に吸排口グリルを設置した車載用空気清浄器の構造に関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車内のたばこの煙や臭い、排
気ガス等の粒子や臭いを浄化する車載用空気清浄器が増
加し、リヤートレイ上に吸排気グリルを設置し、トラン
クルーム内に本体を取り付けるのが一般的になってきて
いる。
気ガス等の粒子や臭いを浄化する車載用空気清浄器が増
加し、リヤートレイ上に吸排気グリルを設置し、トラン
クルーム内に本体を取り付けるのが一般的になってきて
いる。
【０００３】従来のこの種の車載用空気清浄器について
図５〜図８を参照しながら説明する。図に示すように、
車載用空気清浄器の本体５にはびょうぶ状に屈曲してい
るフイルタ６を本体５の上壁に設けた吸気口７に対面し
て設け、前記フイルタ６の隣室には渦室８を形成し、送
風用モータ９とファン１０を内蔵し、前記ファン１０の
吸い込み口１１を有すると共に、排気口１２に連通して
いる。
図５〜図８を参照しながら説明する。図に示すように、
車載用空気清浄器の本体５にはびょうぶ状に屈曲してい
るフイルタ６を本体５の上壁に設けた吸気口７に対面し
て設け、前記フイルタ６の隣室には渦室８を形成し、送
風用モータ９とファン１０を内蔵し、前記ファン１０の
吸い込み口１１を有すると共に、排気口１２に連通して
いる。
【０００４】また、フイルタ６の風下面１３および渦室
８と本体５の底壁１４とで空気流路１５を形成してい
る。
８と本体５の底壁１４とで空気流路１５を形成してい
る。
【０００５】そして、本体５は車のトランクルーム（図
示せず）内に取付け用金具１６により取り付けられ、吸
気と排気は車内のリヤートレイ１７上に設置したグリル
１８を通過して車内を浄化するように設けている。
示せず）内に取付け用金具１６により取り付けられ、吸
気と排気は車内のリヤートレイ１７上に設置したグリル
１８を通過して車内を浄化するように設けている。
【０００６】また、吸気口７と排気口１２およびグリル
１８をエアータイトとし連通させるダクト１９を設け、
グリル１８より吸い込まれた空気はフイルタ６で塵埃が
ろ過され、空気流路１５から吸い込み口１１，渦室８を
通って排気口１２より排出されるように構成されてい
た。
１８をエアータイトとし連通させるダクト１９を設け、
グリル１８より吸い込まれた空気はフイルタ６で塵埃が
ろ過され、空気流路１５から吸い込み口１１，渦室８を
通って排気口１２より排出されるように構成されてい
た。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、トランクルーム内に本体５を設け、車室内にグリ
ル１８を設けると分離する構造になっているので、実装
上、形状と寸法の関係でフイルタ６と渦室８とが隣合う
構造となり、その構造では、吸気口７から吸い込まれた
風はフイルタ６の風下となるフイルタの底面および、渦
室８の吸い込み口１１構成面と本体５の内底面との間の
空気流路１５を通り、吸い込み口１１からファン１０部
に流れる。このとき、フイルタ６の投影面各部と吸い込
み口１１との距離が不均等になるため風がその距離の近
いところで多く流れ、遠い部分すなわち吸い込み口１１
のフイルタ６と反対側に寄るほど少なくなり、極端な場
合風圧が零となることがある。すなわち風の多く流れる
高風圧部と、低風圧部との間で圧力のアンバランスが生
じる。よって風が空気流路１５内で脈動しそのため送風
効率の低下と、異常音を生じる問題があった。
では、トランクルーム内に本体５を設け、車室内にグリ
ル１８を設けると分離する構造になっているので、実装
上、形状と寸法の関係でフイルタ６と渦室８とが隣合う
構造となり、その構造では、吸気口７から吸い込まれた
風はフイルタ６の風下となるフイルタの底面および、渦
室８の吸い込み口１１構成面と本体５の内底面との間の
空気流路１５を通り、吸い込み口１１からファン１０部
に流れる。このとき、フイルタ６の投影面各部と吸い込
み口１１との距離が不均等になるため風がその距離の近
いところで多く流れ、遠い部分すなわち吸い込み口１１
のフイルタ６と反対側に寄るほど少なくなり、極端な場
合風圧が零となることがある。すなわち風の多く流れる
高風圧部と、低風圧部との間で圧力のアンバランスが生
じる。よって風が空気流路１５内で脈動しそのため送風
効率の低下と、異常音を生じる問題があった。
【０００８】本発明は上記課題を解決するもので、渦室
の吸い込み口周囲の風圧をほぼ均等にし、送風効率をよ
くすると共に脈動をなくし、高性能で静音の車載用空気
清浄器を提供することを目的とする。
の吸い込み口周囲の風圧をほぼ均等にし、送風効率をよ
くすると共に脈動をなくし、高性能で静音の車載用空気
清浄器を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の車載用空気清浄
器は、上記の目的を達成するために、本体の内底面に、
渦室の吸い込み口の半径と同中心，略同半径で描いたフ
イルタ側に開放する円弧リブと、その円弧リブの両端か
らフイルタの方向に向かって末広がりに延長形成したリ
ブから成る整流壁を設けて風圧の低くなる所を流路から
除外すると共にフイルタ下面の端々からの風の流れを効
率よく渦室の吸い込み口に導くよう流路を規制した構成
とする。
器は、上記の目的を達成するために、本体の内底面に、
渦室の吸い込み口の半径と同中心，略同半径で描いたフ
イルタ側に開放する円弧リブと、その円弧リブの両端か
らフイルタの方向に向かって末広がりに延長形成したリ
ブから成る整流壁を設けて風圧の低くなる所を流路から
除外すると共にフイルタ下面の端々からの風の流れを効
率よく渦室の吸い込み口に導くよう流路を規制した構成
とする。
【００１０】
【作用】本発明の車載用空気清浄器は、上記した構成に
より、吸気口から吸い込まれた風は、整流壁によってフ
イルタを通過後従来のように、風圧の低くなるところに
流れず脈動がなく、かつ吸気口から遠いフイルタの端々
からは整流壁に導かれて渦室に流れるため比較的均等に
効率よく流すことが出来る。
より、吸気口から吸い込まれた風は、整流壁によってフ
イルタを通過後従来のように、風圧の低くなるところに
流れず脈動がなく、かつ吸気口から遠いフイルタの端々
からは整流壁に導かれて渦室に流れるため比較的均等に
効率よく流すことが出来る。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１〜図４
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１２】なお、従来例と同一部分は同一番号を付け
て詳細な説明は省略する。図に示すように、フイルタ風
下面１３および渦室８の吸い込み口構成面１と本体５の
底壁１４とで空気流路２を形成し、本体５の底壁１４か
ら立上げて渦室８の吸い込み口構成面１に当接し、吸い
込み口１１の半径Ｒと同中心で、略同半径で描いた略半
円形状でフイルタ６側に開放する円弧リブ３を設け、前
記円弧リブ３の両端からフイルタ６の方向に末広がりに
延長形成した整流壁４を設けている。
て詳細な説明は省略する。図に示すように、フイルタ風
下面１３および渦室８の吸い込み口構成面１と本体５の
底壁１４とで空気流路２を形成し、本体５の底壁１４か
ら立上げて渦室８の吸い込み口構成面１に当接し、吸い
込み口１１の半径Ｒと同中心で、略同半径で描いた略半
円形状でフイルタ６側に開放する円弧リブ３を設け、前
記円弧リブ３の両端からフイルタ６の方向に末広がりに
延長形成した整流壁４を設けている。
【００１３】そして、本体５は車のトランクルーム内に
取付け用金具１６により取り付けられ、吸気と排気を行
うグリル１８は車内のリヤートレイ１７に設けられる。
取付け用金具１６により取り付けられ、吸気と排気を行
うグリル１８は車内のリヤートレイ１７に設けられる。
【００１４】上記構成において動作を説明すると、グリ
ル１８を介して吸気口７より吸い込まれた空気は、フイ
ルタ６で塵埃がろ過された後、空気流路２を通って渦室
８より排気口１２側に送られ排気口１２よりグリル１８
を介して浄化された空気が車内に排出され、車内の空気
は順次浄化される。
ル１８を介して吸気口７より吸い込まれた空気は、フイ
ルタ６で塵埃がろ過された後、空気流路２を通って渦室
８より排気口１２側に送られ排気口１２よりグリル１８
を介して浄化された空気が車内に排出され、車内の空気
は順次浄化される。
【００１５】また、フイルタ６を通過した風は、円弧リ
ブ３によって従来のように風圧の低くなるところ（フイ
ルタと遠い側の吸い込み口周辺）に流れず、かつフイル
タ６の端々から整流壁４によってスムーズに吸い込み口
１１に向かって導かれるものである。
ブ３によって従来のように風圧の低くなるところ（フイ
ルタと遠い側の吸い込み口周辺）に流れず、かつフイル
タ６の端々から整流壁４によってスムーズに吸い込み口
１１に向かって導かれるものである。
【００１６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればフイルタを通過した空気の空気流路に対応し
て円弧状のリブと整流壁を設けているので、簡単な構造
で風の脈動をなくし、送風効率の良い静かな車載用空気
清浄器を提供できる。
明によればフイルタを通過した空気の空気流路に対応し
て円弧状のリブと整流壁を設けているので、簡単な構造
で風の脈動をなくし、送風効率の良い静かな車載用空気
清浄器を提供できる。
【図１】本発明の一実施例の車載用空気清浄器の取付状
態を示す横断面図
態を示す横断面図
【図２】同図１の車載用空気清浄器のＡ−Ａ断面図
【図３】同車載用空気清浄器の取付状態を示す縦断面図
【図４】同図１の車載用空気清浄器のＢ−Ｂ断面図
【図５】従来の車載用空気清浄器の取付状態を示す横断
面図
面図
【図６】同図５の車載用空気清浄器のＣ−Ｃ断面図
【図７】同車載用空気清浄器の取付状態を示す縦断面図
【図８】同図５の車載用空気清浄器のＤ−Ｄ断面図
１ 吸い込み口構成面 ２ 空気流路 ３ 円弧リブ ４ 整流壁 ５ 本体 ６ フイルタ ７ 吸気口 ８ 渦室 １０ ファン １１ 吸い込み口 １２ 排気口 １３ フイルタ風下面
Claims (1)
- 【請求項１】本体に吸気口および排気口を開口し、前記
吸気口に対面するフイルタと、前記排気口と対面するモ
ータ，ファンを内蔵する渦室とを設け、前記フイルタの
風下面および渦室の吸い込み口構成面と、本体の他内面
との間で構成した空気流路とを備え、前記渦室の吸い込
み口の半径と同中心略同半径で描いたフイルタ側に開放
する円弧リブと、この円弧リブの両端からフイルタの方
向に向かって末広がりに延長したリブから成る整流壁で
前記空気流路を規制した車載用空気清浄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03197628A JP3079659B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車載用空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03197628A JP3079659B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車載用空気清浄器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538410A JPH0538410A (ja) | 1993-02-19 |
| JP3079659B2 true JP3079659B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=16377649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03197628A Expired - Fee Related JP3079659B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車載用空気清浄器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3079659B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7902399B2 (en) | 2000-03-03 | 2011-03-08 | Thia Medica As | Fatty acids analogous |
| US8178713B2 (en) | 2002-06-20 | 2012-05-15 | Pronovo Biopharma Norge AS | Sulfur-containing phospholipid derivatives |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP03197628A patent/JP3079659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7902399B2 (en) | 2000-03-03 | 2011-03-08 | Thia Medica As | Fatty acids analogous |
| US8178713B2 (en) | 2002-06-20 | 2012-05-15 | Pronovo Biopharma Norge AS | Sulfur-containing phospholipid derivatives |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0538410A (ja) | 1993-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |