JPH05270258A - 自動車用空気清浄器 - Google Patents

自動車用空気清浄器

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JPH05270258A
JPH05270258A JP6651592A JP6651592A JPH05270258A JP H05270258 A JPH05270258 A JP H05270258A JP 6651592 A JP6651592 A JP 6651592A JP 6651592 A JP6651592 A JP 6651592A JP H05270258 A JPH05270258 A JP H05270258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
exhaust
intake
trunk room
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP6651592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Asanari
重行 浅成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6651592A priority Critical patent/JPH05270258A/ja
Publication of JPH05270258A publication Critical patent/JPH05270258A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トランクルームのシャーシー下部に車体の構造
上の突起があっても、またリヤートレイに物入れを設け
てトランクルーム内に突出させても、トランクルーム内
の構造に容易に対応できる自動車用空気清浄器を提供す
る。 【構成】ろ過フィルター23と脱臭フィルター24を内蔵
し、吸気穴22を上端に有し、下端および下部の3つの側
面に通気穴26a,26b,26c,26dを有する第1の箱体
21と、モーター30により駆動されるファン29を内蔵し、
排気穴33を上端に有し、下端および下部の3つの側面に
通気穴34a,34b,34c,34dを有する第2の箱体32を
備え、両箱体21,32の何れか1つの通気穴同志を連通さ
せ、残りの通気穴は蓋体27a,…、35a,…で閉じ、箱
体21,32を車両のトランクルーム内に取り付け、両箱体
21,32を左右、前後、上下に組み合わせて位置関係を変
えることにより、トランクルーム内の構造に容易に対応
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後方のトラン
クルーム内に本体部があり、車室内後部のリヤートレイ
上に吸排気グリルを設置した車載用空気清浄器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車内のたばこの煙りや臭い、
排気ガスなどの粒子や臭いを浄化する車載用空気清浄器
が増加し、リヤートレイ上やトランクルーム内に空気清
浄器本体を取り付けるのが一般的になってきている。従
来、この種のトランクルーム内に空気清浄器本体を取り
付け、リヤートレイ上に吸排気グリルを設置した車載用
空気清浄器としては図5〜図7に示すような構成のもの
が知られている。1は車載用空気清浄器内に取り付けた
ファン2を駆動させるモーターで、3は屏風状に屈曲さ
せたフィルターである。空気清浄器本体4はフィルター
3を入れるフィルターケース5とファン2を覆う渦室6
とを備え、吸気口7より吸い込まれた空気はフィルター
3で塵埃がろ過され、渦室6を通って排気口8より排出
される。
【0003】上記空気清浄器本体4は車のトランクルー
ム内に、取付け用金具9により取り付けられ、吸気と排
気は車内のリヤートレイ14上に設置したグリル10を通過
して車内の空気を浄化する。11は吸気口7、排気口8と
グリル10をエアータイトして連通させるパッキンであ
る。
【0004】上記グリル10には前記吸気口7と排気口8
にそれぞれ連通する吸気口12、排気口13を一体に備えて
いる。また、空気清浄器本体4も一体の箱体状に形成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のものでは、空気清浄器本体4が一体の箱体状に形成
されているため、トランクルームの車体の構造上の突起
やリヤートレイ14に物入れの凹みがあると、これらがト
ランクルール内に突出して空気清浄器本体4の上面が当
たり、これを避けるために別の幅の広い空気清浄器本体
を用いる必要があり、またトランクルームのシャーシー
下側に横方向や前後方向に空気清浄器本体を取り付ける
スペースがない場合も、別の空気清浄器本体が必要であ
り、すなわちトランクルール内の構造、形状に応じた空
気清浄器本体を用意することが必要で経済的にも問題が
あった。
【0006】またリヤートレイに物入れの凹みがあって
も、吸,排気部が一体に繋がったグリルを用いた場合、
グリルで物入れが隠れて、物入れを利用できないことが
あった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するもの
で、トランクルームのシャーシー下部に車体の構造上の
突起があっても、またリヤートレイに物入れを設けてト
ランクルーム内に突出させても、トランクルーム内の構
造に容易に対応できるようにすることを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、吸気穴を上端に有し、下端および下部の複
数の側面の何れか2つ以上に通気穴を有する第1の箱体
内に集塵フィルターを内蔵させ、排気穴を上端に有し、
下端および下部の複数の側面の何れか2つ以上に通気穴
を有する第2の箱体中にモーターにより駆動されるファ
ンを内蔵させ、前記2つの箱体の何れか1つの通気穴同
志を連通させ、残りの通気穴は蓋体で閉じ、前記箱体を
車両のトランクルーム内に取り付け、前記吸気穴および
排気穴にそれぞれ連通する吸気用および排気用の各グリ
ル部をリヤートレイ上に取り付ける構成としたものであ
る。
【0009】
【作用】この構成により、トランクルームのシャーシー
下側に車体の構造上の突起や制約があっても、前記両箱
体の通気穴の連通状態の組み合わせを変える、すなわち
2つの箱体を左右、前後、上下に組み合わせて位置関係
を変えることにより、トランクルーム内の構造に容易に
対応できる。また前記両箱体にそれぞれ吸気グリルおよ
び排気グリルを設けているため、リヤートレイに凹み
(物入れ)があっても物入れの邪魔になることなく取り
付けができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。図1〜図3において、21は上端に吸気穴
22を有し、塵埃をろ過するろ過フィルター23と脱臭フィ
ルター24を重ねて収納するフィルターケース25を着脱自
在に内蔵している第1の箱体であり、下端および下部の
3つの側面にろ過フィルター23と脱臭フィルター24でろ
過された空気の通気穴26a,26b,26c,26dを一体に
形成している。27a,27b,27cは前記通気穴26a,26
b,26c,26dの内、使用しない通気穴を閉じる蓋体で
ある。28は渦室で、内部に設けたファン29を駆動させる
モーター30を外側に取り付け、ファン29の底部に通気穴
31を有しており、この渦室28は第2の箱体32の内部に設
けられている。第2の箱体32の上端には前記渦室28と連
通する排気穴33が、また下端および下部の3つの側面に
通気穴34a,34b,34c,34dが一体に形成されてい
る。35a,35b,35cは前記通気穴34a,34b,34c,
34dの内、使用しない通気穴を閉じる蓋体である。36は
第1の箱体21の何れか1つの通気穴と第2の箱体32の何
れか1つの通気穴とを繋ぐとき両通気穴間に介在されエ
アータイトするパッキンである。37はスリット状の吸気
穴38を有し、リヤートレイ39の上に載って固定され、リ
ヤートレイ39の下の車体のシャーシー40にパッキン41を
介してエアータイトされた吸気グリルである。42は前記
吸気グリル37とは別に設けられた排気グリルで、スリッ
ト状の排気穴43を有し、リヤートレイ39の上に載って固
定され、リヤートレイ39の下の車体のシャーシー40にパ
ッキン44を介してエアータイトされている。45,46は吸
気グリル37,排気グリル42と箱体21,32の吸気穴22,排
気穴33とを連通させる吸気ダクトおよび排気ダクトで、
パッキン47,48を介して車体のシャーシー40にエアータ
イトされている。49,50は第1の箱体21を車体のシャー
シー40に固定する取り付け金具、51,52は同じく第2の
箱体2を車体のシャーシー40に固定する取り付け金具で
ある。54,55は前記両箱体21,32の長手方向に沿う両側
面の下端部における前後両端に形成された係合用突部
で、両箱体21,32を上下に重ねて連結するときに両箱体
21,32の前後両端の係合用突部54,55にこの係合用突部
54,55を抱くように連結用の爪56を係合させるものであ
る。
【0011】次に、この一実施例の構成における動作を
説明する。図1に示すように前記2つの箱体21,32がそ
の長手方向に沿う側面が近接するようにリヤートレイ39
の下側に取り付けられたとき、空気の流れおよび浄化の
動作は図4に矢印で示すごとく吸気グリル37より塵埃を
含む空気が入り、その空気は吸気ダクト45より吸気穴22
を通って第1の箱体21内に入り、箱体21内でろ過フィル
ター23と脱臭フィルター24でろ過され、通気穴26b,34
bを通り第2の箱体32内に入り、ファン29を覆う渦室28
を通り、排気ダクト45および排気グリル42を通って排出
される。
【0012】次に車のリヤートレイ39やシャーシー40の
形状などに応じて、上記構成の空気清浄器を取り付ける
場合について説明する。リヤートレイ39に凹みやシャー
シー40に突起がない場合は、図1に示すように箱体21,
32並びに吸,排気グリル37,42を近づけ、リヤートレイ
39のほぼ中央に左右に並べて配置するとともに両箱体2
1,32の通気穴26b,34b間をパッキン36を介在させて
接続する。車体のシャーシー40の下にリヤートレイ39の
凹みなどによる突起があったり、取り付け幅が確保でき
ない場合は、図2に示すように両箱体21,32を底面同志
が向かい合うように上下に重ね、通気穴26a,34aを連
通させ、他の通気穴26b,26c,26d、34b,34c,34
dを蓋体27a,27b,27c、35a,35b,35cで塞い
で、係合用突部54,55にこの係合用突部54,55を抱くよ
うに連結用の爪56を係合させる。そして、第1の箱体21
の吸気穴22を吸気グリル37の下側に連通させ、第2の箱
体32の排気穴33を排気用のダクト57を介して排気グリル
42に連通させる。さらに、リヤートレイ39の前後の幅に
余裕のある場合は、図3に示すように両箱体21,32を前
後方向に向く端部が重なるように取り付けてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トランク
ルームのシャーシー下側に車体の構造上の突起や制約が
あっても、前記両箱体の通気穴の連通状態の組み合わせ
を変える、すなわち2つの箱体を左右、前後、上下に組
み合わせて位置関係を変えることにより、トランクルー
ム内の構造に容易に対応できる。また前記両箱体にそれ
ぞれ吸気グリルおよび排気グリルを設けているため、リ
ヤートレイに凹み(物入れ)があっても物入れの邪魔に
なることなく取り付けができる。従って、従来のように
トランクルール内の構造、形状に応じた空気清浄器本体
を用意することが必要がなく、経済的であるとともにト
ランクルーム内の構造,形状に応じて最も省スペースの
配置ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動車用空気清浄器
を左右に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】同自動車用空気清浄器本体を上下に取り付けた
状態を示す斜視図である。
【図3】同自動車用空気清浄器本体を向かい合わせに取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】図1に示す状態での自動車用空気清浄器の断面
図である。
【図5】従来例における自動車用空気清浄器の上部のグ
リル部の斜視図である。
【図6】同自動車用空気清浄器本体部の斜視図である。
【図7】同自動車用空気清浄器本体部の断面図である。
【符号の説明】
21 第1の箱体 22 吸気穴 23 ろ過フィルター 24 脱臭フィルター 25 フィルターケース 26a,26b,26c,26d 通気穴 27a,27b,27c 蓋体 28 渦室 29 ファン 30 モーター 31 通気穴 32 第2の箱体 33 排気穴 34a,34b,34c,34d 通気穴 35a,35b,35c 蓋体 36 パッキン 37 吸気グリル 38 吸気穴 39 リヤートレイ 40 シャーシー 42 排気グリル 43 排気穴 45 吸気ダクト 46 排気ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気穴を上端に有し、下端および下部の
    複数の側面の何れか2つ以上に通気穴を有する第1の箱
    体内に集塵フィルターを内蔵させ、排気穴を上端に有
    し、下端および下部の複数の側面の何れか2つ以上に通
    気穴を有する第2の箱体中にモーターにより駆動される
    ファンを内蔵させ、前記2つの箱体の何れか1つの通気
    穴同志を連通させ、残りの通気穴は蓋体で閉じ、前記箱
    体を車両のトランクルーム内に取り付け、前記吸気穴お
    よび排気穴にそれぞれ連通する吸気用および排気用の各
    グリル部をリヤートレイ上に取り付ける構成とした自動
    車用空気清浄器。
JP6651592A 1992-03-25 1992-03-25 自動車用空気清浄器 Pending JPH05270258A (ja)

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