JPS6138821Y2 - - Google Patents

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JPS6138821Y2
JPS6138821Y2 JP5151181U JP5151181U JPS6138821Y2 JP S6138821 Y2 JPS6138821 Y2 JP S6138821Y2 JP 5151181 U JP5151181 U JP 5151181U JP 5151181 U JP5151181 U JP 5151181U JP S6138821 Y2 JPS6138821 Y2 JP S6138821Y2
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JP
Japan
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filter
cooling box
cooling
duct
bottom plate
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JP5151181U
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JPS57163411U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、クーリングボツクスを備えた自動
車用空調装置に関するものである。
この種の空調装置は、いわゆるワンボツクスカ
ーなどに搭載され、車室の空調を行なう通常の空
調装置以外に、車室内で罐ジユースなどを冷却収
納する目的でクーリングボツクスが付加されてい
る。そして、車室内の空間をなるべく広く、且つ
有効に使用できるようにするため、例えばクーリ
ングユニツトを床下に配したり、車室内の空気を
取入れる吸入ダクトの吸入口を床の近傍に配置し
たりする。したがつて、クーリングユニツトに空
気と共に塵埃が吸入されやすく、クーリングユニ
ツトのエバポレータを保護するため必ずフイルタ
が必要であると共に、該フイルタを定期的に清掃
しなければならない。従つて、フイルタの交換に
便利な所に装着されなければならない。フイルタ
の交換に手数を用するものであると、余程のこと
がない限りフイルタの清掃は行なわれず、フイル
タの通風抵抗が増大して送風能力の低下を招く等
の不具合を生じる。
そこで、この考案においては、フイルタの脱着
をクーリングボツクスを通して行なうことに着目
し、クーリングボツクスのクーリング室と吸入ダ
クトを仕切るクーリングボツクスの底板を着脱自
在にすると共に、吸入ダクト内に着脱自在のフイ
ルタを設けて、フイルタの脱着作業を容易にし、
もつて容易にフイルタの清掃ができる自動車用空
調装置を提供しようとするものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第4図において、この考案の一実施
例が示され、自動車1にはツインクーラ型の自動
車用空調装置が搭載されており、該空調装置は、
フロント側とリア側との2つのクーリングユニツ
トを有する。リア側のクーリングユニツト2は、
送風機3とエバポレータ4とを有してユニツトケ
ース5で囲まれて構成され、自動車1の床下に設
けられており、自動車1の天井に配置された吹出
ダクト6とは自動車1の側面に沿つて設けられた
冷風ダクト7を介して接続されている。
クーリングボツクス8は開閉自在のドア9を有
し、冷風ダクト7の近傍に設けられ、このクーリ
ングボツクス8と冷風ダクト7とは連通管10を
介して連通されている。
吸入ダクト11は、クーリングボツクス8の下
方で自動車1の床上にクーリングボツクス8と一
体のダクトケース12に囲まれて構成され、この
吸入ダクト11の吸入口13が車室側に開口して
いると共に、該吸入ダクト11の下方でクーリン
グユニツト2に接続されている。
クーリングボツクス8内のクーリング室14と
吸入ダクト11とは、クーリングボツクス8に着
脱自在に支持された底板15により仕切られてお
り、この底板15に通孔16が形成され、この通
孔16を介してクーリング室14と吸入ダクト1
1とが連通している。尚、他の実施例として、ク
ーリングボツクス8と底板15との間にすき間を
設けてクーリング室14と吸入ダクト11とを連
通しても良い。
フイルタ17は、第4図に示すように、両側の
金網18,18間に繊維、活性炭などから成るフ
イルタ部材19が挾まれて構成され、吸入ダクト
11において、吸入口13の内側に沿つて設けら
れ、ダクトケース12の両側に固定されたレール
20,20に上方から差込まれ、着脱自在である
ようになされている。
上記構成において、クーリングユニツト2を稼
動すると、吸入口13から吸入される空気はフイ
ルタ17を通過することにより清浄され、エバポ
レータ3で冷却されて冷風となり、送風ダクト7
を流れて吹出ダクト6から車室に吹出される。送
風ダクト7を流れる冷風の一部は、連通管10を
介してクーリングボツクス8内のクーリング室1
4に取入れられてクーリングボツクス8内の収納
物を冷却し、底板15の通孔16を通つて再び吸
入ダクト11に吸入され、このような空気の循環
が繰返される。
したがつて、フイルタ17には空気と共に吸入
される塵埃が除々に集積するが、このフイルタ1
7は、クーリングボツクス8のドア9を開き、底
板15を除去すればクーリングボツクスを通して
容易に取出すことができ、このためフイルタの清
掃を楽に行なうことができるのである。
以上述べたように、この考案によれば、クーリ
ングボツクスを備えた自動車用空調装置におい
て、開閉自在のドアを有するクーリングボツクス
内のクーリング室と車室の空気を吸入する吸入ダ
クトとを着脱自在の底板で仕切ると共に、吸入ダ
クトに着脱自在のフイルタを設けたので、フイル
タの脱着が容易であり、そのためフイルタの清掃
が容易で、頻繁にフイルタの清掃が行なわれるこ
とが期待できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動車用空調装置を搭載し
た自動車の透視図、第2図はクーリングボツクス
付近を示す正面図、第3図は同上の断面図、第4
図はフイルタの斜視図である。 1……自動車、8……クーリングボツクス、9
……ドア、11……吸入ダクト、15……底板、
17……フイルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉自在のドアを有するクーリングボツクスの
    底板を着脱自在とし、この底板によりクーリング
    ボツクス内のクーリング室と車室内の空気を取入
    れる吸入ダクトとの間を仕切ると共に、この吸入
    ダクト内にフイルタを着脱自在に設けたことを特
    徴とするクーリングボツクスを備えた自動車用空
    調装置。
JP5151181U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPS6138821Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5151181U JPS6138821Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5151181U JPS6138821Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163411U JPS57163411U (ja) 1982-10-15
JPS6138821Y2 true JPS6138821Y2 (ja) 1986-11-08

Family

ID=29848233

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JP5151181U Expired JPS6138821Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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JP (1) JPS6138821Y2 (ja)

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JPS57163411U (ja) 1982-10-15

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