JPH0418674Y2 - - Google Patents

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JPH0418674Y2
JPH0418674Y2 JP9676989U JP9676989U JPH0418674Y2 JP H0418674 Y2 JPH0418674 Y2 JP H0418674Y2 JP 9676989 U JP9676989 U JP 9676989U JP 9676989 U JP9676989 U JP 9676989U JP H0418674 Y2 JPH0418674 Y2 JP H0418674Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のリヤトレイに載置される車載
用空気清浄器の構造に関するものである。
従来の技術 近年、自動車内の煙草の煙や臭いを浄化する車
載用空気清浄器が増加し、リヤトレイに取付けら
れるのが一般的になつてきている。
従来、この種のリヤトレイに載置される車載用
空気清浄器には第5図に示す様な構成のものがあ
る。
図に示すように、下本体1、上本体2及び蓋体
3とで箱体を形成した本体内には、縦軸配置のモ
ータ4が、その外縁フランジ部4′に略全周にわ
たつて挿着された緩衝部材5を前記下本体1の突
設リブ1a,1b間に収設し、下本体1にネジ6
で固定した隔壁7のリブ7aとで挟持させてい
る。上本体2の上面部2aには吸込口2bを開口
し、他方下方にうず室壁2cを垂下せしめて前記
隔壁7とでうず室8を形成し、前記モータ4に固
定したフアン9を収設する。前記上面部2aに延
設した傾斜部2dの下方空間10は、電気部品
(図示せず)等が配設される。前記上面部2a、
傾斜部2dにはリブ2e,2fを立設し、金網1
1を介してフイルター12が載置される。前記う
ず室8と連通して、その上流、下流にはそれぞれ
上本体2、下本体1に多数の吸気穴2g,1c、
排気穴2h,1dが開口している。13は高圧電
源(図示せず)から給電されコロナ放電をさせる
放電電極と対向電極(何れも図示せず)とを対峙
した放電器である。
上記構成において、モータ4を駆動すると吸気
穴2g,1cから吸込まれた車内空気は放電器1
3の上流側に装着されたプレフイルター(図示せ
ず)によつて比較的粗大な埃を除去され、微細な
埃は放電器13を通過する際にプラスイオンを付
与され後方のマイナス極性の集塵フイルター及び
脱臭フイルターから構成されるフイルター12に
電気的に吸着され、臭いの粒子は脱臭フイルター
に吸着される。こうして浄化された清浄空気は図
中矢印で示すように、傾斜部2d及び上面部2a
とフイルター12との空間を通り、吸込口2bか
らうず室8内に導入され、排気穴2h,1dから
車内へ環流させられる。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構造では、吸込口2bの上方
にフイルター12が配置され、従つてフイルター
12と上面部2aとの空間を必要とし、更にはモ
ータ4の本体部分の厚さ方向のスペースが有効に
活用されてない為、本体の高さ寸法がいたずらに
高くなり、自動車のリヤトレイに載置したとき、
後方視界を狭くしていた。この点に関し前記それ
ぞれの無駄な空間を排除して製品を薄型と成し後
方視界を拡大する構成が提案されている。
本考案はモータの本体部分の厚さ方向のスペー
スの有効な活用に関して、モータの取付構造を提
供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、うず室を
形成する隔壁を下降させてモータ本体をうず室内
に臨ませ、モータを支持する緩衝部材をモータ外
縁フランジ部に複数箇所に分断すると共に前記隔
壁で挟持固定し、一方隔壁とモータとの間をうず
室と連通させて下方からもうず室内への吸込通路
を形成しフアンにはこの下方からの吸込みを行わ
せる羽根を形成しモータ外縁フランジ部には衝撃
によるモータの変位を規制するボス、リブを複数
箇所モータ外縁フランジ部と離間して対峙配置さ
せて成るものである。また前記隔壁はうず室壁を
形成して本体上から垂下せるうず室壁と対接嵌合
させ、組付作業を容易にするため本体下の底面か
ら締結する構成と成すものである。
作 用 本考案は上記した構成により、隔壁位置を下降
させると共に、モータは輸送時等の強い衝撃に対
して対峙配置させたボス、リブでモータ変位を規
制でき、下方からうず室内に連通する流路を設け
風量を減ずることなく、隔壁は本体下方から組付
することにより組付作業を容易にでき薄型と成し
得て後方視界を拡大する車載用空気清浄器を提供
し得るものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
図に示すように、下本体21、上本体22及び
着脱可能に配した蓋体23とで箱体を形成し、上
本体22の長手方向左右には多数の吸気穴24及
び排気穴25を開口している。この吸気穴24の
内方にはプレフイルター26を装着し、コロナ放
電を行なう放電器27が受けリブ28上に載置さ
れている。この放電器27は何れも図示しない放
電電極と対向電極とを対峙させて内設し、高圧電
源(図示せず)から給電されてコロナ放電を発生
させる。29はマイナス極性に帯電させた集塵フ
イルターと活性炭等を用いた脱臭フイルターとか
ら成るフイルターで、放電器27に開口側を密接
配置した袋状を成す。袋状の後部は上本体22に
形成した支持リブ30及び蓋体23に突設したボ
ス31とで挟持される。また開口側端部29aは
蓋体23に挿着したパツキング32で押圧保持さ
れ、受けリブ28と共に吸気をフイルター29に
導びく。33はフイルター29の下方空間に配置
されたプリント基板、34はカバー体である。
35は縦軸配置されたモータで、第2図にも示
すように外縁フランジ部36の複数の突出部36
aに緩衝部材37を装着して下本体21の突設リ
ブ38,39間に収設し、隔壁40で挟持され
る。ここで隔壁40は下本体21の段部41に添
着するまで下降して配置され、従つてモータ35
の上面35aは隔壁40より上方に位置する。4
2は上本体22の上面部で第一の吸込口43を開
口すると共にうず室壁44を延設し、前記隔壁4
0の外縁うず室壁45と嵌合してうず室46を形
成し、モータ35に固定したフアン47を収設す
る。このフアン47には第1の羽根47a、第2
の羽根47bが略モータ上面35a付近に位置す
る仕切板47cを介して上下に形成されている。
前記隔壁40は第2の吸込口48を開口して緩衝
部材37のない範囲で前記うず室46と連通させ
ている。下本体21に立設したボス49及びリブ
50はモータ外縁フランジ部36の径Aに対し径
Bにて離間させて対峙配置させたもので、実際に
(A−B)は約2mm程度に設定すればよい。前記
隔壁40は第4図に示すように、舌部51からフ
アン47の回転方向(図中矢印方向)に沿つてう
ず室壁45を漸次拡大して成る。そして下本体2
1の段部41まで拡大してうず室46を形成する
ものである。そのため隔壁40は外方を前記段部
41に沿わせるため平面で終えることなく上本体
22のうず室壁44と共にうず室壁45を形成さ
せている。そして両うず室壁44と45は洩れを
防止するため互に嵌合して対接させる構成として
いる。このことはプリント基板33やモータ35
等を下本体21に取付後、上本体22を取付部5
2で下本体21と固定する際、本体上22は本体
下21の外縁部との嵌合及び前記うず室壁44部
で隔壁40のうず室壁45と同時に嵌合しなけれ
ばならず組立に無理が生ずる。そこで隔壁40に
取付ボス53を設け、本体下21にはこの取付ボ
ス53を内包するフランジ部54を設け隔壁40
は多少移動できるようにしておく。そのため上本
体22はうず室壁44を隔壁40のうず室壁45
と先ず嵌合させて下本体21の外縁と嵌合させ得
る。しかる後下本体21の底面から上本体22を
取付部52で下本体21と固定して一体化し、次
いで本体下21の底部からネジ55で隔壁40を
固定すればよい。
上記構成において、モータ35を駆動すると、
車内の汚れた空気は図中矢印で示す様に吸気穴2
4からプレフイルター26、放電器27、フイル
ター29を通過し、埃や臭いを除去されて、その
主流は第1の吸込口43からうず室49へ、そし
て他方隔壁40の第2の吸込口48からうず室4
9へ、それぞれ第1の羽根47a、第2の羽根4
7bによつて導びかれ、合流して排気穴25から
車内へ清浄空気が環流される。尚、蓋体23に立
設したリブ56は上本体22の上面部42と、
又、下本体21に立設したリブ57は隔壁40と
それぞれ密接して、汚れた空気のうず室49への
浸入を阻止する。
このように本実施例のモータの取付構造によれ
ば、隔壁を下本体の段部まで下降させ、即ちモー
タ本体をうず室内に臨ませてうず室全体を下降さ
せ、複数箇所でモータのフランジ部を緩衝部材を
介して隔壁と下本体とで挟持し、この緩衝部材の
ない範囲を流路として隔壁に設けた第2の吸込口
からうず室に連通させ風量を減ずることなくモー
タ取付部のスペースを有効に活用して製品の薄型
化を可能と成している。そしてモータは部分的に
緩衝部材を介して支持され輸送時等に生ずる衝撃
による変位を防止するためモータ外縁にわずかに
離間してボス、リブが対峙配置されるものであ
る。また隔壁は仮置き状態で上本体と共同で形成
するうず室壁部の嵌合を行ない、しかる後本体上
は下本体の外縁を嵌合させ固定後下本体の下方か
ら隔壁を固定するようにしたから組立作業が著し
く容易に実施できるものとなる。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように本考案によれ
ば、モータ取付部のスペースが有効に活用でき、
また隔壁部材の組立作業も容易となり本体の薄型
化がはかられ、リヤトレイに載置したとき後方視
界を拡大する車載用空気清浄器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車載用空気清
浄器の断面図、第2図はモータに緩衝部材を装着
した状態を示す平面図、第3図は下本体の要部平
面図、第4図は第3図に隔壁及びフアンを配置し
た要部平面図、第5図は従来例の車載用空気清浄
器の断面図である。 21……下本体、22……上本体、23……蓋
体、26……プレフイルター、27……放電器、
29……フイルター、35……モータ、35a…
…モータ上面、36……モータ外縁フランジ部、
36a……突出部、37……緩衝部材、40……
隔壁、41……下本体の段部、42……上本体の
上面部、43……第1の吸込口、44……うず室
壁、45……うず室壁、46……うず室、47…
…フアン、47a……第1の羽根、47b……第
2の羽根、48……第2の吸込口、49……ボ
ス、50……リブ、52……取付部、53……取
付ボス、54……フランジ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上、下本体及び蓋体で箱体を形成するととも
    に、上流側にプレフイルター、放電器、この放
    電器に開口を密着し、袋状に形成したフイルタ
    ーを配置し、第1の吸込口を開口した本体上面
    と下本体の段部に外縁を沿わせ第2の吸込口を
    開口した隔壁とでうず室壁を共有させてうず室
    を形成し、前記第1及び第2の吸込口に対応す
    る第1の羽根及び第2の羽根を有したフアンを
    収設して縦軸配置したモータに固定し、このモ
    ータはうず室内に臨ませ、モータ外縁フランジ
    部に複数箇所緩衝部材を挿着して前記隔壁にて
    下本体へ挟着支持させ、この外縁フランジ部に
    は少し離間させて複数箇所ボス及びリブを対峙
    配置してなる車載用空気清浄器。 (2) 本体上面及び隔壁とで共有するうず室壁を嵌
    合させ、前記モータを挟持する隔壁は取付ボス
    を下本体の取付部に仮設置状態で上本体を隔壁
    のうず室壁で嵌合させて後、下本体外縁と嵌合
    させて上本体を下本体に固定し、その後前記隔
    壁を下本体の底面より締結固定してなる請求項
    1記載の車載用空気清浄器。
JP9676989U 1989-08-18 1989-08-18 Expired JPH0418674Y2 (ja)

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JP9676989U JPH0418674Y2 (ja) 1989-08-18 1989-08-18

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