JP2549676Y2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2549676Y2
JP2549676Y2 JP1991036391U JP3639191U JP2549676Y2 JP 2549676 Y2 JP2549676 Y2 JP 2549676Y2 JP 1991036391 U JP1991036391 U JP 1991036391U JP 3639191 U JP3639191 U JP 3639191U JP 2549676 Y2 JP2549676 Y2 JP 2549676Y2
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dust collecting
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英夫 岡田
比左夫 長沼
正信 沼尾
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は室内に設置される石油フ
ァンヒ−タ等の空調機器に搭載されて使用され、室内空
気を浄化するための電気式の空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気清浄機は、本体ケース内の
通気路中に放電部と複数の集塵極板を配置し、放電部の
コロナ放電で発生したイオンにより、通気路を流れる空
気中の塵や埃等を帯電させ、これらを集塵極板に付着さ
せて空気を清浄するものである。そして、上述の集塵極
板は、排気口等の開口から本体ケース内に出入自在に挿
入され、付着した塵や埃等を除去する場合には、本体ケ
ースから集塵極板を外部に引き出して除去作業を行うよ
うになっている。
【0003】また、この種の空気清浄機において、波板
形状を有し、その谷部に開口を形成してなる集塵極板を
着脱自在にケースに装着することにより、集塵極板の製
造を容易にすると共に、着脱作業の簡便化を図り、掃除
性を高めたものが、例えば、実開昭60−91259号
公報にて知られている
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の空気清浄機においては、波板形状の集塵極板の後端
側に設けた上下のフランジ部を、それぞれケースの縁部
に係止させて、集塵極板をケースに着脱可能に装着する
構成であるため、例えば、送風機を用いて集塵極板に強
制送風する場合、集塵極板の不安定な装着状態が原因と
なってガタツキを生じ、振動騒音を発生させる問題があ
った。また、集塵極板をガタツクことなくケースに装着
するには、やはり、格別の固定部品が必要であり、その
場合、部品点数や組立工数が増加する難点があった
【0005】本考案は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、集塵極板の製造を容易にすると共に、着脱作業
の簡便化を図り、清掃性を高めつつ、送風手段を用いて
集塵極板に強制送風する場合でも、集塵極板のガタツキ
による振動騒音の発生を抑制できるようにすることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、吸気口と排気
口を有し、これら吸気口と排気口を連絡する通気路が内
部に形成された合成樹脂製の本体ケースと、本体ケース
内の通気路中に配置された送風部、放電部及び集塵極板
を備え、この集塵極板を排気口を介して通気路内に出入
自在に収容してなる空気清浄機であって、前記集塵極板
は、互いに連結された複数の電極面を有するように連続
する凹凸状に成形されると共に、両端部の電極面が対向
する本体ケースの内壁面にそれぞれ面接触にて圧接され
る構成とし、前記集塵極板の一端部の電極面には、本体
ケース側に設けたアース板に接触する接触端子が設けら
れている構成である。
【0007】
【0008】
【作用】集塵極板は、互いに連結された複数の電極面を
有するように連続する凹凸状に成形されているので、一
枚の金属板を折曲加工することによって容易に製造でき
る上、埃等を除去する際には集塵極板を一度に引き出し
たり、セットしたりすることができるばかりでなく、集
塵極板は、両端部の電極面が対向する本体ケースの内壁
面にそれぞれ面接触にて圧接される構成としているの
で、本体ケース内への収容時に、集塵極板自体の弾性力
により、固定部品を用いることなく、確実にセットする
ことが可能となり、送風手段を用いて集塵極板に強制送
風する場合の集塵極板のガタツキによる振動騒音の発生
を防止できる。また、集塵極板の一端部の電極面には、
本体ケース側に設けたアース板に接触する接触端子が設
けられているので、本体ケースが合成樹脂製であって
も、集塵極板のセット時に確実にアースすることができ
る。
【0009】
【0010】以下、本考案の実施例を図1ないし図3の
図面に基づき説明する。1は合成樹脂にて作られた箱体
状の本体ケースであり、この本体ケース1は石油ファン
ヒータ等の空調機器の背面部に取り付けられ、その前面
下部には多数のスリット状の吸気口2が、上面には排気
口3がそれぞれ形成され、吸気口2から排気口3に至る
通気路4中には、送風部5、放電部6及び集塵極板7が
順次配設され、また、放電部6の側方で、かつ、通気路
4とは仕切り壁1Aによって仕切られた空間部X内には
高電圧発生装置8が配設されている。
【0011】9は吸気口2の内側に配されたフィルタ
ー、10は合成樹脂にて作られた排気グリルであり、こ
の排気グリル10は前記排気口3に対応する部位に多数
のスリット状の通気口10Aを有し、本体ケース1の上
端部の外側に着脱自在に嵌合されている。
【0012】前記送風部5はモータ11と合成樹脂製の
遠心力ファン12とからなり、ファン12のケーシング
13は本体ケース1と一体成形され、ケーシング13の
端板14はケーシング13とは別に合成樹脂にて作られ
ている。
【0013】前記放電部6は、複数のボス部15Aを有
するとともに本体ケース1の内面に取り付けられた支持
体15と、前記ボス部15Aにビス16止めされたステ
ンレス鋼板製の放電電極17,17とから構成され、こ
の放電電極17には放電針となる複数の三角形状突片1
8,18が形成され、プラス側となるこの突片18とマ
イナス側となる前記集塵極板7との間にコロナ放電を発
生させる。
【0014】前記集塵極板7は、板厚が約0.6〜1m
mの一枚のアルミニュウム板を連続する凹凸状に折曲形
成することによって作られたものであり、側面の連結部
7A,7Aで互いに連結された複数の電極面7B,7B
を有し、前記排気口3から通気路4内に出入自在に挿入
され、そして、その挿入時には、この集塵極板7は本体
ケース1の内壁面に直接保持され、しかも、集塵極板
自体の弾性力によって左右両端の電極面7B,7Bが本
体ケース1の対向する内壁面にそれぞれ面接触にて圧接
される。
【0015】19は右端の電極面7Bに固着したステン
レス製の接触端子、20は接触端子19が接触するアー
ス板であり、このアース板20は前記接触端子19に対
応する位置の本体ケース1の仕切り壁1Aに取り付けら
れている。21は本体ケース1の内壁面に形成された内
向きの突部であり、この突部21には前記集塵極板7の
下端を当接させ、集塵極板7の下方への移動を規制する
ためのものである。
【0016】上述の構成において、放電電極17にプラ
スの高電圧を印加し、そこで、モータ11を駆動する
と、ファン12の回転によって空気が吸気口2から本体
ケース1内に流入し、放電電極17と集塵極板7の電極
面7Bとの間で生じるコロナ放電により、通気路4を流
れる空気中の塵や埃等がイオン化される。このイオン化
された塵や埃等は、マイナス電位の集塵極板7に効率良
く吸着され、そして、塵や埃等の除去された空気は、清
浄空気となって排気口3から外部に放出される。なお、
この空気清浄機を空調機器に搭載した場合には、空調機
器に空気清浄機の運転スイッチと運転表示部を設けるよ
うにすると、使い勝手が良好になる。
【0017】また、集塵極板7に付着した塵や埃等を除
去する場合には、本体ケース1から排気グリル10を外
して排気口3を大きく開放し、この排気口3から集塵極
7を外部へ引き出す。そして、塵や埃等を取り除いた
後、排気口3から本体ケース1内に集塵極板7を挿入す
れば、この集塵極板7は本体ケース1の通気路4内にセ
ットされ、その後、排気グリル10を本体ケース1に嵌
合すればよい。
【0018】本実施例によれば、集塵極板7は、互いに
連結部7Aで連結された複数の電極面7B,7Bを有す
るように一枚のアルミニュウム板を連続する凹凸状に折
曲形成することによって作られたものであるから、容易
に製造できると共に、付着した塵や埃等を除去する際に
は、一度の作業で集塵極板7を本体ケース1から引き出
したり、本体ケース1内にセットしたりすることが可能
となり、着脱作業の簡便化が図れ、掃除性を高めること
ができる
【0019】また、集塵極板7は、左右両端の電極面7
B,7Bが通気路4を形成するための対向する本体ケー
ス1の内壁面にそれぞれ面接触にて圧接される構成であ
るから、本体ケース1への収容時には、集塵極板7自体
の弾性力により、固定部品を全く必要とせずに安定的に
通気室4内にセットされることになり、送風部5のモー
タ11や遠心力ファン12の駆動が原因で、集塵極板7
がガタツキを生じることがなく、そのため、集塵極板7
のガタツキによる振動騒音の発生が確実に防止される
【0020】また、前記集塵極板7の右端の電極面7B
には、本体ケース1の仕切り壁1Aに取り付けられたア
ース板20に接触するステンレス製の接触端子19を固
着しているので、合成樹脂製の本体ケース1でありなが
ら、本体ケース1内への集塵極板7の収容時に集塵極板
7を確実にアースすることができる
【0021】
【考案の効果】本考案によれば、集塵極板が、互いに連
結された複数の電極面を有するように連続する凹凸状に
成形されているので、集塵極板の製造が容易であると共
に、着脱作業の簡便化が図れ、清掃性が高められるのは
勿論のこと、集塵極板は、両端部の電極面が対向する本
体ケースの内壁面にそれぞれ面接触にて圧接される構成
であるから、送風手段を用いて集塵極板に強制送風する
場合でも、集塵極板のガタツキによる振動騒音の発生を
抑制でき、しかも、集塵極板の一端部の電極面には、本
体ケース側に設けたアース板に接触する接触端子が設け
られているので、合成樹脂製の本体ケースにおける集塵
極板のアースが確実に行える
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す空気清浄機の縦断面図
である。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う部分の断面図であ
る。
【図3】同じく集塵極板を本体ケースから引き出した状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 吸気口 3 排気口 4 通気路 送風部 放電部 7 集塵極板 7B 電極面19 接触端子 20 アース板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口と排気口を有し、これら吸気口と
    排気口を連絡する通気路が内部に形成された合成樹脂製
    の本体ケースと、本体ケース内の通気路中に配置された
    送風部、放電部及び集塵極板を備え、この集塵極板を排
    気口を介して通気路内に出入自在に収容してなる空気清
    浄機であって、前記集塵極板は、互いに連結された複数
    の電極面を有するように連続する凹凸状に成形されると
    共に、両端部の電極面が対向する本体ケースの内壁面に
    それぞれ面接触にて圧接される構成とし、前記集塵極板
    の一端部の電極面には、本体ケース側に設けたアース板
    に接触する接触端子が設けられていることを特徴とする
    空気清浄機。
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