JPS6136405Y2 - - Google Patents

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JPS6136405Y2
JPS6136405Y2 JP13837981U JP13837981U JPS6136405Y2 JP S6136405 Y2 JPS6136405 Y2 JP S6136405Y2 JP 13837981 U JP13837981 U JP 13837981U JP 13837981 U JP13837981 U JP 13837981U JP S6136405 Y2 JPS6136405 Y2 JP S6136405Y2
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suction port
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port cover
charging
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JP13837981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車室内の空気清浄を行い、荷電部およ
びフイルタ部の交換を容易にした電気集塵装置か
らなる自動車用空気清浄器に関するものである。
従来の自動車用空気清浄器は、車室内の汚れた
空気がブロワにより吸込口から吸込まれ、プレフ
イルタ(金鋼)により大きなゴミを取り除き、プ
レフイルタを通り抜けた小さなゴムがコロナ放電
により粉塵を荷電する荷電部と、そこで荷電され
た粉塵をクーロン力により捕集するための正負の
平板電極群からなる集塵部とで取り除かれ、さら
にハニカム活性炭フイルタで脱臭され、殺菌灯に
よつて殺菌されるような構成を有している。そし
てこの装置においては、清浄された空気が陰イオ
ン発生器で陰イオンを含み、吹出口から送風され
るようになつている。
しかしながら、上記構成においては、荷電され
た粉塵をクーロン力により捕集するための上記集
塵部とハニカム活性炭フイルタとが一体になつて
おり、これを定期的に交換するにはサイドカバー
を取りはずし、車両の横幅方向へ引き出して交換
しなければならず、設置場所近くのリヤウイドの
形状またはリヤバツクシートの形状等が交換作業
に大きく影響し、車両によつては交換スペースが
なく汎用性が低下している。また、プレフイルタ
(金鋼)と、コロナ放電により粉塵を荷電する荷
電部とは、取りはずしが簡単にできない構造にな
つていて、ゴミがプレフイルタに付着してたまつ
ても容易に取り除くことができないという欠点が
あつた。
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、前面
に設けた吸込口を有する吸込口カバーがツメによ
りケース本体に着脱自在に取り付けられているも
のにおいて、荷電部と集塵部および脱臭フイルタ
を有するフイルタ部とがケース本体の下側ケース
に設けられた弾力性を有する電極板と、ケース本
体の上側ケースに設けたフイルタ部用の固定ガイ
ドと、前記フイルタ部に設けた荷電部用の回転式
固定ガイドとにより固定され、前記吸込口カバー
の取り脱しにより交換作業を前面から可能にする
ように配置されることにより、荷電部とフイルタ
部が車の振動により異音を発生することを防ぐこ
とができ、リヤウインドあるいはリヤバツクシー
トの形状に左右されることなく本体をリヤパツケ
ージトレイ上に置けるスペースさえあればどんな
車においても荷電部およびフイルタ部の交換を容
易に行うことができるようにした自動車用空気清
浄器を提供することを目的とするものである。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図から第4図は本考案の自動車用空気清
浄器の構造を示したもので、第1図は第3図に示
すような上側ケース1aを取りはずした状態の正
面斜視図で、第2図は同じ状態の背面斜視図で、
第4図は主要部の断面図である。これらの図にお
いて、1aは吹出口1fを備えたケース本体1の
上側ケースで、1bはケース本体1の下側ケース
であつて、これらは全ての部品が収納されたあと
ビス締めで固定されている。1cは吸込口カバー
で、吸込口1eを有し、上下のツメ13を利用し
てワンタツチで上側ケース1aと下側ケース1b
にはめ込むことにより取り付けられる。これらに
より形成されるケース本体1は、樹脂の射出成形
により製造されたものである。2はブロワモー
タ、3はブロワモータ2により回転されるシロツ
コフアン、4は陰イオンを放射する陰イオン発生
器で、吹き出される空気に陰イオンを放射し、そ
の鎮静作用により運転中疲労をやわらげ、イライ
ラを押えて安全運転に役立つために設けられてい
る。5は高電圧発生器、6は清浄された空気を殺
菌するための殺菌灯、7はコロナ放電により空気
中の粉塵を荷電する荷電部、8は荷電部7で荷電
された粉塵をクーロン力により捕集する正負の平
板電極群からなる集塵部であり、荷電部7と集塵
部8には高電圧発生器5が電源として接続されて
いる。8aは荷電部7を固定するためにフイルタ
部上面に取り付けられた回転式の固定ガイドで、
荷電部7の上面に設けられた2つの突起7aによ
り溝が形成され、回転式固定ガイド8aが車の振
動等で回転しないようにされている。9は荷電部
7と集塵部8で清浄された空気中の臭気を取り除
くためのハニカム活性炭フイルタで、集塵部8と
一体化されている。10は吸込口カバー1cの吸
込口から吸込まれた空気中の大きなゴミを取り除
くプレフイルタ(金鋼)で、荷電部7、集塵部8
およびハニカム活性炭フイルタ9と共に一体状に
第4図に示す如くケース本体1の内部に収納され
ている。11は高電圧発生器5で発生された電圧
を荷電部7と集塵部8に通電するための正極の電
極板で、本体中央部の仕切板に設置され、12は
負極のアース電極板で、弾力性を有し、この弾性
力により荷電部7と、集塵部8およびハニカム活
性炭フイルタ9からなるフイルタ部とを固定する
役号も有し、車の振動等による異音発生を防ぐ役
目も兼ねている。また、前記吸込口カバー1cに
は第4図および第7図に示す如く固定用ガイド1
dが設けられ、該固定用ガイド1dにより前記ア
ース電極板12と共にフイルタ部を固定する。
上記構成の自動車用空気清浄器は次のように作
用する。即ち、車室内の汚れた空気は、吸込口カ
バー1cの吸込口1eから吸込まれ、まず大きな
塵埃はプレフイルタ(金鋼)10で取り除かれ
る。そして、荷電部7で小さな塵埃である粉塵を
負に荷電して、集塵部8によつて電極板交互に正
負の電圧を加えて、それによつて生じるクーロン
力により粉塵を捕集し、次のハニカム活性炭フイ
ルタ9においてタバコの残臭や体臭などを脱臭さ
せる。このようにして清浄させた空気は、殺菌灯
6で殺菌した後、陰イオン発生器4で陰イオンを
放射して上側ケース1aの吹出口1fからきれい
な空気として送風される。
次に、フイルタ部の交換についてその取扱を第
5図から第8図において説明する。まず、第5図
に示すように吸込口カバー1cに設けた2箇所の
ツメ13を押しながら上げ、吸込口カバー1cを
はずす。次に、フイルタ部に設けた回転式固定ガ
イド8aをまわし、荷電部7を第6図に示すよう
に矢印方向に持ち上げて取りまずし、その際プレ
フイルタ(金鋼)10も同時に取りはずされる。
そして、弾力性を有するアース電極板12の荷電
部7を支持していた部分を押し下げて、第7図に
示すように集塵部8とハニカム活性炭フイルタ9
からなるフイルタ部を矢印方向の手前に引き出
し、持ち上げて取りはずすことができる。また、
取りはずしたフイルタ部は、第8図に示すように
ハニカム活性炭フイルタ9の2個所の突起部9a
を押さえ、手前に引き出すことにより分解するこ
とができる。新しいフイルタ部を取り付ける場合
には、以上の手順を逆に行えばよい。従つて、自
動車用空気清浄器として、設置されたスペースに
左右されることなくその場でフイルタ部の交換を
行うことができる。
なお、上記実施例においては、荷電部7の固定
に回転式固定ガイド8aを用いたが、吸込口カバ
ー1cに固定ガイドを一体成形して設け、吸込口
カバー1cの取付けと同時に固定するような構造
にしてもよく、あるいは吸込口カバー1cにスプ
リング材を取り付けて固定しても同様な効果が得
られる。
また、吸込口カバー1cは一体成形されたツメ
13によりはめ込むようにしたが、スプリング材
のクリツプ等を用いてワンタツチで取り付け、取
りはずしを行つてもよい。また活性炭フイルタ9
は粒状活性炭で構成したが活性炭素繊維で構成し
ても良い。
以上述べたように本考案においては、前面に設
けた吸込口カバーをツメによりケース本体に着脱
自在に取り付けた自動車用空気清浄器において、
荷電部と集塵部および脱臭フイルタを有するフイ
ルタ部とがケース本体の下側ケースに設けられた
弾力性を有する電極板と、ケース本体の上側ケー
スに設けたフイルタ部用の固定ガイドと、前記フ
イルタ部に設けた荷電部用の回転式固定ガイドと
により固定され、前記吸込口カバーの取り脱しに
より交換作業が前面から可能なように配置されて
いるので、フイルタ部の交換が前面から吸込口カ
バーのワンタツチの取りはずしにより設置場所で
あるリヤウインド、リヤバツクシート等の形状に
左右されることなく容易にでき、フイルタ部は弾
力性を有するアース電極板と上側ケースの固定ガ
イドにより確実に固定することができ、また荷電
部は弾力性を有するアース電極板とフイルタ部に
設けた回転式固定ガイドにより吸込口カバーに負
担をかけることなく確実に固定することができ、
車の振動による異音発生も防止することができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である自動車用空気
清浄器の上側ケースを取り除いた正面斜視図、第
2図は第1図と同じ状態の背面斜視図、第3図は
上側ケースの分解正面斜視図、第4図は第1図お
よび第2図に示す自動車用空気清浄器の主要部の
断面図、第5図から第8図はフイルタ部の交換の
取扱を示す説明図で、第5図は吸込口カバーの取
りはずしを示す斜視図、第6図は荷電部の取りは
ずしを示す斜視図、第7図はフイルタ部の取りは
ずしを示す斜視図、第8図はフイルタ部からハニ
カム活性炭フイルタの分解を示す斜視図である。 1……ケース本体、1a……上側ケース、1b
……下側ケース、1c……吸込口カバー、1d…
…固定用ガイド、1e……吸込口、7……荷電
部、8……集塵部、8a……回転式固定ガイド、
9……ハニカム活性炭フイルタ、12……弾性力
を有するアース電極板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に設けた吸込口を有する吸込口カバーがツ
    メによりケース本体に着脱自在に取り付けられて
    いる自動車用空気清浄器において、荷電部と集塵
    部および脱臭フイルタを有するフイルタ部とがケ
    ース本体の下側ケースに設けた弾力性を有する電
    極板と、ケース本体の上側ケースに設けたフイル
    タ部用の固定ガイドと、前記フイルタ部に設けた
    荷電部用の回転式固定ガイドとにより固定され、
    前記吸込口カバーの取り脱しにより交換作業を前
    面から可能にするように配置されていることを特
    徴とする自動車用空気清浄器。
JP13837981U 1981-09-18 1981-09-18 自動車用空気清浄器 Granted JPS5843512U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13837981U JPS5843512U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 自動車用空気清浄器

Applications Claiming Priority (1)

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JP13837981U JPS5843512U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 自動車用空気清浄器

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Publication Number Publication Date
JPS5843512U JPS5843512U (ja) 1983-03-23
JPS6136405Y2 true JPS6136405Y2 (ja) 1986-10-22

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ID=29931606

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JP13837981U Granted JPS5843512U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 自動車用空気清浄器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549468Y2 (ja) * 1990-04-24 1997-09-30 松下電器産業株式会社 車載用空気清浄器
JP2587847Y2 (ja) * 1990-04-24 1998-12-24 松下電器産業株式会社 車載用空気清浄器

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Publication number Publication date
JPS5843512U (ja) 1983-03-23

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