JP2549468Y2 - 車載用空気清浄器 - Google Patents
車載用空気清浄器Info
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- JP2549468Y2 JP2549468Y2 JP1990043869U JP4386990U JP2549468Y2 JP 2549468 Y2 JP2549468 Y2 JP 2549468Y2 JP 1990043869 U JP1990043869 U JP 1990043869U JP 4386990 U JP4386990 U JP 4386990U JP 2549468 Y2 JP2549468 Y2 JP 2549468Y2
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- JP
- Japan
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- panel member
- push button
- switch
- lid
- upper body
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車に取付け、車内空気を浄化する車載用
空気清浄器の構造に関するものである。
空気清浄器の構造に関するものである。
従来の技術 近年、自動車内の煙草の煙や臭いを浄化する車載用空
気清浄器が増加し、多くはリヤトレイ或いは車体の天井
へ取り付けられるのが一般的になってきている。そして
これらの自動車は普通乗用車(タクシーを含む)、或い
は小型、軽自動車がほとんどであった。
気清浄器が増加し、多くはリヤトレイ或いは車体の天井
へ取り付けられるのが一般的になってきている。そして
これらの自動車は普通乗用車(タクシーを含む)、或い
は小型、軽自動車がほとんどであった。
最近、コミュニティーカーとしてのワゴン車の増加に
伴いワゴン車にも装着されつつある。このワゴン車はリ
ヤトレイが無いため、天井へ複数個の空気清浄器が併設
されている。この場合は取付け工事に時間を要し、コス
ト高となるため、運転席横の床面に設置するものが提案
されている。そして運転席から操作するため操作スイッ
チ部は上本体上面に配置されている。
伴いワゴン車にも装着されつつある。このワゴン車はリ
ヤトレイが無いため、天井へ複数個の空気清浄器が併設
されている。この場合は取付け工事に時間を要し、コス
ト高となるため、運転席横の床面に設置するものが提案
されている。そして運転席から操作するため操作スイッ
チ部は上本体上面に配置されている。
考案が解決しようとする課題 このような運転席横の床面に設置するものでは、操作
スイッチ部が上本体上面に配置されている為にコーヒー
等が誤ってこぼされた場合、スイッチの故障原因となる
ものであった。
スイッチ部が上本体上面に配置されている為にコーヒー
等が誤ってこぼされた場合、スイッチの故障原因となる
ものであった。
また、スイッチ基板に配置したガスセンサー上の通気
穴からも直接コーヒー等がかかる為に上本体の側面に通
気穴を設け、ガスセンサーを配置した別基板を使用する
ためコスト高となるものであった。
穴からも直接コーヒー等がかかる為に上本体の側面に通
気穴を設け、ガスセンサーを配置した別基板を使用する
ためコスト高となるものであった。
そして、スイッチが上本体上面に突出配置されている
ため雑誌などを置かれるとスイッチが入り、切りされて
しまう不都合もあった。
ため雑誌などを置かれるとスイッチが入り、切りされて
しまう不都合もあった。
本考案はこのような課題を一掃する車載用空気清浄器
の構造を提供することを目的としている。
の構造を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、上、下本体で箱
体を形成し、上本体の両端面にはそれぞれ吸気口および
排気口を形成するとともに、この吸気口と排気口間には
プレフィルター、放電器、フィルター、モーターに固定
されたファンを収設するうず室を順次内設し、上面には
操作スイッチ部とこの操作スイッチ部以外は着脱可能な
蓋体を配置し、前記操作スイッチ部には下方を開口した
ボス穴を形成したパネル部材を上本体に配設し、このボ
ス穴にはボス穴下端で上方への移動を規制される鍔部を
有した押ボタンをパネル部材上面にその上端を突出させ
て挿着すると共に、ゴム等から成る弾性部材に形成した
凹所により押ボタンの下方及びボス穴の下方開口を覆
い、この弾性部材の上部は前記パネル部材と上本体とで
挟持し、前記押ボタン下方にはスイッチを対峙配置させ
て成るものである。
体を形成し、上本体の両端面にはそれぞれ吸気口および
排気口を形成するとともに、この吸気口と排気口間には
プレフィルター、放電器、フィルター、モーターに固定
されたファンを収設するうず室を順次内設し、上面には
操作スイッチ部とこの操作スイッチ部以外は着脱可能な
蓋体を配置し、前記操作スイッチ部には下方を開口した
ボス穴を形成したパネル部材を上本体に配設し、このボ
ス穴にはボス穴下端で上方への移動を規制される鍔部を
有した押ボタンをパネル部材上面にその上端を突出させ
て挿着すると共に、ゴム等から成る弾性部材に形成した
凹所により押ボタンの下方及びボス穴の下方開口を覆
い、この弾性部材の上部は前記パネル部材と上本体とで
挟持し、前記押ボタン下方にはスイッチを対峙配置させ
て成るものである。
また、前記パネル部材は上本体の上面から側面に及ん
で形成し、その上面と一側面には通気穴を設け、この通
気穴間には前記スイッチと共にプリント基板に取付けた
ガスセンサーを配設し、上面通気穴の下方には上本体を
樋状に形成してプリント基板下方を覆う蓋体に導き、こ
の蓋体から下本体に立設したパイプに連通させて成るも
のである。
で形成し、その上面と一側面には通気穴を設け、この通
気穴間には前記スイッチと共にプリント基板に取付けた
ガスセンサーを配設し、上面通気穴の下方には上本体を
樋状に形成してプリント基板下方を覆う蓋体に導き、こ
の蓋体から下本体に立設したパイプに連通させて成るも
のである。
さらに、前記パネル部材は上本体に凹設させ、このパ
ネル部材に上端を突出させて挿着した押ボタンは、その
上端を上本体の上面から突出させないように設定して成
るものである。
ネル部材に上端を突出させて挿着した押ボタンは、その
上端を上本体の上面から突出させないように設定して成
るものである。
作用 上記した構成により、パネル部材上面にその上端を臨
ませてボス穴に挿着した押ボタンは、このボス穴に凹所
を形成したゴム等から成る弾性部材を被着させ、この弾
性部材は前記パネル部材と上本体とで挾持されるため押
ボタン下方に対峙配置したスイットと水密的に仕切られ
コーヒー等が誤ってこぼされた場合、スイッチの故障を
なくすことができる。さらに、押ボタンは操作後弾性部
材によって元の位置に復帰させうるのでスイッチ自体は
押ボタンを復帰させる力を必要とせず小型で安価なもの
と成しうることができる。
ませてボス穴に挿着した押ボタンは、このボス穴に凹所
を形成したゴム等から成る弾性部材を被着させ、この弾
性部材は前記パネル部材と上本体とで挾持されるため押
ボタン下方に対峙配置したスイットと水密的に仕切られ
コーヒー等が誤ってこぼされた場合、スイッチの故障を
なくすことができる。さらに、押ボタンは操作後弾性部
材によって元の位置に復帰させうるのでスイッチ自体は
押ボタンを復帰させる力を必要とせず小型で安価なもの
と成しうることができる。
また、前記パネル部材は上本体の上面から側面に及ん
で形成し、その上面と側面には通気穴を設け、コーヒー
等が誤ってこぼされた場合、上面通気穴の下方の樋状に
形成した上本体からプリント基板下方を覆う蓋体、さら
に下本体に立設したパイプに導かれ、両通気穴間に配設
したガスセンサーには及ばず、車内空気は両通気穴間を
通じてガスセンサーに及ぶことができ、そしてガスセン
サーは前記スイッチと共に同一プリント基板に取付ける
ことができるものとなる。
で形成し、その上面と側面には通気穴を設け、コーヒー
等が誤ってこぼされた場合、上面通気穴の下方の樋状に
形成した上本体からプリント基板下方を覆う蓋体、さら
に下本体に立設したパイプに導かれ、両通気穴間に配設
したガスセンサーには及ばず、車内空気は両通気穴間を
通じてガスセンサーに及ぶことができ、そしてガスセン
サーは前記スイッチと共に同一プリント基板に取付ける
ことができるものとなる。
さらに、前記押しボタンは、その上端を上本体の上面
から突出させないように設定して成るから雑誌などを置
かれてもスイッチが入り、切りされる不都合も排除でき
るものとなる。
から突出させないように設定して成るから雑誌などを置
かれてもスイッチが入り、切りされる不都合も排除でき
るものとなる。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第5図
に示すように下本体21、上本体22及び着脱可能に配した
蓋体23とで箱体を形成し、上本体22の長手方向左右には
排気口24及び吸気口25を開口している。この吸気口25の
内方にはプレフィルター26を装着し、コロナ放電を行う
放電器27が受けリブ28上に載置されている。この放電器
27は何れも図示しない放電電極と対向電極とを対峙させ
て内設し、高圧電源(図示せず)から給電されてコロナ
放電を発生させる。29はマイナス極性に滞電させた集塵
フィルターと活性炭等を用いた脱臭フィルターとから成
るフィルターで、放電器27に開口側を密接配置した袋状
を成す。袋状の後部は上本体22に形成した支持リブ30及
び蓋体23に突設したボス31とで挾持される。また開口側
端部29aは蓋体23に突設したリブ32で押圧保持され、受
けリブ28と共に吸気をフィルター29に導く。33はフィル
ター29の下方空間に配置されたプリント基板、34はカバ
ー体である。35は縦軸配置されたモータで、外縁フラン
ジ部36の複数の突出部36aに緩衝部材37を装着して下本
体21の突設リブ38,39間に収設し、隔壁部材40で挾持さ
れる。41は上本体22の上面部で第一の吸込口42を開口す
ると共にうず室壁43を延設し、前記隔壁部材40の外縁う
ず室壁44と嵌合してうず室45を形成し、モータ35に固定
したファン46を収設する。このファン46には第一の羽根
46a、第二の羽根46bが仕切板46cを介して上下に形成さ
れている。前記隔壁部材40は第二の吸込口47を開口して
緩衝部材37のない範囲で前記うず室45と連通させてい
る。上本体22の排気口24側上面48にはパネル部材49が凹
設され、押ボタン50を臨ませている。51は内設するプリ
ント基板で、このプリント基板51の下方を覆う蓋体52が
取付けられる。この蓋体52は前記上本体22の上面41を延
設する如く配置して前記うず室45の構成部材と成す。そ
してこの蓋体52へは前記隔壁部材40から、うず室壁53を
立設させている。尚、逆にこのうず室壁53は蓋体52から
垂下させてもよい。上本体22の排気口側上面48を除く上
本体22の上方は蓋体23が、一方に系合突片54、他方に尾
錠55を設けて着脱可能に係着され、前記プレフィルター
26、放電器27、フィルター29のメンテナンスを可能にす
る。上本体上面41から立設するリブ56は蓋体23の外在に
よる変形を防止するリブである。ここでモータ35を駆動
すると車内の汚れた空気は図中矢印で示す様に吸気口25
からプレフィルター26、放電器27、フィルター29を通過
し、埃や臭いを除去され、第1の吸込口42、第2の吸込
口47からうず室45へ導びかれて合流して排気口24から車
内へ清浄空気が環流される。第1図及び第3図で、上本
体22の排気口24側上面48に凹設固定されたパネル部材49
のボス穴57には、前記押ボタン50が挿通され、凹所58を
形成したゴム等から成る弾性部材59を被着させ、フラン
ジ部60を上本体へパネル部材49で挾持される。この弾性
部材59は、押ボタン50の鍔部61を前記パネル部材49のボ
ス穴端62へ当接させるよう付勢するようにしている。
に示すように下本体21、上本体22及び着脱可能に配した
蓋体23とで箱体を形成し、上本体22の長手方向左右には
排気口24及び吸気口25を開口している。この吸気口25の
内方にはプレフィルター26を装着し、コロナ放電を行う
放電器27が受けリブ28上に載置されている。この放電器
27は何れも図示しない放電電極と対向電極とを対峙させ
て内設し、高圧電源(図示せず)から給電されてコロナ
放電を発生させる。29はマイナス極性に滞電させた集塵
フィルターと活性炭等を用いた脱臭フィルターとから成
るフィルターで、放電器27に開口側を密接配置した袋状
を成す。袋状の後部は上本体22に形成した支持リブ30及
び蓋体23に突設したボス31とで挾持される。また開口側
端部29aは蓋体23に突設したリブ32で押圧保持され、受
けリブ28と共に吸気をフィルター29に導く。33はフィル
ター29の下方空間に配置されたプリント基板、34はカバ
ー体である。35は縦軸配置されたモータで、外縁フラン
ジ部36の複数の突出部36aに緩衝部材37を装着して下本
体21の突設リブ38,39間に収設し、隔壁部材40で挾持さ
れる。41は上本体22の上面部で第一の吸込口42を開口す
ると共にうず室壁43を延設し、前記隔壁部材40の外縁う
ず室壁44と嵌合してうず室45を形成し、モータ35に固定
したファン46を収設する。このファン46には第一の羽根
46a、第二の羽根46bが仕切板46cを介して上下に形成さ
れている。前記隔壁部材40は第二の吸込口47を開口して
緩衝部材37のない範囲で前記うず室45と連通させてい
る。上本体22の排気口24側上面48にはパネル部材49が凹
設され、押ボタン50を臨ませている。51は内設するプリ
ント基板で、このプリント基板51の下方を覆う蓋体52が
取付けられる。この蓋体52は前記上本体22の上面41を延
設する如く配置して前記うず室45の構成部材と成す。そ
してこの蓋体52へは前記隔壁部材40から、うず室壁53を
立設させている。尚、逆にこのうず室壁53は蓋体52から
垂下させてもよい。上本体22の排気口側上面48を除く上
本体22の上方は蓋体23が、一方に系合突片54、他方に尾
錠55を設けて着脱可能に係着され、前記プレフィルター
26、放電器27、フィルター29のメンテナンスを可能にす
る。上本体上面41から立設するリブ56は蓋体23の外在に
よる変形を防止するリブである。ここでモータ35を駆動
すると車内の汚れた空気は図中矢印で示す様に吸気口25
からプレフィルター26、放電器27、フィルター29を通過
し、埃や臭いを除去され、第1の吸込口42、第2の吸込
口47からうず室45へ導びかれて合流して排気口24から車
内へ清浄空気が環流される。第1図及び第3図で、上本
体22の排気口24側上面48に凹設固定されたパネル部材49
のボス穴57には、前記押ボタン50が挿通され、凹所58を
形成したゴム等から成る弾性部材59を被着させ、フラン
ジ部60を上本体へパネル部材49で挾持される。この弾性
部材59は、押ボタン50の鍔部61を前記パネル部材49のボ
ス穴端62へ当接させるよう付勢するようにしている。
そして押ボタン50はパネル部材49よりその上端を臨ま
せ、且つ、上本体22の上面48より突出させない様に設定
している。この押ボタン50の下方にはプリント基板51に
固定したスイッチ63が対峙配置され、前記弾性部材59で
水密的に仕切られる。64はLEDで上本体のボス65に嵌入
し、上方にはパネル部材49に嵌合した透光部材66が配置
されている。67は上本体22から垂下させたボスで、前記
プリント基板51をネジ68で固定している。上記構成によ
れば押ボタン50と下方に対峙配置したスイッチ63が弾性
部材59で水密的に仕切られるため、上方からコーヒー等
をこぼされた場合スイッチ63の故障をなくすことがで
き、また押ボタン50は常時弾性部材59で上方に付勢され
ているため、スイッチ63自体は押ボタン50を復帰させる
力を必要としないので小型で安価なものと成しうる。さ
らには車の走行中に加わる振動や衝撃などに対しても前
記弾性部材59が押ボタン50を常時上方へ付勢しているた
めスイッチ63を入り,切りさせる等の不都合も誘発させ
ることを阻止できるものとなる。
せ、且つ、上本体22の上面48より突出させない様に設定
している。この押ボタン50の下方にはプリント基板51に
固定したスイッチ63が対峙配置され、前記弾性部材59で
水密的に仕切られる。64はLEDで上本体のボス65に嵌入
し、上方にはパネル部材49に嵌合した透光部材66が配置
されている。67は上本体22から垂下させたボスで、前記
プリント基板51をネジ68で固定している。上記構成によ
れば押ボタン50と下方に対峙配置したスイッチ63が弾性
部材59で水密的に仕切られるため、上方からコーヒー等
をこぼされた場合スイッチ63の故障をなくすことがで
き、また押ボタン50は常時弾性部材59で上方に付勢され
ているため、スイッチ63自体は押ボタン50を復帰させる
力を必要としないので小型で安価なものと成しうる。さ
らには車の走行中に加わる振動や衝撃などに対しても前
記弾性部材59が押ボタン50を常時上方へ付勢しているた
めスイッチ63を入り,切りさせる等の不都合も誘発させ
ることを阻止できるものとなる。
次に、第2図,第3図,第4図について説明する。
前記パネル部材49には上面通気穴69と側面通気穴70を
開口させ、この両通気穴間にはガスセンサー71をプリン
ト基板51に配置させている。前記上面通気穴69の下方は
上本体22の樋状部72を前記プリント基板51の切欠凹部73
に向って傾斜させて形成する。そして前記両通気穴69,7
0に連通するよう、樋状部72の一側面には開口74を設け
ている。下方の蓋体52には凹所75、パイプ76を延出さ
せ、うず室壁53で形成させる舌部77と上,下本体22,21
との側壁とで構成される空間に配置し、下本体21から突
出するパイプ78に導びいている。また、前記空間と、前
記舌部77と対峙するうず室壁79と上,下本体22,21との
側壁とで構成される空間とには、上本体22から垂下させ
たボス80にネジ81で蓋体を、同様に垂下させたボス82
は、下本体21のボス部83に対応してネジ84で固定され
る。85は同様にして上,下本体22,21との固定部を示
す。上記構成によれば本体にコーヒー等がこぼされた場
合、第2図中矢印で示すように樋状部72から下方の蓋体
52の凹部75、パイプ76、さらには下本体22のパイプ78を
通って本体外に導びかれ、ガスセンサー71に影響を与え
ることがない。そして車内空気はパネル部材49の両通気
穴69,70間を樋状部72の一側面の開口74を介して流れ、
両通気穴69,70間に配置したガスセンサー71で車内空気
の汚れ度合を感知させることができる。さらにこのガス
センサー71はプリント基板52に、スイッチ63等と共に配
置できて、別基板に配置する必要もなくなる。
開口させ、この両通気穴間にはガスセンサー71をプリン
ト基板51に配置させている。前記上面通気穴69の下方は
上本体22の樋状部72を前記プリント基板51の切欠凹部73
に向って傾斜させて形成する。そして前記両通気穴69,7
0に連通するよう、樋状部72の一側面には開口74を設け
ている。下方の蓋体52には凹所75、パイプ76を延出さ
せ、うず室壁53で形成させる舌部77と上,下本体22,21
との側壁とで構成される空間に配置し、下本体21から突
出するパイプ78に導びいている。また、前記空間と、前
記舌部77と対峙するうず室壁79と上,下本体22,21との
側壁とで構成される空間とには、上本体22から垂下させ
たボス80にネジ81で蓋体を、同様に垂下させたボス82
は、下本体21のボス部83に対応してネジ84で固定され
る。85は同様にして上,下本体22,21との固定部を示
す。上記構成によれば本体にコーヒー等がこぼされた場
合、第2図中矢印で示すように樋状部72から下方の蓋体
52の凹部75、パイプ76、さらには下本体22のパイプ78を
通って本体外に導びかれ、ガスセンサー71に影響を与え
ることがない。そして車内空気はパネル部材49の両通気
穴69,70間を樋状部72の一側面の開口74を介して流れ、
両通気穴69,70間に配置したガスセンサー71で車内空気
の汚れ度合を感知させることができる。さらにこのガス
センサー71はプリント基板52に、スイッチ63等と共に配
置できて、別基板に配置する必要もなくなる。
また、これらの構成によれば、パネル部材49が帯状の
比較的せまい幅で上本体22に凹設されて配置され、押ボ
タン50は上本体22の上面48から突出させない様に設定さ
れるため、上方に雑誌等を置かれてもスイッチ63を入
り、切りさせることがないようにできるものとなる。
比較的せまい幅で上本体22に凹設されて配置され、押ボ
タン50は上本体22の上面48から突出させない様に設定さ
れるため、上方に雑誌等を置かれてもスイッチ63を入
り、切りさせることがないようにできるものとなる。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように本考案によれば、パ
ネル部材上面に上端を臨ませた押ボタンと下方に対峙配
置したスイッチ間を弾性部材で水密的に仕切り、且つ、
押ボタンは弾性部材で常時上方に付勢されているため、
コーヒー等をこぼされてもスイッチの故障をなくすこと
ができ、スイッチも小型安価となる。また、弾性部材の
凹所で押ボタンの下方及びボス穴の下方開口を覆うの
で、押ボタンを下方に移動させると凹所が簡単に変形
し、押ボタンの操作性が良好となる。さらに走行中の振
動、衝撃等によってスイッチが入り切りすることもなく
なる。
ネル部材上面に上端を臨ませた押ボタンと下方に対峙配
置したスイッチ間を弾性部材で水密的に仕切り、且つ、
押ボタンは弾性部材で常時上方に付勢されているため、
コーヒー等をこぼされてもスイッチの故障をなくすこと
ができ、スイッチも小型安価となる。また、弾性部材の
凹所で押ボタンの下方及びボス穴の下方開口を覆うの
で、押ボタンを下方に移動させると凹所が簡単に変形
し、押ボタンの操作性が良好となる。さらに走行中の振
動、衝撃等によってスイッチが入り切りすることもなく
なる。
また、パネル部材の上面と側面とに通気穴を設け、こ
の両通気穴間にガスセンサーを配置したため、コーヒー
等をこぼされてもこの通気穴から下方の樋状部から蓋体
を通って本体下のパイプから本体外に導びかれるため、
ガスセンサーに及ばず、車内空気は両通気穴を通じてガ
スセンサーに及ぶことができ、ガスセンサーは前記スイ
ッチと同一プリント基板に取付けることができるものと
なる。
の両通気穴間にガスセンサーを配置したため、コーヒー
等をこぼされてもこの通気穴から下方の樋状部から蓋体
を通って本体下のパイプから本体外に導びかれるため、
ガスセンサーに及ばず、車内空気は両通気穴を通じてガ
スセンサーに及ぶことができ、ガスセンサーは前記スイ
ッチと同一プリント基板に取付けることができるものと
なる。
さらに、押ボタンは、その上端を上本体上面から突出
させないように設定して成るから雑誌などを置かれても
スイッチが入り、切りされる不都合も排除される床設置
用の車載用空気清浄器を提供できる。
させないように設定して成るから雑誌などを置かれても
スイッチが入り、切りされる不都合も排除される床設置
用の車載用空気清浄器を提供できる。
第1図は本考案の一実施例における車載用空気清浄器を
示す第4図のA−A断面図、第2図は同第4図のB−B
断面図、第3図は同第4図のC−C断面図、第4図は上
面図、第5図は全断面図である。 21……下本体、22……上本体、23……蓋体、24……排気
口、25……吸気口、26……プレフィルター、27……放電
器、29……フィルター、35……モータ、45……うず室、
46……ファン、48……上本体上面、49……パネル部材、
50……押ボタン、51……プリント基板、52……蓋体、57
……ボス穴、58……凹所、59……弾性部材、60……フラ
ンジ部、61……鍔部、62……ボス穴端、63……スイッ
チ、69……上面通気穴、70……側面通気穴、71……ガス
センサー、72……樋状部、74……開口、75……凹所、76
……パイプ、78……パイプ。
示す第4図のA−A断面図、第2図は同第4図のB−B
断面図、第3図は同第4図のC−C断面図、第4図は上
面図、第5図は全断面図である。 21……下本体、22……上本体、23……蓋体、24……排気
口、25……吸気口、26……プレフィルター、27……放電
器、29……フィルター、35……モータ、45……うず室、
46……ファン、48……上本体上面、49……パネル部材、
50……押ボタン、51……プリント基板、52……蓋体、57
……ボス穴、58……凹所、59……弾性部材、60……フラ
ンジ部、61……鍔部、62……ボス穴端、63……スイッ
チ、69……上面通気穴、70……側面通気穴、71……ガス
センサー、72……樋状部、74……開口、75……凹所、76
……パイプ、78……パイプ。
Claims (3)
- 【請求項1】上、下本体で箱体を形成し、上本体の両端
面にはそれぞれ吸気口および排気口を形成するととも
に、この吸気口と排気口間にはプレフィルター、放電
器、フィルター、モーターに固定されたファンを収設す
るうず室を順次内設し、上面には操作スイッチ部とこの
操作スイッチ部以外は着脱可能な蓋体を配置し、前記操
作スイッチ部には下方を開口したボス穴を形成したパネ
ル部材を上本体に配設し、このボス穴にはボス穴下端で
上方への移動を規制される鍔部を有した押ボタンをパネ
ル部材上面にその上端を突出させて挿着すると共に、ゴ
ム等から成る弾性部材に形成した凹所により押ボタンの
下方及びボス穴の下方開口を覆い、この弾性部材の上部
は前記パネル部材と上本体とで挟持し、前記押ボタン下
方にはスイッチを対峙配置させて成る車載用空気清浄
器。 - 【請求項2】パネル部材は上本体の上面から側面に及ん
で形成し、その上面と一側面には通気穴を設け、この通
気穴間には前記スイッチと共にプリント基板に取付けた
ガスセンサーを配設し、上面通気穴の下方には上本体を
樋状に形成してプリント基板下方を覆う蓋体に導き、こ
の蓋体から下本体に立設したパイプに連通させて成る請
求項1記載の車載用空気清浄器。 - 【請求項3】パネル部材は上本体に凹設させ、このパネ
ル部材に上端を突出させて挿着した押ボタンは、その上
端を上本体の上面から突出させないように設定して成る
請求項1記載の車載用空気清浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990043869U JP2549468Y2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 車載用空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990043869U JP2549468Y2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 車載用空気清浄器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045245U JPH045245U (ja) | 1992-01-17 |
JP2549468Y2 true JP2549468Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=31556658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990043869U Expired - Lifetime JP2549468Y2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 車載用空気清浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549468Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596473Y2 (ja) * | 1978-07-26 | 1984-02-28 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 携帯時計のキ−ボ−ド部の防水構造 |
JPS5843512U (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | 株式会社デンソー | 自動車用空気清浄器 |
JPS5978416A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-07 | ヤマハ発動機株式会社 | ラバ−スイツチ |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP1990043869U patent/JP2549468Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH045245U (ja) | 1992-01-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |