JPH0630274Y2 - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH0630274Y2
JPH0630274Y2 JP16378087U JP16378087U JPH0630274Y2 JP H0630274 Y2 JPH0630274 Y2 JP H0630274Y2 JP 16378087 U JP16378087 U JP 16378087U JP 16378087 U JP16378087 U JP 16378087U JP H0630274 Y2 JPH0630274 Y2 JP H0630274Y2
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JP
Japan
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gas sensor
air
purifier
sensor mounting
mounting portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16378087U
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Other versions
JPH0169642U (ja
Inventor
達夫 吉川
勝 川上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車内などに搭載し、ガスセンサにより室内の
汚れ状態を検知して運転を制御する空気清浄器に関する
ものである。
従来の技術 従来この種の空気清浄器においては、第5図に示すよう
に、清浄器本体41の前面に通風窓42を設け、その内部に
ガスセンサ43を配設したガスセンサ取付部44を設けてい
た。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記構成では、車内後部に清浄器本体41を設置
した場合、車内を対流する空気が直接ガスセンサ取付部
44に入つてくるのは稀で、清浄器本体41の前面に沿つて
空気が流れるため、ガスセンサ43での空気汚染状態の検
知がしにくく、また、一旦ガスセンサ取付部44に汚染空
気が入ると、ここにこの汚染空気がたまつてしまい、室
内が清浄になつてもガスセンサ43が働いて空気清浄器が
いつまでも運転されることがあつた。このように、清浄
器本体41の制御が室内の空気の汚染状態に対応したもの
とならなかつた。
本考案は上記問題点を解決するもので、室内の空気の汚
れ状態を適切にガスセンサで検知できる空気清浄器を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、ガスセンサ取付
部の真下に対応する清浄器本体に外気を取入れる通風口
を形成するとともに、上記ガスセンサ取付部と吸引空気
の通路を連通さるもらし孔を設け、上記ガスセンサの信
号を受けてモータの入力をコントロールする制御回路を
収納した収納室と上記センサ取付部とを連通させたもの
である。
作用 上記構成により、フアンによつて清浄器本体内に吸引空
気が流れる際、もらし孔からも空気が吸い込まれ、それ
によつてガスセンサ取付部に空気が流れることにより室
内の空気の汚れ状態を感知することができるとともに、
モータ停止時においても制御回路の発熱から生じる自然
対流がガスセンサ取付部に流れ込み、かつガスセンサ取
付部の真下に通風口があるため、ガスセンサ取付部に空
気が行き易く、確実に室内の汚れ状態を検知することが
できる。したがつて、室内の汚れに即応して空気清浄器
が動作し、室内は浄化されるとともにセンサ取付部に汚
染空気がたまることに起因する連続運転による電力浪費
も防ぐことができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図〜第4図において、1は空気清浄器の清浄器本体
で、内部にフアン2を駆動させるモータ3を内蔵してお
り、モータ3は支持ゴム4を介して隔壁5と清浄器本体
1の底部とで挾持されている。フアン2は水平に配設さ
れており、清浄器本体1の内壁6のフアン上方箇所に吸
引口7が設けられている。
清浄器本体1の一方の側面に設けた吸気口8の内側には
放電装置9が設けられ、その放電装置9の下方から斜め
上方に立ち上がり、吸引口7の上方でほぼ水平になるフ
イルタ10が配設されている。放電装置9は、導電性の軸
12に並設され周部に針状の突起を星形に突出させた複数
の電極11と、これらの電極11の間に配設した金属性のア
ース体13とからなる。また、放電装置9と吸気口8との
間には、導電性の網14をはり付けた小フイルタ15が吸気
口8を覆つて設けられている。フイルタ10の下にはフイ
ルタ10に沿つてくの字状に形成されたフイルタ支持板16
が配設されており、この支持板16は通気性が良く、かつ
変形しにくい剛性をもつた金網で形成されている。ま
た、フイルタ支持板16は清浄器本体1の内壁6に対して
ほぼ均一の間隔をあけて設置されるように、内壁6の上
に設けた大小の支持リブ17,18によつて支えられ、かつ
容易に外れないように、清浄器本体1の側壁の内側に突
出した爪19で係止されている。なお、放電装置9のアー
ス体13と導電性の網14とフイルタ支持体16とはアース線
に短絡された接地板20に接続され、この接地板20を介し
てアースされている。
フイルタ10は静電フイルタ21と活性炭を組み込んだ活性
炭フイルタ22とを貼り合わせて形成され、自然状態では
水平の板状になつている。そのため、フイルタ10は、そ
の吸気口8の側の端部を放電装置9とフイルタ支持板16
との間に挾んだときは、その弾性により吸引口7の上方
で浮き上がつた状態となるが、その端部は蓋23に突設さ
れた押さえリブ24で下方へ押さえるため、吸引口7の上
方部分でのみフイルタ支持板16から浮き上がつた状態と
なつている。通常はこの状態が正規の使用状態である。
25は清浄器本体1の上端より上方に突出して蓋23を係止
固定するフツク、26は掃除機本体1の吸気口8と反対側
の側面に設けられた排気口である。
第1図は空気清浄器の要部を示し、清浄器本体1の前部
には、保護壁27により吸引空気通路から分離されたガス
センサ取付部28が設けられ、室内の空気汚染状態を検知
するガスセンサ29がプリント基板30に取付けられてい
る。このガスセンサ取付部28の真下に対応する清浄器本
体1には外気を取入れる通風口31が形成され、また、ガ
スセンサ取付部28の上方の保護壁27には吸引空気通路側
へ連通するもらし孔32が形成されている。また、ガスセ
ンサ29の信号を受けてモータ3の入力をコントロールす
る制御回路33は清浄器本体1の下部に設けられた収納室
34に収納され、この収納室34はガスセンサ取付部28と連
通している。35はガスセンサ29の前方の清浄器本体1に
設けられた通風窓である。
上記構成において、運転時にフアン2によつて吸引され
た空気は、吸気口8より清浄器本体1の中に入り、小フ
イルタ14を通つて放電装置9に至る。そこで空気内の細
塵(大きな塵は小フイルタ14でろ過される)が帯電し、
それら塵埃は空気流によつてフイルタ10まで運ばれ、静
電フイルタ21に付着する。また、その臭いは活性炭フイ
ルタ22により吸収される。フイルタ10を通つた清浄空気
は排気口26より清浄器本体1の外に排出され、室内空気
の浄化が行われる。
その際、ガスセンサ29により、室内の空気の汚染濃度を
検知し、その信号によつて制御回路33により、モータ3
への入力を制御することにより、室内の空気の汚染濃度
に合わせてモータ3の運転状態を標準状態、強力運転状
態、OFF状態などに切り換える。
上記動作により室内の空気の汚染濃度に対応して迅速に
浄化を図るとともに電力の浪費も防ぐものであるが、室
内の空気汚染状態と空気清浄器の動作が対応したもので
ないと使用者の実感とそぐわないものになり、不快感を
与えるとともに電力浪費につながる。そのため、ガスセ
ンサ29の反応感度が重要となつてくる。従来は室内の空
気取り入れ口がガスセンサ前方の通風窓のみであつたた
め、たばこの煙などがかかつても通風窓を通りにくく、
反応が遅れたり、また一旦、ガスセンサ取付部に煙など
が入ると、そこにたまつてしまい、室内は清浄になつて
もガスセンサが働いて空気清浄器がいつまでも運転され
るということがあつた。
しかし、上記実施例では、ガスセンサ29の真下に通風口
31を設けているため、室内の弱い自然対流でも煙などの
汚染空気がガスセンサ29に到着しやすい。さらに、ガス
センサ取付部28が、制御回路33の収納室34と連通されて
いるため、運転時、制御回路33が発熱する際(ガスセン
サ29が働かずモータ3がOFFの状態でも制御回路33は動
作している)、その熱により生じる対流は収納室34と連
通したガスセンサ取付部28にも及ぶ。このため、ガスセ
ンサ取付部28にも、室内から空気がより入りやすく、ガ
スセンサ29は適切に室内の空気汚染状態を検知する。
また、モータ運転状態ではもらし孔32より微小量の空気
がガスセンサ取付部28の側から吸引空気通路側へ吸引さ
れるため、通風窓35からも室内空気が入り込み、ガスセ
ンサ29が適切に室内の空気汚染状態を検知する。また、
もらし孔32があるため、ガスセンサ取付部28の空気のよ
どみもなく、室内状態と同じ状態に保たれる。
このようにガスセンサ29は室内の空気汚染濃度を適切に
感知して空気清浄器を運転し、室内浄化を迅速に行うと
ともに、使用者の感覚にも対応した運転がなされ、さら
に従来のような電力浪費もなくなる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ガスセンサに確実に室内
空気が触れ、室内の空気汚染状態を正確にガスセンサで
感知できるため、室内の空気汚染状態に即応して空気清
浄器の運転状態が制御され、常に室内を清浄にできる一
方、過剰な運転は行われずに電力消費も節約でき、また
使用者の実感に即した動作が行われるなど、すぐれた性
能を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す空気清浄器の要部断面
図、第2図は同空気清浄器の全体斜視図、第3図は同空
気清浄器の分解斜視図、第4図は同空気清浄器の断面
図、第5図は従来の空気清浄器の要部断面図である。 1…清浄器本体、10…フイルタ、27…保護壁、28…ガス
センサ取付部、29…ガスセンサ、30…プリント基板、31
…通風口、32…もらし孔、33…制御回路、34…収納室、
35…通風窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フアンを駆動するモータを内蔵した清浄器
    本体内に、室内の空気の汚れ状態を検知するガスセンサ
    を配設したガスセンサ取付部を設け、このガスセンサ取
    付部の真下に対応する清浄器本体に外気を取入れる通風
    口を形成するとともに、上記ガスセンサ取付部と吸引空
    気の通路とを連通させるもらし孔を設け、上記ガスセン
    サの信号を受けてモータの入力をコントロールする制御
    回路を収納した収納室と上記センサ取付部とを連通させ
    た空気清浄器。
JP16378087U 1987-10-27 1987-10-27 空気清浄器 Expired - Lifetime JPH0630274Y2 (ja)

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JP16378087U JPH0630274Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 空気清浄器

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JP16378087U JPH0630274Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 空気清浄器

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JPH0169642U JPH0169642U (ja) 1989-05-09
JPH0630274Y2 true JPH0630274Y2 (ja) 1994-08-17

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ID=31448809

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JP16378087U Expired - Lifetime JPH0630274Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 空気清浄器

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WO2016208145A1 (ja) * 2015-06-23 2016-12-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用空気清浄機

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