JP2812827B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機に係り、さら
に詳細には、集塵室における塵埃の溜り具合を表示する
手段を備えた電気掃除機の改良に関する。
に詳細には、集塵室における塵埃の溜り具合を表示する
手段を備えた電気掃除機の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気掃除機の集塵室に溜った塵埃の量を
知る手段には、従来、たとえば実開昭５２−３５６号公
報に示されているように、集塵室の濾材の目詰り具合に
よって変化する負圧を検知し、これをあらかじめ測定の
風量−負圧特性曲線より定めた推定風量に置き換え、目
詰り具合の表示としたものが提案されている。
知る手段には、従来、たとえば実開昭５２−３５６号公
報に示されているように、集塵室の濾材の目詰り具合に
よって変化する負圧を検知し、これをあらかじめ測定の
風量−負圧特性曲線より定めた推定風量に置き換え、目
詰り具合の表示としたものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術は、集塵室における塵埃の溜り具合を間接的
に表示するものであって、ユーザーに対し、塵埃の捨て
時期に関して不安を感じさせ、また集塵フィルターが塵
埃で一杯であるにもかかわらず、掃除機の運転を継続し
た場合には効率が悪く、集塵機構部を酷使するばかりで
なく、過剰な電気の消費となって不経済であり、他方、
いまだ集塵フィルターが塵埃で一杯になっていないにも
かかわらず、このフィルターを早めに捨てて新しい集塵
フィルターと交換した場合には、フィルターを十分に使
い切らないためこれまた不経済である。
た従来技術は、集塵室における塵埃の溜り具合を間接的
に表示するものであって、ユーザーに対し、塵埃の捨て
時期に関して不安を感じさせ、また集塵フィルターが塵
埃で一杯であるにもかかわらず、掃除機の運転を継続し
た場合には効率が悪く、集塵機構部を酷使するばかりで
なく、過剰な電気の消費となって不経済であり、他方、
いまだ集塵フィルターが塵埃で一杯になっていないにも
かかわらず、このフィルターを早めに捨てて新しい集塵
フィルターと交換した場合には、フィルターを十分に使
い切らないためこれまた不経済である。
【０００４】本発明の目的は、集塵室における塵埃の溜
り具合を直接的かつ正確に表示することにより、ユーザ
ーに対し、塵埃の捨て時期に関して不安を感じさせるこ
となく、使い勝手の点で優れており、しかも効率的，経
済的な掃除作業を可能にした、信頼性の高い改良された
電気掃除機を提供することにある。
り具合を直接的かつ正確に表示することにより、ユーザ
ーに対し、塵埃の捨て時期に関して不安を感じさせるこ
となく、使い勝手の点で優れており、しかも効率的，経
済的な掃除作業を可能にした、信頼性の高い改良された
電気掃除機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、電動送風機及び該電動
送風機によって吸引された塵埃を集塵する集塵室とを有
する掃除機本体と、該掃除機本体に接続されるホース
と、該ホースにホース手元部を介して接続される延長管
と、該延長管に接続される吸口とを有する電気掃除機で
あって、前記ホース手元部に設けた表示部には、塵埃の
溜り具合を体積としてアナログ的に表示する集塵体積表
示部と、塵埃の溜り具合を重量としてデジタル的に表示
する集塵重量表示部とを併設し、さらに前記表示部に
は、掃除時間表示部を設けたことにある。
に本発明の特徴とするところは、電動送風機及び該電動
送風機によって吸引された塵埃を集塵する集塵室とを有
する掃除機本体と、該掃除機本体に接続されるホース
と、該ホースにホース手元部を介して接続される延長管
と、該延長管に接続される吸口とを有する電気掃除機で
あって、前記ホース手元部に設けた表示部には、塵埃の
溜り具合を体積としてアナログ的に表示する集塵体積表
示部と、塵埃の溜り具合を重量としてデジタル的に表示
する集塵重量表示部とを併設し、さらに前記表示部に
は、掃除時間表示部を設けたことにある。
【０００６】
【作用】しかして、前記構成よりなる本発明は、ホース
手元部に設けた表示部に、塵埃の溜り具合を体積として
アナログ的に表示する集塵体積表示部と、塵埃の溜り具
合を重量としてデジタル的に表示する集塵重量表示部と
を併設したものであって、本発明によれば、集塵室の濾
材の目詰り具合によって変化する負圧を検知し、これを
あらかじめ測定の風量−負圧特性曲線より定めた推定風
量に置き換え、目詰り具合の表示としたものに比べて、
集塵室における塵埃の溜り具合を、塵埃の体積及び重量
表示に基づき直接的かつ正確に表示することができる。
手元部に設けた表示部に、塵埃の溜り具合を体積として
アナログ的に表示する集塵体積表示部と、塵埃の溜り具
合を重量としてデジタル的に表示する集塵重量表示部と
を併設したものであって、本発明によれば、集塵室の濾
材の目詰り具合によって変化する負圧を検知し、これを
あらかじめ測定の風量−負圧特性曲線より定めた推定風
量に置き換え、目詰り具合の表示としたものに比べて、
集塵室における塵埃の溜り具合を、塵埃の体積及び重量
表示に基づき直接的かつ正確に表示することができる。
【０００７】また、本発明によれば、前記表示部には、
掃除時間表示部も設けられており、この掃除時間表示部
にその日の掃除において実質的に床面の上を操作した時
間を表示することにより、日々平均的な掃除時間を知る
ことができ、掃除による綺麗さの度合が殆ど変わらない
にも拘らず或る日の掃除時間が長過ぎる場合には、その
日の掃除がダラダラしていて電気を無駄に使用したこと
を知り、次回は迅速に掃除を済ませることを使用者に認
識させることができる。
掃除時間表示部も設けられており、この掃除時間表示部
にその日の掃除において実質的に床面の上を操作した時
間を表示することにより、日々平均的な掃除時間を知る
ことができ、掃除による綺麗さの度合が殆ど変わらない
にも拘らず或る日の掃除時間が長過ぎる場合には、その
日の掃除がダラダラしていて電気を無駄に使用したこと
を知り、次回は迅速に掃除を済ませることを使用者に認
識させることができる。
【０００８】なお、集塵室内に溜った塵埃の集塵量を表
示するためには、吸口がじゅうたん用のものか、木床用
のものか、畳用のものか等、その種類を識別すること
と、床面の状態、すなわちじゅうたんの中でも毛足の長
いものか、短かいものかというような識別をおこなうと
同時に時間のカウントを始め、一方、掃除機本体内にお
ける電動送風機の出力、すなわち風量−負圧の情報、換
言すると各運転モードにおける吸塵にともなう圧力の変
化量をあらかじめ経験値として各被掃除面ごとに定数な
いしマトリクス化したテーブルとしておき、吸口が被掃
除面の上を移動した時間値と前記テーブルに定められた
単位時間当りの重量あるいは体積とを積算することによ
り求めることができる。
示するためには、吸口がじゅうたん用のものか、木床用
のものか、畳用のものか等、その種類を識別すること
と、床面の状態、すなわちじゅうたんの中でも毛足の長
いものか、短かいものかというような識別をおこなうと
同時に時間のカウントを始め、一方、掃除機本体内にお
ける電動送風機の出力、すなわち風量−負圧の情報、換
言すると各運転モードにおける吸塵にともなう圧力の変
化量をあらかじめ経験値として各被掃除面ごとに定数な
いしマトリクス化したテーブルとしておき、吸口が被掃
除面の上を移動した時間値と前記テーブルに定められた
単位時間当りの重量あるいは体積とを積算することによ
り求めることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明を、図面の一実施例にもとづいて
説明すると、図１は本発明に係る電気掃除機の一実施例
を示す要部（ホース表示部）の正面図、図２は電気掃除
機の全体的内部構造を示す縦断側面図、図３は電気掃除
機の全体的外観構成を示す斜視図、図４は本発明掃除機
の電気回路図である。
説明すると、図１は本発明に係る電気掃除機の一実施例
を示す要部（ホース表示部）の正面図、図２は電気掃除
機の全体的内部構造を示す縦断側面図、図３は電気掃除
機の全体的外観構成を示す斜視図、図４は本発明掃除機
の電気回路図である。
【００１０】図２に示すように、掃除機本体１は、上ケ
ース２と下ケース３とを抱き合わせにして構成されてい
る。
ース２と下ケース３とを抱き合わせにして構成されてい
る。
【００１１】掃除機本体１の前側内部は、集塵ケース収
納部１０となっている。
納部１０となっている。
【００１２】掃除機本体１の後側内部には、電動送風機
４，コードリール５などが備えられている。
４，コードリール５などが備えられている。
【００１３】下ケース３の前寄り底面には小さな車輪６
が、後部両側には大きい車輪７が設けられている。
が、後部両側には大きい車輪７が設けられている。
【００１４】上ケース２の上面中央には持ち運び用のハ
ンドル８が、上面後側にはコードリール用の操作ペダル
９が設けられている。
ンドル８が、上面後側にはコードリール用の操作ペダル
９が設けられている。
【００１５】集塵ケース収納部１０には、集塵ケース１
１が着脱自在に取り付けられている。
１が着脱自在に取り付けられている。
【００１６】集塵ケース収納部１０を塞ぐ外蓋１２が上
ケース２に開閉自在に取り付けられている。
ケース２に開閉自在に取り付けられている。
【００１７】ハンドル８は、上ケース２に回転自在に支
持されている。
持されている。
【００１８】集塵ケース１１は、不織布であるフィルタ
ー１３を樹脂で箱状に一体成形し、通気性を有するよう
構成されている。
ー１３を樹脂で箱状に一体成形し、通気性を有するよう
構成されている。
【００１９】集塵ケース１１の開口部には、環状の気密
用パッキング１４が取り付けられている。
用パッキング１４が取り付けられている。
【００２０】集塵ケース１１に着脱自在に取り付けられ
た使い捨て式の袋状紙フィルター１５は厚い硬紙で形成
され、これに吸込開口部を形成した取付板16が貼り付け
られている。
た使い捨て式の袋状紙フィルター１５は厚い硬紙で形成
され、これに吸込開口部を形成した取付板16が貼り付け
られている。
【００２１】袋状紙フィルター１５は、集塵ケース１１
の開口部に回転自在に取り付けたフィルター支え板１７
と集塵ケース１１の開口縁部とをかけ渡すことにより、
集塵ケース１１内にセットされる。
の開口部に回転自在に取り付けたフィルター支え板１７
と集塵ケース１１の開口縁部とをかけ渡すことにより、
集塵ケース１１内にセットされる。
【００２２】外蓋１２には、外部からホース１８側の継
手１９を着脱自在とするホース取付口２０が設けられて
いる。
手１９を着脱自在とするホース取付口２０が設けられて
いる。
【００２３】ホース取付口２０は、ホース口パッキン２
７をホース口押え２２により挾持する形で構成され、ま
た外蓋１２と内蓋２３とで３６０°回転可能に挾持され
ている。
７をホース口押え２２により挾持する形で構成され、ま
た外蓋１２と内蓋２３とで３６０°回転可能に挾持され
ている。
【００２４】ここで、外蓋１２の構成を詳しく説明する
と、外蓋１２のホース取付口２０には、ホース１８を取
り付けない場合にスライドして開閉する、開閉つまみ２
４を有するホース取付口蓋２５が配置されていて、ホー
ス取付口蓋２５が閉じている場合、開閉つまみ２４は、
外蓋１２上面と同一か、または没する位置にくるように
設けられている。
と、外蓋１２のホース取付口２０には、ホース１８を取
り付けない場合にスライドして開閉する、開閉つまみ２
４を有するホース取付口蓋２５が配置されていて、ホー
ス取付口蓋２５が閉じている場合、開閉つまみ２４は、
外蓋１２上面と同一か、または没する位置にくるように
設けられている。
【００２５】ホース取付口蓋２５は、ホース取付口２０
を中間に挾む形で、ホース口押え２２とネジ２６とによ
り一体に構成されているので、ホース取付口２０の回転
にともなって回転する。
を中間に挾む形で、ホース口押え２２とネジ２６とによ
り一体に構成されているので、ホース取付口２０の回転
にともなって回転する。
【００２６】ホース口パッキン２７は、円環状のリップ
２８部分でホース１８側の継手１９の外周と圧接し、ホ
ース１８側と気密を保ちつつ回動できるよう構成されて
いる。
２８部分でホース１８側の継手１９の外周と圧接し、ホ
ース１８側と気密を保ちつつ回動できるよう構成されて
いる。
【００２７】ホース口押え２２の外周には、スリップリ
ング３０，３１が備えられており、これに接触して通電
する接点３２，３３を有するリン青銅板等のバネ性を有
する接触片３４，３５が、内蓋２３に接触片押え３６，
３７によりネジ止めされている。
ング３０，３１が備えられており、これに接触して通電
する接点３２，３３を有するリン青銅板等のバネ性を有
する接触片３４，３５が、内蓋２３に接触片押え３６，
３７によりネジ止めされている。
【００２８】スリップリング３０，３１は、黄銅板等の
薄板状の導電材料からなり、ホース口押え２２の外周に
巻きつけられるとともに、ホース側に通電するようにリ
ード線３８によって接片３９と電気的に接続されてい
る。また、ホース１８側の継手１９にも、前記接片３９
と接触する接片４０が配設されている。
薄板状の導電材料からなり、ホース口押え２２の外周に
巻きつけられるとともに、ホース側に通電するようにリ
ード線３８によって接片３９と電気的に接続されてい
る。また、ホース１８側の継手１９にも、前記接片３９
と接触する接片４０が配設されている。
【００２９】スリップリング３０，３１の表面には、接
触片３４，３５との摺動時に発生する摺動音の軽減と摩
耗の防止、さらにはスリップリング３０，３１自身の表
面の防錆のために、グリースが薄く塗布されている。
触片３４，３５との摺動時に発生する摺動音の軽減と摩
耗の防止、さらにはスリップリング３０，３１自身の表
面の防錆のために、グリースが薄く塗布されている。
【００３０】４０は制御基板であり、ホース取付口２０
の後方に位置して、内蓋２３上に保持されており、接触
片３４，３５と電気的に接続されて、ホース１８側に通
電される。
の後方に位置して、内蓋２３上に保持されており、接触
片３４，３５と電気的に接続されて、ホース１８側に通
電される。
【００３１】また、制御基板４０は、電動送風機４，コ
ードリール５とも電気的に接続されている。
ードリール５とも電気的に接続されている。
【００３２】４１は圧力検出素子であり、制御基板４０
上に位置して、電動送風機４の前部空間に連通するよう
に配置されている。
上に位置して、電動送風機４の前部空間に連通するよう
に配置されている。
【００３３】ホース１８の継手４２には、表示部４３と
操作ボタン４４，４５，４６とが設けられている。
操作ボタン４４，４５，４６とが設けられている。
【００３４】表示部４３は液晶で構成されており、塵埃
の溜り具合を体積としてアナログ的に表示する集塵体積
表示部４３ａ、その日の掃除において実質的に床面の上
を操作した時間を表示する掃除時間表示部４３ｂ、塵埃
の溜り具合を重量としてデジタル的に表示する集塵重量
表示部４３ｃ、電動送風機３の出力を示すパワー表示部
４３ｄ、操作ボタン４４，４５，４６に対応して表示が
変化する運転モード表示部４３ｅ等を有する。
の溜り具合を体積としてアナログ的に表示する集塵体積
表示部４３ａ、その日の掃除において実質的に床面の上
を操作した時間を表示する掃除時間表示部４３ｂ、塵埃
の溜り具合を重量としてデジタル的に表示する集塵重量
表示部４３ｃ、電動送風機３の出力を示すパワー表示部
４３ｄ、操作ボタン４４，４５，４６に対応して表示が
変化する運転モード表示部４３ｅ等を有する。
【００３５】４７は延長管、４８は電動式の回転ブラシ
を有する吸口を示している。
を有する吸口を示している。
【００３６】以上の構成において、電気掃除機を使用す
る場合は、外蓋１２のホース取付口蓋２５を、その開閉
つまみ２４を持って開け、ホース取付口２０にホース１
８側の継手１９を差し込み、ホース２０のもう一方の端
に延長管４７，吸口４８を取り付け、電源コンセントに
電源プラグ（図示せず）を差し込み、ホース１８の先端
の操作ボタン４４を操作すると、電動送風機３が運転さ
れて吸引を開始する。電動送風機３が運転されて吸引を
開始すると、塵埃を多量に含んだ空気が吸口４８から吸
い込まれ、塵埃を多量に含んだ空気は、延長管４７，ホ
ース１８を介して集塵ケース１１内に流入し、袋状紙フ
ィルター１５により塵埃と清浄な空気流とに分離濾過さ
れて、清浄空気のみが掃除機本体１外に排気される。
る場合は、外蓋１２のホース取付口蓋２５を、その開閉
つまみ２４を持って開け、ホース取付口２０にホース１
８側の継手１９を差し込み、ホース２０のもう一方の端
に延長管４７，吸口４８を取り付け、電源コンセントに
電源プラグ（図示せず）を差し込み、ホース１８の先端
の操作ボタン４４を操作すると、電動送風機３が運転さ
れて吸引を開始する。電動送風機３が運転されて吸引を
開始すると、塵埃を多量に含んだ空気が吸口４８から吸
い込まれ、塵埃を多量に含んだ空気は、延長管４７，ホ
ース１８を介して集塵ケース１１内に流入し、袋状紙フ
ィルター１５により塵埃と清浄な空気流とに分離濾過さ
れて、清浄空気のみが掃除機本体１外に排気される。
【００３７】そして、袋状紙フィルター１５が塵埃で一
杯になると、図示実施例の場合、集塵重量表示部４３Ｃ
にその旨が表示されるものであり、したがって外蓋１２
を開け、袋状紙フィルター１５を取り出して捨て、新し
い袋状紙フィルターをセットすればよい。
杯になると、図示実施例の場合、集塵重量表示部４３Ｃ
にその旨が表示されるものであり、したがって外蓋１２
を開け、袋状紙フィルター１５を取り出して捨て、新し
い袋状紙フィルターをセットすればよい。
【００３８】掃除機の制御処理内容について詳述する
と、センサーとしては、電動式回転ブラシを備える吸口
４８の駆動電流を監視する電流センサーと、電動送風機
４の前部空間に連通するように配置されている圧力セン
サーとがある。
と、センサーとしては、電動式回転ブラシを備える吸口
４８の駆動電流を監視する電流センサーと、電動送風機
４の前部空間に連通するように配置されている圧力セン
サーとがある。
【００３９】センサーからの信号はＡ−Ｄ変換され、マ
イクロプロセッサに取り込まれて演算処理された後、電
動送風機４や吸口４８の運転制御をおこなうとともに、
ホース１８の継手４２に設けた表示部４３に結果を転送
して表示する。
イクロプロセッサに取り込まれて演算処理された後、電
動送風機４や吸口４８の運転制御をおこなうとともに、
ホース１８の継手４２に設けた表示部４３に結果を転送
して表示する。
【００４０】ホース１８の継手４２に設けた表示部４３
には、サブのマイクロプロセッサが設けられており、表
示制御と操作ボタン４４，４５，４６の受付転送処理と
をおこなう。
には、サブのマイクロプロセッサが設けられており、表
示制御と操作ボタン４４，４５，４６の受付転送処理と
をおこなう。
【００４１】掃除時における実操作時間の算出は、吸口
４８を被掃除面に付けて操作したことによる圧力変化の
状態をパターン認識し、被掃除面の状態、たとえばじゅ
うたんか、固い床かを判断すると同時に時間のカウント
を始め、掃除が終了するまでの時間を累積しておこな
う。
４８を被掃除面に付けて操作したことによる圧力変化の
状態をパターン認識し、被掃除面の状態、たとえばじゅ
うたんか、固い床かを判断すると同時に時間のカウント
を始め、掃除が終了するまでの時間を累積しておこな
う。
【００４２】なお、集塵室内に溜った塵埃の体積あるい
は重量を表示するためには、既述のごとく、吸口４８が
じゅうたん用のものか、木床用のものか、畳用のものか
等、その種類を識別することと、床面の状態、すなわち
じゅうたんの中でも毛足の長いものか、短かいものかと
いうような識別をおこなうと同時に時間のカウントを始
め、一方、掃除機本体１内における電動送風機３の出
力、すなわち風量−負圧の情報、換言すると各運転モー
ドにおける吸塵にともなう圧力の変化量をあらかじめ経
験値として各被掃除面ごとに定数ないしマトリクス化し
たテーブルとしておき、吸口４８が被掃除面の上を移動
した時間値と前記テーブルに定められた単位時間当りの
重量あるいは体積とを積算することにより求めることが
できる。
は重量を表示するためには、既述のごとく、吸口４８が
じゅうたん用のものか、木床用のものか、畳用のものか
等、その種類を識別することと、床面の状態、すなわち
じゅうたんの中でも毛足の長いものか、短かいものかと
いうような識別をおこなうと同時に時間のカウントを始
め、一方、掃除機本体１内における電動送風機３の出
力、すなわち風量−負圧の情報、換言すると各運転モー
ドにおける吸塵にともなう圧力の変化量をあらかじめ経
験値として各被掃除面ごとに定数ないしマトリクス化し
たテーブルとしておき、吸口４８が被掃除面の上を移動
した時間値と前記テーブルに定められた単位時間当りの
重量あるいは体積とを積算することにより求めることが
できる。
【００４３】また、図示実施例に示すように、表示部４
３に液晶を使用した場合、ＬＥＤ表示に比較して消費電
力は少なく、電源トランスのサイズを小さくすることが
でき、その結果として掃除機本体１あるいはホース１８
を小型，軽量にすることができ、その取扱性を良好なら
しめることができる。
３に液晶を使用した場合、ＬＥＤ表示に比較して消費電
力は少なく、電源トランスのサイズを小さくすることが
でき、その結果として掃除機本体１あるいはホース１８
を小型，軽量にすることができ、その取扱性を良好なら
しめることができる。
【００４４】さらに、前記のごとく、表示部４３に液晶
を使用した場合、ＬＥＤ表示に比較して文字，パターン
を直接表示することができ、視認性の点で優れており、
この点でも掃除機の取扱性を良好ならしめることができ
る。
を使用した場合、ＬＥＤ表示に比較して文字，パターン
を直接表示することができ、視認性の点で優れており、
この点でも掃除機の取扱性を良好ならしめることができ
る。
【００４５】
【発明の効果】本発明は以上のごときであり、本発明
は、ホース手元部に設けた表示部に、塵埃の溜り具合を
体積としてアナログ的に表示する集塵体積表示部と、塵
埃の溜り具合を重量としてデジタル的に表示する集塵重
量表示部とを併設したものであっ て、本発明によれば、
集塵室の濾材の目詰り具合によって変化する負圧を検知
し、これをあらかじめ測定の風量−負圧特性曲線より定
めた推定風量に置き換え、目詰り具合の表示としたもの
に比べて、集塵室における塵埃の溜り具合を、塵埃の体
積及び重量表示に基づき直接的かつ正確に表示すること
により、ユーザーに対し、塵埃の捨て時期に関して不安
を感じさせることなく、使い勝手の点で優れており、し
かもフィルターを過不足なく使用して効率的，経済的な
掃除作業を可能にすることができる。
は、ホース手元部に設けた表示部に、塵埃の溜り具合を
体積としてアナログ的に表示する集塵体積表示部と、塵
埃の溜り具合を重量としてデジタル的に表示する集塵重
量表示部とを併設したものであっ て、本発明によれば、
集塵室の濾材の目詰り具合によって変化する負圧を検知
し、これをあらかじめ測定の風量−負圧特性曲線より定
めた推定風量に置き換え、目詰り具合の表示としたもの
に比べて、集塵室における塵埃の溜り具合を、塵埃の体
積及び重量表示に基づき直接的かつ正確に表示すること
により、ユーザーに対し、塵埃の捨て時期に関して不安
を感じさせることなく、使い勝手の点で優れており、し
かもフィルターを過不足なく使用して効率的，経済的な
掃除作業を可能にすることができる。
【００４６】また、本発明によれば、前記表示部には、
掃除時間表示部も設けられており、この掃除時間表示部
にその日の掃除において実質的に床面の上を操作した時
間を表示することにより、日々平均的な掃除時間を知る
ことができ、掃除による綺麗さの度合が殆ど変わらない
にも拘らず或る日の掃除時間が長過ぎる場合には、その
日の掃除がダラダラしていて電気を無駄に使用したこと
を知り、次回は迅速に掃除を済ませることを使用者に認
識させることができるものであって、この点でも効率
的，経済的な掃除作業を可能にすることができる。
掃除時間表示部も設けられており、この掃除時間表示部
にその日の掃除において実質的に床面の上を操作した時
間を表示することにより、日々平均的な掃除時間を知る
ことができ、掃除による綺麗さの度合が殆ど変わらない
にも拘らず或る日の掃除時間が長過ぎる場合には、その
日の掃除がダラダラしていて電気を無駄に使用したこと
を知り、次回は迅速に掃除を済ませることを使用者に認
識させることができるものであって、この点でも効率
的，経済的な掃除作業を可能にすることができる。
【図１】本発明に係る電気掃除機の一実施例を示す要部
（ホース表示部）の正面図である。
（ホース表示部）の正面図である。
【図２】電気掃除機の全体的内部構造を示す縦断側面図
である。
である。
【図３】電気掃除機の全体的外観構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】本発明掃除機の電気回路図である。
【符号の説明】４３…表示部、 ４３ａ…集塵体積表示部、４３ｂ…掃除
時間表示部、４３ｃ…集塵重量表示部。
時間表示部、４３ｃ…集塵重量表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47L 9/19 A47L 9/28
Claims (1)
- 【請求項１】電動送風機及び該電動送風機によって吸引
された塵埃を集塵する集塵室とを有する掃除機本体と、
該掃除機本体に接続されるホースと、該ホースにホース
手元部を介して接続される延長管と、該延長管に接続さ
れる吸口とを有する電気掃除機であって、 前記ホース手元部に設けた表示部には、塵埃の溜り具合
を体積としてアナログ的に表示する集塵体積表示部と、
塵埃の溜り具合を重量としてデジタル的に表示する集塵
重量表示部とを併設し、さらに前記表示部には、掃除時
間表示部を設けたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298885A JP2812827B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298885A JP2812827B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05130957A JPH05130957A (ja) | 1993-05-28 |
| JP2812827B2 true JP2812827B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=17865431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3298885A Expired - Fee Related JP2812827B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2812827B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040042026A (ko) * | 2002-11-12 | 2004-05-20 | 주식회사 성철사 | 진공청소기의 이물질량 감지 및 알람방법 |
| AU2008276858B2 (en) * | 2007-07-16 | 2011-02-03 | Lg Electronics Inc. | Vacuum cleaner and method of controlling the same |
| EP2087828A1 (en) * | 2008-02-07 | 2009-08-12 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Handgrip assembly for a suction attachment |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58127626A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-07-29 | 東芝テック株式会社 | 電気掃除機の表示装置 |
| JPS5940828A (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-06 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
| JPS61167160U (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-16 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP3298885A patent/JP2812827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05130957A (ja) | 1993-05-28 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |