JP3002677U - 集塵器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブル管を省略して塵埃を直接集塵バ
ッグに集めることにようにした集塵器を提供すること。 【構成】 横幅が広く、前方が開放するケーシング内に
モータの駆動により回転する吸引ファンを設け、前方開
口部と吸引ファンとの間の空間を集塵バッグの収納室と
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、家庭用の集塵器に関するものである。

【０００２】

【従来技術及びその問題点】

従来から家庭用の集塵器として電気掃除機があるが、これは掃除機本体と集塵 ノズルの間をフレキシブル管で連結し、集塵ノズルから吸い込んだ塵埃をフレキ シブル管を介して掃除機本体内の集塵バッグに集めるようにしたものであるため 掃除中フレキシブル管が邪魔になったり、フレキシブル管に吸引したものが詰 まったりする問題点があった。

【０００３】

【考案の目的】

本考案は、従来技術の問題点を解決するために、フレキシブル管を省略して塵 埃を直接集塵バッグに集めることにようにした集塵器を提供することを目的とす るものである。

【０００４】

【考案の開示】

本発明に係る集塵器は、横幅が広く、前方が開放するケーシング内にモータの 駆動により回転する吸引ファンを設け、前方開口部と吸引ファンとの間の空間を 集塵バッグの収納室としたことを特徴とするものである。

【０００５】

【考案の作用】

モータの駆動により集塵ファンが回転し、集塵ノズルから塵埃を吸引し、集塵 バッグに集める。

【０００６】

【実施例】

図１は、本考案に係る集塵器の斜視図、図２は、同内部透視側面図、図３は、 同内部透視正面図、図４は、同集塵器を床下に設置した状態の外観斜視図、図５ は、同集塵器を床下に設置した状態の透視側面図であって、１は、前方が開放し 、幅広の集塵口１１が形成された集塵器本体のケーシングで、ケーシング内部後 方に吸引ファン２が設置され、ケーシング上部に設置されたモータ３の駆動によ りプーリー３１を介して回転する。集塵口１１と集塵ファン２の間の空間部を集 塵バッグ４の収納室としてある。５は、集塵口１１に装着された集塵ノズルで、 ケーシング内の収納室に集塵バッグ４を挿入した後、嵌着するものである。 図中、６は、集塵器本体を携帯するためのハンドルである。

【０００７】 本案集塵器を掃除機として使用する場合、集塵口１１に集塵ノズル５を装着し 、集塵器本体を集塵すべき箇所に携帯して床面に置き、モータ３のスイッチをオ ンとしてモータを駆動すると、集塵ファン２が回転してケーシング内部が負圧と なるので、集塵ノズル５の開口部から空気と共に塵埃が吸引され、集塵口１１か ら集塵ファン２の間にある集塵バッグ４に集められる。

【０００８】 本案集塵器を設置型の集塵器として使用する場合、床面に孔を形成し、その孔 を被蓋する蓋ａに集塵口１１と同形の孔を開け、集塵口１１をその孔の部分に取 付金具を介して取り付け、床下に本案集塵器を収納するものである。

【０００９】

【考案の効果】

本考案に係る集塵器によれば、横幅が広く、前方が開放するケーシング内にモ ータの駆動により回転する吸引ファンを設け、前方開口部と吸引ファンとの間の 空間を集塵バッグの収納室としたものであるから、掃除機として使用する場合は 、掃除中フレキシブル管が邪魔になったり、フレキシブル管に吸引したものが詰 まったりする問題点を解消することができ、本案集塵器を設置型の集塵器として 使用する場合には、床面或いは壁に孔を形成し、その孔を被蓋する蓋に取り付け るだけでよいものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る集塵器の斜視図である。

【図２】同内部透視側面図である。

【図３】同内部透視正面図である。

【図４】同集塵器を床下に設置した状態の外観斜視図で
ある。

【図５】同集塵器を床下に設置した状態の透視側面図で
ある。

【符号の説明】

１ ケーシング ２ 吸引ファン ３ モータ ４ 集塵バッグ ５ 集塵ノズル

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 横幅が広く、前方が開放するケーシング
   内にモータの駆動により回転する吸引ファンを設け、前
   方開口部と吸引ファンとの間の空間を集塵バッグの収納
   室としたことを特徴とする集塵器。
2. 【請求項２】 請求項１の集塵器の前方開口部に集塵ノ
   ズルを装着したことを特徴とする請求項１記載の集塵
   器。
3. 【請求項３】 請求項１の集塵器を床下或いは壁内に設
   置したことを特徴とする請求項１記載の集塵器。