JPH0428327A

JPH0428327A - 電気掃除機

Info

Publication number: JPH0428327A
Application number: JP13318090A
Authority: JP
Inventors: Minoru Murakami; 実村上
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-05-23
Filing date: 1990-05-23
Publication date: 1992-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、電動送風機を内蔵した電気掃除機に関する。

（従来の技術）電気掃除機は、掃除機本体の内部に集塵室を設け、この
集塵室に吸込側を連通させて電動送風機を内蔵している
。

そして、電動送風機の作動により、空気とともに塵埃を
集塵室内に吸込み、集塵室内で集塵袋やフィルタなどに
よって塵埃を捕捉し、空気のみを電動送風機に吸込み、
この電動送風機から掃除機本体外へ排気するようにして
いる。

（発明が解決しようとする課題）ところで、塵埃などと一緒に水などの液体を吸込んだり
、水分を含んだ塵埃を吸込んだ場合、集塵室内の集塵袋
やフィルタ、その集塵袋やフィルタで捕捉された塵埃な
どに吸収されるが、それらの含水量が多くなると、空気
とともに液体が電動送風機に吸込まれてしまう。

このように、液体が電動送風機に吸込まれると、電動送
風機の絶縁の劣化、錆の発生などの悪影響を与え、寿命
を縮めるばかりか火災の原因にもなりかねない問題があ
る。

本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、集塵
室に吸込まれた液体が電動送風機に達するのを防止し、
電動送風機を保護するようにした電気掃除機を提供する
ことを目的とするものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）請求項１の発明は、掃除機本体の集塵室に吸込側を連通
させて電動送風機を内蔵した電気掃除機において、前記
電動送風機の吸込側に設けた湿度検知器と、この湿度検
知器によって所定の湿度値を検知したときに前記電動送
風機を停止させる制御手段とを備えたものである。

請求項２の発明は、掃除機本体の集塵室に含水性を有す
るフィルタを介して吸込側を連通させた電動送風機を内
蔵した電気掃除機において、前記フィルタに設けた一対
の電極と、この一対の電極間に所定の導通値を得たとき
に前記電動送風機を停止させる制御手段とを備えたもの
である。

（作用）請求項１の発明では、電動送風機の吸込側に設けた湿度
検知器によって所定の湿度値を検知したときに電動送風
機を停止させるようにしている。

請求項２の発明では、含水性を有するフィルタに設けた
一対の電極間に所定の導通値を得たときに電動送風機を
停止させるようにしている。

（実施例）以下、本発明の一実施例の構成を第１−図および第２図
を参照して説明する。

第１図において、１は掃除機本体で、この掃除機本体１
−は、本体ケース２と蓋体３とからなっている。そして
、この掃除機本体１内には、格子状の連通口４を有する
隔壁５により、上方へ開放された集塵室６が前部に区画
形成されているとともに、この集塵室６の後方に電動送
風機室７が区画形成されている。また、この掃除機本体
１の前部上面には、集塵室６と連通し、塵埃吸込用のホ
ースが接続される吸込「１８が形成されている。

前記集塵室６には、通気性を有する紙製の集塵袋１１が
着脱自在に装着されている。

前記隔壁５の前面には、連通口４を覆って、発泡ポリウ
レタンなどの多孔質材料からなるフィルタ１２が着脱自
在に装着されている。

前記電動送風機室７には、電動送風機１３が配設されて
いる。この電動送風機１３は、ファンカバー１４の内側
に配設された図示しないファンと、このファンを回転駆
動する電動機１５とを有し、ファンカバーの前面中央部
に吸気口１６が開口形成されている。そして、この電動
送風機１３は、前後部が電動送風機室７内に形成された
支持壁１７．　１８にゴム製の支持体１９．２０を介し
て支持されている。なお、前側の支持壁１７は、隔壁５
との間に間隙をあけて形成され、中央部に隔壁５の通気
口４と電動送風機１３の吸気口１６とを連通ずる連通口
２１が形成されている。

また、掃除機本体１の電動送風機室７の後方に電動送風
機１３の排気［１と連通ずる排気室２２が形成されてい
るとともに、掃除機本体１−の後面に排気室２２と連通
ずる排気口２３が形成されている。

そして、前記隔壁５き支持壁１７との間の下部位置で電
動送風機１３に吸込まれる空気流が流れる位置に、湿度
を検知する湿度検知器３１が配設されている。

また、第２図に電動送風機１３の電源回路を示している
。この電源回路は、商用電源に接続されるコンセント３
２にスイッチ３３を介して電動送風機１３のモーター５
が接続されている。

そして、この電源回路には、前記湿度検知器３１によっ
て所定の湿度を検知したときに電動送風機１３を停止さ
せる制御手段３４が組込まれている。

この制御手段３４は、湿度検知器３１で所定の湿度を検
知したときに出力される信号が増幅器３５に入力され、
この増幅器３５によって電源回路中に介在された継電器
３６がオフ駆動されるとともに液体の吸込みを警告表示
する例えばランプなどの表示器３７が駆動される。なお
、増幅器３５は、電源回路から電源をとるようにしてい
る。また、この実施例では、所定の湿度を検知したとき
に信号を出力する湿度検知器３１を用いることとするが
、湿度の検知値を連続的に出力する湿度検知器を用いて
もよく、この場合には、湿度検知器からの信号を比較器
に入力し、この比較器で所定の湿度に達したことが判断
されたときに、比較器から増幅器３５に信号を出力する
ようにする。

次に、本実施例の作用を説明する。

電源回路のスイッチ３３をオンすることにより、電動送
風機１３が作動される。

この電動送風機１３の作動により、吸込口８に接続され
たホースを通じて空気とともに塵埃が集塵室６に吸込ま
れ、この集塵室６の集塵袋１１内に塵埃が捕捉される。

そして、この集塵袋１１で濾過された空気は、フィルタ
ー２、隔壁５の通気口４を通じて電動送風機１３に吸込
まれ、排気口２３から外部に排気される。

このとき、乾燥した塵埃を吸込んでいれば、湿度検知器
３１て検知される湿度は所定値以下てあるため１、この
湿度検知器３１からは信号が出力されていす、継電器３
６はオン状態にあるとともに表示器３７は非表示状態ま
たは正常状態を表示している。

また、塵埃などと一緒に水などの液体を吸込んだり、水
分を多く含んだ塵埃を吸込んだ場合、集塵室６内の集塵
袋１１およびその集塵袋１１内に捕捉された塵埃などに
吸収されるとともに、その集塵袋１１や塵埃の含水量が
多くなればフィルター２にも吸収される。

そして、集塵袋１１や塵埃、フィルター２の含水量か多
くなり、電動送風機１３の吸込側に配設された湿度検知
器３１で検知される湿度が所定値に達すると、この湿度
検知器３１から信号が増幅器３５に出力され、この増幅
器３５によって継電器３６がオフ駆動されて電動送風機
１３が停止されるとともに、表示器３７が駆動されて警
告表示あるいは集塵袋１１の交換指示や乾燥指示などの
対応策が表示される。

このように、集塵室６に吸込まれる液体を湿度検知器３
１で検知し、電動送風機１３を停止させることにより、
集塵室６に吸込まれた液体が電動送風機１３に達するの
を防止することができる。

次に、本発明の他の実施例を第３図および第４図を参照
して説明する。

この実施例では、第３図に示すように、含水性を有する
発泡ポリウレタンなどの多孔質材料からなるフィルター
２の表面に接触する状態で上下−対の電極４１を設けて
いる。

また、第４図に示すように、一対の電極４１間には増幅
器３５から電流が流され、その一対の電極４１間を流れ
る電流の値を増幅器３５で増幅して比較器４２に出力し
、この比較器４２で増幅器３５からの出力が所定の値に
達したかどうか比較し、達したときに比較器４２から増
幅器３５の出力を継電器３６および表示器３７に流すよ
うにしている。

そして、フィルター２が乾燥状態にあれは、対の電極４
１間には電流は流れないか流れてもその値は小さく、増
幅器３５から比較器４２に出力される値は所定値に達し
ていないため、継電器３６はオン状態にあるとともに表
示器３７は非表示状態または正常状態を表示している。

また、塵埃などと一緒に水などの液体を吸込んだり、水
分を多（含んだ塵埃を吸込んだ場合、集塵室６内の集塵
袋１１およびその集塵袋１１内に捕捉された塵埃などに
吸収されるとともに、その集塵袋１１や塵埃の含水量が
多くなればフィルタ１２にも吸収される。

そして、フィルタ１２の含水量が増加することにより、
一対の電極４１間に流れる電流の値も増加し、増幅器３
５から比較器４２に出力される値が所定値に達すると、
比較器４２から増幅器３５の出力が継電器３Ｇおよび表
示器３７に出力され、その継電器３６がオフ駆動されて
電動送風機１３が停止されるとともに、表示器３７が駆
動表示される。

このように、フィルタ１２に吸収された液体の含水量を
フィルタ１２に設けた一対の電極４１の導通値から検知
し、電動送風機ｊ３を停止させることにより、集塵室６
に吸込まれた液体が電動送風機１３に達するのを防止す
ることができる。しかも、フィルタ１２を検知器として
兼用する構造を採っているため、高価な専用の検知器を
用いる必要がなく、コス１−を低減できる。

〔発明の効果〕

請求項１の発明によれば、電動送風機の吸込側に設けた
湿度検知器によって所定の湿度値を検知したときに電動
送風機を停止させるため、集塵室に吸込んだ液体が電動
送風機に達するのを防１１−し、電動送風機を保護する
ことができる。

請求項２の発明によれば、含水性を何するフィルタに設
けた一対の電極間に所定の導通値を得たときに電動送風
機を停止りさせるため、集塵室に吸込んだ液体が電動送
風機に達するのを防１１−シ、電動送風機を保護するこ
とができ、しかも、フィルタを検知器として兼用させて
いるため、専用の検知器を設けずにすみ、コストを低減
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す断面図、
第２図はその回路図、第３図は本発明の他の実施例を示
す断面図、第４図はその回路図である。掃除機本体、集塵室、１２・フィルタ、１３・電動送風機、３１　・湿度検知器、３４・制御手段、Ｉｌｌ　・電極。平成２年５月２「１発明者村上実

Claims

【特許請求の範囲】

（１）掃除機本体の集塵室に吸込側を連通させて電動送
風機を内蔵した電気掃除機において、前記電動送風機の
吸込側に設けた湿度検知器と、この湿度検知器によって所定の湿度値を検知したときに
前記電動送風機を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする電気掃除機。
（２）掃除機本体の集塵室に含水性を有するフィルタを
介して吸込側を連通させた電動送風機を内蔵した電気掃
除機において、前記フィルタに設けた一対の電極と、この一対の電極間に所定の導通値を得たときに前記電動
送風機を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする電気掃除機。