JP2587847Y2 - 車載用空気清浄器 - Google Patents

車載用空気清浄器

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JP2587847Y2
JP2587847Y2 JP1990043871U JP4387190U JP2587847Y2 JP 2587847 Y2 JP2587847 Y2 JP 2587847Y2 JP 1990043871 U JP1990043871 U JP 1990043871U JP 4387190 U JP4387190 U JP 4387190U JP 2587847 Y2 JP2587847 Y2 JP 2587847Y2
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JP
Japan
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air purifier
buckle
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JP1990043871U
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JPH045246U (ja
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勝之 石橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車に取付け、車内空気を浄化する車載用
空気清浄器の構造に関するものである。
従来の技術 近年、自動車内の煙草の煙や臭いを浄化する車載用空
気清浄器が増加し、多くはリヤトレイ或いは車体の天井
へ取り付けられるのが一般的になってきている。そして
これらの自動車は普通乗用車(タクシーを含む)、或い
は小型、軽自動車がほとんどであった。
最近、コミュニティーカーとしてのワゴン車の増加に
伴いワゴン車にも装着されつつある。このワゴン車はリ
ヤトレイが無いため、天井へ複数個の空気清浄器が併設
されている。この場合は取付け工事に時間を要し、コス
ト高となるため、運転席横に設置するものが提案されて
いる。そして運転席から操作するため操作スイッチ部は
上本体上面に配置されている。
考案が解決しようとする課題 このような運転席横に設置するものでは、本体は前後
に細長い形態となり、前方の操作スイッチ部を除く上面
を覆う蓋体も前後に長くなる。この蓋体は内設するフィ
ルター等のメンテナンスのため本体に着脱可能に装着さ
れ、左右には運転席及び助手席があるため前後方向に着
脱するものとなる。そのため蓋体は装着時本体に沿って
正しくセットしにくいものであった。また蓋体が細長く
モータの振動やファンによる負圧の影響を受けて振動し
易い不都合もあった。
本考案はこのような課題を一掃する車載用空気清浄器
の構造を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、本体上面には操
作スイッチ部とこの操作スイッチ部以外は着脱可能な蓋
体を配置し、この蓋体の前方端部には舌片を配して上本
体の係合穴に係合せしめ、他端の尾錠には上本体の凹所
に当接する案内片を下方に突出させ、前記案内片は後方
及び左右が凹所に当接し、蓋体を前後、左右に規制して
上本体に装着させる構成としたものである。
また、前記蓋体の舌片及び尾錠部間には上本体より突
設する受けリブに対応して緩衝部材を配置して成るもの
である。
作用 上記した構成により、蓋体を上本体に装着する場合、
蓋体前方端部の舌片を上本体の係合穴に係合させて蓋体
を閉じると、他端の尾錠部に設けた案内片が上本体の凹
所に嵌合して蓋体は自動的に上本体に沿って正しくセッ
トできる。
また、前記蓋体に配置した緩衝部材が上本体より突設
した受けリブとの間に介在することにより蓋体の振動,
変位を小さくするものとなる。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図に示すように下本体21,上本体22及び着脱可能に配
した蓋体23とで箱体を形成し、上本体22の長手方向左右
には排気口24及び吸気口25を開口している。この吸気口
25の内方にはプレフィルター26を装着し、コロナ放電を
行う放電器27が受けリブ28上に載置されている。この放
電器27は何れも図示しない放電電極と対向電極とを対峙
させて内設し、高圧電源(図示せず)から給電されてコ
ロナ放電を発生させる。29はマイナス極性を滞電させた
集塵フィルターと活性炭等を用いた脱臭フィルターとか
ら成るフィルターで、放電器27に開口側を密接配置した
袋状を成す。袋状の後部は上本体22に形成した支持リブ
30及び蓋体23に突設したボス31とで挾持される。また開
口側端部29aは蓋体23に突設したリブ32で押圧保持さ
れ、受けリブ28と共に吸気をフィルター29に導く。33は
フィルター29の下方空間に配置されたプリント基板、34
はカバー体である。35は縦軸配置されたモータで、外縁
フランジ部36の複数の突出部36aに緩衝部材37を装着し
て下本体21の突設リブ38,39間に収設し、隔壁部材40で
挾持される。41は上本体22の上面部で第一の吸込口42を
開口すると共にうず室壁43を延設し、前記隔壁部材40の
外縁うず室壁44と嵌合してうず室45を形成し、モータ35
に固定したファン46を収設する。このファン46には第一
の羽根46a、第二の羽根46bが仕切板46cを介して上下に
形成されている。前記隔壁部材40は第二の吸込口47を開
口して緩衝部材37のない範囲で前記うず室45と連通させ
ている。上本体22の排気口24側上面48にはパネル部材49
が凹設され、押ボタン50を臨ませている。51は内設する
プリント基板で、このプリント基板51の下方を覆う蓋体
52が取付けられる。この蓋体52は前記上本体22の上面41
を延設する如く配置して前記うず室45の構成部材と成
す。そしてこの蓋体52へは前記隔壁部材40から、うず室
壁53を立設させている。上本体22の排気口上面48を除く
上本体22の上方は蓋体23が前方端部に舌片54を上本体22
の係合穴55に係合させ、他方に尾錠56を設けて上本体22
の係合部57にその係合片56aを着脱可能に係着され、前
記プレフィルター26、放電器27、フィルター29のメンテ
ナンスを可能にする。この尾錠56は蓋体23の突片58に案
内され、指掛部59を後方にずらせば前記上本体22の係合
部57との係合を解く。このとき尾錠56に延出するストッ
パー片60により尾錠56は蓋体23から外れない。61は上本
体22に設けた凹所で、蓋体23に設けた案内片62および63
がそれぞれ前記凹所61に嵌合する。そして嵌合しやすく
案内片62,63にはそれぞれ傾斜部62a,63aを形成してい
る。64は上本体22の係合穴55に連なるガイドリブであ
る。
上記構成によれば、蓋体23を上本体22に装着する場
合、蓋体23の舌片54を前記ガイドリブ64上を摺動させ係
合穴55に嵌入させ、次いで尾錠部を下降させれば、上本
体22の凹所61に案内片62,63が案内されて前後,左右正
しく規制され自動的に蓋体23を上本体22に沿わせて装着
できる。
次に、65は上本体上面41から突設する受けリブで、蓋
体23の外圧による変形を防止する。この受けリブ65に対
応して蓋体23にはゴム等より成る緩衝部材66を配置して
受けリブ65に当接させている。また上本体22の上面には
前記第一の吸込口42を囲んでタイト部材67が配置され、
蓋体23に突出させたタイトリブ68とで本体と仕切ってあ
る。
ここでモータ35を駆動すると車内の汚れた空気は第5
図中矢印で示すように吸気口25からプレフィルター26、
放電器27、フィルター29を通過し、埃や臭いを除去さ
れ、第1の吸込口42、第2の吸込口47からうず室45へ導
びかれて合流して排気口24から車内へ清浄空気が還流さ
れる。このとき第1の吸込口42の上部空間はファン46で
生ずる負圧のため蓋体23は下方に吸い寄せられる力が生
じて振動しやすくなる。またモータ35からの振動も影響
して蓋体23は振動しやすくなる。そのため蓋体23の前部
係合舌片54、尾錠56による係止部との中間に緩衝部材66
を配置して上本体22の受けリブ65で当接させて蓋体23の
振動を小さくすることができるものとなる。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように本考案によれば、蓋
体を上本体に装着する場合、蓋体前方端部の舌片を上本
体の係合穴に係合させて蓋体を閉じると、他端の尾錠部
に設けた案内片が上本体の凹所に嵌合して蓋体は自動的
に上本体に沿って正しくセットでき、組付けが容易にな
る効果を奏する。
また、前記蓋体に配置した緩衝部材が上本体より突設
した受けリブとの間に介在させたことにより蓋体の振
動,変位を小さくし実用効果の高い車載用空気清浄器を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車載用空気清浄器の蓋
体前部係合部の要部斜視図、第2図は同様蓋体後部嵌合
部の要部斜視図、第3図は同様上本体と蓋体によるタイ
ト部の部分断面図、第4図は上面図、第5図は全縦断面
図である。 21……下本体、22……上本体、23……蓋体、24……排気
口、25……吸気口、26……プレフィルター、27……放電
器、29……フィルター、35……モータ、45……うず室、
46……ファン、54……舌片、55……係合穴、56……尾
錠、61……凹所、62,63……案内片、65……受けリブ、6
6……緩衝部材。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上、下本体で箱体を形成し、上本体の両端
    面にはそれぞれ吸気口および排気口を形成するととも
    に、この吸気口と排気口間にはプレフィルター、放電
    器、フィルター、モーターに固定されたファンを収設す
    るうず室を順次配設し、上面には操作スイッチ部とこの
    操作スイッチ部以外は着脱可能な蓋体を配置し、この蓋
    体の前方端部には舌片を配して上本体の係合穴に係合せ
    しめ、他端の尾錠には上本体の凹所に当接する案内片を
    下方に突出させ、前記案内片は後方及び左右が凹所に当
    接し、蓋体を前後、左右に規制して上本体に装着させる
    構成とした車載用空気清浄器。
  2. 【請求項2】蓋体の舌片及び尾錠間には上本体より突設
    する受けリブに対応して緩衝部材を配置して成る請求項
    1記載の車載用空気清浄器。
JP1990043871U 1990-04-24 1990-04-24 車載用空気清浄器 Expired - Lifetime JP2587847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990043871U JP2587847Y2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 車載用空気清浄器

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JPH045246U JPH045246U (ja) 1992-01-17
JP2587847Y2 true JP2587847Y2 (ja) 1998-12-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843512U (ja) * 1981-09-18 1983-03-23 株式会社デンソー 自動車用空気清浄器
JPH0183376U (ja) * 1987-11-25 1989-06-02

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JPH045246U (ja) 1992-01-17

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