JPH0427547Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427547Y2
JPH0427547Y2 JP15486586U JP15486586U JPH0427547Y2 JP H0427547 Y2 JPH0427547 Y2 JP H0427547Y2 JP 15486586 U JP15486586 U JP 15486586U JP 15486586 U JP15486586 U JP 15486586U JP H0427547 Y2 JPH0427547 Y2 JP H0427547Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
section
ionization
electrode
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15486586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6363126U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15486586U priority Critical patent/JPH0427547Y2/ja
Publication of JPS6363126U publication Critical patent/JPS6363126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0427547Y2 publication Critical patent/JPH0427547Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は空気中に浮遊する塵埃及びタバコ等の
煙を捕集する空気清浄機に関する。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術として実公昭59−17388
号公報及び特開昭55−22389号公報に記載の空気
清浄機がある。これら空気清浄機は吸気グリル部
より吸い込んだ空気をイオン化部へ送ることでイ
オン化部を通過する空気は乱流となり、風の抵抗
も大きく汚染空気への効率よい荷電が行なわれ
ず、集塵効率が悪いものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はフイルタ体へ送られる前の空気へのイ
オン化部による荷電が効率よく行なわれるように
した空気清浄機を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は送風装置を内装した本体と、送風装置
の吸気口を被う如く配設したフイルタ体と、フイ
ルタ体の前方に位置する本体に着脱自在の吸気グ
リル部と、吸気グリル部とフイルタ体との間を二
層に分離する着脱自在のガイド板体と、ガイド板
体の端部と本体との間に形成される二層空間通気
路に形成するイオン化部とを備え、吸気グリル部
からイオン化部のイオン化電極に至る二層空間通
路に整流部を形成する手段でもつて問題点を解決
するものである。
(ホ) 作用 本考案は整流部、例えば整流用板体、トンネル
体にて空気の流れを直進流としてイオン化電極に
送り、その後フイルタ体へ送風する。
(ヘ) 実施例 図示する実施例に基づき本考案を説明する。
まず、第1図乃至第18図に示す第1実施例に
基づき説明する。
第1図は空気清浄機1の横断面図を示すもので
ある。空気清浄機1は第3図に示す床置使用と、
第4図に示す壁掛使用とに使い分けて用いること
ができる。以下の説明において上下左右前後とい
つた位置を示すことばは特別の断わりのない限り
第3図に示す床置使用状態を基準として用いる。
第5図はイオン化部6における針状イオン化電
極21と板状対向電極22への高電圧印加部分で
切断した横断面図、第6図は前カバー体3へのガ
イド板体7の取付部分で切断した縦断面図、第7
図は本体4に内装した前カバー体3の着脱にて切
入される安全スイツチ60,61部分で切断した
縦断面図、第8図は前カバー体3の本体4への係
脱構造部分で切断した縦断面図、第9図は前カバ
ー体3及びフイルタ体8を外した状態の分解横断
面図、第10図は制御箱体10の正面図、第11
図は本体4より外したイオン化部6の斜視図、第
12図は本体4より外したイオン化部6の吸排グ
リル体20を開いた状態の斜視図、第13図はイ
オン化部6の要部切断斜視図、第14図は吸排グ
リル体20を開いた状態のイオン化部6と本体4
との関係を示す部分拡大断面図、第15図は制御
箱体10と本体4の凹部11との関係を示す縦断
面図、第16図は同横断面図、第17図は空気清
浄機1の空気の流れを示す要部横断面図、第18
図は空気清浄機1の電気回路図である。
空気清浄機1は吸気グリル部2を形成した着脱
自在の前カバー体3を有する本体4と、本体4内
後半側に装着する送風装置5と、本体4内前半側
両側に装着するイオン化部6と、本体4内前半側
空間を前後二層に分離する着脱自在のガイド板体
7と、ガイド板体7の後方に通気間隔を有して位
置するフイルタ体8とを有する。前カバー体3と
本体4とガイド板体7および空気清浄機1の構成
部材における電気的接続部分以外は、絶縁材料で
形成され、本実施例ではABS樹脂、ポリプロピ
レン樹脂等の合成樹脂を用いている。本体4の上
面右半側にはグリル状吹出口9を形成し、上面左
半側には、着脱自在の制御箱体10を収納する凹
部11を形成している。
送風装置5は本体4内を前後に仕切ると共に中
央に吸気口12を形成した仕切板体13と、仕切
板体13に一体に形成したフアンケース部14
と、吸気口12の中央に支持杆にて支持した電動
機支持部に装着支持する電動機15と、電動機1
5にて駆動される送風羽根16とからなる。送風
羽根16は薄型径大のシロツコフアンを用いてお
り、吸気口12より吸い込んだ空気を吹出口9よ
り本体4外へ送風する。吸気口12に対しては、
本体4外より吸気グリル部2を通して吸い込んだ
空気が供給され、その空気は、フイルタ体8にて
塵埃・タバコの煙等が除去されたものである。吹
出口9の後方近傍には清浄された空気をイオン化
するための針状電極17と板状電極18とを形成
している。仕切板体13とフアンケース部14と
本体4とにて囲まれた部分には後述する空気清浄
機制御回路基板が装着される。吹出口9及び凹部
11を形成した本体4の上壁部は別部材として形
成した後、螺子、弾性係合等の連結手段にて結合
一体化される。
イオン化部6は、別体部品として組み立てた後
に、本体4の左右内側と仕切板体13左右両側と
の角部に上下方向全高に渡り装着される。イオン
化部6は、細長い直方体における長手方向の隣り
合う二側壁を除いた箱状に形成された取付ケース
体19と、取付ケース体19の長手方向開口縁に
薄肉ヒンジにて開閉自在に形成した吸排グリル体
20と、取付ケース体19後壁内面に装着した針
状イオン化電極21と板状対向電極22とからな
る。針状イオン化電極21は長手方向に等間隔で
もつて複数本後壁に貫通突設され、取付ケース体
19内に突出した先端は尖らしており、取付ケー
ス体19外に突出した端部は導電板23にて電気
的に連結している。板状対向電極22はくし形導
電板部の各実片より板部を折曲立設して形成し、
板状対向電極22は取付ケース体19後壁内面に
装着し、針状イオン化電極21との間を仕切るよ
うに立設装着される。取付ケース体19後壁内面
には、針状イオン化電極21を囲む突条24を形
成している。板状対向電極22は突条24と取付
ケース体19の側壁内面に形成した突起25とに
て仮保持される。突起25は取付をスムーズに行
うために三角突起としている。針状イオン化電極
21と板状対向電極22との間には高電圧が印加
され、針状イオン化電極21の先端でコロナ放電
が起こり、イオンが発生し、このイオンが空気中
の塵埃等に付着し、塵埃を帯電させる。高電圧の
印加により、針状イオン化電極21の先端からの
コロナ放電だけでなく、取付ケース体19後壁内
面に沿つて、板状対向電極22に向う沿面放電が
発生し、十分な高圧の高電圧を印加できないこと
がある。だが針状イオン化対向電極22の周囲に
突条24を形成したことで、沿面距離が大きくな
り、沿面放電を防止できる。
吸排グリル体20は、階段状に形成し、その内
側壁部に、吸気グリル26と吹出グリル27を形
成し、吸込グリル26と吹出グリル27との間を
仕切板28としている。取付ケース体19の後壁
内側縁は凹凸係止鍔部29となつており、吸排グ
リル体20の端縁吹出グリル27が凹凸係止鍔部
29に係合することで、取付ケース体19は吸排
グリル体20にて閉ざされる。吸排グリル体20
を閉ざすと、針状イオン化電極21と板状対向電
極22を被うことで、電極21,22への手指の
直接接触によるケガが防止され、電極21,22
の変型破損も防止される。仕切板28は板状対向
電極22の端部に当接して支持されることで、吸
排グリル体20の支持が確実なものとなる。また
仕切板28及び仕切板28と板状対向電極22と
の当接により、イオン化部6の通気路を確実に区
画できる。さらに、吸込グリル26を形成したこ
とで、吸込気流が整流され、針状イオン化電極2
1と板状対向電極22に対する空気流の流れた均
一な直進流となることで、イオン化部6の奥での
Uターンがスムーズに行なわれる。Uターンした
後の吹出グリル27に向う流れは、板状対向電極
22による整流作用及び仕切板28による通路の
形成して均一な直進流となることで通風抵抗も少
なくイオン発生により塵埃を帯電させることが効
率よく行なわれる。
吸排グリル体20の吹出グリル27の数箇所に
は、イオン化部6の外向に突出したリブ30を形
成し、リブ30の縁部は傾斜部31となつてい
る。イオン化部6は、本体4の両側壁と、仕切板
体13両側部に形成した仕切壁32との間に挿入
装着する。装着は、仕切板体13に突設したボス
33に捩じ込む螺子34にて行なわれる。螺子3
4にて板状対向電極22と取付ケース体19は仕
切板体13に固定される。イオン化部6は固定さ
れた状態で、吸排グリル体20の開閉が行なうこ
とができる。針状イオン化電極21と板状対向電
極22への給電は、仕切板体13より、前方に突
出した弾性給電片35,36の導電板23及び板
状対向電極22への接触にて行なわれる。弾性給
電片35,36は仕切板体13の後面より前面に
貫通突設され、弾性給電片35,36間の接触及
び高電圧印加による放電を防止するために、絶縁
仕切板37,38を仕切板体13及び取付ケース
体19より一体に形成している。
仕切板体13の仕切壁32と、仕切板体13の
上下端部に形成した仕切壁39にて囲まれた部分
には、仕切板体13と間隔を保持し、吸気口12
を被う如く、フイルタ支持用通気性電極板体40
が支持される。電極板体40はラス板にて形成さ
れ、その左右両端縁に形成した係止片を仕切壁3
9に形成した係止部に係止し、仕切板体13より
突設したボス41に螺子にて固定される。仕切壁
39の数箇所には、電極板体40の支持部42を
形成している。本実施例において電極板体40は
支持部42にて平面断面上くの字型に湾曲支持し
ている。電極板体40を湾曲支持したことで、電
動機5に対向する部分が、最も前方に突出するこ
とになり、電動機5を吸気口12より仕切板体1
3の前面側に突出せしめて支持することができ、
空気清浄機1の前後方向の寸法を小さくすること
ができる。
フイルタ体8は電極板体40に沿つて支持され
る。フイルタ体8も湾曲支持されることで、平面
支持するものに比べてフイルタ体8の面積を大き
くすることができ、その分集塵能力の向上につな
がるものである。フイルタ体8は、その左右端縁
部をイオン化部6に形成したリブ30にて係止さ
れ、端部の電極板体40からの浮き上がりを防止
できる。リブ30の傾斜部31及びイオン化6の
階段構造は、外したフイルタ体8を装着する時の
案内となる。電極板体40は接地されており、帯
電した塵埃の捕集によりフイルタ体8が電荷を持
つことを防止し、常に安定した電気的吸着力を維
持できるようにしている。
前カバー体3に内面には、吸気グリル部2を被
う如く、プレフイルタ体43を装着している。ガ
イド板7はその中央下端の係止部44を前カバー
体3内面下部支持部45に係止し、その中央上端
の固定部46を前カバー体3内面上部のボス47
に捩じ込む化粧螺子48にて固定している。前カ
バー体3にガイド板7を装着した状態において、
プレフイルタ体43はガイド板7の中央部上下方
向に延設するリブ49と、両側部に突設する突起
50にて前カバー体3内面に押圧支持される。プ
レフイルタ体43とガイド板7との間には通気路
が形成される。ガイド板7は電極板体40と同様
に平面断面上くの字型に形成され、その曲りは電
極板体40より小さい。吸気グリル部2より吸い
込まれプレフイルタ体43を通過した空気はプレ
フイルタ体43にて大きな塵埃が捕集される。プ
レフイルタ体43を通過した空気はガイド板7に
てその流れを変更され、両側に向う流れとなり、
イオン化部6の吸込グリル26に案内される。前
カバー体3を本体4に装着した状態においてガイ
ド板7の両側部はイオン化部6の仕切板28に当
接し、吸気グリル部2より吸い込んだ空気を効率
よくイオン化部6に導く。本実施例において、吸
気グリル部2をプレフイルタ体43にて被つたこ
とで、プレフイルタ体43とガイド板7との間の
通気路の圧力が低圧となる。その結果、吸気グリ
ル部2のイオン化部6に近接する部分から集中的
に吸い込まれたようとする傾向を吸気グリル部2
全体からの吸い込みとできるものである。またプ
レフイルタ体43とガイド体7との間隔が中央か
ら両側に向い広くなることで中央部分をより低圧
とすることができ、吸気グリル部2全体から吸気
がより効率よく行なわれる。さらに、リブ49に
て通気路を左右に分離したことで、吸気の流れは
よりスムーズとなる。
ガイド板7の後面中央には上下方向に延びるリ
ブ51を形成し、両側部には、左右方向に延びる
複数の突片52を形成している。フイルタ体8は
前カバー体3が本体4に装着された状態で、リブ
51及び突片52にて押圧保持される。従つて、
空気清浄機1が停止し、フイルタ体8の電極板体
40への風圧による吸着力が無くなつても、確実
に保持される。突片52はイオン化部6の吹出グ
リル27から吹き出される風をより直進性の強い
風とし、フイルタ体8の中央部に送り、フイルタ
体8による均一な集塵を行なわせるものである。
前カバー体3の本体4への着脱構造は、弾性係
止構造となつている。前カバー体3は本体4に被
さるように装着され、上下壁後端内面に係止突起
53,54を形成している。前カバー体3の下壁
外面には着脱用操作突起55を形成している。前
カバー体3の内面上部には係止片56を形成して
いる。前カバー体3の係止突起53,54と係止
片56に対応する本体4部分には弾性係止体57
と係止部58と引掛孔59を形成している。前カ
バー体3はその上部の係止突起54及び係止片5
6を係止部58と引掛孔59に係合させた後、下
部の係止突起53を弾性係止体57に係合させ
る。前カバー体3の本体4への着脱構造は空気清
浄機1を壁掛使用した時最も有効に作用するもの
である。すなわち、壁掛使用状態で、前カバー体
3を外す時、その上部を手前に引いて係止突起5
3と弾性係止体57との係合を外す。この時、前
カバー体3は、手にて保持していないと、前方に
落下しようとするが、係止片56が引掛孔59に
引つ掛かることでその落下が阻止される。
イオン化部6には使用状態において高電圧が印
加されており、誤つて運転中に前カバー体3が外
されたりすると、危険であると共に前カバー体3
を確実に装着されていない状態で運転されると空
気清浄機1としての機能が十分に発揮されない。
前カバー体3が本体4に確実に装着されて始め
て、空気清浄機1が運転可能となる安全スイツチ
60,61を装着している。安全スイツチ60は
本体4下中央前部に装着され、安全スイツチ61
は本体4上中央前部に装着され、安全スイツチ6
0,61は前カバー体3に形成した操作片62,
63にて切入される。従つて、前カバー体3が確
実に本体4に装着されて始めて安全スイツチ6
0,61が投入される。
制御箱体10の下面中央両側には係止部64を
形成し、本体4とは制御コード65にて電気的に
連結される。制御コード65は凹部11内より引
き出される。制御箱体10はその制御コード65
を引き出さない端部を凹部11右内側部に形成し
た段部66にて支持し、制御箱体10の係止部6
4を形成した部分より他端側中央を突部67にて
支持することで、凹部11内に収納する。収納さ
れると制御箱体10の係止部64に弾性係止体6
8が係合する。凹部11の下部は制御コード65
の収納保持空間となる。凹部11からの制御箱体
10の取り出しは、制御箱体10の制御コード6
5の引き出し端部を内側にて押し込むと、突部6
7を中心にシーソー的に回動し、弾性係止体68
が係止部64より外れ、凹部11より制御箱体1
0が飛び出る。係止部64は第4図に示す壁掛使
用における制御箱体10の壁への取り付け支持に
おける支持金具との係合にも用いられる。
制御箱体10は空気清浄機1の運転を止める停
止スイツチ69と、ガス感知装置による自動運転
と弱運転、標準運転、急速清浄運転とを選択する
運転切換スイツチ70と、タイマー運転設定スイ
ツチ71と、ガス感知装置の感度を変更する感度
切換スイツチ72とを有する。制御箱体10には
運転状態を示す発光表示体を装着しており、自
動・弱・標準・急速運転表示体73と、4,2,
1時間及び30分の時間表示体74と、汚れ度合を
2段階で示す汚れ表示体75とを有する。制御箱
体10には空気中のガスを感知するガス感知素子
76を内装している。運転切換スイツチ70を操
作すると、その設定は自動→弱→標準→急速→自
動と行なうことができ、それに合わせて運転表示
体73が点燈する。自動運転を設定すると、運転
表示体73の自動が点燈すると共に、その時の運
転状態である弱・標準・急速の運転表示体73が
適宜点燈する。汚れ表示体75は赤色と緑色とに
形成され、汚れ度合が高いと赤色が点燈し、汚れ
度合が低いと緑色が点燈する。感度切換スイツチ
72により自動運転時の運転開始を調整できる。
制御回路は第18図に示す如く構成されてい
る。制御回路はガス感知素子76を含み、その出
力を処理し、A/D変換し、比較器77にて処理
するガス感知部78と、運転切換スイツチ70と
タイマー運転設定スイツチ72と停止スイツチ6
9からの入力を処理し、空気清浄機1の運転モー
ドを設定処理するマイクロコンピユータ等にて形
成された運転制御部79と、ガス感知部78から
の信号を処理し、あらかじめ決められた自動運転
モードを選択判断するマイクロコンピユータ等に
て形成された自動運転制御部80と、自動運転制
御部80及び運転制御部79からの自動運転制御
信号を比較制御処理して電動機制御信号を出力す
る自動電動機制御部81と、運転制御部79又は
自動電動機制御部81からの信号にて切換駆動制
御されるスイツチング部82と、電動機15の運
転停止を判別する停動判別部83と、停動判別部
83による電動機15の運転時のみ通電される高
電圧部84と、各制御部への給電を行う駆動電源
部85とからなる。
空気清浄機1を商用電源86に接続すると、初
期リセツト回路87にて空気清浄機1が停止状態
を維持するように制御される。空気清浄機1、い
わゆる電動機15は停止していても、ガス感知部
78及び自動運転制御部80は駆動されており、
ガス感知部78にて感知した状態を汚れ表示体7
5にて表示する。ただし、ガス感知素子76の特
性上、正規のガス濃度に対応した所定値を出力す
るまでに通常5分の時間を要することから、自動
運転は5分経過後でないと行なわれないようにし
ており、5分間は緑色の汚れ表示体75が点滅す
るようにしている。本実施例は5分といつた自動
運転不能時間を短くするために、自動運転不能時
間を2分間とし、2分から5分までの3分間にお
いて汚れ上昇に伴なう出力値は通常より小さくな
ることで感度を上げて自動運転が的確に行なわれ
るようにしている。2分経過すると緑色の汚れ表
示体75は点滅から点燈に変わる。そして汚れ上
昇が検知されると赤色の汚れ表示体75の点燈に
切り換わる。
第19図と第20図に示す第2実施例について
説明する。
イオン化部6の取付ケース体19を左右方向に
連通したまつすぐなトンネル状とし、ガイド板体
7を取付ケース体19の前壁(トンネルからする
と天井壁に当たる)間に架設している。取付ケー
ス体19の前カバー体3両側に面する吸込口は通
気性網状対向電極22に被われている。取付ケー
ス体19の吹出口には整流用リブ90が形成され
フイルタ体8に向い傾斜しており、フイルタ体8
を装着する時のガイド体となつている。取付ケー
ス体19をトンネル状としたことでトンネルの持
つ直進作用により針状イオン化電極21を通過す
る空気は直進流となり荷電効率が良い。
ガイド板体7は取付ケース体19に対し着脱自
在に形成し、その着脱構造は弾性係止片91によ
り行ない、ガイド板体7には取外し用摘み92を
形成している。イオン化部6はトンネル状となる
ことで前カバー体3の吸気グリル部2を側部に渡
り形成し、吸い込み面積を増加させイオン化部6
への空気の流入をよりスムーズにできるものであ
る。
イオン化部6のイオン化電極21は針状とした
ものであるが特に限定されるものではなく電線で
あつてもよい。
(ト) 考案の効果 本考案は整流部によりイオン化部のイオン化電
極への空気の流れに乱流の発生がなく、空気への
荷電がスムーズに効率よく行なわれ、集塵効率が
向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図乃至
第18図は第1実施例を示し、第1図は横断面
図、第2図は分解斜視図、第3図は床置使用の斜
視図、第4図は壁掛使用の斜視図、第5図は第1
図と異なる部分で切断した横断面図、第6図乃至
第8図は異なる部分で切断した縦断面図、第9図
は分解横断面図、第10図は制御箱体の正面図、
第11図はイオン化部の斜視図、第12図は吸排
グリル体を開いたイオン化部の斜視図、第13図
はイオン化部の一部断面斜視図、第14図は吸排
グリル体を開いた状態のイオン化部部分の拡大断
面図、第15図は制御箱体保持部の縦断面図、第
16図は同横断面図、第17図は要部拡大断面
図、第18図は回路図、第19図は第2実施例の
横断面図、第20図は同イオン化部の破断斜視図
である。 1……空気清浄機、2……吸気グリル部、3…
…前カバー体(本体)、4……本体、5……送風
装置、6……イオン化部、7……ガイド板体、8
……フイルタ体、19……取付ケース体、22…
…対向電極(整流部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 送風装置を内装した本体と、送風装置の吸気
    口を被う如く配設したフイルタ体と、フイルタ
    体の前方に位置する本体に着脱自在の吸気グリ
    ル部と、吸気グリル部とフイルタ体との間を二
    層に分離する着脱自在のガイド板体と、ガイド
    板体の端部と本体との間に形成される二層空間
    通気路に形成するイオン化部とを備え、吸気グ
    リル部からイオン化部のイオン化電極に至る二
    層空間通路に整流部を形成してなる空気清浄
    機。 2 イオン化部のイオン化電極に対向する板状対
    向電極を空気の流れと並行に立設して整流部を
    形成してなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の空気清浄機。 3 イオン化部のイオン化電極とトンネル状取付
    ケース体内に配設し、取付ケース体のトンネル
    にて整流部を形成してなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の空気清浄機。
JP15486586U 1986-10-08 1986-10-08 Expired JPH0427547Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15486586U JPH0427547Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15486586U JPH0427547Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6363126U JPS6363126U (ja) 1988-04-26
JPH0427547Y2 true JPH0427547Y2 (ja) 1992-07-02

Family

ID=31075046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15486586U Expired JPH0427547Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0427547Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6363126U (ja) 1988-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4812885B1 (ja) 空気清浄機
JP2604304B2 (ja) 空気清浄機
JPH1147636A (ja) 空気清浄機
JPH0427547Y2 (ja)
JPH0427549Y2 (ja)
JPH0427550Y2 (ja)
JP3360585B2 (ja) 空気清浄機能を有する電気機器
JPH0427548Y2 (ja)
JPH0427546Y2 (ja)
JPH0427545Y2 (ja)
JP4323019B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH0443710B2 (ja)
JP2004218990A (ja) 空気調和機
JPH05161857A (ja) 空気清浄器
JP3488367B2 (ja) 空気清浄機
KR101158595B1 (ko) 공기청정기
KR20060112419A (ko) 공기청정기
JPH04341228A (ja) 電気掃除機
JPH0216185Y2 (ja)
JP2549676Y2 (ja) 空気清浄機
JPH0636408Y2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JP2856580B2 (ja) 空気清浄器
JP3968795B2 (ja) 空気清浄器
JP5293774B2 (ja) 空気調和機
KR101556973B1 (ko) 정화유닛 어셈블리