JP3968795B2 - 空気清浄器 - Google Patents
空気清浄器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3968795B2 JP3968795B2 JP12069196A JP12069196A JP3968795B2 JP 3968795 B2 JP3968795 B2 JP 3968795B2 JP 12069196 A JP12069196 A JP 12069196A JP 12069196 A JP12069196 A JP 12069196A JP 3968795 B2 JP3968795 B2 JP 3968795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air cleaner
- counter electrode
- cleaner body
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気中に浮遊する粉塵を取り除いて室内の空気を浄化する空気清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、空気清浄器本体内に集塵手段を備え、空気清浄器本体内に取り込んだ空気中に含まれる粉塵を上記集塵手段で除去して空気を浄化するようにした空気清浄器が提供されているが、最近ではこの空気清浄機能に加えて、身体によい影響を与えると言われるマイナスイオンを放出するような空気清浄器も提案されている。
【0003】
図13には空気清浄器の一例が示してあり、箱型に形成される空気清浄器本体1の下面には吸い込み口(図示省略)が、空気清浄器本体1の上面には吹き出し口3がそれぞれ形成してある。また、空気清浄器本体1の内部には吸い込み口から吸い込んだ空気を吹き出し口3から吹き出すように空気を流動させる空気流動手段(図示省略)が設けてあると共にこの空気流動手段の上側には集塵手段(図示省略)が配設してある。そして集塵手段の上側にはイオン化針9と対極板10から構成されるイオン生成手段7が設けてある。このイオン生成手段7は、イオン化針9と対極板10とに電圧を印加することによって、イオン化針9と対極板10の間の空気中の分子をイオン化してマイナスイオンを生成するようにしたものである。
【0004】
図14には上記空気清浄器の上部の断面図が示してある。空気清浄器本体1の吹き出し口3には複数本のルーバー11が前後方向に並設して突設してあり、空気清浄器本体1の略中央に位置するルーバー11の下面に対極板10が取り付けてある。またイオン化針9は対極板10の真下に配置され、空気清浄器本体1の内部に設けられた固定板14に取り付けられている。そして上記のようにイオン化針9と対極板10とに電圧を印加すると、図14の矢印に示すような電気力線Aがイオン化針9と対極板10の間の等電位線の垂直方向に発生して吹き出し口3とルーバー11間を通って空気清浄器本体1外へと導出され、この電気力線Aに沿ってマイナスイオン6が移動することによって、マイナスイオン6が空気清浄器本体1外へと導き出されて空中に放出されるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記空気清浄器ではマイナスイオン6を放出しているので、空気清浄器本体1外の粉塵4にマイナスイオン6が吸着してこの粉塵4が帯電することになるが、この帯電した粉塵4が空気清浄器の周囲の壁や床、特に空気清浄器と近接する空気清浄器の背面側の壁8に付着して壁8が汚れ易いという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、周囲の壁や床、特に壁際に設置した場合に近接する壁を汚れにくくすることができる空気清浄器を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る空気清浄器は、吸い込み口2と吹き出し口3を設けて形成される空気清浄器本体1内に、吸い込み口2から空気清浄器本体1内に吸い込んだ空気中に含まれる粉塵4を収集する集塵手段5と、イオン化針9と対極板10とから形成されイオン6を生成するイオン生成手段7とを設け、イオン6を吹き出し口3から空気清浄器本体1外に放出するようにした空気清浄器において、上記吹き出し口3を空気清浄機本体1の上面に設け、イオン濃度が空気清浄器本体1の吹き出し口3の一側がわで高く、吹き出し口3の他側がわで低くなるようイオン6を放出させるようにするために、イオン化針9と対極板10に印加することで発生する電気力線Aを上記吹き出し口3の一側がわよりも他側がわで少なくし、空気清浄器本体1の上記他側がわを壁8に向ける側とすることを特徴とするものであり、上記他側がわを壁8側に向けて配置することによって、イオン6の吸着で帯電する粉塵4を壁8の近傍に発生させにくくすることができる。
【0008】
本発明の請求項2に係る空気清浄器は上記構成に加えて、空気清浄器本体1の中央部よりも上記一側がわに偏らせてイオン化針9を設けたことを特徴とするものであり、イオン化針9と対極板10に印加することによって発生する電気力線Aを上記他側がわに発生しにくくして、電気力線Aに沿って移動するイオン6が上記他側がわに放出されにくくなるようにすることができ、上記他側がわを壁8側に向けて配置することによって、イオン6の吸着で帯電する粉塵4を壁8の近傍に発生させにくくすることができる。
【0009】
本発明の請求項3に係る空気清浄器は上記構成に加えて、空気清浄器本体1の中央部よりも上記一側がわに偏らせて対極板10を設けたことを特徴とするものであり、イオン化針9と対極板10に印加することによって発生する電気力線Aを上記他側がわに少なく発生させるようにして電気力線Aに沿って移動するイオン6を上記他側がわに少なく放出することができ、上記他側がわを壁8側に向けて配置することによって、イオン6の吸着で帯電する粉塵4を壁8の近傍に発生させにくくすることができる。
【0010】
本発明の請求項4に係る空気清浄器は上記構成に加えて、吹き出し口3の外側に複数本のルーバー11a、11b、11cを並設すると共に上記他側がわのルーバー11a、11bの高さを上記一側がわのルーバー11cの高さよりも高く形成したことを特徴とするものであり、高いルーバー11a、11bでイオン化針9と対極板10に印加することによって発生する電気力線Aを遮断して上記他側がわに導出されにくくなるようにして、電気力線Aに沿って移動するイオン6が上記他側がわに放出されにくくすることができ、上記他側がわを壁8側に向けて配置することによって、イオン6の吸着で帯電する粉塵4を壁8の近傍に発生させにくくすることができる。
【0011】
本発明の請求項5に係る空気清浄器は上記構成に加えて、吹き出し口3の外側に複数本のルーバー11a、11b、11cを並設すると共に上記他側がわのルーバー11a、11b間の間隔を上記一側がわのルーバー11c間の間隔よりも密に形成したことを特徴とするものであり、ルーバー11a、11b間の間隔を狭くすることによって、イオン化針9と対極板10の印加で発生する電気力線Aがルーバー11a、11b間を通過しないように遮断して上記他側がわに導出されにくくなるようにして、電気力線Aに沿って移動するイオン6が上記他側がわに放出されにくくすることができ、上記他側がわを壁8側に向けて配置することによって、イオン6の吸着で帯電する粉塵4を壁8の近傍に発生させにくくすることができる。
【0012】
本発明の請求項6に係る空気清浄器は上記構成に加えて、空気清浄器本体1の中央部よりも上記一側がわに偏らせてイオン化針9と対極板10を設けたことを特徴とするものであり、イオン化針9と対極板10に印加することによって発生する電気力線Aを上記他側がわにより一層発生しにくくして、電気力線Aに沿って移動するイオン6が上記他側がわに放出されにくくなるようにすることができ、上記他側がわを壁8側に向けて配置することによって、イオン6の吸着で帯電する粉塵4を壁8の近傍により一層発生させにくくすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2に示すように空気清浄器の外殻となる空気清浄器本体1は矩形状の箱型に形成されており、その前面及び後面をほぼ全面に開口させて形成してある。また空気清浄器本体1の下面には幅方向に長い吸い込み口2を前後方向に並べて設けてあると共に空気清浄器本体1の上面には幅方向に長い吹き出し口3を形成してある。この吹き出し口3には複数本のルーバー11が上方に突出するように前後方向に間隔を介して設けてある。ルーバー11は枠体25に支持されており、枠体25はその端部を吹き出し口3の内面に設けた凹部26に差し込んで係止することによって空気清浄器本体1に取り付けられている。
【0017】
空気清浄器本体1の前面及び後面にはカバー15が着脱自在に取り付けてあり、前面に取り付けたカバー15の外面には空気清浄器本体1内に連通する多数の小孔16が形成してある。この吸排気用小孔16は、空気清浄器本体1内に粉塵4を含む汚染空気を吸い込むための吸気孔として機能したり、或いは空気清浄器本体1外に粉塵4を取り除いた処理空気を吹き出すための排気孔として機能したりするものである。さらに空気清浄器本体1の下面の両側部には、空気清浄器本体1の下面に取り付けられる支持部17と、支持部17を中央として空気清浄器本体1の前後方向に延設される脚片30、30とから形成される脚部12が設けてある。尚、18はカバー15を空気清浄器本体1に着脱する際に使用する着脱釦である。
【0018】
図3に示すように上記空気清浄器本体1内の下部にはプレフィルター19と風誘起手段20が設けてある。プレフィルター19は合成樹脂製のネットなどで形成されるものであって、吸い込み口2の上面を全面に亘って覆うように配置されており、このプレフィルター19で吸い込み口2から吸い込まれる汚染空気中の綿埃等の大きな塵を補集することができ、空気清浄器本体1内に大きな塵が溜まってしまうという問題が生じないようにすることができる。
【0019】
風誘起手段20はプレフィルター19の上方で空気清浄器本体1の幅方向のほぼ全長に亘って配設されたタングステン線やピアノ線等で形成される放電線21と、放電線21の上方で空気清浄器本体1の前後方向に間隔を介して平行に並設される対極部22とで構成されており、放電線21と対極部22とに電圧を印加することによって、イオン風を誘起させるものである。つまり風誘起手段20は、放電線21に例えば+6kVの電圧を印加して放電線21近傍の空気中の分子を電離してプラスイオンを発生させると共に対極部22に例えば−6kVの電圧を印加して上記プラスイオンを対極部22に引き寄せるように移動させるようにするものであり、プラスイオンが対極部22に移動するまでの間に空気中の中性分子と衝突することによって、吸い込み口2から吹き出し口3に向かう空気の流れ(イオン風)を引き起こすようにしたものである。
【0020】
この風誘起手段20の上方には集塵手段5が設けてある。集塵手段5は、空気清浄器本体1内の前後方向の略中央部に取り付けた薄鋼板の集塵電極23と、集塵電極23のほぼ全面を覆うように取り付けられた紙製(キッチンペーパータオルなど)の集塵フィルター24とで構成されており、集塵電極23に電圧を印加することによって空気清浄器本体1内に吸い込まれた汚染空気中に含まれる粉塵4を電気的に収集しようとするものである。つまりこの集塵手段5は、上述したプラスイオンを空気清浄器本体1内に吸い込まれた汚染空気中に含まれる粉塵4に衝突させて吸着させることによって粉塵4をプラスに帯電させ、この粉塵4を集塵電極23に例えば−6kVの電圧を印加して引き寄せて集塵フィルター24に付着させることによって、粉塵4を収集するようにしたものである。
【0021】
上記集塵手段5の上方にはイオン生成手段7が設けてある。イオン生成手段7は上部が尖ったイオン化針9と板状の対極板10とから構成されており、空気清浄器本体1の幅方向の略中央部に配設されている。そしてイオン化針9に例えば−6kVの電圧を印加すると共に対極板10をグランド(GND)に接地することによって、イオン化針9と対極板10との間の空気中の分子を電離させてマイナスイオン6を生成することができるものである。このマイナスイオン6は、イオン化針9に電圧を印加し、対極板10を接地することによってイオン化針9と対極板10との間の等電位線と垂直方向に発生する電気力線A(図1、図4乃至8に矢印で示す)に沿って移動するものであり、電気力線Aが吹き出し口2とルーバー11間を通って空気清浄器本体1外に導出することによって、マイナスイオン6が空気清浄器本体1外に放出されるようになっている。
【0022】
このように形成される空気清浄器はスイッチをオンにすることによって、風誘起手段20と集塵手段5とイオン生成手段7とを上述のように作動させ、吸い込み口2から空気清浄器本体1内に粉塵4を含む汚染空気を取り入れると共にこの空気の粉塵4を集塵手段5で除去して浄化して処理空気を生成し、この処理空気を吹き出し口3から空気清浄器本体1外に吹き出すようにして使用されるものである。またこの空気浄化機能と同時に、森林中に多く含まれ身体に良いとされるマイナスイオン6を吹き出し口3からルーバー11間を通じて空気清浄器本体1外に放出するものである。
【0023】
図1には本発明の一実施形態の上部が示してあり、対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置においてルーバー11の下面に取り付けると共にイオン化針9を対極板10の真下に対向させて配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。
この実施形態ではイオン生成手段7を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置に配置したので、空気清浄器本体1の前後方向の中央部より後側のルーバー11の上方付近には後側のルーバー11の遮断によって電気力線Aが導出しないようにすることができる。そして空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置することによって、壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくなって、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による吸着で帯電した粉塵4を発生させにくくすることができる。
【0024】
また、この実施形態では、イオン化針9と対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側に偏らせて配置してあるので、空気清浄器本体1の前後方向の中央部より前側のルーバー11の上方付近には従来と同様に、或いは従来以上に電気力線Aを導出することができ、空気清浄器本体1の前側では、身体に良いとされるマイナスイオン6を従来と変わらない程度に、或いは従来よりも多く放出することができると共に、マイナスイオン6で帯電された粉塵4をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができる。
【0025】
図4には本発明の他の実施形態の上部が示してあり、対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置においてルーバー11の下面に取り付けると共にイオン化針9を空気清浄器本体1の前後方向の中央部に配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。
この実施形態ではイオン生成手段7の対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置に配置したので、空気清浄器本体1の前後方向の中央部より後側のルーバー11の上方付近には最も後側のルーバー11の遮断によって電気力線Aが導出しないようにすることができる。そして空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置することによって、壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくなって、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による吸着で帯電した粉塵4を発生させにくくすることができる。
【0026】
また、この実施形態では空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側に偏らせて対極板10を配置してあるので、空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側のルーバー11の上方付近には従来と同様に、或いは従来以上に電気力線Aを導出することができ、空気清浄器本体1の前側では、身体に良いとされるマイナスイオン6を従来と変わらない程度に、或いは従来よりも多く放出することができると共に、マイナスイオン6で帯電された粉塵4をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができる。
【0027】
図5には本発明のさらに他の実施形態の上部が示してあり、対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部の位置においてルーバー11の下面に取り付けると共にイオン化針9を対極板10の真下に対向させて配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。また空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも後側のルーバー11bを、それよりも前側にあるルーバー11cよりも高く形成すると共に、ルーバー11bよりも後側のルーバー11aの高さをルーバー11bよりも高く形成してある。
【0028】
この実施形態では空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも後側のルーバー11a、11bを前側のルーバー11cよりも高く形成したので、ルーバー11a、11bの上方付近にはルーバー11a、11bの遮断によって電気力線Aが導出しないようにすることができる。そして空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置することによって、壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくなって、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による吸着で帯電した粉塵4を発生させにくくすることができる。
【0029】
また、この実施形態では空気清浄器本体1の前後方向の中央部にイオン生成手段7を配置すると共に空気清浄器本体1の前後方向の中央部より前側のルーバー11cを従来と同様な高さで後側のルーバー11a、11bよりも低く形成したので、前側のルーバー11cの上方付近には、従来と同様に電気力線Aを導出することができ、空気清浄器本体1の前側では、身体に良いとされるマイナスイオン6を従来と変わらない程度に放出することができると共に、マイナスイオン6で帯電された粉塵4をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができる。
【0030】
図6には本発明のさらに他の実施形態の上部が示してあり、対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部の位置においてルーバー11の下面に取り付けると共にイオン化針9を対極板10の真下に対向させて配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。また空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも後側のルーバー11a、11b間の間隔を、それよりも前側にあるルーバー11c間の間隔よりも密に(狭く)形成してある。
【0031】
この実施形態では空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも後側のルーバー11a、11b間の間隔を、前側にあるルーバー11c間の間隔よりも密に形成したので、ルーバー11a、11b間を電気力線Aが通過しにくくなって、ルーバー11a、11bの上方付近に電気力線Aが導出しないようにすることができる。そして空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置することによって、壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくなって、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による吸着で帯電した粉塵4を発生させにくくすることができる。
【0032】
また、この実施形態では空気清浄器本体1の前後方向の中央部にイオン生成手段7を配置すると共に空気清浄器本体1の前後方向の中央部より前側のルーバー11cを従来と同様な間隔で後側のルーバー11a、11bの間隔よりも広く形成したので、前側のルーバー11cの上方付近には、ルーバー11c間の間隔が狭くないので従来と同様に電気力線Aを導出することができ、空気清浄器本体1の前側では、身体に良いとされるマイナスイオン6を従来と変わらない程度に放出することができると共に、マイナスイオン6で帯電された粉塵4をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができる。
【0033】
図7には本発明のさらに他の実施形態の上部が示してあり、対極板10を吹き出し口3の前側開口縁部の下側に取り付けると共にイオン化針9を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置に配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。
この実施形態ではイオン生成手段7を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置に配置し、且つ対極板10をイオン化針9よりもさらに前側に配置したので、図3に示す実施形態よりも電気力線Aを空気清浄器本体1の上方の前側に一層偏らせて導出することができると共に空気清浄器本体1の上方の後側には、一層電気力線Aが導出しないようにすることができる。そして空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置することによって、壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくなって、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による吸着で帯電した粉塵4を発生させにくくすることができる。
【0034】
また、この実施形態では図1に示す実施形態に比べて、空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側にさらに偏らせて対極板10を配置してあるので、空気清浄器本体1の前後方向の中央部より前側のルーバー11の上方付近には従来と同様に、或いは従来以上の電気力線Aを導出することができ、空気清浄器本体1の前側では、身体に良いとされるマイナスイオン6を従来と変わらない程度に、或いは従来よりも多く放出することができると共に、マイナスイオン6で帯電された粉塵4をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができる。
【0035】
図8には本発明のさらに他の実施形態が示してあり、対極板10を吹き出し口3の前側開口縁部の下側に取り付けると共にイオン化針9を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置に配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。また、空気清浄器本体1の後側には、後方に大きく突出する突出部13が延設してあり、空気清浄器本体1の後方への突出寸法が前方への突出寸法よりも大きくなるようにしてある。図示されたものにおいて突出部13は、空気清浄器本体1の下部外面を上部外面よりも外方に突出するように外方に向けて一体的に延出された本体突出部31にて形成するようにしたものが示されている。この突出部13は例えば、別体となった部材を空気清浄器本体1の外面に取り付けるようにして空気清浄器本体1に対して着脱自在とし、着脱することによって突出部13が突出状態または突出していない状態に選択可能とされていてもよいものである。また、一端を軸支して外方へ引き出すことで突出状態となり、内方へ押し込むことで収納状態となるように構成してあってもよい。
【0036】
この実施形態ではイオン生成手段7を空気清浄器本体1の前後方向の中央部よりも前側の位置に配置し、且つ対極板10をイオン化針9よりもさらに前側に配置したので、図3に示す実施形態よりも電気力線Aを空気清浄器本体1の上方の前側に一層偏らせて導出することができると共に空気清浄器本体1の上方の後側には、一層電気力線Aが導出しないようにすることができる。そして空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置することによって、壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくなって、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による吸着で帯電した粉塵4を発生させにくくすることができ、しかも、空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置すると共に空気清浄器本体1の突出部13を壁8に当接させることによって、空気清浄器本体1を壁8から離れさせて壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくすることができ、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による付着によって帯電する粉塵4を確実に発生させにくくすることができる。
【0037】
図9には本発明の参考例が示してあり、対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部の位置においてルーバー11の下面に取り付けると共にイオン化針9を対極板10の真下に対向させて配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。また、脚部12の後側の脚片30aの先端には、空気清浄器本体1の背面よりも後方に大きく突出する突出部13が一体延設してあり、後側の脚片30aの後方への突出寸法が前側の脚片30bの前方への突出寸法よりも大きくなるようにしてある。
【0038】
この参考例では従来と同様にイオン生成手段7を空気清浄器本体1の前後方向の中央部に配置してあるので、空気清浄器本体1の上方の前側と後側に同じぐらいのマイナスイオン6が放出されるが、空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置すると共に脚部12の突出部13を壁8に当接させることによって、空気清浄器本体1を壁8から離れさせて壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくすることができ、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による付着によって帯電する粉塵4を発生させにくくすることができる。
【0039】
また、空気清浄器本体1の前後方向の中央部より前側のルーバー11の上方付近には従来と同様に電気力線Aを導出することができ、空気清浄器本体1の前側では、身体に良いとされるマイナスイオン6を従来と変わらない程度に放出することができると共に、マイナスイオン6で帯電された粉塵4をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができる。
【0040】
図10には本発明のさらに他の参考例が示してあり、対極板10を空気清浄器本体1の前後方向の中央部の位置においてルーバー11の下面に取り付けると共にイオン化針9を対極板10の真下に対向させて配置することによって、イオン生成手段7を形成してある。また、脚部12の後側の脚片30aの先端には、空気清浄器本体1の背面よりも後方に大きく突出する突出部13が延設してあり、後側の脚片30aの後方への突出寸法が前側の脚片30bの前方への突出寸法よりも大きくなるようにしてある。さらに、突出部13はスライド移動又は回転移動によって脚部12内に収納できるようになっている。
【0041】
図11にはスライド移動によって突出部13が脚部12内に収納可能となった参考例が示してあり、脚部12の端部開口に対して突出部13を構成する箱部材13aが挿合自在とされており、箱部材13aの上下部に設けられた突起体28が脚部12の端部開口に設けられた係合凹所29に係合されるようになっており、箱部材13aは脚部12内に収納した状態と脚部12より外方に引き出して固定した状態とに移動させることができるようになっている。そして、箱部材13aを外方に引き出した状態とすることによって突出部13が脚部12より外方に突出された状態となり、また、箱部材13aを内方に押し込むようにすることで突出部13が脚部12内に収納された状態となるようになっている。
【0042】
図12には回転移動によって突出部13が脚部12内に収納可能となった参考例が示してあり、脚部12の一部に突出部13を構成する箱部材13aの端部が軸支されており、箱部材13aは回動移動させて脚部12外に引き出して脚部12より突出した状態で固定することができ、また、回動移動させて脚部12内に収納することができるようになっている。そして、箱部材13aを回転移動させて外方に引き出すことによって突出部13が脚部12より外方に突出された状態となり、また、箱部材13aを回転移動させて内方に収納することで突出部13が脚部12内に収納された状態となるようになっている。
【0043】
この参考例では従来と同様にイオン生成手段7を空気清浄器本体1の前後方向の中央部に配置してあるので、空気清浄器本体1の上方の前側と後側に同じぐらいのマイナスイオン6が放出されるが、空気清浄器本体1の後側を壁8の方に向けて設置すると共に脚部12の突出部13を壁8に当接させることによって、空気清浄器本体1を壁8から離れさせて壁8の近傍にマイナスイオン6が放出されにくくすることができ、壁8の近傍にマイナスイオン6のクーロン力による付着によって帯電する粉塵4を発生させにくくすることができる。また、この実施形態においては未使用時には突出部13を外方に突出しない収納状態としておくことで邪魔になるようなことがない。
【0044】
また、空気清浄器本体1の前後方向の中央部より前側のルーバー11の上方付近には従来と同様に電気力線Aを導出することができ、空気清浄器本体1の前側では、身体に良いとされるマイナスイオン6を従来と変わらない程度に放出することができると共に、マイナスイオン6で帯電された粉塵4をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができる。
【0045】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1に係る空気清浄器は、上記吹き出し口を空気清浄機本体の上面に設け、イオン濃度が空気清浄器本体の吹き出し口の一側がわで高く、吹き出し口の他側がわで低くなるようイオンを放出させるようにするために、イオン化針と対極板に印加することで発生する電気力線を上記吹き出し口の一側がわよりも他側がわで少なくし、空気清浄器本体の上記他側がわを壁に向ける側としたので、上記他側がわを壁側に向けて配置することによって、イオンの吸着で帯電する粉塵を壁の近傍に発生させにくくすることができ、周囲の壁や床、特に近接する壁を汚れにくくすることができるものであり、また空気清浄器本体の一側がわのイオン濃度は高くしたので、イオンで帯電された粉塵をクーロン力で補集して空気の浄化効率を高く保つことができるものである。
【0046】
本発明の請求項2に係る空気清浄器は、空気清浄器本体の中央部よりも上記一側がわに偏らせてイオン化針を設けたので、イオン化針と対極板に印加することによって発生する電気力線を上記他側がわに発生しにくくして、電気力線に沿って移動するイオンが上記他側がわに放出されにくくなるようにすることができ、上記他側がわを壁側に向けて配置することによって、イオンの吸着で帯電する粉塵を壁の近傍に発生させにくくすることができ、周囲の壁や床、特に近接する壁を汚れにくくすることができるものである。
【0047】
本発明の請求項3に係る空気清浄器は、空気清浄器本体の中央部よりも上記一側がわに偏らせて対極板を設けたので、イオン化針と対極板に印加することによって発生する電気力線を上記他側がわに少なく発生させるようにして電気力線に沿って移動するイオンを上記他側がわに少なく放出することができ、上記他側がわを壁側に向けて配置することによって、イオンの吸着で帯電する粉塵を壁の近傍に発生させにくくすることができ、周囲の壁や床、特に近接する壁を汚れにくくすることができるものである。
【0048】
本発明の請求項4に係る空気清浄器は、吹き出し口の外側に複数本のルーバーを並設すると共に上記他側がわのルーバーの高さを上記一側がわのルーバーの高さよりも高く形成したので、高いルーバーでイオン化針と対極板に印加することによって発生する電気力線を遮断して上記他側がわに導出されにくくなるようにして、電気力線に沿って移動するイオンが上記他側がわに放出されにくくすることができ、上記他側がわを壁側に向けて配置することによって、イオンの吸着で帯電する粉塵を壁の近傍に発生させにくくすることができ、周囲の壁や床、特に近接する壁を汚れにくくすることができるものである。
【0049】
本発明の請求項5に係る空気清浄器は、吹き出し口の外側に複数本のルーバーを並設すると共に上記他側がわのルーバー間の間隔を上記一側がわのルーバー間の間隔よりも密に形成したので、ルーバー間の間隔を狭くすることによって、イオン化針と対極板の印加で発生する電気力線がルーバー間を通過しないように遮断して上記他側がわに導出されにくくなるようにして、電気力線に沿って移動するイオンが上記他側がわに放出されにくくすることができ、上記他側がわを壁側に向けて配置することによって、イオンの吸着で帯電する粉塵を壁の近傍に発生させにくくすることができ、周囲の壁や床、特に近接する壁を汚れにくくすることができるものである。
【0050】
本発明の請求項6に係る空気清浄器は、空気清浄器本体の中央部よりも上記一側がわに偏らせてイオン化針と対極板を設けたので、イオン化針と対極板に印加することによって発生する電気力線を上記他側がわにより一層発生しにくくして、電気力線に沿って移動するイオンが上記他側がわに放出されにくくなるようにすることができ、上記他側がわを壁側に向けて配置することによって、イオンの吸着で帯電する粉塵を壁の近傍により一層発生させにくくすることができ、周囲の壁や床、特に近接する壁を非常に汚れにくくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す上部の断面図である。
【図2】 同上の全体を示す一部を破断した斜視図である。
【図3】 同上の全体を示す断面図である。
【図4】 同上の他の実施形態を示す上部の断面図である。
【図5】 同上のさらに他の実施形態を示す上部の断面図である。
【図6】 同上のさらに他の実施形態を示す上部の断面図である。
【図7】 同上のさらに他の実施形態を示す上部の断面図である。
【図8】 同上のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【図9】 同上の参考例を示す断面図である。
【図10】 同上の参考例を示す断面図である。
【図11】 突出部の一参考例を説明する説明図である。
【図12】 突出部の他の参考例を説明する説明図である。
【図13】 従来例を示す一部を破断した斜視図である。
【図14】 従来例を示す上部の断面図である。
【符号の説明】
1 空気清浄器本体
2 吸い込み口
3 吹き出し口
4 粉塵
5 集塵手段
6 イオン
7 イオン生成手段
8 壁
9 イオン化針
10 対極板
11 ルーバー
11a ルーバー
11b ルーバー
11c ルーバー
12 脚部
13 突出部
A 電気力線
Claims (6)
- 吸い込み口と吹き出し口を設けて形成される空気清浄器本体内に、吸い込み口から空気清浄器本体内に吸い込んだ空気中に含まれる粉塵を収集する集塵手段と、イオン化針と対極板とから形成されイオンを生成するイオン生成手段とを設け、イオンを吹き出し口から空気清浄器本体外に放出するようにした空気清浄器において、上記吹き出し口を空気清浄機本体の上面に設け、イオン濃度が空気清浄器本体の吹き出し口の一側がわで高く、吹き出し口の他側がわで低くなるようイオンを放出させるようにするために、イオン化針と対極板に印加することで発生する電気力線を上記吹き出し口の一側がわよりも他側がわで少なくし、空気清浄器本体の上記他側がわを壁に向ける側とすることを特徴とする空気清浄器。
- 空気清浄器本体の中央部よりも上記一側がわに偏らせてイオン化針を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄器。
- 空気清浄器本体の中央部よりも上記一側がわに偏らせて対極板を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気清浄器。
- 吹き出し口の外側に複数本のルーバーを並設すると共に上記他側がわのルーバーの高さを上記一側がわのルーバーの高さよりも高く形成して成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気清浄器。
- 吹き出し口の外側に複数本のルーバーを並設すると共に上記他側がわのルーバー間の間隔を上記一側がわのルーバー間の間隔よりも密に形成して成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気清浄器。
- 空気清浄器本体の中央部よりも上記一側がわに偏らせてイオン化針と対極板を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の空気清浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12069196A JP3968795B2 (ja) | 1995-06-06 | 1996-05-15 | 空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13967995 | 1995-06-06 | ||
JP7-139679 | 1995-06-06 | ||
JP12069196A JP3968795B2 (ja) | 1995-06-06 | 1996-05-15 | 空気清浄器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0951938A JPH0951938A (ja) | 1997-02-25 |
JP3968795B2 true JP3968795B2 (ja) | 2007-08-29 |
Family
ID=26458220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12069196A Expired - Fee Related JP3968795B2 (ja) | 1995-06-06 | 1996-05-15 | 空気清浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3968795B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6053577A (en) * | 1998-02-20 | 2000-04-25 | Steelcase Development Inc. | Chair with adjustable armrest |
JP4573900B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2010-11-04 | シャープ株式会社 | 室内の清浄化方法 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP12069196A patent/JP3968795B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0951938A (ja) | 1997-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001079078A (ja) | 空気清浄機およびそのイオン化ユニット | |
JP3691218B2 (ja) | 空気清浄機 | |
EP1025895A1 (en) | Air cleaner | |
JP3968795B2 (ja) | 空気清浄器 | |
EP1046425B1 (en) | Dust-collecting element for air-cleaning apparatus | |
JP6400777B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5464178B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4169632B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP3549447B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH10296124A (ja) | 空気清浄器 | |
KR20030075702A (ko) | 공기청정기의 전기식 집진 필터 | |
KR100465693B1 (ko) | 공기 청정기의 집진 필터 장착구조 | |
JP3630875B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JP3521623B2 (ja) | 空気清浄器 | |
KR100492316B1 (ko) | 공기청정기 | |
JPH0563611U (ja) | 空気清浄機のフィルタ組付構造 | |
JP3707225B2 (ja) | 空気清浄器 | |
JP3882469B2 (ja) | 空気清浄器 | |
JP2982734B2 (ja) | 電気集塵エレメント | |
JPH10296129A (ja) | 空気清浄器 | |
KR950001561Y1 (ko) | 공기정화기 겸용 전기소제기 | |
KR20040021334A (ko) | 공기청정기의 전기식 집진 필터 마운팅 구조 | |
KR970000651Y1 (ko) | 공기정화기의 전기집진기 | |
JP2013006168A (ja) | 空気調和機 | |
JPH1099717A (ja) | 空気清浄機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060116 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20070323 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070528 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |