JPH0618591Y2 - 車載用空気清浄器 - Google Patents

車載用空気清浄器

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JPH0618591Y2
JPH0618591Y2 JP13297087U JP13297087U JPH0618591Y2 JP H0618591 Y2 JPH0618591 Y2 JP H0618591Y2 JP 13297087 U JP13297087 U JP 13297087U JP 13297087 U JP13297087 U JP 13297087U JP H0618591 Y2 JPH0618591 Y2 JP H0618591Y2
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fan
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JP13297087U
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JPS6439845U (ja
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勝 川上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は自動車のリヤーパーセルなどに設置して使用
する車載用空気清浄器に関する。
従来の技術 従来この種空気清浄器は、モータとこのモータにより駆
動されるフアンからなる電動送風機と、汚染空気をろ過
するフイルタと、このフイルタの風上側に配置した荷電
部3とからなり、吸引した汚染空気中のたとえばタバコ
の煙の粒子を前記荷電部で正極に帯電させ、負極に接続
した前記フイルタに効率よく付着させてろ過し、清浄な
空気を排出せしめるのが一般的である。前記フイルタは
ある期間使用すると塵埃が付着して性能低下をきたすた
め、適宜取り出して交換するか清浄する必要があり、清
浄器本体に着脱自在に装着可能であるとともに、車内の
限られた空間内で着脱しやすくしなければならない。
そこで、第5図に示すように、フイルタ21を清浄器本体
22の前面に垂直に配置して、上方から着脱しやすくした
り、第6図に示すように、フイルタ31を清浄器本体32の
上面に水平に配置して横方向から抜き取りやすくしてお
り、いずれの場合も、荷電部23,33はその機能上、フイ
ルタ21,31の上流側のフイルタ21の前方またはフイルタ
31の上方に配置していた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第5図に示すような清浄器本体22の前面
側にフイルタ21を垂直に配置した車載用空気清浄器おい
ては、フイルタ21を上下方向あるいは幅方向に大きくす
ると、車載用空気清浄器も同様に大きくなつて運転席か
らの後方視界の妨げとなるため、フイルタ21は小形小面
積とならざるを得ず、通気抵抗の増大による送風性能の
低下や塵埃の付着箇所の集中による集塵性能の早期劣化
を招いていた。また、第6図に示すような清浄器本体32
の上面側に水平にフイルタ31を配置した車載用空気清浄
器においては、フイルタ31を前後方向に大きくすること
ができる反面、このフイルタ31の上方に荷電部33を設け
ているため、前記の場合と同様に後方視界の妨げとなつ
たり、あるいは荷電部33のスペース確保のためにフア
ン,モータを小型化しなければならず、結局送風性能の
低下を招いたりしていた。
本考案は上記問題点を解決するもので、後方視界を妨げ
たり、送風性能の低下などを招いたりすることなく、面
積の大きなフイルタを配設でき、しかもフイルタの着脱
を容易にした車載用空気清浄器を提供することを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、フアンを、その
吸込口を上方に向けて配置し、フイルタを、その一端側
を前記フアンの吸込口に対向して水平に配置するととも
に他端側を清浄器本体の底部に向けて傾斜して配置し、
荷電部を前記フイルタの傾斜部分の上方に着脱自在に配
置し、前記フイルタの傾斜部分に対応する清浄器本体側
壁に切り欠きを設け、前記荷電部の側壁を前記切り欠き
と着脱自在に合致する形状としたものである。
作用 上記構成により、フイルタを、一端側が水平になり、他
端側が清浄器本体の底部に向けて傾斜して配置したの
で、水平部分および傾斜部分を前後方向に大きく形成す
ることができ、荷電部をフイルタの傾斜部分の上方に配
置したので、この荷電部は低い位置に配置されることに
なつて空気清浄器を低くでき、これらにより後方の視界
を妨げることがなくなるとともにフアンやモータを小型
化する必要がないので送風性能の低下も生じない。この
とき、フイルタの他端側は清浄器本体の底部に向けて傾
斜させて入り込ませているため、フイルタのこの箇所の
取付け状態が見えにくいことに起因する着脱のむつかし
さは、このフイルタの傾斜部分に対応する清浄器本体側
壁に切り欠きを設けたことで解消でき、フイルタの清浄
器本体への着脱は容易に行えるものである。しかも、前
記切り欠きはこれに合致した形状の荷電部の側壁により
閉鎖できるため、荷電部を通さない汚染空気がこの切り
欠きから入り込み、その集塵効率を低下させるといつた
問題は起らない。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例における空気清浄器の縦断図
である。第1図において、1は清浄器本体2の後部に内
蔵されたモータで、このモータ1にフアン3が吹込口を
上方に向めた水平姿勢で取付けられている。4は清浄器
本体2内に設けられた隔壁で、清浄器本体2と共にフア
ンケーシング5を構成し、その上部に塵埃ろ過用のフイ
ルタ6が保持されている。このフイルタ6は後端側がフ
アン3の吹込口に対向して水平に配置されて隔壁4に保
持されるとともに、その前端部は清浄器本体2の底部2a
に向けて斜め下方に傾斜して配置されて隔壁4に保持さ
れている。7はフアン3の吹込口に対向して隔壁4に設
けられた開口部、8は清浄器本体2の前面に設けられた
吸気口、9は清浄器本体2のフアン3に対応する後面に
設けられた排気口、10は清浄器本体2の上部に着脱自在
に設けられた蓋である。
11は荷電部ユニツトで、第2図に示すように、正極の電
圧が印加された針状電極12と負極に接続された対向電極
13とこれらの取付板14により構成され、吸気口8とフイ
ルタ6の傾斜部分との間に形成されたほぼ三角状の空間
に着脱自在に配置されており、フイルタ6は対向電極13
と同極に接続されている。
第3図において、フイルタ6の傾斜部分に対応する清浄
器本体2の側壁には、フイルタ6の傾斜部分を清浄器本
体2の側面より目視できるように切り欠き15が設けられ
ており、第4図に示すように、荷電部ユニツト11の取付
板14に清浄器本体2の側壁に対応して設けた側壁11aは
この切り欠き15と着脱自在に合致する形状とされ、荷電
部ユニツト11を清浄器本体2に装着したときにこの側壁
11aにより切り欠きが閉鎖できるようになつている。
上記構成において、フアン3の回転により吸気口8より
吸引された汚染空気中の塵埃は針状電極12と対向電極13
との間で生じている放電による正イオンにより正極に帯
電し、負極側に接続されたフイルタ6に効率よく付着
し、ろ過された清浄な空気は排気口9より排出される。
ここで、フイルタ3は後端部を水平に前端部を斜め下方
に傾斜させた前後方向に長い形状にしているので、広い
面積を有するにもかかわらず、運転者の視界を妨げるこ
とがなく、さらに荷電部ユニツト11を吸気口8とフイル
タ6の傾斜部分との間に配置したので、清浄器本体2も
低くできて、さらに視界の良好さを保つことができる。
また、フイルタ6の着脱については、蓋10を取り外し、
荷電部ユニツト11を外せばフイルタ6を上方へ取り出す
ことができる。一方、フイルタ6の装着時はこの逆動作
を行えばよいが、この場合、荷電部ユニツト11の離脱に
より切り欠き15が開放されているため、フイルタ6の傾
斜部分が目視可能となり、通常では清浄器本体2の底部
2aで目視しにくいところにフイルタ6の下端が位置して
も、フイルタ6を容易かつ確実に取付けることができ
る。
考案の効果 以上、本考案によれば、フイルタを、一端側を水平にし
て配置し、他端側を傾斜して配置することにより、前後
方向に長い形状とできて広い面積とすることができ、ま
た、荷電部をフイルタの傾斜部分の上方に配置したの
で、この荷電部は低い位置に配置されることになつて空
気清浄器を低くでき、これらにより後方の視界を妨げる
ことなく良好に保つことができ、フアンやモータを小型
化する必要がないので送風性能の低下も生じない。ま
た、フイルタの傾斜部分が取付けられる箇所に対応する
清浄器本体側壁に、フイルタの傾斜部分取付箇所を目視
できるように切り欠きを設けたので、フイルタの取付け
が容易かつ確実に行える。また、この切り欠きを閉鎖す
る部材として荷電部の側壁を利用したので、集塵効果の
低下を防止するための閉鎖部材を別途設ける必要がなく
なり安価にできるとともに、荷電部の取付けと同時に閉
鎖も完了するので、使い勝手も良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車載用空気清浄器の縦
断面図、第2図は同空気清浄器の荷電部ユニツトの斜視
図、第3図は同空気清浄器の蓋および荷電部を取り除い
た状態の斜視図、第4図は同空気清浄器の蓋のみを取り
除いた状態の斜視図、第5図および第6図はそれぞれ従
来の車載用空気清浄器の縦断面図である。 1……モータ、2……清浄器本体、3……フアン、6…
…フイルタ、11……荷電部ユニツト、11a……荷電部ユ
ニツトの側壁、15……切り欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】清浄器本体に、モータおよびフアンからな
    る電動送風機と塵埃ろ過用のフイルタと塵埃を帯電させ
    る荷電部を有する車載用空気清浄器において、前記フア
    ンを、その吸込口を上方に向けて配置し、前記フイルタ
    を、その一端側を前記フアンの吸込口に対向して水平に
    配置するとともに他端側を前記清浄器本体の底部に向け
    て傾斜して配置し、前記荷電部を前記フイルタの傾斜部
    分の上方に着脱自在に配置し、前記フイルタの傾斜部分
    に対応する清浄器本体側壁に切り欠きを設け、前記荷電
    部の側壁を前記切り欠きと着脱自在に合致する形状とし
    た車載用空気清浄器。
JP13297087U 1987-08-31 1987-08-31 車載用空気清浄器 Expired - Lifetime JPH0618591Y2 (ja)

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JPS6439845U JPS6439845U (ja) 1989-03-09
JPH0618591Y2 true JPH0618591Y2 (ja) 1994-05-18

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