JP3174936B2 - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
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- JP3174936B2 JP3174936B2 JP12833194A JP12833194A JP3174936B2 JP 3174936 B2 JP3174936 B2 JP 3174936B2 JP 12833194 A JP12833194 A JP 12833194A JP 12833194 A JP12833194 A JP 12833194A JP 3174936 B2 JP3174936 B2 JP 3174936B2
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- Japan
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- air
- cleaner
- air filter
- cleaner case
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のキャブレタ
ーに浄化した空気を供給するためのエアクリーナに関
し、特に、塵俟の多い環境で使用されるエンジンカッタ
ーや各種走行車等に有効であり、導入された空気中の比
較的大きな塵俟がエアフィルターに至る前段階で効率よ
く分離され、したがってエアフィルターの耐久性が向上
させられるとともにメンテナンスのインタバルを延長す
ることができ、しかも分離された塵俟を外部へ自動的に
排出させることができ、さらに吸気音の低減効果が得ら
れることを特徴とする。
ーに浄化した空気を供給するためのエアクリーナに関
し、特に、塵俟の多い環境で使用されるエンジンカッタ
ーや各種走行車等に有効であり、導入された空気中の比
較的大きな塵俟がエアフィルターに至る前段階で効率よ
く分離され、したがってエアフィルターの耐久性が向上
させられるとともにメンテナンスのインタバルを延長す
ることができ、しかも分離された塵俟を外部へ自動的に
排出させることができ、さらに吸気音の低減効果が得ら
れることを特徴とする。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のキャブレターに浄化した空気
を供給するための従来一般のエアクリーナは、例えば、
クリーナ本体内に筒状のエアフィルターを配置して構成
されている。
を供給するための従来一般のエアクリーナは、例えば、
クリーナ本体内に筒状のエアフィルターを配置して構成
されている。
【0003】そして、該筒状のエアフィルターの外周面
から導入された空気が、前記エアフィルターを通過させ
られることによって導入空気中の塵俟が分離除去され、
浄化された空気が、前記エアフィルターの内部空間から
キャブレターに供給されるように構成されている。
から導入された空気が、前記エアフィルターを通過させ
られることによって導入空気中の塵俟が分離除去され、
浄化された空気が、前記エアフィルターの内部空間から
キャブレターに供給されるように構成されている。
【0004】本発明の出願人は、前記筒状のエアフィル
ターに至る前段階で導入空気に含まれる比較的大きな塵
俟を分離除去できるエアクリーナを提供している(実公
平3ー30620号公報参照)。
ターに至る前段階で導入空気に含まれる比較的大きな塵
俟を分離除去できるエアクリーナを提供している(実公
平3ー30620号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来一般のエアク
リーナは、導入空気がエアフィルターの表面に直接的に
供給されるため、導入空気中に含まれる塵俟の全てがエ
アフィルターの表面に付着してエアフィルターの目詰ま
りを早めるものであった。
リーナは、導入空気がエアフィルターの表面に直接的に
供給されるため、導入空気中に含まれる塵俟の全てがエ
アフィルターの表面に付着してエアフィルターの目詰ま
りを早めるものであった。
【0006】そして、塵俟の付着によってエアフィルタ
ーの機能が阻害され、さらに内燃機関の駆動にも影響を
与えるものであった。
ーの機能が阻害され、さらに内燃機関の駆動にも影響を
与えるものであった。
【0007】さらに、塵俟の付着によって目詰まりが生
じたエアフィルターは、頻繁に掃除を行ったり、あるい
は交換しなければならず、エアフィルターの耐久性及び
メンテナンスにおいて問題を有するものであった。
じたエアフィルターは、頻繁に掃除を行ったり、あるい
は交換しなければならず、エアフィルターの耐久性及び
メンテナンスにおいて問題を有するものであった。
【0008】そこで、本発明の出願人は前記構成のエア
クリーナを提供したものである。
クリーナを提供したものである。
【0009】本発明は、本発明の出願人が提供した前記
エアクリ−ナ−同様の目的を有するものであるが、気流
デフレクタを兼ねる摘み等により、導入空気の通路をよ
り長く、さらに導入空気を屈曲・旋回等させることによ
り、導入された空気中の比較的大きな塵埃を効率よく分
離し、エアフィルタ−の耐久性を向上させるとともにメ
ンテナンスのインタバルを延ばすことができ、しかも分
離された塵埃を自動的に外部へ排出除去でき、さらに吸
気音の低減効果が得られるエアクリ−ナ−を提供するこ
とを目的とする。
エアクリ−ナ−同様の目的を有するものであるが、気流
デフレクタを兼ねる摘み等により、導入空気の通路をよ
り長く、さらに導入空気を屈曲・旋回等させることによ
り、導入された空気中の比較的大きな塵埃を効率よく分
離し、エアフィルタ−の耐久性を向上させるとともにメ
ンテナンスのインタバルを延ばすことができ、しかも分
離された塵埃を自動的に外部へ排出除去でき、さらに吸
気音の低減効果が得られるエアクリ−ナ−を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、開口部を有する一端がキャブレタ−に連
結され他端が開放されて下部にアンロ−ダ−バルブを有
する横置き筒状のクリ−ナケ−スと、内部に空間あけて
前記キャブレタ−側を開口した筒状のエアフィルタ−が
保持され外周面に前記クリ−ナケ−スの内周面との間に
環状通気路を形成する螺旋状の仕切壁を有するとともに
上部に前記空間側と前記環状通気路側を連通する連通孔
が設けられた中蓋と、吸気路を有し前記中蓋との間に前
記環状通気路に連通する通気路が形成され前記中蓋を前
記クリ−ナケ−ス側に保持して該クリ−ナケ−スの前記
他端開放部に係合・保持されるクリ−ナカバ−と、から
なり、前記中蓋に該中蓋及び前記エアフィルタ−の着脱
時に使用される気流デフレクタを兼ねる摘みを備えてな
る構成としたものである。
め、本発明は、開口部を有する一端がキャブレタ−に連
結され他端が開放されて下部にアンロ−ダ−バルブを有
する横置き筒状のクリ−ナケ−スと、内部に空間あけて
前記キャブレタ−側を開口した筒状のエアフィルタ−が
保持され外周面に前記クリ−ナケ−スの内周面との間に
環状通気路を形成する螺旋状の仕切壁を有するとともに
上部に前記空間側と前記環状通気路側を連通する連通孔
が設けられた中蓋と、吸気路を有し前記中蓋との間に前
記環状通気路に連通する通気路が形成され前記中蓋を前
記クリ−ナケ−ス側に保持して該クリ−ナケ−スの前記
他端開放部に係合・保持されるクリ−ナカバ−と、から
なり、前記中蓋に該中蓋及び前記エアフィルタ−の着脱
時に使用される気流デフレクタを兼ねる摘みを備えてな
る構成としたものである。
【0011】
【作用】本発明のエアクリーナは、下部にアンローダバ
ルブ4を有する横置き筒状のクリーナケース1、中蓋
6、エアーフィルター8及びクリーナカバー15の四つ
の部材が着脱自在に組み合わされ、その構造が極めて単
純である。
ルブ4を有する横置き筒状のクリーナケース1、中蓋
6、エアーフィルター8及びクリーナカバー15の四つ
の部材が着脱自在に組み合わされ、その構造が極めて単
純である。
【0012】さらに、本発明では、内燃機関の始動に伴
いクリナ−カバ−15の吸気路16がら導入される空気
が気流デフレクタを兼ねる摘み12によりその通路をそ
らされ、通気路17、クリ−ナケ−ス1と中蓋6間に形
成された螺旋状の環状通気路10、中蓋6に設けられた
連通孔11、中蓋6とエアフィルタ−8間に形成された
空間7を通り、さらにエアフィルタ−8の外周からその
内部空間を通ってクリ−ナケ−ス1の開口部2からキャ
ブレタ−Kに導入される。
いクリナ−カバ−15の吸気路16がら導入される空気
が気流デフレクタを兼ねる摘み12によりその通路をそ
らされ、通気路17、クリ−ナケ−ス1と中蓋6間に形
成された螺旋状の環状通気路10、中蓋6に設けられた
連通孔11、中蓋6とエアフィルタ−8間に形成された
空間7を通り、さらにエアフィルタ−8の外周からその
内部空間を通ってクリ−ナケ−ス1の開口部2からキャ
ブレタ−Kに導入される。
【0013】その間、特に前記環状通気路10を通過す
る際に、導入空気に含まれる比較的大きな塵埃が前記横
置き筒状のクリーナケース1の下部、すなわち、アンロ
ーダーバルブ4部に効率よく自然に集められて蓄積され
る。そして、該蓄積された比較的大きな塵埃は、内燃機
関の吸入のパルスによってアンローダーバルブ4から外
部へ自動的に排出される。
る際に、導入空気に含まれる比較的大きな塵埃が前記横
置き筒状のクリーナケース1の下部、すなわち、アンロ
ーダーバルブ4部に効率よく自然に集められて蓄積され
る。そして、該蓄積された比較的大きな塵埃は、内燃機
関の吸入のパルスによってアンローダーバルブ4から外
部へ自動的に排出される。
【0014】他方、前記のごとくして比較的大きな塵俟
を除去された空気は、前記のごとく連通孔11を通って
エアフィルター8の外周面に至り、さらに該エアフィル
ター8を通ってさらに小さなダストが除去されてエアフ
ィルター8の内部空間からクリーナケース1の開口部2
を通ってキャブレターKへ供給される。
を除去された空気は、前記のごとく連通孔11を通って
エアフィルター8の外周面に至り、さらに該エアフィル
ター8を通ってさらに小さなダストが除去されてエアフ
ィルター8の内部空間からクリーナケース1の開口部2
を通ってキャブレターKへ供給される。
【0015】すなわち、本発明においては、エアフィル
ター8に至る前段階で導入空気中の比較的大きな塵俟が
十分に除去されるため、従来のようにエアフィルター8
の目詰まりが早められることがなく、したがって耐久性
が向上させられ、頻繁なメンテナンスの必要がなくな
り、メンテナンスのインタバルも延長され、吸気路1
6、通気路17等の働きで吸気音の消音効果を高めるこ
ともできる。
ター8に至る前段階で導入空気中の比較的大きな塵俟が
十分に除去されるため、従来のようにエアフィルター8
の目詰まりが早められることがなく、したがって耐久性
が向上させられ、頻繁なメンテナンスの必要がなくな
り、メンテナンスのインタバルも延長され、吸気路1
6、通気路17等の働きで吸気音の消音効果を高めるこ
ともできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例エアクリーナの縦断面
図、図2は要部の分解斜視図、図3は中蓋の平面図、図
4は図1のIVーIV線断面図である。
明する。図1は本発明の一実施例エアクリーナの縦断面
図、図2は要部の分解斜視図、図3は中蓋の平面図、図
4は図1のIVーIV線断面図である。
【0017】図1の1は、クリーナケースであり、横置
き略円筒状に構成され、開口部2を有する一端がキャブ
レターKに連結され、他端が開放され、該開放部外周縁
に適数の係合突片3a、3b、3cが形成される。
き略円筒状に構成され、開口部2を有する一端がキャブ
レターKに連結され、他端が開放され、該開放部外周縁
に適数の係合突片3a、3b、3cが形成される。
【0018】該係合突片3a、3b、3cは、図面実施
例においては、前記クリーナケース1の開放部外周縁を
三等分する位置に三個設けられている。
例においては、前記クリーナケース1の開放部外周縁を
三等分する位置に三個設けられている。
【0019】なお、前記係合突片3a、3b、3cに
は、後述するクリーナカバー15が係合・保持されるも
ので、振動等によって外れたりすることがないように構
成されれば、二個でも四個以上であってもよい。
は、後述するクリーナカバー15が係合・保持されるも
ので、振動等によって外れたりすることがないように構
成されれば、二個でも四個以上であってもよい。
【0020】4は前記クリーナケース1の下部に設けら
れたダックビル形のアンローダーバルブであり、ゴム等
の柔軟材で構成され、下端中央にはスリット5が設けら
れ、前記クリーナケース1の底部に集められた比較的大
きな塵俟を適時に自動排出する。
れたダックビル形のアンローダーバルブであり、ゴム等
の柔軟材で構成され、下端中央にはスリット5が設けら
れ、前記クリーナケース1の底部に集められた比較的大
きな塵俟を適時に自動排出する。
【0021】6は中蓋であり、前記クリーナケース1と
同様に略円筒状に構成され、内部には適当な寸法の環状
の空間7をあけて前記キャブレターK側を開口した略円
筒状のエアフィルター8が保持され、さらその外周面の
前記クリーナケース1との間に螺旋状の仕切壁9が設け
られ、前記クリーナケース1の内周面との間に螺旋状の
環状通気路10が形成される。
同様に略円筒状に構成され、内部には適当な寸法の環状
の空間7をあけて前記キャブレターK側を開口した略円
筒状のエアフィルター8が保持され、さらその外周面の
前記クリーナケース1との間に螺旋状の仕切壁9が設け
られ、前記クリーナケース1の内周面との間に螺旋状の
環状通気路10が形成される。
【0022】さらに、前記中蓋6の上部に前記空間7側
と前記環状通気路10側を連通する連通孔11が設けら
れる。
と前記環状通気路10側を連通する連通孔11が設けら
れる。
【0023】図中、12は前記中蓋6及びエアフィルタ
ー8の着脱時に使用される気流デフレクタを兼ねる摘
み、13、14はそれぞれ前記エアフィルター8のシー
ル保持板である。
ー8の着脱時に使用される気流デフレクタを兼ねる摘
み、13、14はそれぞれ前記エアフィルター8のシー
ル保持板である。
【0024】15は前記クリーナケース1の他端開放部
を塞ぐクリーナカバーであり、外側面部に吸気消音管と
して作用する吸気路16が設けられ、さらに、内部に前
記クリーナケース1と中蓋6間の環状通気路10に連通
する通気路17が形成される。
を塞ぐクリーナカバーであり、外側面部に吸気消音管と
して作用する吸気路16が設けられ、さらに、内部に前
記クリーナケース1と中蓋6間の環状通気路10に連通
する通気路17が形成される。
【0025】該クリーナカバー15は、通気路仕切壁を
兼ねる一部切欠き環状リブ19で前記中蓋6を前記クリ
ーナケース1側に保持して該クリーナケース1の前記他
端開放部に係合・保持される。
兼ねる一部切欠き環状リブ19で前記中蓋6を前記クリ
ーナケース1側に保持して該クリーナケース1の前記他
端開放部に係合・保持される。
【0026】なお、前記クリーナカバー15の前記クリ
ーナケース1の前記他端開放部への取付けは、前記クリ
ーナカバー15の開口部の内側に、前記クリーナケース
1の係合突片3a、3b、3cを受け入れ、所定角度回
転させると該係合突片3a、3b、3cと係合する係止
部18a、18b、18cが形成され、該係止部18
a、18b、18cを前記クリーナケース1の係合突片
3a、3b、3c間に適合させた後、前記クリーナカバ
ー15を所定角度回転させれば固定され、容易に外れな
いようにそれ自体周知の構造に構成される。
ーナケース1の前記他端開放部への取付けは、前記クリ
ーナカバー15の開口部の内側に、前記クリーナケース
1の係合突片3a、3b、3cを受け入れ、所定角度回
転させると該係合突片3a、3b、3cと係合する係止
部18a、18b、18cが形成され、該係止部18
a、18b、18cを前記クリーナケース1の係合突片
3a、3b、3c間に適合させた後、前記クリーナカバ
ー15を所定角度回転させれば固定され、容易に外れな
いようにそれ自体周知の構造に構成される。
【0027】そして、前記のごとくしてクリ−ナケ−ス
1にクリ−ナカバ−15を係合・保持させることによっ
て、導入空気が吸気路16、気流デフレクタを兼ねる摘
み12、通気路17、環状通気路10、連通孔11、空
間7、エアフィルタ−8、開口部2を通じてキャブレタ
−Kに供給される。
1にクリ−ナカバ−15を係合・保持させることによっ
て、導入空気が吸気路16、気流デフレクタを兼ねる摘
み12、通気路17、環状通気路10、連通孔11、空
間7、エアフィルタ−8、開口部2を通じてキャブレタ
−Kに供給される。
【0028】前記構成の本発明は、クリーナケース1、
中蓋6、エアフィルター8及びクリーナカバー15の四
つの部材が着脱自在に組み合わされた単純構造であり、
導入空気に含まれている比較的大きな塵俟がエアフィル
ター8に至る前段階で効果的に除去される。
中蓋6、エアフィルター8及びクリーナカバー15の四
つの部材が着脱自在に組み合わされた単純構造であり、
導入空気に含まれている比較的大きな塵俟がエアフィル
ター8に至る前段階で効果的に除去される。
【0029】すなわち、内燃機関の始動に伴いエアクリ
−ナ外周囲の塵埃を含んだ空気が、吸気路16から気流
デフレクタを兼ねる摘み12、クリ−ナカバ−15内面
の通気路17を通ってクリ−ナケ−ス1と中蓋6との間
に形成された螺旋状の環状通気路10内へ導入される。
−ナ外周囲の塵埃を含んだ空気が、吸気路16から気流
デフレクタを兼ねる摘み12、クリ−ナカバ−15内面
の通気路17を通ってクリ−ナケ−ス1と中蓋6との間
に形成された螺旋状の環状通気路10内へ導入される。
【0030】そして、螺旋状の環状通気路10に導入さ
れた空気は、その通過時に反転及び旋回等させられ、そ
の中に含まれている比較的大きな塵俟がクリーナケース
1の下部、すなわち、アンローダーバルブ4部に集めら
れて蓄積される。
れた空気は、その通過時に反転及び旋回等させられ、そ
の中に含まれている比較的大きな塵俟がクリーナケース
1の下部、すなわち、アンローダーバルブ4部に集めら
れて蓄積される。
【0031】そして、内燃機関の吸入のパルスによって
アンローダーバルブ4の下端に設けられたスリット5が
自動的に開かれ、外部に排出される。
アンローダーバルブ4の下端に設けられたスリット5が
自動的に開かれ、外部に排出される。
【0032】他方、前記のごとくして比較的大きな塵俟
を除去された空気は、連通孔11を通ってエアフィルタ
ー8の外周に至り、該エアフィルター8を通ってさらに
小さなダストが除去され、さらに開口部2を通ってキャ
ブレターKへ供給される。
を除去された空気は、連通孔11を通ってエアフィルタ
ー8の外周に至り、該エアフィルター8を通ってさらに
小さなダストが除去され、さらに開口部2を通ってキャ
ブレターKへ供給される。
【0033】すなわち、本発明においては、エアフィル
タ−8に至る前段階で導入空気に含まれる比較的大きな
塵埃が十分に除去されるため、エアフィルタ−8が早期
に目詰まりを生ずることがなく、エアフィルタ−8の耐
久性が向上させられるとともに、メンテナンスのインタ
バルも延ばすことができ、さらに、クリ−ナカバ−15
の通気路16、気流デフレクタを兼ねる摘み12、通気
路17、螺旋状の環状通気路10等の構成により吸気音
の消音効果も高めることができる。
タ−8に至る前段階で導入空気に含まれる比較的大きな
塵埃が十分に除去されるため、エアフィルタ−8が早期
に目詰まりを生ずることがなく、エアフィルタ−8の耐
久性が向上させられるとともに、メンテナンスのインタ
バルも延ばすことができ、さらに、クリ−ナカバ−15
の通気路16、気流デフレクタを兼ねる摘み12、通気
路17、螺旋状の環状通気路10等の構成により吸気音
の消音効果も高めることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、導入空気中の比較的大
きな塵俟がエアフィルターに至る前に効率よく分離され
るため、エアフィルターの耐久性が向上させられるとと
もにメンテナンスのインタバルを延ばすことができ、し
かも分離された塵俟を外部へ自動的に排出させることが
でき、さらに、吸気音の消音効果も高めることができ
る。
きな塵俟がエアフィルターに至る前に効率よく分離され
るため、エアフィルターの耐久性が向上させられるとと
もにメンテナンスのインタバルを延ばすことができ、し
かも分離された塵俟を外部へ自動的に排出させることが
でき、さらに、吸気音の消音効果も高めることができ
る。
【図1】本発明の一実施例エアクリ−ナの縦断面図であ
る。
る。
【図2】要部の分解斜視図である。
【図3】中蓋の平面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
1 クリ−ナ−ケ−ス 2 開口部 3 係合突片 4 アンロ−ダ−バルブ 6 中蓋 7 空間 8 エアフィルタ− 9 仕切壁 10 環状通気路 11 連通路12 摘み 15 クリ−ナカバ− 16 吸気路 17 通気路 K キャブレタ−
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−253167(JP,A) 特開 昭61−255258(JP,A) 実開 平6−31816(JP,U) 実開 昭61−147362(JP,U) 実開 昭61−57160(JP,U) 実開 平5−89510(JP,U) 実開 昭61−160263(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/022 B01D 45/04 F02M 35/024 501 F02M 35/08
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部(2)を有する一端がキャブレタ
−(K)に連結され他端が開放されて下部にアンロ−ダ
−バルブ(4)を有する横置き筒状のクリ−ナケ−ス
(1)と、内部に空間(7)をあけて前記キャブレ−タ
−(K)側を開口した筒状のエアフィルタ−(8)が保
持され外周面に前記クリ−ナケ−ス(1)の内側面との
間に環状通気路(10)を形成する螺旋状の仕切壁
(9)を有するとともに上部に前記空間(7)側と前記
環状通気路(10)側を連通する連通孔(11)が設け
られた中蓋(6)と、吸気路(16)を有し前記中蓋
(6)との間に前記環状通気路(10)に連通する通気
路(17)が形成され前記中蓋(6)を前記クリ−ナケ
−ス(1)側に保持して該クリ−ナケ−ス(1)の前記
他端開放部に係合・保持されてなるクリ−ナカバ−(1
5)と、からなり、前記中蓋(6)に該中蓋(6)及び
前記エアフィルタ−(8)の着脱時に使用される気流デ
フレクタを兼ねる摘み(12)を備えてなることを特徴
とするエア−クリ−ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12833194A JP3174936B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12833194A JP3174936B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | エアクリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07310610A JPH07310610A (ja) | 1995-11-28 |
JP3174936B2 true JP3174936B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=14982154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12833194A Expired - Fee Related JP3174936B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174936B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101514698B1 (ko) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 유명기 | 싸이클론이 장착된 에어크리너 |
KR101528553B1 (ko) * | 2014-04-14 | 2015-06-15 | 유형기 | 에어 클리너용 필터 및 그를 이용한 에어 클리너 |
WO2018089825A1 (en) * | 2016-11-11 | 2018-05-17 | Briggs & Stratton Corporation | Cyclonic air filter assembly for an engine |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP12833194A patent/JP3174936B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07310610A (ja) | 1995-11-28 |
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