JP2006241996A - エアクリーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 旋回流がダストカップ内に流入するのを抑制することができるとともに、ダストカップ内に集積した異物等を容易に除去することができるエアクリーナを提供する。
【解決手段】 短円筒状のフィルタエレメント14を内装したケーシング本体11の内部に、フィルタエレメント14の周囲の領域Tで旋回流となるようにエアを吸引して、そのエアをフィルタエレメント14により濾過する。旋回流の領域Tでエアから分離されたダストをケーシング本体11の底部に設けられたダストカップ18内に収集するように構成する。ダストカップ18の上面開口部19には、旋回流の領域Tに配置されるダスト通過孔23を備えた蓋体21を開閉可能に設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば車両におけるエンジンの吸気系に接続して用いられるエアクリーナに関するものである。
従来、この種のエアクリーナとしては、例えば、特許文献1に開示されるような構成のものが提案されている。この従来構成においては、ケーシング内に円筒状のフィルタエレメントが配設されるとともに、ケーシングの周面にエア流入口が形成されている。そして、エア流入口からケーシング内に吸引されるエアが、フィルタエレメントの周囲の領域で旋回流になってダストが遠心分離されるとともに、フィルタエレメントにより濾過されるようになっている。
また、ケーシングの底部にはダストカップが設けられ、遠心分離されたダストが、このダストカップ内に収集されるようになっている。さらに、ダストカップの底部には排塵弁が設けられ、この排塵弁が車両振動や吸気脈動による振動により開閉されて、ダストカップ内のダストが外部へ排出されるようになっている。
特開平8−128366号公報
ところが、この従来のエアクリーナにおいては、ダストカップの上面全体が大きな開口面積でケーシングの内底部に開口されている。このため、フィルタエレメントの周囲の領域で発生した旋回流が、ダストカップの上面開口部からダストカップ内に流入して、ダストカップ内に収集されたダストが巻き上げられるおそれがあった。
このような問題に対処するため、ダストカップの上面開口部の開口面積を小さくすることも考えられる。しかしながら、このような構成においては、ダストカップ内に排塵弁から排出されないような大きな異物等が入り込んだ場合、その異物を除去するのが困難である。
また、ダストカップあるいは排塵弁を取り外すことができるように構成して、それらを取り外すことにより前記大きな異物等を除去できるようにするということも考えられる。しかしながら、エアクリーナの周囲にはエンジンルーム内の各種部品が密集配置されているため、ダストカップや排塵弁の脱着を可能にするためのスペースを確保するのが難しく、結果として、大きな異物等を除去するのは困難である。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、旋回流がダストカップ内に流入するのを抑制することができるとともに、ダストカップ内のダストや異物を容易に除去することができるエアクリーナを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、ケーシングをその内部に吸引されたエアが円筒状のフィルタエレメントの周囲の領域で旋回流となるように構成し、その旋回流によってダストを分離した後に、エアをフィルタエレメントにより濾過し、分離された前記ダストをケーシングの底部に設けられたダストカップ内に収集するようにしたエアクリーナにおいて、前記ダストカップの上面開口部には、旋回流の領域に配置されるダスト通過孔を備えた蓋体を開閉可能に設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記ダストカップの底部には、振動により開閉されて、ダストカップ内のダストを外部に排出させるための排塵弁を設けたことを特徴とするものである。なお、ここでいう振動とは、車両振動や、吸気脈動等による振動をいう。
請求項3に記載の発明においては、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記蓋体は、上方からフィルタエレメントにより押さえられて、前記上面開口部を閉鎖状態に維持することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明においては、請求項3に記載の発明において、前記蓋体は、その上面に開閉用の摘み部を有し、その摘み部を介して上方からフィルタエレメントにより押さえられることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明においては、請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記蓋体は、ケーシング底部にヒンジを介して上下方向へ回動可能に支持され、ヒンジ側が旋回流の旋回方向上流側に位置することを特徴とするものである。
(作用)
請求項1に記載の発明においては、ダストカップの上面開口部のほぼ全体が蓋体により覆われた状態にあって、開口面積の小さなダスト通過孔を介して、ダストカップの内部がケーシング内の旋回流の領域に連通されている。このため、旋回流がダストカップ内に流入するのを抑制することができて、旋回流の流入によってダストカップ内のダストが巻き上げられるおそれを防止することができる。また、ケーシング内からフィルタエレメントを取り外した後、ダストカップの上面開口部から蓋体を取り外し等により開くことにより、ダストカップの上面開口部のほぼ全体が開放される。よって、ダストカップ内の大きな異物等を容易に除去することができる。
請求項2に記載の発明においては、排塵弁が振動により開閉されるため、ダストカップ内に集積した細かいダストを外部に排出することができる。
請求項3に記載の発明においては、蓋体が、ダストカップの上面開口部に対する装着状態で、フィルタエレメントにより上方から押えられるため、蓋体を装着状態に保持するための特別な保持構造を設ける必要がない。よって、構造が簡単であるとともに、蓋体を装着状態に確実に保持することができる。
請求項4に記載の発明においては、蓋体を、その上面に設けられた開閉用の摘み部を介して、フィルタエレメントにより上方から押し付け保持することができる。よって、ネジ等の保持構造が不要になって、蓋体の保持構造を一層簡単にすることができる。
請求項5に記載の発明においては、蓋体がヒンジを介してケーシング本体に対する連結状態に維持されるため、蓋体の紛失を防止できるとともに、旋回流によって蓋体がヒンジを中心に開放回動されるおそれを防止することができ、旋回流の流入によるダストカップ内のダストが巻き上げを防止することができる。
以上のように、この発明によれば、旋回流がダストカップ内に流入するのを抑制することができる。また、ダストカップ内のダストや異物を容易に除去することができる。
(第1実施形態)
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態のエアクリーナにおいては、ケーシング10のケーシング本体11が上面を開口した低い有底円筒状に形成され、その上面にはカバー12が着脱可能に被覆装着されて、クランプ金具13により固着されている。
ケーシング本体11の内部中央には、短円筒状のフィルタエレメント14が収容配置されている。フィルタエレメント14の上下両端面には円環状の端板14a,14bが接合配置され、両端板14a,14bには、それぞれケーシング本体11の底部との間、及びカバー12との間をシールするためのシールリング15が介装されている。ケーシング本体11の周壁にはエア流入口16が、フィルタエレメント14の周囲の領域Tを接線方向へ開口させるように形成されている。カバー12の中央にはエア流出口17が、フィルタエレメント14の中心部の空間を軸線方向の上方へ開口させるように形成されている。
そして、このエアクリーナは車両におけるエンジンの吸気系に接続される。そして、エア流出口17側からエアが吸引されて、ケーシング本体11内に流入され、フィルタエレメント14の周囲の領域Tでエアの旋回流が発生する。これにより、エアに含まれるダストや異物が遠心力で分離されて、ケーシング本体11の周壁内面に沿って落下される。ダスト分離後のエアはフィルタエレメント14の周囲の領域Tからそのフィルタエレメント14により濾過されて中心部側に移動された後、エア流出口17からエンジンの吸気系に送られるようになっている。
図1〜図3に示すように、前記フィルタエレメント14の周囲の旋回流の領域Tを含む領域に配置されるように、ケーシング本体11の底部には有底筒状のダストカップ18が形成されている。ダストカップ18の上面には開口面積の大きな平面円形状の開口部19が形成され、その開口部19の内周には雌ネジ部20が形成されている。前記開口部19には円板状の蓋体21が、その外周面に形成された雄ネジ部22を雌ネジ部20に螺合させることにより開閉可能に取り付けられている。
前記フィルタエレメント14の周囲の旋回流の領域T内に位置するように、蓋体21には開口面積の小さなダスト通過孔23が形成されている。このダスト通過孔23は、図面では4角形状に描かれているが、円形や、楕円形等の他の形状であってもよい。蓋体21の上面中央には、蓋体21を着脱するための摘み部24が設けられている。ダストカップ18の開口部19aの周縁及び蓋体21の上面周縁には位置決め用マーク25,26が付設され、これらのマーク25,26を対応させることにより、蓋体21が開口部19に対して所定回動位置、すなわちダスト通過孔23が旋回流の領域Tに配置された所定位置に位置決めされるとともに、前記雌ネジ部20と雄ネジ部22との作用により固定されるようになっている。
従って、ダストカップ18の内部が開口面積の小さなダスト通過孔23を介して、ケーシング本体11内の旋回流の領域Tに連通されている。このため、この状態で、旋回流の領域Tにおいてエアから分離されたダストや異物が蓋体21のダスト通過孔23を通して、ダストカップ18内に収集されるようになっている。また、エアクリーナの清掃や交換等の場合に、ケーシング本体11上からカバー12を取り外すとともに、ケーシング本体11内からフィルタエレメント14を取り出した後、ダストカップ18の上面開口部19から蓋体21を取り外すことにより、ダストカップ18の上面開口部19を開放できるようになっている。
図1に示すように、前記ダストカップ18の底部には柔軟なゴム材等よりなる排塵弁27が取り付けられ、その排塵弁27の下部にはリップ状の排出口27aが形成されている。そして、車両の走行に伴う振動により排塵弁27の排出口27aが開閉されて、ダストカップ18内に集積しているダストが外部に落下排出されるようになっている。
さて、エンジンの稼働時には、エア流入口16からケーシング本体11内にエアが流入されて、フィルタエレメント14の周囲の領域Tで旋回流となり、エアに含まれるダストや異物が遠心力で分離されて、ケーシング本体11の周壁内面側に移動される。そして、ダスト分離後のエアは、フィルタエレメント14によりさらに濾過して除塵され、その後にエア流出口17からエンジンの吸気系に送り込まれる。
このとき、ダストカップ18の上面開口部19に蓋体21が取り付けられて、ダストカップ18の内部がダスト通過孔23を介して、ケーシング本体11内の旋回流の領域Tに連通されている。そのため、旋回流の領域Tにおいてエアから分離されたダストや異物は、蓋体21のダスト通過孔23を通して、ダストカップ18内に落下収集される。そして、車両の走行に伴う振動やエンジンの吸気脈動による振動により排塵弁27の排出口27aが開閉されて、ダストカップ18内に集積しているダストが外部に落下排出される。
また、ダストカップ18の上面開口部19が大きな開口面積で開放されることなく、その開口部19が蓋体21により塞がれた状態にあって、ダストカップ18の内部が蓋体21に形成した小さな開口面積のダスト通過孔23を介して前記旋回流の領域Tに対応している。このため、旋回流がケーシング本体11内の領域Tからダストカップ18内に流入するのを抑制することができる。よって、旋回流の流入によりダストカップ18内のダストが巻き上げられるおそれを防止することができる。
一方、ダストカップ18内に排塵弁27から排出されないような大きな異物等が収集している場合には、その異物を除去する必要がある。この場合には、フィルタエレメント14の清掃時等において、ケーシング本体11上からカバー12を取り外すとともに、ケーシング本体11内からフィルタエレメント14を取り出せば、蓋体21の上方が開放される。従って、この状態で、摘み部24を介して蓋体21をネジ戻し方向に回転させると、その蓋体21がダストカップ18の上面開口部19から取り外される。これにより、ダストカップ18の上面開口部19が広い開口面積で開放されて、その開口部19を介してダストカップ18内の異物を容易に除去することができる。なお、ダストカップ18内に大きな異物等が収集されたか否かは、前記カバー12を外せば、ダスト通過孔23を介して覗き見ることができる。
以上のように、この実施形態では以下に列挙する効果を発揮する。
・ 旋回流の領域Tにおいてエアから分離されたダスト等が、蓋体21のダスト通過孔23を通して、ダストカップ18内に落下収集され、排塵弁27を介して排出され、エアクリーナの濾過効率を長期間にわたって維持できる。
・ ダストカップ18の内部は蓋体21に開口した小さなダスト通過孔23を介して前記旋回流の領域Tに連通している。このため、旋回流によりダストカップ18内のダストが巻き上げられるおそれを防止することができ、充分な濾過機能を得ることができる。
・ 蓋体21をダストカップ18の上面開口部19から取り外せば、ダストカップ18の上面開口部19が広い開口面積で開放されて、その開口部19を介してダストカップ18内の大きな異物等を容易に除去することができる。
・ ダストカップ18内の大きな異物等の除去に際して、ダストカップ18や排塵弁27を脱着する必要がないため、手間を省くことができるばかりでなく、エアクリーナの下方にダストカップ18等の脱着等のためのスペースを確保する必要がなく、エンジンルームのスペース効率を向上できる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第2実施形態においては、図4及び図5に示すように、ダストカップ18の上面開口部19と、その開口部に取り付けられる蓋体21とが平面形ほぼ四角形状に形成されている。ダストカップ18の開口部19の周縁には複数の保持突起31が形成されるとともに、蓋体21の下面周縁には保持突起31に係脱可能な複数の保持孔32が形成されている。そして、蓋体21をダストカップ18の上面開口部19に取り付けたとき、保持突起31と保持孔32との係合により、蓋体21が取付状態に保持されるようになっている。なお、この第2実施形態においては、蓋体21の着脱は、ダスト通過孔23に指をかけることにより行われる。
従って、この第2実施形態においても、前記第1実施形態の場合と同様に、エアクリーナの使用時には旋回流がダストカップ18内に流入するのを抑制することができるとともに、蓋体21を取り外せば、ダストカップ18内に収集された大きな異物等を容易に除去することができる。
さらに、この第2実施形態においては、前記第1実施形態に記載の効果に加えて、以下の効果を発揮する。
・ ダストカップ18の開口部19に対する蓋体21の閉鎖構成が保持突起31と保持孔32との凹凸の関係であるため、蓋体21の開閉をワンタッチで簡単に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第3実施形態においては、図6及び図7に示すように、平面円形状の蓋体21がヒンジ33を介してケーシング本体11の底部に上下方向へ回動可能に支持され、この蓋体21の回動によりダストカップ18の開口部19が開閉されるようになっている。また、ヒンジ33は蓋体21に対して、領域Tにおける旋回流の旋回方向の上流側に位置するように構成され、蓋体21が旋回流によってヒンジ33を中心に開放回動されるのが防止されるようになっている。そして、開口部19の周縁と蓋体21の開放端部との間には、前記第2実施形態とほぼ同様の保持突起31及び保持孔32が形成され、この保持突起31と保持孔32との係合により、蓋体21が開口部19の閉鎖位置に保持されるようになっている。
従って、この第3実施形態においても、前記第1実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、この第3実施形態では、前記第1,第2実施形態の効果に加えて以下の効果を発揮する。
・ 蓋体21をヒンジ33にてケーシング本体11に対して連結状態で回動させることにより、ダストカップ18の開口部19を開閉させることができるため、ダストカップ18からの異物の除去等に際して蓋体21を紛失するおそれはない。
・ 蓋体21のヒンジ33が同蓋体21に対して旋回流の旋回方向の上流側に位置するように構成されているため、蓋体21が旋回流によってヒンジ33を中心に開放回動されることはなく、閉鎖状態を保持することができる。従って、蓋体21の開放によるダストの巻き上げ等を未然の防止できる。
(第4実施形態)
次に、この発明の第4実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第4実施形態においては、図8及び図9に示すように、蓋体21の上面に摘み部24が突設され、開口部19に対する蓋体21の装着状態で、この摘み部24がフィルタエレメント14の下端板14bに当接される。これにより、蓋体21が摘み部24を介して、上方からフィルタエレメント14により押し付け保持されるようになっている。
従って、この第4実施形態においても、前記第1実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
さらに、この第4実施形態では、以下の効果を発揮する。
・ 蓋体21がダストカップ18の上面開口部19に対する装着状態で、摘み部24を介してフィルタエレメント14により上方から押えられるため、蓋体21を装着状態に保持するためのネジ等の保持構造を設ける必要がない。よって、構造が簡単であるとともに、蓋体を装着状態に確実に保持することができる。
(第5実施形態)
次に、この発明の第5実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第5実施形態においては、図10に示すように、フィルタエレメント14の下端板14bが前記第1〜第4実施形態の円環状から円板状に変更して構成されている。そして、そのフィルタエレメント14の下端板14bをケーシング本体11の底部に直接接合させている。従って、この第5実施形態においては、フィルタエレメント14の下端板14bが同フィルタエレメント14の中心部空間を下側から塞ぐため、下側のシールリング15を省略することができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記各実施形態の構成を適宜に組み合わせること。例えば、前記第3実施形態において、保持突起31と保持孔32との係合による保持構成に代えて、第4実施形態の構成、すなわち摘み部24をフィルタエレメント14により上方から押し付ける保持構成を採用すること。
・ この発明をエンジンの吸気系とは別のエア系統、例えばエアモータの集塵器において具体化すること。
第1実施形態のエアクリーナを示す断面図。 図1のエアクリーナのケーシングを示す斜視図。 図2の3−3線における部分拡大断面図。 第2実施形態のエアクリーナのケーシングを示す斜視図。 図4の5−5線における部分拡大断面図。 第3実施形態のエアクリーナのケーシングを示す平面図。 図6の7−7線における部分拡大断面図。 第4実施形態のエアクリーナのケーシングを示す平面図。 図8の9−9線における部分拡大断面図。 第5実施形態のエアクリーナを示す断面図。
符号の説明
10…ケーシング、12…カバー、14…フィルタエレメント、16…エア流入口、17…エア流出口、18…ダストカップ、19…開口部、21…蓋体、23…ダスト通過孔、24…摘み部、27…排塵弁、33…ヒンジ、T…領域。

Claims (5)

  1. ケーシングをその内部に吸引されたエアが円筒状のフィルタエレメントの周囲の領域で旋回流となるように構成し、その旋回流によってダストを分離した後に、エアをフィルタエレメントにより濾過し、分離された前記ダストをケーシングの底部に設けられたダストカップ内に収集するようにしたエアクリーナにおいて、
    前記ダストカップの上面開口部には、旋回流の領域に配置されるダスト通過孔を備えた蓋体を開閉可能に設けたことを特徴とするエアクリーナ。
  2. 前記ダストカップの底部には、振動により開閉されて、ダストカップ内のダストを外部に排出させるための排塵弁を設けたことを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ。
  3. 前記蓋体は、上方からフィルタエレメントにより押さえられて、前記上面開口部を閉鎖状態に維持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアクリーナ。
  4. 前記蓋体は、その上面に開閉用の摘み部を有し、その摘み部を介して上方からフィルタエレメントにより押さえられることを特徴とする請求項3に記載のエアクリーナ。
  5. 前記蓋体は、ケーシング底部にヒンジを介して上下方向へ回動可能に支持され、ヒンジ側が旋回流の旋回方向上流側に位置することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項に記載のエアクリーナ。
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