JPH08128366A - エアクリ−ナ - Google Patents
エアクリ−ナInfo
- Publication number
- JPH08128366A JPH08128366A JP29232394A JP29232394A JPH08128366A JP H08128366 A JPH08128366 A JP H08128366A JP 29232394 A JP29232394 A JP 29232394A JP 29232394 A JP29232394 A JP 29232394A JP H08128366 A JPH08128366 A JP H08128366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- ribs
- air
- filter element
- inflow opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 円筒状ケーシングの側壁の流入開口に接線方
向の空気流入管を取付け、旋回流とするエアクリーナに
おいて、流入開口の旋回方向後側近傍の側壁内面に軸方
向のリブを設け、リブ下方で旋回方向の上流側の位置に
ダスト排気口を設けて、サイクロン作用によるダスト分
離と、その排出を効率よく行い、フィルタエレメントの
寿命を延長する。 【構成】 エアクリーナ1のケーシング2に設けた流入
開口7に空気流入管8を接線方向に取付け、流入開口7
の旋回流10に対する後側近傍にリブ11を設ける。旋
回流10は旋回してリブ11によりさらに下向方向へ偏
向し衝突しダストを分離する。分離されたダストはリブ
11に沿って落下し、ダスト排出口12に集められる。
このようにしてフィルタエレメントへの流入前にダスト
を減らしフィルタエレメントの寿命を延長する。
向の空気流入管を取付け、旋回流とするエアクリーナに
おいて、流入開口の旋回方向後側近傍の側壁内面に軸方
向のリブを設け、リブ下方で旋回方向の上流側の位置に
ダスト排気口を設けて、サイクロン作用によるダスト分
離と、その排出を効率よく行い、フィルタエレメントの
寿命を延長する。 【構成】 エアクリーナ1のケーシング2に設けた流入
開口7に空気流入管8を接線方向に取付け、流入開口7
の旋回流10に対する後側近傍にリブ11を設ける。旋
回流10は旋回してリブ11によりさらに下向方向へ偏
向し衝突しダストを分離する。分離されたダストはリブ
11に沿って落下し、ダスト排出口12に集められる。
このようにしてフィルタエレメントへの流入前にダスト
を減らしフィルタエレメントの寿命を延長する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内燃機関の吸気用など
に用いられるエアクリーナに関する。
に用いられるエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来内燃機関の吸気系その他に用いられ
るエアクリーナには、フィルタエレメントを収納した円
筒状のケーシングの側壁に接線方向の空気流入管を取付
け、流入空気をケーシング側壁に沿った旋回流として流
入させるものがある。
るエアクリーナには、フィルタエレメントを収納した円
筒状のケーシングの側壁に接線方向の空気流入管を取付
け、流入空気をケーシング側壁に沿った旋回流として流
入させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来の
このようなエアクリーナは、空気流入管が対面する位置
においてフィルタエレメント外面を一周して囲うエアガ
イドを取付け(図1、図2の符号9)流入空気の旋回を
促進するとともに、空気流入管が対面する位置に集中し
て空気流がフィルタエレメントを通過しようとする傾向
を避けている。
このようなエアクリーナは、空気流入管が対面する位置
においてフィルタエレメント外面を一周して囲うエアガ
イドを取付け(図1、図2の符号9)流入空気の旋回を
促進するとともに、空気流入管が対面する位置に集中し
て空気流がフィルタエレメントを通過しようとする傾向
を避けている。
【0004】しかし、旋回流からフィルタエレメントへ
流入する前にダストを分離するという役割はエアガイド
に期待することはできず、フィルタエレメントへ流入す
るダスト量を事前に減少させる効果は少ないから、この
点でのフィルタエレメントの寿命延長へはあまり役立っ
ていない。
流入する前にダストを分離するという役割はエアガイド
に期待することはできず、フィルタエレメントへ流入す
るダスト量を事前に減少させる効果は少ないから、この
点でのフィルタエレメントの寿命延長へはあまり役立っ
ていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は円筒状ケーシ
ングの側壁上方寄りに流入開口を設けて接線方向の空気
流入管を取付けたエアクリーナにおいて、ケーシングの
流入開口の、流入空気の旋回方向の後側近傍に、ケーシ
ング軸方向のリブを設け、リブの下方で旋回方向上流側
となる位置に、ダスト排出口を設けるものである。
ングの側壁上方寄りに流入開口を設けて接線方向の空気
流入管を取付けたエアクリーナにおいて、ケーシングの
流入開口の、流入空気の旋回方向の後側近傍に、ケーシ
ング軸方向のリブを設け、リブの下方で旋回方向上流側
となる位置に、ダスト排出口を設けるものである。
【0006】
【作用】空気流入管から接線方向に流入した空気は、遠
心力によりケーシング側壁内面に沿った旋回流となる。
旋回流はケーシングの流入開口から螺線状に下向しなが
ら旋回する。下向する旋回流に対しリブは流れをさらに
下方向けに偏向させる向きをなしているから、流向流は
下向が促進される。この偏向によって、旋回流中のダス
トは分離されリブに沿って下方へ落下する。従ってダス
ト排出口のダスト捕集効率も向上する。このようなリブ
によるダスト分離作用は質量の大な粗大ダストに対して
特に顕著である。
心力によりケーシング側壁内面に沿った旋回流となる。
旋回流はケーシングの流入開口から螺線状に下向しなが
ら旋回する。下向する旋回流に対しリブは流れをさらに
下方向けに偏向させる向きをなしているから、流向流は
下向が促進される。この偏向によって、旋回流中のダス
トは分離されリブに沿って下方へ落下する。従ってダス
ト排出口のダスト捕集効率も向上する。このようなリブ
によるダスト分離作用は質量の大な粗大ダストに対して
特に顕著である。
【0007】
【実施例】図1、図2に実施例を示す。エアクリーナ1
は円筒状のケーシング2内に円筒状のフィルタエレメン
ト3を収納したものである。ケーシング2は上ケース4
aと下ケース4bとをクランプ5で固定して形成する。
上ケース4aの上側端面には空気出口6が形成され、側
壁上方には流入開口7が設けられて接線方向に空気流入
管8が取付てある。また上側端面から垂下して円筒状に
エアガイド9が設けられて、フィルタエレメント3の外
面に近接して取り巻いている。エアガイド9の垂下長さ
は、ほぼ流入開口7の下端の位置まで達するようになっ
ている。
は円筒状のケーシング2内に円筒状のフィルタエレメン
ト3を収納したものである。ケーシング2は上ケース4
aと下ケース4bとをクランプ5で固定して形成する。
上ケース4aの上側端面には空気出口6が形成され、側
壁上方には流入開口7が設けられて接線方向に空気流入
管8が取付てある。また上側端面から垂下して円筒状に
エアガイド9が設けられて、フィルタエレメント3の外
面に近接して取り巻いている。エアガイド9の垂下長さ
は、ほぼ流入開口7の下端の位置まで達するようになっ
ている。
【0008】流入した空気は旋回流10となるが、流入
開口7において旋回流10の後方となる付近の側壁内側
にリブ11が軸方向に設けられる。リブ11は上ケース
4a、下ケース4bにそれぞれ設けられる。リブ11の
下方で旋回流10の上流側となる位置において、下ケー
ス4bの端面壁にダスト排出口12が穿設され、ダスト
排出口12に、弾性的に開閉する排出孔14を先端に設
けたダスト集積装置13を取付ける。
開口7において旋回流10の後方となる付近の側壁内側
にリブ11が軸方向に設けられる。リブ11は上ケース
4a、下ケース4bにそれぞれ設けられる。リブ11の
下方で旋回流10の上流側となる位置において、下ケー
ス4bの端面壁にダスト排出口12が穿設され、ダスト
排出口12に、弾性的に開閉する排出孔14を先端に設
けたダスト集積装置13を取付ける。
【0009】ダストを含んだ空気は空気流入管8から入
り、流入開口7からケーシング2内に入るとき旋回流1
0となり螺線状に下向する。ケーシング2の側壁内面に
近接して進行している空気流は、リブ11案内されて更
に下向方向へ偏向する。その際ダストは旋回空気と共に
下方に向かいあるいはリブ11に衝突して分離して落下
する。このダストはダスト排出孔12近傍に集中し大部
分はダスト排出口12からダスト集積装置13内へ収容
され、排出孔14から外部へ放出される。このダスト分
離作用は、質量が大で遠心力がよく働らく粗大ダストに
対し顕著である。リブ11はその頂部とエアガイド9あ
るいはフィルタエレメント3の外面との間の環状通路
を、著しく狭めるものではなく、空気流の乗越えを困難
にするほどではないから空気流に対する抵抗増加は実用
上無視できる程度である。
り、流入開口7からケーシング2内に入るとき旋回流1
0となり螺線状に下向する。ケーシング2の側壁内面に
近接して進行している空気流は、リブ11案内されて更
に下向方向へ偏向する。その際ダストは旋回空気と共に
下方に向かいあるいはリブ11に衝突して分離して落下
する。このダストはダスト排出孔12近傍に集中し大部
分はダスト排出口12からダスト集積装置13内へ収容
され、排出孔14から外部へ放出される。このダスト分
離作用は、質量が大で遠心力がよく働らく粗大ダストに
対し顕著である。リブ11はその頂部とエアガイド9あ
るいはフィルタエレメント3の外面との間の環状通路
を、著しく狭めるものではなく、空気流の乗越えを困難
にするほどではないから空気流に対する抵抗増加は実用
上無視できる程度である。
【0010】
【発明の効果】上記の例のように旋回流を生ぜしめるケ
ーシングの側壁内面にリブを設けることにより、サイク
ロン作用中のダスト分離作用を向上させたので、フィル
タエレメントへ持ち込まれるダスト量が減り、フィルタ
エレメントの交換寿命を延長することができる。
ーシングの側壁内面にリブを設けることにより、サイク
ロン作用中のダスト分離作用を向上させたので、フィル
タエレメントへ持ち込まれるダスト量が減り、フィルタ
エレメントの交換寿命を延長することができる。
【図1】実施例の縦断面図(図2のA−A線)。
【図2】実施例の横断面図(図1のB−B線)。
2 ケーシング 3 フィルタエレメント 7 流入開口 11 リブ 12 ダスト排出口
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状のフィルタエレメントを収納した
円筒状のケーシングの上方の端面に空気出口を設けると
ともに、ケーシングの側壁上方寄りに流入開口を設けて
空気流入管を接線方向に取付け、流入空気を旋回流とし
て取り入れるようにしたエアクリーナにおいて、流入開
口の旋回方向後側近傍の側壁内面に軸方向のリブを設
け、リブ下方で旋回方向の上流側の位置のケーシング端
面にダスト排出口を設けてなるエアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29232394A JPH08128366A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | エアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29232394A JPH08128366A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | エアクリ−ナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128366A true JPH08128366A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17780300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29232394A Pending JPH08128366A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | エアクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08128366A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241996A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
KR100767534B1 (ko) * | 2006-07-03 | 2007-10-17 | 현대자동차주식회사 | 상용차량의 에어크리너 |
JP2008082324A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-04-10 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
JP2008163906A (ja) * | 2006-12-29 | 2008-07-17 | Orion Mach Co Ltd | 気体清浄器及びポンプ装置 |
JP2009545430A (ja) * | 2006-08-03 | 2009-12-24 | マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 円筒状空気フィルタエレメント用のフィルタハウジング |
KR101072090B1 (ko) * | 2005-08-19 | 2011-10-10 | 현대자동차주식회사 | 차량의 에어클리너 |
JP2011245442A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Toyota Boshoku Corp | 濾過装置 |
CN108273344A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-13 | 张世红 | 一种集成型有机废气处理装置 |
WO2018147212A1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | ヤマシンフィルタ株式会社 | フィルタ装置 |
KR20190032060A (ko) * | 2017-09-19 | 2019-03-27 | 현대자동차주식회사 | 차량용 에어클리너 및 이의 조립방법 |
JP2019097872A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 株式会社マキタ | サイクロンユニット |
CN117959848A (zh) * | 2024-03-29 | 2024-05-03 | 河南迅博机械有限公司 | 一种主动分离空气过滤系统 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP29232394A patent/JPH08128366A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241996A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
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JP4732328B2 (ja) * | 2006-12-29 | 2011-07-27 | オリオン機械株式会社 | 気体清浄器及びポンプ装置 |
JP2011245442A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Toyota Boshoku Corp | 濾過装置 |
WO2018147212A1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | ヤマシンフィルタ株式会社 | フィルタ装置 |
JP2018130650A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | ヤマシンフィルタ株式会社 | フィルタ装置 |
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JP2019097872A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 株式会社マキタ | サイクロンユニット |
US11039721B2 (en) | 2017-12-01 | 2021-06-22 | Makita Corporation | Cyclone unit |
CN108273344A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-13 | 张世红 | 一种集成型有机废气处理装置 |
CN117959848A (zh) * | 2024-03-29 | 2024-05-03 | 河南迅博机械有限公司 | 一种主动分离空气过滤系统 |
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