JP2003120444A - サイクロン式エアクリーナ - Google Patents
サイクロン式エアクリーナInfo
- Publication number
- JP2003120444A JP2003120444A JP2001318897A JP2001318897A JP2003120444A JP 2003120444 A JP2003120444 A JP 2003120444A JP 2001318897 A JP2001318897 A JP 2001318897A JP 2001318897 A JP2001318897 A JP 2001318897A JP 2003120444 A JP2003120444 A JP 2003120444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- cap
- cylindrical
- space
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来と比べてより高い集塵効果が得られるサ
イクロン式エアクリーナを提供する。 【解決手段】 円筒状のフィルタエレメントと、フィル
タエレメントを受容保持する、一端に開口を有する有底
円筒状の受容空間を有したケース1と、開口を覆ってケ
ース1に取り付けられる円筒状のキャップ3と、キャッ
プ3の内部に取り付けられ、キャップ3の内周面との間
に円筒リング状空間を形成する円筒状のダストカバー1
4とを備えたサイクロン式エアクリーナにおいて、ダス
トカバー14にダストカバー14の外周よりさらに外側
に拡がってキャップ3の内周面と接するフランジ部14
aが一体に設けられ、そのフランジ部14aに、フラン
ジ部14aの外周に沿って切り欠かれた入口用切欠14
bを設けるとともに、フランジ部14aの外周部を残し
て開口された出口用穴14cを設ける。
イクロン式エアクリーナを提供する。 【解決手段】 円筒状のフィルタエレメントと、フィル
タエレメントを受容保持する、一端に開口を有する有底
円筒状の受容空間を有したケース1と、開口を覆ってケ
ース1に取り付けられる円筒状のキャップ3と、キャッ
プ3の内部に取り付けられ、キャップ3の内周面との間
に円筒リング状空間を形成する円筒状のダストカバー1
4とを備えたサイクロン式エアクリーナにおいて、ダス
トカバー14にダストカバー14の外周よりさらに外側
に拡がってキャップ3の内周面と接するフランジ部14
aが一体に設けられ、そのフランジ部14aに、フラン
ジ部14aの外周に沿って切り欠かれた入口用切欠14
bを設けるとともに、フランジ部14aの外周部を残し
て開口された出口用穴14cを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン等に用い
られ、その吸入空気中の塵埃を除去するフィルタエレメ
ントを有したエアクリーナに関し、さらに詳しくは、サ
イクロン方式を採用したエアクリーナに関する。
られ、その吸入空気中の塵埃を除去するフィルタエレメ
ントを有したエアクリーナに関し、さらに詳しくは、サ
イクロン方式を採用したエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンを多塵地域等で用いる
場合の対策として、フィルタエレメントによる吸入空気
中の塵埃の除去前に、塵埃を有した空気を旋回させ、こ
の旋回による遠心力を利用して比較的質量の大きな塵埃
を予め除去した後、フィルタエレメントによる塵埃の除
去を行わせるようにしたサイクロン式エアクリーナを用
いることは従来から知られている。
場合の対策として、フィルタエレメントによる吸入空気
中の塵埃の除去前に、塵埃を有した空気を旋回させ、こ
の旋回による遠心力を利用して比較的質量の大きな塵埃
を予め除去した後、フィルタエレメントによる塵埃の除
去を行わせるようにしたサイクロン式エアクリーナを用
いることは従来から知られている。
【0003】サイクロン式エアクリーナには、円筒状の
内周面により囲まれた受容空間を有した円筒状のケース
と、この受容空間内に挿入保持されたフィルタエレメン
トと、ケースの開口した端部を覆ってケースに取り付け
られる円筒状のキャップと、キャップの内部に取り付け
られた円筒状のダストカバーとから構成されるものがあ
る。ダストカバーには、ダストカバーの外周よりさらに
外側に拡がってキャップの内周面と接するフランジ部が
一体に設けられ、それにより、ダストカバーの外周面と
キャップの内周面との間に閉塞した円筒リング状の塵埃
捕獲空間が形成される。また、フランジ部にはその内周
と外周との間に形成された内外周面上1箇所に塵埃導入
用の導入穴が形成されている。このような構成のサイク
ロン式エアクリーナによれば、入口通路からケース内に
導入された空気が旋回する際の遠心力により、比較的質
量の大きな塵埃は外方に放り出されてケースの内周面に
沿ってダストカバーの方へと流され、フランジ部に形成
された導入穴を通って塵埃捕獲空間に入り込む。このよ
うにして入口通路から取り入れられた空気中の比較的質
量の大きな塵埃が除去された後、フィルタエレメントを
通過して空気中の塵埃が除去され、清浄化された空気が
出口通路を通ってエンジンに供給される。
内周面により囲まれた受容空間を有した円筒状のケース
と、この受容空間内に挿入保持されたフィルタエレメン
トと、ケースの開口した端部を覆ってケースに取り付け
られる円筒状のキャップと、キャップの内部に取り付け
られた円筒状のダストカバーとから構成されるものがあ
る。ダストカバーには、ダストカバーの外周よりさらに
外側に拡がってキャップの内周面と接するフランジ部が
一体に設けられ、それにより、ダストカバーの外周面と
キャップの内周面との間に閉塞した円筒リング状の塵埃
捕獲空間が形成される。また、フランジ部にはその内周
と外周との間に形成された内外周面上1箇所に塵埃導入
用の導入穴が形成されている。このような構成のサイク
ロン式エアクリーナによれば、入口通路からケース内に
導入された空気が旋回する際の遠心力により、比較的質
量の大きな塵埃は外方に放り出されてケースの内周面に
沿ってダストカバーの方へと流され、フランジ部に形成
された導入穴を通って塵埃捕獲空間に入り込む。このよ
うにして入口通路から取り入れられた空気中の比較的質
量の大きな塵埃が除去された後、フィルタエレメントを
通過して空気中の塵埃が除去され、清浄化された空気が
出口通路を通ってエンジンに供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラン
ジ部に形成された導入穴はフランジ部の外周部を残して
開口されているため、ケースの内周面に沿って流れてき
た比較的質量の大きな塵埃の多くがフランジ部の外周部
と衝突して塵埃捕獲空間に入り込むことができず、充分
な集塵効果を得ることができないという問題があった。
また、導入穴はフランジ部の内外周面上1箇所にのみ開
口されているため、ケース内で旋回する空気が塵埃捕獲
空間に入りにくく、充分な集塵効果を得ることができな
いという問題があった。
ジ部に形成された導入穴はフランジ部の外周部を残して
開口されているため、ケースの内周面に沿って流れてき
た比較的質量の大きな塵埃の多くがフランジ部の外周部
と衝突して塵埃捕獲空間に入り込むことができず、充分
な集塵効果を得ることができないという問題があった。
また、導入穴はフランジ部の内外周面上1箇所にのみ開
口されているため、ケース内で旋回する空気が塵埃捕獲
空間に入りにくく、充分な集塵効果を得ることができな
いという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、従来と比べてより高い集塵効果が得られ
るサイクロン式エアクリーナを提供することを目的とす
る。
たものであり、従来と比べてより高い集塵効果が得られ
るサイクロン式エアクリーナを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、円筒状のフィルタエレメント
と、一端に開口を有する有底円筒状の受容空間を備え
て、その受容空間内にフィルタエレメントを受容保持
し、受容空間内に旋回空気流を生じさせる位置にエア入
口通路が設けられるとともに、フィルタエレメントを通
過して清浄化された空気を排出させるエア出口通路が設
けられたケースと、開口を覆ってケースに取り付けられ
る円筒状のキャップと、キャップの内部に取り付けら
れ、キャップの内周面との間に円筒リング状空間を形成
する円筒状のダストカバーとを備えたサイクロン式エア
クリーナにおいて、ダストカバーにダストカバーの外周
よりさらに外側に拡がってキャップの内周面と接するフ
ランジ部が一体に設けられ、そのフランジ部に、フラン
ジ部の外周に沿って切り欠かれた入口用切欠を有すると
ともに、フランジ部の外周部を残して開口された出口用
穴を有し、エア入口通路から導入された空気中に含まれ
る塵埃を、入口用切欠から円筒リング状空間内に導入し
て捕獲するするように構成される。すなわち、円筒リン
グ状空間を塵埃捕獲空間として用いる。
め、本発明においては、円筒状のフィルタエレメント
と、一端に開口を有する有底円筒状の受容空間を備え
て、その受容空間内にフィルタエレメントを受容保持
し、受容空間内に旋回空気流を生じさせる位置にエア入
口通路が設けられるとともに、フィルタエレメントを通
過して清浄化された空気を排出させるエア出口通路が設
けられたケースと、開口を覆ってケースに取り付けられ
る円筒状のキャップと、キャップの内部に取り付けら
れ、キャップの内周面との間に円筒リング状空間を形成
する円筒状のダストカバーとを備えたサイクロン式エア
クリーナにおいて、ダストカバーにダストカバーの外周
よりさらに外側に拡がってキャップの内周面と接するフ
ランジ部が一体に設けられ、そのフランジ部に、フラン
ジ部の外周に沿って切り欠かれた入口用切欠を有すると
ともに、フランジ部の外周部を残して開口された出口用
穴を有し、エア入口通路から導入された空気中に含まれ
る塵埃を、入口用切欠から円筒リング状空間内に導入し
て捕獲するするように構成される。すなわち、円筒リン
グ状空間を塵埃捕獲空間として用いる。
【0007】このような構成によれば、入口用切欠を通
って塵埃捕獲空間(円筒リング状空間)に入り込んだ空
気が、出口用穴を通り抜けてケース内へ戻ることによ
り、塵埃捕獲空間に流れ込む空気量が増加する。すなわ
ち、塵埃捕獲空間に流れ込む塵埃の量が増加する。そし
て、入口用切欠はフランジ部の外周が切り欠かれて形成
されているため、ケースの内周面に沿って流れてきた比
較的質量の大きな塵埃は、フランジ部の外周部と衝突す
ることなく入口用切欠を通って塵埃捕獲空間に入り込む
ことができる。さらに、このようにして円筒リング状の
塵埃捕獲空間に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、
塵埃捕獲空間内を空気が旋回する際の遠心力により外方
に放り出されて塵埃捕獲空間の外周面に沿って流れる。
そして、フランジ部の外周部を残して開口された出口用
穴ではフランジ部の外周部と衝突してケース内へ戻るこ
とができないため、比較的質量の大きな塵埃は塵埃捕獲
空間にとどまったままでいる。そのため、従来のサイク
ロン式エアクリーナと比べてより高い集塵効果を得るこ
とができる。
って塵埃捕獲空間(円筒リング状空間)に入り込んだ空
気が、出口用穴を通り抜けてケース内へ戻ることによ
り、塵埃捕獲空間に流れ込む空気量が増加する。すなわ
ち、塵埃捕獲空間に流れ込む塵埃の量が増加する。そし
て、入口用切欠はフランジ部の外周が切り欠かれて形成
されているため、ケースの内周面に沿って流れてきた比
較的質量の大きな塵埃は、フランジ部の外周部と衝突す
ることなく入口用切欠を通って塵埃捕獲空間に入り込む
ことができる。さらに、このようにして円筒リング状の
塵埃捕獲空間に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、
塵埃捕獲空間内を空気が旋回する際の遠心力により外方
に放り出されて塵埃捕獲空間の外周面に沿って流れる。
そして、フランジ部の外周部を残して開口された出口用
穴ではフランジ部の外周部と衝突してケース内へ戻るこ
とができないため、比較的質量の大きな塵埃は塵埃捕獲
空間にとどまったままでいる。そのため、従来のサイク
ロン式エアクリーナと比べてより高い集塵効果を得るこ
とができる。
【0008】また、塵埃捕獲空間(円筒リング状空間)
に溜まったダストを外部に排出させるためのアンローダ
バルブは、塵埃捕獲空間の接線方向に伸びてキャップを
貫通して形成された排出通路の端部に取り付けられるこ
とが好ましい。このようにすれば、塵埃捕獲空間の外周
面に沿って流れる比較的質量の大きな塵埃が、その遠心
力により排出通路に放り出され、排出通路の内壁と衝突
してそのまま排出通路にとどまるため、より高い集塵効
果を得ることができる。
に溜まったダストを外部に排出させるためのアンローダ
バルブは、塵埃捕獲空間の接線方向に伸びてキャップを
貫通して形成された排出通路の端部に取り付けられるこ
とが好ましい。このようにすれば、塵埃捕獲空間の外周
面に沿って流れる比較的質量の大きな塵埃が、その遠心
力により排出通路に放り出され、排出通路の内壁と衝突
してそのまま排出通路にとどまるため、より高い集塵効
果を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図1に示すように、
本発明に係るサイクロン式エアクリーナは、一端に開口
を有する有底円筒状の受容空間1aを有したケース1
と、この受容空間1a内に挿入保持されたフィルタエレ
メント2と、受容空間1aの開口を覆ってケース1に取
り付けられる円筒状のキャップ3とから構成される。ま
ず、ケース1は、図1における左端内面、すなわち底面
中央から外方(左方)へ突出した出口ポート管部4を有
し、さらに底面中央から内部(右方)へ突出したガイド
管部5を有しており、出口ポート管部4およびガイド管
部5によってケース1の内部から外部へと連通するエア
出口通路21が形成されている。そして、ケース1は、
図2にも示すように、ケース1の円筒状受容空間1aの
接線方向に伸びて外方へ突出した入口ポート管部6を有
し、この入口ポート管部6内に、ケース1の外部から内
部へと連通するエア入口通路22が形成されている。さ
らに、ケース1をエンジン等に取り付けるための取り付
けブラケット7が一体に形成されている。
ましい実施形態について説明する。図1に示すように、
本発明に係るサイクロン式エアクリーナは、一端に開口
を有する有底円筒状の受容空間1aを有したケース1
と、この受容空間1a内に挿入保持されたフィルタエレ
メント2と、受容空間1aの開口を覆ってケース1に取
り付けられる円筒状のキャップ3とから構成される。ま
ず、ケース1は、図1における左端内面、すなわち底面
中央から外方(左方)へ突出した出口ポート管部4を有
し、さらに底面中央から内部(右方)へ突出したガイド
管部5を有しており、出口ポート管部4およびガイド管
部5によってケース1の内部から外部へと連通するエア
出口通路21が形成されている。そして、ケース1は、
図2にも示すように、ケース1の円筒状受容空間1aの
接線方向に伸びて外方へ突出した入口ポート管部6を有
し、この入口ポート管部6内に、ケース1の外部から内
部へと連通するエア入口通路22が形成されている。さ
らに、ケース1をエンジン等に取り付けるための取り付
けブラケット7が一体に形成されている。
【0010】キャップ3は、図3にも示すように、ケー
ス1の受容空間1aの端部開口を覆って、クランプ部材
8によりケース1の右端部に取り付けられる。この取り
付けのため、ケース1の受けフランジ1bとキャップ3
の取付フランジ3aにはインローガイドとシールが設け
られている。また、キャップ3の下部には、キャップ3
の外周面から垂直に外方へ突出する排出ポート管部9を
有しており、この排出ポート管部9内に、キャップ3の
内部から外部へと連通する排出通路23が形成されてい
る。さらに、排出ポート管部9の先端にはアンローダバ
ルブ10が取り付けられている。なお、キャップ3の内
側底面(すなわち図1における右内端面には、円筒状の
ダストカバー14が溶着接合されており、キャップ3の
内周面とダストカバー14の外周面との間に円筒リング
状空間の塵埃捕獲空間24が形成されている。
ス1の受容空間1aの端部開口を覆って、クランプ部材
8によりケース1の右端部に取り付けられる。この取り
付けのため、ケース1の受けフランジ1bとキャップ3
の取付フランジ3aにはインローガイドとシールが設け
られている。また、キャップ3の下部には、キャップ3
の外周面から垂直に外方へ突出する排出ポート管部9を
有しており、この排出ポート管部9内に、キャップ3の
内部から外部へと連通する排出通路23が形成されてい
る。さらに、排出ポート管部9の先端にはアンローダバ
ルブ10が取り付けられている。なお、キャップ3の内
側底面(すなわち図1における右内端面には、円筒状の
ダストカバー14が溶着接合されており、キャップ3の
内周面とダストカバー14の外周面との間に円筒リング
状空間の塵埃捕獲空間24が形成されている。
【0011】フィルタエレメント2は、多数の小孔を有
するパンチメタル板材から作られた筒状のインナーチュ
ーブ11と、このインナーチューブ11の外周を囲むよ
うにして配設された、図3に示すような蛇腹状に屈曲し
た濾紙12と、インナーチューブ11および濾紙12の
両端を保持する左側エンドキャップ13および右側エン
ドキャップ16とから構成される。左側エンドキャップ
13にはその中央部に円孔が形成されており、フィルタ
エレメント2をケース1内に挿入したときには、この円
孔内にガイド管部5が突出するようになっている。な
お、左側エンドキャップ13の左側面にはリング状の左
側ガスケット15が取り付けられており、フィルタエレ
メント2がケース1内に挿入保持された状態で、左側ガ
スケット15がケース1内の左端面(底面)に当接す
る。また、右側エンドキャップ16は、キャップ3がケ
ース1の右端部に取り付けられた状態でダストカバー1
4右端面(底面)に当接する。このようにして、キャッ
プ3により覆われたケース1の受容空間1a内にフィル
タエレメント2が挿入保持されている。
するパンチメタル板材から作られた筒状のインナーチュ
ーブ11と、このインナーチューブ11の外周を囲むよ
うにして配設された、図3に示すような蛇腹状に屈曲し
た濾紙12と、インナーチューブ11および濾紙12の
両端を保持する左側エンドキャップ13および右側エン
ドキャップ16とから構成される。左側エンドキャップ
13にはその中央部に円孔が形成されており、フィルタ
エレメント2をケース1内に挿入したときには、この円
孔内にガイド管部5が突出するようになっている。な
お、左側エンドキャップ13の左側面にはリング状の左
側ガスケット15が取り付けられており、フィルタエレ
メント2がケース1内に挿入保持された状態で、左側ガ
スケット15がケース1内の左端面(底面)に当接す
る。また、右側エンドキャップ16は、キャップ3がケ
ース1の右端部に取り付けられた状態でダストカバー1
4右端面(底面)に当接する。このようにして、キャッ
プ3により覆われたケース1の受容空間1a内にフィル
タエレメント2が挿入保持されている。
【0012】さて、ダストカバー14には、ダストカバ
ー14の外周よりさらに外側に拡がってキャップ3の内
周面と接するフランジ部14aが一体に設けられる。こ
れにより、キャップ3の内周面とダストカバー14の外
周面との間に囲まれた、閉塞した円筒リング状空間であ
る塵埃捕獲空間24が形成される。なお、図4に示すよ
うに、フランジ部14aには、フランジ部14aの外周
に沿って切り欠かれた入口用切欠14bと、フランジ部
14aの外周部を残して開口された出口用穴14cが形
成されている。
ー14の外周よりさらに外側に拡がってキャップ3の内
周面と接するフランジ部14aが一体に設けられる。こ
れにより、キャップ3の内周面とダストカバー14の外
周面との間に囲まれた、閉塞した円筒リング状空間であ
る塵埃捕獲空間24が形成される。なお、図4に示すよ
うに、フランジ部14aには、フランジ部14aの外周
に沿って切り欠かれた入口用切欠14bと、フランジ部
14aの外周部を残して開口された出口用穴14cが形
成されている。
【0013】以上のように構成されたサイクロン式エア
クリーナによる塵埃の除去について説明する。このサイ
クロン式エアクリーナは、エンジン(図示せず)の吸気
ポート側に取り付けられるものであり、その入口ポート
管部6は大気に開口し、出口ポート管部4はエンジンの
吸気マニホールドに接続される。このため、エンジンの
運転中においては、大気中の塵埃を含んだ空気は、入口
ポート管部6のエア入口通路22からエアクリーナ内に
入り、ここで塵埃が捕獲除去された後、出口ポート管部
4のエア出口通路21からエンジンへ供給される。
クリーナによる塵埃の除去について説明する。このサイ
クロン式エアクリーナは、エンジン(図示せず)の吸気
ポート側に取り付けられるものであり、その入口ポート
管部6は大気に開口し、出口ポート管部4はエンジンの
吸気マニホールドに接続される。このため、エンジンの
運転中においては、大気中の塵埃を含んだ空気は、入口
ポート管部6のエア入口通路22からエアクリーナ内に
入り、ここで塵埃が捕獲除去された後、出口ポート管部
4のエア出口通路21からエンジンへ供給される。
【0014】エア入口通路22からケース1の受容空間
1a内に導入される空気は、最初にフィルタエレメント
2の外周面とケース1の内周面とに囲まれた旋回空間2
5に入り込む。このとき、入口通路22がケース1の受
容空間1aの接線方向に伸びて設けられているため、旋
回空間25に入り込んだ空気は、図1の左側から見て時
計回りに旋回しながら右方向に流れる旋回流(渦流)と
なる(矢印A)。この旋回流をなす空気中には塵埃が含
まれており、旋回流による遠心力のため、特に塵埃のう
ち比較的質量の大きなものは外方に放り出されてケース
1の内周面に沿って旋回しながら右方に流され、その右
端において、ダストカバー14のフランジ部14aに形
成された入口用切欠14bから塵埃捕獲空間24内に入
り込む。このとき、入口用切欠14bはフランジ部14
aの外周が切り欠かれて形成されているため、ケース1
の内周面に沿って流れてきた比較的質量の大きな塵埃
は、フランジ部14aの外周部と衝突することなく入口
用切欠14bを通って塵埃捕獲空間24に入り込むこと
ができる。
1a内に導入される空気は、最初にフィルタエレメント
2の外周面とケース1の内周面とに囲まれた旋回空間2
5に入り込む。このとき、入口通路22がケース1の受
容空間1aの接線方向に伸びて設けられているため、旋
回空間25に入り込んだ空気は、図1の左側から見て時
計回りに旋回しながら右方向に流れる旋回流(渦流)と
なる(矢印A)。この旋回流をなす空気中には塵埃が含
まれており、旋回流による遠心力のため、特に塵埃のう
ち比較的質量の大きなものは外方に放り出されてケース
1の内周面に沿って旋回しながら右方に流され、その右
端において、ダストカバー14のフランジ部14aに形
成された入口用切欠14bから塵埃捕獲空間24内に入
り込む。このとき、入口用切欠14bはフランジ部14
aの外周が切り欠かれて形成されているため、ケース1
の内周面に沿って流れてきた比較的質量の大きな塵埃
は、フランジ部14aの外周部と衝突することなく入口
用切欠14bを通って塵埃捕獲空間24に入り込むこと
ができる。
【0015】入口用切欠14bを通って塵埃捕獲空間2
4に入り込んだ空気は、引き続き図1の左側から見て時
計回りに旋回し、出口用穴14cを通り抜けて旋回空間
25へ戻る。よって、旋回空間25から塵埃捕獲空間2
4への空気の流入が滞りなく行われる。一方、塵埃捕獲
空間24に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、塵埃
捕獲空間24内を空気が旋回する際の遠心力により外方
に放り出されて塵埃捕獲空間24の外周面に沿って流れ
る。そして、フランジ部14aの外周部を残して開口さ
れた出口用穴14cではフランジ部14aの外周部と衝
突して旋回空間25へ戻ることができないため、比較的
質量の大きな塵埃は塵埃捕獲空間24にとどまったまま
でいる。
4に入り込んだ空気は、引き続き図1の左側から見て時
計回りに旋回し、出口用穴14cを通り抜けて旋回空間
25へ戻る。よって、旋回空間25から塵埃捕獲空間2
4への空気の流入が滞りなく行われる。一方、塵埃捕獲
空間24に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、塵埃
捕獲空間24内を空気が旋回する際の遠心力により外方
に放り出されて塵埃捕獲空間24の外周面に沿って流れ
る。そして、フランジ部14aの外周部を残して開口さ
れた出口用穴14cではフランジ部14aの外周部と衝
突して旋回空間25へ戻ることができないため、比較的
質量の大きな塵埃は塵埃捕獲空間24にとどまったまま
でいる。
【0016】なお、塵埃捕獲空間24に残った比較的質
量の大きな塵埃は、重力により、塵埃捕獲空間24から
排出通路23を通ってアンローダバルブ10へと移動す
る。アンローダバルブ10は、ゴムを材料として柔軟に
形成されており、通常は、図1の実線で示すように閉止
されている。ところが、本発明に係るサイクロン式エア
クリーナが取り付けられたエンジンが運転されて、空気
の吸入がなされている状態において、エンジンの吸気脈
動により、図1の二点鎖線で示すようにアンローダバル
ブ10が間欠的に開く。これにより、比較的質量の大き
な塵埃はアンローダバルブ10から排出される。
量の大きな塵埃は、重力により、塵埃捕獲空間24から
排出通路23を通ってアンローダバルブ10へと移動す
る。アンローダバルブ10は、ゴムを材料として柔軟に
形成されており、通常は、図1の実線で示すように閉止
されている。ところが、本発明に係るサイクロン式エア
クリーナが取り付けられたエンジンが運転されて、空気
の吸入がなされている状態において、エンジンの吸気脈
動により、図1の二点鎖線で示すようにアンローダバル
ブ10が間欠的に開く。これにより、比較的質量の大き
な塵埃はアンローダバルブ10から排出される。
【0017】このようにして比較的質量の大きい塵埃が
除去された空気は、旋回空間25から濾紙12を通過
し、さらにインナーチューブ11の小孔を通過して、イ
ンナーチューブ11に囲まれたエレメント内部空間26
内に流入する。ここで、濾紙12を通過するときに、こ
の濾紙12により空気中の塵埃が除去されて清浄化され
る。このように清浄化された空気は、エレメント内部空
間26からエア出口通路21を通ってエンジンに供給さ
れる。
除去された空気は、旋回空間25から濾紙12を通過
し、さらにインナーチューブ11の小孔を通過して、イ
ンナーチューブ11に囲まれたエレメント内部空間26
内に流入する。ここで、濾紙12を通過するときに、こ
の濾紙12により空気中の塵埃が除去されて清浄化され
る。このように清浄化された空気は、エレメント内部空
間26からエア出口通路21を通ってエンジンに供給さ
れる。
【0018】以上のようにして、旋回空間25から入口
用切欠14bを通って塵埃捕獲空間24に入り込んだ空
気が、出口用穴14cを通り抜けて旋回空間25へ戻る
ことにより、塵埃捕獲空間24に流れ込む空気量が増加
する。すなわち、塵埃捕獲空間24に流れ込む塵埃の量
が増加する。そして、入口用切欠14bはフランジ部1
4aの外周が切り欠かれて形成されているため、ケース
1の内周面に沿って流れてきた比較的質量の大きな塵埃
は、フランジ部14aの外周部と衝突することなく入口
用切欠14bを通って塵埃捕獲空間24に入り込むこと
ができる。さらに、このようにして円筒リング状の塵埃
捕獲空間24に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、
塵埃捕獲空間24内を空気が旋回する際の遠心力により
外方に放り出されて塵埃捕獲空間24の外周面に沿って
流れる。そして、フランジ部14aの外周部を残して開
口された出口用穴14cではフランジ部14aの外周部
と衝突して旋回空間25へ戻ることができないため、比
較的質量の大きな塵埃は塵埃捕獲空間24にとどまった
ままでいる。そのため、従来のサイクロン式エアクリー
ナと比べてより高い集塵効果を得ることができる。
用切欠14bを通って塵埃捕獲空間24に入り込んだ空
気が、出口用穴14cを通り抜けて旋回空間25へ戻る
ことにより、塵埃捕獲空間24に流れ込む空気量が増加
する。すなわち、塵埃捕獲空間24に流れ込む塵埃の量
が増加する。そして、入口用切欠14bはフランジ部1
4aの外周が切り欠かれて形成されているため、ケース
1の内周面に沿って流れてきた比較的質量の大きな塵埃
は、フランジ部14aの外周部と衝突することなく入口
用切欠14bを通って塵埃捕獲空間24に入り込むこと
ができる。さらに、このようにして円筒リング状の塵埃
捕獲空間24に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、
塵埃捕獲空間24内を空気が旋回する際の遠心力により
外方に放り出されて塵埃捕獲空間24の外周面に沿って
流れる。そして、フランジ部14aの外周部を残して開
口された出口用穴14cではフランジ部14aの外周部
と衝突して旋回空間25へ戻ることができないため、比
較的質量の大きな塵埃は塵埃捕獲空間24にとどまった
ままでいる。そのため、従来のサイクロン式エアクリー
ナと比べてより高い集塵効果を得ることができる。
【0019】なお、排出ポート管部9は、キャップ3の
外周面から垂直に外方へ突出して設けられているが、本
発明はこれに限られるものではなく、図5のように、塵
埃捕獲空間の接線方向に伸びて設けられてもよい。この
ようにすれば、塵埃捕獲空間の外周面に沿って流れる比
較的質量の大きな塵埃が、その遠心力により排出ポート
管の排出通路に放り出され、排出通路の内壁と衝突して
そのまま排出通路にとどまるため、より高い集塵効果を
得ることができる。
外周面から垂直に外方へ突出して設けられているが、本
発明はこれに限られるものではなく、図5のように、塵
埃捕獲空間の接線方向に伸びて設けられてもよい。この
ようにすれば、塵埃捕獲空間の外周面に沿って流れる比
較的質量の大きな塵埃が、その遠心力により排出ポート
管の排出通路に放り出され、排出通路の内壁と衝突して
そのまま排出通路にとどまるため、より高い集塵効果を
得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるサイ
クロン式エアクリーナによれば、入口用切欠を通って塵
埃捕獲空間(円筒リング状空間)に入り込んだ空気が、
出口用穴を通り抜けてケース内へ戻ることにより、塵埃
捕獲空間に流れ込む空気量が増加する。すなわち、塵埃
捕獲空間に流れ込む塵埃の量が増加する。そして、入口
用切欠はフランジ部の外周が切り欠かれて形成されてい
るため、ケースの内周面に沿って流れてきた比較的質量
の大きな塵埃は、フランジ部の外周部と衝突することな
く入口用切欠を通って塵埃捕獲空間に入り込むことがで
きる。さらに、このようにして円筒リング状の塵埃捕獲
空間に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、塵埃捕獲
空間内を空気が旋回する際の遠心力により外方に放り出
されて塵埃捕獲空間の外周面に沿って流れる。そして、
フランジ部の外周部を残して開口された出口用穴ではフ
ランジ部の外周部と衝突してケース内へ戻ることができ
ないため、比較的質量の大きな塵埃は塵埃捕獲空間にと
どまったままでいる。そのため、従来のサイクロン式エ
アクリーナと比べてより高い集塵効果を得ることができ
る。
クロン式エアクリーナによれば、入口用切欠を通って塵
埃捕獲空間(円筒リング状空間)に入り込んだ空気が、
出口用穴を通り抜けてケース内へ戻ることにより、塵埃
捕獲空間に流れ込む空気量が増加する。すなわち、塵埃
捕獲空間に流れ込む塵埃の量が増加する。そして、入口
用切欠はフランジ部の外周が切り欠かれて形成されてい
るため、ケースの内周面に沿って流れてきた比較的質量
の大きな塵埃は、フランジ部の外周部と衝突することな
く入口用切欠を通って塵埃捕獲空間に入り込むことがで
きる。さらに、このようにして円筒リング状の塵埃捕獲
空間に入り込んだ比較的質量の大きな塵埃は、塵埃捕獲
空間内を空気が旋回する際の遠心力により外方に放り出
されて塵埃捕獲空間の外周面に沿って流れる。そして、
フランジ部の外周部を残して開口された出口用穴ではフ
ランジ部の外周部と衝突してケース内へ戻ることができ
ないため、比較的質量の大きな塵埃は塵埃捕獲空間にと
どまったままでいる。そのため、従来のサイクロン式エ
アクリーナと比べてより高い集塵効果を得ることができ
る。
【0021】また、塵埃捕獲空間に溜まったダストを外
部に排出させるためのアンローダバルブが、塵埃捕獲空
間の接線方向に伸びてキャップを貫通して形成された排
出通路の端部に取り付けられれば、塵埃捕獲空間の外周
面に沿って流れる比較的質量の大きな塵埃が、その遠心
力により排出通路に放り出され、排出通路の内壁と衝突
してそのまま排出通路にとどまるため、より高い集塵効
果を得ることができる。
部に排出させるためのアンローダバルブが、塵埃捕獲空
間の接線方向に伸びてキャップを貫通して形成された排
出通路の端部に取り付けられれば、塵埃捕獲空間の外周
面に沿って流れる比較的質量の大きな塵埃が、その遠心
力により排出通路に放り出され、排出通路の内壁と衝突
してそのまま排出通路にとどまるため、より高い集塵効
果を得ることができる。
【図1】本発明に係るサイクロン式エアクリーナの断面
図である。
図である。
【図2】上記サイクロン式エアクリーナの左側面図であ
る。
る。
【図3】上記サイクロン式エアクリーナの右側面図であ
る。
る。
【図4】上記サイクロン式エアクリーナを第1図の矢印
IV−IVに沿って見た端面図である。
IV−IVに沿って見た端面図である。
【図5】上記サイクロン式エアクリーナに対し、排出ポ
ート管が塵埃捕獲空間の接線方向に伸びて設けられたサ
イクロン式エアクリーナの右側面図である。
ート管が塵埃捕獲空間の接線方向に伸びて設けられたサ
イクロン式エアクリーナの右側面図である。
1 ケース
2 フィルタエレメント
3 キャップ
14 ダストカバー
14a フランジ部
14b 入口用切欠
14c 出口用穴
24 塵埃捕獲空間(円筒リング状空間)
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状のフィルタエレメントと、 一端に開口を有する有底円筒状の受容空間を備えて、前
記受容空間内に前記フィルタエレメントを受容保持し、
前記受容空間内に旋回空気流を生じさせる位置にエア入
口通路が設けられるとともに、前記フィルタエレメント
を通過して清浄化された空気を排出させるエア出口通路
が設けられたケースと、 前記開口を覆って前記ケースに取り付けられる円筒状の
キャップと、 前記キャップの内部に取り付けられ、前記キャップの内
周面との間に円筒リング状空間を形成する円筒状のダス
トカバーとを備え、 前記ダストカバーに前記ダストカバーの外周よりさらに
外側に拡がって前記キャップの内周面と接するフランジ
部が一体に設けられ、前記フランジ部に、前記フランジ
部の外周に沿って切り欠かれた入口用切欠を有するとと
もに、前記フランジ部の外周部を残して開口された出口
用穴を有し、前記エア入口通路から導入された空気中に
含まれる塵埃を、前記入口用切欠から前記円筒リング状
空間内に導入して捕獲するするように構成されているこ
とを特徴とするサイクロン式エアクリーナ。 - 【請求項2】 前記円筒リング状空間内に溜まったダス
トを外部に排出させるためのアンローダバルブが、前記
円筒リング状空間の接線方向に伸びて前記キャップを貫
通して形成された排出通路の端部に取り付けられること
を特徴とする請求項1に記載のサイクロン式エアクリー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318897A JP2003120444A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | サイクロン式エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001318897A JP2003120444A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | サイクロン式エアクリーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120444A true JP2003120444A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19136522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001318897A Pending JP2003120444A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | サイクロン式エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120444A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241996A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
CN102852676A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-02 | 朱鸿伟 | 一种发动机固定座 |
-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001318897A patent/JP2003120444A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241996A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
CN102852676A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-02 | 朱鸿伟 | 一种发动机固定座 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100398687B1 (ko) | 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체 | |
RU2271137C1 (ru) | Циклонный пылеуловитель и пылесос с циклонным пылеуловителем | |
KR100412586B1 (ko) | 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체 | |
KR100412584B1 (ko) | 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체 | |
RU2287978C1 (ru) | Пылеулавливающее устройство со множеством циклонных пылеуловителей | |
KR100554236B1 (ko) | 사이클론 집진장치 및 이를 구비한 진공 청소기 | |
RU2317765C1 (ru) | Циклонное устройство для отделения загрязнителей и пылесос, содержащий это устройство | |
KR100412585B1 (ko) | 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체 | |
KR100444323B1 (ko) | 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체 | |
KR100398681B1 (ko) | 진공청소기용 사이클론 집진장치의 그릴 조립체 | |
RU2275162C2 (ru) | Циклонное пылеулавливающее устройство пылесоса | |
RU2003129876A (ru) | Пылеулавливающее устройство циклонного типа, предназначенное для пылесоса | |
KR20020091510A (ko) | 진공청소기용 사이클론 집진장치 | |
JP2009530096A (ja) | 粒子分離器 | |
US6596045B2 (en) | Cyclonic device for vacuum cleaners having a dust outlet channel in an end wall | |
JPH0947618A (ja) | サイクロン式エアクリーナ | |
JPH08128366A (ja) | エアクリ−ナ | |
JP2007330672A (ja) | 集塵装置 | |
JP2003120444A (ja) | サイクロン式エアクリーナ | |
CN111801040B (zh) | 集尘装置以及电动吸尘器 | |
TWM524219U (zh) | 旋風式分離過濾器模組 | |
JP2005152643A (ja) | 真空掃除機のゴミ分離装置 | |
JPH09242625A (ja) | サイクロン式エアクリーナ | |
JP2005342304A (ja) | サイクロン式ゴミ分離装置および電気掃除機 | |
JP3902441B2 (ja) | サイクロン式エアクリーナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060825 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |